Nail printing device |
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申请号 | JP2010275255 | 申请日 | 2010-12-10 | 公开(公告)号 | JP5141756B2 | 公开(公告)日 | 2013-02-13 |
申请人 | カシオ計算機株式会社; | 发明人 | 仁保 美藤; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 印刷を行おうとする爪に対応する指が印刷指として挿入される印刷指挿入部と、 前記印刷指挿入部の 下方側に設けられ 、印刷を行なわない指が非印刷指として挿入される非印刷指挿入部と、 前記印刷指挿入部と前記非印刷指挿入部との間に設けられ、且つ、前記印刷指挿入部に挿入された前記印刷指と前記非印刷指挿入部に挿入された前記非印刷指とで挟持可能な掴み部と、 前記印刷指挿入部に挿入された前記印刷指の爪に インクを塗布する印刷 ヘッドを 有する印刷 部と 、を備え、 前記掴み部は、 前記印刷指挿入部に前記印刷指を有する左右の手が第1の方向に沿って同時に挿入された状態で、前記左右の手の一方の第1の手の前記印刷指と前記非印刷指とで挟持可能な第1の指位置決め部と、 前記左右の手の他方の第2の手の前記印刷指と前記非印刷指とで挟持可能な第2の指位置決め部と 、を備え 、 前記第1の指位置決め部の前記印刷指と前記非印刷指とで挟持される側の端部は、前記第2の指位置決め部の前記印刷指と前記非印刷指とで挟持される側の端部に対し、前記第1の方向に沿って、前記手が挿入される方向の手前側にずれた位置に設けられていることを特徴とするネイルプリント装置。 前記第1の指位置決め部は、前記掴み部の 前記第1の方向に直交する第2の方向に沿った幅方向の中央部に位置し、この第1の指位置決め部の 前記幅方向に沿った左右両側に前記第2の指位置決め部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のネイルプリント装置。 前記第1の指位置決め部は、 前記印刷指挿入部に挿入された前記第1の手の人差し指から小指までの4つの指と、前記非印刷指挿入部に挿入された前記第1の手の他の指とに挟持可能に設けられ、前記第1の方向に直交する第2の方向に沿った幅 方向の寸法が、前記印刷指挿入部に挿入される 前記第1の手の人差し指から小指までの4つの指の左右幅の寸法よりも短い寸法に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のネイルプリント装置。 前記第2の指位置決め部は、 前記印刷指挿入部に挿入された前記第2の手の親指と、前記非印刷指挿入部に挿入された前記第2の手の他の指とに挟持可能に設けられ、前記印刷指挿入部に挿入される 前記第2の手の親指の付け根に沿うように平面視湾曲形状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のネイルプリント装置。 前記掴み部は、 前記第1の方向に直交する第2の方向に沿った幅方向の両端部に前記第2の指位置決め部を有する掴み部本体と、この掴み部本体の幅方向の中央部に 設けられ、当該掴み部本体 から、前記第1の方向に沿って 、前記印刷指挿入部へ 前記手が挿入 される方向 の手前側に引き出し可能に設けられ た引き出し板と、を備え、 前記引き出し板は、前記掴み部本体から引き出 された状態において前記第1の指位置決め部を構成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のネイルプリント装置。 前記掴み部は、 前記第1の方向に直交する第2の方向に沿った幅方向の両端部に前記第2の指位置決め部を有する掴み部本体と、この掴み部本体の幅方向の中央部の端部に、当該掴み部本体の前記印刷指挿入部へ 前記手が挿入 される方向 の手前側に延出する延出状態から前記掴み部本体と重なり合う重畳状態まで回動可能に構成され た回動板と、を備え、 前記回動板は、前記延出状態において前記第1の指位置決め部を構成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のネイルプリント装置。 前記印刷 部による印刷開始指示を入力する印刷開始指示手段と、 この印刷開始指示手段から印刷開始指示が入力されてから、予め定められている時間経過後に印刷処理を開始するように前記印刷手段を制御する印刷制御手段と、を備えていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のネイルプリント装置。 |
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说明书全文 | 本発明は、ネイルプリント装置に関するものである。 ネイルプリント装置は、印刷しようとする爪の指を、装置本体に設けた指載置台に位置決めし、この位置決めした指の爪に画像を印刷するプリント装置である。 しかしながら、人の指は長さに違いがあり、特に親指とその他の4本の指(人差し指から小指)とでは、爪の位置が指の長さ方向に大きくずれている。 本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、装置の小型化、軽量化を実現しつつ、長さの異なる複数の指でも互いに各爪を揃えて印刷を行うことのできるネイルプリント装置を提供することを目的とするものである。 前記課題を解決するために、請求項1に記載のネイルプリント装置は、 また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のネイルプリント装置において、 また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のネイルプリント装置において、 また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のネイルプリント装置において、 また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のネイルプリント装置において、 また、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のネイルプリント装置において、 また、請求項7に記載の発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のネイルプリント装置において、 本発明によれば、親指の位置決めをする第2の指位置決め部を、その他の4本の指(人差し指から小指)の位置決めをする第1の指位置決め部との端部の位置よりも印刷指の挿入方向奥側にずらして配置しているため、爪の位置が指の長さ方向に大きくずれている親指とその他の4本の指との指の長さ方向における爪の位置をそろえることができる。 [第1の実施の形態] 図1は、本実施形態におけるネイルプリント装置の外観を示す斜視図であり、図2は、ネイルプリント装置の内部構成を示す斜視図である。 上記ケース本体2は平面視で長円状に形成されている。 このケース本体2には前側には開閉板2cが起倒可能に設けられている。 この開閉板2cは、ケース本体2の前面下端部に設けたヒンジ(図示せず)を介して、ケース本体2に連結されている。 この開閉板2cは、ケース本体2の前面を開閉するためのものである。 また、ケース本体2にはネイルプリント装置1の装置本体10が収容されている。 この装置本体10は、図2に示す印刷指固定手段を構成している印刷指固定部20、撮影手段を構成している撮影部30、印刷手段を構成している印刷部40及び制御手段を構成している制御手段50(図8参照)を備えている。 これら印刷指固定部20、撮影部30、印刷部40及び制御装置50は機枠11に設けられている。 印刷指固定部20は、機枠11の中の下部機枠11aに設けられている。 この下部機枠11aに設けられた印刷指挿入部20a、非印刷指挿入部20b及び掴み部20cによって印刷指固定部20が構成されている。 この掴み部20cの上面は平坦な印刷指載置面を構成している。 この掴み部20cの指挿入側端部には膨出部22が形成されている。 この膨出部22は、印刷指挿入部20a及び非印刷指挿入部20bに印刷指U1及び非印刷指U2を深く挿入した際に、印刷指U1及び非印刷指U2の付け根U3が当接する部分に形成されている。 膨出部22は、印刷指U1の腹全体が印刷指載置面に当接した状態で、印刷指U1と非印刷指U2とで掴み部20cを強く挟持することができるように、指挿入方向の断面が、掴み部20cの下面から下方に向けて膨出するように円形となっている。 なお、膨出部22の形状は、断面円形に限定されることなく、断面楕円形,多角形等の非円形であってもよい。 図1及び図2等に示すように、本実施形態において、掴み部20cの幅方向の中央部には、印刷指挿入部20aに挿入された印刷指U1である人差し指から小指までの4つの指と非印刷指挿入部20bに挿入された非印刷指U2であるその他の指(すなわち、親指)との付け根U3を端部に突き当てることによって、人差し指から小指までの4つの指の位置決めを行うことが可能な第1の指位置決め部201が配置されている。 また、掴み部20cには、第1の指位置決め部201の左右両側に、印刷指挿入部20aに挿入された印刷指U1である親指と非印刷指挿入部20bに挿入された非印刷指U2であるその他の指(すなわち、人差し指から小指までの4つの指)との付け根U3を端部に突き当てることによって、印刷指挿入部20aに挿入された親指の位置決めを行うことが可能な第2の指位置決め部202が配置されている。 第2の指位置決め部202は、第1の指位置決め部201の端部よりもその端部が印刷指の挿入方向Yの奥側にずれた位置に配置されている。 第2の指位置決め部202の端部を第1の指位置決め部201の端部に対してどの程度ずらすかは特に限定されないが、親指の爪Tbと他の4本の指の各爪Taの位置がほぼ横方向に並ぶ程度となることが好ましい。 図3(a)は、掴み部20cの第1の指位置決め部201に左手の4つの指(人差し指、中指、薬指、小指)を位置決めし、この第1の指位置決め部201の右側に配置された第2の指位置決め部202に右手の親指を位置決めした状態を示した図である。 また、図3(b)は、掴み部20cの第1の指位置決め部201に右手の4つの指(人差し指、中指、薬指、小指)を位置決めし、この第1の指位置決め部201の左側に配置された第2の指位置決め部202に左手の親指を位置決めした状態を示した図である。 なお、図3(a)及び図3(b)において、二点鎖線は、従来のように、4つの指(人差し指、中指、薬指、小指)を位置決めする部分の端部と親指を位置決めする部分の端部とが印刷指U1の挿入方向Yにずれていない場合の第2の指位置決め部202に相当する部分の形状と、これに親指を位置決めしたときの親指の位置を示している。 図4は、左手の親指以外の4本の指(人差し指、中指、薬指及び小指)が印刷指U1となる場合における印刷指U1の固定態様の一例を具体的に示したものである。 図5は、印刷時の印刷指U1の挿入態様の一例を示したものである。 図5には、左手の親指以外の4本の指と右手の親指が印刷指U1となる場合の態様が示されている。 この場合、左手は親指以外の4本の指(印刷指U1)が平面的に並んだ状態で印刷指挿入部20aに挿入され掴み分20cの第1の指位置決め部201により位置決めされる。 また、左手の親指(非印刷指U2)は非印刷指挿入部20bに挿入される。 そして、印刷指U1と非印刷指U2とで掴み部20cを挟持することで印刷指U1である4本の指が固定される(図4参照)。 他方、右手は親指(印刷指U1)が印刷指挿入部20aに挿入され掴み分20cの第2の指位置決め部202により位置決めされる。 また、左手の親指以外の4本の指(非印刷指U2)は非印刷指挿入部20bに挿入される。 そして、印刷指U1と非印刷指U2とで掴み部20cを挟持することで印刷指U1である親指が固定される。 また、図6は、本実施形態に係るネイルプリント装置1の正面側の断面図であり、図7は、ネイルプリント装置1の側断面図である。 また、印刷部40は主に上部機枠11bに設けられている。 主キャリッジ42は動力伝達手段(図示せず)を介してモータ43に連結され、モータ43の正逆回転によって、ガイドロッド41に沿って左右方向に移動ように構成されている。 また、副キャリッジ45は動力伝達手段(図示せず)を介してモータ47に連結され、モータ47の正逆回転によって、ガイドロッド44に沿って前後方向に移動するように構成されている。 本実施形態において、印刷ヘッド46の可動範囲がネイルプリント装置1の印刷可能範囲であり、印刷指U1に対する印刷はこの印刷可能範囲内において行われる。 印刷部40は、これらガイドロッド41、主キャリッジ42、モータ43、ガイドロッド44、副キャリッジ45、印刷ヘッド46、モータ47及びインクカートリッジ48等を備えて構成されている。 本実施形態では、印刷指U1の爪T(一方の手の4つの指の爪Taと、他方の手の親指の爪Tb)を撮影する上記撮影部30と、この撮影部30により撮影された爪領域にそれぞれ印刷を施す印刷部40とにより印刷処理手段が構成されている。 操作部12は、ユーザが各種入力を行うための入力手段である。 また、ケース本体2の天板2fには液晶パネル(液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display))等で構成された表示部13が設けられている。 なお、この表示部13の表面に、タッチパネルが一体的に構成されていてもよい。 タッチパネルが構成されている場合には、図示しないスタイラスペン等によるタッチ操作により、表示部13の表面をタッチすることによっても各種の入力を行うことができるように構成されていてもよい。 また、制御装置50は、例えば上部機枠11bに配置された基板31等に設置されている。 図8は、本実施形態における制御構成を示す要部ブロック図である。 制御装置50は、図示しないCPU(Central Processing Unit)等で構成される制御部51、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等(全て図示せず)で構成される記憶部52等を備えるコンピュータであり、ROM等には印刷すべきネイル画像パターン等のデータや印刷プログラム等の各種プログラムが格納され、制御部51はこのプログラムを実行して各部を制御するようになっている。 特に本実施形態においては、制御部51は印刷開始指示が入力されてから所定時間経過後に印刷処理を開始するように印刷部40等を制御する印刷制御手段として機能する。 ここで印刷処理とは、印刷指U1の爪T(一方の手の4つの指の爪Taと、他方の手の親指の爪Tb)に印刷を施すための処理であり、本実施形態では、撮影部30による印刷指U1の撮影と印刷部40による印刷である。 なお、印刷開始指示スイッチ釦121bから指示が入力されてから印刷処理を開始するまでの予め定められている時間とは、特に限定されないが、ユーザが印刷開始指示スイッチ釦121bを操作してから、印刷指U1を印刷指挿入部20aに挿入し、非印刷指U2を非印刷指挿入部20bに挿入して、印刷指U1と非印刷指U2とで掴み部20cを挟持するのに要する時間を考慮して、例えば10秒程度である。 次に、本実施形態におけるネイルプリント装置1の作用を説明する。 印刷を行う場合、ユーザはまず、電源スイッチ52aを入れて制御装置50を起動させ、印刷指U1に印刷したいネイル画像パターン(デザイン)を選択する。 選択されたネイル画像パターンは表示部13に表示されユーザが確認できるようになっていることが好ましい。 ネイル画像パターンを選択すると、ユーザは印刷開始指示スイッチ釦121bから印刷開始指示を入力し、印刷指U1を印刷指挿入部20aに挿入し、非印刷指U2を非印刷指挿入部20bに挿入する。 例えば、左手の親指以外の4本の指(人差し指から小指)の爪Taと右手の親指の爪Tbに印刷を施す場合には、左手は親指以外の4本の指(印刷指U1)が平面的に並んだ状態で印刷指挿入部20aに挿入され、印刷指U1である4本の指と非印刷指U2である親指との付け根を掴み分20cの第1の指位置決め部201の端部に突き当てることにより、4本の指(印刷指U1)が第1の指位置決め部201により位置決めされる。 そして、4本の指(印刷指U1)と親指(非印刷指U2)とで掴み部20cを挟持することで4本の指(印刷指U1)が固定される(図4参照)。 他方、右手は親指(印刷指U1)が印刷指挿入部20aに挿入され、印刷指U1である親指と非印刷指U2である4本の指との付け根を掴み分20cにおける第1の指位置決め部201の右側に配置された第2の指位置決め部202の端部に突き当てることにより、親指(印刷指U1)が第2の指位置決め部202により位置決めされる。 制御部51は、印刷開始指示スイッチ釦121bから印刷開始指示が入力されてからの経過時間を計時しており、印刷開始指示が入力されてから、予め定められている時間が経過した後に印刷処理を開始するように、印刷指U1の撮影を行う撮影部30及び印刷を行う印刷部40を制御する。 右手の親指以外の4本の指(人差し指から小指)の爪Taと左手の親指の爪Tbに印刷を施す場合には、右手の親指以外の4本の指(印刷指U1)を印刷指挿入部20aに挿入して第1の指位置決め部201により位置決めする。 また、左手の親指(印刷指U1)を印刷指挿入部20aに挿入して、掴み部 20cにおける第1の指位置決め部201の左側に配置された第2の指位置決め部202により位置決めする。 その他の点は上記の場合と同様であるため、説明を省略する。 以上のように、本実施形態におけるネイルプリント装置1によれば、次のような効果が得られる。 なお、本実施形態では、第2の指位置決め部202の端部が直線状になっている例を示したが、第2の指位置決め部202の端部の形状はこれに限定されない。 [第2の実施の形態] 本実施形態のネイルプリント装置1は、第1の実施形態とほぼ同様の装置構成を備えている。 本実施形態において、掴み分20cの幅方向の中央部には、印刷指挿入部20aに挿入された印刷指U1である人差し指から小指までの4つの指と非印刷指挿入部20bに挿入された非印刷指U2であるその他の指(すなわち、親指)との付け根U3を端部に突き当てることによって、印刷指挿入部20aに挿入された人差し指から小指までの4つの指の位置決めを行うことが可能な第1の指位置決め部211が配置されている。 すなわち、人間が4つの指(人差し指から小指)と親指とで何かを掴む際には、親指の幅+αの幅があれば対象物をしっかりと掴むことができる。 このため、本実施形態では、4つの指(人差し指から小指)の位置決めを行う第1の指位置決め部211の幅(図11(a)及び図11(b)においてW1とする。)を人差し指から小指までの4つの指の左右幅の寸法(図11(a)及び図11(b)においてW2とする。)又はこの寸法+αよりも50mm程度短くしている。 例えば、人差し指から小指までの4つの指の左右幅の寸法W2又はこの寸法+αが90mmである場合、第1の指位置決め部211の幅を40mm程度とする。 これにより、本実施形態において、第1の指位置決め部211とこの左右に配置された第2の指位置決め部212とを合わせた幅方向Xの長さ寸法は、150mm程度となっている。 なお、その他の構成は、第1の実施形態で示したものと同様であるため、その説明を省略する。 次に、本実施形態におけるネイルプリント装置の作用を説明する。 印刷を行う場合、ユーザは印刷開始指示スイッチ釦121bから印刷開始指示を入力した後、印刷指U1を印刷指挿入部20aに挿入し、非印刷指U2を非印刷指挿入部20bに挿入する。 例えば、左手の親指以外の4本の指(人差し指から小指)の爪Taと右手の親指の爪Tbに印刷を施す場合には、左手は親指以外の4本の指(印刷指U1)が平面的に並んだ状態で印刷指挿入部20aに挿入され、印刷指U1である4本の指と非印刷指U2である親指との付け根を掴み分20cの第1の指位置決め部211の端部に突き当てることにより、4本の指(印刷指U1)が第1の指位置決め部211により位置決めされる。 そして、4本の指(印刷指U1)と親指(非印刷指U2)とで掴み部20cを挟持することで4本の指(印刷指U1)が固定される(図4参照)。 他方、右手は親指(印刷指U1)が印刷指挿入部20aに挿入され、印刷指U1である親指と非印刷指U2である4本の指との付け根を掴み分20cにおける第1の指位置決め部211の右側に配置された第2の指位置決め部212の端部に突き当てることにより、親指(印刷指U1)が第2の指位置決め部212により位置決めされる。 制御部51は、印刷開始指示スイッチ釦121bから印刷開始指示が入力されてからの経過時間を計時しており、印刷開始指示が入力されてから、予め定められている時間が経過した後に印刷処理を開始するように、印刷指U1の撮影を行う撮影部30及び印刷を行う印刷部40を制御する。 右手の親指以外の4本の指(人差し指から小指)の爪Taと左手の親指の爪Tbに印刷を施す場合には、右手の親指以外の4本の指(印刷指U1)を印刷指挿入部20aに挿入して第1の指位置決め部211により位置決めする。 また、左手の親指(印刷指U1)を印刷指挿入部20aに挿入して、掴み分20cにおける第1の指位置決め部211の左側に配置された第2の指位置決め部212により位置決めする。 その他の点は上記の場合と同様であるため、説明を省略する。 以上のように、本実施形態におけるネイルプリント装置によれば、次のような効果が得られる。 なお、本実施形態では、第2の指位置決め部212の端部が直線状になっている例を示したが、第2の指位置決め部212の端部の形状はこれに限定されず、例えば、第2の指位置決め部212の端部は、印刷指挿入部20aに挿入される親指の付け根に沿うように平面視湾曲形状に形成されていてもよいことは第1の実施形態と同様である。 [第3の実施の形態] 本実施形態のネイルプリント装置は、第1の実施形態及び第2の実施形態とほぼ同様の装置構成を備えている。 図12(a)及び図13(a)は、第1の指位置決め部221及び第2の指位置決め部222を有する掴み部20cの側断面図であり、図12(b)及び図1 3 (b)は、図12(a)及び図13(a)に示す掴み部20cをそれぞれ上方から見た平面図である。 掴み部本体250内部には、引き出し板260を収納可能な空間である引き出し板収納部251が設けられている。 引き出し板収納部251の裏面側(図12(a)における下側)の端部近傍には、板係止用孔部252が形成されている。 引き出し板260は、引き出し板260が引き出し板収納部251から引き出された引き出し状態において、印刷指挿入部20aに挿入された左右いずれか一方の手の4つの指(人差し指から小指)を位置決めする第1の指位置決め部221を構成する。 なお、その他の構成は、第1の実施形態及び第2の実施形態で示したものと同様であるため、その説明を省略する。 次に、本実施形態におけるネイルプリント装置の作用を説明する。 以上のように、本実施形態におけるネイルプリント装置1によれば、次のような効果が得られる。 [第4の実施の形態] 本実施形態のネイルプリント装置は、第1の実施形態から第3の実施形態とほぼ同様の装置構成を備えている。 図14(a)及び図15(a)は、第1の指位置決め部231及び第2の指位置決め部232を有する掴み部20cの側断面図であり、図14(b)及び図15(b)は、図14(a)及び図15(a)に示す掴み部20cをそれぞれ上方から見た平面図である。 ヒンジ部281には、図示しない係止用の突起が設けられており、掴み部本体270には、この係止用の突起に対応する位置に突起を受ける溝部(図示せず)が設けられている。 係止用の突起と溝部とは、回動板280が延出状態となったとき及び重畳状態となったときに嵌り合うようになっている。 なお、回動板280側に溝部を設け、掴み部本体270側に係止用の突起を設けてもよい。 回動板280は、延出状態において、印刷指挿入部20aに挿入された左右いずれか一方の手の4つの指(人差し指から小指)を位置決めする第1の指位置決め部231を構成する。 なお、その他の構成は、第1の実施形態から第3の実施形態で示したものと同様であるため、その説明を省略する。 次に、本実施形態におけるネイルプリント装置の作用を説明する。 以上のように、本実施形態におけるネイルプリント装置によれば、次のような効果が得られる。 なお、上記各実施形態では、一方の手の4つの指の爪Taと他方の手の親指の爪Tbとに同時に印刷が施される場合を例として説明したが、指を1本ずつ印刷する場合や片手ずつ印刷を行う場合にも本発明の掴み部20cを適用することが可能である。 その他、本発明が上記各実施形態に限定されず、適宜変更可能であることはいうまでもない。 1 ネイルプリント装置2 ケース本体4 蓋体12 操作部20a 印刷指挿入部20b 非印刷指挿入部20c 掴み部(隔壁) |