内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器

申请号 JP2018521504 申请日 2016-10-20 公开(公告)号 JP2018531722A 公开(公告)日 2018-11-01
申请人 パムテク コリア カンパニー リミテッド; PUM−TECH KOREA CO., LTD; 发明人 イ,ド フン;
摘要 本発明は、内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器に係り、より詳細には、容器本体の内部に支持体をヒンジ結合し、前記支持体の内側に回転フレームを回転可能に結合し、前記回転フレームの内側に内容物容器を固定結合し、前記内容物容器の内部に化粧料の含浸された含浸部材を内蔵し、前記支持体の内周縁に回転軸を形成し、前記回転フレームの外周縁に回転溝を形成して相互結合することにより、前記含浸部材の使用中に含浸部材の上部表面が乾燥して固まったときは、容器本体から支持体を持ち上げた後、前記支持体から回転フレームを回転させて内容物容器を覆し、しかる後に、支持体を再び容器本体に結合して使用することができるようにした、内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器に関する。
权利要求

容器本体(10)と、前記容器本体(10)の一側にヒンジ結合されて開閉する容器蓋(20)とから構成されるコンパクト容器であって、 前記容器本体(10)の内部にヒンジ結合され、内周縁に回転軸(34)が形成された支持体(30)と、 前記支持体(30)の内側に回転可能に結合され、外周縁に回転溝(44)が形成された回転フレーム(40)と、 前記回転フレーム(40)の内側に固定結合される内容物容器(50)と、 前記内容物容器(50)の内部に収容され、化粧料が含浸された含浸部材(60)とを含んでなり、 前記支持体(30)の外周縁の一側は容器本体(10)の前方内側にヒンジ結合され、前記支持体の外周縁の他側には支持体取っ手(32)が形成されることで、前記支持体(30)が容器本体(10)の後方で持ち上げられることを特徴とする、内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器。前記容器本体(10)の前面内側にはヒンジ結合突起(16)が形成され、前記支持体(30)の一側にはヒンジ結合溝(36)が形成されることで、互いに結合されることを特徴とする、請求項1に記載の内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器。前記回転フレーム(40)の上部と下部にはそれぞれ第1内容物蓋(41)と第2内容物蓋(42)が結合されることを特徴とする、請求項1に記載の内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器。前記第1内容物蓋(41)及び第2内容物蓋(42)の一側にはそれぞれ第1取っ手(412)と第2取っ手(422)が形成され、容器本体(10)の底面の一側には前記第1取っ手(412)または第2取っ手(422)の挿入される取っ手挿入ホール(12)が形成されることを特徴とする、請求項3に記載の内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器。前記回転フレーム(40)の外周縁は、中央部の外径が大きく、上端と下端の外径が中央部の外径よりも小さい「( )」形状の曲面をなすことを特徴とする、請求項1に記載の内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器。

说明书全文

本発明は、内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器に係り、より詳細には、容器本体の内部に支持体をヒンジ結合し、前記支持体の内側に回転フレームを回転可能に結合し、前記回転フレームの内側に内容物容器を固定結合し、前記内容物容器の内部に化粧料の含浸された含浸部材を内蔵し、前記支持体の内周縁に回転軸を形成し、前記回転フレームの外周縁に回転溝を形成して相互結合することにより、前記含浸部材の使用中に含浸部材の上部表面が乾燥して固まったときは、容器本体から支持体を持ち上げた後、前記支持体から回転フレームを回転させて内容物容器を覆し、しかる後に、支持体を再び容器本体に結合して使用することができるようにした、内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器に関する。

また、本発明は、容器本体の前面内側に支持体をヒンジ結合し、前記支持体のヒンジ結合部の反対側に支持体取っ手を形成することにより、容器蓋または支持体が回転するときに互いに影響を与えないようにし、ユーザーが前記支持体取っ手を掴んで容器本体から容易に支持体を持ち上げることができるようにして使いやすくした、内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器に関する。

メーキャップ化粧品は、肌に栄養分を供給する基礎化粧品とは異なり、顔料が含まれており、肌のトーン(tone)を調整して審美性を向上させる化粧品である。

前記メーキャップ化粧品は、肌色を均一にし且つ欠点をカバーするために使用されるベースメーキャップと、唇、目、爪など部分的に立体感を高めるポイントメーキャップに大別される。一般に、前記ベースメーキャップはメイクアップベース、ファンデーション、パウダーなどに分けられ、ポイントメーキャップはリップスティック、アイライナー、マスカラなどに分けられる。

前記ファンデーションは、化粧料の形態によって固形ファンデーション、液状ファンデーション、ゲル状ファンデーションに区分される。固形ファンデーションの場合は、カバーは高いものの、メイク直しの際に化粧がヨレるという欠点があり、液状ファンデーションの場合は、密着感は良いものの、化粧もちが弱いという欠点がある。これにより、最近、化粧もちがよく且つ肌への塗布の際に密着感が良いゲル状ファンデーションを好む消費者が多くなった。

前記ゲル状ファンデーションは、一般に、ゲル状ファンデーションをガラス容器またはチューブ容器に充填して、使用の際にユーザーが手に取ったり絞り出したりしてパフまたは手を使って肌に塗布する方式で使用する。

しかし、従来技術は、ユーザーが使用するたびに手に化粧料が付くので、毎回手を洗わなければならず、使用上不便があるという問題点があった。さらに、上述のように化粧料の付いた手を洗うことにより化粧料が失われるという問題点があった。

かかる問題点を解決するために、 韓国特許第10−1257628号には、図1に示すコンパクト容器が開示されている。この従来技術は、コンパクトケースの内部に発泡ウレタンフォームを内蔵し、前記発泡ウレタンフォームにゲル状ファンデーションを含浸させたタイプのコンパクト容器である。

前記従来技術のコンパクト容器を使う際には、パフで発泡ウレタンフォームに含浸されたゲル状ファンデーションを付けて肌に塗る。ところが、前記発泡ウレタンフォームに含浸されたゲル状ファンデーションを使用すると、発泡ウレタンフォームの下部分に含浸されたゲル状ファンデーションがまだ残っているにも拘わらず、発泡ウレタンフォームの上部分にあったゲル状ファンデーションが減少することにより、発泡ウレタンフォームの表面が乾燥し、結果として硬く固まってしまい、それ以上ゲル状ファンデーションの内容物を付けて塗ることができなくなるという問題点があった。

これにより、ユーザーは、表面が固まってしまった発泡ウレタンフォームをコンパクトケースから取り外した後、覆してコンパクトケースに再び埋め込むことで、発泡ウレタンフォームの下部分に残っているゲル状ファンデーションを使用しなければならない不便があった。

かかる問題点を解決するために、図2に示すように、本出願人は、韓国実用新案登録第20−0476245号で化粧品用コンパクトケースを出願したことがある。

前記従来技術は、ケース本体1と蓋2とがヒンジhで結合され、化粧品内容物収容体3が前記ヒンジhに結合され、前記化粧品内容物収容体3はフレーム4と、前記フレーム4の内側で回転できるように結合された回転ユニット5とから構成されるが、前記回転ユニット5の上、下部には第1蓋6と第2蓋7がヒンジ結合され、 前記回転ユニットの内部にはゲル状ファンデーションの含浸された発泡ウレタンフォームが内蔵される。

前記従来技術は、発泡ウレタンフォームの下側に残っているゲル状ファンデーションが発泡ウレタンフォームの上側に位置するように回転ユニット5を回して化粧品内容物収容体3に装着した後、前記発泡ウレタンフォームに残っているゲル状ファンデーションの残量を使用するのである。

ところが、前記従来技術は、化粧品内容物収容体3がケース本体1及び蓋2と一緒にヒンジhで結合されているので、ユーザーが前記蓋2を回転させて開いたときに化粧品内容物収容体3も一緒に回転して持ち上げられるか、化粧品内容物収容体3を持ち上げるときに蓋2がさらに反らされるなど、互いに回転に影響を与えるという問題点があった。

また、前記従来技術は、回転ユニット5の上、下部に結合された第1蓋6及び第2蓋7の一側にそれぞれ取っ手が突出しており、ケース本体1と回転ユニット5との間に空き空間が形成され、これによりケース本体1の内部空間の活用において非効率的であるという問題点があった。

本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、その目的は、容器本体の内部に支持体をヒンジ結合し、前記支持体の内側に回転フレームを回転可能に結合し、前記回転フレームの内側に内容物容器を固定結合し、前記内容物容器の内部に化粧料の含浸された含浸部材を内蔵し、前記支持体の内周縁に回転軸を形成し、前記回転フレームの外周縁に回転溝を形成して相互結合することにより、前記含浸部材の使用中に含浸部材の上部表面が乾燥して固まったときは、容器本体から支持体を持ち上げた後、前記支持体から回転フレームを回転させて内容物容器を覆し、しかる後に、支持体を再び容器本体に結合して使用することができるようにした、内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器を提供することにある。

また、本発明の他の目的は、容器本体の前面内側に支持体をヒンジ結合し、前記支持体のヒンジ結合部の反対側に支持体取っ手を形成することにより、容器蓋または支持体が回転するときに互いに影響を与えないようにし、ユーザーが前記支持体取っ手を掴んで容器本体から容易に支持体を持ち上げることができるようにして使いやすくした、内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器を提供することにある。

また、本発明の別の目的は、回転フレームの上部と下部に第1内容物蓋と第2内容物蓋を結合し、前記第1、第2内容物蓋の一側に取っ手を形成し、容器本体の底面に取っ手挿入ホールを形成して前記第1、2内容蓋の取っ手が挿入されるようにすることにより、容器本体と第1、第2内容物蓋との間に空き空間が生じることを防止し、これにより容器本体の内部空間を効率よく使用することができる、内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器を提供することにある。

本発明は、容器本体10と、前記容器本体10の一側にヒンジ結合されて開閉する容器蓋20とから構成されるコンパクト容器であって、 前記容器本体10の内部にヒンジ結合され、内周縁に回転軸34が形成された支持体30と、 前記支持体30の内側に回転可能に結合され、外周縁に回転溝44が形成された回転フレーム40と、 前記回転フレーム40の内側に固定結合される内容物容器50と、 前記内容物容器50の内部に収容され、化粧料が含浸された含浸部材60とを含んでなり、 前記支持体30の外周縁の一側は容器本体10の前方内側にヒンジ結合され、前記支持体の外周縁の他側には支持体取っ手32が形成されることで、前記支持体30が容器本体10の後方で持ち上げられることを特徴とする、内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器を提供する。

また、前記容器本体10の前面内側にはヒンジ結合突起16が形成され、前記支持体30の一側にはヒンジ結合溝36が形成されることで、互いに結合されることを特徴とする。

また、前記回転フレーム40の上部と下部には、それぞれ第1内容物蓋41と第2内容物蓋42が結合されることを特徴とする。

また、前記第1内容物蓋41及び第2内容物蓋42の一側にはそれぞれ第1取っ手412と第2取っ手422が形成され、容器本体10の底面の一側には前記第1取っ手412または第2取っ手422の挿入される取っ手挿入ホール12が形成されることを特徴とする。

また、前記回転フレーム40の外周縁は、回転フレーム40が支持体30の内側で容易に回転することができるように中央部の外径が大きく、上端と下端の外径が中央部の外径よりも小さい「( )」形状の曲面をなすことを特徴とする。

また、前記内容物容器50の上部には、内容物容器50の内部に収容された含浸部材60が外部へ離脱することを防止する固定具70がさらに形成され得る。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器は、容器本体の内部に支持体をヒンジ結合し、前記支持体の内側に回転フレームを回転可能に結合し、前記回転フレームの内側に内容物容器を固定結合し、前記内容物容器の内部に化粧料の含浸された含浸部材を内蔵し、前記支持体の内周縁に回転軸を形成し、前記回転フレームの外周縁に回転溝を形成して相互結合することにより、前記含浸部材の使用中に含浸部材の上部表面が乾燥して固まったときは、容器本体から支持体を持ち上げた後、前記支持体から回転フレームを回転させて内容物容器を覆し、しかる後に、支持体を再び容器本体に結合して使用することができるようにしたのである。

また、容器本体の前面内側に支持体をヒンジ結合し、前記支持体のヒンジ結合部の反対側に支持体取っ手を形成することにより、容器蓋または支持体が回転するときに互いに影響を与えないようにし、ユーザーが前記支持体取っ手を握って容器本体から容易に支持体を持ち上げることができるようにして使いやすいという効果がある。

また、回転フレームの上部と下部に第1内容物蓋と第2内容物蓋を結合し、前記第1内容物蓋及び第2内容物蓋の一側に取っ手を形成し、容器本体の底面に取っ手挿入ホールを形成して前記第1、2内容物蓋の取っ手が挿入されるようにすることにより、容器本体と第1、第2内容物蓋との間に空き空間が生じることを防止し、これにより容器本体の内部空間を効率よく使用することができる。

従来の化粧料組成物が含浸された発泡ウレタンフォームを含む化粧品を示す図である。

化粧品用コンパクトケースを示す図である。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の斜視図である。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の分解斜視図である。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器のA−A断面図である。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器のB−B断面図である。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の支持体を持ち上げる様子を示す斜視図である。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の支持体を持ち上げる様子を示すC−C断面図である。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の回転フレームを回転させる様子を示す斜視図である。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の回転フレームを回転させる様子を示すD−D断面図である。

以下、本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器を添付図面を参照して詳細に説明する。

図3は本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の斜視図、図4は本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の分解斜視図、図5は本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器のA−A断面図、図6は本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器のB−B断面図である。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器は、容器本体10と、前記容器本体10の一側にヒンジ結合されて開閉する容器蓋20とから構成されるコンパクト容器であって、前記容器本体10の内部にヒンジ結合され、内周縁に回転軸34が形成された支持体30と、前記支持体30の内側に回転可能に結合され、外周縁に回転溝44が形成された回転フレーム40と、前記回転フレーム40の内側に固定結合される内容物容器50と、前記内容物容器50の内部に収容され、化粧料が含浸された含浸部材60とを含んでなり、 前記支持体30の外周縁の一側は容器本体10の前方内側にヒンジ結合され、前記支持体の外周縁の他側には支持体取っ手32が形成されることで、前記支持体30が容器本体10の後方で持ち上げられること特徴とする。

前記容器本体10は、内部中央に支持体30が装着され、内側には一対の支持体装着溝13が形成される。

前記容器本体10の前面にはボタン14が形成され、前記ボタン14の上側には、ユーザーの押圧動作によって容易に後退する係止突起15が一体に形成される。

前記容器本体10の前面内側、すなわちボタン14の後ろ側にはヒンジ結合突起16が形成されて支持体30がヒンジ結合される。

前記容器本体10の底面の一側には、第1取っ手412または第2取っ手422が挿入される取っ手挿入ホール12が形成される。

前記容器蓋20は、容器本体10とヒンジ結合され、前記容器本体10のヒンジ結合突起16の反対側にヒンジ結合されて前記容器本体10を開閉する役割を果たす。

前記容器蓋20の一側には、容器本体10の係止突起15と対応する突起形状のフック25が形成されるが、前記フック25は、容器本体10の係止突起15に締結される。

前記容器蓋20の内側には、ユーザーが容易にメーキャップをすることができるように鏡22が備えられる。

前記支持体30は、容器本体10の内部に装着され、リング状に形成される。

前記支持体30の一側にはヒンジ結合溝36が形成され、このヒンジ結合溝は容器本体10のヒンジ結合突起16にヒンジ結合される。

前記支持体30のヒンジ結合溝36の反対側には、ユーザーが容易に支持体30を掴んで持ち上げることができるように支持体取っ手32が形成される。

すなわち、本発明に係るコンパクト容器は、容器本体10の一側に容器蓋20をヒンジ結合し、反対側に支持体30をヒンジ結合することにより、容器本体10から容器蓋20または支持体30を回転させて開くときに互いに影響を与えなくなる。

前記支持体30の内周縁には一対の回転軸34が突出しており、前記回転軸34は、回転フレーム40が回転するための軸の役割を果たす。

前記回転軸34の上部には、回転フレーム40が回転するときに第1、第2内容物蓋41、42の第1、第2取っ手412、422またはヒンジ部43がかかることを防止する回転係止防止溝38が形成される。

前記回転フレーム40は、支持体30の内側に回転可能に結合される。

前記回転フレーム40の外周縁には一対の回転溝44が形成され、この回転溝44に前記支持体30の回転軸34が挿入される。

前記回転フレーム40の内周縁には、内容物容器50が結合される結合環状突起46が突設される。

前記回転フレーム40の上部と下部には、内容物容器50の上部と下部を密閉させる第1内容物蓋41と第2内容物蓋42がヒンジ結合される。

前記第1、第2内容物蓋41、42は、一側にそれぞれ第1取っ手412と第2取っ手422が突出し、下部にそれぞれ第1密閉環状突起414と第2密閉環状突起424が下方に伸びている。

前記第1、第2内容物蓋41、42の第1取っ手412または第2取っ手422は容器本体10の取っ手挿入ホール12に挿入される。よって、容器本体10の底面と第1、第2内容物蓋41、42との間に空き空間が生じることを防止し、これにより容器本体10の内部空間を効率よく使用することができる。

前記第1、第2内容物蓋41、42の第1、第2取っ手412、422は上面が曲面状に形成されるが、これは、回転フレーム40が支持体30の内側で回転するとき、前記第1、第2取っ手412、422が支持体30の回転係止防止溝38の両側面にかかることなく容易に回転することができるようにするためである。

前記回転フレーム40の外周縁は、回転フレーム40が支持体30の内側で容易に回転することができるように中央部の外径が大きく、上端と下端の外径が中央部の外径よりも小さい「( )」形状の曲面をなす。

前記内容物容器50は、回転フレーム40の内側に固定さ結合され、内部に含浸部材60が内蔵される。

前記内容物容器50は、上部と下部が開放された円筒状であり、内壁51、前記内壁51から外側に一定間隔離間して形成された外壁52、及び前記内壁51と外壁52とを連結する連結部53から構成される。

前記内容物容器50の内壁51の下端には係止顎54が内側に延設され、前記係止顎54は、内容物容器50の内部に収容された含浸部材60が外部へ離脱しないようにするものである。

前記内容物容器50の外壁52の外周縁には上部結合突起55と下部結合突起56が交互に形成され、前記上部結合突起55と下部結合突起56との間に回転フレーム40の結合環状突起46が挟まれて内容物容器50が固定される。

また、前記内容物容器50の内壁51の上部には、内容物容器50の内部に収容された含浸部材60が外部へ離脱することを防止する固定具70がさらに形成される。

前記固定具70は、内壁51の上端に装着される平延長部71と、前記水平延長部71の下側に延設され、内壁51と外壁52との間に結合される下部延長部72とからなる。

前記含浸部材60は、内容物容器50の内部に収容され、ゲル状ファンデーション化粧料が含浸される。

次に、上述のように構成された内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の組立方法を説明する。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器を組み立てるためには、図4乃至図6に示すように、まず、内容物容器50の内側に化粧料が含浸された含浸部材60を挿入し、固定具70を内容物容器50の内壁51の上端に結合して含浸部材60を固定する。

その後、前記内容物容器50を回転フレーム40の内側に結合し、前記内容物容器50の上部結合突起55と下部結合突起56との間に回転フレーム40の結合環状突起46を挟んで内容物容器50が固定されるようにする。

次いで、前記回転フレーム40の上部と下部に第1内容物蓋41と第2内容物蓋42をヒンジ結合する。

次に、前記回転フレーム40を支持体30の内側に結合し、前記支持体30の回転軸34が回転フレーム40の回転溝44に差し込まれるようにする。

最後に、一側に容器蓋20がヒンジ結合された容器本体10の内部に上述のように組み立てられた支持体30をヒンジ結合するが、前記容器本体10のヒンジ結合突起16が支持体30のヒンジ結合溝36にヒンジ結合されるようにし、第2内容物蓋42の第2取っ手422が容器本体10の取っ手挿入ホール12に挿入されるようにすることにより、本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の組み立てを完了する。

以下、上述のような方法で組み立てられた、内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の使用方法を説明する。

図7は本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の支持体を持ち上げる様子を示す斜視図、図8は本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の支持体を持ち上げる様子を示すC−C断面図、図9は本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の回転フレームを回転させる様子を示す斜視図、図10は本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の回転フレームを回転させる様子を示すD−D断面図である。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器を使用するためには、まず、容器本体10の一側に形成されたボタン14を押圧して容器本体10から容器蓋20を開放する。

その後、内容物容器50の上部に形成された第1内容物蓋41の第1取っ手412を掴んで回動させて前記内容物容器50から第1内容物蓋41を開放した後、パフなどの化粧道具で、内容物容器50の内部に収容された含浸部材60を付けて肌にまんべんなく塗る。

メーキャップの終了後には、前記第1内容物蓋41を回動させて内容物容器50を閉じた後、前記容器蓋20を回動させて容器本体10を閉じる。

本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の含浸部材60を使用する途中、前記含浸部材60の上部分に含浸された化粧料が全て消尽し、含浸部材60の表面が乾燥して固まってしまうと、前記含浸部材60を覆して使用するが、まず、図7及び図8に示すように、支持体30の支持体取っ手32を掴んで前記支持体30を容器本体10の後方から持ち上げることにより、回転フレーム40が回転できる空間を確保する。

このとき、前記支持体30は、容器本体10の前面内側にヒンジ結合されており、容器蓋20は、容器本体10の反対側にヒンジ結合されているので、前記支持体30が回転するとき、容器蓋20に影響を与えなくなる。

その後、図9及び図10に示すように、回転フレーム40を支持体30の回転軸34を中心に回転させることにより、内部に含浸部材60が収容された内容物容器50を覆す。

この際、前記回転フレーム40の第1、第2内容物蓋41、42とヒンジ部43は、支持体30の回転係止防止溝38内で回転して支持体30に係止されないようにする。

最後に、前記支持体30を降ろして、図3及び図5に示すように容器本体10の内部に装着させることにより、本発明に係る内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器の使用を完了する。

以上、本発明で説明したのは、 内容物容器が回転して残量を防止するコンパクト容器を実施するための一つの実施形態に過ぎないものであり、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。添付された請求の範囲で請求するように、本発明の要旨を逸脱することなく当該発明の属する分野における通常の知識を有する者であれば誰でも様々な変更実施が可能な範囲まで本発明の範囲に属するものと看做されるべきである。

10 容器本体 12 取っ手挿入ホール 16 ヒンジ結合突起 20 容器蓋 30 支持体 32 支持体取っ手 34 回転軸 36 ヒンジ結合溝 40 回転フレーム 41 第1内容物蓋 42 第2内容物蓋 44 回転溝 50 内容物容器 60 含浸部材 70 固定具 412 第1取っ手 422 第2取っ手

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