アルコキシル化ポリアミンから調製されるポリマー |
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申请号 | JP2015562049 | 申请日 | 2014-03-10 | 公开(公告)号 | JP2016518467A | 公开(公告)日 | 2016-06-23 |
申请人 | アクゾ ノーベル ケミカルズ インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップAkzo Nobel Chemicals International B.V.; アクゾ ノーベル ケミカルズ インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップAkzo Nobel Chemicals International B.V.; | 发明人 | ジュニア,サミュエル アンソニー ヴォナ; ジュニア,サミュエル アンソニー ヴォナ; アロイシウス ロドリゲス,クリン; アロイシウス ロドリゲス,クリン; ジョン アダモ,アンソニー; ジョン アダモ,アンソニー; | ||||
摘要 | アルコキシル化(ポリ)アミンと、フリーラジカル重合可能な二重結合を含有するエチレン性不飽和モノマーとから調製されるアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー、同様にまた、該アルコキシル化(ポリ)アミンポリマーを含む配合物(例えば、パーソナルケア用配合物など)。 | ||||||
权利要求 | 少なくとも1つのアルコキシル化(ポリ)アミンと、フリーラジカル重合可能な二重結合を含有するカチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマー又はアニオン性のエチレン性不飽和モノマーから選ばれる少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーとから調製されるアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー又はその塩を含むアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記アルコキシル化(ポリ)アミンポリマーが1モルの(ポリ)アミンあたり約1モル〜約100モルのアルキレンオキシドのアルコキシル化レベルを有する、請求項1に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記少なくとも1つのアルコキシル化(ポリ)アミンが、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド及びそれらの混合物からなる群から選択されるアルキレンオキシドから調製される、請求項1又は2に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記アルコキシル化(ポリ)アミンがエトキシル化(ポリ)アミンである、請求項1から3に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。エトキシル化が前記アルコキシル化の約10モル%以上である、請求項4に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記アルコキシル化(ポリ)アミンポリマーが、7のpH及び25℃において水に、1リットルあたり少なくとも1グラムにまで可溶性である、請求項1から5に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーが、少なくとも1つのカチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマーであり、かつ、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド、(メタ)アクリルアミドプロピルトリメチアンモニウムクロリド、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメチルスルファート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリラートメチルクロリド四級、メタクリロイルオキシエチルベタイン、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルジメチルアンモニウム塩酸塩、3−(メタ)アクリロイルオキシエチルジメチルアンモニウムヒドロアセタート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルジメチルセチルアンモニウムクロリド、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルジフェニルアンモニウムクロリド、並びに、N,Nジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリラート、N−アルキルアミノアルキル(メタ)アクリラート、N,Nジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド及びN−アルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドの四級化誘導体からなる群から選択されるものである、請求項1から6に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記アルコキシル化(ポリ)アミンポリマーが架橋を実質的に有しない、請求項1から7に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー。請求項1から8のいずれか一項に記載されるアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物を含み、かつ、さらにパーソナルケア添加物を含むパーソナルケア用配合物。ヘアスタイリングゲル、スキンクリーム、日焼けローション、保湿剤、練り歯磨き、医療用軟膏及び救急用軟膏、化粧用軟膏、坐薬、清浄剤、リップスティック、マスカラ、染毛剤、クリームリンス、シャンプー、ボディーソープ、デオドラント剤、ヘアケア配合物、スタイリング配合物、ひげ剃り用調製物、手指除菌剤、顔用ファンデーション、アイライナー、着色用製品、日焼け止め剤、ローション、クリーム、日焼け用製品、日焼け手入れ用製品、並びに、それらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1から9に記載のパーソナルケア用配合物。前記パーソナルケア添加物が、増粘剤、懸濁化剤、乳化剤、UVフィルター剤、日焼け止め活性成分、湿潤剤、保湿剤、皮膚軟化剤、オイル、ワックス、溶媒、キレート化剤、ビタミン、抗酸化剤、植物抽出物、シリコーン、中和剤、保存剤、芳香剤、色素、顔料、コンディショナー、ポリマー、発汗抑制有効成分、抗ざ瘡剤、ふけ防止活性剤、界面活性剤、表皮剥落剤(exfoliant)、皮膜形成剤、噴射剤、日焼け促進剤、毛髪固定剤、着色剤、及び、それらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1から10に記載のパーソナルケア用配合物。前記アルコキシル化(ポリ)アミンポリマーが、当該パーソナルケア用配合物の重量に基づいて重量比で約0.1%以上のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーで、かつ、最大でも約20%のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーで存在する、請求項9から11に記載のパーソナルケア用配合物。2個を超えるメチレンユニットを窒素成分の間に有し、かつ、0個又は1個の酸素分子を窒素成分の間に有する少なくとも1つのアルコキシル化ポリアミンと、フリーラジカル重合可能な二重結合を含有する少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーとから調製されるアルコキシル化ポリアミンポリマー又はその塩を含むアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記アルコキシル化ポリアミンがエトキシル化ポリアミンである、請求項13に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記エチレン性不飽和モノマーが、カチオン性、アニオン性又は非イオン性である、請求項13又は14に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーがカチオン性であり、かつ、N,Nジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリラート、N−アルキルアミノアルキル(メタ)アクリラート、N,Nジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド及びN−アルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドからなる群から選択されるものであり、但し、これらにおいて、前記アルキル基は独立して、C1〜18、環状化合物、芳香族アミン含有モノマー、ビニルホルムアミド、ビニルアセトアミド及びカチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマーからなる群から選択される、請求項13から15に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記ポリマーが、前記少なくとも1つのアルコキシル化ポリアミン及び前記少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーを開始剤により重合させることによって調製され、但し、前記ラジカル開始剤が、過酸化物、アゾ系開始剤、レドックス系、及び、金属イオンに基づく開始系からなる群から選択される、請求項13から16に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記アルコキシル化ポリアミンポリマーが架橋を実質的に有しない、請求項13から17に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。前記アルコキシル化(ポリ)アミンポリマーが、7のpH及び25℃において水に、1リットルあたり少なくとも1グラムにまで可溶性である、請求項13から18に記載のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物。請求項13から19のいずれか一項に記載されるアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物を含み、かつ、さらにパーソナルケア添加物を含むパーソナルケア用配合物。 |
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说明书全文 | 本発明は、アルコキシル化(ポリ)アミンと重合されるエチレン性不飽和モノマーの反応生成物であるポリマー、及び、様々な配合物(例えば、パーソナルケア用配合物など)におけるその使用に関連する。 様々なカチオン性ポリマーがパーソナルケア用途において広範囲に使用されている。これらのカチオン性ポリマーは高価であり、また、望ましいとは言えない環境上の影響を有する場合がある。従って、上記欠点に悩まされないポリマーが求められている。 本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物により、パーソナルケア用配合物における純粋なカチオン性ポリマーの使用に対する代替が提供され、かつ、そのような配合物にはまた、改善された透明度、同様にまた、主観的な成績強化が提供される。加えて、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、布地及び清浄化での適用において粘土汚れを除くために使用される場合がある。 1つの態様において、本発明は、少なくとも1つのアルコキシル化(ポリ)アミンと、フリーラジカル重合可能な二重結合を含有するカチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマー又はアニオン性のエチレン性不飽和モノマーから選ばれる少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーとから調製されるアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー又はその塩を含むアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物に関する。 別の態様において、本発明は、上記アルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物又はその塩と、パーソナルケア添加物とを含むパーソナルケア用配合物に関連する。アルコキシル化(ポリ)アミンポリマーが、少なくとも1つのアルコキシル化(ポリ)アミンと、フリーラジカル重合可能な二重結合を含有するカチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマー又はアニオン性のエチレン性不飽和モノマーから選ばれる少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーとから調製される。 さらに別の態様において、本発明は、2個を超えるメチレンユニットを窒素成分の間に有し、かつ、0個又は1個の酸素分子を窒素成分の間に有する少なくとも1つのアルコキシル化ポリアミンと、フリーラジカル重合可能な二重結合を含有する少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーとから調製されるアルコキシル化ポリアミンポリマー又はその塩を含むアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物に関連する。 本発明は一般には、1つ又はそれ以上のエチレン性不飽和モノマーを、フリーラジカル重合開始系を使用して1つ又はそれ以上のアルコキシル化(ポリ)アミンと反応させることによって得られるアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーに関する。本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、様々な配合物における透明度及び沈着に関して、例えば、パーソナルケア用配合物(例えば、ヘアケア配合物など)における透明度及び沈着に関して、従来のホモポリマーと比較して類似した成績又は改善された成績をもたらす。 本明細書中で定義される場合、「アルコキシル化(ポリ)アミン」はアルコキシル化アミン又はアルコキシル化ポリアミンを意味し、「アルコキシル化(ポリ)アミンポリマー」はアルコキシル化アミンポリマー又はアルコキシル化ポリアミンポリマーを意味する。 1つの実施形態において、本発明における使用のために好適であるポリアミンには、2つ以上のアミン基を含有し、但し、これらのアミン基のうちの少なくとも1つ又はそれ以上が、アルコキシル化され得るNH基及び/又はOH基を含有するどのような物質も含まれる。好適なポリアミンには、ポリアルキレンアミン、ポリエチレンイミン、ポリ(アルカノールアミン)、アミン官能基を有するポリマーなどが含まれるが、これらに限定されない。ポリアルキレンアミンの例には、エチレンジアミン、トリエチレンテトラアミン、テトラエチレンペンタミン、ヘキサメチレンジアミン及びビス(ヘキサメチレン)トリアミンなどが含まれるが、これらに限定されない。ポリ(アルカノールアミン)は、2つ以上のヒドロキシ基又はOH基を含有するアルカノールアミンの縮合生成物である。ポリ(アルカノールアミン)の例には、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン、トリイソプロパノールアミン、トリブタン−2−オールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N,N−ビス−(2−ヒドロキシプロピル)−N−メチルアミン、N,N−ビス−(2−ヒドロキシブチル)−N−メチルアミン、N−イソプロピルジエタノールアミン、N−n−ブチルジエタノールアミン、N−sec−ブチルジエタノールアミン、N−シクロヘキシルジエタノールアミン、N−ベンジルジエタノールアミン、N−4−トリルジエタノールアミン及びN,N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)アニリンなど並びにそれらの混合物の縮合生成物、例えば、米国特許出願公開第2009/0124549号(これはその全体が参照によって本明細書中に組み込まれる)に記載される縮合生成物などが含まれるが、これらに限定されない。アミン官能基を有するポリマーの例には、ポリ(ビニルホルムアミド)及びポリ(ビニルアセトアミド)の加水分解から調製されるポリ(ビニルアミン)、並びに、ポリ(アリルアミン)、並びに、それらのコポリマーがある。1つ又はそれ以上のポリアミンの組み合わせもまた使用される場合がある。1つの実施形態において、ポリアミンは、2個を超えるメチレンユニットを窒素成分の間に有する場合があり、かつ、さらなる実施形態において、0個又は1個の酸素分子を窒素成分の間に有する場合がある。そのようなポリアミンの例には、ヘキサメチレンジアミン、ビス(ヘキサメチレン)トリアミン、及び、ポリ(アルカノール)の縮合生成物などが含まれる。 1つの実施形態において、(ポリ)アミンのアルコキシル化を、どのようなアルキレンオキシドを用いてでも達成することができる。好適なアルキレンオキシドのいくつかの限定されない例には、エチレンオキシド(エトキシル化)、プロピレンオキシド(プロポキシル化)及びブチレンオキシド(ブトキシル化)並びにそれらの混合物が含まれる。1つの実施形態において、好ましいアルキレンオキシドがエチレンオキシドである。1つの実施形態において、エトキシル化はアルコキシル化の約10モル%以上であり、別の実施形態において、好ましくはアルコキシル化の約50モル%以上であり、さらに別の実施形態において、より好ましくはアルコキシル化の約80モル%以上であり、なおさらに別の実施形態において、最も好ましくはアルコキシル化の100モル%である。アルコシラートの末端部分、好ましくはエトキシラートの末端部分はOH基である。このOH基は、スルファート成分を形成するためにさらに官能基化される場合がある。 ポリアミンは、アルコキシル化され得るNH基を有する第一級アミン及び第二級アミンを有する場合がある。1つの実施形態において、例えば、トリエタノールアミンの縮合生成物などにおいては、すべての窒素基が第三級である場合があり、アルコキシル化され得るNH基を有しない場合がある。しかしながら、これらのポリアミンは、アルコキシル化され得るOH基を有する場合がある。用語「縮合」は、本明細書中で使用される場合、2つの対応する官能基(例えば、2つのヒドロキシル基など)の間における共有結合が、小分子(例えば、水など)が形式上失われるとともに形成される化学反応を示す。1つの実施形態において、好ましくは、縮合の用語は、脱水反応と一緒でのエーテル化を示す。 (ポリ)アミンのアルコキシル化のレベルは、所望される性質に従って変化する場合がある。一般に、アルコキシル化のモル比は1モルのNH基又はOH基につき約1モルから約100モルのアルキレンオキシドとなるであろう。本発明の1つの実施形態において、アルキレンオキシドの最小モル量が1モルのNH基又はOH基につき約1モル超のアルキレンオキシドであろうし、別の実施形態において、好ましくは約5モル超のアルキレンオキシドであろうし、さらに別の実施形態において、最も好ましくは約10モル超のアルキレンオキシドであろう。1つの実施形態において、アルキレンオキシドの最大レベルは1モルのNH基又はOH基につき約100モル未満のアルキレンオキシドであろうし、別の実施形態において、好ましくは約60モル未満のアルキレンオキシドであろうし、さらに別の実施形態において、最も好ましくは約30モル未満のアルキレンオキシドであろう。 アルコキシル化(ポリ)アミンに加えて、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは1つ又はそれ以上のエチレン性不飽和モノマーから得られる。エチレン性不飽和モノマーは、カチオン性のエチレン性不飽和モノマー、アニオン性のエチレン性不飽和モノマー、非イオン性のエチレン性不飽和モノマー、及び、それらの組み合わせである場合がある。本明細書中で使用される場合、用語「カチオン性のエチレン性不飽和モノマー」は、正電荷を非アニオン性コポリマー組成物に導入することができるエチレン性不飽和モノマーを意味する。本発明の1つの実施形態において、カチオン性のエチレン性不飽和モノマーは、少なくとも1つのアミン官能基を有する。本明細書中で使用される場合、「カチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマー」は、正電荷をすべてのpHにおいて帯びるそのようなモノマーである。「カチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマー」が、カチオン性のエチレン性不飽和モノマーを四級化して、第四級アンモニウム塩を形成させることによって、或いは、カチオン性のエチレン性不飽和モノマーのアミン官能基のすべて若しくは一部を酸化して、N−オキシド基を形成させるか、又は、カチオン性のエチレン性不飽和モノマーのベタイン及びスルホベタインを形成させることによって形成される場合がある。 これらのカチオン性のエチレン性不飽和モノマーには、N,Nジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリラート、N−アルキルアミノアルキル(メタ)アクリラート、N,Nジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド及びN−アルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド(但し、これらにおいて、アルキル基は独立して、C1〜18、環状化合物(例えば、1−ビニルイミダゾールなど)などである)が含まれるが、これらに限定されない。芳香族アミン含有モノマー(例えば、ビニルピリジンなど)もまた使用される場合がある。そのうえ、アミン成分を加水分解時に生じさせるモノマー(例えば、ビニルホルムアミド及びビニルアセトアミドなど)もまた使用される場合がある。カチオン性のエチレン性不飽和モノマーの例には、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリラート、tert−ブチルアミノエチルメタクリラート及びN,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドがある。カチオン性のエチレン性不飽和モノマーの組み合わせもまた使用される場合がある。 使用されることがあるカチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマーには、ジメチルジアリルアンモニウムクロリドとしてもまた公知であるジアリルジメチルアンモニウムクロリド、(メタ)アクリルアミドプロピルトリメチアンモニウムクロリド、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムメチルスルファート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリラートメチルクロリド四級、メタクリロイルオキシエチルベタイン、同様にまた、別のベタイン及びスルホベタイン、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルジメチルアンモニウム塩酸塩、3−(メタ)アクリロイルオキシエチルジメチルアンモニウムヒドロアセタート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルジメチルセチルアンモニウムクロリド、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルジフェニルアンモニウムクロリド、並びに、N,Nジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリラート、N−アルキルアミノアルキル(メタ)アクリラート、N,Nジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド及びN−アルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミドの四級化誘導体、例えば、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリラート、tert−ブチルアミノエチルメタクリラート及びN,N−ジメチルアミノプロピルメタクリルアミドの四級化誘導体などがある。1つの実施形態において、様々なモノマーが、カチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマーである。好ましいカチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマーが、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド、(メタ)アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド及びN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリラートメチルクロリド四級である。 これらのカチオン性のエチレン性不飽和モノマー又はカチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマーを使用して調製されるアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、パーソナルケア用配合物において、また、清浄化配合物及び洗剤配合物における粘土の除去及び懸濁のために特に有用である。例示的な実施形態において、これらのアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、布地柔軟剤組成物、同様にまた、布地処理(fabric care)組成物において使用することができる。好適な布地柔軟剤配合物は、布地柔軟剤活性剤、水、界面活性剤、電解質、相安定化ポリマー、香料、非イオン性界面活性剤、非水性溶媒、シリコーン、脂肪酸、色素、保存剤、蛍光増白剤、消泡剤、及び、これらの混合物を含有する。これらの布地柔軟剤活性剤には、ジエステル第四級アンモニウム化合物、例えば、ジタローオイルオキシエチル(tallowoyloxyethyl)ジメチルアンモニウムクロリド、ジ水素化タローオイルオキシエチルジメチルアンモニウムクロリド、ジカノーラオイルオキシエチル(canola-oyloxyethyl)ジメチルアンモニウムクロリド、ジタロージメチルアンモニウムクロリドなど、トリエタノールアミンエステルクアット(quat)、例えば、ジ(水素化タローオイルオキシエチル)−N,N−メチルヒドロキシエチルアンモニウムメチルスルファート及びジ(オレオイルオキシエチル)−N,N−メチルヒドロキシエチルアンモニウムメチルスルファートなど、同様にまた、その他のもの、例えば、トリタローメチルアンモニウムクロリド、メチルビス(タローアミドエチル)−2−ヒドロキシエチルアンモニウムメチルスルファート、メチルビス(水素化タローアミドエチル)−2−ヒドロキシエチルアンモニウムメチルスルファート、メチルビス(オレイルアミドエチル)−2−ヒドロキシエチルアンモニウムメチルスルファート、ジタローオイルオキシエチルジメチルアンモニウムメチルスルファート、ジ水素化タローオイルオキシエチルジメチルアンモニウムクロリド、ジカノーラオイルオキシエチルジメチルアンモニウムクロリド、N−タローオイルオキシエチル−N−タローオイルアミノプロピルメチルアミン、1,2−ビス(硬化タローオイルオキシ)−3−トリメチルアンモニウムプロパンクロリド、ジ硬化タロージメチルアンモニウクロリド、及び、それらの混合物などが含まれるが、これらに限定されない。 本明細書中で使用される場合、用語「アニオン性のエチレン性不飽和モノマー」は、負電荷を本発明のポリマーに導入することができるエチレン性不飽和モノマーを意味する。これらのアニオン性のエチレン性不飽和モノマーには、アクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、α−クロロ−アクリル酸、α−シアノアクリル酸、β−メチル−アクリル酸(クロトン酸)、α−フェニルアクリル酸、β−アクリロキシプロピオン酸、ソルビン酸、α−クロロソルビン酸、アンゲリカ酸、ケイ皮酸、p−クロロケイ皮酸、β−スチリルアクリル酸(1−カルボキシ−4−フェニルブタジエン−1,3)、イタコン酸、マレイン酸、シトラコン酸、メサコン酸、グルタコン酸、アコニット酸、フマル酸、トリカルボキシエチレン、ムコン酸、2−アクリロキシプロピオン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、ビニルスルホン酸、ナトリウムメタリルスルホナート、スルホン化スチレン、アリルオキシベンゼンスルホン酸、ビニルホスホン酸及びマレイン酸並びにそれらの塩が含まれ得るが、これらに限定されない。負電荷を有する成分に誘導体化(加水分解)され得る成分(例えば、無水マレイン酸又はアクリルアミドなど)もまた好適である。アニオン性のエチレン性不飽和モノマーの組み合わせもまた使用することができる。本発明の1つの実施形態において、アニオン性のエチレン性不飽和モノマーは好ましくは、アクリル酸、マレイン酸、メタクリル酸、イタコン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸又はそれらの塩及びそれらの混合物である場合がある。 アニオン性のエチレン性不飽和モノマーを使用して調製される本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、洗濯、自動食器洗い、水処理、セメント打ち及びコンクリートでの用途におけるスケールの抑制及び分散のために、塗料/被覆材及び紙での用途並びに油田での用途における分散剤のために特に有用である。清浄化用途のために、組成物には、洗剤、布地洗浄剤、自動食器洗浄用洗剤、すすぎ助剤、ガラス洗浄剤、布地処理配合物、乳化破壊剤、アルカリ性及び酸性の硬質面洗浄剤、並びに、洗濯用洗剤などが含まれる場合があるが、これらに限定されない。これらの配合物は、液体、粉末、棒状物又は単位用量配合物である場合がある。これらの組成物はまた、産業的及び企業的な清浄化用途において表面を清浄化するために使用することができる。自動食器洗浄用洗剤配合物のための1つの例示的な実施形態において、そのような配合物には、リン酸塩型配合物、低リン酸塩型配合物及び「無」リン酸塩型配合物(この場合、洗剤は実質的にリン酸塩を含まない)が含まれる。本明細書中で使用される場合、低リン酸塩は、洗浄における1500ppm未満のリン酸塩を意味し、別の実施形態においては洗浄における約1000ppm未満のリン酸塩を意味し、なお別の実施形態においては洗浄における500ppm未満のリン酸塩を意味する。 アニオン性のエチレン性不飽和モノマーを使用して調製される本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、清浄化、洗濯、ADW、油田、水処理においてスケール抑制剤として、また、スケールの蓄積が問題となるどのような他の水システムにおいてもスケール抑制剤として使用することができる。抑制されるスケールには、炭酸塩、硫酸塩、リン酸塩又はケイ酸塩に基づくスケール、例えば、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、オルトリン酸カルシウム及びポリリン酸カルシウム、トリポリリン酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム等などが含まれるが、これらに限定されない。 本明細書中で使用される場合、用語「非イオン性のエチレン性不飽和モノマー」は、電荷を本発明のポリマーに導入しないエチレン性不飽和モノマーを意味する。これらの非イオン性のエチレン性不飽和モノマーには、アクリルアミド、メタクリルアミド、Nアルキル(メタ)アクリルアミド、N,Nジアルキル(メタ)アクリルアミド(例えば、N,Nジメチルアクリルアミドなど)、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリラート、アルキル(メタ)アクリラート(例えば、メチルアクリラート及びメチルメタクリラートなど)、ビニルアセタート、ビニルモルホリン、ビニルピロリドン、ビニルカプロラクタム、エトキシル化アルキルモノマー、エトキシル化アルカリールモノマー又はエトキシル化アリールモノマー(例えば、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリラートなど)、アリルグリシジルエーテル、アリルアルコール、グリセロール(メタ)アクリラート、シラン官能基、シラノール官能基及びシロキサン官能基を含有するモノマーなどが含まれるが、これらに限定されない。好ましい非イオン性のエチレン性不飽和モノマーが、アクリルアミド、メタクリルアミド、Nメチル(メタ)アクリルアミド、N,Nジメチル(メタ)アクリルアミド、ビニルピロリドン及びビニルカプロラクタム、ヒドロキシエチル(メタ)アクリラート、並びに、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリラートである。異なる非イオン性のエチレン性不飽和モノマーの組み合わせもまた使用される場合がある。 非イオン性のエチレン性不飽和モノマーを使用して調製される本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、農業用途における分散のために特に有用である。 1つの実施形態において、エチレン性不飽和モノマーは、モノマー及びアルコキシル化ポリアミンの総重量の少なくとも約1重量パーセントであり、別の実施形態において、より好ましくは少なくとも約2重量パーセントであり、さらに別の実施形態において、最も好ましくは少なくとも約5重量パーセントである。1つの実施形態において、エチレン性不飽和モノマーは、モノマー及びアルコキシル化(ポリ)アミンの総重量の最大でも約75重量パーセントであり、別の実施形態において、より好ましくは最大でも約50重量パーセントであり、さらに別の実施形態において、最も好ましくは最大でも約25重量パーセントである。 本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーを調製する際には、反応を、アルコキシル化(ポリ)アミンを溶媒に希釈することによって行うことができる。反応が、溶融したアルコキシル化(ポリ)アミンにおいて行われる場合があり、但し、これは、モノマー及び開始剤がこの溶融物において可溶性であるならばである。溶媒の選定は、モノマー、アルコキシル化(ポリ)アミン及び開始系に依存する。これらの成分の3つすべてが反応温度において溶媒系に可溶性であることが好ましい。好ましい溶媒が水であり、しかし、モノマーが疎水性であるならば、アルコール又はグリコールに基づく溶媒が使用される場合がある。溶媒の混合物もまた使用される場合がある。 別の実施形態において、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーはアルコキシル化アミンから調製される場合がある。これらのアルコキシル化アミンは、アルコキシル化アミン鎖あたりただ1つだけの窒素基を含有する。そのようなアルコキシル化アミンの例には、イソプロピルアミン、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリスヒドロキシメチルアミノメタン、ジメチルアミノエタノール、トリイソプロパノールアミン、トリブタン−2−オールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N,N−ビス−(2−ヒドロキシプロピル)−N−メチルアミン、N,N−ビス−(2−ヒドロキシブチル)−N−メチルアミン、N−イソプロピルジエタノールアミン、N−n−ブチルジエタノールアミン、N−sec−ブチルジエタノールアミン、N−シクロヘキシルジエタノールアミン、N−ベンジルジエタノールアミン、N−4−トリルジエタノールアミン及びN,N−ビス−(2−ヒドロキシエチル)アニリンなどのアルコキシル化誘導体が含まれるが、これらに限定されない。 1つの実施形態において、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは架橋剤を実質的に含まない。別の実施形態において、アルコキシル化アミンを含有する本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー、又は、ポリマーが、2個のメチレンユニットを窒素成分の間に含有するある種のポリアミンを含有する場合には好ましくは、架橋剤を実質的に含まない。架橋剤を実質的に含まないとは、ポリマーが約1重量%未満の架橋剤を含むこと、好ましくは約0.1重量%未満の架橋剤を含むこと、最も好ましくは約0.001重量%未満の架橋剤を含むことを意味する。 1つの実施形態において、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは好ましくは水溶性である。別の実施形態において、アルコキシル化アミンを含有する本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー、又は、2個のメチレンユニットを窒素成分の間に含有するある種のポリアミンを含有するアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは好ましくは、水溶性である。本発明の目的のために、アルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、7のpH及び25℃において水に、少なくとも1グラム/リットルにまで可溶性であり、別の実施形態において、より好ましくは少なくとも10グラム/リットルにまで可溶性であり、さらに別の実施形態において、最も好ましくは少なくとも100グラム/リットルにまで可溶性である。 本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマー組成物を調製する際には、アルコキシル化(ポリ)アミンポリマーが、開始剤及び/又は開始系を使用して重合される。1つの実施形態において、開始系は、使用されるアルコキシル化(ポリ)アミン及び溶媒の混合物において可溶性であるどのようなフリーラジカル生成系であってもよい。1つの実施形態において、開始系は水溶性である。好適な開始剤には、過酸化物、アゾ系開始剤、同様にまた、レドックス系(例えば、tert−ブチルヒドロペルオキシド及びエリソルビン酸など)、及び、金属イオンに基づく開始系が含まれるが、これらに限定されない。開始剤は無機過酸化物及び有機過酸化物の両方を含む場合がある。1つの実施形態において、無機過酸化物(例えば、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム及び過硫酸アンモニウムなど)が好ましい。別の実施形態において、Fe及び過酸化水素の金属イオンに基づく開始系、同様にまた、他の過酸化物との組み合わせでのFeの金属イオンに基づく開始系が好ましい。さらに別の実施形態において、水溶性のアゾ系開始剤が含まれる場合がある。好適な水溶性アゾ系開始剤には、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二硫酸塩二水和物、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]水和物、2,2’−アゾビス{2−[1−(2−ヒドロキシエチル)−2−イミダゾリン−2−イル]プロパン}二塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス(1−イミノ−1−ピロリジノ−2−エチルプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス{2−メチル−N−[1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル]プロピオンアミド}、2,2’−アゾビス[2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)プロピオンアミド]及びその他が含まれるが、これらに限定されない。溶媒が使用されるならば、開始系は好ましくは、そのような溶媒において可溶性であるものである。有機過酸化物の開始剤、例えば、AkzoNobel Polymer Chemicalsから得られるTrigonox(登録商標)121及び同421などが使用される場合がある。1つの実施形態において、開始系の組み合わせもまた使用される場合がある。 本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーを調製する際には、アルコキシル化(ポリ)アミンにおける窒素基が必要に応じて、重合前又は重合期間中において中和される場合がある。1つの実施形態において、アルコキシル化(ポリ)アミンにおける窒素基は好ましくは、重合前又は重合期間中において35モル%超にまで中和され、別の実施形態において、より好ましくは70モル%超にまで中和され、さらに別の実施形態において、最も好ましくは100モル%超にまで中和される。中和は、どのような酸であれ、好適な酸を使用して行うことができる。1つの実施形態において、好ましい酸が鉱酸であり、例えば、塩酸及び硫酸などである。しかしながら、有機酸、例えば、グリコール酸、クエン酸及び酒石酸などもまた使用される場合がある。 本発明の1つの実施形態において、カチオン性の四級化エチレン性不飽和モノマーと反応させられるアルコキシル化(ポリ)アミン(例えば、エトキシル化(ポリ)アミンなど)は、パーソナルケア用途において、また、洗濯用途における粘土汚れの除去において特に好適である。別の実施形態において、アニオン性のエチレン性不飽和モノマー(例えば、アクリル酸、マレイン酸、メタクリル酸、イタコン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸又はそれらの塩及びそれらの混合物など)と反応させられるアルコキシル化(ポリ)アミン(例えば、エトキシル化(ポリ)アミンなど)は、洗濯及び食器洗浄での用途において特に好適である場合がある。これらのアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、再沈着防止、水あか防止及び土壌除去を洗濯用途においてもたらし、また、食器洗浄での用途においては、皮膜形成及び斑点形成を最小限に抑え、かつ、分散及び汚れの懸濁をもたらす。アルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、水処理及び油田での用途においてスケール抑制のために良好である。本発明のさらに別の実施形態において、非イオン性のエチレン性不飽和モノマー(例えば、メチルメタクリラートなど)と反応させられるアルコキシル化(ポリ)アミンは、農業用途、並びに、塗料及び被覆剤用途(例えば、水性の塗料及び被覆剤用途など)において分散剤として特に好適である場合がある。 本発明の1つの実施形態において、アルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、ヘアスタイリングゲル、スキンクリーム、日焼けローション、保湿剤、練り歯磨き、医療用軟膏及び救急用軟膏、化粧用軟膏、坐薬、清浄剤、リップスティック、マスカラ、染毛剤、クリームリンス、シャンプー、ボディーソープ及びデオドラント剤、ヘアケア配合物及びスタイリング配合物、ひげ剃り用調製物及び手指除菌剤(アルコールに基づく手指除菌剤を含む)のための様々な配合物(これらに限定されない)が含まれ得るパーソナルケア用配合物において使用される場合がある。 パーソナルケア用配合物にはまた、皮膚、睫毛又はまゆ毛における使用のための様々な配合物が含まれる場合があり、これらには、限定されないが、化粧用組成物、例えば、マスカラ、顔用ファンデーション、アイライナー、リップスティック及び着色用製品など;スキンケア組成物、例えば、エマルション、液体、スティック又はゲルの形態での保湿ローション及び保湿クリーム、皮膚処置製品、皮膚保護製品など;日焼けケア組成物、例えば、日焼け止め剤、日焼け止め用のエマルション、ローション、クリーム、日焼け止め用エマルションスプレー剤、液体/アルコールの日焼け止め用スプレー剤、日焼け止め用水性ゲル、UVA活性剤及びUVB活性剤を伴う広域日焼け止め剤、有機活性剤及び無機活性剤を伴う日焼け止め剤、有機活性剤及び無機活性剤の組み合わせを伴う日焼け止め剤、日焼け用製品、セルフタンニング用製品、並びに、日焼け手入れ用製品などが含まれる。1つの実施形態において、好適な組成物が、パーソナルケア用エマルション、並びに、日焼けケア組成物、例えば、日焼け止め用エマルション及び日焼け止め用エマルションスプレー剤などである。パーソナルケア用配合物は、限定されないが、スプレー剤、エマルション、ローション、ゲル、液体、スティック、ワックス、ペースト、粉末及びクリームでの形態を含めて、どのような形態であってもよい。 パーソナルケア用配合物は必要に応じて、産業界において一般に使用される1つ又はそれ以上の他のパーソナルケア添加物成分もまた含有する場合があり、これらは、組成物のタイプ並びに所望される機能性及び性質に依存して変化するであろう。しかしながら、本発明の目的のために、用語「パーソナルケア添加物」には、水は含まれない。限定されないが、必要に応じて使用されるこれらの他の添加物成分には、増粘剤、懸濁化剤、乳化剤、UVフィルター剤、日焼け止め活性成分、湿潤剤、保湿剤、皮膚軟化剤、オイル、ワックス、溶媒、キレート化剤、ビタミン、抗酸化剤、植物抽出物、シリコーン、中和剤、保存剤、芳香剤、色素、顔料、コンディショナー、ポリマー、発汗抑制有効成分、抗ざ瘡剤、ふけ防止活性剤、界面活性剤、表皮剥落剤(exfoliant)、皮膜形成剤、噴射剤、日焼け促進剤、毛髪固定剤、清浄剤及び着色剤が含まれる場合があるが、これらに限定されない。本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーはまた、従来のパーソナルケア用配合物において使用される他のパーソナルケア添加物成分と適合性である場合がある。例えば、日焼け止め配合物は、有機UVフィルター剤、無機UV活性剤、UVA及び/又はUVBの日焼け止め活性剤、オクチノキサート、オクチサラート(octisalate)、オキシベンゾン、ホモサラート、オクトクリレン、アボベンゼン(avobenzene)、二酸化チタン、デンプン、コンディショニング剤、乳化剤、他のレオロジー改変剤及び増粘剤、中和剤、皮膚軟化剤、溶媒、皮膜形成剤、保湿剤、抗酸化剤、ビタミン、キレート化剤、保存剤、芳香剤、並びに、酸化亜鉛を含む群から選択される少なくとも1つの添加物成分を含有する場合がある。スキンケア配合物及び化粧配合物は、ビタミン、老化防止剤、保湿剤、皮膚軟化剤、乳化剤、界面活性剤、保存剤、顔料、色素、着色剤及び昆虫忌避剤からなる群から選択される少なくとも1つのパーソナルケア添加物成分を含有する場合がある。 パーソナルケア用配合物、例えば、ヘアケア配合物及びスタイリング配合物(例えば、スタイリングゲル)などにおいて使用されるとき、必要に応じて使用される添加物成分は、様々なさらなる性質をもたらすために加えることができる。様々な他の添加物、例えば、有効成分及び機能的成分などが、本明細書中で定義されるようなパーソナルケア用配合物において含まれる場合がある。これらの添加物には、皮膚軟化剤、湿潤剤、増粘剤、界面活性剤、UV光抑制剤、固定用ポリマー、保存剤、顔料、色素、着色剤、α−ヒドロキシ酸、審美的強化剤(例えば、デンプン香料及び芳香剤など)、皮膜形成剤(防水剤)、防腐剤、抗真菌剤、抗菌剤及び他の医薬品、並びに、溶媒が含まれる場合があるが、これらに限定されない。加えて、様々なコンディショニング剤を本発明のポリマーとの組み合わせで使用することができ、例えば、カチオン性グアーガム、カチオン性ヒドロキシエチルセルロース、カチオン性合成ポリマー及びカチオン性脂肪アミン誘導体を使用することができる。これらのブレンド物は、毛髪におけるより大きな持続性及び効果的なコンディショニング特性を提供することを助ける。 本発明の独創的なアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーと併せて使用することができる他のポリマーのいくつかの限定されない例には、下記のものが含まれるが、それらに限定されない:ポリオキシチレン化(polyoxythylenated)ビニルアセタート/クロトン酸コポリマー、ビニルアセタートクロトン酸(90/10)コポリマー、ビニルアセタート/クロトン酸/ビニルネオデカノアートターポリマー、N−オクチルアクリルアミド/メチルアクリラート/ヒドロキシプロピルメタクリラート/アクリル酸/tert−ブチルアミノエチルメタクリラートコポリマー、及び、ブタノール又はエタノールによりモノエステル化されるメチルビニルエーテル/無水マレイン酸(50/50)コポリマー、アクリル酸/エチルアクリラート/N−tert−ブチルアクリルアミドターポリマー、及び、ポリ(メタクリル酸/アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸)、アクリラートコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリラート/ブチルアミノエチルメタクリラートコポリマー、アクリラート/オクチルアクリルアミドコポリマー、VA/クロトナート/ビニルネオデアノアート(vinyl Neodeanoate)コポリマー、ポリ(N−ビニルアセトアミド)、ポリ(N−ビニルホルムアミド)、修飾されたトウモロコシデンプン、ナトリウムポリスチレンスルホナート、各種ポリクオタニウム、例えば、ポリクオタニウム−4、ポリクオタニウム−7、ポリクオタニウム−10、ポリクオタニウム−11、ポリクオタニウム−16、ポリクオタニウム−28、ポリクオタニウム−29、ポリクオタニウム−46など、ポリエーテル−1、ポリウレタン、VA/アクリラート/ラウリルメタクリラートコポリマー、アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチレンAMP/アクリラートコポリマー、メタクリロールエチルベタイン/アクリラートコポリマー、PVP/ジメチルアミノエチルメタクリラートコポリマー、PVP/DMAPAアクリラートコポリマー、PVP/ビニルカプロラクタム/DMAPAアクリラートコポリマー、ビニルカプロラクタム/PVP/ジメチルアミノエチルメタクリラートコポリマー、VA/ブチルマレアート/イソボルニルアクリラートコポリマー、VA/クロトナートコポリマー、アクリラート/アクリルアミドコポリマー、VA/クロトナート/ビニルプロピオナートコポリマー、ビニルピロリドン/ビニルアセタート/ビニルプロピオナートターポリマー、VA/クロトナート、カチオン性グアル及び両性グアル、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルピロリドン/ビニルアセタートコポリマー、PVPアクリラートコポリマー、ビニルアセタート/クロトン酸/ビニルプロピオナート、アクリラート/アクリルアミド、アクリラート/オクチルアクリルアミド、アクリラート/ヒドロキシアクリラートコポリマー、及び、ポリビニルメチルエーテル/無水マレイン酸のアルキルエステル、ジグリコール/シクロヘキサンジメタノール/イソフタラート/スルホイソフタラートコポリマー、ビニルアセタート/ブチルマレアート及びイソボルニルアクリラートコポリマー、ビニルカプロラクタム/PVP/ジメチルアミノエチルメタクリラート、ビニルアセタート/アルキルマレアートハーフエステル/N−置換アクリルアミドターポリマー、ビニルカプロラクタム/ビニルピロリドン/メタクリロアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドターポリマーメタクリラート/アクリラートコポリマー/アミン塩、ポリビニルカプロラクタム、ポリウレタン、ヒドロキシプロピルグアル、ヒドロキシプロピルグアルヒドロキシプロピルトリモニウム(trimmonium)クロリド、ポリ(メタクリル酸/アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸、ポリウレタン/アクリラートコポリマー及びヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドグアル、特にアクリラートコポリマー、オクチルアクリルアミド/アクリラート/ブチルアミノエチルメタクリラートコポリマー、アクリラート/オクチルアクリルアミドコポリマー、VA/クロトナート/ビニルネオデオノアートコポリマー、ポリ(N−ビニルアセトアミド)、ポリ(N−ビニルホルムアミド)、ポリウレタン、修飾されたトウモロコシデンプン、ナトリウムポリスチレンスルホナート、ポリクオタニウム−4、ポリクオタニウム−10、及び、ポリウレタン/アクリラートコポリマー。これらの様々なパーソナルケア添加物及び他のポリマーの組み合わせもまた含まれる場合がある。 本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーに加えて、パーソナルケア用配合物はまた、パーソナルケア添加物を化粧品許容成分として含む場合がある。この成分は、皮膚軟化剤、芳香剤、表皮剥落剤、医薬品、美白剤、ざ瘡処置剤、保存剤、ビタミン、タンパク質、清浄剤又はコンディショニング剤、或いは、それらの組み合わせであることが可能である。 本発明における使用のために好適である清浄剤の例には、下記のものが含まれるが、それらに限定されない:ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)、ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)、ラウリルエーテル硫酸アンモニウム(ALES)、アルカノールアミド、アルキルアリールスルホナート、アルキルアリールスルホン酸、アルキルベンゼン、aeアセタート、アミンオキシド、アミン、スルホン酸化されたアミン及びアミド、ベタイン、ブロックポリマー、カルボキシル化されたアルコールエトキシラート又はアルキルフェノールエトキシラート、ジフェニルスルホナート誘導体、エトキシル化アルコール、エトキシル化アルキルフェノール、エトキシル化アミン及び/又はエトキシル化アミド、エトキシル化脂肪酸、エトキシル化された脂肪酸エステル及びオイル、脂肪酸エステル(グリコール、グリセロールなどを除く)、フルオロカーボンに基づく界面活性剤、グリセロールエステル、グリコールエステル、複素環式化合物、イミダゾリン系化合物及びイミダゾリン誘導体、イセチオナート、ラノリンに基づく誘導体、レシチン及びレシチン誘導体、リグニン及びリグニン誘導体、メチルエステル、モノグリセリド及び誘導体、オレフィンスルホナート、ホスファートエステル、リンの有機誘導体、ポリマー状(多糖、アクリル酸、アクリルアミド)、プロポキシル化及びエトキシル化された脂肪酸、プロポキシル化及びエトキシル化された脂肪アルコール、プロポキシル化及びエトキシル化されたアルキルフェノール、タンパク質に基づく界面活性剤、第四級界面活性剤、サルコシン誘導体、シリコーンに基づく界面活性剤、石けん、ソルビタン誘導体、スクロース及びグルコースのエステル及び誘導体、オイル及び脂肪酸のスルファート及びスルホナート、エトキシル化アルキルフェノールのスルファート及びスルホナート、アルコールのスルファート、エトキシル化アルコールのスルファート、脂肪酸エステルのスルファート、ベンゼン、クメン、トルエン及びキシレンのスルホナート、縮合ナフタレンのスルホナート、ドデシルベンゼン及びトリデシルベンゼンのスルホナート、ナフタレン及びアルキルナフタレンのスルホナート、石油のスルホナート、スルホスクシナマート、スルホスクシナート及び誘導体。 様々な保存剤が多くの場合、長期保存安定性を提供するためにパーソナルケア用配合物において使用されるので、必要に応じて、保存剤もまた、本発明において使用される場合がある。これらは、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、DMDMヒダントイン、イミダゾリジニルウレア、グルテルアルデヒド(gluteraldehyde)、フェノキシエタノール、塩化ベンザルコニウム、メタンアンモニウムクロリド、塩化ベンゼトニウム、ベンジルアルコール、クロロベンジルアルコール、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、安息香酸ナトリウム、クロルアセトアミド、トリクロサン、ヨードプロピニルブチルカルバマート、ナトリウムピリチオン及び亜鉛ピリチオンの中から選択することができる。これらの保存剤の組み合わせもまた使用される場合がある。 本発明の1つの実施形態において、毛髪用配合物がシャンプーである場合には特に、配合物は、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーに加えて、スルファート非含有界面活性剤を含有する場合がある。好適なスルファート非含有界面活性剤の例には、下記のものが含まれるが、それらに限定されない:エトキシル化アルキルフェノール、エトキシル化されたアミン及び/又はアミド、エトキシル化脂肪酸、エトキシル化脂肪酸エステル、脂肪酸エステル(グリコール、グリセロールなどを除く)、フルオロカーボンに基づく界面活性剤、グリセロールエステル、グリコールエステル、複素環式化合物、イミダゾリン系化合物及びイミダゾリン誘導体、イセチオナート、ラノリンに基づく誘導体、レシチン及びレシチン誘導体、リグニン及びリグニン誘導体、メチルエステル、モノグリセリド及び誘導体、ホスファートエステル、リンの有機誘導体、ポリマー状(多糖、アクリル酸、アクリルアミド)、プロポキシル化及びエトキシル化された脂肪酸、プロポキシル化及びエトキシル化された脂肪アルコール、プロポキシル化及びエトキシル化されたアルキルフェノール、タンパク質に基づく界面活性剤、第四級界面活性剤、サルコシン誘導体、シリコーンに基づく界面活性剤、アルファ−オレフィンスルホナート、アルキルアリールスルホナート、オイル及び脂肪酸のスルホナート、エトキシル化アルキルフェノールのスルホナート、ベンゼン、クメン、トルエン及びキシレンのスルホナート、縮合ナフタレンのスルホナート、ドデシルベンゼン及びトリデシルベンゼンのスルホナート、ナフタレン及びアルキルナフタレンのスルホナート、石油のスルホナート及びその誘導体。本発明の1つの実施形態において、スルファート非含有界面活性剤はスルホナート又はエトキシラートである。 別の実施形態において、配合物はスルファート化界面活性剤を含む場合がある。スルファート化界面活性剤のいくつかの限定されない例には、ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)、ラウレス硫酸ナトリウム(SLES)、アルカノールアミド、アルキルアリールスルホン酸、オイル及び脂肪酸のスルファート、エトキシル化アルキルフェノールのスルファート、アルコールのスルファート、エトキシル化アルコールのスルファート、脂肪酸エステルのスルファート、スルホスクシナマート、スルホスクシナート及びそれらの誘導体がある。 加えて、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーを含むシャンプー配合物は必要に応じて、他の成分を含む場合がある。これらの成分のいくつかの限定されない例には、コンディショニング剤、例えば、シリコーンオイルなど、揮発性又は不揮発性のどちらかの天然オイル及び合成オイルが含まれるが、これらに限定されない。組成物に加えることができる好適なシリコーンオイルには、ジメチコーン、ジメチコノール(dimethiconol)、ポリジメチルシロキサン、Dow Corningから得られる、様々なDC流動範囲を有するシリコーンオイルが含まれる。好適な天然オイル(例えば、オリーブ油、アーモンド油、アボカド油、麦芽油、ヒマシ油など)及び合成オイル(例えば、鉱油、イソプロピルミリスタート、イソプロピルパルミタート、イソプロピルステアラート及びイソプロピルイソステアラート、オレイルオレアート、イソセチルステアラート、ヘキシルラウラート、ジブチルアジパート、ジオクチルアジパート、ミリスチルミリスタート及びオレイルエルカートなど)もまた使用することができる。非イオン性コンディショニング剤のいくつかの例には、ポリオール、例えば、グリセリン、グリコール及び誘導体、各種ポリエチレングリコール(これらは、Union Carbideから、Carbowax(登録商標)PEGの商品名によって、また、AmercholからPolyox(登録商標)WSR系列の商品によって公知である場合がある)、ポリグリセリン、ポリエチレングリコールモノ脂肪酸エステル又はエチレングリコールジ脂肪酸エステルなどがある。 別の実施形態において、パーソナルケア用配合物において必要に応じて使用されることがある好適なカチオン性ポリマーが、それらのCTFAカテゴリー名のPolyquaternium(ポリクオタニウム)によって最も良く公知であるものである。このクラスのポリマーのいくつかの例が、Polyquaternium 6、Polyquaternium 7、Polyquaternium 10、Polyquaternium 11、Polyquaternium 16、Polyquaternium 22、及び、Polyquaternium 28、Polyquaternium 4、Polyquaternium 37、Quaternium−8、Quaternium−14、Quaternium−15、Quaternium−18、Quaternium−22、Quaternium−24、Quaternium−26、Quaternium−27、Quaternium−30、Quaternium−33、Quaternium−53、Quaternium−60、Quaternium−61、Quaternium−72、Quaternium−78、Quaternium−80、Quaternium−81、Quaternium−82、Quaternium−83及びQuaternium−84である。 Amercholから得られる、Polymer JR(登録商標)タイプとして公知である天然由来セルロース型ポリマー、Polyquaternium 10、又は、Rhone−Poulencから得られる、Jaguar(登録商標)の商品名により公知であるカチオン性グアーガム、並びに、グアルヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、キトサン及びキチンもまた、カチオン性天然ポリマーとしてパーソナルケア用配合物において含まれることが可能であり、これらもまた必要に応じて、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーと一緒に含まれる場合がある。 1つの実施形態において、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、少なくとも、配合物の重量比で約0.1%のポリマーから、別の実施形態において、より好ましくは少なくとも、配合物の重量比で約0.5%のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーから、さらに別の実施形態において、最も好ましくは少なくとも、配合物の重量比で約1.0%のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーから、パーソナルケア用配合物において含まれる場合がある。1つの実施形態において、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、最大でも、配合物の重量比で約20%のポリマーから、別の実施形態において、より好ましくは最大でも、配合物の重量比で約15%のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーから、さらに別の実施形態において、最も好ましくは最大でも、配合物の重量比で約10%のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーから、パーソナルケア用配合物に加えられる場合がある。 本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーはまた、1つ又はそれ以上の界面活性剤(例えば、アニオン性、非イオン性、カチオン性、両性及び両性イオン性の界面活性剤から選択される界面活性剤など)を含む清浄化組成物及び洗剤組成物において粘土及び他の汚れの除去及び懸濁のために使用することができる。1つの実施形態において、これらの洗剤組成物における使用のために好適である好ましい界面活性剤が、アニオン性界面活性剤及び非イオン性界面活性剤の混合物であり、だが、どのような界面活性剤も単独で、或いは、いずれか1つ又はそれ以上の他の界面活性剤との組み合わせで使用されることがあることを理解しなければならない。好適な様々な界面活性剤が一般には、当業者によって公知である。 これらの清浄化組成物及び洗剤組成物には、家庭用途における使用のためのそのような配合物、同様にまた、産業用途及び企業用途における使用のためのそのような配合物が含まれる。これらの配合物は、衣類、食器(手での食器洗浄及び自動での食器洗浄の両方)、浴室及び台所のような硬質面並びに他の表面を清浄化するために使用される場合がある。 本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーはまた、清浄化組成物及び洗濯組成物において使用される場合があり、少なくとも1つの清浄化添加物及び/又は洗剤添加物を必要に応じてさらに含む場合がある。好適な添加物には、例えば、ビルダー、分散剤、ポリマー、イオン交換剤、アルカリ、腐食防止物質、再沈着防止物質、帯電防止剤、蛍光増白剤、香料、芳香剤、色素、フィラー、オイル、キレート化剤、酵素、布地漂白剤、増白剤、泡立ち抑制剤、溶媒、ヒドロトロープ、漂白剤、漂白剤前駆体、緩衝剤、汚れ除去剤、汚れ遊離剤、布地柔軟剤及び乳白剤が含まれる場合がある。一般に、そのような添加物及びそれらの量は当業者に公知である。 1つの実施形態において、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、配合物の重量比で少なくとも約0.1%のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーから、別の実施形態において、より好ましくは配合物の重量比で少なくとも約0.5%のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーから、さらに別の実施形態において、最も好ましくは配合物の重量比で少なくとも約1.0%のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーから、上記配合物に加えられる場合がある。1つの実施形態において、本発明のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーは、配合物の重量比で最大でも約20%のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーから、別の実施形態において、より好ましくは配合物の重量比で最大でも約15%のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーから、さらに別の実施形態において、最も好ましくは配合物の重量比で少なくとも約10%のアルコキシル化(ポリ)アミンポリマーから、これらの清浄化配合物及び洗剤配合物に加えられる場合がある。 NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンの調製: 600mLのオートクレーブに、56.0gの溶融させたビス(ヘキサメチレン)トリアミン(ポリアミン)を入れ、窒素によるスパージングを110℃で40分間行うことによって脱水した。その後、このポリアミンを110℃で52g又は5当量のエチレンオキシドにより処理して、NH基あたり1モルのエトキシラートを有するポリアミン誘導体を形成させた。 4.8g量の45%水酸化カリウムを加え、混合物を110℃で1時間にわたって再び脱水し、その後、エチレンオキシドの添加を再開した。343.6gのエチレンオキシドを6時間にわたって加えた後、反応物を1時間にわたって温浸し、窒素によるスパージングに30分間供し、その後、冷却して、NH基あたり6モルのエトキシラートを有するポリアミン誘導体を取り出した。NH基あたり6モルのエトキシラートを有するこのポリアミン誘導体の383.4g量を2Lのオートクレーブに移し、オートクレーブにおいて、768.8gのエチレンオキシドを110℃で3時間にわたって添加し続け、その後、後処理を上記のように行い、中和を2.2gの酢酸により行った。NH基あたり20モルのエトキシラートを有する合計で1147.1gのアルコキシル化ポリアミン誘導体を、周囲温度に冷却したときに固化した褐色オイルとして取り出した。 上記のプロセスはまた、下記の実施形態において使用される他のエトキシル化ポリアミンを合成するために使用された。 実施例1−サンプル1の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミン(上記で記載されるようなもの)を、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて52グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、2.9グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和して、対応する塩を形成させた。反応混合物を85℃に加熱した。11.3グラムの[3−(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される49%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.24グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を90分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、31%の固形分を有する琥珀色溶液であった。 実施例2−サンプル2の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて52グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、2.9グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和して、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。34グラムの[3−(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される49%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.72グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を90分かけて加えた。反応生成物を85℃で1時間保った。最終生成物が、33%の固形分を有する琥珀色溶液であった。 実施例3−サンプル3の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて52グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、3.3グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和して、対応する塩を形成させた。反応混合物を85℃に加熱した。6.9グラムのジメチルアミノエチルメチルクロリドクアット(DMAEMAクアット)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される80%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.25グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を90分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、33%の固形分を有する琥珀色溶液であった。 実施例4−サンプル4の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて52グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、3.3グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和して、対応する塩を形成させた。反応混合物を85℃に加熱した。20.8グラムのジメチルアミノエチルメチルクロリドクアット(DMAEMAクアット)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される80%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.76グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を90分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、36.8%の固形分を有する琥珀色溶液であった。 実施例5−サンプル5の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて52グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、3.3グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和して、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。11.3グラムの[3−(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される49%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.24グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を90分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、32.7%の固形分を有する琥珀色溶液であった。 実施例6−サンプル6の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。75グラムのこの溶融物をリアクターにおいて78グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、5グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和して、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。51グラムの[3−(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、45グラムの水により希釈される49%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、45グラムの水に溶解される1.08グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を90分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、35.7%の固形分を有する琥珀色溶液であった。 実施例7−ポリマーを含有するシャンプー配合物(軽便コンディショニング)の調製: 合計で24.69グラムの水を250mlのガラスビーカーに加え、ビーカーの底にまで及ぶ十分な渦流を伴って混合した。その後、実施例3に従って調製されるサンプル3(32.9%の有効物)の0.76グラムをビーカーに加えた。これを均一になるまで5分間混合した。混合は速度が遅くなり、渦流がビーカーの表面から1インチにまで及んだ。この後で、36.30グラムのラウレス硫酸ナトリウム(Cognis Corporation(FairField、NJ)から得られるStandapol(登録商標)ES−2)を加え、これが均質になるまで混合した。その後、21グラムのラウリル硫酸ナトリウム(Witcolate(商標)WAC LA、Akzo Nobel、Houston、TX)を加え、均質になるまで混合した。この後で、14.25グラムのコカミドプロピルベタイン(Crodateric CAB30、Croda Inc、Edison、NJ)を加えた。これは、均一になるまで混合することができた。その後、1グラムのPEG/PPG−15/15ジメチコーン(Dow Corning 5330 Fluid、Dow Corning Corp、Midland、MI)を加えた。これは、均質になるまで混合することができた。これは回分物の粘度における著しい低下を引き起こした。回分物が均質になると、塩化ナトリウム(Fisher Scientific、Fairlawn NJ)を加えた。回分物は、均質になるまで混合し続けることができた。これは回分物の粘度における増大を引き起こした。その後、pHを、10%のクエン酸(Fisher Scientific、Fairlawn NJ)を使用して5.5〜6.0に調節し、回分物を均質になるまで混合した。その後、0.5グラムのDMDM Hydantion(及び)ヨードプロピニルブチルカルバマート(Glydant Plus(Liquid)、Lonza Corp Allendale、NJ)を加え、回分物を均一になるまで混合した。 実施例8−ポリマーブレンド物を含有するシャンプー基剤配合物(軽便コンディショニング)の調製: 合計で21.25グラムの水を250mlのガラスビーカーに加え、ビーカーの底にまで及ぶ十分な渦流を伴って混合した。その後、0.51グラムのビス(ヘキサメチレン)トリアミン−100E0(AkzoNobel、Croton River Laboratory、NY)をビーカーに加えた。これを均一になるまで5分間混合した。この後で、3.69グラムのDMAEMA(BASFから入手可能なAgeflex FM1)を加え、回分物を、回分物が均一かつ均質になるまで混合した。混合は速度が遅くなり、渦流がビーカーの表面から1インチにまで及んだ。この後で、36.30グラムのラウレス硫酸ナトリウム(Cognis Corporationから得られるStandapol(登録商標)ES−2)を加え、これが均質になるまで混合した。その後、21グラムのラウリル硫酸ナトリウム(Witcolate(商標)WAC LA、Akzo Nobel、Houston、TX)を加え、均質になるまで混合した。この後で、14.25グラムのコカミドプロピルベタイン(Crodateric CAB30、Croda Inc、Edison、NJ)を加えた。これは、均一になるまで混合することができた。その後、1グラムのPEG/PPG−15/15ジメチコーン(Dow Corning 5330 Fluid、Dow Corning)を加えた。これは、均質になるまで混合することができた。この添加は、回分物に対する粘度における著しい低下を引き起こした。回分物が均質になると、塩化ナトリウム(Fisher Scientific、Fair lawn NJ)を加えた。回分物は、均質になるまで混合し続けることができた。これにより、回分物は粘度が高まった。その後、pHを、10%のクエン酸(Fisher Scientific、Fair lawn NJ)を使用して5.5〜6.0に調節し、回分物を均質になるまで混合した。その後、0.5グラムのDMDM Hydantion(及び)ヨードプロピニルブチルカルバマート(Glydant Plus(Liquid)、Lonza Corp Allendale、NJ)を加え、回分物を均質になるまで混合した。
表1には、本発明のポリマーと配合される軽便コンディショニングシャンプーのはるかに改善された透明度が、NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンと、DMAEMAクアットのホモポリマーとの物理的ブレンド物と比較して示される。透明度は、コポリマーがシャンプー配合物と適合し得ることを示すものである。この改善された適合性により、より良好な安定性及び改善された増粘特性がもたらされるであろう。 実施例9−ポリマーを含有するシャンプー配合物(非コンディショニング)の調製: 合計で24.69グラムの水を250mlのガラスビーカーに加え、ビーカーの底にまで及ぶ十分な渦流を伴って混合した。その後、実施例3に従って調製されるサンプル3(32.9%の有効物)の0.76グラムをビーカーに加えた。これを均一になるまで5分間混合した。混合は速度が遅くなり、渦流がビーカーの表面から1インチにまで及んだ。この後で、36.30グラムのラウレス硫酸ナトリウム(Cognis Corporation(FairField、NJ)から得られるStandapol(登録商標)ES−2)を加え、これが均質になるまで混合した。その後、21グラムのラウリル硫酸ナトリウム(Witcolate(商標)WAC LA、Akzo Nobel、Houston、TX)を加え、均質になるまで混合した。この後で、14.25グラムのコカミドプロピルベタイン(Crodateric CAB30、Croda Inc、Edison、NJ)を加えた。これは、均一になるまで混合することができた。回分物が均質になると、塩化ナトリウム(Fisher Scientific、Fairlawn NJ)を加えた。回分物は、均質になるまで混合し続けることができた。これは回分物の粘度における増大を引き起こした。その後、pHを、10%のクエン酸(Fisher Scientific、Fairlawn NJ)を使用して5.5〜6.0に調節し、回分物を均質になるまで混合した。その後、0.5グラムのDMDM Hydantion(及び)ヨードプロピニルブチルカルバマート(Glydant Plus(Liquid)、Lonza Corp Allendale、NJ)を加え、回分物を均一になるまで混合した。 実施例10−ポリマーブレンド物を含有するシャンプー基剤配合物(非コンディショニング)の調製: 合計で21.25グラムの水を250mlのガラスビーカーに加え、ビーカーの底にまで及ぶ十分な渦流を伴って混合した。その後、0.51グラムのビス(ヘキサメチレン)トリアミン−100E0(AkzoNobel、Croton River Laboratory、NY)をビーカーに加えた。これを均一になるまで5分間混合した。この後で、3.69グラムのDMAEMA(BASFから入手可能なAgeflex FM1)を加え、回分物を、回分物が均一かつ均質になるまで混合した。混合は速度が遅くなり、渦流がビーカーの表面から1インチにまで及んだ。この後で、36.30グラムのラウレス硫酸ナトリウム(Cognis Corporationから得られるStandapol(登録商標)ES−2)を加え、これが均質になるまで混合した。その後、21グラムのラウリル硫酸ナトリウム(Witcolate(商標)WAC LA、Akzo Nobel、Houston、TX)を加え、均質になるまで混合した。この後で、14.25グラムのコカミドプロピルベタイン(Crodateric CAB30、Croda Inc、Edison、NJ)を加えた。これは、均一になるまで混合することができた。回分物が均質になると、塩化ナトリウム(Fisher Scientific、Fair lawn NJ)を加えた。回分物は、均質になるまで混合し続けることができた。これにより、回分物は粘度が高まった。その後、pHを、10%のクエン酸(Fisher Scientific、Fair lawn NJ)を使用して5.5〜6.0に調節し、回分物を均質になるまで混合した。その後、0.5グラムのDMDM Hydantion(及び)ヨードプロピニルブチルカルバマート(Glydant Plus(Liquid)、Lonza Corp Allendale、NJ)を加え、回分物を均質になるまで混合した。
表2に示される結果から、改善された透明度及び粘度が、カチオン性ポリマー及びエトキシル化ポリアミンのブレンド物をサンプル濃度で含有するサンプルと比較して明らかにされる。コポリマーを含有する配合物は、シリコンオイルを全く含有しなかった系でのブレンド物と比較されたとき、はるかに改善された透明度(適合性)及び増粘特性を与える。 ルミクリース(lumicrease)色素試験 溶液: ストック色素溶液: ピラゾールファストレッド7BSW 5.00g Pylam Products Company, Inc., 2175 East Cedar Street, Tempe, Arizona 85281-7431 氷酢酸 1.25ml 脱イオン水 メスフラスコにおいて1000mlに希釈する 試験溶液: ストック色素溶液 100ml 脱イオン水 メスフラスコにおいて500mlに希釈する 注:ストック色素溶液は、1ヶ月を越えて冷蔵庫で保存されてはならない。 手順: 1)200グラムの試験用サンプルを0.50%の固形分で調製する(又は、正味のシャンプー製品を得る)。 2)羊毛細布(Test Fabrics−415 Delaware Ave.、West Pittston、PA 18643)に隅において油性インキで印を付ける。それぞれの試験用サンプルについて二連物にする。 3)1%SLESシャンプーの200ml溶液を調製する。羊毛細布を、軽く撹拌を行いながらシャンプー溶液に5分間浸す。細布をトングにより取り出し、すべての石けんが除かれるまで流水下ですすぐ。 4)洗浄及びすすぎが行われたそれぞれの細布を0.50%試験用サンプルの200ml溶液に1分間入れる。仕上がったシャンプー系については、0.5mlのシャンプーを細布の上に加え、シャンプーを手により(手袋使用)細布の中に1分間「すり込む」。 5)トングを使用して、細布を清浄な16オンスびんに入れる。一定の流水のもとで30秒間すすぐ。 6)100mlの試験溶液(ピラゾール色素)をアルミニウム製ホットメルト皿に注ぐ。処理された細布を試験溶液に1分間入れる。細布を取り出し、水から赤色色素がなくなるまで一定の流水のもとで再びすすぐ。工程4〜工程6をそれぞれの細布について繰り返す。 7)細布を110oFのオーブンで3時間乾燥させる。 8)乾燥後、羊毛細布を赤色色素の強さ又は強さの喪失について検査する。赤色色素の強さにより、どのくらいのカチオン性物が細布上に残っていたかが示される。強さの喪失、又は、細布の白さにより、カチオン性物がどのくらい羊毛細布から除かれたかが示される。 9)羊毛細布の写真を撮って、結果を報告する。
色の強さに基づく沈着の程度を、赤色の強さに基づく1〜5の尺度を使用して評価した。スコア化を、5の値が最も強く、かつ、1の値が最も強くないことに基づいて行った。上記において表2に示される結果から、本発明によるサンプルが、MAPTACのホモポリマーと同じレベルの沈着を与え、また、Celquat(登録商標)SC240よりもはるかに良好な沈着を与えた。本発明のコポリマーを使用することに対する利益が、表1に示される粘度及び適合性における増大である。 実施例11−サンプル7(スルファート化されたエトキシル化ポリアミン)の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有し、かつ、末端OH基の40モル%がスルファート基に転換されている64.5グラムのビス(ヘキサメチレン)トリアミン(77.5%水溶液)をリアクターにおいて37.6グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、3.3グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和して、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。11.3グラムの[3−(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される49%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.24グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を90分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物は、32.8%の固形分を有する黄色溶液(pH6)であり、モノマー転化率が95%であった。 実施例12−サンプル8(スルファート化されたエトキシル化ポリアミン)の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有し、かつ、末端OH基の20モル%がスルファート基に転換されている64.3グラムのビス(ヘキサメチレン)トリアミン(77.7%水溶液)をリアクターにおいて37.5グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、3.3グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和して、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。11.3グラムの[3−(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される49%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.24グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を90分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物は、33.6%の固形分を有する黄色溶液(pH1.6)であり、モノマー転化率が96%であった。 実施例13−サンプル9(より大きいエトキシラート含有量)の調製: NH基あたり50モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて48グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、3.3グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和して、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。3.8グラムの[3−(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される49%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.08グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を90分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物は、31%の固形分及び1前後のpHを有する黄色溶液であった。 実施例14−サンプル10の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するポリエチレンイミン(Mw=800)を、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて50グラムの水に溶解し、約85℃に加熱した。5.6グラムのアクリル酸を含有するモノマー供給物(30グラムの水により希釈されたもの)を30分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.74グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を35分かけて加えた。同時に、6.2グラムの水により希釈される50%NaOHの6.2グラムを30分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、33.5%の固形分を有する透明な褐色溶液であった。 実施例15−サンプル11の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて50グラムの水に溶解し、約85℃に加熱した。12.5グラムのアクリル酸を含有するモノマー供給物(30グラムの水により希釈されたもの)を30分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される1.65グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を35分かけて加えた。同時に、13.9グラムの水により希釈される50%NaOHの13.9グラムを30分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、34%の固形分を有する透明な褐色溶液であった。 実施例16−サンプル12の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するポリエチレンイミン(Mw=800)を、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて50グラムの水に溶解し、約85℃に加熱した。5.6グラムのメタクリル酸を含有するモノマー供給物(30グラムの水により希釈されたもの)を30分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.62グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を35分かけて加えた。同時に、5.2グラムの水により希釈される50%NaOHの5.2グラムを30分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、33.0%の固形分を有する透明な褐色溶液であった。 実施例17−サンプル13の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて50グラムの水に溶解し、約85℃に加熱した。8.5グラムのメチルメタクリラートを含有するモノマー供給物を30分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.84グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を35分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、42%の固形分を有する不透明な黄色であった。 実施例18−サンプル14の調製 NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて50グラムの水に溶解し、約85℃に加熱した。6.25グラムのジメチルアミノエチルメタクリラートメチルクロリドクアット(80%)を含有するモノマー供給物を30グラムの水に溶解し、90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.29グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を35分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、33%の固形分を有する明るい琥珀色の溶液であった。 実施例19−サンプル15の調製: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。100グラムのこの溶融物を約85℃に加熱した。12.5グラムのジメチルアミノエチルメタクリラートメチルクロリドクアット(80%)を含有するモノマー供給物を30グラムの水に溶解し、30分かけて加えた。同時に、10グラムの水に溶解される0.29グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を35分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終反応生成物を100グラムの水により希釈した。最終生成物が、47%の固形分及び9.3のpHを有する明るい琥珀色の溶液であった。 粘土汚れ遊離についての試験: サンプル14(実施例18)及びサンプル15(実施例19)のポリマーを、テルグ−o−トメーター(terg-o-tometer)においてLiquid Wiskでの粘土汚れ除去について評価した。試験では、Georgia粘土で汚されるポリエステル細布が使用された。温度が93℃であり、水の硬度が、カルシウム対マグネシウムの2:1の比率を伴って150ppmであった。試験では、10分の洗浄サイクル及び5分のすすぎサイクルが使用され、液体Wiskは0.8グラム/リットルの用量であった。ポリマーには、3パーセント濃度のこの洗剤を使用した。細布を洗浄前及び洗浄後にスキャンし、画像を分析して、デルタ(白さ指数)を得た。デルタ(白さ指数)が大きいほど、粘土汚れ除去成績が良好である。
表4におけるこれらのデータは、本発明のポリマーが、白さ指数によって求められるように洗剤用途における良好な汚れ除去ポリマーであることを示す。 実施例16:トリエタノールアミンオリゴマー(OH基あたり19モルのエトキシラート)を調製するためのプロセス: 縮合トリエタノールアミンの調製:蒸留ヘッドが取り付けられる500mLの5つ口ガラスフラスコに、298.4gのトリエタノールアミン、3.0gの酢酸亜鉛二水和物及び3.0gの氷酢酸を入れた。溶液を、撹拌及び緩やかな窒素パージを行いながら220℃〜230℃に加熱し、5.3時間にわたって揮発物(27.4g)を蒸留しながらその温度で保った。主反応生成物が、冷却したとき、褐色の粘性液体であり、12.9meq/gのヒドロキシル基を含有していた。 縮合トリエタノールアミンのエトキシル化 600mLのオートクレーブに、40.0g(516meqのヒドロキシル)の縮合トリエタノールアミン及び4.58g(21.2mmol)の25%ナトリウムメトキシド/メタノールを入れた。混合物を110°で窒素パージして、メタノール及び他の揮発物を除き、その後、15psigの窒素のもとで封止した。合計で441.8gのエチレンオキシドを25.7時間にわたって105〜110°で加え、その後、オートクレーブを30分間窒素パージして、重量測定した。エトキシル化された縮合トリエタノールアミンの総重量が465gであった。このことは、424.5gのエトキシラート(9.64mol、OHあたり18.7個のエトキシラート)が反応して、暗褐色の粘性液体(これは、冷却したときに固化した)に取り込まれたことを示している。生成物は0.569meq/gの総アミンを含有していた。 実施例17: 上記の実施例16から得られる、OH基あたり19モルのエトキシラートを有する縮合ポリ(トリエタノールアミン)の50グラムを、リアクターにおいて50グラムの水に溶解した。反応混合物を85℃に加熱した。6.25グラムのジメチルアミノエチルメチルクロリドクアット(DMAEMAクアット)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される80%水溶液である)を30分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.29グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を35分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。 実施例18: 上記の実施例16から得られる、OH基あたり19モルのエトキシラートを有する縮合ポリ(トリエタノールアミン)の50グラムを、リアクターにおいて52グラムの水に溶解した。この材料を、2.8グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和した。反応混合物を85℃に加熱した。12グラムの[3−(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される49%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.25グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を90分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、33%の固形分を有する琥珀色溶液であった。 実施例19: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。100グラムのこの溶融物をリアクターにおいて104グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、5.84グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和し(これは、アルコキシル化ポリアミンにおけるアミン基の約90%の中和であった)、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。68グラムの[3−(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、60グラムの水により希釈される49%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、60グラムの水に溶解される1.43グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を90分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、34.3%の固形分を有する琥珀色溶液であった。 実施例20:アルコキシル化アミンに由来するポリマー OH基あたり34モルのエトキシラートを有するトリエタノールアミンの50グラムのサンプルをリアクターにおいて50グラムの水に溶解した。反応混合物を約85℃に加熱した。6.35グラムのジメチルアミノエチルメチルクロリドクアット(DMAEMAクアット)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される80%水溶液である)を30分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.29グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を35分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物は水溶性であり、40%の固形分を含有していた。 実施例21:四級化されたアルコキシル化アミンに由来するポリマー メチルクロリドにより四級化される、OH基あたり34モルのエトキシラートを有するトリエタノールアミンの50グラムのサンプルを、リアクターにおいて50グラムの水に溶解した。反応混合物を約85℃に加熱した。6.35グラムのジメチルアミノエチルメチルクロリドクアット(DMAEMAクアット)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される80%水溶液である)を30分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.29グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を35分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物は水溶性であり、40%の固形分を含有していた。 実施例22− 実施例16から得られる、OH基あたり19モルのエトキシラートを有する縮合ポリ(トリエタノールアミン)の50グラムを、リアクターにおいて50グラムの水に溶解し、約85℃に加熱した。12.5グラムのアクリル酸を含有するモノマー供給物(30グラムの水により希釈されたもの)を30分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される1.65グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を35分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。 実施例23: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンを、約40℃〜50℃に加熱することによって溶融させた。50グラムのこの溶融物をリアクターにおいて50グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、2.9グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和し(これは、アルコキシル化ポリアミンにおけるアミン基の約90%の中和であった)、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。100グラムの50%アクリルアミド水溶液を含有するモノマー供給物を180分かけて加えた。同時に、105グラムの水に溶解される13.4グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を105分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物が、35.1%の固形分を有する水溶性ポリマー溶液であった。 実施例24:アルコキシル化アミンに由来するポリマー OH基あたり20モルのエトキシラートを有するトリエタノールアミンの50グラムのサンプルをリアクターにおいて50グラムの水に溶解した。アルコキシル化アミンを、1.9グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和し(これは、アルコキシル化アミンにおけるアミン基の約102%の中和であった)、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。11.1グラムの(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される49%水溶液である)を180分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.24グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を210分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物は水溶性であり、32%の固形分を含有していた。 実施例25: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンの50グラムのサンプルをリアクターにおいて溶融させ、50グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、3.3グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和し(これは、アルコキシル化ポリアミンにおけるアミン基の約102%の中和であった)、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。6.9グラムのジメチルアミノエチルメチルクロリドクアット(DMAEMAクアット)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される80%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.26グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を100分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物は水溶性であり、33%の固形分を含有していた。 実施例26: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンの50グラムのサンプルをリアクターにおいて溶融させ、52グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、3.3グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和し(これは、アルコキシル化ポリアミンにおけるアミン基の約102%の中和であった)、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。11.3グラムの(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される49%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.24グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を100分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物は水溶性であり、32%の固形分を含有していた。 実施例27: NH基あたり20モルのエトキシラートを有するビス(ヘキサメチレン)トリアミンの50グラムのサンプルをリアクターにおいて溶融させ、52グラムの水に溶解した。アルコキシル化ポリアミンを、3.3グラムの37.6%塩酸溶液を加えることによって中和し(これは、アルコキシル化ポリアミンにおけるアミン基の約102%の中和であった)、対応する塩を形成させた。反応混合物を約85℃に加熱した。34.0グラムの(メタクリロイルアミノ)プロピル]トリメチルアンモニウムクロリド(MAPTAC)を含有するモノマー供給物(これは、30グラムの水により希釈される49%水溶液である)を90分かけて加えた。同時に、30グラムの水に溶解される0.72グラムの過硫酸ナトリウムを含有する開始剤溶液を100分かけて加えた。反応生成物を約85℃で1時間保った。最終生成物は水溶性であり、34%の固形分を含有していた。 発明の詳細な説明において引用されるすべての文書は、関連部分において、参照によって本明細書中に組み込まれる;どのような文書であれ、文書の引用は、その文書が本発明に関して先行技術であることを認めるものとして解釈してはならない。 本発明の特定の実施形態が本明細書中に例示及び記載されているが、発明は、示される詳細に限定されることが意図されない。むしろ、様々な改変が、請求項の均等物の領域及び範囲に含まれる細部において、かつ、発明の精神及び範囲から逸脱することなく行われる場合がある。 |