気泡性材料を含むスクリーンを備える装置 |
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申请号 | JP2017520415 | 申请日 | 2015-10-19 | 公开(公告)号 | JP2017530826A | 公开(公告)日 | 2017-10-19 |
申请人 | ロレアル; | 发明人 | アラン・ベロー; | ||||
摘要 | 包装 および塗布の装置(1)であって、塗布される製品(P)を収容する容器(10)と、容器(10)に収容される製品(P)が出るために通る、気泡性で変形可能な材料を含むスクリーン(30)と、を備え、容器(10)が底部(12)を備え、容器(10)内の製品(P)が使い果たされたとき、スクリーン(30)が容器(10)の底部(12)と 接触 することができる、包装および塗布の装置(1)。 | ||||||
权利要求 | 塗布される製品(P)を収容する容器(10)と、 前記容器(10)に収容される前記製品(P)が出るために通る、気泡性で変形可能な材料を含むスクリーン(30)と、 を備え、 前記容器(10)が底部(12)を備え、前記容器(10)内の前記製品(P)が使い果たされたとき、前記スクリーン(30)が前記容器(10)の前記底部(12)と接触することができる、包装および塗布の装置(1)。前記スクリーン(30)が前記気泡性材料によって構成される、請求項1に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が弾性的に変形可能である、請求項1または2に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が、ポリウレタンPU発泡体、ポリエチレンPE発泡体、EVA発泡体、PVC発泡体、含浸PU発泡体、気泡性EPDMゴム、気泡性ネオプレンゴム、気泡性ニトリルゴム(NBR/PVC)、コンパクトネオプレンゴム、硬質EPDMゴム、固体SBRゴム、コンパクトニトリルゴム、海綿状ゴム(EPDM、ネオプレン、シリコーン)、ポリエーテル、および/またはポリエステルを含む、具体的にはポリウレタンPU発泡体、ポリエチレンPE発泡体、EVA発泡体、PVC発泡体、含浸PU発泡体、気泡性EPDMゴム、気泡性ネオプレンゴム、気泡性ニトリルゴム(NBR/PVC)、コンパクトネオプレンゴム、硬質EPDMゴム、固体SBRゴム、コンパクトニトリルゴム、海綿状ゴム(EPDM、ネオプレン、シリコーン)、ポリエーテル、および/またはポリエステルからなる、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が単層または多層とされる、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が貫通オリフィス(35)を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置(1)。前記製品(P)が流体である、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置(1)。前記製品(P)の粘度が0.37Pa.sから0.57Pa.sまでの間である、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置(1)。前記製品(P)が、化粧製品であり、具体的には、ファンデーション、コンシーラ製品、コンプレクションコレクタ、またはケア製品である、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置(1)。前記装置(1)が、前記製品(P)が取り上げられていないときに前記スクリーン(30)を覆う保護蓋(40)を備え、前記装置が、前記保護蓋(40)と前記スクリーン(30)との間に収容される塗布具(20)を有さない、請求項1から9のいずれか一項に記載の装置(1)。前記スクリーンの厚さ(e)が、使用中に前記製品(P)が通過する前記スクリーンの部分において実質的に一定である、請求項1から10のいずれか一項に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が、その周辺部において、前記装置(1)の残りの部分に固定される、請求項1から11のいずれか一項に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が、その周辺部において、前記スクリーン(30)を保持するための少なくとも1つの下方環体(60)と、前記スクリーン(30)を保持するための少なくとも1つの上方環体(70)とによって、前記装置(1)の残りの部分に固定され、前記下方環体(60)と前記上方環体(70)とが、具体的にはスナップ留めによって互いと係合する、請求項12に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が、その周辺部において、前記スクリーン(30)とオーバーモールドされた少なくとも1つの環体によって前記装置(1)の残りの部分に固定される、請求項12に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が、その周辺部において、前記容器(10)と少なくとも1つの固定環体との間に挟み付けられることによって前記装置(1)の残りの部分に固定される、請求項12に記載の装置(1)。前記容器(10)が、前記下方環体(60)を受け入れるための環状溝(19)を備える、請求項13に記載の装置(1)。前記気泡性材料が連続気泡性材料である、請求項1から16のいずれか一項に記載の装置(1)。前記気泡性材料が独立気泡材料であり、前記スクリーン(30)が、それを貫通する1つまたは複数の貫通オリフィス(35)を有する、請求項1から16のいずれか一項に記載の装置(1)。前記容器(10)の前記底部(12)が、前記スクリーン(30)に向かう凹状形を有する、請求項1から18のいずれか一項に記載の装置(1)。前記容器(10)における前記製品(P)が使い果たされたとき、前記スクリーン(30)が前記容器(10)の前記底部(12)の形状にぴったり合うことができる、請求項1から19のいずれか一項に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が追従するものではない、請求項1から20のいずれか一項に記載の装置(1)。製品(P)がないとき、および、前記スクリーン(30)を前記容器(10)の前記底部(12)に押し付けるために対応する圧力が上方から及ぼされないとき、前記スクリーン(30)が、前記容器(10)の前記底部(12)における任意の位置と可逆的に接触する、請求項1から21のいずれか一項に記載の装置(1)。請求項1から22のいずれか一項に記載の装置(1)を用いて、塗布具(20)に製品を装填するステップと、 前記製品をヒトのケラチン物質の処置対象領域に塗布するステップと を含むメーキャップ方法。 塗布される製品(P)を収容する容器(10)と、 前記容器(10)に収容される前記製品(P)が出るために通る、気泡性で変形可能な材料を含むスクリーン(30)と を備え、 前記容器(10)が底部(12)を備え、前記容器(10)内の前記製品(P)が使い果たされたとき、前記スクリーン(30)が前記容器(10)の前記底部(12)と接触することができる、包装および塗布の装置(1)。前記スクリーン(30)が前記気泡性材料によって構成され、および/または前記スクリーン(30)が弾性的に変形可能である、請求項1に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が、ポリウレタンPU発泡体、ポリエチレンPE発泡体、EVA発泡体、PVC発泡体、含浸PU発泡体、気泡性EPDMゴム、気泡性ネオプレンゴム、気泡性ニトリルゴム(NBR/PVC)、コンパクトネオプレンゴム、硬質EPDMゴム、固体SBRゴム、コンパクトニトリルゴム、海綿状ゴム(EPDM、ネオプレン、シリコーン)、ポリエーテル、および/またはポリエステルを含む、具体的には、ポリウレタンPU発泡体、ポリエチレンPE発泡体、EVA発泡体、PVC発泡体、含浸PU発泡体、気泡性EPDMゴム、気泡性ネオプレンゴム、気泡性ニトリルゴム(NBR/PVC)、コンパクトネオプレンゴム、硬質EPDMゴム、固体SBRゴム、コンパクトニトリルゴム、海綿状ゴム(EPDM、ネオプレン、シリコーン)、ポリエーテル、および/またはポリエステルからなる、請求項1または2に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が単層または多層とされ、および/または前記スクリーン(30)が貫通オリフィス(35)を有し、および/または前記製品(P)が流体であり、および/または前記製品(P)の粘度が0.37Pa.sから0.57Pa.sまでの間である、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置(1)。前記製品(P)が、化粧製品であり、具体的には、ファンデーション、コンシーラ製品、コンプレクションコレクタ、またはケア製品である、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置(1)。前記装置(1)が、前記製品(P)が取り上げられていないときに前記スクリーン(30)を覆う保護蓋(40)を備え、前記装置が、前記保護蓋(40)と前記スクリーン(30)との間に収容される塗布具(20)を有さない、請求項1から5のいずれか一項に記載の装置(1)。前記スクリーンの厚さ(e)が、使用中に前記製品(P)が通過する前記スクリーンの部分において実質的に一定である、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が、その周辺部において、前記装置(1)の残りの部分に固定される、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が、その周辺部において、前記スクリーン(30)を保持するための少なくとも1つの下方環体(60)と、前記スクリーン(30)を保持するための少なくとも1つの上方環体(70)とによって、前記装置(1)の残りの部分に固定され、前記下方環体(60)と前記上方環体(70)とが、具体的にはスナップ留めによって互いと係合し、前記容器(10)が好ましくは前記下方環体(60)を受け入れるための環状溝(19)を備える、または前記スクリーン(30)が、その周辺部において、前記スクリーン(30)とオーバーモールドされた少なくとも1つの環体によって前記装置(1)の残りの部分に固定される、または前記スクリーン(30)が、その周辺部において、前記容器(10)と少なくとも1つの固定環体との間に挟み付けられることによって前記装置(1)の残りの部分に固定される、請求項8に記載の装置(1)。前記気泡性材料が独立気泡材料であり、前記スクリーン(30)が、それを貫通する1つまたは複数の貫通オリフィス(35)を有する、または前記気泡性材料が連続気泡材料である、請求項1から9のいずれか一項に記載の装置(1)。前記容器(10)の前記底部(12)が、前記スクリーン(30)に向かう凹状形を有する、請求項1から10のいずれか一項に記載の装置(1)。前記容器(10)における前記製品(P)が使い果たされたとき、前記スクリーン(30)が前記容器(10)の前記底部(12)の形状にぴったり合うことができる、請求項1から11のいずれか一項に記載の装置(1)。前記スクリーン(30)が追従するものではない、請求項1から12のいずれか一項に記載の装置(1)。製品(P)がないとき、および、前記スクリーン(30)を前記容器(10)の前記底部(12)に押し付けるために対応する圧力が上方から及ぼされないとき、前記スクリーン(30)が、前記容器(10)の前記底部(12)における任意の位置と可逆的に接触する、請求項1から13のいずれか一項に記載の装置(1)。請求項1から14のいずれか一項に記載の装置(1)を用いて、塗布具(20)に製品を装填するステップと、 前記製品をヒトのケラチン物質の処置対象領域に塗布するステップと を含むメーキャップ方法。 |
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说明书全文 | 本発明は、化粧製品を包装するための装置に関する。 本発明は、より詳細には、塗布される製品を収容する容器と、容器に含まれる製品が通って出ることができるスクリーンとを備える装置に関する。 数多くのこの種類の装置が知られており、様々な形および配置を有する、製品が出るために通る分注オリフィスを有するスクリーンを持つ。スクリーンは、追従するものである場合もそうでない場合もあり、つまり、製品の分注の間および容器が空になる間、容器内で下降する場合もそうでない場合もある。 特許文献1は、六角形の断面の中心分注オリフィスと、この中心オリフィスの周りに配置され、各々が細長い形を有すると共に実質的に径方向に配向される主軸を有する複数の分注オリフィスとを有するスクリーンを備える装置を開示している。 特許文献2は、容器が空になる間にスクリーンが容器の中で下降するとき、製品を収容する容器の筐体の縁に対して屈曲できるタブが設けられた支持フレームに固定された格子によってスクリーンが構成される装置を開示している。 特許文献3は、閉止要素と、閉止要素の閉位置において、圧縮可能な多孔性部材にもたれ掛かり、製品をそれ自体に装填させることができる塗布具とを備える装置を教示している。 特許文献4は、弾性材料から作られた分離要素を備えるメーキャップパウダー容器を記載しており、切断部がこの分離要素を貫いて形成される。切断部は、機械的な圧力が加えられないときに閉じられ、メーキャップパウダーを分離要素で通過させるために、使用中に分離要素を伸長することで開けられる。 中国実用新案広告第202664613号明細書 特開2003−79425号公報 仏国特許出願公開第2815832号明細書 仏国特許出願公開第2856255号明細書
具体的には、スクリーンの製造を単純化するために、ならびに、製品の塗布および/または塗布具の装填を向上するために、スクリーンを備える包装装置をさらに改善する必要性がある。 本発明は、この目的を、 − 塗布される製品を収容する容器と、 − 容器に収容される製品が出るために通る、気泡性で変形可能な材料を含むスクリーンと を備え、 容器が底部を備え、容器内の製品が使い果たされたとき、スクリーンが容器の底部と接触することができる、化粧製品を包装するための装置のおかげで達成する。 スクリーンを構成する材料の気泡性の性質は、具体的には連続多孔性の場合に、使用者がスクリーンの上方面から製品を取り上げることができるようにするために、容器に収容されている製品が、スクリーンをその下方面からその上方面へと容易に通過できるようにする。 適切な品質の製品は、スクリーンの上方面から取り上げられ得る。具体的には、装置は、使用者と、容器に収容されている製品の塊との間にスクリーンによって構成される境界面を提供することで、取り上げられる製品の量を制限および制御することを可能にする。 スクリーンは、細孔に製品の一部を保持できる。 気泡性の性質は、製品が取り上げられるときに製品を削ぎ取るのに好都合である比較的粗い表面をスクリーンに持たせることも可能にし、それによって、塗布具をより均一に装填させることを可能にもできる。 製品は、例えば、指、スポンジ、植毛もしくは非植毛とされたプラスチック塗布具、または細かいブラシで、取り上げられる。 容器における製品が使い果たされたときにスクリーンが容器の底部と接触することができることは、製品の容器をほとんど完全に空にすることを可能にする。 容器における製品が使い果たされたとき、スクリーンは容器の底部の形状にぴったり合うことが可能であり得る。 スクリーンは、容器に収容されている製品に向かって配向される下方面と、容器に収容されている製品から離れている上方面とを備える。 スクリーンの下方面と上方面との間の最大厚さは、スクリーンの厚さとも呼ばれ、スクリーンは膜と称されることもあり得る。 スクリーンの厚さは0.4mmから5mmまでの間であり得る。 スクリーンの上方面の面積は180mm2から3800mm2までの間であり得る。 上方面のこのような面積とスクリーンのこのような厚さとは、使用者が製品にアクセスするための大きな表面を得ることを可能にする一方、必要となる気泡性材料の量と、使用の終わりにスクリーンにおいて捕捉されて残ってしまう製品量とを最小限にすることを可能にする。 スクリーンは、好ましくは、全体が気泡性材料によって構成される。 容器の最初の充填の程度に依存して、および、スクリーンが追従するものであるかどうかに依存して、容器に収容されている製品は、使用者によって圧力がスクリーンに加えられないとき、スクリーンの下方面と接触していてもよいし、または、接触していなくてもよい。 好ましくは、スクリーンは、前記製品が取り上げられているとき、容器に収容されている製品の表面に密接する。 スクリーンは、好ましくは、弾性的に変形可能である。このことにより、圧力が加えられていないときに製品がスクリーンの下方面とすでに接触していない場合、その下方面を容器に収容されている製品と接触させるために使用者によって及ぼされる圧力の下でスクリーンを変形させることができる。製品が未使用時にスクリーンの下方面とすでに接触しているとき、これは、スクリーンに製品を装填することと、スクリーンの上方面において使用者に利用可能である製品の量を増加させることとをより容易にする。 スクリーンは、具体的には、ポリウレタンPU発泡体、ポリエチレンPE発泡体、EVA発泡体、PVC発泡体、含浸PU発泡体、気泡性EPDMゴム、気泡性ネオプレンゴム、気泡性ニトリルゴム(NBR/PVC)、成形ネオプレンゴム、硬質EPDMゴム、固体SBRゴム、成形ニトリルゴム、海綿状ゴム(EPDM、ネオプレン、シリコーン)、ポリエーテル、および/またはポリエステルの成分を含み得る。 気泡性材料は連続気泡材料であり得る。 変形では、気泡性材料は独立気泡材料であり、スクリーンが、それを貫通する1つまたは複数の貫通オリフィスを有し、貫通オリフィスは、例えばレーザー切断によって作製される。 スクリーンの材料が連続気泡材料であるとき、スクリーンは、切断または穿孔によって作製される任意の貫通オリフィスを有することが可能である。 スクリーンは、好ましくは、単層または多層とされる。例えば、異なる気孔率を有する複数の材料層がある。 連続気泡を有するにせよ、有しないにせよ、スクリーンは貫通オリフィスを有し得る。貫通オリフィスは、各々、円形の断面、または、具体的には多角形といった非円形の断面を有し得る。 貫通オリフィスは、それらの厚さを貫く一定または非一定の断面を有し得る。 貫通オリフィスは、穿孔、および/または、具体的にはレーザー切断といった切断によって作製され得る。 スクリーンは、特には連続気泡材料から作られるとき、貫通する空洞ではない空洞を有してもよく、前記空洞は、例えば、切断、穿孔、または研削によって作製される。材料の厚さを局所的に低減することで、これらの空洞は、製品がスクリーンを通過するのを助けることができる。 スクリーンは、追従するものであってもよいし、または、そうでなくてもよい。 製品は好ましくは流体である。 製品の粘度は、40UD(Deviation Unit:偏差単位)から90UDまでの間、好ましくは55UDから80UDまでの間、または、366cP(センチポアズ)から569cPまでの間、または、0.37Pa.sから0.57Pa.sまでの間であり得る。 この粘度は、製品の低粘度から中粘度までについて選択された、1分間当たり200回転の速度で回転するMS−R2スピンドルが搭載されたRheomat 180(Lamy)で、25℃において測定されるものである。測定は、10分間の回転時間の後に取られる。粘度測定は、製造後の一番最近の1週間において取られる。 このような粘度は、製品をスクリーンの上方面から取るのを改善することと、使用中に製品が流れるのを回避することとを可能にする。 製品は、塗布具の助けで、スクリーンの上方面から取られ得る。この塗布具は、発泡体、ブラシ、スポンジ、不織、または植毛された端部品などを備えるか、または、それによって構成され得る。 変形では、製品は、スクリーン上に指を通過させることで、指によって取り上げられる。 製品は、好ましくは化粧製品である。化粧製品は、ファンデーション、コンプレクションコレクタ、コンシーラ製品、またはケア製品であり得る。 スクリーンの上方面は、製品が使用中に通過するスクリーンの部分において実質的に平坦であり得る。スクリーンの下方面は、製品が使用中に通過するスクリーンの部分において実質的に平坦であり得る。 スクリーンの厚さは、製品が使用中に通過するスクリーンの部分において実質的に一定であり得る。 スクリーンの厚さは、装置へと組み込まれる前に実質的に一定であってよく、スクリーンは、例えば、円板を気泡性材料の膜から切り出すことで、製造される。 スクリーンの上方面および下方面の面積は、同じであっても、または、異なってもよい。 装置は、製品が取り上げられていないときにスクリーンを覆う保護蓋を備え得る。 保護蓋は、摩擦、ネジ留め、バヨネット固定、またはスナップ留めによって、容器の本体に固定され得る。 変形では、保護蓋は、関節手法で、または、滑り連結によって、容器の本体に連結できる。 装置が、保護蓋とスクリーンとの間に収容される塗布具を有さないことが可能である。これは、塗布具が組み込まれる装置と比較して製造を単純化することと、製品を塗布するためのより広い選択の自由を使用者に与えることとを可能にする。 一変形では、装置は、使用者に完全なシステムを提供するために、塗布具を備えてもよい。 装置は、具体的には保護蓋に収容される鏡を備え得る。 装置は、塗布具が引き出されるのに通る拭き取り部材を備えなくてもよい。 装置は、具体的には容器内に蛇腹を備えなくともよい。 スクリーンは、その周辺部において、装置の残りの部分に、特には、容器に存在する製品の量と共に変化することのない容器の底部から離れた場所に、固定され得る。 スクリーンは、その周辺部において、装置の残りの部分に、スクリーンを保持するための少なくとも1つの下方環体と、スクリーンを保持するための少なくとも1つの上方環体とによって、固定され得る。スクリーンは、上方環体と下方環体との間に掴まれ、それによって、スクリーンが効率的に保持されることを可能にする。 上方環体および下方環体は、スナップ留めによって、または、ある他の方法で互いと係合できる。 このために、上方環体または下方環体は、結合するレリーフを備えてもよく、下方環体または上方環体は、その結合するレリーフがスナップ留めされ得る環状溝を備えてもよい。 上方環体および下方環体の少なくとも一方は、さらにより良くは、下方環体と上方環体との両方は、把持することでのスクリーンの保持をさらに向上するために、スクリーンに差し込まれる1つまたは複数の把持スパイクを備え得る。 容器は、下方環体を受け入れるための環状溝を備え得る。 一変形では、スクリーンは、その周辺部において、スクリーンとオーバーモールドされた少なくとも1つの環体によって装置の残りの部分に固定され得る。 別の変形では、スクリーンは、その周辺部において、容器と少なくとも1つの固定環体との間に挟み付けられることによって装置の残りの部分に固定され得る。 容器は、上方環体または下方環体の一方、特には上方環体がスナップ留めされる、環状溝などのレリーフを備え得る。 容器の底部は、スクリーンに向かう凹状形を有し得る。 容器の底部は、放物面、楕円状、または球状の形を有し得る。 容器の底部は、大まかには、包装および塗布の装置の下方部と同じ高さに据え付けられ得る。 製品がないとき、および、スクリーンを容器の底部に押し付けるために対応する圧力が上方から及ぼされないとき、スクリーンは、容器の底部と可逆的に接触し得る。 好ましくは、製品がないとき、および、スクリーンを容器の底部に押し付けるために対応する圧力が上方から及ぼされないとき、スクリーンは、容器の底部における任意の位置と可逆的に接触し得る。 容器は、剛体の本体を備え得る。 剛体の本体は、製品を保持する空間を定める空洞で熱可塑性材料を成型することで作製され得る。 容器は、柔軟なシート以外の容器であり得る。 本発明のさらなる主題は、 − 本発明による装置を用いて、塗布具に製品を装填するステップと、 − 製品をヒトのケラチン物質のメーキャップ対象領域に塗布するステップと を含むメーキャップ方法である。 塗布具は、塗布具をスクリーンと接触させるように移動すること、および、塗布具をスクリーンから離すように移動すること以外に塗布具を移動することなく装填でき、これによって、製品を塗布具に堆積させる。 変形では、製品が取り上げられるときに、使用者は、塗布具を回すことができる、および/または、塗布具をスクリーンと接触したまま並進で移動することができる。 製品は、摩擦によって、塗布具または指をスクリーンに軽く叩くことで、掴まれ得る。 本発明は、本発明の非限定的な実施の例の以下の詳細な記載を読むこと、および、添付の図面を精査することから、より良く理解され得る。 本発明による装置の例の軸方向断面図である。 図1の装置の分解図である。 図1および図2の装置の容器単独の軸方向断面図である。 図1および図2の装置の下方環体単独の軸方向断面図である。 図1および図2の装置の上方環体単独の軸方向断面図である。 製品を取り上げる例を示す図である。 本発明の変形実施形態の図1と同様の図である。
図1および図2に示した包装装置1は、塗布される化粧製品Pを収容している軸Xの容器10と、スクリーン30と、保護蓋40とを備えている。 保護蓋40は、容器10の本体11の上方部に存在しているネジ付き首部13に捩じ込まれるように設計されている雌ネジ付き取り付けスカート23を備えている。 保護蓋40は、蓋がネジ付き首部13に捩じ込まれるとき、ネジ付き首部13の上方端の縁に押し当たるシール24を収容できる。 シール24は、例えば円板の形態である。 ここでの例では、スクリーン30は、製品が使用中に通過するスクリーンの部分において実質的に一定である厚さeの気泡性材料の膜の形態になっている。 スクリーン30のこの厚さeは、例えば0.4mmから5mmまでの間である。 スクリーン30の上方面Ssupの面積は、例えば180mm2から3800mm2までの間である。 スクリーン30の下方面Sinfの面積は、例えば180mm2から3800mm2までの間である。 スクリーン30は、弾性的に変形可能であり、例えば、ポリウレタン発泡体から作られる。 製品Pは、好ましくは、室温(20℃)において流体であり、例えば、ファンデーション、コンプレクションコレクタ、コンシーラ製品、口紅のための組成物、またはアイシャドーである。 包装および塗布の装置1は、スクリーン30を保持するための下方環体60および上方環体70を備え、スクリーン30はそれら2つの環体の間に把持される。 図3に単独で示されている容器10の本体11は、下方環体60を受け入れるための環状溝19を備えている。環状溝19の底部は矩形を有している。 環状溝19は、スクリーン30が圧し掛かる助材18によって、内側に向かって径方向に画定されている。 スクリーン30は、その周辺部において2つの環体60と70との間に折り畳まれる。 下方環体60と上方環体70とはスナップ留めによって係合する。 図4および図5は、それぞれ下方環体60と上方環体70とを単独で示している。 上方環体70は結合レリーフ71を備えており、下方環体60は、結合レリーフ71がスナップ留めされる対応する環状溝61を備えている。 上方環体70および下方環体60は、スクリーン30の中へと通る把持スパイク81を各々備えている。これらの把持スパイク81は、例えばピラミッド形または円錐形を有し、それらの高さは、例えば0.5mmから4mmまでの間である。 上方環体70および下方環体60の把持スパイク81は、互いと反対に据え付けられ得る。したがって、スクリーン30は、2つの環体60と70との間に掴まれるとともに、把持スパイク81を介して2つの環体に把持される。 下方環体60は、図示しているように、径方向において最も内側の第1の直立部62aと、中間直立部62bと、径方向において最も外側の第3の直立部62cとを備え得る。 直立部62aと62bとは第1の環状壁63aによって連結されており、直立部62bと62cとは第2の環状壁63bによって連結されている。 壁63aおよび63bは軸Xに対して垂直に配向されており、直立部62a、62b、および62cは、管状であり、軸Xと同軸である。 溝61は、直立部62cの径方向内側面に作製されている。スパイク81は壁63aによって担持されている。壁63aは、スパイク81が壁63aの上方で直立部62aと62bとの間に形成された環状溝の中を延伸するように、直立部62aおよび62bの上方の縁から下げられた形で延伸している。スパイク81は、この溝から突出していない。直立部62cは他の直立部より高くなっている。 上方環体70は、上部において横断壁73に連結されている管状の第1の直立部72aを備えている。この第1の直立部72aは結合レリーフ71を担持している。 上方環体70は、第1の直立部の径方向内側にあり、下方端がスパイク81を担持する第2の直立部72bと、第2の直立部72bの径方向内側の第3の直立部72cとを備えている。 環状部60と70とが組み立てられるとき、第3の直立部72cは第1の直立部62aの隣に位置決めされ、スクリーン30は第3の直立部72cと第1の直立部62aとの間で掴まれる。第2の直立部72bは、直立部62aと62bとの間で壁63aの上方に形成された溝に挿入される。第1の直立部72aは、直立部62bと62cとの間に挿入され、スクリーン30をその周辺部31において直立部62bに押し当てる。 壁73は、直立部62cの上方縁に圧し掛かる。 首部13の径方向内側表面は、上方環体70の径方向外側の縁91がスナップ留めされる環状溝14を備えている。 容器10は、例として45mmといった、例えば30mmから60mmまでの間の曲率半径を持つ、スクリーン30に向かって凹状である球形の底部12を備えている。 装置1を使用するために、使用者は保護蓋40を取り外す。 使用者は、図6に示しているように、塗布具20をスクリーン30の上方面Ssupに当てることができる。 使用者は、塗布具20をスクリーン30と接触させるように移動すること、および、塗布具20をスクリーン30から離すように移動すること以外に塗布具20を移動することなく、好ましくは、塗布具20とスクリーン30との間の接触の間にスクリーン30に圧力を加えることなく、塗布具をスクリーン30の上方面Ssupに簡単に当てることができ、これによって、製品Pを塗布具20に堆積させる。 変形では、製品が取り上げられるとき、使用者は、塗布具20もしくはスクリーン30の上方面を回すことができる、および/または、塗布具20もしくはスクリーン30の上方面を並進で移動できる。 使用者は、スクリーン30に押し付けることで、望むように塗布具20に装填できる。使用者は、具体的には、スクリーン30への製品Pの装填を増加するために、気泡性材料の圧縮/緩和のサイクルで複数回スクリーン30に押し付けることができる。 塗布具に製品Pが装填されると、使用者は、塗布具20に存在する製品Pを自身の皮膚に塗布するために、塗布具20で自身の皮膚を軽く叩くことができる。 したがって、使用者は、このように堆積された製品Pを、同じ塗布具20で、それを皮膚の上で移動させることで、または他の塗布具の助けで、必要なだけぼかすことができる。 図7は、上方環体のスパイク100が挿入される穴を有する下方環体60を備え、スクリーン30が2つの環体の間で掴まれ、スパイク100によって孔が開けられている、本発明による装置の変形を示している。 スクリーン30は、図7において下方環体60と上方環体70との間に概略的に示されており、スクリーン30をそれらの環体の間で掴むことと、対応する変形とは、表されていない。 シール24は、図7における例では環状である。 保護蓋40は鏡80を収容し得る。 スクリーン30は、図示しているような貫通オリフィス35を備え得る。 当然ながら、本発明は、図示している例に限定されず、具体的には、図示した例の特性を、図示されていない変形の部品として、互いと組み合わせることが可能である。例えば、図1におけるスクリーンに貫通オリフィスが設けられてもよい。図7におけるものが貫通オリフィスを有していないことも可能である。 さらなる変形が可能である。例えば、スクリーン30は、容器10が取り外されるときに製品Pの高さにおける滴を受け入れるために、軸Xに沿って容器10において移動可能であり得る。この場合、スクリーン30は、その周辺において、製品を収容する筐体においてスライドする剛体のフレームに固定される。 「〜を備える」と言う表現は、「〜を少なくとも1つ備える」と同義であるとして理解されるべきである。 1 包装および塗布の装置 10 容器 11 本体 12 底部 13 ネジ付き首部 14 環状溝 19 環状溝 20 塗布具 23 雌ネジ付き取り付けスカート 24 シール 30 スクリーン 31 周辺部 35 貫通オリフィス 40 保護蓋 60 下方環体 61 環状溝 62a 第1の直立部 62b 中間直立部 62c 第3の直立部 63a 第1の環状壁 63b 第2の環状壁 70 上方環体 71 結合レリーフ 72a 第1の直立部 72b 第2の直立部 72c 第3の直立部 73 横断壁 80 鏡 81 把持スパイク 91 径方向外側の縁 100 スパイク e 厚さ P 化粧製品 X 軸 |