Gel nail curing lamp led |
|||||||
申请号 | JP2012005468 | 申请日 | 2012-09-06 | 公开(公告)号 | JP3179777U | 公开(公告)日 | 2012-11-15 |
申请人 | 株式会社ナチュラルフィールドサプライ; | 发明人 | 浩司 川本; | ||||
摘要 | 【課題】ハードジェルとソフトジェルの両方のジェルネイルを同じく短時間で硬化させることができ、ハードジェル用ランプとソフトジェル用ランプとを使い分けによる煩雑さをなくすと共に、低コストなジェルネイル硬化用ランプを提供すること。 【解決手段】義爪材料のUVジェルを硬化させるジェルネイル硬化用ランプ1において、硬化する波長が相違する二種以上のジェルネイルの特性に合わせて、それぞれに最適な波長、例えば発光波長が405nm付近のLED3と370nm付近のLED4の二種類のLEDを設けたジェルネイル硬化用LEDランプ。 【選択図】図1 |
||||||
权利要求 | 義爪材料のUVジェルを硬化させるジェルネイル硬化用ランプにおいて、硬化する波長が相違する2種類以上のジェルネイルの特性に合わせて、それぞれに最適な波長を発光する2種類以上のLEDを設けたことを特徴とするジェルネイル硬化用LEDランプ。 LED球の1つの球の中に、波長が相違するLED素子を2種類以上組み込んだことを特徴とする請求項1に記載のジェルネイル硬化用LEDランプ。 発光波長が405nm付近と370nm付近の2種類のLEDを組み込んだことを特徴とする請求項1又は2に記載のジェルネイル硬化用LEDランプ。 |
||||||
说明书全文 | この考案は、義爪の材料として用いられる光硬化型のジェルを硬化させる紫外線および可視光線を照射するランプに関するもので、更に詳しくは、ハードジェル、ソフトジェル(ソークオフジェル)両方のジェルネイルを極めて短時間で硬化することのできるLEDランプに関するものである。 最近は義爪としてジェルネイルが流行となっているが、当初は溶剤で溶けないハードジェルのみしかなく、このタイプのジェルは、蛍光管からなる370nmあたりの波長をピークとするUVランプを使用して2〜3分で硬化させていた。 近年、溶剤で溶かすことのできるソークオフジェル(ソフトジェル)がその手軽さからよく使われるようになってきた。 しかしこのソークオフジェルを硬化させるには405nmの光を照射する必要があるが、専用のランプが開発されるまでハードジェルに使われるUVランプで硬化させていた。 ところで、蛍光管タイプのUVランプは、370nmあたりをピークとする放物線を描く波長を出すため、使用は可能ではあるが405nmの波長に関しては出力が低く、硬化にやはり2〜3分という時間がかかったものである。 しかし、最近では405nmに特化した光を出すLEDランプの開発がされ、10秒から30秒という短時間で硬化が可能になってきた。 しかしながら、LEDの分光特性はピークが急峻であり、この405nmに特化したLEDランプでは、今度は370nmあたりで硬化するハードジェルは硬化させることができない。 そのため、370nmあたりの波長をピークとするハードジェル用ランプと、405nmあたりの波長をピークとするソフトジェル用ランプと、それぞれランプを別個に用意していたが、2つのランプが必要となることでコストが高くなり、また使用の際の使い分けが煩雑になるといった問題があった。 これに対して、従来、405nmのLED球と蛍光管タイプのUV球を組み合わせて、使用時における使い分け等の煩雑さをなくしたものもあるが、LED球と蛍光管タイプのUV球を単に組み合わせただけであり、コスト的に高価な上、それぞれ硬化速度の異なるランプとなっていた。 そこで、この考案の課題は、ハードジェルとソフトジェルの両方のジェルネイルを同じく短時間で硬化させることができ、ハードジェル用ランプとソフトジェル用ランプとを使い分けによる煩雑さをなくすと共に、低コストなジェルネイル硬化用ランプを提供することにある。 上記の課題を解決するため、請求項1の考案は、義爪材料のUVジェルを硬化させるジェルネイル硬化用ランプにおいて、硬化する波長が相違する2種類以上のジェルネイルの特性に合わせて、それぞれに最適な波長を発光する2種類以上のLEDを設けたジェルネイル硬化用LEDランプである。 請求項2の考案は、上記請求項1に記載のジェルネイル硬化用LEDランプにおいて、LED球の1つの球の中に、波長が相違するLED素子を2種類以上組み込んだ構成を採用する。 請求項3の考案は、上記請求項1又は2に記載のジェルネイル硬化用LEDランプにおいて、発光波長が405nm付近と370nm付近の2種類のLEDを組み込んだ構成を採用する。 従来からジェルの種類により求められる光の波長が違うため、それぞれ専用のランプを用意したり、蛍光管タイプのUVランプの発光波長が放物線を描くのを利用して、時間がかかるが、出力の小さな波長の部分を利用したりしていたが、この考案では、両タイプのジェルを1台のランプで硬化を可能とするため、従来の405nmのLED球と新たに開発された370nm(365nm〜370nm)のLED球をそれぞれ複数個照射器に組み込んだのである。 2種類の発光波長をもつ光源を組み合わせる考え方は従来にもあり、その方法は405nmのLED球と蛍光管タイプのUV球を組み合わせたものであったが、本願考案では、従来蛍光管タイプで硬化させていたハードジェルに対してもLED球のみで硬化させるのを特徴としており、LED球のみで構成するため、電源部やその他回路を共通で利用でき、2種類の光源を利用したものより低コスト化できる。 また、本考案では、単に2種類のLED球をそれぞれ単に配列するだけでなく、LED球の1つのカプセルに中に両タイプの波長のLED素子を組み込み、1種類のLED球として配列することも可能とした。 なお、LEDの発光波長は、現状のUVジェルに合わせた405nm付近と370nm付近の2種類に限定されるものではなく、今後現れる新たなジェル材料に合わせた波長に合わせて3種類以上の発光波長を有するLEDを組み合わせることもできる。 以上のように、請求項1の考案によると、ハードジェル、ソフトジェル(ソークオフジェル)両方のジェルネイルを、1つのランプによって硬化させることができ、両方のランプを用意することによる高コストや使い分ける煩雑さが解消する。 また、一方のUVジェルの特性に合わせた蛍光管タイプUVランプを利用して、他方の特性のUVジェルを硬化させる場合のような硬化時間がかかることもない。 また、請求項2の考案によると、LED球の1つのカプセルの中に両タイプの波長のLED素子を組み込み、1種類のLED球としてランプを構成するので、低コストであり、2つ以上のLED球が必要ないのでデザインの自由度が高くなり、小形化も可能であると共に従来のものと同じデザインとすることもできる。 また、請求項3の考案によると、現状使用されているハードジェルとソフトジェルの両方のジェルネイルを短時間で硬化させるのに最適なランプとなる。 本考案のジェルネイル硬化用LEDランプの一例を、添付図面に基づいて説明する。 このジェルネイル硬化用LEDランプ1の開口部2に臨む下面側には、光源として2種類のLED、即ち発光波長が405nm付近のLED3と370nm付近のLED4の2種類のLEDが複数個組み込まれている。 これらLED3又は4の発光のための電源回路や、発光スイッチは共通としておいてよく、また、使い勝手や使用上のミスを防ぐ点からも、あえて2種類のLEDの切り替え操作部は不要である。 使用の際には、爪にジェルを塗布した指先を開口部2の中に入れて、LED3及び4を発光させることで、約10秒から30秒の短時間でジェルが硬化する。 なお、この考案が適用できるジェルネイル硬化用LEDランプの形状は、図1のものに限定されるものではなく、種々の形状のランプに適用できるのは言うまでもない。 また、通常のLED(例としてLED3)は、図2(A)のように、基体5の上面にある1つのLED球6の中に発光波長が405nm付近のLED素子7が1つ内蔵されたものであるが、図2(B)のように、1つのLED球6の中に、発光波長が405nm付近のLED素子7と、発光波長が370nm付近のLED素子8の2種類のLED素子を内蔵させた複合LED9を構成するようにしてもよい。 さらに、この考案のジェルネイル硬化用LEDランプは、上記した発光波長に限られず、今後開発される光硬化型ジェルの硬化特性に最適な波長を適宜選択して取り付ければよく、種類も3種類以上の発光波長を有するLEDを組み込んでもよい。 1 ジェルネイル硬化用LEDランプ2 開口部3 発光波長が405nm付近のLED |