A device for dispensing a manner controlled retain at least partially porous having a certain absorber, the absorber for use therewith |
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申请号 | JP2009539198 | 申请日 | 2007-11-26 | 公开(公告)号 | JP2011504376A | 公开(公告)日 | 2011-02-10 |
申请人 | カメロン オブ ロキール ビー.ヴイ.; | 发明人 | フェルヘイ、ロバート、ヨハネス; | ||||
摘要 | 少なくとも部分的に多孔性の吸収パッド(20)を保持して制御式に配出するためのデバイスは、内側に一連の吸収パッドを受容するように意図および調整された細長い貯蔵室(11)、そして貯蔵室内の吸収パッドを出口(13)へ移動させて出口でそれを配出することが可能なように設定されているアクチュエータ(30)を含む。 アクチュエータは、担体に回転を強制すること、また、担体に直接的に密着することが可能なように調整されたマニュアルで制御可能な制御具(31、32)、そして貯蔵室(11)の内壁(12)の少なくともほぼ全長に渡る螺旋輪郭(14)からなる。 吸収パッドは、貯蔵室内の螺旋輪郭(14)と共作用することが可能なように設定されている保持手段(23)を含むため、制御具で回転を与えることによって、吸収パッドに対して螺旋輪郭(14)に従う経路を強制できる。 | ||||||
权利要求 | 少なくとも部分的に多孔性の吸収パッドを保持して制御式に配出するためのデバイスであって、一連の吸収パッドを受容するよう意図され調整された細長い貯蔵室、そして貯蔵室内の吸収パッドを出口へ移動して出口でそれを配出することが可能なように調整されたアクチュエータからなり、アクチュエータが、担体に回転を強制することが可能なように調整されたマニュアルで制御可能な制御具、そして貯蔵室の内壁の少なくともほぼ全長に渡る螺旋輪郭からなり、吸収パッドが、制御具で回転を与えることよって吸収パッドへ螺旋輪郭に従う経路を強制するよう、貯蔵室内の螺旋輪郭とアセンブリとして作用することが可能なように調整された保持手段からなり、そして制御具が吸収パッドを直接保持することが可能なように調整されていることを特徴とする、デバイス。 螺旋輪郭が、内壁内に取り付けた溝からなり、そして保持手段が、吸収パッドの一方の側へ突出して螺旋輪郭内へ入ることが可能なように調整された少なくとも一つの翼部からなることを特徴とする、請求項1によるデバイス。 制御具が、ホルダの出口の反対側端部に取り付けた回転具からなり、そこから少なくとも一つの細長い推進具が突出して、螺旋輪郭の螺旋軸に少なくともほぼ平行に、貯蔵室の少なくともほぼ全長に渡って延び、そして吸収パッドを保持することが可能なように調整されていることを特徴とする、請求項1または2によるデバイス。 少なくとも一つの推進具が、格納された吸収パッドと貯蔵室の内壁との間に延びていることを特徴とする、請求項3によるデバイス。 推進具が、吸収パッドの保持手段に密着することが可能なように調整されていることを特徴とする、請求項3または4によるデバイス。 吸収パッドの各々が、吸収パッドの外郭に一様に分配された多数の保持部からなり、そして制御具が、保持部間に少なくともほぼ嵌入して延びて保持部を保持することが可能なように調整された同程度の数の推進具からなることを特徴とする、請求項3、4または5によるデバイス。 アクチュエータが、螺旋軸に関して約120°の相互角度を持って延びる三つの推進具からなることを特徴とする、請求項6によるデバイス。 出口近くの、保持手段の経路内に、抵抗エレメントが含まれることを特徴とする、前述の請求項の一つ以上によるデバイス。 抵抗エレメントが、出口内に延びる少なくとも周縁の一部からなり、その背後に、担体エレメントが、出口を通って出る前に、少なくとも一時的に引っかかることを特徴とする、請求項8によるデバイス。 出口が、密封キャップでシール可能であることを特徴とする、前述の請求項の一つ以上によるデバイス。 密封キャップ、ホルダ・ボディおよび制御具が、共通の外径を持ち、少なくとも外見上円筒形であることを特徴とする、請求項10によるデバイス。 少なくとも制御具は、そのようなものであると認知できることを特徴とする、請求項11によるデバイス。 前述の請求項の一つ以上によるデバイスと共に適用するための吸収パッドであって、上側に多孔性吸収層を備えて少なくともほぼ形状を保持する基礎部からなり、基礎部に、デバイスの内側の螺旋輪郭と共に作用することが可能なように調整された保持手段を含むことを特徴とする、吸収パッド。 吸収層が活性液体を含むことを特徴とする、請求項13による吸収パッド。 基礎部が、底側に保持手段を備え、底側と頂側との間で延びる側壁によって限定されることを特徴とする、請求項13または14による吸収パッド。 基礎部が、底の開いた中空体からなり、その底側と頂側との間の孔が、隆起した側壁によって限定され、そして吸収パッドが、同様の吸収パッドを入れ子にできることを特徴とする、請求項13、14または15による吸収パッド。 側壁が、その高さの一部に渡って円錐形状に、少なくとも広がりながら延びていることを特徴とする、請求項16による吸収パッド。 側壁が底側に隆起部を持ち、その上に、上に積み重ねられた吸収パッドの、対応する隆起部を受けることが可能なように調整され、そして隆起部の高さに、保持手段が設けられていることを特徴とする、請求項15から17の一つ以上による吸収パッド。 隆起部の高さが、吸収層の厚さよりも大きいことを特徴とする、請求項18による吸収パッド。 側壁が隆起部上に気密性を持って封着することを特徴とする、請求項18または19による吸収パッド。 |
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说明书全文 | 本発明は、少なくとも部分的に多孔性の吸収パッドを保持して制御式に配出するためのデバイスに関する。 デバイスは、一連の吸収パッドを内部に受容するように意図および調整された細長い貯蔵室、そして貯蔵室内の吸収パッドを出口へ移動させて出口でそれを配出する機能を持ち、そのように設定されたアクチュエータを含む。 このため、アクチュエータは、担体に回転を強制する機能を持ち、そのように調整されたマニュアル式制御メカニズムを含む。 本発明はまた、そのようなデバイスと共に使用すべき吸収パッドに関する。 吸収パッドは、多孔性吸収層と共に頂部に設けた、実質的にその形状を保持する、少なくとも基本的な部分を含む。 吸収パッドは、通常、物質、特に、化粧品および医薬品を吸収あるいは配出するための、多孔性コットン・ウール・タイプ吸収層を頂部に持ちながらその形状を保持する基礎パッドを含む。 デバイスは、多くのそのような吸収パッドを保持して、必要に応じてパッドを配出する、ことを意図している。 そのようなデバイスは、米国特許公報第4,854,761号の説明から既知であり、一連の吸収パッドのための貯蔵室を備える管状ホルダを含む。 貯蔵室には、貯蔵室内の吸収パッドを出口へ繰り出す機能を持ち、そのように設定されたアクチュエータが設けられている。 アクチュエータは、出口側の一方へ付加されたバネ構造を含み、バネ構造は、吸収パッドから反発力を受け、自由に作用する軸方向の担体に軸方向の圧力を加える。 ホルダは、また、バネ構造を介して後部の吸収パッドの一つを、連続的な吸収パッドが一緒に保持されている間に回転させるように保持する制御具を備える。 ホルダは、前面に、最初の吸収パッドの相補的な溝を受容するよう、ネジ山の形態にある螺旋輪郭を内側に持つ端部を備える。 回転中、最初の吸収パッドは、次の吸収パッドによって回転が維持されながら、前方へ誘導されるよう螺旋輪郭上の終端部品内に配置され、そして究極的にホルダから離れる。 しかしながら、そのようなデバイスの欠点は、必要なバネ構造と必要な終端部品が、デバイスの長さの重要な部分を占めるため、有効供給容量が制限されることである。 さらに、一般の化粧品および医薬品の用途での共通デバイスとしての使用は、とりわけ、最初の吸収パッドが、比較的少量ではあるがホルダから突き出るので、ホルダの使用時に必然的に出口端部の一方が、皮膚、または処置面の一部に接触する可能性があるため、衛生的に不十分である。 本発明の目的は、他の目的もあるが、特に、貯蔵室を実用的にデバイスの全長に渡って拡張させることが可能な、序文で説明したタイプのデバイスを提供することである。 本発明のもう一つの目的は、それと共に使用すべき吸収パッドを介して、より衛生的な使用が達成できることを確実にすることである。 第一の目的を達成するために、序文で説明したタイプのデバイスは、次の特徴を持つ。 アクチュエータが、貯蔵室の内壁の少なくともほぼ全長に渡る螺旋輪郭からなり、螺旋輪郭は、螺旋輪郭に従う経路を強制するために、制御具によって与える回転を介して共作用するアセンブリとしての保持手段を備える吸収パッドと共に貯蔵室内に存在することが可能なように調整される。 そして制御具は、本発明による吸収パッドを直接保持することが可能なように調整される。 螺旋輪郭が貯蔵室内に設けられているので、アクチュエータは、貯蔵室内で、吸収パッドとの共作用が可能である。 このため、別個の終端部品は要らない。 制御具が吸収パッドを直接保持するため、一般的なデバイスに必要なバネ構造あるいは類似物は、もはや必要ではない。 したがって、デバイスの実質的に全長が、多くの吸収パッドを保持するのに利用可能である。 特定な修正を施した、本発明によるデバイスは、次の特徴を持つ。 螺旋輪郭が、内壁に加えた溝からなり、そして保持手段が、吸収パッドの一方へ突出して螺旋輪郭内へ入ることが可能なように調整された少なくとも一つの翼部からなる。 少なくとも一つの翼部が溝に入るため、その後、制御具を用いて回転を与えると、吸収パッドは、強制的に前方へ移動され、究極的に、出口に現れることになる。 好適実施例における本発明によるデバイスは、次の特徴を持つ。 制御具が、ホルダの出口から離れた一方の端部に設けた回転具からなり、そこから少なくとも一つの細長い推進部が、突出して、螺旋輪郭の螺旋軸に少なくともほぼ平行に、貯蔵室の少なくともほぼ全長に渡って延び、そして吸収パッドを保持することが可能なように調整されている。 したがって、推進具は、実質的に貯蔵室の全長に渡って延びるため、すべての吸収パッドを直接保持することができ、これらを個々に、前へ移動させることができる。 したがって、一般的なデバイスのケースのように吸収パッドが共作用する必要はないし、また、バネ構造が提供する圧縮も要らない。 推進具を螺旋軸に従って軸方向へ延ばして、吸収パッドには、同様に、経路開口部を設けている。 しかしながら、もう一つの好適実施例においては、本発明によるデバイスは、少なくとも一つの推進具が、格納された吸収パッドと貯蔵室の内壁との間に延びる、という事実によって特徴づけられる。 したがって、一つ以上の推進具が吸収パッドに隣接することになり、これによって、吸収パッドを、最適使用面が得られるように閉じることができる。 推進具は、この目的で調節可能な吸収パッドを、推進具自体の中に保持できる。 本発明によるデバイスは、推進具が、もう一つの好適実施例タイプの、吸収パッドの保持手段を保持することが可能なように調整される、という事実によって特徴づけられる。 これにより、保持手段は、二重の機能を果たす。 つまり、一方で、螺旋輪郭に密着することによって、前記螺旋輪郭に従う回転が生じたときに吸収パッドを前方へ移動させる、そして他方で、推進具との共作用によって吸収パッドに強制的に回転を与える。 吸収パッドに接した制御具の回転が安定であることを保証するために、本発明によるデバイスのもう一つの好適実施例は、吸収パッドが、各々、吸収パッドの外郭に渡って一様に分配された多数の保持部を含み、そして制御具が、保持部を保持することが可能なように設定され、少なくともほぼ保持部間に嵌って延びる同程度の数の推進具からなる、という特徴を持つ。 特に、アクチュエータは、螺旋軸に関して約120°の相互角度で出る、三つの推進具からなる。 保持部間への推進具の適合は、回転方向を変えたときの、そして回転を開始するときの無効な回転を回避する。 デバイスのもう一つの特定な修正においては、出口近くの保持手段の区間に、抵抗エレメントが含まれる、という本発明による特徴がある。 抵抗エレメントは、貯蔵室から吸収パッドが解放されるときの、アンローディングの瞬間を認知可能にすると共に、次の吸収パッドが螺旋輪郭を出ることを停止させる。 このことは、担体エレメントが、一つずつ出口へ、識別可能に配出されることを意味する。 そのような抵抗エレメントは、複数の異なる方式で設けることができる。 しかしながら、特定な修正実施例における、本発明によるデバイスは、抵抗エレメントが、出口内に延びる周縁の少なくとも一部からなり、その背後で、担体エレメントが、出口を通って出る前に、少なくとも一時的に引っかかる、という特徴を持つ。 貯蔵室、特にその中に含まれる吸収パッドが汚染されない、また、乾燥しないことを保証するために、本発明によるデバイスのもう一つの好適実施例は、密封キャップを用いて、出口を密閉できる、という特徴を持つ。 液体を含浸させた吸収パッドと共に使用する場合、特に好適なオプションは、密封キャップが気密性を持って密閉できる、つまり、液体や気体を通さず、早すぎる乾燥を防止する、ことである。 本発明によるデバイスの美学的に特に魅力的で、さらに特に実用的な実施例は、密封キャップ、ホルダ・ボディおよび制御具が、共通の外径を持ち、少なくとも外見上円筒形である、という特徴を持つ。 そのようなケースでは、デバイスは、人間工学的に、そして視覚的に有益な、ペンのようなデザインを持つことになる。 本発明によるデバイスのもう一つの好適実施例は、少なくとも制御具が、そのように認知可能である、という特徴を持つ。 したがって、制御具は、それと認知できるよう、異なる形状および色にデザインしてもよい。 そうすれば、ユーザの親しみやすさを向上させることになる。 必要に応じて、密封キャップも、そのように認知可能に設けることができる。 本発明によれば、序文で説明したタイプの吸収パッドは、吸収パッドが、基礎部に、デバイスの内側で螺旋輪郭と共作用することが可能なように設定された保持手段を持ち、デバイスのより衛生的な使用を可能にする、という特徴を持つ。 したがって、吸収パッドは、一般的な吸収パッドでのケースのように吸収層にではなく、基礎部に保持手段を含む。 このことは、保持手段が螺旋輪郭となおも共作用しながら、吸収層がデバイスの外側へ突き出ることが可能である、ことを確実にする。 これは、デバイスの出口の端部と、皮膚あるいは処置すべき表面との間の意図しない接触が回避されることを保証する。 したがって吸収パッドは、そのような衛生が重要な、化粧品や医薬品の用途に、特に適当である。 したがって、もう一つの修正実施例においては、本発明による吸収パッドは、吸収層が活性液体を含む、という事実によって特徴づけられる。 吸収パッド、あるいは少なくとも吸収層は、例えば、マニキュア液剥離剤、デンタル漂白剤、メイキャップまたは抗虫刺薬品等の、特に薬剤または化粧品の活性液体で、予め浸す、含浸する、あるいは湿らせる。 前述の活性物質を含むそのような吸収パッドは、常にデバイスによって、積み重ねたものが実用的な方式で繰り出されながら、使用可能な状態で即座に提供される。 本発明による吸収パッドは、好適実施例において、基礎部の底部に保持手段を備え、そして基礎部の底部と頂部との間が、延びた側壁によって限定される、という特徴を持つ。 したがって、吸収層が反対側頂部に設けられるという条件で、側壁は、基礎部の底部にある保持手段と吸収層との間に、追加的な中間空間を確立するため、デバイスと処置面との間での接触を避けるように使用する場合、前記吸収層は、デバイスの外側へ十分な距離に渡って延びることができる。 本発明による吸収パッドのもう一つの好適実施例は、基礎部が、貯蔵性能の向上を保証するために、底の開いたボディからなり、その底部と頂部との間の中空が、隆起した側壁によって限定され、吸収パッドが、同様の吸収パッドを入れ子にでき、そして特に、少なくともその高さの区分に対して、側壁が少なくとも円錐形状に突出する、という特徴を持つ。 有意な側壁高さは、デバイスの貯蔵室内に保持可能な吸収パッド数を(ひどく)損なうことなく、複数の吸収パッドを一緒に入れ子式に貯蔵するために使用できる。 本発明による吸収パッドのもう一つの修正実施例は、側壁が底部に隆起部を含み、この上に積み重ねた吸収パッドの同様な隆起部を受けることが可能なように調整される、また、隆起部に保持手段を備える、という特徴を持つ。 この場合、隆起部は、入れ子式に積み重ねたとき、保持手段も、貯蔵室内の螺旋輪郭と共作用可能なことを保証する。 本発明による吸収パッドのもう一つの好適実施例は、隆起部の高さが、吸収層の厚さよりも大きい、という特徴を持つ。 これは、含浸吸収層が、吸収パッド自体に対するデバイス内の軸方向の圧力によって絞られない、ことを保証する。 吸収層の厚さに対する隆起部の高さの、そのような関係は、吸収層と、次の吸収パッド内の中空の天井との間に、使用中に吸収層に軸方向の圧力が作用することを回避するための十分な間隔を提供する。 吸収パッドのもう一つの好適実施例は、蒸発または他の形態の乾燥からの消耗を防止するために、側壁が気密性を持って隆起部に密着する、という特徴を持つ。 したがって、相互に入れ子式に積み重なった状態で、最初の吸収パッドを例外として、すべての吸収層は、連続する吸収パッドの中空内に包囲されることになる。 このことは、吸収層が時期尚早に乾燥することがない、ことを保証する。 最初の吸収パッドは、これに相当する方法で、例えば、気密性のある密封キャップ、またはデバイスの貯蔵室に対する異なるシール法を用いて、乾燥から保護することができる。 さて、実施例および関連図面に基づいて、本発明をさらに説明する。 図面は、単に図解のためのものであり、必ずしも、同じスケールを用いて描かれたものではない。 明瞭に示すために、特にいくつかの寸法は、ある程度誇張して示している。 図面において、対応する部品は、同じ参照番号が付されている。 図1のデバイスは、全長に渡って、一連の吸収パッド20で満たされた細長い貯蔵室11からなる、フェルトペンのように見える補充可能なホルダ10である。 吸収パッドは、比較的にその形状を保持可能なプラスチック基礎部21からなり、頂部に、必要に応じて、活性液体中に浸しても、あるいは活性物質を含んでもよいコットン・ウール・タイプの多孔性吸収層22を備える(図2および図3をも参照)。 最初の吸収パッド20は、そこに供給されて出口13を通って、少なくとも吸収層22の分だけ、ホルダ10の端部15から突出しているため、利用可能である。 このため、端部15を覆って適用可能な密封キャップ40が備えられており、このキャップは、貯蔵室11を密閉して、最初の吸収パッド20を保護する。 この例では、この目的のために端部15に設けられた外側ネジ山16へネジ止めできる、ネジ式キャップを想定している。 これの代わりに、例えば、扁平な端部15にスライドする、スライド式キャップを想定してもよい。 デバイスは、化粧品に、例えば、メイキャップ、マニキュア液などを適用するあるいは除去するために、医薬品の塗布に、例えば、適当な活性医薬品で皮膚の状態や歯を処置するために、または例えば、皮膚の局所的殺菌または封着に使用できる。 また、宝石、レンズあるいはディスプレイ・スクリーン、そして傷つきやすい、または傷つきにくい他の物体の洗浄、艶出しや脱脂等の一連の他の目的で使用できる。 さらに、接着剤、軟膏、ワックスまたはインクの適用に、また、汚れを除去するのに使用することもできる。 吸収層は、用途に従って適当な物質中に予め浸されるので、これらの用途の多くに関して、すぐに使用できる状態にある。 デバイスは、貯蔵室11から出口13へ吸収パッドを移動させるための、マニュアルで制御可能なアクチュエータ30を備える。 アクチュエータは、貯蔵室11の内壁12の少なくほぼ全長に渡って取り付けられた螺旋輪郭14と組み合わせた制御具31からなる。 螺旋輪郭14は、複数の異なる方式で設けてもよい。 例えば、壁12上に螺旋形状フィンまたはネジ山を、または、この例のように、壁12内に螺旋溝を設けることができる。 吸収パッド20には、三つの翼部23の形態にある保持手段が設けられている。 翼部は基礎部21から側方へ突出し、ホルダ内に配置されるときに螺旋輪郭14内に入る。 翼部23の一つの位置は、螺旋輪郭内での最適な誘導を促すよう、螺旋輪郭14のピッチに調和されている。 翼部23は、螺旋輪郭14内での吸収パッド20の安定した誘導を得るために、基礎部21の外周に、約120°の角度で正しく分配されいる。 制御具31は、ホルダ10内に回転メカニズムとして含まれる回転ノブからなる。 回転ノブは、異なる配色、プロファイリングおよび/または図示のように、フェルトペンのように見えるアタッチメント・クリップ35が付いているので、ノブとして認識できる。 回転ノブからは、3本の細長い押圧具32が延びて貯蔵室内へ入っており、それら自体の間には、吸収パッド20の翼部23がほぼ嵌入状態で受容される空間33が維持される。 回転具が翼部23を直接的に保持しているので、回転具31を回転させると、回転と共に吸収パッド20が運ばれる。 これに関して、翼部23は、螺旋輪郭14と共作用して、吸収パッド20をその輪郭14の通路へと導くという、二重の機能を果たす。 したがって、吸収パッド20は、螺旋輪郭14のピッチに従って、貯蔵室11から外へねじ出され、結局、出口13でホルダ10から離れる。 したがって、逆回転を行うと、吸収パッド20をホルダ10内へ導く反対向きの通路となる。 最初の吸収パッド20は、ホルダ10から僅かに突出するため、吸収層22が利用可能である。 最初のパッドが早まって外へ落下することがないよう、また、配出の瞬間を認識できるように、出口13内の、または出口近くの吸収パッド20のパッド内に抵抗エレメントを取り付けてもよい。 そのような抵抗は、例えば、出口13内の端部を介して実現できる。 開口部を窄ませる、あるいはその端部の近くで螺旋溝14を隆起させればよい。 吸収パッドの第二の、そして第三の実施例では、最初の吸収パッドを使用するときにホルダの端部が処置面に接触しないよう、パッドの底部25を頂部吸収層から分離する側壁26を延長させている(図6および図7を参照)。 これらの二つの実施例は、主に、それらの形状と吸収層22の実施例が相互に異なる。 これらの場合も、翼部23は、底部で吸収パッドから側方へ突き出し、螺旋輪郭に嵌る。 第一の実施例の場合のように、吸収パッドは、相互に実装密度を高めるために積み重ねができる。 この目的のため、側壁は、その高さhの重要な部分が円錐で、少なくとも広がっている。 図6および図7の実施例には、さらに、側方へ、そして外方へ延びる隆起部24が設けられている。 隆起部は、その上に積み重ねられた吸収パッドの底部25を受容する。 そのような隆起部24は、吸収パッドの相互からの放出を改善するばかりでなく、吸収層22の厚さdよりも大きく選択された高さhによって、頂部吸収パッドが、下にある吸収パッドの吸収層へ押し付けられることを回避できる。 これは、吸収層が活性な液体を含む場合、特に有益である。 複数の異なる吸収パッドがホルダ内に保持される場合、絞られることがないことは重要である。 さらに、吸収パッドの底部25の、その下に位置する吸収パッドの隆起部24上への正確な適合によって、密閉が達成されるため、蒸発から生じる早すぎる乾燥から、吸収層を保護できる。 したがって、このホルダは、特に、予め活性液体で湿らせた吸収パッドと共に使用するのが適当である。 本発明によるデバイスは、比較的に低コストで現実化できる。 図5は、分解図によって、ことを示唆する。 密封キャップを含むデバイスは、適当なプラスチック、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはポリスチレン等の熱可塑性材料を用いる、単に三つの、比較的に製造が容易な射出成形部品10、30、40から組み立てられている。 デバイスは、成形後の部品を組立てて完成させることができる。 したがって、本発明によるデバイスは、特別に経済的な方式で現実化できる。 例えば、フェルト、スポンジ、またはコットン・ウール・タイプの吸収層22を加えて製造すべき、比較的に単純で安価な、射出成形による基礎部21からなる吸収パッド20にも、同じことが言える。 これに関して、予め製造した粘着性パッド22を、基礎部21上に適合させて取り付けることは、利点と考える。 少数の実施例のみに基づいて本発明を説明したが、このことが本発明を全く限定しないことは明らかである。 それどころか、同業者には、本発明の範囲内において、多くの変形や具現形態が可能である。 例えば、デバイスに耐久性を、または豪華な装いを与えるために、適用材料として他の材料を選択してもよい。 吸収層の貯蔵寿命を向上させるために、ホルダ内に、そして、吸収パッド内に追加的な密閉手段も取り付けてもよい。 壁内の溝の代わりに、螺旋輪郭は、壁上の螺旋形状の稜からなってもよい。 この場合、保持部は、相補的な溝を含むべきである。 推進手段は、この場合、吸収パッドへ、独立した別個の把握力を加えるべきである。 特に、デバイスの外側のデザインは、特別な目標グループや用途に基づいて、調節および調和させることもできる。 概して本発明は、説明したタイプの吸収パッドに対して、使用に際して非常に有効な、さらに、大量生産および経済的なスケールで製造可能な、補充可能なホルダまたは補充不可能なホルダを提供することができる。 ホルダ 10 |