说明书全文 |
【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の分野】 本発明は、一般に、緑茶抽出物中に含有される治療用抽出物が人体に最大限に放出され且つ送達される緑茶抽出物製剤に関する。 さらに詳細には、消費のため液中に配されるところの緑茶抽出物を含有する発泡性錠剤に関する。 【0002】 【発明の背景】 4,000年近く前、極東の人々は緑茶の消費から多くの一般的な健康およびリフレッシュする利点があることを認識した。 このような認識は、茶の広範囲の使用をもたらし、世界中の多くの地域で文化的地位や重要性さえ獲得した。 しかし、 緑茶の消費についての特定の健康的利点は最近まで少ししか理解されていなかった。 【0003】 今日、緑茶の種々の成分に対して、抗癌作用や抗心臓疾患作用を含む、一定の好ましい健康作用に科学的証拠が結びついてきた。 具体的には、癌や心臓疾患を寄せ付けない好適な作用、ならびにその他の健康的利点が、カテキン、ポリフェノール、多糖類、フラボノイド、ビタミンB複合物、ビタミンC、ビタミンE、γ −アミノ酪酸、およびフッ化物の緑茶成分からもたらされる。 ポリフェノール( あるいはカテキンとして知られている)、そして特に没食子酸エピガロカテキン (epigallocatechin gallate:EGCG)は、有意量で投与すると、抗微生物作用、抗突然変異作用、および抗癌作用を示した。 【0004】 茶にはいくつかのタイプがあるが、発酵させないで乾燥させた緑茶植物Camill ia Sinesisから製造した茶のみが最も高含量のカテキン類を含有する。 緑茶植物から誘導されるその他の茶、例えば、紅茶やウーロン茶はそれらの発酵処理の間にそれらのポリフェノール抗−酸化能力のいくらかを損失する。 したがって、茶のうちのこれらのタイプはその健康的利点のために消費するのにいくらか望ましさが少ない。 【0005】 熱水中で茶植物を滲出させることによる慣用的な茶の製造は水溶性茶成分のみを抽出する。 緑茶植物の最も価値のある成分のうちのいくらかは実際には水不溶性である。 したがって、茶により与えられる十分な健康的利点を受けるために、 水およびアルコール可溶性成分の双方の放出をでき得る抽出物が必要である。 【0006】 より新しい技術はキーとなる緑茶植物成分の抽出を可能にする。 しばしば、このような抽出物は、ビタミン、必須ミネラル、および健康的利点を有するといわれるその他の物質のような追加の物質と共に製剤中に配合される。 このような製剤は、カプセルや錠剤のような異なる剤形に製造することができる。 【0007】 残念なことに、カプセルや錠剤は老人や子供に投与するのが困難なことがある。 さらに、固形状または結晶形状の剤形は人体により吸収されるのに相当期間の時間が必要であることがある。 このバイオアベイラビリティーの低さは、しばしば、人体に吸収されないで通過してしまう多くの投与量をもたらす。 【0008】 緑茶に加えて、その他の多くの天然産物、例えば、薬草、フルーツ、および野菜、ならびにその他の植物性薬品が、充分な量で消費されると、好ましい、リフレッシュ効果、治療効果および医薬効果を与えることが知られている。 この目的の為、薬草茶、ジュース、およびその他の飲料が選択された物から製造されてきた。 緑茶に関して、過去の基本的な問題は、合理的な一日投与量内で所望の治療的および利点的作用を達成するのに足る形態に各物の利点のある成分を確認し、 しかも抽出する必要があったことである。 今日でも、カプセルや錠剤のような一般的な剤形は、上述した伝統的な緑茶製品と同じ欠点に悩まされている。 【0009】 発泡の概念は、飲料の技術分野では、それが与える好ましい特性をもたらすことが長い間知られてきた。 ソーダパップやその他の風味処理した飲料は錠剤から調製されることが知られており、当該錠剤には所望の風味成分と発泡をもたらす成分が配合されている。 長年の間、柑橘類やブドウ風味のような強力な風味の飲料のみがこのような錠剤に利用することができた。 酸性と炭酸発泡性成分の標準的な組合せによりもたらされる非常に苦いアルカリ性味覚のためである。 【0010】 しかし、適当な割合で適用されるとき、発泡組合せはこのようなアルカリ性苦みをもたらすことがなく、したがって、コーヒー、茶、チョコレートのようなマイルドな風味の飲料を調製するのに有用であるということがある文献により開示されている。 この文献はメイヤーに与えられた米国特許第3,660,107号明細書である(以下、「メイヤー」と称する)。 【0011】 メイヤーにより教示された発泡「組合せ」は、酒石酸、クエン酸および炭酸水素ナトリウムが2:1:4比で組み合わされたものを含む。 明らかに、この特定の比、そしてこの特定の比のみが、望ましくない金属性アルカリ味を生じることなく水に溶解されると発泡作用を生じさせることができる。 メイヤーは、所望の飲料の形成のためフリーズドライしたコーヒー抽出物のような固形風味剤との発泡組合せを使用することを意図する。 【0012】 残念なことに、酒石酸塩イオンは周知の下剤であり、実質量を与えると大きな胃腸の不調と通じをもたらす。 さらに、充分量の酒石酸塩イオンが循環系に入ると、腎臓部の損傷をもたらす可能性がある。 【0013】 飲料に発泡剤を添加する前述の好ましい効果に加えて、関連成分の人体吸収速度に有用であることも考えられる。 この作用は、Alka-seltzer R商標名医薬により有名となった。 患者の迅速な救済のため、鎮痛剤、風邪薬、さらに制酸剤さえも発泡性化合物と組み合わせるのに使用されてきた。 【0014】 前述の見地から、容易に投与されること、およびバイオアベイラビリティーを向上させることの双方を満足する最終送達剤形状態の濃縮緑茶抽出物を含有する天然産物製剤が望ましい。 さらに、吸収速度を向上させ、したがって、バイオアベイラビリティーを向上させる、濃縮緑茶抽出物を含有する天然産物製剤が非常に望ましい。 最後に、液体と合わせると発泡性組成物を形成できる成分と組み合わせた濃縮緑茶抽出物を含有する天然産物製剤が最も望ましい。 【0015】 【発明の課題と要約】 したがって、本発明の目的は、液状で投与できる濃縮緑茶抽出物を含有する天然産物製剤を提供することにある。 【0016】 さらに本発明の目的は、製剤の吸収速度を向上させ、したがって、バイオアベイラビリティーを向上させる濃縮緑茶抽出物を含有する天然産物製剤を提供することにある。 【0017】 本発明の別の目的は、製剤が液体と合わせられると発泡性組成物を与えることのできる成分を有する、濃縮緑茶抽出物を含有する天然産物製剤を提供することにある。 【0018】 上述の目的ならびに具体的に挙げていないその他の目的は、約10〜50重量%の緑茶植物抽出物を含有する固体水溶性製剤についての特定の例証的実施態様により理解される。 薬草植物、フルーツ、および野菜のような植物由来のその他の抽出物を追加的に加えることができ、典型的には、約5〜約50重量%の量で添加できる。 しかし、下記に挙げる成分の添加が適当量できるように、緑茶植物とその他の植物との抽出物の総量が製剤全体の80重量%を超えてはならない。 【0019】 製剤は、約5〜30重量%の炭酸塩、好ましくは炭酸水素ナトリウム、そして約1 0〜45重量%の酸性物質、好ましくはクエン酸をさらに含有する。 水に配すると、これらの成分は反応して発泡をもたらす。 さらに、製剤は、約1〜10重量%の潤滑剤、好ましくは、平均分子量6000のポリエチレングリコール、そして約1〜1 0%の結合剤、すなわちバインダー、好ましくはポリビニルピロリドンを含有する。 最後に、本発明の製剤は、約0.1〜3重量%の風味剤を含有し、そして場合により、約0.1〜5重量%の甘味剤、例えば、砂糖、アスパルテーム、サッカリンや、その他のいずれかの天然甘味剤を含有できる。 【0020】 本発明の固体水溶性製剤は、顆粒または錠剤の形態を一般にとる。 このような剤形を調製する最も一般的な方法は、特定の所望量の上述の各成分を合わせ、それらを完全に混合することである。 これらの成分を充分に混合した後、それらを顆粒形態か錠剤形態に圧縮する。 【0021】 最後に、製剤は水中にそれを配することにより使用され、それが実質的に分配され溶解されるまで待つ。 この製剤が実質的に分配され溶解されるようになることにより、利点のある抽出物成分が解き放たれ消費時に身体に一層利用できるようになる。 さらに、製剤の発泡作用が製剤中に含有されている利点のある抽出物をさらに掻き混ぜしかも解き放つ。 したがって、このような送達形態が消費時に抽出物の高吸収速度を作り出す。 【0022】 本発明の追加の目的および利点は以下の記述に記載され、一部はこの記載から明らかとなり、過度の実験をすることなく本発明の実施により学ぶことができる。 本発明の目的と利点は特許請求の範囲に特に指摘された物および組合せにより理解され且つ得ることができる。 【0023】 【詳細な記述】 本発明にしたがう原理の理解を促進させるために、本発明の好適な実施態様に言及し、特定の用語を当該実施態様を記述するために使用する。 しかし、本発明の範囲の制限がそれにより意図されることはないことが理解される。 関連技術のそして本開示を所有する当業者に通常もたらされる、例証した製品のいずれの変更およびさらなる修正も、そしてここで例証したとおりの本発明の原理の追加の応用も特許請求した発明の範囲内にあると考えるべきである。 【0024】 本発明の原理およびその実際的な応用を最も説明するために、好適な実施態様を選択し、記述する。 下記の記載は、種々の実施態様において、そして意図された特定の使用に適している種々の修正について別の当業者が本発明を最も利用できるようにするためである。 【0025】 緑茶植物の濃縮抽出物が調製され発泡性溶液状態で体内に送達されるとき、緑茶植物により与えられる利点特性および医薬特性が大きく向上することを出願人は発見した。 具体的には、緑茶植物から所望の物質を抽出し、濃縮し、それらをその他の成分と組み合わせて固体製剤にすることにより、所望の好ましい効果に到達するのに必要な消費量が大幅に減少している。 さらに、身体による吸収をより迅速にするので、所望の物質のバイオアベイラビリティーが非常に向上する。 【0026】 最も利点のある剤形は発泡性錠剤または顆粒であり、これらは液体中に施用され配備され、製剤中の所望の抽出物剤、例えば、ポリフェノール(カテキン:cat echins)を放出する。 液体剤形は身体中に所望の抽出物の吸収速度を増加させる。 抽出物がすでにその他の植物成分から分離され、液体の容積全体にわたって分配されていたからである。 さらに、発泡性成分を含有させることにより、液中で製剤の配置時に発泡作用を作り出す。 このような発泡作用は液体組成物中に追加の乱流を作り出し、溶液中の所望の抽出物を分離させることにより、これらの抽出物をさらに解き放す。 したがって、抽出物をさらに身体内部に摂取力を一層受けさせ、より速い速度で吸収される。 【0027】 使用、運搬および包装の都合良さのため固体の製剤が好適である。 さらに、固体製剤は所望の抽出物に対して長期間にわたって安定性を増す傾向にあり、したがって、それらの好適な特性を分解させたり損失させたりする速度を遅らせる。 このような安定性は、製造、販売および貯蔵目的に極めて重要である。 【0028】 典型的には、製造の際、所望の抽出物を、好ましい作用を与えることが報告されていることを基準にして選択しそして調製(すなわち、植物から抽出し濃縮する)をする。 抽出および濃縮は、抽出した物質の濃縮を伴う水、アルコールおよび溶媒系抽出のような天然産品から濃縮抽出物を造る関連技術に周知のいかなる方法によっても行うことができる。 さらに、抽出処理は、植物から特定の所望する成分を抽出するために、特別の抽出技術を必要とする当該成分を抽出するのに適した抽出処理であることができる。 【0029】 次に、濃縮した抽出物とポリエチレングリコール6000のような潤滑剤と、さらにポリビニルピロリドンのような結合剤と共に混合することにより、当該抽出物を固体製剤に配合する。 ポリエチレングリコール6000は好適な潤滑剤であるが、 安息香酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、さらに200〜9000の範囲内の平均分子量を有するその他のポリエチレングリコールのような広範囲の公知の潤滑剤がこの製剤に使用するのに適している。 さらに、ポリビニルピロリドンは好適な結合剤であるけれども、関連業界内で知られているその他の公知のバインダーも等しく使用することができる。 このようなバインダーの例には、デンプン、ゼラチン、ラクトース、マンニトール、アラビアゴム、カルボモア、カルボキシメチルセルロースナトリウム、デキストリン、グアガム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、 ラクトース、液体グルコース、マルトデキストリン、メチルセルロース、ポリメタクリレート(約2,500〜3,000,000の分子量範囲を有する)およびそれらの等価物等があるが、これらに限定されない。 【0030】 次に、液体中に製剤を送達したときに所望の発泡作用を作り出すために、発泡性成分、または組合せ成分を混合物に加える。 好適な実施態様では、炭酸水素ナトリウムのような炭酸塩を加えて製剤用的に許容できる酸と反応させ、発泡をもたらす。 許容できる炭酸塩には、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、ナトリウムグリシンカルボネートおよびそれらの等価物等がある。 さらに、製剤用的に許容できる酸には、食用酸、酸無水物、酸塩、および有意量で消費すると健康に悪影響を生じることが知られていないそれらの等価物等がある。 好適な実施態様では、炭酸水素ナトリウムが炭酸塩であり、 無水クエン酸が酸物質である。 【0031】 前記成分に加えて、その他の成分を混合物に加えることができ、それから、究極的に最終剤形に成形する。 例えば、風味剤、および甘味剤である。 風味剤は飲料の所望の風味に基づいて選択することができ、可能性に殆ど制限がない。 甘味剤も、砂糖、サッカリン、アスパルテーム、またはその他の天然甘味剤のようないずれかのタイプの一般的な甘味剤であることができる。 【0032】 一旦、すべての所望の成分が存在し、適切な方法により徹底的に混合したら、 製剤の最終剤形について決定しなければならない。 一般に、錠剤または顆粒剤のいずれかが最も望ましい。 したがって、製剤を、錠剤および顆粒剤製造分野の当業者に対して公知の慣用方法により決定された剤形および決定された量に取り、 圧縮する。 【0033】 使用の際、包装材料から製剤を取り出し、水のような液体中に配する。 製剤の標準投与単位は約1g〜約8gであり、適当な量の水に配することができる。 しかし、全投与量の消費となるのを確実にするために、液体量を、投与単位あたり約 0.6〜1カップ(すなわち、約4〜約8オンス)で見積もるべきである。 一旦、製剤が液体に実質的に溶解または分配されたら、それを経口投与する。 【0034】 本発明は、濃縮緑茶植物抽出物を配合する固体水溶性製剤の製造を主に意図する。 さらに、いくらかの治療的、好ましい、利点のある、または医薬的効果を与える薬草植物、フルーツおよび野菜を使用できる。 【0035】 本発明に配合するのに周知で考慮される特定の緑茶植物製剤およびブレンドには、Lung Ching、Gunpowder、ジャスミン( Jasmine)およびPuerh茶のような中国緑茶;煎茶、クキ茶、玄米茶(Genmaiha)、抹茶、粉茶、ほうじ茶、番茶および玉露茶のような日本緑茶; Makaibariエステート緑茶のようなインド緑茶;ならびに Koslande 緑茶のようなスリランカ緑茶等があるが、これらに限定されない。 【0036】 本発明中に組み入れるのに周知で且つ考慮される特定の紅茶製剤には、Labsan d SouchongやKeemun茶のような中国紅茶;Assam、Darjeeling、 NilgiriやOriss a茶のようなインド紅茶; Kenya、Malawi、ZimbabweやYooibos茶のようなアフリカ紅茶;ならびにCeylon茶のようなスリランカ紅茶等があるがこれらに限定されない。 本発明中に組み入れるのに周知で且つ考慮される特定のウーロン茶製剤は中国ウーロン茶およびDarjeelingウーロン茶等があるがこれらに限定されない。 最後に、本発明中に組み入れるのに周知で且つ考慮される白茶(white tea)はP ai Mu Tanのような中国白茶やSow Me茶等があるがこれらに限定されない。 このようにクォリファイドされるその他の純粋茶(しかし、中国白茶のように具体的に述べない)はそれらの具体的な健康利益のために同様に利用できる。 【0037】 選択した植物抽出成分に加えて、追加の健康提供成分を添加できる。 例えば、 水溶性または油溶性ビタミン類を添加できる。 本発明により具体的に意図される水溶性ビタミンにはビタミンB 1 、 B 2 、 B 3 、 B 5 、 B 6 、 B 12 、 B 13 、 B 15 、 B 17 、 ビオチン、コリン、葉酸、イノシトール、パラアミノ安息香酸(para-aminobe nzoic acid:PABA)、ビタミンC、およびビタミンP等があるがこれらに限定されない。 さらに油溶性ビタミンにはビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、およびビタミンK等があるがこれらに限定されない。 【0038】 本発明の製剤中の望ましい抽出物と組み合わせることのできるその他の健康付与物質にはアミノ酸、イオン性ミネラル、および天然抗酸化剤等がある。 意図されるアミノ酸にはアラニン、アルギニン、カルニチン、γ−アミノ酪酸(gamma-a minobutyric acid: GABA)、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リシン、メチオニン、N-アセチルシステイン、オルニチン、フェニルアラニンタウリン、チロシンおよびバリン等があるがこれらに限定されない。 さらに、本製剤の実施態様に包含させるために本発明により意図されるイオン性ミネラルにはアニオンおよびカチオンの双方を含む。 最後に、本発明の配合物のために意図される天然抗酸化物にはブドウ種子、β−カロチン、および補酵素Q-10等があるがこれらに限定されない。 【0039】 濃縮し、本発明の固体水溶性製剤中に配合できる可能性のある植物抽出物の範囲は広大である。 したがって、本発明についてより明確に画定し、促進し理解する目的のために、下記の定義を与える。 「緑茶植物」という用語は、Camellia S inesis植物のすべての品種および雑種、ならびにそれに非常に関連した植物を含み、それらは茶をつくる(このような品種および関連物のブレンド、混合物、および組合せを含む)のに使用される、世界中のいずれの場所で生育してもよい。 さらに、各々に発酵のような種々の処理を施した後の前記のような品種および関連品種のブレンド、混合物および組合せを含む。 さらに、明細書中で使用される「薬草抽出物(herbal extract)」という用語は、薬草、薬用植物またはその一部(花、果実、種子、皮、葉、根および樹皮を含む)を含み、治療特性、医薬特性、利益特性または好ましい特性を与えるものであることを意味する。 本明細書中、「医薬的に許容できる酸」という用語は、治療物質、医薬物質、利益物質または好ましい物質の送達を促進させるために発泡反応のような反応を利用する飲料のために適切な発泡反応を生じさせるのに必要な量で消費されるとき、身体に好ましくない作用を生じさせないいずれの酸も含むことを意味する。 最後に、本明細書中で使用する、「ノニフルーツ(noni fruit)」という用語は、Morinda Ci trifolia植物およびすべての品種、雑種またはその関連物の果実を意味するのに使用し、地球上の種々の地理上地域(ハワイ、サモア、および中国本土を含む) で見出され、収穫される。 【0040】 【実施例】 下記の実施例は、本発明の製剤の種々の実施態様の例証である。 それらは、各成分の典型的な量について、ならびに各成分の可能性のある組合せの代表例であり、それらの制限としていかようにも作用しない。 【0041】 (実施例1) 製剤 組成 (%, w/w) 緑茶抽出物* 10-50 炭酸水素ナトリウム 5-30 無水クエン酸 10-45 ポリエチレングリコール6000 1-10 ポリビニルピロリドン 1-10 風味剤 0.1-3 *レギュラー抽出物(カフェイン含有)、脱カフェイン緑茶抽出物、有機緑茶抽出物、および緑茶抽出物(異なる含量でポリフェノールを含有する)から濃縮緑茶抽出物を選択できる。 さらに、緑茶抽出物は発酵させてあっても、発酵させてなくてもよい。 【0042】 (実施例2) 製剤 組成(%, w/w) 緑茶抽出物 10-50 ビタミン* 1-10 炭酸水素ナトリウム 5-30 無水クエン酸 10-45 ポリエチレングリコール6000 1-10 ポリビニルピロリドン 1-10 風味剤 0.1-3 *水溶性ビタミン(ビタミンB 1 、B 2 、B 3 、B 5 、B 6 、B 12 、B 13 、B 15 、B 17 、ビオチン、コリン、葉酸、イノシトール、PABA、ビタミンC およびビタミンP) または油溶性ビタミン(ビタミンA、D、EおよびK)のいずれかから1種以上のビタミンを選択できる。 【0043】 (実施例3) 製剤 組成(%, w/w) 緑茶抽出物 10-50 アミノ酸* 1-10 炭酸水素ナトリウム 5-30 無水クエン酸 10-45 ポリエチレングリコール6000 1-10 ポリビニルピロリドン 1-10 風味剤 0.1-3 *アラニン、アルギニン、カルニチン、GABA、グルタミン、グリシン、ヒスチジン、リシン、メチオニン、N-アセチルシステイン、オルニチン、フェニルアラニン、タウリン、チロシン、およびバリンからアミノ酸が選択されるが、それらに限定されない。 【0044】 (実施例4) 製剤 組成(%, w/w) 緑茶抽出物 10-50 イオン性ミネラル* 1-10 炭酸水素ナトリウム 5-30 無水クエン酸 10-45 ポリエチレングリコール6000 1-10 ポリビニルピロリドン 1-10 風味剤 0.1-3 *イオン性ミネラル(カチオンおよびアニオンの双方)は天然由来からのものである。 【0045】 (実施例5) 製剤 組成(%, w/w) 緑茶抽出物 10-50 薬草/薬用植物抽出物* 5-50 炭酸水素ナトリウム 5-30 無水クエン酸 10-45 ポリエチレングリコール6000 1-10 ポリビニルピロリドン 1-10 風味剤 0.1-3 甘味剤 0.1-5 *薬草/薬用植物抽出物は、すべての種類の薬草および薬用植物源からつくられ、それらの治療的機能、例えば、抗インフルエンザ、骨/関節、脳機能、心臓血管、循環系、ダイエット、抑圧、消化力、エネルギー、視力、一般健康、免疫系、肝臓、男性健康呼吸器、休息、尿管、婦人健康等を基礎とした製剤化される。 例えば、抽出物を、ヤクヨウニンジン(Ginseng)、Ginko Biloba、Dong Quai、 Hawthorn berry、St. John's Wort、 Saw Palmetto、カワ(Kava Kava)、Rose Hi ps、Echinacea、Licorice Root、ブドウ種子(Grape seed)、Chammomile、Sea Bu ckthorn、アロエ・ベラ(Aloe Vera)、Cinnamon Bark、Cordyceps、Ho Shou Wu、 タンポポ(Dandelion)、Gynostemma、マッシュルーム(mushroom)、Notginseng、D an Shen、およびそれらの混合物から選択できる。 【0046】 (実施例6) 製剤 組成(%, w/w) 緑茶抽出物 10-50 天然抗酸化剤* 1-10 炭酸水素ナトリウム 5-30 無水クエン酸 10-45 ポリエチレングリル6000 1-10 ポリビニルピロリドン 1-10 風味剤 0.1-3 *天然源の抗酸化剤をブドウ種子、β−カロチン、補酵素Q-10等から選択できるがそれらに制限されない。 【0047】 (実施例7) 製剤 組成(%, w/w) 緑茶抽出物 10-50 フルーツ抽出物* 5-50 炭酸水素ナトリウム 5-30 無水クエン酸 10-45 ポリエチレングリコール6000 1-10 ポリビニルピロリドン 1-10 風味剤 0.1-3 *フルーツ抽出物を、リンゴ、アプリコット、バナナ、ブルーベリー、クランベリー、チェリー、イチジク、ブドウ、グレープフルーツ、ホーソロンベリー(H awthorn berry)、ハックルベリー(Huckle berry)、キウイフルーツ、キンカン(K umquats)、レモン、ライム、マンゴ、メロン、ネクタリン、ノニフルーツ、オレンジ、パパイヤ、ピーチ、ナシ、カキ、パイナップル、プラム、ザクロ、ラズベリー、ストロベリー、タンジェリン、スイカから選択できるがそれらに限定されない。 【0048】 (実施例8) 製剤 組成(%, w/w) 緑茶抽出物 10-50 野菜抽出物* 5-50 炭酸水素ナトリウム 5-30 無水クエン酸 10-45 ポリエチレングリコール6000 1-10 ポリビニルピロリドン 1-10 風味剤 0.1-3 *野菜抽出物を、アーティチョーク、アボカド、アスパラガス、豆類、Bell Pe pper、ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ、カリフラワー、ニンジン、セロリー、キュウリ、ナス、サヤインゲン、レタス、タマネギ、パセリ、エンドウ豆、 ジャガイモ、カボチャ、ダイコン、エンダイブ、ダイオウ、ホウレンソウ、トマト、ズッキーニーから選択するがそれらに限定されない。 【0049】 上述のアレンジメントは本発明の原理の応用の例証にすぎないことが了解されるべきである。 本発明の精神と範囲から逸脱しないで当業者により多くの修正および変更アレンジメントを工夫でき、特許請求の範囲はこのような修正および変更アレンジメントを保護することを意図する。 したがって、本発明の最も実際的で好適な実施態様であると現在みなされているものに関連させて綿密・詳細に本発明を記載したが、寸法、材料、形状、形態、機能および操作法、アセンブリーおよび用途を含む(これらに限定されない)多くの修正を本明細書中で記載した原理と概念から逸脱することなく実施できることが当業者に明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 7識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 9/20 A61K 9/20 9/46 9/46 35/84 35/84 A 47/04 47/04 47/12 47/12 47/20 47/20 47/22 47/22 47/26 47/26 47/32 47/32 47/34 47/34 47/36 47/36 47/38 47/38 47/42 47/42 47/46 47/46 A61P 9/00 A61P 9/00 31/04 31/04 35/00 35/00 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA, ZW (72)発明者 パテル,ディネシュ・シー アメリカ合衆国ユタ州84107,ソルト・レ イク・シティ,サウス・ミーガン・サーク ル 4156 Fターム(参考) 4B018 LE01 LE02 MD19 MD23 MD52 MD53 MD59 MD61 MF01 MF08 4B027 FB17 FC06 FE01 FE03 FK01 FK15 FK20 FP74 FP77 4C076 AA31 AA36 DD14C DD25Z DD41T DD51Z EE12A EE16A EE23C EE30A EE31A EE32A FF04 FF05 4C088 AA02 AB12 AB15 AB18 AB19 AB21 AB24 AB26 AB33 AB34 AB40 AB43 AB45 AB48 AB50 AB51 AB52 AB62 AB71 AB85 AB86 AC04 AC05 BA08 CA03 ZA36 ZB26 ZB35 |