特発性嘔吐を予防、低減、緩和または治療するための組成物および方法 |
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申请号 | JP2016500382 | 申请日 | 2014-02-25 | 公开(公告)号 | JP2016513639A | 公开(公告)日 | 2016-05-16 |
申请人 | マース インコーポレーテッドMars Incorporated; マース インコーポレーテッドMars Incorporated; | 发明人 | スーン パーク,ジーン; スーン パーク,ジーン; フゥ,ピン; リン,ヤーカン; アン レインサル,ローリー; アン レインサル,ローリー; | ||||
摘要 | 5−HT3Aおよび/またはNK−1受容体への阻害効果を有する一種以上の化合物を含む組成物は、哺乳動物における特発性嘔吐を予防または治療することに効果的である。 | ||||||
权利要求 | 伴侶動物における特発性嘔吐を予防または治療するための食事組成物であって、5−ヒドロキシトリプタミン−3Aセロトニン(5−HT3A)受容体および/またはニューロキニン−1(NK−1)受容体を阻害するための有効量で一種以上の化合物を含んでなり、該一種以上の化合物が、ユビキノン−O(CAS NO. 605−94−7)、レスベラトロール(CAS No. 501−36−0)、1,4−ベンゼンジオール,2,3−ジメチル−(9CI)(CAS NO. 608−43−5)、ベチベロール(CAS NO. 89−88−3)、3,6−ジヒドロキシフラボン(CAS NO. 92439−20−8)、ノニバミド(CAS NO. 2444−46−4)、塩化−DL−パルミトイルカルニチン(CAS NO. 6865−14−1)、アジア酸(CAS NO. 464−92−6)、ファルネサル(CAS NO. 19317−11−4)、ヌートカトン(CAS NO. 4674−50−4)、α−アミルシンナミルアルコール(CAS NO. 101−85−9)、δ−ドデカラクトン(CAS NO. 713−95−1)、γ−ドデカラクトン(CAS NO. 2305−05−7)、α−イオノン(CAS NO. 127−41−3)、ビオカニンA(CAS NO. 491−80−5)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 104−67−6)、δ−テトラデカラクトン(CAS NO. 2721−22−4)、2−(3−フェニルプロピル)ピリジン(CAS NO. 2110−18−1)、1,14−テトラデカンジオール(CAS NO. 19812−64−7)、(+)−セドロール(CAS NO. 77−53−2)、3−ヘプチルジヒドロ−5−メチル−2(3H)−フラノン(CAS NO. 40923−64−6)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 710−04−3)、ジヒドロジャスモン酸メチル(CAS NO. 24851−98−7)、エトキシキン(CAS NO. 91−53−2)、ペトロセリン酸(CAS NO. 593−39−5)、メチルイソオイゲノール(CAS NO. 93−16−3)、バニリルブチルエーテル(CAS NO. 82654−98−6)、グアイアクウッド油(CAS NO. 8016−23−7)、ルテオリン(CAS NO. 491−70−3)、18−β−グリシルレチン酸(CAS NO. 471−53−4)、クエン酸トリブチル(CAS NO. 77−94−1)、パルミトオレイン酸(CAS NO. 373−49−9)、ビサボロール(CAS NO. 515−69−5)、クルクミン(CAS NO. 458−37−7)、ピペリン(CAS NO. 94−62−2)、フラボン(CAS NO. 525−82−6)、メントキシプロパンジオール(CAS NO. 87061−04−9)、4−ヒドロキシカルコン(CAS NO. 2657−25−2)、4−ヒドロキシ安息香酸n−プロピル(CAS NO. 94−13−3)、コレカルシフェロールVD3(CAS NO. 67−97−0)、含油樹脂ショウガ(CAS NO. 8002−60−6)、エイコサペンタエン酸(CAS NO. 10417−94−4)、リボフラビンVB2(CAS NO. 83−88−5)、フロレチン(CAS NO. 60−82−2)、メナジオン(CAS NO. 58−27−5)、3,3’−ジインドリルメタン(CAS NO. 1968−05−4)、トランス,トランス−2,4−ヘプタジエナール(CAS NO. 4313−03−5)、トランス−2,シス−6−ノナジエノール(CAS NO. 557−48−2)、トランス,トランス−2,4−ノナジエナール(CAS NO. 5910−87−2)、トランス−4−メトキシシンナムアルデヒド(CAS NO. 24680−50−0)、4’−ヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 2657−25−2)、2,2’,4’−トリヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 26962−50−5)、ヘマトポルフィリンジヒドロクロライド(CAS NO. 17696−69−4)、フィトスフィンゴシン(CAS NO. 554−62−1)、ベンジリデンアセトン(CAS NO. 122−57−6)、ゲニステイン(CAS NO. 446−72−0)、アピゲニン(CAS NO. 520−36−5)、カルコン(CAS NO. 614−47−1)、桂皮油(CAS NO. 8015−91−6)、並びにそれらの誘導体および組合せからなる群より選択されることを特徴とする食事組成物。前記食事組成物が、0.1ppm〜75000ppmの前記一種以上の化合物を含むペットフードであり、該ペットフードが、さらに、炭水化物の供給源、タンパク質の供給源および任意に脂肪の供給源を含む、請求項1記載の食事組成物。前記組成物が、ペットフードとは別々にまたはペットフードと組み合わせて伴侶動物に給餌することができるペットフードサプリメントであり、該ペットフードサプリメントが、0.1%〜99%(重量基準)の前記一種以上の化合物を含む、請求項1記載の食事組成物。伴侶動物における特発性嘔吐を予防または治療する方法であって、5−ヒドロキシトリプタミン−3(5−HT3)受容体および/またはニューロキニン−1(NK−1)受容体を阻害するための有効量で一種以上の化合物を前記伴侶動物に経口投与するステップを含んでなる方法であって、該一種以上の化合物が、ユビキノン−O(CAS NO. 605−94−7)、レスベラトロール(CAS No. 501−36−0)、1,4−ベンゼンジオール,2,3−ジメチル−(9CI)(CAS NO. 608−43−5)、ベチベロール(CAS NO. 89−88−3)、3,6−ジヒドロキシフラボン(CAS NO. 92439−20−8)、ノニバミド(CAS NO. 2444−46−4)、塩化−DL−パルミトイルカルニチン(CAS NO. 6865−14−1)、アジア酸(CAS NO. 464−92−6)、ファルネサル(CAS NO. 19317−11−4)、ヌートカトン(CAS NO. 4674−50−4)、α−アミルシンナミルアルコール(CAS NO. 101−85−9)、δ−ドデカラクトン(CAS NO. 713−95−1)、γ−ドデカラクトン(CAS NO. 2305−05−7)、α−イオノン(CAS NO. 127−41−3)、ビオカニンA(CAS NO. 491−80−5)、スクラレオリド(CAS NO. 564−20−5)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 104−67−6)、δ−テトラデカラクトン(CAS NO. 2721−22−4)、2−(3−フェニルプロピル)ピリジン(CAS NO. 2110−18−1)、4’−メトキシフラボン(CAS NO. 4143−74−2)、(+)−セドロール(CAS NO. 77−53−2)、3−ヘプチルジヒドロ−5−メチル−2(3H)−フラノン(CAS NO. 40923−64−6)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 710−04−3)、ジヒドロジャスモン酸メチル(CAS NO. 24851−98−7)、3,3’−ジインドリルメタン(CAS NO. 1968−05−4)、ペトロセリン酸(CAS NO. 593−39−5)、メチルイソオイゲノール(CAS NO. 93−16−3)、バニリルブチルエーテル(CAS NO. 82654−98−6)、グアイアクウッド油(CAS NO. 8016−23−7)、ルテオリン(CAS NO. 491−70−3)、フロレチン(CAS NO. 60−82−2)、18−β−グリシルレチン酸(CAS NO. 471−53−4)、クエン酸トリブチル(CAS NO. 77−94−1)、パルミトオレイン酸(CAS NO. 373−49−9)、バイカレイン(CAS NO. 491−67−8)、ピペリン(CAS NO. 94−62−2)、フラボン(CAS NO. 525−82−6)、オレイン酸(CAS NO. 112−80−1)、トランス,トランス−2,4−ヘプタジエナール(CAS NO. 4313−03−5)、トランス−2,シス−6−ノナジエノール(CAS NO. 557−48−2)、トランス,トランス−2,4−ノナジエナール(CAS NO. 5910−87−2)、トランス−4−メトキシシンナムアルデヒド(CAS NO. 24680−50−0)、β−イオノール(CAS NO. 22029−76−1)、ベツリン酸(CAS NO. 472−15−1)、ベンジリデンアセトン(CAS NO. 122−57−6)、ゲニステイン(CAS NO. 446−72−0)、アピゲニン(CAS NO. 520−36−5)、4−ヒドロキシカルコン(CAS NO. 2657−25−2)、4−ヒドロキシ安息香酸n−プロピル(CAS NO. 94−13−3)、並びにそれらの誘導体および組合せからなる群より選択されることを特徴とする方法。前記一種以上の化合物が、食事組成物の一部として伴侶動物に経口投与される、請求項4記載の方法。前記食事組成物が、0.1ppm〜50000ppmの前記一種以上の化合物を含むペットフードであり、該ペットフードが、さらに、炭水化物の供給源、タンパク質の供給源および任意に脂肪の供給源を含む、請求項5記載の方法。前記食事組成物が、0.1%〜99%(重量基準)の前記一種以上の化合物を含むペットフードサプリメントであり、経口投与するステップが、該ペットフードサプリメントをペットフードとは別々にまたはペットフードと組み合わせて伴侶動物に給餌することを含む、請求項5記載の方法。前記食事組成物を、1か月に1回から1日に6回の範囲の頻度で伴侶動物に経口投与する、請求項5記載の方法。前記食事組成物を、5日〜25年の範囲の期間、伴侶動物に経口投与する、請求項5記載の方法。伴侶動物における特発性嘔吐を予防または治療するための組成物であって、5−ヒドロキシトリプタミン−3Aセロトニン(5−HT3A)受容体および/またはニューロキニン−1(NK−1)受容体を阻害するための有効量で一種以上の化合物を含んでなり、該一種以上の化合物が、ユビキノン−O(CAS NO. 605−94−7)、レスベラトロール(CAS No. 501−36−0)、1,4−ベンゼンジオール,2,3−ジメチル−(9CI)(CAS NO. 608−43−5)、ベチベロール(CAS NO. 89−88−3)、3,6−ジヒドロキシフラボン(CAS NO. 92439−20−8)、ノニバミド(CAS NO. 2444−46−4)、塩化−DL−パルミトイルカルニチン(CAS NO. 6865−14−1)、アジア酸(CAS NO. 464−92−6)、ファルネサル(CAS NO. 19317−11−4)、ヌートカトン(CAS NO. 4674−50−4)、α−アミルシンナミルアルコール(CAS NO. 101−85−9)、δ−ドデカラクトン(CAS NO. 713−95−1)、γ−ドデカラクトン(CAS NO. 2305−05−7)、α−イオノン(CAS NO. 127−41−3)、ビオカニンA(CAS NO. 491−80−5)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 104−67−6)、δ−テトラデカラクトン(CAS NO. 2721−22−4)、2−(3−フェニルプロピル)ピリジン(CAS NO. 2110−18−1)、1,14−テトラデカンジオール(CAS NO. 19812−64−7)、(+)−セドロール(CAS NO. 77−53−2)、3−ヘプチルジヒドロ−5−メチル−2(3H)−フラノン(CAS NO. 40923−64−6)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 710−04−3)、ジヒドロジャスモン酸メチル(CAS NO. 24851−98−7)、エトキシキン(CAS NO. 91−53−2)、ペトロセリン酸(CAS NO. 593−39−5)、メチルイソオイゲノール(CAS NO. 93−16−3)、バニリルブチルエーテル(CAS NO. 82654−98−6)、グアイアクウッド油(CAS NO. 8016−23−7)、ルテオリン(CAS NO. 491−70−3)、18−β−グリシルレチン酸(CAS NO. 471−53−4)、クエン酸トリブチル(CAS NO. 77−94−1)、パルミトオレイン酸(CAS NO. 373−49−9)、ビサボロール(CAS NO. 515−69−5)、クルクミン(CAS NO. 458−37−7)、ピペリン(CAS NO. 94−62−2)、フラボン(CAS NO. 525−82−6)、メントキシプロパンジオール(CAS NO. 87061−04−9)、4−ヒドロキシカルコン(CAS NO. 2657−25−2)、4−ヒドロキシ安息香酸n−プロピル(CAS NO. 94−13−3)、コレカルシフェロールVD3(CAS NO. 67−97−0)、含油樹脂ショウガ(CAS NO. 8002−60−6)、エイコサペンタエン酸(CAS NO. 10417−94−4)、リボフラビンVB2(CAS NO. 83−88−5)、フロレチン(CAS NO. 60−82−2)、メナジオン(CAS NO. 58−27−5)、3,3’−ジインドリルメタン(CAS NO. 1968−05−4)、トランス,トランス−2,4−ヘプタジエナール(CAS NO. 4313−03−5)、トランス−2,シス−6−ノナジエノール(CAS NO. 557−48−2)、トランス,トランス−2,4−ノナジエナール(CAS NO. 5910−87−2)、トランス−4−メトキシシンナムアルデヒド(CAS NO. 24680−50−0)、4’−ヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 2657−25−2)、2,2’,4’−トリヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 26962−50−5)、ヘマトポルフィリンジヒドロクロライド(CAS NO. 17696−69−4)、フィトスフィンゴシン(CAS NO. 554−62−1)、ベンジリデンアセトン(CAS NO. 122−57−6)、ゲニステイン(CAS NO. 446−72−0)、アピゲニン(CAS NO. 520−36−5)、カルコン(CAS NO. 614−47−1)、桂皮油(CAS NO. 8015−91−6)、並びにそれらの誘導体および組合せからなる群より選択されることを特徴とする組成物。5−ヒドロキシトリプタミン−3Aセロトニン(5−HT3A)受容体および/またはニューロキニン−1(NK−1)受容体を阻害することのできる一種以上の化合物を、伴侶動物に適した一種以上の食事栄養素と混合するステップを含んでなる、食事組成物を作る方法。伴侶動物における特発性嘔吐を予防または治療するための組成物であって、5−ヒドロキシトリプタミン−3Aセロトニン(5−HT3A)受容体および/またはニューロキニン−1(NK−1)受容体を阻害するための有効量で一種以上の化合物を含んでなり、該一種以上の化合物が、ユビキノン−O(CAS NO. 605−94−7)、レスベラトロール(CAS No. 501−36−0)、1,4−ベンゼンジオール,2,3−ジメチル−(9CI)(CAS NO. 608−43−5)、ベチベロール(CAS NO. 89−88−3)、3,6−ジヒドロキシフラボン(CAS NO. 92439−20−8)、ノニバミド(CAS NO. 2444−46−4)、塩化−DL−パルミトイルカルニチン(CAS NO. 6865−14−1)、アジア酸(CAS NO. 464−92−6)、ファルネサル(CAS NO. 19317−11−4)、ヌートカトン(CAS NO. 4674−50−4)、α−アミルシンナミルアルコール(CAS NO. 101−85−9)、δ−ドデカラクトン(CAS NO. 713−95−1)、γ−ドデカラクトン(CAS NO. 2305−05−7)、α−イオノン(CAS NO. 127−41−3)、ビオカニンA(CAS NO. 491−80−5)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 104−67−6)、δ−テトラデカラクトン(CAS NO. 2721−22−4)、2−(3−フェニルプロピル)ピリジン(CAS NO. 2110−18−1)、1,14−テトラデカンジオール(CAS NO. 19812−64−7)、(+)−セドロール(CAS NO. 77−53−2)、3−ヘプチルジヒドロ−5−メチル−2(3H)−フラノン(CAS NO. 40923−64−6)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 710−04−3)、ジヒドロジャスモン酸メチル(CAS NO. 24851−98−7)、エトキシキン(CAS NO. 91−53−2)、ペトロセリン酸(CAS NO. 593−39−5)、メチルイソオイゲノール(CAS NO. 93−16−3)、バニリルブチルエーテル(CAS NO. 82654−98−6)、グアイアクウッド油(CAS NO. 8016−23−7)、ルテオリン(CAS NO. 491−70−3)、18−β−グリシルレチン酸(CAS NO. 471−53−4)、クエン酸トリブチル(CAS NO. 77−94−1)、パルミトオレイン酸(CAS NO. 373−49−9)、ビサボロール(CAS NO. 515−69−5)、クルクミン(CAS NO. 458−37−7)、ピペリン(CAS NO. 94−62−2)、フラボン(CAS NO. 525−82−6)、メントキシプロパンジオール(CAS NO. 87061−04−9)、4−ヒドロキシカルコン(CAS NO. 2657−25−2)、4−ヒドロキシ安息香酸n−プロピル(CAS NO. 94−13−3)、コレカルシフェロールVD3(CAS NO. 67−97−0)、含油樹脂ショウガ(CAS NO. 8002−60−6)、エイコサペンタエン酸(CAS NO. 10417−94−4)、リボフラビンVB2(CAS NO. 83−88−5)、フロレチン(CAS NO. 60−82−2)、メナジオン(CAS NO. 58−27−5)、3,3’−ジインドリルメタン(CAS NO. 1968−05−4)、トランス,トランス−2,4−ヘプタジエナール(CAS NO. 4313−03−5)、トランス−2,シス−6−ノナジエノール(CAS NO. 557−48−2)、トランス,トランス−2,4−ノナジエナール(CAS NO. 5910−87−2)、トランス−4−メトキシシンナムアルデヒド(CAS NO. 24680−50−0)、4’−ヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 2657−25−2)、2,2’,4’−トリヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 26962−50−5)、ヘマトポルフィリンジヒドロクロライド(CAS NO. 17696−69−4)、フィトスフィンゴシン(CAS NO. 554−62−1)、ベンジリデンアセトン(CAS NO. 122−57−6)、ゲニステイン(CAS NO. 446−72−0)、アピゲニン(CAS NO. 520−36−5)、カルコン(CAS NO. 614−47−1)、桂皮油(CAS NO. 8015−91−6)、並びにそれらの誘導体および組合せからなる群より選択されることを特徴とする組成物。前記一種以上の化合物0.1ppm〜75000ppmを含む食品である、請求項12に記載の食事組成物。前記組成物が、食品とは別々にまたは食品と組み合わせて哺乳動物に給餌することができるサプリメントであり、該サプリメントが、0.1%〜99%(重量基準)の前記一種以上の化合物を含む、請求項12記載の食事組成物。 |
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说明书全文 | 本発明は、5−ヒドロキシトリプタミン−3セロトニン(5−HT3A)および/またはニューロキニン−1(NK−1)受容体に対する阻害効果を有する一種以上の化合物を用いて、哺乳動物、特に飼いネコにおける特発性嘔吐を予防または治療する食事組成物または方法に関する。 ネコにおける慢性/周期性特発性嘔吐または嘔吐症候群は19世紀末期に確認された。例えば、速すぎるまたは過剰の摂食または胃内の過剰の毛または他の異物の存在のような特定の状況下におけるネコの不定期の嘔吐は許容できるが、原因の無い頻繁な嘔吐または吐き戻し(「特発性嘔吐」)は、ネコにおいて重度の栄養不良をもたらし、ネコの胃腸(GI)の健康への障害を引き起こし得る。特発性嘔吐または吐き戻しを定義する四つの主な特徴は、1)三回以上の再発する別々の嘔吐または吐き戻しのエピソード、2)エピソード間の完全に正常で健康な期間のインターバルが変化すること、3)発病の時期、症状および期間についてエピソードが典型的であること、および4)嘔吐または吐き戻しの原因が知られていないこと、である。特発性嘔吐にかかり易い個体は、身体検査および/または血液検査を含む標準的健康診断によって識別することができない。ヒトにおいては、特発性嘔吐は、周期性嘔吐症候群(CVS)と説明することができ、脱水、胃腸管(特に食道)損傷および虫歯(嘔吐物が酸性の場合がある)と関連する場合がある。 特発性嘔吐の正確な原因は、充分に理解されていない。しかしながら、ネコにおける潜在的原因の一つが中枢神経系(CNS)障害に関係していることが最近認識された。嘔吐につながる異なる生物学的経路を刺激または活性化するように作動させることができる幾つかの神経伝達物質受容体がネコの脳内にある。そのような受容体としては、例えば、ニューロキニン(NK)受容体、ヒスタミン受容体、アセチルコリン受容体、セロトニン受容体、μオピオイド受容体およびドーパミン−2受容体が挙げられる。従って、特発性嘔吐を予防または低減させる可能性のある方法は、そのような受容体を阻害または部分的に遮断することである。 ドラセトロン、グラニセトロン、オンダンセトロンおよびパロノセトロンのような特定の5−HT3A受容体拮抗薬は、ヒトにおいて、制吐薬としての有効性を示し、癌患者における化学療法により誘発された悪心および嘔吐に対処するために用いられてきた。さらに、ヒトにおける嘔吐を制御するために、NK−1受容体拮抗薬として知られている新しいクラスの薬剤が最近開発され、特に、アプレピタントおよびマロピタントが挙げられる。しかしながら、これらの化合物は、副作用をもたらすことが多い。さらに、そのような化合物は、それらの不快な味のために、給餌を通して投与することは困難である。不運なことに、注射は、制吐薬を投与するための便利な代替手段とはならない。ネコまたはイヌなどの動物を治療する場合、特に動物が注射に抵抗する場合、注射は獣医の力添えを必要とする。 特発性嘔吐を予防、低減、緩和または治療するための効果的かつより容易に利用できる治療法が、必要とされ続けている。例えば、給餌または他の経口投与を介するように、簡単に投与することができる、副作用の少ない治療法も必要とされている。これらの必要性は、特発性嘔吐の病歴を有する飼いネコに対して、特に重大である。 本発明の一つの局面は、5−ヒドロキシトリプタミン−3Aセロトニン(5−HT3A)受容体および/またはニューロキニン−1(NK−1)受容体を阻害するための有効量で一種以上の化合物を含んでなる、伴侶動物における特発性嘔吐を予防、低減、緩和または治療するための食事組成物を提供することにより前記必要性を満たす。具体的には、化合物は、ユビキノン−O(CAS NO. 605−94−7)、レスベラトロール(CAS No. 501−36−0)、1,4−ベンゼンジオール,2,3−ジメチル−(9CI)(CAS NO. 608−43−5)、ベチベロール(CAS NO. 89−88−3)、3,6−ジヒドロキシフラボン(CAS NO. 92439−20−8)、ノニバミド(CAS NO. 2444−46−4)、塩化−DL−パルミトイルカルニチン(CAS NO. 6865−14−1)、アジア酸(CAS NO. 464−92−6)、ファルネサル(CAS NO. 19317−11−4)、ヌートカトン(CAS NO. 4674−50−4)、α−アミルシンナミルアルコール(CAS NO. 101−85−9)、δ−ドデカラクトン(CAS NO. 713−95−1)、γ−ドデカラクトン(CAS NO. 2305−05−7)、α−イオノン(CAS NO. 127−41−3)、ビオカニンA(CAS NO. 491−80−5)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 104−67−6)、δ−テトラデカラクトン(CAS NO. 2721−22−4)、2−(3−フェニルプロピル)ピリジン(CAS NO. 2110−18−1)、1,14−テトラデカンジオール(CAS NO. 19812−64−7)、(+)−セドロール(CAS NO. 77−53−2)、3−ヘプチルジヒドロ−5−メチル−2(3H)−フラノン(CAS NO. 40923−64−6)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 710−04−3)、ジヒドロジャスモン酸メチル(CAS NO. 24851−98−7)、エトキシキン(CAS NO. 91−53−2)、ペトロセリン酸(CAS NO. 593−39−5)、メチルイソオイゲノール(CAS NO. 93−16−3)、バニリルブチルエーテル(CAS NO. 82654−98−6)、グアイアクウッド油(CAS NO. 8016−23−7)、ルテオリン(CAS NO. 491−70−3)、18−β−グリシルレチン酸(CAS NO. 471−53−4)、クエン酸トリブチル(CAS NO. 77−94−1)、パルミトオレイン酸(CAS NO. 373−49−9)、ビサボロール(CAS NO. 515−69−5)、クルクミン(CAS NO. 458−37−7)、ピペリン(CAS NO. 94−62−2)、フラボン(CAS NO. 525−82−6)、メントキシプロパンジオール(CAS NO. 87061−04−9)、4−ヒドロキシカルコン(CAS NO. 2657−25−2)、4−ヒドロキシ安息香酸n−プロピル(CAS NO. 94−13−3)、コレカルシフェロールVD3(CAS NO. 67−97−0)、含油樹脂ショウガ(CAS NO. 8002−60−6)、エイコサペンタエン酸(CAS NO. 10417−94−4)、リボフラビンVB2(CAS NO. 83−88−5)、フロレチン(CAS NO. 60−82−2)、メナジオン(CAS NO. 58−27−5)、3,3’−ジインドリルメタン(CAS NO. 1968−05−4)、トランス,トランス−2,4−ヘプタジエナール(CAS NO. 4313−03−5)、トランス−2,シス−6−ノナジエノール(CAS NO. 557−48−2)、トランス,トランス−2,4−ノナジエナール(CAS NO. 5910−87−2)、トランス−4−メトキシシンナムアルデヒド(CAS NO. 24680−50−0)、4’−ヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 2657−25−2)、2,2’,4’−トリヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 26962−50−5)、ヘマトポルフィリンジヒドロクロライド(CAS NO. 17696−69−4)、フィトスフィンゴシン(CAS NO. 554−62−1)、ベンジリデンアセトン(CAS NO. 122−57−6)、ゲニステイン(CAS NO. 446−72−0)、アピゲニン(CAS NO. 520−36−5)、カルコン(CAS NO. 614−47−1)、桂皮油(CAS NO. 8015−91−6)、並びにそれらの誘導体および組合せからなる群より選択される。 もう一つの局面において、本発明は、伴侶動物における特発性嘔吐を予防、低減、緩和または治療する方法であって、5−HT3A受容体および/またはNK−1受容体を阻害するための有効量で一種以上の化合物を前記伴侶動物に経口投与するステップを含んでなり、その一種以上の化合物が、ユビキノン−O(CAS NO. 605−94−7)、レスベラトロール(CAS No. 501−36−0)、1,4−ベンゼンジオール,2,3−ジメチル−(9CI)(CAS NO. 608−43−5)、ベチベロール(CAS NO. 89−88−3)、3,6−ジヒドロキシフラボン(CAS NO. 92439−20−8)、ノニバミド(CAS NO. 2444−46−4)、塩化−DL−パルミトイルカルニチン(CAS NO. 6865−14−1)、アジア酸(CAS NO. 464−92−6)、ファルネサル(CAS NO. 19317−11−4)、ヌートカトン(CAS NO. 4674−50−4)、α−アミルシンナミルアルコール(CAS NO. 101−85−9)、δ−ドデカラクトン(CAS NO. 713−95−1)、γ−ドデカラクトン(CAS NO. 2305−05−7)、α−イオノン(CAS NO. 127−41−3)、ビオカニンA(CAS NO. 491−80−5)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 104−67−6)、δ−テトラデカラクトン(CAS NO. 2721−22−4)、2−(3−フェニルプロピル)ピリジン(CAS NO. 2110−18−1)、1,14−テトラデカンジオール(CAS NO. 19812−64−7)、(+)−セドロール(CAS NO. 77−53−2)、3−ヘプチルジヒドロ−5−メチル−2(3H)−フラノン(CAS NO. 40923−64−6)、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 710−04−3)、ジヒドロジャスモン酸メチル(CAS NO. 24851−98−7)、エトキシキン(CAS NO. 91−53−2)、ペトロセリン酸(CAS NO. 593−39−5)、メチルイソオイゲノール(CAS NO. 93−16−3)、バニリルブチルエーテル(CAS NO. 82654−98−6)、グアイアクウッド油(CAS NO. 8016−23−7)、ルテオリン(CAS NO. 491−70−3)、18−β−グリシルレチン酸(CAS NO. 471−53−4)、クエン酸トリブチル(CAS NO. 77−94−1)、パルミトオレイン酸(CAS NO. 373−49−9)、ビサボロール(CAS NO. 515−69−5)、クルクミン(CAS NO. 458−37−7)、ピペリン(CAS NO. 94−62−2)、フラボン(CAS NO. 525−82−6)、メントキシプロパンジオール(CAS NO. 87061−04−9)、4−ヒドロキシカルコン(CAS NO. 2657−25−2)、4−ヒドロキシ安息香酸n−プロピル(CAS NO. 94−13−3)、コレカルシフェロールVD3(CAS NO. 67−97−0)、含油樹脂ショウガ(CAS NO. 8002−60−6)、エイコサペンタエン酸(CAS NO. 10417−94−4)、リボフラビンVB2(CAS NO. 83−88−5)、フロレチン(CAS NO. 60−82−2)、メナジオン(CAS NO. 58−27−5)、3,3’−ジインドリルメタン(CAS NO. 1968−05−4)、トランス,トランス−2,4−ヘプタジエナール(CAS NO. 4313−03−5)、トランス−2,シス−6−ノナジエノール(CAS NO. 557−48−2)、トランス,トランス−2,4−ノナジエナール(CAS NO. 5910−87−2)、トランス−4−メトキシシンナムアルデヒド(CAS NO. 24680−50−0)、4’−ヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 2657−25−2)、2,2’,4’−トリヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 26962−50−5)、ヘマトポルフィリンジヒドロクロライド(CAS NO. 17696−69−4)、フィトスフィンゴシン(CAS NO. 554−62−1)、ベンジリデンアセトン(CAS NO. 122−57−6)、ゲニステイン(CAS NO. 446−72−0)、アピゲニン(CAS NO. 520−36−5)、カルコン(CAS NO. 614−47−1)、桂皮油(CAS NO. 8015−91−6)、並びにそれらの誘導体および組合せからなる群より選択されることを特徴とする方法に関する。 さらなる局面において、本発明は、伴侶動物における特発性嘔吐を予防、低減、緩和または治療するための組成物であって、5−HT3A受容体および/またはNK−1受容体を阻害するための有効量で前述の一種以上の化合物を含んでなる組成物に関する。 さらにさらなる局面において、本発明は、 (a)食事組成物、および (b)伴侶動物に食事組成物を給餌するための指示書 を含んでなる、前記伴侶動物における特発性嘔吐を予防、低減、緩和または治療するためのキットに関する。 具体的には、指示書は、伴侶動物の特発性嘔吐の状態の重症度の評価、給餌の頻度、給餌期間、給餌方法、および、給餌の頻度および/または期間をいつ変えるか決めるための伴侶動物の特発性嘔吐の状態の観察、からなる群より選択される情報を含む。 本発明のさらにさらなる局面は、5−ヒドロキシトリプタミン−3Aセロトニン(5−HT3A)受容体および/またはニューロキニン−1(NK−1)受容体を阻害することのできる一種以上の化合物を、伴侶動物に適した一種以上の食事栄養素と混合するステップを含んでなる、食事組成物を作る方法に関する。 本発明のこれらのおよび他の局面は、以下の本発明の詳細な説明および実施例を読むと、より明らかになる。 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高い5−HT3A阻害効果を有する本発明の化合物の5−HT3A用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ 驚くほど高いNK−1阻害効果を有する本発明の化合物のNK−1用量反応曲線を示すグラフ
特記しない限り、名詞の使用は「一種以上」であることを意味する。「含む」と言う用語は、最終的結果に影響を与えない他のステップおよび他の成分を加えることができることを意味し、この用語は、「からなる」および「から実質的になる」という用語を包含する。本発明の組成物および方法/プロセスは、ここに記載の本発明の必須の要素および制限、並びに、ここに記載のさらなるまたは任意の成分、コンポーネント、ステップまたは制限を含む、これらからなる、およびこれらから実質的になることができる。全ての百分率、部および比は、特記しない限り、本発明の組成物の合計重量に基づく。列挙された成分に係わる全ての重量は、活性濃度に基づき、従って、市販材料中に含まれるかもしれないキャリアまたは副産物は含まない。全ての比は、特記しない限り、重量比である。全ての温度は、特記しない限り、セ氏温度である。ここに開示の全ての大きさおよび値(例えば、量、百分率、一部分および比率)は、列挙された正確な数値に厳密に限定されると解すべきでない。その代り、特記しない限り、各々のそのような大きさまたは値は、列挙された値およびその値の前後の機能的に同等の範囲の両方を意味することが意図される。例えば、「40mm」として開示された大きさは、「約40mm」を意味すると意図される。 ここで、「治療する」、「治療すること」または「治療」という用語は、目的の動物における疾患または状態の全ての治療方法、例えば、(i)疾患または状態を阻害する、すなわち、その発症を完全に止める、(ii)疾患または状態を低減する、すなわち、疾患または状態の退行を引き起こす、および、(iii)疾患または状態から生じる症状を緩和または軽減する、すなわち、根本的な疾患または状態に対処することなく疼痛または苦痛を軽減することを含む。 「効果的」という用語は、治療すべき状態の著しい向上的修飾を提供するのに充分に高い対象活性物の量を意味する。対象活性物の有効量は、治療される特定の状態、状態の重症度、治療の期間、併用治療の性質、および同様の因子により、変化する。 ここで用いられる「嘔吐する」または「嘔吐(vomiting)」という用語は、その胃または食道から口内および場合により鼻内への内容物の随意または不随意排出に対応する。そのような活動は、種々に、嘔吐(vomiting)、吐き戻し(regurgitation)、嘔吐(emesis)、嘔吐(throwing up)、嘔吐(puking)、嘔吐(heaving)等と呼ぶことができるが、「嘔吐する」または「嘔吐(vomiting)」という同じ用語により集合的に対応される。 ここで用いられる「ネコ科伴侶動物」または「ネコ科」という用語は、屋内または屋外伴侶動物としてヒトに受け入れられる可能性のあるネコ科の全ての動物に広く対応し、限定はされないが、飼いネコ、クーガー、チーター、オオヤマネコ、オセロット、トラ、ライオン、ジャガー、パンサー、レパード等が挙げられる。ここで用いられる「伴侶動物」と言う用語としては、限定はされないが、先に記載したネコ科伴侶動物、屋内または屋外伴侶動物としてヒトに受け入れられる可能性のあるイヌ科の全ての動物、例えば、飼い慣らされたイヌ(イヌ科)、オオカミ、キツネ、ジャッカル、コヨーテ等、他のより小型の飼い慣らされた哺乳動物、例えば、フェレット、アライグマ、ウサギ、マウス、ラット、ハムスター、モルモット等、が挙げられる。ここに記載の化合物は、ヒトを含む哺乳動物における特発性嘔吐の対処または治療において用いてもよい。 本発明は、伴侶動物における特発性嘔吐に対処し治療するための食事組成物または調製物を調製するために容易に用いることができ、細胞毒性が殆ど無いまたは無い、先に記載の伴侶動物において5−HT3Aおよび/またはNK−1受容体の阻害剤として特に効果的な特定のグループの化合物を確認した。 ここで用いられる「5−HT3Aおよび/またはNK−1受容体の阻害剤として効果的」という用語は、5−HT3Aおよび/またはNK−1受容体親和性(IC50)が、100ppm未満である、好ましくは50ppm未満である、より好ましくは10ppm未満であることを意味する。5−HT3Aおよび/またはNK−1受容体親和性を決めるために、当該分野で良く知られている種々の受容体結合アッセイを容易に用いることができる。 5−HT3A受容体阻害効果を有する化学的化合物 以下の化合物が、驚くほど高い5−HT3A受容体阻害効果を有し、細胞毒性は殆ど無いか無いことが、本発明の発明者により発見された。 ・ユビキノン−O(CAS NO. 605−94−7) ・レスベラトロール(CAS No. 501−36−0) ・2,3−ジメチル−l,4−ベンゼンジオール(CAS NO. 608−43−5) ・ベチベロール(CAS NO. 89−88−3) ・3,6−ジヒドロキシフラボン(CAS NO. 92439−20−8) ・ノニバミド(CAS NO. 2444−46−4) ・塩化−DL−パルミトイルカルニチン(CAS NO. 6865−14−1) ・アジア酸(CAS NO. 464−92−6) ・ファルネサル(CAS NO. 19317−11−4) ・ヌートカトン(CAS NO. 4674−50−4) ・α−アミルシンナミルアルコール(CAS NO. 101−85−9) ・δ−ドデカラクトン(CAS NO. 713−95−1) ・γ−ドデカラクトン(CAS NO. 2305−05−7) ・α−イオノン(CAS NO. 127−41−3) ・ビオカニンA(CAS NO. 491−80−5) ・δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 104−67−6) ・δ−テトラデカラクトン(CAS NO. 2721−22−4) ・皮質ピリジン(CAS NO. 2110−18−1) ・1,14−テトラデカンジオール(CAS NO. 19812−64−7) ・(+)−セドロール(CAS NO. 77−53−2) ・3−ヘプチルジヒドロ−5−メチル−2(3H)−フラノン(CAS NO. 40923−64−6) ・δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 710−04−3) ・ジヒドロジャスモン酸メチル(CAS NO. 24851−98−7) ・エトキシキン(CAS NO. 91−53−2) ・ペトロセリン酸(CAS NO. 593−39−5) ・メチルイソオイゲノール(CAS NO. 93−16−3) ・バニリルブチルエーテル(CAS NO. 82654−98−6) ・グアイアクウッド油(CAS NO. 8016−23−7) ・ルテオリン(CAS NO. 491−70−3) ・18−β−グリシルレチン酸(CAS NO. 471−53−4) ・クエン酸トリブチル(CAS NO. 77−94−1) ・パルミトオレイン酸(CAS NO. 373−49−9) ・ビサボロール(CAS NO. 515−69−5) ・クルクミン(CAS NO. 458−37−7) ・ピペリン(CAS NO. 94−62−2) ・フラボン(CAS NO. 525−82−6) ・メントキシプロパンジオール(CAS NO. 87061−04−9) ・4−ヒドロキシカルコン(CAS NO. 2657−25−2) ・4−ヒドロキシ安息香酸n−プロピル(CAS NO. 94−13−3) ・コレカルシフェロールVD3(CAS NO. 67−97−0) ・含油樹脂ショウガ(CAS NO. 8002−60−6) ・エイコサペンタエン酸(CAS NO. 10417−94−4) ・リボフラビンVB2(CAS NO. 83−88−5)および ・フロレチン(CAS NO. 60−82−2)。 NK−1受容体阻害効果を有する化学的化合物 以下の化合物が、驚くほど高いNK−1受容体阻害効果を有し、細胞毒性は殆ど無いまたは無いことが、本発明の発明者により発見された。 ・ユビキノン−O(CAS NO. 605−94−7) ・レスベラトロール(CAS No. 501−36−0) ・メナジオン(CAS NO. 58−27−5) ・3,3’−ジインドリルメタン(CAS NO. 1968−05−4) ・トランス,トランス−2,4−ヘプタジエナール(CAS NO. 4313−03−5) ・トランス−2,シス−6−ノナジエノール(CAS NO. 557−48−2) ・トランス,トランス−2,4−ノナジエナール(CAS NO. 5910−87−2) ・トランス−4−メトキシシンナムアルデヒド(CAS NO. 24680−50−0) ・含油樹脂ショウガ(CAS NO. 8002−60−6) ・3,6−ジヒドロキシフラボン(CAS NO. 92439−20−8) ・4’−ヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 2657−25−2) ・塩化−DL−パルミトイルカルニチン(CAS NO. 6865−14−1) ・アジア酸(CAS NO. 464−92−6) ・2,2’,4’−トリヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 26962−50−5) ・ヘマトポルフィリンジヒドロクロライド(CAS NO. 17696−69−4) ・フィトスフィンゴシン(CAS NO. 554−62−1) ・ルテオリン(CAS NO. 491−70−3) ・18−β−グリシルレチン酸(CAS NO. 471−53−4) ・クルクミン(CAS NO. 458−37−7) ・ベンジリデンアセトン(CAS NO. 122−57−6) ・ゲニステイン(CAS NO. 446−72−0) ・アピゲニン(CAS NO. 520−36−5) ・ピペリン(CAS NO. 94−62−2) ・カルコン(CAS NO. 614−47−1) ・桂皮油(CAS NO. 8015−91−6)および ・エイコサペンタエン酸(CAS NO. 10417−94−4)。 投与の方法 先に列挙した化合物は、任意の良く知られた送達方法により投与することができ、その方法としては、限定はされないが、経口送達、吸入、灌腸または非経口送達、例えば、局所適用、経皮適用、静脈注射、皮下注射、筋肉注射等が挙げられる。そのような化合物は、単独で投与、または、乾燥キブル、湿潤缶詰食品、肉汁、おやつ、錠剤、カプセル、ロゼンジ、トローチ、ハードキャンディー、粉末、スプレー、クリーム、軟膏(salve)、座薬、ゼリー、ゲル、ペースト、ローション、軟膏(ointment)、水性懸濁物、注射剤、エリキシル、シロップ等のような組成物を形成するための許容できるキャリアまたは希釈剤と組み合わせて投与することができる。 本発明の好ましいが必要ではない態様において、そのような化合物は、例えば、伴侶動物のための食事組成物の一部として、伴侶動物に経口投与される。そのような食事組成物は、液体、固体または半固体であり得る。さらに、食事組成物は、食事時間に動物に給餌されるペットフードとして、または、動物用のペットフードとは別々にもしくは動物用のペットフードと組み合わせてその動物に給餌されるペットフードサプリメントとして調製してよい。 ペットフードとしては、食事組成物は、意図する受け取り伴侶動物のための栄養的に完全な食事を含んでよい。栄養的に完全な食事は、水を除いて、伴侶動物の生命を維持するための既知の必要な栄養を、米国食品医薬品局獣医学センターおよび米国飼料検査官協会のような政府機関を含むよく認識された官庁の推薦に基づく適切な量および割合で含む。 例えば、本発明のペットフード組成物は、少なくとも、炭水化物の供給源、タンパク質の供給源および任意に脂肪の供給源を含んでよい。より好ましくは、ペットフード組成物は、約1%〜約99%、好ましくは約1%〜約90%、より好ましくは約5%〜約45%(重量基準)の炭水化物、約5%〜約99.9%、好ましくは約10%〜約90%、より好ましくは約20%〜約60%(重量基準)のタンパク質、約0.1%〜約50%、好ましくは約1%〜約40%、より好ましくは約5%〜約20%(重量基準)の脂肪、約0.01%〜約20%、好ましくは約1%〜約11%(重量基準)の食物繊維、約0.01%〜約15%、好ましくは約0.1%〜約10%、より好ましくは1%〜8%(重量基準)のビタミン、ミネラル、酸化防止剤、および伴侶動物の要求を満たす他の栄養素を含んでいてよい、栄養的に完全なおよびバランスの取れた食事を、伴侶動物に提供する。炭水化物は、米、トウモロコシ、ミロ、ソルガム、オオムギ、小麦、オート麦等のような穀類により提供することができる。タンパク質は、動物由来の供給源、例えば肉(牛肉、豚肉、子羊肉、鶏肉、魚肉等)、卵、およびミルク、または、植物由来の供給源、例えば大豆、穀物、綿実、落花生等により提供することができる。食物繊維は、セルロース、ヘミセルロース、ペクチン、リグニンおよびゴムにより提供することができる。さらに、本発明のペットフード組成物は、ペットフード中に典型的に用いられる種々の成分、例えば、増量剤、香味料、結合剤、増粘剤、安定剤、乳化剤、甘味料、食品グレード着色剤、緩衝材、塩等を含んでよい。特に好ましい結合剤および/または増粘剤は、ゼラチン、セルロースエーテル、デンプン、デンプンエステル、デンプンエーテルおよび変性デンプンである。 ペットフード組成物は、乾燥キブル、湿潤缶詰食品、肉汁またはおやつとして調製することができる。それは、毎日、習慣的食事時間に(例えば、1日1回〜6回)、または必要に応じて1日を通して連続的に(例えば、自動給餌器により、または単に過剰量を提供することにより)、伴侶動物に給餌してよい。組成物は自由裁量で給餌してよい。 特定の態様において、ペットフード組成物はおやつである。ここで用いられる「おやつ」は、非食事時間中に伴侶動物に食べる気を起こすためにその動物に与えられるペットフード組成物を意味する。おやつは、また、栄養的価値を有して良く、先に記載した一種以上の栄養素を含む食品様組成物を有して良いが、それ自体では栄養的に完全な食事ではない。 本発明の食事組成物は、伴侶動物の栄養バランスまたは性能を向上させるために、別の飼料と共に、同時にまたは別々に用いられるペットフードサプリメントとして提供することもできる。ペットフードサプリメントとしては、限定はされないが、他の飼料に加えて、非希釈で給餌されて、それにより、別々に入手できる動物の食料の他の部分に関する選択の自由を提供する組成物、または、希釈され動物のいつもの飼料と混合されて完全飼料を生成する組成物が挙げられる。米国飼料検査官協会(AAFCO)は、例えば、粉末、液体、シロップ、ピル、カプセル化組成物等を含む種々の形状であり得るサプリメントに関する詳解を含むガイドラインを提供する。さらに、ペットフードサプリメントは、部分的または完全に消費できる成分と共に、伴侶動物用の玩具の一部として提供することができる。 先に記載の食事組成物は、5−HT3Aおよび/またはNK−1受容体を阻害することができる一種以上の先に列挙した化合物を、伴侶動物に適している一種以上の前述の化合物と混合することにより、容易に形成することができる。 有効投与量を決めるために、種々の投与量で治療される伴侶動物において化合物を用いて複数の完全クロスオーバー試験を行うことができる。最適投与量は、特発性嘔吐の感知できる症状を示している伴侶動物において特発性嘔吐を低減または排除する最大性能に基づいて選択される。ペットフード組成物として伴侶動物に投与される場合、先に記載の化合物は、0.1ppm〜50000ppm、好ましくは1ppm〜l50ppmの範囲の投与量で投与されることが好ましい。サプリメントとして投与される場合、先に記載の植物材料またはエキスは、サプリメントの0.1%〜99%、好ましくは0.5%〜5%(重量基準)の範囲の投与量で投与されることが好ましい。組成物は好ましくは食事組成物であるが、限定はされないが、局所組成物、注射組成物、経鼻組成物、直腸組成物等を含む任意の他の組成物であり得る。 投与の頻度および期間は、動物の状態、治療される動物の種、治療への個々の反応、および選択される薬剤組成物のタイプに依存して変わり得る。頻度は、1か月に1回から1日に6回、好ましくは1週間に1回から1日に4回、より好ましくは1日に1回から1日に3回の範囲であり得る。期間は、5日間から動物の一生期間、例えば25年間の範囲であり得る。好ましくは、期間は、1週間〜15年間、より好ましくは2週間〜1年間、最も好ましくは1か月〜6か月の範囲である。 他の種類の嘔吐または吐き戻しが、特発性嘔吐と同時に起こり得る。本発明の組成物は、嘔吐の他の原因を低減させる特徴を有し得る。例えば、食品組成物は、吐き戻しを起こす場合がある早い摂食を妨げるために、対象動物の口の寸法に対して大きな食品粒子を含んでよい、または、毛玉の発生を減少させる成分、例えば、プロテアーゼ、ポリオール脂肪酸ポリエステル、緩下剤等を含んでよい、または、胃腸の健康を促進する成分、例えば、プレバイオティクスまたはプロバイオティクスを含んでよい。本発明の組成物は、制吐活性のある医薬を含んでよい。 食事組成物を含むキット 本発明は、先に記載の食事組成物を、食事組成物をどのように伴侶動物に経口投与または給餌するかについての情報を提供する指示書と共に含んでいる商業物品、好ましくはキットにも対応する。具体的には、指示書は、例えば、伴侶動物の特発性嘔吐の状態の重症度の評価、給餌の頻度、給餌期間、給餌方式、および、給餌の頻度および/または期間をいつ変えるか決めるための伴侶動物の特発性嘔吐の状態の観察、についての情報を提供することができる。 そのキットを形成する際に、ここに開示の食事組成物の配布および販売に適した標準的パッケージングを用いることができる。キットは、伴侶動物における特発性嘔吐または嘔吐の予防、低減および排除に関する特異的な利益説明文書も含み得る。その利益説明は、増加した体重およびエネルギー水準、向上した免疫機能、および長くなった寿命のような、特発性嘔吐または嘔吐のそのような予防または治療から生じる健康面の利益にも関し得る。 本発明を以下の実施例により説明する。しかしながら、本発明は、これらの実施例の具体的詳細に限定されないと解される。 5−HT3A受容体阻害剤をスクリーニングするためのアッセイ ある材料の5−HT3A受容体に対する阻害効果を決めるために、種々の既知のハイスループットスクリーニングアッセイを用いることができる。 例えば、5−HT3A受容体は、中枢および末梢神経系中に位置するリガンド依存性非選択的カチオンチャンネルである。5−HT3A受容体を活性化し続いて末梢または中枢神経細胞を迅速に脱分極すると、カルシウムおよびナトリウム流入の誘発により細胞質中Ca2+およびNa+濃度が迅速に上昇し、細胞内カルシウム貯蔵部位が可動化し、さらに、ドーパミン、コレシストキニン、アセチルコリン、GABA、サブスタンスPまたはセロトニンそれ自体のような種々の神経伝達物質および神経ペプチドの放出が調節される。カルシウムおよびナトリウム流入に続く5HT3受容体の活性化およびその後の細胞内カルシウムおよびナトリウムの迅速な増加が原因で、5−HT3A受容体の作動薬または拮抗薬を特定するために蛍光イメージングプレートリーダー(FLIPR)アッセイを用いて流入Ca+2またはNa+シグナルを検出するためにカルシウム指示薬(例えば、Fluo−4 AM)またはナトリウム染料を容易に用いることができる。 5−HT3A FLIPRアッセイは、具体的には、以下のステップにより行うことができる。まず、h5HT3A受容体を安定して発現しているHEK−23(ヒト胎児由来腎臓)細胞を、CO25%および湿度90%とした哺乳動物細胞培地インキュベーターにおいて、75cm2フラスコ中の16〜18mlの成長培地中で37℃で2〜3日間培養する。成長培地は、例えば、10%FBS(ウシ胎仔血清)、100μg/mlの抗生物質/抗真菌薬および150ug/mlのG418が添加されたDMEM/F12(1:1、Invitrogen 11039)を含んでよい。次に、細胞培地を50ml試験管に移し、細胞をPBS10mlで洗う。続いて、細胞を剥離するために0.05%トリプシン−EDTAの2mlを加え、前記細胞培地をフラスコに戻して加えてトリプシンを不活性化する。次に、細胞を前記50ml試験管に移し戻し、850rpmで3分間遠心分離して培地を除去する。遠心分離から得られた細胞を、次に、フラスコ細胞当たり1〜1.5mlで成長培地と再懸濁する。続いて、一瓶のFluo−4 AM(カルシウム指示薬、50ug)を20ulのPluronic F−127と溶解し、フラスコ細胞当たり10ulのFluo−4 AM溶液を加える(一瓶のFluo−4 AM溶液,二つのフラスコの細胞には20ulがよい)。次に、振動器上で穏やかに振動させながら細胞を室温でFluo−4 AMで30分間染色し、続いて、アッセイ緩衝液[CaCl2およびMgCl2を含むHBSS(Invitrogen 14025)、20mM HEPES、pH7.2]の45mlを加えて細胞を一回洗う。遠心分離をもう一回、850rpmで3分間行ってアッセイ緩衝液を除去する。得られる細胞ペレットを、再び、アッセイ緩衝液中に再懸濁する(フラスコ細胞当たり18〜20mlのアッセイ緩衝液)。試験すべき化合物を予め入れておいた96ウェルプレートに90μlの細胞(50K細胞/ウェル)を入れる(10ulの1mM試験材料、試験材料の最終的濃度は100uM)。プレートを、暗所に室温で15〜30分間置き、次に、FLIPR−384装置(Molecular Devices)に移す。6倍濃縮の作動薬(60uMセロトニン)を含むマスタープレートを置き、全ての試験プレートを、作動薬の添加後に読み取る。試験プレートのカルシウムシグナルが、最後に、FLIPRプログラムにより記録される。エクセルを用いて平均および標準偏差を計算し、バックグラウンド(緩衝液)を差し引く。次に、平均阻害率(%)を、(1−試験材料/対照作動薬)×100として計算する。計算された阻害率が40%より大きいと、試験材料は、5−HT3A受容体に対する阻害効果を有すると見なされる。 あるいは、細胞ベースセロトニン受容体アッセイを用いて、5−HT3A受容体の阻害剤をスクリーニングすることができる。作動薬であるセロトニンおよび5−HT3A受容体と発光性エクオリンカルシウム感受性レポーターを過剰発現するために同時形質移入された細胞を用いれば、このアッセイを行って、優れた感受性、拡張性および特異性で5−HT3A受容体を標的とする適切な新規活性剤を特定することができる。 エクオリンは、オワンクラゲ(Jellyfish Aequorea Victoria)起源の発光タンパク質である。それは、最初は、エクオリンへの変換を始めるために疎水性基セレンテラジンを必要とするアポ酵素として翻訳されていた。カルシウムが結合すると、セレンテラジンはエクオリンより酸化されてセレンテラミド(BFP)になり、その結果、青色光とCO2が放出される。従って、それは、流入Ca+2シグナルを可視化または検出するために特に有用である。 エクオリン−補助セロトニン受容体アッセイを、以下のステップを用いて行うことができる。凍結保存されたヒト細胞(HEK293親株)、共発現しているセロトニン5HT3A受容体およびエクオリンカルシウムセンサー(γ照射物)(Perkin Elmer,Cat. No. ES−402−AF)を解凍し、Hepes緩衝液が加えられ、フェノールレッドを含まず、10%FBSを加え、抗生物質は含まないDMEM/F12(Invitrogen、Cat. No. 11039−021)中で18〜24時間培養する。培養18〜24時間後、細胞を、それらの細胞培地で洗い流すことにより丁寧に剥離する。さらなる10mLの細胞培地を用いて洗浄すると、最適数の細胞の捕捉が確実になる。次に、細胞を150×gで遠心分離し、数を数え、Falcon管中のBSA培地[DMEM/Ham’s F12(15mM HEPESおよびL−グルタミンを含み、フェノールレッドを含まない)培地(Invitrogen、Cat. No. 11039−021)+水中10%プロテアーゼ不含BSA(Sigma Aldrich、Cat. No. A9205)。最終的BSA濃度が0.1%。]中に1×106細胞/mLの濃度で再懸濁する。セレンテラジンを、アッセイ培地中に5μΜの最終濃度で加える。セレンテラジン保存溶液はメタノール溶液なので、細胞の損傷を避けるために細胞懸濁液にセレンテラジン溶液を加えながら、よく混合する。次に、10mL Falcon管をアルミニウム箔で包み、回転輪(角度約45°、7rpm)上に置く。続いて、細胞を、20℃程度の温度(25°Cを下回る温度に維持すべき)で4時間〜18時間インキュベートする。アッセイの日、細胞をBSA培地中に希釈して最終濃度2.0×105細胞/mLとする。細胞を、室温で少なくとも1時間、再びインキュベートする。次に、スクリーンプレートを準備する。拮抗薬を2倍濃度を超えるBSA培地中に希釈し、ウェル当たり50μlを分注する。 50μlの細胞懸濁液(最終濃度1.0×l04/ウェルとするために2.0×l05/ml)を、拮抗薬ウェル内に加え、次に、暗所で室温で15分間インキュベートする。一度に一つのプレートのみを準備する。50μlのセロトニン(最終濃度を1×EC80(10μΜ)とするために3×EC80(ECは有効濃度を表す)の濃度(30μΜ))を、プレートリーダーインジェクターを用いて、細胞と拮抗薬の混合物に注入し、発光を10秒間記録する。このシステムについてのEC50を決めるために、作動薬セロトニンを用いて8点投与量曲線を作成した。投与量は、3.9E−7〜5E−5[M]の範囲であった。得られるEC50は、1.925E−6±3.715E−6[M]であることが確認された。 図1〜44は、高い5−HT3A阻害効果を有する先に記載した化合物の5−HT3A用量反応曲線を示す。 具体的には、図1は、ユビキノン−O(CAS NO.605−94−7)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図2は、レスベラトロール(CAS No. 501−36−0)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図3は、1,4−ベンゼンジオール,2,3−ジメチル−(9CI)(CAS NO. 608−43−5)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図4は、ベチベロール(CAS NO. 89−88−3)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図5は、3,6−ジヒドロキシフラボン(CAS NO. 92439−20−8)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図6は、ノニバミド(CAS NO. 2444−46−4)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図7は、塩化−DL−パルミトイルカルニチン(CAS NO. 6865−14−1)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図8は、アジア酸(CAS NO. 464−92−6)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図9は、ファルネサル(CAS NO. 19317−11−4)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図10は、ヌートカトン(CAS NO. 4674−50−4)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図11は、α−アミルシンナミルアルコール(CAS NO. 101−85−9)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図12は、δ−ドデカラクトン(CAS NO. 713−95−1)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図13は、γ−ドデカラクトン(CAS NO. 2305−05−7)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図14は、α−イオノン(CAS NO. 127−41−3)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図15は、ビオカニンA(CAS NO. 491−80−5)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図16は、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 104−67−6)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図17は、δ−テトラデカラクトン(CAS NO. 2721−22−4)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図18は、2−(3−フェニルプロピル)ピリジン(CAS NO. 2110−18−1)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図19は、1,14−テトラデカンジオール(CAS NO. 19812−64−7)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図20は、(+)−セドロール(CAS NO. 77−53−2)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図21は、3−ヘプチルジヒドロ−5−メチル−2(3H)−フラノン(CAS NO. 40923−64−6)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図22は、δ−ウンデカラクトン(CAS NO. 710−04−3)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図23は、ジヒドロジャスモン酸メチル(CAS NO. 24851−98−7)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図24は、エトキシキン(CAS NO. 91−53−2)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図25は、ペトロセリン酸(CAS NO. 593−39−5)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図26は、メチルイソオイゲノール(CAS NO. 93−16−3)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図27は、バニリルブチルエーテル(CAS NO. 82654−98−6)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図28は、グアイアクウッド油(CAS NO. 8016−23−7)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図29は、ルテオリン(CAS NO. 491−70−3)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図30は、18−β−グリシルレチン酸(CAS NO. 471−53−4)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図31は、クエン酸トリブチル(CAS NO. 77−94−1)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図32は、パルミトオレイン酸(CAS NO. 373−49−9)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図33は、ビサボロール(CAS NO. 515−69−5)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図34は、クルクミン(CAS NO. 458−37−7)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図35は、ピペリン(CAS NO. 94−62−2)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図36は、フラボン(CAS NO. 525−82−6)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図37は、メントキシプロパンジオール(CAS NO. 87061−04−9)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図38は、4−ヒドロキシカルコン(CAS NO. 2657−25−2)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図39は、4−ヒドロキシ安息香酸n−プロピル(CAS NO. 94−13−3)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図40は、コレカルシフェロールVD3(CAS NO. 67−97−0)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図41は、含油樹脂ショウガ(CAS NO. 8002−60−6)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図42は、エイコサペンタエン酸(CAS NO. 10417−94−4)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図43は、リボフラビンVB2(CAS NO. 83−88−5)の5−HT3A用量反応曲線を示す。図44は、フロレチン(CAS NO. 60−82−2)の5−HT3A用量反応曲線を示す。 NK−1受容体阻害剤をスクリーニングするためのアッセイ ある材料のNK−1受容体に対する阻害効果を決めるためにも、種々の既知のハイスループットスクリーニングアッセイを用いることができる。 一例のアッセイは、Tango(商標)G−タンパク質質共役受容体(GPCR)細胞ベースアッセイ(Invitrogen製)である。まず、TACRl−bla U2OS細胞(Invitrogen製)をMcCoy’s培地において培養する。次に、培養細胞を、96ウェルプレート中のDMEM(90uL/ウェル中に15125細胞/ウェル)に入れる。16〜24時間後、細胞を試験材料または陽性対照である拮抗薬(100nMのアプレピタント)で処理し、次に、5%CO2中において37℃で30〜60分間インキュベートする。続いて、細胞を、1nM SAR9サブスタンスP作動薬で処理し、再び、5%CO2中において37℃で5時間インキュベートする。プレートをインキュベーターから取り外し、室温で15分間平衡させる。平衡ステップ中、LiveBlazer基質検出溶液(Invitrogen製)を調製する。6倍の基質混合物を各ウェルに加え、続いて、暗所において室温で2時間、プレートをインキュベートする。青色チャンネル(405で励起、460で発光)および緑色チャンネル(405で励起、535で発光)を含む「Geneblazer 451」プロトコールを用いて2チャンネルでEnvisionマイクロプレートリーダーによりプレートを読み取る。 図45〜70は、高いNK−1阻害効果を有する前述した化合物のNK−1用量反応曲線を示す。 具体的には、図45は、ユビキノン−O(CAS NO. 605−94−7)のNK−1用量反応曲線を示す。図46は、レスベラトロール(CAS No. 501−36−0)のNK−1用量反応曲線を示す。図47は、メナジオン(CAS NO. 58−27−5)のNK−1用量反応曲線を示す。図48は、3,3’−ジインドリルメタン(CAS NO. 1968−05−4)のNK−1用量反応曲線を示す。図49は、トランス,トランス−2,4−ヘプタジエナール(CAS NO. 4313−03−5)のNK−1用量反応曲線を示す。図50は、トランス−2,シス−6−ノナジエノール(CAS NO. 557−48−2)のNK−1用量反応曲線を示す。図51は、トランス,トランス−2,4−ノナジエナール(CAS NO. 5910−87−2)のNK−1用量反応曲線を示す。図52は、トランス−4−メトキシシンナムアルデヒド(CAS NO. 24680−50−0)のNK−1用量反応曲線を示す。図53は、含油樹脂ショウガ(CAS NO. 8002−60−6)のNK−1用量反応曲線を示す。図54は、3,6−ジヒドロキシフラボン(CAS NO. 92439−20−8)のNK−1用量反応曲線を示す。図55は、4 ’−ヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 2657−25−2)のNK−1用量反応曲線を示す。図56は、塩化−DL−パルミトイルカルニチン(CAS NO. 6865−14−1)のNK−1用量反応曲線を示す。図57は、アジア酸(CAS NO. 464−92−6)のNK−1用量反応曲線を示す。図58は、2,2’,4’−トリヒドロキシ−カルコン(CAS NO. 26962−50−5)のNK−1用量反応曲線を示す。図59は、ヘマトポルフィリンジヒドロクロライド(CAS NO. 17696−69−4)のNK−1用量反応曲線を示す。図60は、フィトスフィンゴシン(CAS NO. 554−62−1)のNK−1用量反応曲線を示す。図61は、ルテオリン(CAS NO. 491−70−3)のNK−1用量反応曲線を示す。図62は、18−β−グリシルレチン酸(CAS NO. 471−53−4)のNK−1用量反応曲線を示す。図63は、クルクミン(CAS NO. 458−37−7)のNK−1用量反応曲線を示す。図64は、ベンジリデンアセトン(CAS NO. 122−57−6)のNK−1用量反応曲線を示す。図65は、ゲニステイン(CAS NO. 446−72−0)のNK−1用量反応曲線を示す。図66は、アピゲニン(CAS NO. 520−36−5)のNK−1用量反応曲線を示す。図67は、ピペリン(CAS NO. 94−62−2)のNK−1用量反応曲線を示す。図68は、カルコン(CAS NO. 614−47−1)のNK−1用量反応曲線を示す。図69は、桂皮油(CAS NO. 8015−91−6)のNK−1用量反応曲線を示す。図70は、エイコサペンタエン酸(CAS NO. 10417−94−4)のNK−1用量反応曲線を示す。 全ての相互参照されるもしくは関連する特許または出願を含むここに引用されたあらゆる文献が、明確に排除または他に制限されない限り、その全体がここで参照によって援用される。なんらかの文献の引用は、それが、ここに開示または請求された発明に対する従来技術であるということ、または、それが、単独で、もしくは他の参考文献と組み合わせて、そのような発明を教示、示唆または開示していることを承認しているのではない。さらに、この文献における用語の意味または定義が、参照として援用される文献における同じ用語の意味または定義と不一致の場合においては、この文献においてその用語に与えられた意味または定義が優先される。 本発明の特定の態様を説明し記載してきたが、本発明の精神および範囲から離れることなく種々の他の変更および修飾を設けることができることが当業者には明らかである。従って、本発明の範囲内である全てのそのような変更および修飾を、添付の請求の範囲において取り上げるものと意図する。 |