Uv gel layer coating nail sticker and nail care method using the same

申请号 JP2014041412 申请日 2014-03-04 公开(公告)号 JP2014171878A 公开(公告)日 2014-09-22
申请人 Jc Korea Corp; ジェイシー コリア コーポレーションJc Korea Corp.; 发明人 KIM DONG SUNG; KIM HYUN SURK; CHOI KYUNG SIK; PARK JU YOUNG; CHOI JEONG RIM; KIM BO MI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a UV gel layer coating nail sticker and a nail care method using the same.SOLUTION: The present invention relates to a UV gel layer coating nail sticker and a nail care method using the same. The present invention has such an advantage that eliminates the need for immersing a nail in a removal liquid harmful to a human body for a long time in order to remove a UV gel, even while retaining the advantage of the UV gel as it is, through the nail sticker by various embodiments of the present invention. The present invention solves such a problem that a cuticle opposite side terminal has chipping or a cuticle side terminal part has peeling.
权利要求
  • UVゲル層塗布用ネイルステッカーであって、前記ネイルステッカーの上面は、エンボッシング処理されたことを特徴とするUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記エンボッシング処理は、第1ロールと第2ロールとの間に前記UVゲル層塗布用ネイルステッカーを通過させて行われ、前記第1ロールと第2ロールとのうち少なくとも何れか1つの表面には、エンボッシングパターンがエッチングされていることを特徴とする請求項1に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記UVゲル層塗布用ネイルステッカーの表面は、前記エンボッシング処理によってRa=5aないし10aμm、Rz=10zないし100zμmである表面粗さを有することを特徴とする請求項1に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • UVゲル層塗布用ネイルステッカーであって、前記ネイルステッカーの上面に印刷層が形成されたことを特徴とするUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記印刷層は、シルク印刷、グラビア印刷、オフセット印刷のうちから選択された方法によって形成され、UVゲル層塗布用ネイルステッカーの上面にベースプライマー層を形成させ、前記ベースプライマー層の表面に前記印刷層が形成されることを特徴とする請求項4に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記UVゲル層塗布用ネイルステッカーの表面は、エンボッシング処理によってRa=5aないし10aμm、Rz=10zないし100zμmである表面粗さを有することを特徴とする請求項4に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • UVゲル層塗布用ネイルステッカーであって、前記ネイルステッカーの上面にUV硬化コーティング層が形成されたことを特徴とするUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記UV硬化コーティング層は、(i)UV硬化型オリゴマー及び(ii)UV開始剤を含むUV硬化コーティング層形成用組成物を前記UVゲル層塗布用ネイルステッカーの上部に塗布し、その塗布された表面にUVを照射して形成されることを特徴とする請求項7に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記UV硬化コーティング層形成用組成物には、(iii)多官能単量体がさらに添加されることを特徴とする請求項8に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記UV硬化型オリゴマーは、両末端が硬化可能な官能基で置換されたオリゴマーであり、前記硬化可能な官能基は、アクリレート基、ビニル基のうちから選択され、前記オリゴマーは、ウレタンオリゴマー、アクリレートオリゴマー、オレフインオリゴマー、ビニルアルコールオリゴマーのうちから選択され、前記オリゴマーは、重合度が10〜100であることを特徴とする請求項8に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記UV硬化コーティング層に含まれたUV官能基のうち、一部がUV硬化後にも未反応状態に残存し、前記未反応UV官能基の含量は、前記UVゲル層形成用組成物に含まれたUV官能基の3〜5%であることを特徴とする請求項8に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • UVゲル層塗布用ネイルステッカーであって、前記ネイルステッカーの上面にトッププライマー層が形成されたことを特徴とするUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記トッププライマー層は、トッププライマー形成用高分子、溶媒、添加剤を含むトッププライマー層形成用組成物を前記ネイルステッカーの表面に塗布し、前記溶媒の一部または全部を蒸発させて形成されることを特徴とする請求項12に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記トッププライマー形成用高分子には、ポリウレタン、ポリアクリル酸、ポリオレフィン、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニルのうちから選択され、前記トッププライマー層形成用組成物は、dyne pen測定法による表面張力が28〜72dyne/cmであり、前記トッププライマー層は、75℃で72時間放置後、モジュラスを測定したときの硬化(hardening)指数が5〜25MPaであることを特徴とする請求項13に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記トッププライマー層形成用組成物には、両末端がUV官能基で置換されたUV硬化型オリゴマーがさらに含まれ、前記UV硬化型オリゴマーの含量は、前記トッププライマー形成用高分子含量の1〜3%であり、UVゲル層形成用組成物に含まれたUV官能基の3〜5%であることを特徴とする請求項13に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • UVゲル層塗布用ネイルステッカーであって、前記ネイルステッカーの上面にラミネートフィルム層が付着されていることを特徴とするUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • 前記ラミネートフィルム層は、ASTM D638による引張力が5〜200MPaであり、ASTM D638による伸率が10〜500%であり、ASTM D638で測定し、0〜10%伸率区間のモジュラスが3〜70MPaであり、Dyne Pen測定法による表面張力が28〜72dyne/cmであり、75℃で72時間放置後、前記のような方法でモジュラスを測定したとき、硬化指数が10〜50MPaであり、二重ケージ(dial guage)方式で測定した厚さが2〜50μmであり、ASTM D3359−02のクロスカットテープテスト(cross cut tape test)による印刷付着力が2B以上であることを特徴とする請求項16に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカー。
  • ネイルステッカー上部にUVゲル層が形成されたことを特徴とするUVゲル層が塗布されたネイルステッカー。
  • 前記ネイルステッカーは、請求項1ないし請求項15のうち何れか一項に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカーであることを特徴とする請求項18に記載のUVゲル層が塗布されたネイルステッカー。
  • (i)ネイルステッカー、(ii)UVゲル層形成用組成物を含むUVゲル層塗布用ネイルステッカーキット(kit)。
  • 前記ネイルステッカーは、請求項1ないし請求項15のうち何れか一項に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカーであることを特徴とする請求項20に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカーキット。
  • 前記UVゲル層形成用組成物は、UVベースゲル層形成用組成物とUVトップゲル層形成用組成物とで構成されたことを特徴とする請求項20に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカーキット。
  • 前記UVゲル層塗布用ネイルステッカーキットは、UV光源提供手段をさらに含むことを特徴とする請求項20に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカーキット。
  • 前記UVゲル層塗布用ネイルステッカーキットは、前記UVトップゲル層形成用組成物を塗布するための塗布補助手段をさらに含むことを特徴とする請求項20に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカーキット。
  • 下記の段階を含むことを特徴とするUVゲル層が塗布されたネイルステッカーを利用したネイルケア方法:
    (S1)ネイルステッカーを天然ネイルに装着する段階、
    (S2)前記天然ネイルに付着されたネイルステッカーの上部にUVベースゲル層形成用組成物を塗布する段階、
    (S3)前記UVベースゲル層形成用組成物が塗布された表面をUV光に露出させてUVベースゲル層を形成する段階、
    (S4)前記UVベースゲル層の上部にUVトップゲル層形成用組成物を塗布する段階、
    (S5)前記UVトップゲル層形成用組成物が塗布された表面をUV光に露出させてUVトップゲル層を形成する段階。
  • 前記ネイルステッカーは、請求項1に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカーであることを特徴とする請求項25に記載のUVゲル層が塗布されたネイルステッカーを利用したネイルケア方法。
  • 前記ネイルステッカーは、請求項4に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカーであることを特徴とする請求項25に記載のUVゲル層が塗布されたネイルステッカーを利用したネイルケア方法。
  • 前記ネイルステッカーは、請求項7に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカーであることを特徴とする請求項25に記載のUVゲル層が塗布されたネイルステッカーを利用したネイルケア方法。
  • 前記ネイルステッカーは、請求項12に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカーであることを特徴とする請求項25に記載のUVゲル層が塗布されたネイルステッカーを利用したネイルケア方法。
  • 前記ネイルステッカーは、請求項16に記載のUVゲル層塗布用ネイルステッカーであることを特徴とする請求項25に記載のUVゲル層が塗布されたネイルステッカーを利用したネイルケア方法。
  • 说明书全文

    本発明は、UVゲル層塗布用ネイルステッカー及びそれを利用したネイルケア方法。

    人間が追求する身体的美しさの表現方式の1つとして、美容産業は、発達が加速化されると同時に細分化されている。 特に、20世紀以来、急激な市場拡大と共に一般人に美容産業は、大衆化され始めた。 美容産業中でも、ネイルアート(nail art)は、年齢や性別に関係なく、身体に対する表現芸術の必須的な要素として最近急激に発展しつつある。

    本来、ネイルアートは、美容芸術の一分野であって、人間のボディーを美しく飾るための方法の1つであり、ネイルの長さや形状または色は、時代の文化の変化と価値とを反映して表現された。

    このようなネイルアートは、多様な物質を活用して施術されているが、最近、UVゲル(ultraviolet gel)が脚光を浴びている。 UVゲルは、紫外線を用いて硬化させることで多様な長所を有するが、柔軟かつ柔らかくて容易に割れないだけではなく、日光に露出されても変色されず、光沢に優れるという長所があり、このようなUVゲルは、UVゲル層形成用組成物を天然ネイルに塗布した後、UV硬化させて形成させる。 この結果、天然ネイルがグロッシー(glossy)し、シャイニー(shiny)な高級感を出すことができて、広く利用されている。

    しかし、このような長所にもかかわらず、従来の天然ネイルに直接UVゲル層を形成する場合、これを除去するために、アセトンのような有害な溶媒に長期間指を浸漬しなければならない過程が必要であり、皮膚とネイルとに非常に有害であるだけではなく、これを取り外した後、天然ネイルの損傷が深刻な問題となる。 また、キューティクル反対側末端がチッピング(chipping)される、あるいは、キューティクル側末端部位がピーリング(peeling)される問題もあった。

    本発明は、天然ネイルにネイルステッカーを付着し、その上にUVゲルを塗布することによって、前記のようなUVゲルの長所はそのまま保持しながら、その短所を克服することができる発明を提供することである。

    したがって、本発明の多様な具現例によって、天然ネイル上にネイルステッカー上にUVゲルを塗布することによって、UVゲル層が有する高級感をそのまま出すことができるだけではなく、UVゲルを取り外すときにも、簡便にネイルステッカーを除去することができ、有害な有機溶剤を使わずとも、容易にUVゲルを除去することができるという長所がある。

    特に、本発明は、このような従来技術の問題点を解決し、UVゲルの長所をそのまま保持しながらも、これを取り外すために、人体に有害な除去液にネイルを長期間浸漬(soaking)する必要がないネイルステッカーを提供することである。 また、UVゲルの長所を保持しながらも、キューティクル反対側末端がチッピングされるか、キューティクル側末端部位がピーリングされる問題も解決することができるネイルステッカーを提供することである。

    さらに、このような長所にもかかわらず、通常のネイルステッカーを着用し、その上にUVゲルを塗布したとき、ネイルステッカーとUVゲルとの間に十分な接着が確保されないという問題があるが、本発明では、ネイルステッカーを付着し、その上にUVゲルを塗布しても、平均UVゲル塗布期間である3日、それ以上にUVゲルが安定して層間剥離なしに十分に付着されているUVゲル層塗布用ネイルステッカーを追加的に提供することである。

    本発明の一態様は、UVゲル層塗布用ネイルステッカーであって、前記ネイルステッカーの上面は、エンボッシング処理されたことを特徴とするUVゲル層塗布用ネイルステッカーに関するものである。

    本発明の他の態様は、UVゲル層塗布用ネイルステッカーであって、前記ネイルステッカーの上面に印刷層が形成されたことを特徴とするUVゲル層塗布用ネイルステッカーに関するものである。

    本発明のさらに他の態様は、UVゲル層塗布用ネイルステッカーであって、前記ネイルステッカーの上面にUV硬化コーティング層が形成されたことを特徴とするUVゲル層塗布用ネイルステッカーに関するものである。

    本発明の態様は、UVゲル層塗布用ネイルステッカーであって、前記ネイルステッカーの上面にトッププライマー層が形成されたことを特徴とするUVゲル層塗布用ネイルステッカーに関するものである。

    本発明の態様は、UVゲル層塗布用ネイルステッカーであって、前記ネイルステッカーの上面にラミネートフィルム層が付着されていることを特徴とするUVゲル層塗布用ネイルステッカーに関するものである。

    本発明の態様は、ネイルステッカー上部にUVゲル層が形成されたことを特徴とするUVゲル層が塗布されたネイルステッカーに関するものである。

    本発明の態様は、(i)ネイルステッカー、(ii)UVゲル層形成用組成物を含むUVゲル層塗布用ネイルステッカーキット(kit)に関するものである。

    本発明の態様は、下記の段階を含むことを特徴とするUVゲル層が塗布されたネイルステッカーを利用したネイルケア方法:(S1)ネイルステッカーを天然ネイルに装着する段階、(S2)前記天然ネイルに付着されたUVゲル層塗布用ネイルステッカーの上部にUVベースゲル層形成用組成物を塗布する段階、(S3)前記UVベースゲル層形成用組成物が塗布された表面をUV光に露出させてUVベースゲル層を形成する段階、(S4)前記UVベースゲル層の上部にUVトップゲル層形成用組成物を塗布する段階、(S5)前記UVトップゲル層形成用組成物が塗布された表面をUV光に露出させてUVトップゲル層を形成する段階に関するものである。

    本発明の多様な具現例によれば、UVゲルの長所をそのまま保持しながらも、これを取り外すために、人体に有害な除去液にネイルを長期間浸漬する必要がない。

    また、本発明の多様な具現例によれば、UVゲルの長所を保持しながらも、キューティクル反対側末端がチッピングされる問題を解決することができる。

    また、本発明の多様な具現例によれば、UVゲルの長所を保持しながらも、キューティクル側末端部位がピーリングされる問題も解決することができる。

    本発明の一具現例によるネイルステッカーの断面図。 図1において、符号300乃至700は通常のネイルステッカーであり、図1には示していないが、本発明によるUVゲル層塗布用ネイルステッカーはUVゲル層の塗布のためにトップコーティング層(300)の上部が表面処理されたネイルステッカーである。 トップコーティング層(300)上部の表面処理としては、エンボッシング処理、印刷層の形成、UV硬化コーティング層の形成、トッププライマー層の形成、ラミネートフィルム層の付着が挙げられる。

    本発明の一具現例によるネイルステッカーを爪に適用する方法のフローチャートを示す図。

    本発明の一具現例によってエンボッシング処理された表面を有するUVゲル層形成用ネイルステッカーを示す図。

    本発明の他の具現例によってプリンティングされた印刷層を有するUVゲル層形成用ネイルステッカーを示す図。

    以下、本発明の多様な側面及び多様な具現例についてさらに具体的に説明する。
    UVゲルが安定して層間剥離なしに十分に付着されるUVゲル層塗布用ネイルステッカーを提供するために、本発明では、通常のステッカー(図1の符号300乃至700)のトップコーティング層(300)の上部を表面処理する。 トップコーティング層(300)上部の表面処理としては、エンボッシング処理、印刷層の形成、UV硬化コーティング層の形成、トッププライマー層の形成、ラミネートフィルム層の付着の五つの方法を使用できる。 表面処理されたUVゲル層塗布用ネイルステッカーから離型紙(700)を除去し、粘着層(600)を爪に付着した後、上記トップコーティング層(300)上部の表面処理された面にUVベースゲル層(200)を塗布した後硬化し、その上にUVトップゲル層(100)を塗布し、硬化することで、最終的に爪の上にUVゲル層の塗布されたネイルステッカーを得られる。

    まず、本発明では、前記UVゲル層塗布用ネイルステッカー表面の全体または一部に、(i)物理的な表面粗さ処理(微細エンボッシングまたはパターン化処理)、(ii)プリンティングを施した表面処理、(iii)UV硬化型トップコーティング層導入、(iv)トッププライマー導入、(v)ラミネート化フィルム導入のように、大きく5種類の方法を提供している。

    それだけではなく、本発明は、前記の5種類の方法にのみ限定されるものではなく、前記の5種類のうち、2つ以上の方式を組み合わせて行う発明も、本発明の範囲に含まれる。

    そのうち、プリンティングによる印刷層、UV硬化コーティング層、プライマー層、ラミネート化フィルム層いずれも天然ネイルとネイルステッカーとを保護する役割を行うだけではなく、ネイルステッカーとUVゲル層との脆弱な付着性を向上させる効果を共に発現する。

    また、本発明は、UVゲル層塗布用ネイルステッカーのみに関したものではなく、本発明の多様な具現例によるUVゲル層塗布用ネイルステッカーにUVゲル層が塗布された形態のネイルステッカーも、本発明の範囲に含まれる。 また、前記UVゲル層は、単一層で構成されることも可能であり、ベースゲル層とトップゲル層のように複数個の層で構成することも可能である。

    代表的な一具現例によれば、前記ネイルステッカー上面に微細に粗さを付与することによって、このような本発明の目的を果たすことができる。

    一具現例によれば、図3に示すように、第1ロール(801)と第2ロールと(802)の間にネイルステッカー(810)を通過させることによって、ネイルステッカー上部に微細なエンボッシング効果を付与し、これによって表面積が広くなり、UVゲル層との接触面積を高めて、ネイルステッカー上部とUVゲル層との接着力を向上させることを確認した。

    それだけではなく、前記エンボッシングが、下記の範囲の表面粗さを有するときには、このエンボッシングによってネイルステッカー表面に微細しわが形成され、この微細しわが、UVゲル層を堅く支持する役割を行うことによって、特に、両側端末端部分で発生するUVゲル層のピーリング現象がほとんど発生せず、大きく抑制されうることを確認した。

    この際、ロール表面には、微細にエッチングを付与し、このようにロール表面のエッチングパターンと、ロールとロールとの圧力と温度とを調節し、また、ネイルステッカーの材質または物性を調節することによって、ネイルステッカー上部に付与されるエンボッシング効果のパターン形態、パターンの深さとサイズなどを調節することができる。

    このように一定に規則的なパターンを付与し、但し、このように規則的なパターンにのみ限定されず、他の方式によって不規則的なパターンを付与することによっても、前記効果を達成した発明も、本発明の範囲内に含まれると解析しなければならない。

    特に、粗さが付与されて、JIS B 0601−1982による表面粗さが、Ra=0.04aないし100aμm、Rz=1.6zないし400zμmである範囲を有するとき、ネイルステッカーとUVゲル層との間で平均UVゲル塗布期間が3日以上、UVゲル層が安定して層間剥離なしに付着されることを確認した。

    それだけではなく、特に、粗さが付与されて、表面粗さが、Ra=1aないし50aμm、Rz=5zないし200zμmである範囲を有するとき、ネイルステッカーとUVゲル層との間に、前記のような接着力を可能にするだけではなく、単に粗さのみを付与しても、発生するキューティクル反対側末端がチッピングされる問題が解消されて、キューティクル層末端部位がピーリングされる問題をさらに解決することができることも確認した。

    さらに、特に、粗さが付与されて、表面粗さが、Ra=5aないし10aμm、Rz=10zないし100zμmである範囲を有するとき、ネイルステッカーとUVゲル層との間に、前記のような接着力及びキューティクル層末端部位がピーリングされる問題を解決する効果だけではなく、キューティクル側末端部位がピーリングされる問題も追加的に解消できることをさらに確認した。 すなわち、エンボッシングによってネイルステッカー表面に微細しわが形成されるが、この微細しわが、前記のような範囲の表面粗さを有するときには、UVゲル層を堅く支持する役割を果たして、特に、両側端末端部分で発生するUVゲル層のピーリング現象が全く発生しないことを確認した。

    代表的な他の具現例によれば、前記ネイルステッカー上面に微細なパターンをプリンティングして、微細に粗さを付与することを通じても、前記目的を果たすことができることを確認した。

    具体的に、前記ネイルステッカー上面に微細なパターンをプリンティングして、図4に示すように、微細に粗さを付与することを通じても、ネイルステッカー上部に微細なエンボッシング効果を付与し、これによっても表面積が広くなり、UVゲル層との接触面積を高めて、ネイルステッカー上部とUVゲル層との接着力を向上させることができることを確認した。

    この際、前記プリンティング方法には、シルク印刷、グラビア印刷、オフセット印刷などが含まれるが、これに限定されず、このような微細プリンティング方法によって一定に規則的なパターンを付与し、但し、このように規則的なパターンにのみ限定されず、他の方式によって不規則的なパターンを付与することによっても、前記効果を達成した発明も、本発明の範囲内に含まれると理解されなければならない。

    このようなプリンティングは、前記ネイルステッカー上面に直接適用することもできるが、前記ネイルステッカー上部にベースプライマー層を導入した後、そのベースプライマー層上にプリンティングを通じる印刷層を導入することもでき、特に、後者の場合に、前記物理的な表面粗さ処理の場合、及びベースプライマー層なしに印刷層を形成する場合とは異なって、印刷層の内部に完全に乾燥されていない溶媒が、その下部に接しているネイルステッカーを一部スウェリングさせ、UVゲル層がさらに良く付着され、UVゲル層のグロッシーすることがさらに向上する効果を発現できることを確認した。

    特に、前記ローリング方法による粗さ付与方法とは同様に、プリンティング方法によって粗さを付与して、表面粗さが、Ra=0.04aないし100aμm、Rz=1.6zないし400zμmである範囲を有するとき、ネイルステッカーとUVゲル層との間で平均UVゲル塗布期間が3日以上、UVゲル層が安定して層間剥離なしに付着されることを確認した。

    それだけではなく、特に、粗さが付与されて、表面粗さが、Ra=1aないし50aμm、Rz=5zないし200zμmである範囲を有するとき、ネイルステッカーとUVゲル層との間に、前記のような接着力を可能にするだけではなく、キューティクル反対側末端がチッピングされる問題 をさらに解決することができることも確認した。

    さらに、特に、粗さが付与されて、表面粗さが、Ra=5aないし10aμm、Rz=10zないし100zμmである範囲を有するとき、ネイルステッカーとUVゲル層との間に、前記のような接着力及びキューティクル反対側末端がチッピングされる問題を解決する効果だけではなく、キューティクル側末端部位がピーリングされる問題も追加的に解消できることをさらに確認した。 Raが5aμm未満或いは、Raが10aμmを超える場合、または、Rzが10zμm未満或いは、Rzが100zμmを超える場合、前述の不十分な接着力の問題、キューティクル反対側末端がチッピングされる問題、キューティクル側末端部位がピーリングされる問題、を共に解決できない。

    代表的なさらに他の具現例によれば、前記ネイルステッカー上部にUV硬化コーティング層を導入することによって、このような本発明の目的を果たすことができる。

    UV硬化コーティング層は、(i)UV硬化型オリゴマー及び(ii)UV開始剤を含むUV硬化コーティング層形成用組成物によって形成され、但し、前記UV硬化コーティング層形成用組成物には、(iii)多官能単量体が含まれることもあり、(iv)希釈剤などのその他の添加剤がさらに含まれることもある。

    この際、UVゲル層塗布用ネイルステッカーの表面に導入される硬化コーティング層が熱硬化コーティング層である場合より、UV硬化型コーティング層である場合の方が、UVゲル層との付着性に優れるだけではなく、UVゲル層の高級感がさらに向上する効果を確認した。 これは、UV硬化コーティング層内に含まれている未反応UV硬化型オリゴマー及びUV開始剤が、UVゲル層形成段階でもう一度反応に関与することに起因すると見られる。

    本発明において、UV硬化型オリゴマーは、両末端に重合可能な官能基が連結されたオリゴマーを意味し、本発明において、重合可能な官能基とは、アクリレート基またはビニル基などが含まれるが、これに限定されない。 本発明において、オリゴマーとは、重合度が3〜1,000、望ましくは、5〜500、さらに望ましくは、10〜100である重合体を意味する。

    UV硬化型オリゴマーの種類には、ジアクリレート化ウレタンオリゴマー、ジアクリレートオリゴマー、ジアクリレート化エチレングリコールオリゴマー、ジアクリレートビニルアルコールオリゴマー、エステルアクリレートオリゴマー、エポキシアクリレートオリゴマー、スピランアクリレート(Spirane Acrylate)オリゴマーなどが含まれるが、これらに限定されるものではない。 そのうち、ジアクリレート化ウレタンオリゴマー、ジアクリレート化エチレングリコールオリゴマーをそれぞれまたはいずれも使うことが望ましい。

    本発明において、ジアクリレート化ウレタン(diacrylated urethaneまたはacrylated urethane)とは、下記の化学式のように、両末端にアクリレートまたはメタクリルレートなどの官能基が連結されたウレタンオリゴマーを意味する。 但し、下記の化学式は、単に例示的にのみ提示されたものであり、下記の化学式に提示された重合度に限定されないことは明白である。 本発明で、ジアクリレート化ウレタンの具体的な例には、カプロラクトン(Caprolactone)、ジエチレングリコール(diethylene glycol)、イソホロンジイソシアネート(isophorone diisocyanate)、2−ヒドロキシエチルアクリレートポリマー(2−hydroxyethyl acrylate polymer)(CAS番号72162−39−1)の物質が挙げられるが、これらに限定されるものではない。

    また、本発明において、ジアクリレート化ポリエチレングリコールとは、両末端にアクリレートまたはメタクリルレートなどの官能基が連結されたエチレングリコールの高分子(ポリエチレングリコール)またはオリゴマーを意味する。 ジアクリレート化ポリエチレングリコールの具体的な例には、ポリ(エチレングリコール)400ジアクリレート((poly(ethylene glycol)400diacrylate))が挙げられるが、これに限定されるものではない。

    本発明において、UV開始剤は、UVによって重合を開始することができる開始剤を意味し、ケトン系開始剤が望ましく、特に、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンがさらに望ましいが、これに限定されるものではない。 また、本発明において、重合可能単量体は、重合可能な官能基が1つ以上含む単量体を意味し、特に、重合可能な官能基が2つ以上である多官能単量体であり、または、特に、重合可能な官能基が1〜3つである単量体であり得る。

    このような単量体の種類には、アクリレート、ジアクリレート、トリアクリレートなどが含まれるが、これらに限定されるものではない。 また、官能基数によって多様に使われ、例えば、1官能基であるものとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレート(2−HEA)、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート(2−HEMA)などを含むが、これらに限定されるものではない。

    本発明の一具現例によれば、前記UV硬化コーティング層形成用組成物は、ブルックフィールド(Brookfield)粘度計及びS31錘を用いて25℃で測定した粘度が、5,000〜1,000cpsであることが望ましく、硬化後、UTMで測定した引張率が、25%以上であることが望ましい。

    また、前記UV硬化コーティング層形成用組成物は、溶剤を少量含有する場合、または無溶剤タイプである場合もあり、具体的には、前記UV硬化コーティング層形成用組成物中の溶剤の含量が、0〜5重量%であって、固形分含量が、95〜100重量%であることが望ましい。

    本発明の他の具現例によれば、前記(i)UV硬化型オリゴマー、(ii)UV開始剤、(iii)多官能単量体などの成分は、前記UV硬化型オリゴマーまたは多官能単量体の官能基中に未硬化UV官能基が残存するように、その含量を調節することが望ましい。

    特に、UVゲル層形成用組成物に含まれたUV官能基の3〜5%に該当する官能基が、UV硬化コーティング層の反応に関与せずに残るように、UV硬化コーティング層の成分、特に、UV開始剤含量を調節することが非常に重要である。 平面のネイルステッカーを曲面の天然ネイルに適用することによって、ネイルステッカーにしわが生じ、一部のネイルから浮き上がる問題が生じ、特に、UVゲル層を透明ネイルステッカーに直接適用する場合に、UVゲル層が、その浮き上がる問題をさらに加速させる問題がある。 しかし、前記のような含量範囲の未硬化UV官能基を残存させることによって、ネイルステッカーを容易に取り除くことができ、しわ問題と浮き上がる問題とが全く発生しないことを確認した。

    代表的なさらに他の具現例によれば、前記ネイルステッカー上部にトッププライマー層を導入することによって、このような本発明の目的を果たすことができる。

    一具現例によれば、トッププライマー層は、トッププライマー形成用高分子、溶媒、添加剤などを含むトッププライマー層形成用組成物を用いて、前記溶媒を蒸発させて、前記トッププライマー形成用高分子などが薄膜を形成させることで導入させ、前記トッププライマー形成用高分子には、ポリウレタン、ポリアリレート、ポリオレフィン、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、及びこれら2種以上のブレンドまたは共重合体が含まれ、そのうち、ポリウレタン系樹脂が望ましい。

    他の具現例によれば、前記トッププライマー層形成用組成物は、Dyne Pen測定法による表面張力が、28〜72dyne/cm、75℃で72時間放置後、前記のような方法でモジュラスを測定したとき、硬化(hardening)指数が5〜25MPaであることが望ましい。

    さらに他の具現例によれば、前記トッププライマー層形成用組成物は、ポリウレタン36〜42重量%、キシレン18〜24重量%、シクロヘキサノン35〜41重量%を含むことが望ましい。

    さらに他の具現例によれば、前記トッププライマー層形成用組成物には、両末端がUV官能基で置換されたUV硬化型オリゴマーを含ませることが望ましく、その含量は、前記トッププライマー形成用高分子含量の1〜3%であり、UVゲル層形成用組成物に含まれたUV官能基の3〜5%に該当する含量であることが望ましい。 平面のネイルステッカーを曲面の天然ネイルに適用することによって、ネイルステッカーにしわが生じ、一部のネイルから浮き上がる問題が生じ、特に、UVゲル層を透明ネイルステッカーに直接適用する場合に、UVゲル層が、その浮き上がる問題をさらに加速させる問題があり得るが、前記のような含量範囲のUV硬化型オリゴマーをさらに含ませることによって、ネイルステッカーをよく取ってくれて、しわ問題と浮き上がる問題とが全く発生しないことを確認した。

    代表的なさらに他の具現例によれば、前記ネイルステッカー上部に薄膜化された(laminated)フィルム層を導入することによって、このような本発明の目的を果たすことができる。

    一具現例によれば、前記薄膜化されたフィルム層は、ASTM D638による引張力が5〜200MPa、ASTM D638による伸率が10〜500%、ASTM D638で測定し、0〜10%伸率区間のモジュラスが3〜70MPa、Dyne Pen測定法による表面張力が28〜72dyne/cm、75℃で72時間放置後、前記のような方法でモジュラスを測定したとき、硬化指数が10〜50MPa、二重ケージ(dialguage)方式で測定した厚さが2〜50μm、ASTM D3359−02のクロスカットテープテスト(cross cut tape test)による印刷付着力が2B以上である材質を使うことが望ましい。

    ASTM D3363による鉛筆テストによる硬度は、通常2B<B<HB<F<H<2H<3H<4Hのような8つの標準段階によって分けるが、2Bに行くほど軟らかくなり、4Hに行くほど高硬度を見せる。 当該部分で、これと異なって、記載されない限り、本発明で、ASTM D3363鉛筆テストは、特に、EP 2417180 A1公報に記載されている方式を意味する。

    平面のネイルステッカーを曲面の天然ネイルに適用することによって、ネイルステッカーにしわが生じ、一部のネイルから浮き上がる問題が生じ、特に、UVゲル層を透明ネイルステッカーに直接適用する場合に、UVゲル層が、その浮き上がる問題をさらに加速させる問題があり得るが、ラミネートフィルム層が、前記のような種類と範囲との物性を有する場合、ネイルステッカーをよく取ってくれて、しわ問題と浮き上がる問題とが全く発生しないことを確認した。

    代表的なさらに他の具現例によれば、ネイルステッカーの材質は、ポリ塩化ビニル、ポリアクリル酸、ポリスチレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタン(thermoplastic polyurethane、TPU)、ポリビニルアルコール、これら2種以上のブレンド、これら2種以上の複層のうちから選択されうる。

    望ましい具現例によれば、ポリアクリル酸、ポリスチレン、ナイロン、これら2種以上のブレンドのうちから選択された第1樹脂とポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタン、ポリビニルアルコール、これら2種以上のブレンドのうちから選択された第2樹脂とのブレンドを使うことができ、これを通じて脆弱な脆性(brittleness)と過度に高い剛性(rigidity)とを弱化させると同時に、高い印刷加工性を同時に果たすことができるという長所がある。

    他の望ましい具現例によれば、ポリアクリル酸、ポリスチレン、ナイロン、これら2種以上のブレンドのうちから選択された樹脂を第1樹脂として使い、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、熱可塑性ポリウレタン、これら2種以上のブレンドのうちから選択された樹脂を第2樹脂として使って、第1樹脂上に第2樹脂薄膜で複層させて使うことによって、同様に、脆弱な脆性と過度に高い剛性とを弱化させると同時に、高い印刷加工性を同時に果たすことができるという長所がある。

    さらに他の具現例によれば、ネイルステッカーは、ASTM D638による引張力が5〜200MPa、ASTM D638による伸率が10〜500%、ASTM D638で測定し、0〜10%伸率区間のモジュラスが3〜70MPa、Dyne Pen測定法による表面張力が28〜72dyne/cm、75℃で72時間放置後、前記のような方法でモジュラスを測定したとき、硬化指数が10〜50MPa、二重ケージ方式で測定した厚さが20〜180μm、ASTM D3359−02のクロスカットテープテストによる印刷付着力が2B以上である材質を使うことが望ましい。

    UVゲル層を形成させるときに、天然ネイルの境界部分と一致するように合わせて形成させることが重要であるが、もし、正しく合わせることができなければ、その境界部位から始めてピーリング問題が発生するためである。 その結果、天然ネイルにUVゲル層を適用することは、一般消費者が直接できる作業ではなく、専門ネイルショップに行って、高価の費用を支払ってから受けることができる程度であって、相対的に非常に高価の作業であるしかなかった。 しかし、ネイルステッカーが、前記のような範囲の物性を有する場合、UVゲル層形成用組成物をネイルステッカーに塗布するとき、別途にその境界を精密に合わせないとしても、その境界で別途のピーリング現象が全く発生しないことを確認し、これを通じて高価の専門ネイルショップのサービスの代わりに、一般消費者が直接安価の費用でUVゲルを用いてネイルケアができるという長所がある。

    本発明の単純な変形または変更は、いずれも当業者によって容易に実施され、このような変形や変更は、いずれも本発明の領域に含まれる。

    本発明は、UVゲル層塗布用ネイルステッカー及びそれを利用したネイルケア方法に関連する分野に適用可能である。

    100:UVトップゲル層200:UVベースゲル層300:トップコーティング層400:インク層500:基材600:粘着層700:離型紙801:第1ロール802:第2ロール810:ネイルステッカー

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