Movable field-scorching apparatus |
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申请号 | JP2005147897 | 申请日 | 2005-05-20 | 公开(公告)号 | JP2005333989A | 公开(公告)日 | 2005-12-08 |
申请人 | Yamamoto Jiro; 山本 二郎; | 发明人 | CARROLL MICHAEL E; WHITFIELD HEULAN D; CLARK RICHARD C; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a movable field-scorching apparatus which can mow lawn grasses, bury the mowed lawn grasses in the ground in a wet state, and enables the new sowing of seeds within one or two weeks. SOLUTION: This movable field-scorching apparatus is characterized by comprising a chassis 14, wheels 24, 30 supporting the chassis 14 in a state capable of being rotated on the ground, an apparatus body 12 disposed on the chassis, a brush bar 34 rotatably attached to the chassis to mow the lawn grasses in a lawn grass-growing field, a flame blower 62 freely operatably attached to the chassis behind the brush bar to burn the mowed lawn grasses, and a water sprayer 92 freely operatably attached to the chassis behind the flame blower to wet the burnt grasses in a curtain-like state. COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI |
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权利要求 | シャーシと、 前記シャーシを地上で回転自在に支持する複数個の車輪と、 前記シャーシ上に配置された本体と、 芝草地域で芝草を刈るために前記シャーシに回転自在に取り付けられたブラッシ棒と、 刈られた芝草を焼くために前記ブラッシ棒の後方の前記シャーシに操作自在に取り付けられた火炎吹き付け装置、及び、 焼かれた芝草に放水して濡らすと共にカーテン状に囲うために、前記火炎吹き付け装置の後方の前記シャーシに操作自在に取り付けられた放水装置と、 からなることを特徴とする移動式フィールドスコーチング装置。 前記ブラッシ棒が、更に第1端部と第2端部とを有する心棒からなり、複数個のブラッシ片が前記心棒の外面の長手方向に沿って着脱自在に設けられている請求項1に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 前記複数個のブラッシ片のそれぞれは、更に複数個の歯状突起が前記心棒の外面を取り巻くように配設されている請求項2に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 更に、前記シャーシに操作可能に取り付けられた第1及び第2の水圧延伸自在腕を有し、前記心棒の第1端部は前記第1の水圧延伸自在腕に固定され、前記心棒の第2端部は前記第2の水圧延伸自在腕に固定され、前記第1及び第2の水圧延伸自在腕が地上に対する前記ブラッシ棒の高さを調節する請求項3に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 更に前記ブラッシ棒に回転出力を与えるモーター装置を有する請求項3に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 前記回転出力は、ベルト又はチェーンによって伝達される請求項4に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 前記第1及び第2の水圧延伸自在腕は、前記モーター装置により駆動される請求項6に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 前記火炎吹き付け装置は、更に第1端部と第2端部を持つ第1の火炎パイプと、第1端部と第2端部を持つ第2の火炎パイプとからなり、前記第1の火炎パイプと第2の火炎パイプはそれぞれ複数の火炎ノズルを有する請求項1に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 更に、バルブと、第1端部と第2端部を有するチューブを備えるプロパンタンクとからなり、前記チューブの前記第1端部は前記プロパンタンクのバルブに取り付けられ、前記チューブの前記第2端部は前記火炎吹き付け装置の前記第1の火炎パイプに取り付けられる請求項8に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 更に、前記シャーシに操作自在に取り付けられた第3の水圧延伸自在腕と、前記シャーシに操作自在に取り付けられた第4の水圧延伸自在腕とを有し、前記火炎吹き付け装置の第1端部は前記第3の水圧延伸自在腕に取り付けられ、前記火炎吹き付け装置の第2端部は前記第4の水圧延伸自在腕に取り付けられ、火炎吹き付け装置を下降又は上昇させる請求項9に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 放水装置は、更に第1端部と第2端部を持った第1の水スプレーパイプと、第1端部と第2端部を持った第2の水スプレーパイプと、第1端部と第2端部を持った第3の水スプレーパイプを含み、前記第1の水スプレーパイプの第1端部は前記第2の水スプレーパイプの第1端部に取り付けられ、前記第1の水スプレーパイプの第2端部は前記第3の水スプレーパイプの第1端部に取り付けられる請求項1に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 前記第1、第2、第3の水スプレーパイプは、それぞれ複数の水排出ノズルを有する請求項11に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 前記第2の水スプレーパイプの第2端部は、前記第1の火炎パイプの第1端部に取り付けられ、前記第3の水スプレーパイプの第2端部は前記第1の火炎パイプの第2端部に取り付けられて、前記第1、第2、第3の水スプレーパイプと前記第1火炎パイプによって矩形の開口範囲を形成し、前記第2、第3の水スプレーパイプからの放出水が、前記矩形開口範囲内で焼成物を囲むカーテンを形成する請求項12に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 更に、水タンクと、前記放水装置に水を供給する水ポンプを有する請求項13に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 更に、前記水ポンプに通電するための発電装置を有する請求項14に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 前記本体は、前記火炎吹き付け装置に配置した第1の開口部と、前記ブラッシ棒に配置した第2の開口部と、前記放水装置とを含む請求項15に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 更に、前記本体の前記第1と第2の開口部の上に配置されたカバー部分を有する請求項16に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 前記カバー部分は、エア排気スクリーンを含む請求項17に記載の移動式フィールドスコーチング装置。 |
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说明书全文 | 本発明はフィールドスコーチング装置に関し、更に具体的には、芝草(grass thatch又はweeds)を刈って(loosening)スコーチング(scorching;草を焼くこと)したり、又は、芝草を焼き、この焼いた芝草を濡らして肥料とするための移動式フィールドスコーチング装置に関する。 ゴルフコースや居住地域では、秋季に草刈をする。 草刈では芝草をごく短く刈り、新たに冬草を種蒔きする。 このような刈り取り方法で問題なのは、草を刈り取った後に、土壌の上に残滓が残り、これが周囲に吹き散らされ、環境問題を引き起こすことである。 この問題を解決するために、通常は刈り取った草を掃取り装置で掃き取ることが行われる。 しかし、芝草は遠くまで散らかるので、余計な費用がかかることになる。 又、掃取り装置では草を完全に取りきれないばかりか、大量の粉塵と空気汚染を生じる。 更に又、フリーウエイに沿った区域では、防火のために、芝草や雑草の成長を抑える必要がある。 フリーウエイ際の芝草や雑草の成長を抑える方法の1つとして、薬剤の使用がある。 しかし、地域によってはフリーウエイ際の芝草や雑草を枯らすのに薬剤を使用することは、法律で禁じられている。 芝草の成長を抑える他の方法としては、芝草を刈る方法があるが、刈った芝草が更なる火事の危険を生じる。 それ故、薬剤を使用することなく安全に、フリーウエイ際の芝草や雑草の成長を阻止するような装置が望まれている。 又、ゴルフコースでは、更に冬草が生えるようにバミューダ芝を用意するための装置が望まれている。 すなわち、芝草を刈り取って、その刈り取った芝草を地中に湿った状態で埋め込み、1〜2週間を待たずに新たに種蒔きすることが出来るような装置が必要とされる。 本発明は、上述したような問題等を解決するためになされたものであり、シャーシと、前記シャーシを地上で回転自在に支持する複数個の車輪と、前記シャーシ上に配置された本体と、芝草地域で芝草を刈るために前記シャーシに回転自在に取り付けられたブラッシ棒と、刈られた芝草を焼くために前記ブラッシ棒の後方の前記シャーシに操作自在に取り付けられた火炎吹き付け装置、及び、焼かれた芝草に放水して濡らすと共にカーテン状に囲う(curtaining)ために、前記火炎吹き付け装置の後方の前記シャーシに操作自在に取り付けられた放水装置と、からなることを特徴とする移動式フィールドスコーチング装置を提供する。 本発明のこれら及びその他の目的は、本発明の好ましい実施の形態の詳細な説明と図面から当業者によって評価され理解されるであろう。 本発明の原理を示し、より良く理解するために、好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。 これらの図面、より具体的には図1から図6は、発明の好ましい実施の形態を説明するためのものであり、発明を限定するためのものではないが、これらの図面を参照すると、移動式フィールドスコーチング装置10は、シャーシ又は支持枠14上に配置された本体12からなり、本体12は上方支持面16と、前端部18と、後端部20と、移動式フィールドスコーチング装置10の下側における開口に向かって、上方支持面16の縁から下方に延びている複数の側方パネル22を含んでいる。 移動式フィールドスコーチング装置10は、前輪軸26に回転自在に取り付けられた前輪24と、後輪軸30に回転自在に取り付けられた複数個の後輪28によって、地上に移動可能に支えられている。 又、移動式フィールドスコーチング装置10は、牽引腕32を備え、好ましくはトラクターによって牽引される。 しかしながら、他の実施形態では、移動式フィールドスコーチング装置10は、自身で駆動するように意図されている。 図9に見られるように、移動式フィールドスコーチング装置10は、更にシャーシ14の下に回転自在に取り付けられた細長いブラッシ棒34を含む。 ブラッシ棒34は、シャーシ又は支持枠14の幅にほぼ等しい長さの心棒36と、心棒36の長手方向に沿って取り付けられた複数個のブラッシ片38を有し、各ブラッシ片38には、心棒36の外周に沿って、円周上に複数個の歯状突起又は指状突起40が着脱自在に取り付けられている。 歯状突起又は指状突起40は、ゴム材又はスプリングを取り付けたスチール材によって作られることが好ましい。 ブラッシ棒34の心棒36は、第1の端部42と、その反対側に第2の端部44を有し、第1端部42は、第1のベアリング48を介して、シャーシ14の下側から下方に伸びた、水圧によって伸張可能な第1の支持腕46に回転可能に取り付けられており、第2端部44は又、第2のベアリング52を介して、シャーシ14の下側から下方に伸びた、水圧によって伸張可能な第2の支持腕50に回転自在に取り付けられている。 ブラッシ棒34の心棒36は、第2端部44においてカップリング装置54を更に含んでいて、心棒36はベルト又はチェーン56によって、その一端においてはカップリング装置54に回転自在に結合され、他端においては本体12の上方支持面16に固定されたガス又は電気モーター装置60の出力軸58に結合されている。 ブラッシ棒34の回転速度は、手作業で制御されるが、回転速度の変更に電気的変速制御装置を用いることも考えられる。 より詳細に説明すると、水圧で伸張可能な第1及び第2の支持腕46,50は、ガス又は電気モーター装置60により駆動され、ブラッシ棒34の上げ下げ及び異なる高さの芝草の刈り取りに適応したブラッシ棒34の垂直高さの調節を行う。 図10及び図11に見られるように、移動式フィールドスコーチング装置10は、更に第1の火炎パイプ64と、第1の火炎パイプ64に平行な第2の火炎パイプ66を持つトーチ又は火炎吹き付け装置62を有する。 火炎吹き付け装置62は、シャーシ14の幅とほぼ等しい長さを有する。 第1の火炎パイプ64は、第1端部68と反対側の第2端部70を有し、同様に第2の火炎パイプ66も、第1端部72と反対側の第2端部74を有する。 第1の火炎パイプ64は、その第1端部68から第2端部70に至る全体の長さに沿って、その外面に火炎ノズル76を備えており、第2の火炎パイプ66も又、その第1端部72から第2端部74に至る全体の長さに沿って、その外面に火炎ノズル76を備えている。 火炎ノズル76は、芝草を焼くために地上に面するような大きさと形状を有している。 第1の火炎パイプ64の第1端部68は、第2の火炎パイプ66の第1端部72に液流通的に結合されており、第1の火炎パイプ64の第2端部70は、第2の火炎パイプ66の第2端部74に液流通的に結合されている。 ブラッシ棒34と同様に、第1端部68、72は、シャーシ14の下側に取り付けられた第1水圧延伸自在腕78に固定され、第2端部70、74は、シャーシ14の下側で、第1水圧延伸自在腕78の反対側に取り付けられた第2水圧延伸自在腕80に固定される。 第1及び第2水圧延伸自在腕78と80も又、ガス又は電気モーター装置60により駆動され、地上に対する火炎吹き付け装置62の高さの調整に使用される。 更に詳しく説明すると、火炎吹き付け装置62は、ブラッシ棒34の後方に位置決めされる。 又、トーチ又は火炎吹き付け装置62は、第1火炎パイプ64の第2端部70に配置されたガス取り込み口を含み、ガス取り組み口は、プロパンタンク84のガス排出口86にチューブ88或いは他の適切な手段で接続される。 移動式フィールドスコーチング装置は、第2の予備プロパンタンクを含んでも良い。 プロパンタンク84は、本体12の上方支持面16上に配置され、移動可能に固定される。 第1と第2火炎パイプ64と66を通るガス流は、プロパンタンクのガス排出口86に操作自在に接続されているガスバルブ90により手動で制御され、トーチはガスレンジをつけるのと同じような方法で、第1と第2火炎パイプの複数の火炎ノズル76に点火される。 又、火炎吹き付け装置は、電子点火装置により自動的に点火されても良いと考えられる。 さて、図8と図11を参照すると、移動式フィールドスコーチング装置10は放水装置92を更に含み、その放水装置92は、第1端部96とそれと反対側の第2端部98を有する第1の水スプレーパイプ94(或いは、その代わりに二重平行パイプでも良い)、第1端部102と第2端部104を有する第2の水スプレーパイプ100、及び、第1端部108と第2端部110を有する第3の水スプレーパイプ106からなり、第1の水スプレーパイプの第1端部96は、第2の水スプレーパイプ100の第1端部102に、第1の水スプレーパイプの第2端部98は、第3の水スプレーパイプの第1端部108に、溶接で取り付けられ、水が第1の水スプレーパイプ94、第2の水スプレーパイプ100、第3の水スプレーパイプ106を通じて流れるようにするのが好ましいが、それに限定されることはない。 更に、本発明の第1の代表的な実施の形態によれば、第3の水スプレーパイプの第2端部110は、好ましくは溶接により、第1の火炎パイプの第1端部68に取り付けられ、又、第2の水スプレーパイプの第2端部104は、好ましくは溶接により、第1の火炎パイプの第2端部70に取り付けられる。 第1の水スプレーパイプ94は、第1端部96から第2端部98までの外面に露出された、複数の放水ノズル112を含有しており、同様に第2の水スプレーパイプ100は、第1端部102から第2端部104までの外面に露出された、複数の放水ノズル112を含有しており、第3の水スプレーパイプ106も、第1端部108から第2端部110までの外面に露出された、複数の放水ノズル112を含有している。 放水ノズル112は、地面に直接、水がスプレーされるように、下方、つまり地面を向いているのが望ましい。 図5に見られるように、放水装置92は、この移動式フィールドスコーチング装置10の前方進行方向に関して、ブラッシ棒34の後ろに位置する、火炎吹き付け装置62の後方に配置される。 又、図11で最も良く見られるように、第1、第2、第3の水スプレーパイプ94、100、106と火炎吹き付け装置62の位置関係は、中央に矩形の開口範囲を形成し、更に詳細に説明すれば、第2の水スプレーパイプ100及び第3の水スプレーパイプ106からの放出水が、矩形範囲内で焼成物と煙を囲むカーテンを形成する。 又、放水装置92は、火炎吹き付け装置62に取り付けられるため、この放水装置92は、火炎吹き付け装置62を上げたり、下げたりすることにより、好みの高さに、上げたり、下げたりして調節することができる。 もう一方で、この放水装置92を地面から一定の高さで、シャーシ14の下側に独立して、固定するということも考慮されるのである。 尚、図4で最も良く見られるように、放水装置92は、水引き入れ口114を、好ましくは第1の水スプレーパイプの第1端部96の位置で含有している。 水の供給を保つための水タンク116は、上方支持面16の上で、メインボデイ12の後部に位置しており、水の取り入れ口118と、水の取り出し口120を有する。 水ポンプ122は又、メインボデイ12の、上方支持面16の上に位置しており、水の取り入れ口124と、水の圧送口126を有している。 水タンク116からの水は、次の方法で、放水装置92の第1、第2、第3の水スプレーパイプ94、100、106に供給される;即ち、第1のチューブ128が、一方の端で水の取り出し口120に接続され、第2の端で水ポンプ122の水の取り入れ口124に接続され、第2のチューブ130が、一端で水ポンプ122の圧送口126に、第2の端で放水装置92の水引き入れ口114に接続される。 水ポンプ122は、メインボデイ12の上方支持面16の上に位置するガソリンジェネレーター132に、操作可能なように連結され、電力を供給される。 ここで、図5と図6を参照されたいが、メインボデイ部12は、ブラッシ棒34の上に、第1の実質的に長方形の穴或いは切欠部134を有し、又、火炎吹き付け装置62と放水装置92の上に、第2の長方形の穴或いは切欠部136を有す。 更に、この移動式フィールドスコーチング装置10は、後部140と底部開口142を持つ実質的に立方形のカバー部分138を有し、ここでこのカバー部分138の寸法と配置が、第1と第2の開口部134と136上で、メインボデイ12の上方支持面16の上に、移動可能に固定される。 このカバー部138は、最上面の上に位置する複数の、好ましくは三つの外部スクリーン144を有し、ここで各スクリーン144は、好ましくは、但し限定する訳でもないが、12"x12"の寸法に決められる。 後で説明するが、草を焼くことにより生ずる熱い空気とガスは、空気中に放出される前に、スクリーンを通してろ過される。 熱い空気は、カバー部138を通して対流により移動し、スクリーンが、空中に入りこんでしまう煙や焼成物を選り分ける。 もう一つの実施の形態によれば、草を焼くことの結果として散らされたガスと熱は、カバー部分の内部に取り付けられた、熱い空気を強制的にスクリーンを通させるファンを使うことにより、放出することができる。 稼動させる場合、この移動式フィールドスコーチング装置10がトラクターによって牽引される準備ができる前に、ガスか電気モーター装置60が、ブラッシ棒34を回転させるための動力を生じ始める。 次いで、プロパンガスタンクのバルブ90が開けられ、火炎吹き付け装置62の第1と第2の火炎パイプ64、66が点火され、次に、ガソリンジェネレーター132が水ポンプ122に電力を供給し始め、その結果、水が放水装置92を通って流れ始め、第1、第2、第3の水スプレーパイプ94、100、106のノズル112を通じ放水される。 この時点で、この移動式フィールドスコーチング装置10は、時速約5マイルが望ましいが、安定したスピードで牽引される。 ブラッシ棒34は、ゴム引きの歯状突起又は指状突起40が草の上をこすり、バーミューダ芝生上の芝草を砕くことができるように、水圧によって伸張可能な第1の支持腕46と第2の支持腕50を作動させ、望みの高さに下げられる。 上述通り、ブラッシ棒34の回転スピードも、芝草を適切に砕くために調節することができる。 移動式フィールドスコーチング装置10は、コンスタントなスピードで前進し、草の上の芝草が砕かれると同時に、火炎吹き付け装置62が、刈られた芝草を焼く。 上に示されたように、芝草を焼く温度は、地面に対する火炎吹き付け装置62を上下させることにより、或いは、ガスバルブ90を調節して、ガス流量を増減することにより、更に又は、トラクターの速度を早くしたり遅くしたりすることにより、そのトラクターに牽引される移動式フィールドスコーチング装置の速度を早くしたり遅くしたりすることによって、調整することができる。 芝草が焼かれたすぐ後で、その焼かれた芝草は、主として第1の水スプレーパイプ94の上の放水ノズル112を通してスプレーされる水によって濡らされる。 第1の水スプレーパイプ94を通してスプレーされる水の強さは、第2の水スプレーパイプ100、或いは、第3の水スプレーパイプ106を通してスプレーされる水の強さより大きい。 何故なら、第1の水スプレーパイプ94は、焼かれた草、並びに焼かれた草を土中に堆積物として戻す点で、他と較べて根本的に異なっているからである。 又、第2の水スプレーパイプ100と第3の水スプレーパイプ106を通してスプレーされる水が、焼成物並びに焼かれた草から出る煙霧を囲むために、火炎吹き付け装置62と、第1、第2、第3の水スプレーパイプ94、100、106とで作る長方形の囲いの中にカーテンを作るということは、評価されるべきである。 従って、焼成物は移動式フィールドスコーチング装置の横から逃げ出すことはできないが、カバー部134を通じ、第1と第2の開口部134、136を通じてのみ、逃げることができるし、出口スクリーン144を通って空中に出ることができる。 本発明の望むべき実施の形態のいくつかが示され記述されたが、一方で、本発明の精神や範囲から離れることがなく、多くの修正や置換がなされることが可能である。 従って、本発明が図面のみにより述べられてきているものの、この記述は、これに付随するいくつかの請求項に限定されていると解釈すべきではないということを、理解すべきである。 10 移動式フィールドスコーチング装置 12 本体 14 支持枠(シャーシ) |