Extension of ergonomic equipment handle

申请号 JP2013543417 申请日 2011-12-14 公开(公告)号 JP2014519414A 公开(公告)日 2014-08-14
申请人 スプリーム インベンション インク; 发明人 ソンケイ イ;
摘要 器具ハンドルであって、器具のハンドルを受容するように構成された本体と、本体からほぼ垂直に延びているハンドグリップと、さらに、本体上に回転可能に配置されたアームリングであって、少なくとも2つのポジションに付けられるように適合されており、このポジションとはすなわち、アームリングをハンドグリップに対し概して垂直にして、使用者が前腕をアームリングに通しハンドグリップを握持できるようにする第1ポジション、そしてアームリングをハンドグリップと概して平行にして、器具ハンドルの幅を最小化する第2ポジションであるアームリングとを備える器具ハンドル。
权利要求
  • 器具ハンドルであって、
    器具のハンドルを受容するように構成された本体と、
    前記本体からほぼ垂直に延びているハンドグリップと、
    前記本体上に回転可能に配置されたアームリングであって、少なくとも2つのポジションを取れるように適合されており、前記2つのポジションとはすなわち、前記アームリングを前記ハンドグリップに対し概して垂直にして、使用者が前腕をアームリングに通し前記ハンドグリップを握持できるようにする第1ポジション、そして前記アームリングを前記ハンドグリップと概して平行にして、前記器具ハンドルの幅を最小化する第2ポジションであるアームリングとを備える 器具ハンドル。
  • 前記アームリングは、前記第1ポジションと前記第2ポジションの間で抵抗を持ちつつ回転でき、また少なくとも選択されたポジションに一時的に固定され得る 請求項1に記載の器具ハンドル。
  • 前記回転抵抗は、前記器具ハンドルを逆さまにし、前記アームリングが平板に接触した状態で前記平板上に置いたときに、前記器具ハンドルの独立的な起立を充分に支持できるものである 請求項2に記載の器具ハンドル。
  • 前記ハンドグリップは、前記アームリングから1キュービット未満の場所に位置している 請求項1に記載の器具ハンドル。
  • 前記本体は2片からなるクラムシェル型の形成物である 請求項1に記載の器具ハンドル。
  • 前記本体は前記器具の前記ハンドル上にオーバーモールドされている 請求項1に記載の器具ハンドル。
  • 前記アームリングは、ボール継手によって前記本体に回転可能に連結している 請求項1に記載の器具ハンドル。
  • 前記ボール継手は、前記本体の自由端部におけるソケットの内部に形成されている 請求項7に記載の器具ハンドル。
  • 前記ソケットは、前記ソケット内での前記アームリングの移動を案内する溝を含んでいる 請求項8に記載の器具ハンドル。
  • 前記アームリングの内径は約3〜5インチ、前記アームリングから前記ハンドグリップまでの距離は約6〜10インチである 請求項1に記載の器具ハンドル。
  • 器具ハンドルであって、
    自由端部およびこれと対向する作業端部とを設けた第1クロスバーを有する器具ハンドル部材と、
    取り付け点において前記クロスバーの前記自由端部上に回転可能に配置されたアームリングであって、前記取り付け点の周囲で抵抗を持ちつつ回転可能であり、選択されたポジションに一時的に固定されることができるアームリングと、
    前記クロスバーに固着され、そこから概して横方向に延びたハンドグリップとを備える 器具ハンドル。
  • 前記回転抵抗は、前記器具ハンドルを逆さにし、前記アームリングが前記平板と接触した状態で平板上に置いたときに、前記器具ハンドルの独立的な起立を充分に支持できるものである 請求項11に記載の器具ハンドル。
  • 前記取り付け点はボール継手であり、前記アームリング上に位置するボール端部と、前記クロスバー上のソケットとを含む 請求項11に記載の器具ハンドル。
  • 前記回転抵抗は、主に、前記ソケットの内径よりも若干大きい前記ボール端部の外径によって形成される 請求項13に記載の器具ハンドル。
  • 前記ボール端部によって前記ソケットにかかる前記応力は、前記ソケットを形成する材料の弾性限界を超えない 請求項14に記載の器具ハンドル。
  • 器具ハンドルであって、
    近接端部およびこれと対向した末端部を有するシャフトであって、少なくとも前記末端部は実装器具に取り付けられるシャフトと、
    前記シャフトの前記近接端部に配置され、前記シャフトに回転可能に係合しているアームリングであって、自由回転を持ちつつ回転するアームリングと、
    前記アームリングから前記シャフトの前記近接端部までの1キュービット未満の距離で、前記シャフトから概して横方向に延びているハンドグリップとを備える 器具ハンドル。
  • 前記アームリングは、抵抗を提供するように構成されたネジ山式固定具系によって前記器具ハンドルに回転可能に係合している 請求項16に記載の器具ハンドル。
  • 前記アームリングは、ボール継手によって前記器具ハンドルに回転可能に係合しており、前記シャフトはソケットを含み、前記アームリングはボール端部を含んでいる 請求項16に記載の器具ハンドル。
  • 前記シャフトは2部品からなるクラムシェル型の形成物である 請求項16に記載の器具ハンドル。
  • 前記アームリングの回転抵抗によって、逆さにした器具が独立的に立てるようになり、前記アームリングは平板と接触する 請求項16に記載の器具ハンドル。
  • 说明书全文

    (関連技術の相互参照)
    本出願は、2010年12月14日出願の米国仮特許出願第61/422,811号、ならびに2011年8月16日出願の特許米国仮特許出願第61/524,314号を援用し、これらの優先権を主張する。

    本発明は概して、ほうき、シャベル、くま手、および動器具を含む多様なツールのための器具ハンドルの拡張に関する。 より詳細には、操作者の手首、肘および/または背中への負担を軽減する人間工学的な器具ハンドルを提供する。

    従来のほうき、くま手、またはその他類似する器具、特に細長いポールタイプのハンドルを設けた器具は、手首、腕、肩、背中を使って器具を操ることで操作される。 例えば、ほうきの操作者はこのタイプの作業を行うことによってゴミをかき集めて一山にまとめる。

    テーブルの下または隅部のような横切ることが難しい箇所では、梃子作用および支持を提供するために、さらに脚、背中、その他の筋肉を使うこともある。 丸鋸のような動力器具は一般的に重く、これを操る際には、さらに力を加えて所望の精密さと制御を達する必要がある。

    ナターレ(Natale)の米国特許第4,888,846号は、腕を抱えるための開口付きリングを設けた延長ブラケットを特徴とする、アスベスト削り取り器具のための概してY字型のハンドルを開示している。 クロスバーが削り取り器具から後方へ延び、対向する自由端部に設けたリングに取り付けられている。 削り取り器具の端部付近でクロスバーにハンドルバーが連結している。 操作者は腕をリングに通し、ハンドルバーを握持する。 従来の削り取り器具の操作者は、手で加圧しながら短いストロークを繰り返すことで、壁からアスベスト材料を削り取る。 ナターレ(Natale)の器具ハンドルでは、操作者が使用に伴う労力を減らしながら、従来の削り取り器具と比べより大きな力をスクレーパーブレードに付加することができる。

    サラック(Sarac)の米国特許第5,890,259号は、ナターレ(Natale)と類似するが、多様なアタッチメントのための旋回リングブラケットおよび器具受容端部を設けた延長ハンドルを開示している。 リングブラケットをクロスバーに旋回連結させることで、操作者の快適性が向上する。 クロスバーにまたがるハンドグリップバーに加え、器具受容端部が第2のハンドグリップとして使用できるように構成されている。

    トールセン(Thorssen)の米国特許第2,197,279号は、松葉杖頂部のパッド付きバーの代わりとなる腕受容ループを開示している。 このループは松葉杖の2つの分岐端部に永久的に取り付けられており、2つの分岐端部には、ネジ山式のボルト(特にキャリッジボルト)を受容するべく内部がネジ山式になったブッシングが設けられている。 トールセン(Thorssen)特許のアームループは、ブッシングの外面は平滑であるので、容易かつ自由に旋回および回転できる。 所望であれば、使用者は、アームループを回して垂直ポジションにし、これを利用してフックやクローゼットに掛けることができる。 トールセン(Thorssen)が開示している腕受容ループは、使用者の腕を、肘よりも上の位置において包囲するように設計されており、その主要機能は、松葉杖が使用者の身体から下方へ滑るまたはずり落ちることを防止する。 また、アームループを使用者の体重を支えるためのハンドルと共に利用することにより、松葉杖を正確に制御できるようになることも開示している。

    マエダ(Maeda)の米国特許第6,557,264号は、調理具のための金属製ワイヤリングアタッチメントを開示している。 このリングは、折り畳んだり自由に回転させたりすることができ、これによって、調理具ハンドルとリングの平面との間の角度を調節する。 マエダ(Maeda)のワイヤリングは、調理具を固体面上に据える際に調理具を支持する。

    米国特許第4,888,846号明細書

    米国特許第5,890,259号明細書

    米国特許第2,197,279号明細書

    米国特許第6,557,264号明細書

    従来技術の欠点は、操作者が、腕の疲労の適度な解放、あるいは器具の適切な制御を維持するための補助を、多様なリングアタッチメントまたはループアタッチメントからは得られないことである。 したがって、本明細書で説明ならびに請求されたように、回転への抵抗を提供しつつ、異なるポジションに配置替えおよび構成できる回転可能なアームリングを設けた人間工学的な器具ハンドルの拡張が必要である。

    上記の欠点は、回転可能であるが、回転への抵抗が組み込まれたアームリングを設けた、人間工学的な器具ハンドルを提供することで解決する。 回転力(トルク)の付加によって回転でき、多様なポジションに一時的に固定できる本アームリングを用いることで、操作者は、向上した器具制御、操作容易性、およびさらなる収納スペースを得ることができる。

    一実施形態では、本発明は、自由端部およびこれと対向する作業端部を持つ第1クロスバーを設けた器具ハンドル部材を含んだ人間工学的な器具ハンドルを提供する。

    この器具ハンドルは、取り付け点におけるクロスバーの自由端部に回転可能に配置されたアームリングをさらに含んでいる。 アームリングは、取り付け点の周囲で抵抗しつつ回転が可能であり、また、選択したポジションに一時的に固定され得る。 ハンドグリップがクロスバーに固着されており、ここから概して横方向に延びている。

    本人間工学的な器具ハンドルの別の実施形態は、実装器具に関連し、近接端部およびこれと対向する末端部を設けたシャフトを含んでいる。 アームリングは、シャフトの近接端部と回転可能に係合しており、本リングは、先述したように、抵抗を持ちつつ自由回転する。
    この実施形態は、本人間工学的な器具ハンドルシャフトから、近接端部に位置した本アームリングからの1キュービット未満の距離で概して横方向へ延びたハンドグリップも含む。

    人間工学的な器具ハンドルの別の追加的実施形態では、器具ハンドルは、自由端部における取り付け点に器具ハンドル部材が一体形成されたクラムシェル型の形成物である。

    中空の器具ハンドルが、器具のシャフトを器具ハンドルの堅固性を追加するための構造支持部として使用しながら器具を包囲する。

    アームリングは、器具ハンドルの自由端部における取り付け点内に旋回可能に固着されている。

    器具ハンドルは、多数列挙される異なる器具と共に使用できる。 この器具の列挙には、ほうき、ちり取り、モップ、くま手、シャベル、吸引式下掃除棒が非限定的に含まれる。

    器具ハンドルはまた、電気掃除機、レシプロソー、ハンマードリル、ウォームギアソーのような電気器具と共に使用することも可能である。

    器具ハンドルは、器具との適合性を有するだけでなく、さらにゴルフクラブ、パター、テニスラケット、ビリヤードのキューのようなスポーツ用具に取り付けることもできる。

    一例において、器具ハンドルは、器具のハンドルを受容するように構成された本体と、本体からほぼ垂直に延びているハンドグリップと、本体上に回転可能に配置されたアームリングであって、少なくとも2つのポジションを取れるように適合されており、2つのポジションとはすなわち、アームリングをハンドグリップに対し概して垂直にして、使用者が前腕をアームリングに通しハンドグリップを握持できるようにする第1ポジション、そしてアームリングをハンドグリップと概して平行にして、器具ハンドルの幅を最小化する第2ポジションである、アームリングとを含んでいる。

    アームリングは、第1ポジションと第2ポジションの間で抵抗を持ちつつ回転でき、また少なくとも選択されたポジションに一時的に固定され得る。 回転抵抗は、器具ハンドルを逆さにし、アームリングが平板に接触した状態で平板上に置いたときに、器具ハンドルの独立的な起立を充分に支持できるものであってよい。

    さらに、ハンドグリップは、アームリングから1キュービット未満の場所に位置することができ、本体は2片からなるクラムシェル型の形成物であってよく、本体は器具のハンドル上にオーバーモールドされていてよく、アームリングは、ボール継手によって本体に回転可能に連結していてよく、ボール継手は、本体の自由端部におけるソケットの内部に形成されていてよく、ソケットは、ソケット内でのアームリングの移動を案内する溝を含んでいてよい。

    いくつかの実施形態では、アームリングの内径は約3〜5インチ、アームリングからハンドグリップまでの距離は約6〜10インチである。

    別の例では、器具ハンドルは、自由端部およびこれと対向する作業端部とを設けた第1クロスバーを有する器具ハンドル部材と、取り付け点においてクロスバーの自由端部上に回転可能に配置されたアームリングであって、取り付け点の周囲で抵抗を持ちつつ回転可能であり、選択されたポジションに一時的に固定されることができるアームリングと、クロスバーに固着され、そこから概して横方向に延びたハンドグリップとを含む。

    回転抵抗は、器具ハンドルを逆さにし、アームリングが平板と接触した状態で平板上に置いたときに、器具ハンドルの独立的な起立を充分に支持できるものであってよい。
    取り付け点はボール継手であり、アームリング上に位置するボール端部と、クロスバー上のソケットとを含んでいてよい。

    回転抵抗は、主に、ソケットの内径よりも若干大きいボール端部の外径によって形成される。 ボール端部によってソケットにかかる応力は、ソケットを形成する材料の弾性限界を超えないものであってよい。

    さらに別の例では、器具ハンドルは、近接端部およびこれと対向した末端部を有するシャフトであって、少なくとも末端部は実装器具に取り付けられるシャフトと、シャフトの近接端部に配置され、シャフトに回転可能に係合しているアームリングであって、自由回転を持ちつつ回転するアームリングと、アームリングからシャフトの近接端部までの1キュービット未満の距離で、シャフトから概して横方向に延びているハンドグリップとを含んでいる。

    アームリングは、抵抗を提供するように構成されたネジ山式固定具系によって器具ハンドルに回転可能に係合していてよい。 あるいは、アームリングは、ボール継手によって器具ハンドルに回転可能に係合していてよく、この場合、シャフトはソケットを含み、アームリングはボール端部を含む。

    シャフトは2部品からなるクラムシェル型の形成物であってよい。 アームリングの回転抵抗によって、逆さにした器具が独立的に起立でき、この場合、アームリングは平板と接触している。

    人間工学的な器具ハンドルの利点は、使用者の腕、手首、首、背中の痛みを軽減することである。
    人間工学的な器具ハンドルの別の利点は、様々な器具に適合可能なことである。
    人間工学的な器具ハンドルのさらなる利点は、異なるポジションに構成できることである。
    人間工学的な器具ハンドルのさらに別の利点は、器具を直立させる形に位置決めできることである。
    人間工学的な器具ハンドルの別の利点は、積み重ね可能に位置決めできることである。

    これらの例のさらなる目的、利点、新規特徴の一部は以降の説明において述べられ、一部は以降の説明および添付の図面を考察することで当業者に明らかになるか、あるいはこれらの例を製造または操作することで知得できる。 概念の目的および利点は、添付の請求項にて特に指摘されている方法、手段、組み合わせによって実現および成し遂げることができる。

    図面の符号は、本発明の概念と一致する1つ以上の実施を、限定ではなく例としてのみ示す。 図面中、同じ参照符号は同一または類似の要素を指す。

    シングルクロスバータイプの人間工学的な器具ハンドル部材のアームリングをスタンドとして使用するべく、逆さに配置した器具の正面図である。

    操作者によって握られた状態にある、ほうき棒として構成された器具ハンドルの実施形態の正面図である。

    アームリングを軸方向整列ポジションにした状態の、シングルクロスバータイプの器具ハンドル部材の正面図である。

    図3の「A」の部分拡大図である。

    アームリングを軸方向整列ポジションにした状態の、ダブルクロスバータイプの人間工学的な器具ハンドル部材の正面図である。

    図5の器具ハンドル部材の代替実施形態の正面図であり、ここでは器具受容端部が角度付けされている。

    図6の器具ハンドル部材の側面図である。

    本アームリングおよびハンドグリップを取り付けたほうきハンドルの正面図である。

    図8の「A」の部分拡大鉛直断面図である。

    アームリングを器具ハンドルに取り付けるべくプロングを受容部のボア内に押入する以前の、本アームリングの実施形態の一部である1対のバイアスされたプロングの拡大立面図である。

    スプラインカラーを設けた本アームリングの正面図である。

    スプライン器具受容部拡大側面図である。

    ほうきハンドルとして構成された、本人間工学的な器具ハンドルの正面図である。

    図13中の箇所「A」の拡大図である。

    器具ハンドル軸から逸脱し、これに沿った軸の周囲で回転するアームリングにより構成された、本人間工学的な器具ハンドルの部分正面図である。

    図15の箇所「A」の拡大図である。

    図15のアームリングの平面図である。

    器具ハンドル部材の代替実施形態の透視図である。

    図18の器具ハンドル部材の代替実施形態の組立分解図である。

    図18の器具ハンドル部材の代替実施形態の組立分解図である。

    図18の器具ハンドル部材の代替実施形態の4つの異なるポジションを示す側面図である。

    図18の器具ハンドル部材の代替実施形態の4つの異なるポジションを示す側面図である。

    図18の器具ハンドル部材の代替実施形態の4つの異なるポジションを示す側面図である。

    図18の器具ハンドル部材の代替実施形態の4つの異なるポジションを示す側面図である。

    器具ハンドル部材と共に使用できるほうきヘッドの前面図である。

    図1を参照すると、全体を符号8で示す器具はほうきとして描かれているが、これ以外にも、かきシャベル、くま手、鋸、ハンマー、芝刈り機および垣根刈り機、スクレーパー、その他の動力または非動力式の手動器具を非限定的に含む器具が企図される。

    全体を符号10で示す人間工学的な器具ハンドルは、1本のクロスバー11と、クロスバーに回転可能に取り付けたアームリング12とを含む。 人間工学的な器具ハンドル10には、ポールまたはシャフトタイプの器具ハンドル部材14(例えば、ほうき、または、くま手のもの)が連結している。

    人間工学的な器具ハンドル10は、クロスバー11から概して横方向へ延びたハンドグリップ16をさらに設けていることが好適である。

    器具8は、従来の使用ポジションとは逆さのポジションで、平板17上に支持されて示されている。
    クロスバー11は、アームリング12が取り付け点20にて回転可能に配置された(図3に最良に示す)自由端部18と、これと対向した、器具ハンドル部材14に関連した作業端部22とを含む。

    好適な実施形態では、ハンドグリップ16は、人間工学的な器具ハンドル10のクロスバー11に一体成形することで固着されているが、ネジ山式固定具、リベット、接着剤などの使用も企図される。

    ハンドグリップ16はクロスバー11から概ね横方向に延びており、器具8の使用時には向上した快適性と制御を、不使用時には向上した収納性オプションを操作者に提供する。

    例えば、オプションでハンドグリップ16を棚または出張り部分に置くことで、器具8が簡単かつ便利に支持される。
    ハンドグリップ16をあらゆるタイプの出張り部分または棚に置いて収納する際に器具8の安定性を高めるために、ハンドグリップにはオプションでフック型端部(図15)が設けられている。

    図1では、1本のクロスバー11のアームリング12をスタンドとして使用するように配置している。 人間工学的な器具ハンドル10の自由端部18は、クロスバー11の角度を有する部分24によって作業端部22で画定された軸「B」から逸脱した軸「A」を画定している。

    オプションで、作業端部22とクロスバー11の角度を有する部分24との間にガセット25(図3)を含み、人間工学的な器具ハンドル10に強度および耐久性を提供している。

    以降でより詳細に説明するように、アームリング12は取り付け点20の周囲で抵抗を持ちつつ回転可能である。 これにより、リング12を選択した位置に一時的に固定することができるので、操作者はさらなる快適性を得られ、また器具8の収納オプションが増える。

    軸「A」と、スタンドとして置いたアームリング2によって画定される平面との間の角度は、90°または90°未満である。 90°またはこれ未満であるこの角度αによって、器具8の質量中心がアームリング12と整列し、これにより器具8を逆さにしたときの安定性が増し、ならびに、器具8の使用時に操作者にとっての快適性と制御が向上することが好適である。

    図3は、器具8をフック、ドア、棚などから吊り下げ易くするために、アームリングが画定する平面が軸「A」と並列している状態のアームリング12を示す。

    アームリング12の回転抵抗は、本人間工学的な器具ハンドル10の製造または組み立て工程中に計画的に提供される。 この抵抗は、取り付け点20にて固定具によって提供することが好適である。

    固定具は、ネジ山式固定具の一部上のネジ山化学封止材、回転可能なスプライン継手、ロックワッシャ、噛み合い係合したネジ山式固定具、形状の異なる2つの固定具、球形ボール継手固定具、あるいは技術上周知であるその他の機械系をオプションで含む。

    組み込まれた回転抵抗を克服し、本アームリング12が回転するためにトルクが付加される。 抵抗が組み込まれているため、操作者がトルクの付加を停止しても本アームリング12がその位置を保持する。 そのため、逆さにしたリング12は対応する器具8の重量を支持することができ、これにより、先述のとおり、本アームリングをスタンドとして使用できるようになる(図1)。

    回転抵抗による別の結果は、動作中に操作者の前腕との接触によって本アームリング12の内面にかかる左右への力を(図2)、操作者が本人間工学的な器具ハンドル10を装備した多様な器具8を制御するために利用できることである。

    通常、これらの力はアームリング12を回転させるためには不充分であるため、操作者は向上した制御および快適性を経験する。 操作者の手首、背中、肩にかかる負担が解放される一方で、二頭筋などのより強い身体部分が器具8のより人間工学的な操縦に有利に従事できるようになる。

    次に図4では、図3の箇所「A」の拡大図を示している。 本発明によるアームリング12をクロスバー11に取り付ける取り付け点20の実施形態を示すが、ここでは、第1ネジ山式固定具26と第2ネジ山式固定具28を充分堅固に噛み合い係合させて、リング12とクロスバー11の間に圧縮力を発することで回転抵抗が提供される。

    固定具は、平坦ワッシャ30およびロックワッシャ32によって適所に保持される。 オプションで、組み立て時に、ネジ山式固定具同士を化学的に結合させるネジ山封止材を、ネジ山式固定具28の少なくとも一部をネジ山封止材に浸すことでこの部分に付加する。

    LOCTITE(登録商標)ネジ山ロック液剤、PERMATEX(登録商標)接着剤および封止剤、JET LUBE(登録商標)ネジ山ロック剤、およびDEVCON(登録商標)接着剤は全て広く利用され、技術上周知の適切なネジ山ロックまたは封止製品である。

    スクリューまたはボルトのネジ山をロックするあらゆる液体または固体材料は、本アームリング12の回転に対して持続的に抵抗するための圧縮係合を維持する。

    クロスバーまたは器具ハンドルに対するアームリング12の回転または旋回に抵抗を加えるために採用できるいくつかの周知の固定技術を以下に挙げる。
    釘、木製スクリュー、標準またはロックワッシャ付き木製スクリュー、ナットおよびボルト、標準またはロックワッシャ付きのナットおよびボルト、噛み合い係合式のネジ山式固定具、標準またはロックワッシャ付きのネジ山式固定具、きざみ付きまたはスプライン継手、形状の異なる固定系、球状嵌入式継手、または他の技術上周知の機構。

    アームリング12の回転への抵抗を戻り止めによって提供する別の実施形態が企図される。 戻り止めは、突起およびくぼみを含んでよい。 本アームリング12を突起およびくぼみが整合する位置から移動させ、適所に一時的にロックするためにトルクが必要である。

    再び図1および図2を参照すると、好適な実施形態では、アームリング12はその軸に沿って計測した高さが約0.2〜2.5インチ(0.5〜6.4cm)であり、約3〜5インチ(7.5〜13cm)の内径を有する。

    本アームリング12は、操作者がハンドグリップ16を握ると、取り付け点20の周囲でクロスバー11を横切る位置へ回転され、操作者の前腕中程のどこかに位置決めされて、前腕周囲に隙間を提供するが、左右へ動作する最中には操作者の前腕に接触もするように設計されている(図2)。
    本アームリング12の取り付け点20とハンドグリップ16の間の距離は約6〜10インチ(15〜25cm)である。

    人間工学的な器具ハンドル10の上述したとおりの好適な寸法は、器具を操る操作者の手首にかかる負担を減少させながら、操作者の快適性を向上させることが確認されている。 器具8の形状、重量、用途に応じたその他の寸法も企図される。

    図5、図6、図7では、代替形としての、人間工学的な器具ハンドルのダブルクロスバー実施形態を示し、その全体に符号34を付している。 人間工学的な器具ハンドル10と共通の構成部は同一の参照符号で識別される。

    図5を参照すると、本人間工学的な器具ハンドル34は、作業端部38から分岐した先細り端部36bおよび自由端部37を設けた第1および第2のほぼ平行なクロスバー36aを含む。

    ほぼ平行なクロスバー36aのそれぞれの各端部の間にハンドグリップ40が橋渡しされており、されに、溶接、化学接着剤、ネジ山式固定具、または先述した他の取り付け系によって各端部に取り付けられている。

    クロスバー36aは互いに平行関係にて離間し、アームリング12からハンドグリップ40の反対の側へと延びている。

    好適な実施形態では、クロスバーの先細り端部36bには、図7に示すようにアームリング12と器具ハンドル34の軸との間に画定された角度βにて角度付けした(図7)器具受容部42が係合している。

    この実施形態では、器具受容部42がアームリング12を器具ハンドル部材14と完全に連結させている。

    オプションで、角度付けした器具受容部42を先述した器具ハンドル10(図1)に適用すれば、アームリング12と器具ハンドルの間に所望の角度を提供することができる。

    先述したように、角度α、角度βは、操作者に快適性を提供すると共に、アームリング12をスタンドとして利用して平板17上に逆さにし、起立させたときの安定性を向上させる。 オプションのガセット44が、器具受容部42とクロスバー36bの連結を支持する。

    次に図8を参照すると、人間工学的な器具ハンドルのクロスバーを設けていない実施形態を全体的に符号48で示し、ここで、人間工学的な器具ハンドル(10、34)と共通の構成部品は同一の参照符号で識別されている。

    人間工学的な器具ハンドル48はシャフト49を含んでおり、このシャフト49は近接端部50と、これと反対側の、実装器具54に関連した末端部52とを設けている。 技術上周知であるように、シャフト49は中実または中空である。

    実装器具54は、ほうき頭部として構成されているが、本人間工学的な器具ハンドル(10、34、48)と適合性を持つ、くま手、ちり取り等を含む多種の実装器具も考えられる。 器具ハンドル48の特徴は、アームリング12とハンドグリップ16を別々に、また直接的に、器具ハンドルシャフト49に取り付けられることである。

    図示にあるように、人間工学的な器具ハンドルシャフト49はほうき棒として構成されているが、先述したように他の器具ハンドル形状も企図される。 さらに先述したように、本アームリング12は、周知であり先述した方法によって提供された自由回転に抵抗しつつ回転する。

    これに加えて、ハンドグリップ16は、人間工学的な器具ハンドルシャフト49からほぼ横方向に延びている。 本アームリング12と本ハンドグリップ16は1キュービット未満の距離で離間している。 キュービットとは、人間の肘から掌までの距離とほぼ等しい長さの単位である。 好適には、ハンドグリップ16は、器具ハンドル66の近接端部50におけるアームリング12から約6〜10インチ(15〜25cm)の位置にある。

    ハンドグリップ16と人間工学的な器具ハンドル48の好適な係合は、クラムシェル型の形成物(図示せず)によって提供される。 技術上周知であるように、クラムシェル型の形成物は、プラスチック材料から周知の方法で製造され、ほうき棒または他の人間工学的な器具ハンドル48上の適所に、2つの半片を共に適所に固定して組み立てられたハンドグリップ16を提供する。

    代替形では、ハンドグリップ16を、第2器具受容部(図示せず)によって人間工学的な器具ハンドル48に係合させる。 あらゆる器具受容部42は、入れ子式摩擦嵌入、バネ式ラッチ、戻り止め、ネジ山式固定具、延長クラスプなどを非限定的に含む多様な連結技術による搭載が可能である。
    先述したように、また図8に示すように、本アームリング12は第1器具受容部42からほぼ横方向に延長する。

    人間工学的な器具ハンドル10ならびに器具ハンドル48に関連して上述したように、アームリング12は、シャフト49を逆さにし、平板17上に置いたときに、シャフト49のバランスを取れるように搭載されている。

    この実施形態では、器具受容部42は図7に示すように若干角度付けしてあるので、アームリングを器具の重量を支持するべく平板17上にスタンドとして配置したときに器具ハンドルシャフト49によって画定される平面とアームリングとの間の90°未満の角度α(図1)でアームリング12を取り付けることができる。

    図示にあるように、人間工学的な器具ハンドル48は、シャフト49の近接端部50に配置された器具受容部42によって、本アームリング12に回転可能に係合される。 器具受容部は、張力嵌合、ネジ山式固定具などを含む技術上周知の機械的固定手段により、アームリング12を収容する。

    図8〜図10を参照すると、クロスバーを設けていない人間工学的な器具ハンドル48と、あるいは先述したシングルまたはダブルクロスバータイプの人間工学的な器具ハンドル実施形態(10、34)と、アームリング12との好適な連結には、リング12に取り付けられ、器具受容部42内のボア58と係合した、少なくとも1対の元々側方外方へバイアスされているプロング56が含まれる。

    クロスバーを設けている場合、器具受容部42は、クロスバー(11、38)(図1、図5)の内部に位置しており、これは、クロスバーを設けていない人間工学的な器具ハンドル48(図8)の場合のシャフト内部に位置しているのと異なる。

    図8で「A」と表示された箇所を、図9で拡大して示している。 この実施形態では、1対の元々バイアスされているプロング56が、アームリング12から延びており、器具受容部42内のボア58の内部に押入されるか、またはこれと係合している。

    プロング56は返し付き頭部60を設け、この返し付き頭部60が端ぐり肩部62に捕えられ、プロング56の器具受容部42内部での保留が補助される。 図8に示すように、器具受容部42はクロスバーを設けていない人間工学的な器具ハンドル48の近接端部50に据えられている。 オプションで、より強い引張、つまり回転へのより高い抵抗を提供するために、バイアスされたプロング56の間にバネ64を配置している。

    図10を参照すると、1対のバイアスされたプロング56を、器具受容部42との係合前の、バイアスまたは広げられた位置にて示している。 ここではさらに、プロング56をアームリング12から突出して、または延びているように示しているが、オプションで、プロングを器具受容部42から延ばし、アームリング12にボア58を設けて、プロング56をこのボアの内部に係合させることも企図される。

    次に図11〜図14を参照すると、人間工学的な器具ハンドルの別の実施形態を示し、その全体を符号70で表している。 人間工学的な器具ハンドル(10、34、48)と共通の構成部品は同一の参照符号で表される。 この実施形態70では、実施形態10に関連して先述したように、シャフト49は、アームリング12と器具8の質量中心との整列を達成するための曲げを設けている。

    図11では、本アームリング12はスプラインカラー72を設けている。 図12では、開口スプライン型の器具受容部形成物の全体を符号74で表している。 シャフト係合ラグ76は、成形されたプラスチック形成物であって、人間工学的な器具ハンドル70のシャフト49の近接端部50内部に軸方向へ挿入され、堅固に摩擦係合するように構成されていることが好適である(図13)。

    器具受容形成物74は、中空シャフト49の端部に係合する半径リップ部78を設けている。 スプライン付き器具受容部形成物74の開口スプライン部80は、リップ部78から延びた状態に構成および配置されている。

    スプライン部80は概ね開放した「U」字型を画定しているので、受容形成物74のスプライン82はスプラインカラー72の全てのスプラインとは係合しない。 そのため、操作者がリングポジションを変更するべくトルクを付加すると、アームリング12が回転できる。

    次に図13、図14を参照すると、本人間工学的な器具ハンドルシャフト49は、ほうきハンドルとして構成され、また、図14では図13中の「A」と記した箇所を拡大し、図11〜図14のスプライン継手取り付けシステムの組み立てを示している。 人間工学的な器具ハンドル(10、34、48)と共通の構成部品は同一の参照符号で表される。

    アームリング12は、スプライン部80と係合しているカラー72により画定された軸の周囲で回転する。 器具受容部形成物74は、ネジ山式固定具84によって人間工学的な器具ハンドルシャフト49上の適所にさらに保持されることが好適である。

    図13に示す実施形態70は、器具ハンドル軸85に対して横方向に走行し、さらに器具ハンドルシャフト49の近接端部50よりも上に変位されている軸86の周囲で、本アームリング12が軸方向にフリップ回転することを特徴とすることが好適である。

    本アームリング12のこのフリップ回転によって、器具ハンドル70をフックまたは他の支持部に掛ける手段としてのリングの利用が促進される。

    図15〜図17でも、クロスバーを設けていない人間工学的な器具ハンドル(48、70)の実施形態(全体を符号90で表す)を示す。 ハンドル(10、48、70)と共通の構成部品は同一の参照符号で表される。 ハンドル90の主な特徴は、アームリング12のほぼU字型のブラケット94を受容する器具受容部92である。

    ブラケット94は、ブラケットの堅固な摩擦および回転係合と保持とを促進するためにV字型の案内部98を好適に含む受容部92の溝96内にスナップ嵌合する。 ブラケット94は、器具ハンドルシャフト49の近接端部50内に摩擦によって保持され、少なくとも1つのネジ山式固定具84によって適所に固着される。

    ブラケット94と器具受容部92の回転係合によって、アームリング12がポジション変更を行えるようになる。 先述したように、トルクが付加されるまで回転に抵抗がかかる。 図15に示すように、一般的なフック型形状物100を設けた代替のハンドグリップ90は、器具ハンドル90を出張り部分または他の支持構造物に安定的に掛け易くする。

    図18〜図21に、人間工学的な器具ハンドル10のさらなる実施形態を示す。 図に示すように、器具ハンドル10は、図8、図9に関連して述べた実施形態に最も類似し、クラムシェル型の形成物を成す2つの半片102を含んでおり、この2つの半片にはハンドグリップ16が一体形成され、また自由端部18において取り付け点20を設けている。

    図18に示すように、中空の器具ハンドル10は、器具8のシャフト49を器具ハンドル10に堅固性を追加するための構造支持として使用し、器具8を包囲するように適合されている。
    アームリング12はボール端部104を含み、このボール端部104は、器具ハンドル10の自由端部18における取り付け点20に作成されたソケット107内に旋回可能に固着されている。

    本明細書中でさらに述べるように、ボール端部104をソケット107内に固定することで、アームリング12を器具ハンドル10に対応して回転させることが可能になる。

    図19Aは、図18に示した器具ハンドル10の例の展開図であり、この器具ハンドル10の実施形態の構造を形成する2つの別個の半片102を説明する。 組み立てた状態では、器具ハンドル10が器具8のシャフト49を包囲し、アームリング12のボール端部104が、取り付け点20における自由端部18にて形成されたソケット107の内部に回転可能に固着される。

    図示の例では、ボール端部104の外径はソケット107の内径よりも若干大きいため、ソケット107に応力がかかるが、この応力が材料の弾性限界を超えることはない。 したがって、ソケット107は可塑変形するのではなく、ボール端部104にてほとんど持続的で一貫した圧力を維持する。

    ソケット107がボール端部104にかける圧力は、固定穴105の1つをソケット107の付近に位置させることで調節可能である。 こうすれば、固定具を締め付けたり緩めたりすることにより、ソケット107とボール端部104の間の圧力を調節できる。

    例えば、図20A〜図20Dに示す器具ハンドル10の実施形態では、固定穴105をソケット107に非常に接近させて設けており、これにより、ソケット107内のボール端部104の抵抗の精密な調整が可能になる。

    図19Aにさらに示すように、ハンドグリップ16の底端部は凹型先端109を設けており、これにより、ハンドグリップ16を用いて器具ハンドル10(および、あらゆる関連器具8)を掛ける、あるいは吊り下げる機能がさらに向上する。

    図19Bは、ボール端部104を含むアームリング12の透視図である。 図に示すように、ボール端部104は概してボール型をしているので、アームリング12を器具ハンドル10に対し所与の回転範囲内で無限に調節することが可能である。

    図18に示すように、ボール端部104は、器具ハンドル10の自由端部18の内部の取り付け点20に形成されたソケット107に固着されている。

    図18、図19Aに示すように、多数の固定穴105を器具ハンドル10の長さに沿って位置させることで、器具ハンドル10を器具8にしっかり取り付け、アームリング12のボール端部104と堅固に合致させられるようになる。 スクリュー、ネジ山式固定具、または技術上周知である他の機構といった、多様な固定技術を使用できる。 図4で使用したようなネジ山式固定具の使用も可能である。
    しかし、あらゆる他の機構を使用して、器具ハンドル10の2つの半片102をつなぐことができると企図される。

    図18〜19に示す例では、器具ハンドル10は、従来のほうき棒のような、円形シャフト49を設けた器具8と共に使用するように構成されている。 しかし、別の実施形態では、器具ハンドル10を多様な形状をした他の器具と合致するように適合できると企図される。 例えば、器具ハンドル10を、チェーンソーまたは他の動力器具のハンドルと合致するように適合できる。

    図20A〜図20Dにさらに示すように、アームリング12は器具ハンドル10に対して回転可能である。 回転範囲内で無限な調節が可能であるが、図20A〜図20Dでは4つの明確なポジションが確認できる。

    図20Aに示す第1ポジションでは、アームリング12が器具ハンドル10の自由端部18から外方へ延びた状態にある。 アームリング12がハンドグリップ16と概して平行に方位付けされているため、器具ハンドル10(または一連の器具ハンドル10)を簡単にフックに掛けることができる。

    例えば、器具ハンドル10は図20Aに示すポジションにおいて最大限コンパクトになるので、数個の器具ハンドル10をコンパクトに積み重ね、アームリング12によってフックに掛けることが可能である。

    アームリング12をこのポジションへ回転するようにすることで、数個の器具ハンドル10を販売する小売業者あるいは所有者に大きな利点がある。

    図20Bに示す第2ポジションでは、第1軸(器具ハンドル10の長さにかけ水平に走行している)の周囲でアームリング12が図20Aのポジションから90度回転する。 この第2ポジションは、図20Aに示す第1ポジションから図20Cに示す第3ポジションへの移行として示される。

    図20Cに示す第3ポジションでは、アームリング12が第2軸(ページを貫通して走行)の周囲で90度回転されている。 このポジションは複数の機能を有する。
    主な機能では、使用者はこのポジションで腕をアームリング12に通してハンドグリップ16を握持し、器具ハンドル10に連結している器具8を利用することができる。

    別の機能では、図1で示した実施形態と同様、アームリング12を床またはあらゆる他の平坦面上に据えて、器具ハンドル10と共に使用している器具8が直立できるようにする形で、器具ハンドル10を置く。 この機能は、使用と使用の間に、あるいは器具8を収納場所に収納するときに、器具8を置く際に有利である。

    器具8を壁またはあらゆる他の静止物体に寄り掛からせる代わりに、器具ハンドル10に取り付けられた器具8は自立タイプであってよい。 この目的のために、溝106を90度よりも大きい角度(例えば、110度)で回転できるようにして、アームリング12に、器具8を一端上で安定して立たせるより適切なポジションを取らせることができる。

    図20Dに示す第4ポジションでは、アームリング12が縦軸の周囲で90度回転する。 図20Aに示す第1ポジションと同様、このポジションでは、アームリング12がハンドグリップ16と平行し、器具ハンドル10が平坦、かつ、よりコンパクトになるので、数個の器具ハンドル10を積み重ねる、またはフックに掛ける上で理想的である。

    器具ハンドル10の数種の実施形態を例証し、詳細に説明したが、器具ハンドル10は本発明の対象物の目的および利点を達成するために多様な形状を取ることができる点が理解される。
    例えば、器具ハンドル10の各部を、器具ハンドル10に付随する器具8の端部付近にオーバーモールドすることができる。 このような実施形態では、アームリング12および/またはハンドグリップ16を、ナット、ボルト、ロックワッシャを含むあらゆる適切なタイプの固定具によって、器具8および器具ハンドル10に取り付けることができる。

    別の例では、アームリング12ならびにハンドグリップ16を含む器具ハンドル10の全体を、付随する器具8の端部付近にオーバーモールドできる。 このような実施形態は、アームリング12のポジションは1つのみであってよく、また、特定のシナリオにおいては機能性の増加よりも製造コスト削減の方が好適である場合がある。

    図21は、器具ハンドル10に使用できるほうきヘッド110の例を示す。 このほうきヘッド110は、ほうきヘッド縁114の一端にスクレーパー112を含む。
    図21に示すほうきヘッド110は、ほうきハンドルおよびほうき剛毛で拡張することができ、この拡張によって、ほうきハンドルをほうきハンドル開口116内に嵌入し、ほうきヘッド縁114から剛毛が外方へ延びるようになる。

    スクレーパー112は従来のほうきの実用性への追加であり、使用者は表面をより効果的に掃除できるようになる。 スクレーパー112を使用することで、使用者は剛毛では堅さが不充分で移動させられないゴミを除去できるようになる。

    別の実施形態では、ほうきヘッド110を従来のほうきの上から嵌合させるように設計できるので、既存のほうきハンドルおよび剛毛を使用でき、さらにスクレーパー112の価値が追加される。

    やはりここでも、器具ハンドル10は、ほうき、ちり取り、モップ、くま手、シャベル、吸引式下水掃除棒などのような手持ち器具を非限定的に含む、実質的にあらゆる手持ち器具または他の手で持つタイプの物体と共に使用することが可能である。

    器具ハンドル10は、電気掃除機、レシプロソー、ハンマードリル、ウォームギアソーなどのような電気器具と共に使用することも可能である。

    器具ハンドル10は器具と適合性があるだけでなく、ゴルフクラブ、パター、テニスラケット、ビリヤードのキューなどのスポーツ用具に取り付けることもできる。 器具ハンドル10を使用して操作を拡張できない手持ち器具は実質的に存在しない。

    当業者には、ここで述べた現在好適である実施形態に様々な変更および修正が明らかになる点に留意すべきである。
    このような変更および修正は、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、またその付随する利点を縮小することなくなされる。

    8 器具 10 器具ハンドル 11 クロスバー 12 本アームリング 14 器具ハンドル部材 16 ハンドグリップ 17 平板 18 自由端部 20 取り付け点 22 作業端部 24 クロスバーの角度を有する部分 26 第1ネジ山式固定具 28 第2ネジ山式固定具 30 平坦ワッシャ 32 ロックワッシャ 34 器具ハンドル 36a クロスバー 36b 先細り端部 37 自由端部 38 作業端部 40 ハンドグリップ 42 器具受容部 44 ガセット 48 器具ハンドル 49 シャフト 50 近接端部 52 末端部 54 実装器具 56 プロング 58 ボア 60 返し付き頭部 62 端ぐり肩部 64 バネ 70 器具ハンドル 72 スプラインカラー 74 器具受容形成物 76 シャフト係合ラグ 78 リップ部 80 スプライン部 82 スプライン 84 ネジ山式固定具 85 器具ハンドル軸 86 軸 90 器具ハンドル 92 器具受容部 94 ブラケット 96 溝 98 案内部 100 フック型形状物 102 半片 104 ボール端部 105 固定穴 106 溝 107 ソケット 109 凹型先端 110 ほうきヘッド 112 スクレーパー 114 ほうきヘッド縁 116 ほうきハンドル開口

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