Adaptable to the pathology of the patient building system |
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申请号 | JP2002592851 | 申请日 | 2002-05-23 | 公开(公告)号 | JP2005515800A | 公开(公告)日 | 2005-06-02 |
申请人 | ヒル−ロム サービシズ,インコーポレイテッド; | 发明人 | ギャラント,デニス,ジェー.; ランチ,デニス,エム.; | ||||
摘要 | 患者の病状に適応できる建築システム(30、230、330)は、空所(34、36、234、236)があるヘッドウォールユニット(32、232)と、天井ユニット(38、238、338)と、天井ユニット(38、238、338)に結合している柱(40、42)とを有する。 柱(40、42)は、柱(40、42)の大部分が空所(34、36、234、236)内に配置されている第一 位置 と、柱(40、42)が空所(34、36、234、236)外に配置されている第二位置との間で移動可能である。 様々な種類の患者看護装置も開示される。 患者看護装置は、天井ユニット(38、238、338)、ヘッドウォールユニット(32、232)、或いは柱(40、42)の一つ以上に含まれているか、或いは結合可能である。 | ||||||
权利要求 | 壁及び天井を有する患者の部屋にある病院用ベッドに支持されている患者の病状(patient acuity level)に適応可能な建築システム(architectural system)であって、 前記建築システムは、 前記壁に結合している、空所を有するウォールユニットと、 前記天井に結合している天井ユニットと、 前記天井ユニットに結合している柱と を備え、 前記柱は、前記柱の大部分が前記空所内に配置される第一位置と、前記柱が前記空所外に配置される第二位置との間で移動する。 請求項1に記載の建築システムであって、 前記柱は、垂直部材と、前記垂直部材に結合している患者看護装置(patient care device)とを含む。 請求項2に記載の建築システムであって、 前記患者看護装置は、前記柱が前記第一位置にあるときに前記空所内に配置されているIVラックを備える。 請求項2に記載の建築システムであって、 前記患者看護装置は複数の医療サービスアウトレット(medical service outlet)を有するハウジングを備え、 前記ハウジングは、前記柱が前記第一位置にあるときに前記空所内に配置される。 請求項4に記載の建築システムであって、 前記医療サービスアウトレットの少なくとも一つは、医療ガスアウトレットである。 請求項4に記載の建築システムであって、 前記医療サービスアウトレットの少なくとも一つは、電気コンセントである。 請求項4に記載の建築システムであって、 前記ウォールユニットは、前記柱が前記第一位置にあるときに複数の前記医療サービスアウトレットへのアクセスを防止する閉位置と、前記柱が前記第一位置にあるときに前記医療サービスアウトレットへアクセスできる開位置と、の間で移動可能であるドアを有する。 請求項2に記載の建築システムであって、 前記患者看護装置は、前記柱が前記第一位置にあるときに前記空所内に配置されているディスプレイスクリーンを備える。 請求項8に記載の建築システムであって、 前記ウォールユニットは、前記柱が前記第一位置にあるときに前記ディスプレイスクリーンが見えないように隠すため前記ディスプレイスクリーンを覆う閉位置と、前記柱が前記第一位置のときに前記ディスプレイスクリーンが見えるように前記ディスプレイスクリーンを覆わない開位置との間で移動可能であるドアを有する。 請求項2に記載の建築システムであって、 前記患者看護装置は、前記柱が前記第二位置のときに前記垂直部材に対して軸の周りで回転可能である。 請求項10に記載の建築システムであって、 前記軸は垂直で前記垂直部材を介して延在する。 請求項1に記載の建築システムであって、 前記天井ユニットはトラック部材(track member)を備え、 前記柱は、前記柱が前記第一と第二位置との間で移動するにつれて前記トラック部材に沿って移動する可動台を備える。 請求項12に記載の建築システムであって、 前記トラック部材の一部は前記空所の上にある。 請求項12に記載の建築システムであって、 前記トラック部材は長形の第一と第二ローラー係合面を備え、 前記第一ローラー係合面は前記第二ローラー係合面と平行であり、 前記可動台は、ハウジングと前記ハウジングに係合した複数のローラーとを備え、 複数の前記ローラーの少なくとも一つは前記第一ローラー係合面と係合して、 複数の前記ローラーの少なくとも別の一つは前記第二ローラー係合面と係合する。 請求項1に記載の建築システムであって、 前記天井ユニットは、ハウジングと、前記ハウジングに結合している照明器とを備える。 請求項1に記載の建築システムであって、 前記天井ユニットは、ハウジングと、前記ハウジングに結合しているディスプレイスクリーンとを備える。 請求項1に記載の建築システムであって、 前記天井ユニットは、複数の開口を有するハウジングを備え、 前記天井ユニットは、複数の前記開口から空気を下向きに出して少なくとも一つのエアカーテンを作るように作用するエアカーテン発生器(air curtain generator)を備える。 請求項17に記載の建築システムであって、 前記ハウジングは空気取入れ口を有し、 前記天井ユニットは前記空気取入れ口を覆う通気性フィルター(air-permeable filter)を備え、 前記エアカーテン発生器の作動により前記フィルターを介して患者の前記部屋から空気を吸い込む。 請求項1に記載の建築システムであって、 前記柱は 医療サービスアウトレットを備え、 前記医療サービスアウトレットから、前記柱と前記天井ユニットとを介して通してある医療サービスデリバリーライン(medical service delivery line)を更に備える。 請求項1に記載の建築システムであって、 前記天井ユニットから下方に垂れ下がるプライバシーカーテンを更に備え、 前記ウォールユニットはコンパートメントを有し、 前記プライバシーカーテンは、前記プライバシーカーテンの大部分が前記コンパートメント内に配置される収納位置と、前記プライバシーカーテンの大部分が前記コンパートメント外に配置される使用位置との間で移動可能である。 請求項1に記載の建築システムであって、 前記天井ユニットに結合している、前記天井ユニットから下方に垂れ下がる使用位置と前記天井ユニットの中へ引き込んだ収納位置との間で移動可能なプライバシーカーテンを更に備える。 壁及び天井を有する患者の部屋にある病院用ベッドに支持されている患者の病状に適応可能な建築システムであって、 前記建築システムは、 前記壁に結合している、第一空所と第二空所とを有するウォールユニットと、 前記天井に結合している第一トラック部材と、 前記天井に結合している第二トラック部材と、 前記第一トラック部材に結合している第一柱と、 前記第二トラック部材に結合している第二柱と、 を備え、 前記第一柱は、前記第一柱の少なくとも大部分が前記第一空所内に配置される第一位置と、前記第一柱が前記空所外に配置される第二位置との間で移動して、 前記第二柱は、前記第二柱の少なくとも大部分が前記第二空所内に配置される第一位置と、第二柱が前記空所外に配置されて前記病院用ベッドの第二側面に沿った第二位置との間で移動する。 請求項22に記載の建築システムであって、 前記ウォールユニットは、前記第一柱が前記第一位置にあるときに前記第一柱の少なくとも一部へのアクセスを防止する閉位置と、前記第一柱の一部にアクセスできる開位置との間で移動可能である第一ドアを有する。 請求項22に記載の建築システムであって、 前記第一トラック部材は長形であり、 前記第二トラック部材は長形であり、 前記第一トラック部材は前記第二トラック部材と平行である。 請求項22に記載の建築システムであって、 前記第一トラック部材は長形の第一及び第二ローラー係合面を備え、 前記第一ローラー係合面は前記第二ローラー係合面と平行であり、 前記柱は、ハウジングと、前記ハウジングに結合している複数のローラーとを備える可動台を備え、 複数の前記ローラーの少なくとも一つは前記第一ローラー係合面と係合して、 複数の前記ローラーの少なくとも別の一つは前記第二ローラー係合面と係合する。 請求項22に記載の建築システムであって、 前記第一と前記第二トラック部材との間に少なくとも部分的に配置されるキャノピーと、前記キャノピーに結合している照明器とを更に備える。 請求項22に記載の建築システムであって、 前記第一と前記第二トラック部材との間に少なくとも部分的に配置されるキャノピーと、前記キャノピーに結合しているディスプレイスクリーンとを更に備える。 請求項22に記載の建築システムであって、 前記第一と前記第二トラック部材との間に少なくとも部分的に配置されるキャノピーと、前記キャノピーに結合しているエアカーテン発生装置(air curtain generation equipment)とを更に備える。 天井を有する病室で使用する装置であって、 前記装置は、 前記病室の前記天井に結合するのに適応しているキャノピーと、 前記キャノピーに結合している環境制御装置と を備える。 請求項29に記載の装置であって、 前記環境制御装置は温度センサを備える。 請求項29に記載の装置であって、 前記環境制御装置は空気性質センサ(air quality sensor)を備える。 請求項29に記載の装置であって、 前記環境制御装置は空気清浄器を備える。 請求項29に記載の装置であって、 前記環境制御装置はアロマテラピー機材を備える。 請求項29に記載の装置であって、 前記キャノピーに結合している動作センサを更に備える。 請求項29に記載の装置であって、 前記キャノピーに結合している近接センサを更に備える。 請求項29に記載の装置であって、 前記環境制御装置は診療用照明器(examination light)を少なくとも一つ備える。 請求項29に記載の装置であって、 前記環境制御装置は読書灯を少なくとも一つ備える。 請求項29に記載の装置であって、 前記キャノピーに結合しているビデオスクリーンを更に備える。 患者を治療するために病院内で使用するための移動カートであって、 前記移動カートは、 直立ペデスタル(upstanding pedestal)と、 前記直立ペデスタルの底部に結合している複数の脚と、 複数の前記脚の各脚に結合している複数のホイールと、 を備え、 各々の前記ホイールが結合している各々の前記脚が、前記直立ペデスタルの下から外に延長する第一位置と前記直立ペデスタルの下にしまい込まれた第二位置との間で移動可能である。 請求項39に記載の移動カートであって、 前記直立ペデスタルに結合しているIVポールを少なくとも一つ更に備える。 請求項39に記載の移動カートであって、 前記直立ペデスタルは、上壁と、前記上壁に結合しているハンドルとを有し、 前記ハンドルは前記移動カートを操作するために握ることが可能である。 請求項39に記載の移動カートであって、 複数の前記ホイールの各ホイールは各垂直軸の周りで旋回可能である。 請求項39に記載の移動カートであって、 複数の前記脚の各脚は各垂直軸の周りで旋回可能である。 請求項39に記載の移動カートであって、 前記直立ペデスタルは、複数の患者治療モジュールの少なくとも一つを保持するのに適応しているコンパートメントを有する。 請求項39に記載の移動カートであって、 複数の患者治療モジュールの少なくとも一つは注入ポンプである。 請求項39に記載の移動カートであって、 複数の患者治療モジュールの少なくとも一つは換気制御ユニットである。 請求項39に記載の移動カートであって、 複数の患者治療モジュールの少なくとも一つはガス制御ユニットである。 請求項39に記載の移動カートであって、 複数の患者治療モジュールの少なくとも一つはバイタルサインモニタである。 請求項39に記載の移動カートであって、 複数の患者治療モジュールの少なくとも一つは患者の生理学的な状態を監視するように構成されている。 請求項39に記載の移動カートであって、 複数の前記患者治療モジュールの少なくとも一つと接続する車載コンピュータシステム(on-board computer system)を更に備える。 請求項50に記載の移動カートであって、 受信機と送信機とを更に備え、 前記車載コンピュータシステムは、前記受信機と前記送信機とに接続する。 請求項50に記載の移動カートであって、 前記実装されたコンピュータシステムは、複数の前記患者治療モジュールの少なくとも一つから患者データを無線で送信するように構成されている。 請求項50に記載の移動カートであって、 前記車載コンピュータシステムは、外部コンピュータネットワークと前記車載コンピュータシステムとの間にハードウェア的有線接続(hard-wire connection)がなされるまで、複数の前記患者治療モジュールの少なくとも一つからの患者データを記憶するように構成されている。 請求項50に記載の移動カートであって、 前記車載コンピュータシステムは、外部コンピュータネットワークと前記車載コンピュータとの間に光学的接続ができるまで、複数の前記患者治療モジュールの少なくとも一つからの患者データを記憶するように構成されている。 請求項50に記載の移動カートであって、 前記車載コンピュータシステム及び複数の前記患者治療モジュールの少なくとも一つに電力を供給するように構成されている電池を更に備える。 請求項39に記載の移動カートであって、 複数の前記患者治療モジュールの少なくとも一つは前記直立ペデスタルに収容される医療ガスタンクを備え、 前記直立ペデスタルに結合しており、それを通じて前記医療ガスタンクからの医療ガスが利用可能とされているサービスデリバリーポート(service delivery port)を更に備える。 床を有する病室で使用される一セットの装置であって、 前記一セットの装置は、 前記床に支持されている病院用ベッドと、 前記病室につり下げられているアームアッセンブリと、 前記病院用ベッドと前記アームアッセンブリとに選択的に結合が可能であり、前記病院用ベッドと前記アームアッセンブリとから選択的に結合が解除可能である移動カートと、 を備え、 前記移動カートは、前記移動カートが前記病院用ベッドに結合して前記移動カートが前記アームアッセンブリに結合しているときに、前記床から離れているホイールを有し、 前記移動カートは、前記移動カートが前記病院用ベッドから結合が解除されて前記アームアッセンブリから結合が解除されているときに、前記床に係合しているホイールを有する。 請求項57に記載の一セットの装置であって、 前記移動カートは、ペデスタルと、前記ペデスタルに結合している少なくとも一つのIVポールとを備える。 請求項57に記載の一セットの装置であって、 前記移動カートは上壁を有するペデスタルを備え、 前記移動カートは前記上壁に結合しているハンドルを有し、 前記ハンドルは前記移動カートを操作するために握ることが可能である。 請求項57に記載の一セットの装置であって、 前記移動カートは、ペデスタルと、前記ペデスタルに結合している患者治療モジュールとを備える。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記ペデスタルは前記患者治療モジュールを保持するのに適応しているコンパートメントを有する。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記患者治療モジュールは注入ポンプである。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記患者治療モジュールは換気制御ユニットである。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記患者治療モジュールはガス制御ユニットである。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記患者治療モジュールはバイタルサインモニタである。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記患者治療モジュールは患者の生理学的状態を監視するように構成されている。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記移動カートは、前記患者治療モジュールと接続する車載コンピュータシステムを有する。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記移動カートは受信機を有し、 前記移動カートは送信機を有し、 前記車載コンピュータシステムは前記受信機と前記送信機とに接続する。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記車載コンピュータシステムは、前記患者治療モジュールから患者データを無線で送信するように構成されている。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記車載コンピュータシステムは、外部コンピュータネットワークと前記車載コンピュータシステムとの間にハードウェア的有線接続がなされるまで、前記患者治療モジュールからの患者データを記憶するように構成されている。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記車載コンピュータシステムは、外部コンピュータネットワークとの間に光学的接続ができるまで、複数の前記患者治療モジュールの少なくとも一つから患者データを記憶するように構成されている。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記移動カートは、前記実装されたコンピュータシステムと前記患者治療モジュールとに電力を供給するように構成されている電池を有する。 請求項60に記載の一セットの装置であって、 前記患者治療モジュールは前記ペデスタルに収容されている医療ガスタンクを備え、 前記移動カートは、前記ペデスタルに結合しているサービスデリバリーポートを有し、 前記医療ガスタンクからの医療ガスは前記サービスデリバリーポートを介して利用可能とされている。 請求項57に記載の一セットの装置であって、 前記アームアッセンブリは複数の間接式アーム部分を有する。 請求項57に記載の一セットの装置であって、 前記アームアッセンブリは垂直の柱を備える。 請求項75に記載の一セットの装置であって、 前記垂直柱がそれに沿って移動可能であるトラック部材を更に備える。 一セットの病院の装置であり、 患者看護装置を保持して、複数のホイールを有する移動カートと、 前記移動カートを収納する空所を含み形成されたヘッドウォールと を備えて、 前記ヘッドウォールは突起面(ledge surface)を有し、 前記移動カートが前記空所に収納されたときに、前記移動カートの複数の前記ホイールが前記突起面と係合する。 請求項77に記載の一セットの病院用装置であって、 前記ヘッドウォールの一部は前記空所の上にある。 請求項77に記載の一セットの病院用装置であって、 前記移動カートは、前記ペデスタルと前記ペデスタルに結合しているIVポールとを有し、 前記空所は、前記ペデスタルと前記IVポールとを収容する寸法である。 請求項77に記載の一セットの病院用装置であって、 前記移動カートは、ペデスタルと前記ペデスタルに結合している複数の脚とを有し、 複数の前記ホイールの各ホイールは複数の前記脚の各脚と結合している。 請求項80に記載の一セットの病院用装置であって、 複数の前記脚は、そこに結合している前記ホイールと共に、前記ペデスタルの下から外に延長する第一位置と前記ペデスタルの下にしまい込まれた第二位置との間でそれぞれ移動可能である。 請求項77に記載の一セットの病院用装置であって、 前記ヘッドウォールは、パネルと、それを通じて医療サービスを利用することができる、前記パネルに結合している医療サービスアウトレットを少なくとも一つ有する。 装置であって、 病室の天井からつり下げるのに適応しているアームアッセンブリと、 前記病室の床の上で前記アームアッセンブリによって支持されるように前記アームアッセンブリに結合しているオーバーベッドテーブルと、 を備える。 請求項83に記載の装置であって、 前記オーバーベッドテーブルは概して水平なテーブル面を有し、 前記アームアッセンブリは、前記病室で前記オーバーベッドテーブルを再度配置することを可能にするように構成されて、 前記オーバーベッドテーブルが再度配置されると、前記テーブル面は床から概して一定の高さに留まる。 請求項83に記載の装置であって、 前記アームアッセンブリに結合している制御パネルを更に備え、 前記制御パネルはユーザー入力(user input)を有する。 請求項85に記載の装置であって、 前記ユーザー入力は、前記病室の照明を制御するのに用いることができる。 請求85に記載の装置であって、 前記ユーザー入力は、前記病室の室温を制御するのに用いることができる。 請求項85に記載の装置であって、 前記ユーザー入力は、前記病室に配置されているテレビの機能の少なくとも一つを制御するのに用いることができる。 請求項85に記載の装置であって、 前記ユーザー入力は、ナースコール信号を送るのに用いることができる。 請求項85に記載の装置であって、 前記制御パネルはビデオ画像が表示されるスクリーンを有する。 請求項85に記載の装置であって、 前記制御パネルはインターネットを介してアクセスした画像が表示されるスクリーンを有する。 請求項85に記載の装置であって、 前記制御パネルは患者のスケジュールが表示されるスクリーンを有する。 請求項85に記載の装置であって、 前記制御パネルは教育情報が表示されるスクリーンを有する。 請求項85に記載の装置であって、 前記制御パネルは患者の料金請求情報(billing information)が表示されるスクリーンを有する。 請求項85に記載の装置であって、 前記制御パネルはビデオ会議画像が表示されるスクリーンを有する。 請求項85に記載の装置であって、 前記制御パネルは前記オーバーベッドテーブルの上に配置される。 請求項85に記載の装置であって、 前記制御パネルはタッチスクリーンを備え、 前記ユーザー入力は前記タッチスクリーン上の領域を成す。 請求項83に記載の装置であって、 電話を更に備えて、 前記オーバーベッドテーブルは凹部を有し、 前記電話は、前記凹部内にある受話器を有する。 請求項83に記載の装置であって、 前記オーバーベッドテーブルに結合しているハウジングと、 前記テーブルに結合している医療サービスアウトレットと、 前記医療サービスアウトレットから、前記ハウジングを介して、前記アームアッセンブリを介して配線されているサービスデリバリーラインを更に備える。 請求項99に記載の装置であって、 前記ハウジングは前記オーバーベッドテーブルから下方に延長して、前記床から離れている底部で終端する。 請求項83に記載の装置であって、 前記オーバーベッドテーブルに結合しているハウジングと、前記ハウジングに結合している患者監視モジュールとを更に備え、 前記患者監視モジュールは、患者の生理学的状態を示す患者データ信号を受信するように構成されている。 装置であって、 病室の天井に取り付けられるのに適応しているハブユニットと、 前記ハブユニットに結合しているアームアッセンブリと、 前記アームアッセンブリに結合しているオーバーベッドテーブルと、 前記アームアッセンブリの一つと前記オーバーベッドテーブルとに結合しているハウジングと を備え、 前記ハウジングは、医療サービスアウトレット及び患者監視モジュールのうちの一つを保持する。 請求項102に記載の装置であって、 前記ハブユニットは、 上部分と、 下部分と、 前記上部分と前記下部分との間に形成される環状溝穴と、 を備え、 前記アームアッセンブリは、前記溝穴内の前記第一及び第二部分に対して回転可能な第一アーム部分(segment)を備える。 請求項103に記載の装置であって、 前記第一アーム部分は前記溝穴から延長して遠位端で終わり、 前記アームアッセンブリは、前記第一アーム部分の前記遠位端から下方に延長する第二アーム部分を備える。 請求項104に記載の装置であって、 前記オーバーベッドテーブルは前記第二アーム部分の下端部に結合している。 請求項104に記載の装置であって、 前記第二アーム、前記オーバーベッドテーブル、及び前記ハウジングは、前記第一アーム部分に対してユニットとして回転する。 請求項104に記載の装置であって、 前記オーバーベッドテーブル及び前記ハウジングは、前記第二アーム部分に対してユニットとして回転する。 請求項103に記載の装置であって、 前記ハブユニットは、前記下部分に結合して前記下部分から下方に光を照射するように配置されている複数の照明器を更に含む。 一セットの病院用装置であって、 ヘッドウォールと、 ブランケットと、 前記ヘッドウォールに収容されるユニットと、 前記ブランケットに結合して、前記ユニットに結合しているホースと を備え、 温度調節媒体(thermoregulation medium)は、ホースを介して前記ブランケットと前記ユニットとの間で移動される。 請求項107に記載の一セットの病院用装置であって、 前記温度調節媒体は冷却された液体を備える。 請求項109に記載の一セットの病院用装置であって、 前記温度調節媒体は冷却された空気を備える。 請求項109に記載の一セットの病院用装置であって、 前記温度調節媒体は暖めた液体を備える。 請求項109に記載の一セットの病院用装置であって、 前記温度調節媒体は暖めた空気を備える。 請求項109に記載の一セットの病院用装置であって、 前記ブランケットは、前記温度調節媒体が移動する内部通路を有する。 請求項114に記載の一セットの病院用装置であって、 前記ブランケットは、前記ブランケットの内部通路から前記温度調節媒体の一部が放出される複数の孔を有する。 請求項109に記載の一セットの病院用装置であって、 患者を暖めるときには前記温度調節媒体は暖めた媒体であり、患者を冷やすときには前記温度調節媒体は冷却された媒体である。 |
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说明书全文 | 本明細書の開示は、病院で使用されるヘッドウォール、柱、及び天井懸垂型アームアッセンブリ等の建築システムに関し、特に患者の病状に適応可能な建築システムに関する。 また特に、本明細書の開示は、医療ガスなどのサービスを患者に提供するように構成された建築システム、及び/又は患者に集中治療サービスを提供するための患者看護装置をサポートするように構成された建築システムに関する。 <関連出願への相互参照> ヘッドウォール、柱、及び天井懸垂型アームアッセンブリなどの建築システムで、医療サービスアウトレットから利用することができる医療ガスを通すシステムは周知である。 患者看護装置を取り付けるための手摺、トラック、或いはブラケットと、患者看護装置に電力を提供するための電気コンセントとを有するヘッドウォール、柱、及びアームアッセンブリも周知である。 危篤状態の患者は多くの場合病院の集中治療ユニットに入れられるが、安定した状態の患者は多くの場合標準的な患者用の部屋に入れられる。 集中治療ユニットにある建築システムは、標準的な患者用の部屋にある建築システムよりも、一般的により多くの患者看護装置を保持して、より多くの種類の医療サービスを提供するように構成されている。 病院にいる重態の患者数及び安定した状態の患者数は時間の経過とともに変動する。 従って、ある特定の時には、集中治療室において患者のための場所が不足したり余ったりするかもしれない。 更に、特定の時には、標準的な病室が不足したり余ったりするかもしれない。 従って、病院がある特定の時に患者の人々の要求に応じることができる柔軟性を持てるように、病状が高、中、低レベルの患者に適応可能な建築システムが必要である。 本明細書の開示によると、壁及び天井を有する患者用の部屋にある病院用ベッドに支持されている患者の病状に適応可能な建築システムが提供される。 建築システムは壁に結合している、空所を有するウォールユニットと、天井に結合している天井ユニットと、天井ユニットに結合している柱とを備え、柱は、柱の大部分が空所内に配置される第一位置と、柱が空所の外に配置される第二位置との間で移動する。 柱には様々な患者看護器具及び装置が取り付け可能である。 このような患者看護装置は、例えば、IVラック、注入ポンプ、換気装置、心拍数モニタ装置、及び患者データ取得装置を含む。 例示する実施例では、ガスアウトレット及び電気コンセントなど多数の医療サービスアウトレットが柱に結合している。 例示する実施例では、空所を開いたり閉じたりするための多数のドアが、ウォールユニットに結合している。 従って、柱が空所内にあるときに、ドアを閉位置に移動して、柱及び柱が保持する装置を見えないように遮蔽して、柱の医療サービスアウトレットへのアクセスを防いでも良い。 ドアを開き、柱をヘッドウォールユニットの空所内に残すことで、いくつかの医療サービスアウトレットと柱に保持される装置のいくつかの部分とへのアクセスを可能にする。 柱が空所から外に移動すると、全ての医療サービスアウトレットと柱に保持される装置の全ての該当部分とにアクセスできる。 また本明細書の開示によると、一つ以上の装置が結合している天井ユニットが提供される。 その装置としては、例えば、読書灯、診療用照明器、ディスプレイスクリーン、エアカーテン生成装置、プライバシーカーテン、温度センサ、空気性質センサ、空気清浄機、アロマテラピー機材、動作センサ、及び近接センサがある。 例示する一実施例では、アームアッセンブリが天井ユニットに結合してオーバーベッドテーブルを支持する。 アームアッセンブリはオーバーベッドテーブルが病院用ベッドの一側面から病院用ベッドの反対側面へ移動することを可能にする。 本明細書には移動カートが記載されている。 例示する実施例では、移動カートは直立ペデスタルと、直立ペデスタルの底面に結合している複数の脚と、複数のホイールとを備える。 各ホイールは複数の脚の各脚に結合している。 脚とそこに結合しているホイールとは、それぞれ直立ペデスタルの下から外に延長する第一位置と、直立ペデスタルの下にしまい込まれた第二位置との間で移動可能である。 移動カートは、天井取り付け柱或いはアームアッセンブリに取り付け可能である。 移動カートはベッドと搬送されるように病院用ベッドにも取り付け可能である。 移動カートが柱、アームアッセンブリ、或いはベッドに取り付けられている場合、移動カートのホイールは床から離れている。 移動カートを収納するように構成された空所を有するヘッドウォールユニットも記載されている。 移動カートは患者看護装置を一つ以上保持しており、患者看護装置とは、例えば、IVポール、注入ポンプ、換気制御ユニット、ガスタンク、ガス制御ユニット、バイタルサインモニタ、車載コンピュータ、受信機、送信機及び電池である。 更に本明細書の開示によると、一セットの病院用装置は、ヘッドウォール、ブランケット、ヘッドウォール内に収納されるユニット、ブランケットとユニットとに結合しているホース、及びブランケットとユニットとの間でホースを介して移動される温度調節媒体を含む。 温度調節媒体は、例えば、暖めた空気、冷却した空気、暖めた液体、或いは冷却した液体を含む。 いくつかの実施例では、温度調節媒体が暖めた及び冷却した空気であるときには、ブランケットは暖めた空気或いは冷却した空気が放出される複数の孔を有する。 本発明の更なる特徴は、ここに開示されている本発明を実施する最良の形態を例示する図示される実施例の下記の詳細な説明を検討することで、当業者には明確になるであろう。 ===図面の詳細な説明=== 図1〜図4に示すように、病院用ベッド48は、ベッド48のヘッドエンド50がヘッドウォールユニット32の近くにあり、ベッドのフットエンドがヘッドウォールユニット32から離れているように、病室に配置されている。 柱40、42は十分な距離をおいて配置されて、例えば図2及び図4に示すように、空所34、36の外に柱40、42が配置されると、柱40、42の間の空間を病院用ベッド48が占有することができる。 従って、柱40は、空所34の外にあるときには病院用ベッド48の第一側面54に沿って配置され、柱42は、空所36の外にあるときには病院用ベッド48の第二側面56に沿って配置される。 各柱40、42は患者看護装置を保持して、装置のいくつかは、集中治療を必要としている重態の患者等、病状が重い患者に医療サービスを提供するように構成されている。 呼吸を補助するための医療ガス及び静脈内(IV)輸液を必要としている患者等、病状が中程度の患者に必要な患者看護装置は、一つ或いは両方の柱40、42に保持される。 病状が中程度の患者の場合には、柱40、42は通常それぞれの収納位置に空所34,36内で設置され、必要な医療サービスは図1及び図3に示すように、柱40、42から患者に提供される。 病状が中程度の患者の場合には、任意に柱40、42を空所34、36の外へ移動しても良い。 病状が重い患者の場合には、柱40、42は通常空所34、36の外へ移動されベッド48の横に配置されるため、例えば図2及び図4に示すように、多数の医療サービスや他の医療機器を患者が利用することができるようになる。 柱40、42から医療サービスを必要としない病状が軽い患者の場合には、柱40、42は妨げにならないように通常収納位置に置かれる。 ヘッドウォールユニット32は、柱40、42の関連部分を覆う閉位置と、柱40、42の関連部分にアクセスできる開位置との間で移動可能であるドア58を複数有する。 病状が軽い患者の場合には、ドア58は通常閉じられて柱40、42を見えないように隠す。 例示する実施例では、各ドア58はヘッドウォールユニット32に関連する中央パネル60の後で水平に摺動する。 ある代替の実施例では、ドア58は関連する中央パネル60の前で水平に摺動する。 他の代替の実施例では、ドア58が閉位置及び開位置の間で動くときには、上がるか、下がるか、回転する。 ドア58がパネル60の後ろで水平に摺動する例示する実施例では、各パネル60の大きさは、その後ろに関連ドア58を両方収納するに十分なものとされる。 本明細書の開示の範囲内では、ヘッドウォールユニット32はドア58が摺動するトラック或いは他の表面(図示しない)を有する。 また本明細書の開示の範囲内では、ローラー(図示しない)がドア58に結合されて、ドア58が閉位置と開位置との間で移動するにつれてローラーがトラック或いは表面上で転がる。 例示する実施例では、三つのドア58が空所34に関して空所34の上部、中部、及び下部を覆い、また三つのドア58は空所36に関して、空所36の上部、中部、及び下部を覆う。 代替の実施例では、各空所34、36を覆うため三つより多い、又は少ないドアが設けられている。 あるいはは、各ドアを閉位置に施錠するために各ドア58にはロッキング機構(図示しない)が取り付けられており、患者或いは他の権限がない人がドア58を開いて柱40、42に取り付けられている器具にアクセスすることを防止する。 ヘッドウォールユニット32は、中央パネル60が結合しているフレーム(図示しない)を有する。 ヘッドウォールユニット32は、垂直後部壁59及び後部壁から垂直に延長する一組の外側壁61など、他のパネルや壁も有する。 更に、図8に示すように、ヘッドウォールユニット32は空所34、36の下にある水平な壁63と、壁61から離れているが平行である内側壁65とを有する。 空所34、36は壁59、61、63、65により部分的に画定される。 壁59、壁61、63、65のうちの一つ以上の壁はヘッドウォールユニット32のフレームに結合している。 例示する実施例では、ヘッドウォールユニット32は、病室の床69と中央パネル60に関連するヘッドウォールユニット32の一部との間に配置される下部分67を含む。 補助医療サービスアウトレット71のセットは、下部分67に結合している。 更には、空所34、36が画定されるヘッドウォールユニット32部分は、下部分67から横方向外側にある床69の部分の上に張り出すように画定される。 前述の通り、柱40、42は患者看護装置を保持する。 図1及び図2に示されるように、柱40は患者看護装置が取り付けられていたり、取り外されたりするように構成されているのに対して、柱42はその中に患者看護装置が組み込まれている。 例示する実施例では、柱40は垂直なアーム62と、例えば、クランプ、ブラケット、ラッチ、グリッパー、フックなどの適切な結合器により垂直アーム62に結合されているIVラック64とを有する。 IVラック64は点滴袋68が結合されるフック66を一つ以上有し、注入ポンプ72が結合されるポール70を一つ以上有する。 本明細書の開示の範囲内では、IVポールに結合することが可能なあらゆる種類の医療装置もIVラックに結合される。 図9及び図10に示すように、一つ以上の医療サービスアウトレット73が柱40のアーム62に取り付けられている。 アウトレット73を介して利用することができるサービスは、電力及びデータ転送などの電気サービス、または医療ガス或いは吸引などの気体を用いたサービス(pneumatic services)である。 図9に示すように、電力はアウトレット73の一つから注入ポンプ72に供給される。 例示する実施例では、柱42は垂直アーム74と、アーム74に結合しているハウジング76とを有する。 ハウジング76の上部分には表示ディスプレイスクリーン78が結合されて、複数の医療サービスアウトレット80はハウジング76の下部分に結合している。 アウトレット80を介して提供されるサービスは、アウトレット73から提供される電気及び/又は気体式サービスと同様のものを含む。 図5〜図7に示すように、サービスデリバリーライン82は、各アウトレット80から、柱42のハウジング76及びアーム74と、天井ユニット38とを介して配線してある。 更に、図7に示すように、サービスデリバリーライン84は、各アウトレット73から、柱40のアーム62と、天井ユニット38とを介して配線してある。 更に、ライン82、84は、天井ユニット38の中心部分の上に天井に形成されている開口86を介して天井46に配線されている。 図2に示すように、柱40はアーム62が結合されている可動台88を有し、柱42はアーム74が結合されている可動台90を有する。 いくつかの実施例では、アーム62とIVラック64(或いはアーム62に結合している他のあらゆる患者看護装置)とは、可動台88に対して垂直軸の周りで図2の矢印92で示す第一方向と、図4の矢印94で示す第二方向とに回転可能である。 他の実施例では、アーム62は可動台88に対して固定されるが、IVラック64(或いは他の患者看護装置)が結合する結合器はアーム64に対して方向92、94に回転可能である。 同様に、いくつかの実施例では、アーム74とハウジング76とは可動台90に対して垂直軸の周りで第一方向と第二方向とに回転可能であり、他の実施例では、アーム74は可動台90に対して固定され、ハウジング76は第一方向と第二方向とに垂直軸の周りでアーム74に対して回転可能である。 柱40、42の各垂直軸の周りでの様々な配置角度を図7に示す。 例示する実施例では、IVラック64及びハウジング76が回転する垂直軸は、関連する垂直アーム62、74を通り延長する。 システム30の天井ユニット38が、中心部分すなわちキャノピー96と、一組の側部分すなわちトラック98とを有しているのを、例えば、図1及び図2に示す。 キャノピー96はベッド48の上にあるのに対して、トラック98はキャノピー96の横方向外側に配置されている。 キャノピー96には照明器100のセットが組み込まれている。 照明器100は読書灯及び/又は診療用照明器を含む。 いくつかの実施例では、読書灯は標準的な白熱電球或いは蛍光灯を備えているのに対して、診療用照明器は、例えば、ハロゲン電球及び色補正フィルタを備える。 全ての種類の読書灯及び診療用照明器が、本明細書の開示では天井ユニット38に含まれると考えられる。 例示するキャノピー96はディスプレイスクリーン110が中に組み込まれている。 他の実施例では、ディスプレイスクリーン110は省略されている。 スクリーン110には家族写真や自然の風景など様々なイメージを映しても良い。 天井ユニット38は、ヘッドウォールユニット32部分と結合している或いはその上にある第一端或いは近位端を有し、ヘッドウォールユニット32から離れている遠位端を有する。 従って、天井ユニット38は、病室の天井46に沿ってヘッドウォールユニット32から延長している。 図5及び図6に示すように、キャノピー96はハウジング或いはフレーム112と、フレーム112に結合する化粧カバー或いはパネル114とを備える。 フレーム112は、天井46及び/又はヘッドウォールユニット32に、例えば、ボルト、リベット、溶接、クランプ、タブなどの適切な結合器で結合する部分(図示しない)を含む。 天井ユニット38に保持される照明器100及びスクリーン110を含む様々な装置はフレーム112に取り付けられて、パネル114に形成される適当な寸法の開口を通して延伸する。 更には、図5及び図6に示すように、ライン82、84の部分がフレーム112及びカバー114の上に緩くはわされる。 ライン82、84はフレーム112及び天井46の間に提供される溝穴或いは空間116を介して配線されるか、或るいは、ライン82、84が通る天井ユニット38の他の部分を配線される。 柱40、42が収納位置と様々な使用位置との間で移動すると、ライン82、84は天井ユニット38に対して多少ランダムに動く。 しかしながら、フレーム112及びカバー114はライン82、84部分の下に配置されて、このライン82、84部分を見えないように覆う。 ライン82、84の他の部分は各柱40、42により見えないように覆われる。 例示する実施例において、パネル114は横方向の側部分118を有して、横方向の側部分118は可動台88、90の部分の下にあり、図5では可動台90の下にある。 側部分118は、ライン82、84を見えないように更に覆う。 ライン82、84はキャノピー96の内側部分で十分に弛みがあるため、柱40、42は各収納位置から関連トラック98の遠位端に隣接する最も離れた使用位置へ移動することを可能にする。 本明細書の開示の範囲内では、一つ以上のラインさばき機構、例えば、引っ張り防止具、ホース、導管、ケーブル、ケーブル結束具、多関節式チャネルなどがライン82、84に結合されて、柱40、42が空所34、36内の各収納位置と空所34、36外の様々な位置とに移動するときに、ライン82、84の動作を案内或いは制御するか、ライン82、84の動作を望ましく制止する。 図5に示すように、例示する各トラック98はトラック部材120と各部材120に結合されている化粧カバー或いはパネル122とを備える。 例示のボルト123などの適切な結合器が、トラック部材120を、天井46に結合するか、代替の実施例では、トラック98の上にあるフレーム112部分に結合する。 トラック部材120の近位端は各空所34、36の上にあり、可動台88、90がトラック部材120に沿って空所34、36内に移動することを可能にする。 各柱40、42は複数のローラー124を備え、図5にも示すように、ローラーのいくつかは関連部材120の第一ローラー係合面126と係合して、他のローラーは関連部材120の第二ローラー係合面128と係合する。 表面126、128はそれぞれ長形であり、病室の壁44に対して概して垂直に延長する。 従って、表面126は表面128と平行である。 更に、表面126、128は共通の水平面にある。 いくつかの代替の実施例では、トラック部材120は湾曲しており、他の代替の実施例ではトラック部材120は互いに平行でない。 可動台88、90は、それぞれ多少U字型であり、トラック部材120の下にある中心部分130を有し、各中心部分130から上方に延長する一組の側部分132を有し、トラック部材120は各側部分132の間に配置される。 各ローラー124は、側部分132に結合してそこから片持ちばりのように関連するトラック部材120に向かい水平に延長する軸134を有する。 図2、4、及び図6〜図8に示すように、柱40、42がトラック98に沿って、例えば各空所34、36から離れる方向136に移動するときに、ローラー124が対応する表面126、128をたどって転がる。 勿論、柱40、42が方向136と反対の方向にトラック98に沿って移動するときも、ローラー124は表面126、128をたどって転がる。 本明細書の開示によると、ハウジング76は、ディスプレイスクリーン78の操作を制御するように電気回路系を保持する。 いくつかの実施例では、ハウジングはディスプレイスクリーン110及び照明器100の操作も制御するように電気回路系を保持する。 別の実施例では、スクリーン78、110及び照明器100の操作を制御する回路系のいくつか或いは全てがヘッドウォールユニット32の部分に収納される。 そのような回路系は、例えば、マイクロプロセッサ或いはマイクロコントローラを一つ以上、入力及び出力回路系、信号条件回路系、信号変換(アナログからデジタルへ、及び/又はデジタルからアナログへ)回路系、電源調整回路系、メモリ回路系などを含む。 更に、柱42にはユーザーインターフェースが設けられており、ユーザーが指示を入力してデータを検索してスクリーン78に表示することを可能にする。 例示する実施例では、スクリーン78はタッチスクリーンであり、例えば、図8に示すように柱42のユーザー入力はスクリーン78に表示されるユーザー入力ボタン138を備える。 いくつかの実施例では、ディスプレイスクリーン78の操作を制御する電気回路は病院のコンピュータネットワーク或いはイーサネットに結合している。 そのような実施例では、ネットワークで入手可能なあらゆる情報はディスプレイスクリーン78で見ることができる。 例えば、介護者はネットワークから患者の医療記録(例えば、検査室検査結果、医療診断、患者チャート、X線など)を検索してスクリーン78で見ることができる。 更に、バイタルサインデータ(例えば、心拍数、血圧、神経の活動、呼吸数、患者の体温、脈の酸素飽和度)及び患者看護装置の操作と関連するデータ(例えば、一つ以上の換気機、注入ポンプ、心電計、脳波計からのデータ)などの患者の診療現場データ(patient's point-of-care data)をスクリーン78に表示してもいい。 従って、スクリーン78と関連する回路系はスクリーン78に表示される情報を指示する様々な種類のデータ信号を受信及び処理するようにプログラムされるか及び/又は構成されている。 本明細書の開示の範囲内では、患者の治療に関連する全ての種類のデータがスクリーン78に表示される。 更に、本明細書の開示の範囲内では、スクリーン78が同時に多数の種類のデータを、分割スクリーンフォーマットなどで表示する。 更には、病院のコンピュータネットワークがインターネットに結合している実施例では、インターネットを介してアクセスできる情報もスクリーン78に表示することができる。 垂直なアーム62に取り付け可能及び取り外し可能な代替のIVラック164が図8〜図10に示される。 IVラック164はIVラック64と同様であり、従って、適当な場合にIVラック64の部品と概して同様なIVラック164の部品を指示するのに同様の参照番号が使用される。 IVラック64と同様に、IVラック164は、例えば、クランプ、ブラケット、ラッチ、グリッパー、フックなどの適切な結合器でアーム62に結合する。 IVラック164とIVラック64との主な違いは、IVラック164がポール70の下端に結合している水平の板140を有することである。 図8に示すように板140は一つ以上の開口或いはソケット142を有する。 IVラック164を保持するためのアームアッセンブリ144は、垂直軸の周りを回転移動するためにベッド48に結合しているアーム146と、アーム144に結合している水平板148と、板146から上方に延長する一組のポスト150とを含む。 アーム146は、図8及び図9に示すようにIVラック164がアームアッセンブリ144に結合することが可能な位置で、板148とポスト150とを支持するようにベッド48から横方向外方に延長する第一位置に移動可能である。 垂直アーム62及び可動台88はトラック98に沿って移動可能で、IVラックを板148及びポスト150の上に配置する。 更に、IVラック164、或いはアーム62とIVラック164との組合せは、アーム62を通り延長する垂直軸の周りで回転可能であり、ソケット142がポスト150と並ぶようにIVラック164を配置する。 図8及び図9に示すように、IVラック164がアームアッセンブリ144の上に適当に配置されると、図8に示すように、IVラック164は矢印152の方向に下げられ、そのためポスト150はソケット142に収容され、板140が板148の上に配置され、その結果IVラック164はアームアッセンブリ144に結合される。 いくつかの実施例では、IVラック164をアーム62に結合する結合器はアーム62に対して垂直に移動可能で、IVラック164を上下させることができ、別の実施例では、アーム62はIVラック164を上下させることを可能にする伸縮可能な部分を有する。 或いは、IVラック164はアーム62から結合が解除されてアームアッセンブリ144の上に手動で下げられる。 本明細書の開示の範囲内ではベッド48の上部フレーム154がベッド48の基部156に対して持ち上げられ、そのためポスト150が開口142に嵌り、板148が板140と係合するように移動する。 いくつかの実施例では、板142或いは板150にあるラッチ、ポスト150を介して延長するピン、ポストにパチンと嵌るかねじ止めされるキャップ、板140、148を掴むクランプなどの更なる機構(図示しない)が設けられ、IVラック164をアームアッセンブリ144に固定する。 IVラック164がアームアッセンブリ144に結合してアーム62から結合が解除された後、図10に示すようにアーム146は、IVラック164がベッド48の横に並んで支持される第二位置へ、ベッド48に対して回転可能である。 従って、ベッド48及びベッド48に結合されているIVラック164は、ベッド48に支持されている患者から点滴ラインを外す必要がなく、病院中を搬送可能である。 図11〜図14に示すように、他の建築システム230は、システム30のヘッドウォールユニット32と天井ユニット38とそれぞれと概して同様なヘッドウォールユニット232と天井ユニット238とを有する。 従って、適用可能な場合、システム30の部分と概して同様なシステム230の部分を指示するために同様の参照番号が使用される。 システム230とシステム30との違いの一つは、システム230のヘッドウォールユニット232が、各空所34、36の横方向の外にある一組の副空所234、236(図12及び図14を参照)を有することである。 一組のドア235、237は、図11に示すように、各空所234、236及びその中に収納されているあらゆる用品に手が届かない閉位置と、各空所234、236とその中に収納されている用品を利用可能な開位置との間で、それぞれ独立して移動可能である。 例示する実施例では、ドア235、237は、閉位置と開位置との間で移動するときに各垂直軸の周りで回転する。 いくつかの実施例ではドア235、237を閉位置で固定するための適切なロッキング機構が提供される。 システム30の場合と同様に、システム230のドア58は空所34、36を開いたり閉じたりするように移動可能である。 図11、14、及び14に示すように、ヘッドウォールユニット232は、一番下にある一組のドア58の下に位置する一組の下部垂直パネル218に取り付けられている医療サービスアウトレット216を更に有する。 ヘッドウォールユニット232は一組の下部ドア220をも有し、下部ドア220は、ドア220が関連するアウトレット216を覆う第一位置と、使用するためにアウトレット216が覆われていない開位置との間でそれぞれ移動可能である。 本明細書の開示の範囲内で、システム30はアウトレット216、パネル218、及びドア220を更に有する。 いくつかの実施例では、補助のアウトレット71及びアウトレット216がヘッドウォールユニットに含まれて、別の実施例ではその一つだけ或いは他のアウトレット71、216のセットがヘッドウォールユニットに含まれる。 システム230とシステム30との他の違いは、システム230の天井ユニット238のトラック198がシステム30のトラック98より幅が広いことである。 従って、トラック198は、天井ユニット38のキャノピー96から横方向外方に延長するトラック98よりも長く、天井ユニット238のキャノピー96から横方向外方に延長する。 各トラック198は化粧カバー或いはパネル210を有する。 各パネル210は、第一長形溝穴212と第二長形溝穴214とを有する。 例示する実施例では、溝穴212は溝穴214と平行である。 各溝穴212は各柱40、42の関連可動台88、90の各側部分132を収容する。 従って、カバー210に溝穴212を設けることでシステム230の柱40、42がパネル210に妨げられることなく、空所34、36内のそれぞれの収納位置と空所34、36の外の様々な位置との間で動くことを可能にする。 いくつかの実施例では、溝穴214は、補助空所234、236から外に移動される補助器具を支持するように構成されている各トラック部材(図示しない)の下に配置されて、別の実施例では補助器具は溝穴214の上に配置される。 図12に示す実施例では、プライバシーカーテン240は、空所236内にカーテン240が配置される収納位置から、空所236からカーテン240の大部分が引き出される使用位置に移動可能である。 使用位置では、カーテン240は各溝穴214の上に配置されるトラック部材の概して全長から下方に垂れ下がる。 例示のカーテン240は、軟質なカーテンパネル242と、複数のスライダ244と、複数のストランド246とを有する。 各ストランド246はパネル242と各スライダ244との間に延在する。 スライダ244は溝穴214の上に配置されているトラック部材に沿って移動可能である。 従って、カーテン240が収納位置にあるときには、全てのスライダ244は空所236内にまとめられて、カーテン240が使用位置の時には、スライダ244は溝穴214の長さに沿って離して間隔をおいて配置される。 図13に示す実施例では、プライバシーカーテン250は、関連する溝穴214から下方に使用位置へと延長可能であり、溝穴214を通り上方の収納位置へ引き込むことが可能である。 カーテン250は、軟質のカーテンパネル252とパネル252の下部分に結合されている下部部材254とを有する。 部材254はカーテン250に重みを与えて、図13に示すように垂直に垂れ下がる構成からカーテン250が無駄に動くのを防止する。 引き込むときにパネル252が巻き付けられて、延長するときにほどかれる回転可能な軸(図示しない)は溝穴214の上に配置されている。 いくつかの実施例では、モータ(図示しない)が軸に結合されて、パネル252を巻き付けたりほどいたりする適当な位置に軸を回転するように操作される。 このような実施例では、一つ以上のスイッチ、ボタン、レバーなどのユーザー入力が、モータを制御するためにヘッドウォールユニット232に手が届くように設けられる。 別の実施例では、従来のブラインドが窓を覆うように引き下ろされるのと同様に、カーテン250は手動で延長したり引き込んだりして、関連する軸がばねによりブラインドを巻き上げるように操作される。 図14に示す実施例では、補助IVポール160は可動台162から下方に垂れ下がり、可動台162は各溝穴214の上に配置されたトラック部材(図示しない)に沿って摺動可能である。 ポール160及び可動台162は、空所234内の収納位置と、空所234外のいくつかの使用位置との間で移動可能である。 IVバッグ68を保持するために一つ以上のフック166がポール160に結合している。 例示する実施例では、専用注入ポンプ172がポール160の下端に取り付けられている。 代替の実施例では、注入ポンプ72はポール160の他の部分に取り付け可能であり取り外し可能である。 本明細書の開示の範囲内では、IVポールに結合することが可能なあらゆる種類の患者看護装置が、ポール160に結合される。 カーテン240は空所236と関連しているように図12に示されて、ポール160が空所234と関連しているように図14に示されているが、本明細書の開示の範囲内では、カーテン、IVポール、及び、診療用照明器、水ホース、吸引ホース、牽引装置など、他のあらゆる種類のトラック搭載補助器具(track-mounted auxiliary equipment)が、空所234、236のいずれかに関連付けられる。 更に、本明細書の開示の範囲内では、後部壁259、側壁261、及び底部壁263など(図14を参照)、空所234、236を結合しているヘッドウォールユニット232の様々な壁が、適切な寸法を有して、空所234、236がそこに収納されるトラック搭載器具を収容できる大きさであるように構成される。 更に、溝穴214から延長したり引き込まれたりするカーテン250などの補助器具を有する実施例においては、空所234、236は中に収納棚を有しても良い。 ここで図15及び図16を参照すると、代替の建築システム330は、システム230のヘッドウォールユニット232と概して同様のヘッドウォールユニット232と、病院用ベッド48の三側面の周りにエアカーテン270のセットが下方に向けられる天井ユニット338とを含む。 例示する実施例では、エアカーテンのセットはベッド48のフットエンド52と側面54、56とに隣接する。 エアカーテン270とベッド48との間に設けられた適切な空間は介護者がその間に立つことを可能にする。 エアカーテン270はベッド48上の患者をある程度周りの環境から隔離できる。 従って、エアカーテン270で境界をつけた患者の空間外の空中浮遊汚染物質を、患者がいる空間に入ることを防止できる。 いくつかの実施例では、エアカーテン270を加熱するか及び/又は加湿して、患者の空間の温度及び湿度を制御する。 このような実施例では、暖房装置(図示しない)及び/又は加湿装置(図示しない)は天井ユニット338或いはヘッドウォールユニット232、或いはその両方に収容される。 ファン、送風機、ポンプなどのエアカーテン発生装置272は図15及び図16に示すように天井ユニット338のキャノピー96に収容されている。 空気取り入れ口274がキャノピー96のカバー114に形成され、エアフィルター276が取り入れ口274を覆い周りの環境の汚染物質を濾過する。 エアカーテン発生装置272はキャノピー96の中心チェンバー278に配置され、空気入口ダクト280が取り入れ口274からチャンバー278に延在している。 空気出口ダクト282のネットワークは、チェンバー278から、天井ユニット338をわたり、側部分198の外部分に沿って、及びキャノピー96前遠位部分及び部分198にも沿って延在する。 図16に示すように、ダクト280はいくつかのダクト282の上にある。 システム330の例示する実施例では、複数の空気出口開口及び溝穴284は天井ユニット338の裏面の側部分及び前部の周辺部分に形成される。 エアカーテン発生装置272を作動すると、空気が周囲の環境から各フィルター276、ダクト280、チャンバー278、ダクト282、及び開口284を通り移動して、エアカーテン270を形成する。 天井ユニット338或いはヘッドウォールユニット232、或いは両方に収容されるコントローラ(図示しない)は、エアカーテン発生装置272、暖房装置(存在すれば)、及び加湿装置(存在すれば)を制御するように作動する。 ユーザーインターフェースは一つ或いは両方の柱40、42、或いはヘッドウォールユニット232に設けられる。 ユーザーは、例えば、ファン速度(高、中、低)、気温、及び空気湿度などの作動パラメータを、ユーザーインターフェースを介してコントローラに入力する。 更に、システム330は、例えば、ファン速度センサ、温度センサ、及びコントローラにフィードバックを提供してコントローラからの適当な指令がエアカーテン発生装置272に提供され得る湿度センサなど、様々なセンサと、暖房システムと、適切なときにこれらの装置の作動を調整する加湿システムとを有する。 本明細書の開示の一態様によると、図17に示すように患者は環境が制御された病室532にある病院用ベッド534に横になっている。 患者を覆っているのは使い捨ての暖房及び冷却ブランケット536である。 ブランケット536は一組の暖房/冷却ホース540を介して、部屋532のヘッドウォール542内に収容される暖房及び冷却ユニット538に結合している。 患者を冷やす場合には、ユニット538は、ホース540の一つからブランケット536へ冷却した空気或いは冷却した液体などの冷却媒体を提供して、他のホース540は冷却媒体がブランケット536を循環した後に冷却媒体をユニット538に戻すように作動する。 患者を暖める場合には、ユニット538はホース540の一つからブランケット536へ暖めた空気或いは暖めた液体などの暖房媒体(heating medium)を提供して、他のホース540は暖房媒体がブランケット536を循環した後に冷却媒体をユニット538に戻すように作動する。 ブランケット536に暖めた空気或いは冷却した空気を循環させる実施例では、患者に面するブランケット536の表面に孔が形成されて、ブランケット536内を循環させられる暖めた空気或いは冷却した空気の一部が孔を通り逃げて、患者を場合によって対流により暖めたり冷やしたりする。 ベッド534はペンダントコントローラ544を含み、患者はペンダントコントローラ554がロックアウトされてないときに暖房及び冷却ユニット538を所望のように制御するためにペンダントコントローラ544を使用する。 いくつかの実施例では、ペンダントコントローラ544は、ベッドデッキの枢着、上昇、下降などの他のベッド機能を制御したり、及びテレビ、ラジオ、ナースコール等の部屋にある娯楽や通信機能を制御したりするのにも使用される。 ベッド534は、制御パネル548を有するフットボード546を含み、制御パネル548はユニット538の操作を制御するように、介護者により使用されてさまざまなベッド機能の操作を制御して、様々な娯楽及び通信機能を制御するために使用される。 コントロールパネル548は、ペンダントコントローラ544の一つ以上の機能をロックアウトするように介護者に使用される。 例えば、介護者はペンダントコントローラ544がユニット538を作動する性能をロックアウトできる。 図17に示すように、天井ユニット或いはオーバーヘッドキャノピー550は病室532の天井552にベッド534の上で結合している。 キャノピー550は部屋532の環境を制御する様々なシステムを含む。 例えば、キャノピー532は、オーバーヘッド温度センサ(図示しない)、オーバーヘッド空気性質センサ(図示しない)、オーバーヘッド空気清浄機(図示しない)、アロマテラピー機材(図示しない)、病室にいる他の人の存在を検出するための動作或いは近接センサ554、診療用照明器556、読書灯(図示しない)、及び以前に選択してある一つ以上の画像を表示するためのビデオスクリーン558を含む。 そのような画像は自然の景色或いは他の静かな景色などを含むこともできる。 そのようなイメージは、24時間の中の適当な時間に、雲や太陽などの昼の画像から、月や星などの夜の画像に移行するイメージを含むこともできる。 患者の家族の画像もスクリーン558に表示できる。 部屋532のいくつかの実施例では、部屋の照明器は昼から夜に変わるときに、ゆっくりと暗くなるように制御されている。 更に、ふくろう、夜の鳥、コオロギ、及び木が風で揺れるような夜の音の録音が、オーバーヘッドキャノピー550内に収容されている音声装置で再生される。 やがて、部屋の電気は完全に消されて、夜の音がフェードアウトする。 部屋532の他の実施例では、ビデオスクリーン558と同様か少し大きなビデオスクリーンが部屋の壁、好ましくはベッド534のフットエンドに対面する壁に取り付けられる。 そのような別の病室では、テレビ画像、インターネット画像、教育情報、患者のスケジュール、リラックスを促進するような画像、及びビデオ会議画像が選択されてビデオスクリーンに表示される。 ベッド534、ユニット538、及び天井ユニット550はそれぞれ自身の、このような装置と関連している様々な機能を監視及び制御するためのコントローラを有する。 このようなコントローラはそれぞれ、例えば、一つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、メモリ回路、入力及び出力回路、信号条件回路、信号変化回路、電源調整回路などを含む。 本明細書の開示の範囲内では、ベッド534、ユニット538、及びキャノピー550の各コントローラが病院のコンピュータネットワークに接続されて、ネットワークとデータを交換する。 いくつかの実施例では、ベッド534、ユニット538、及びキャノピー550を制御するためのパラメータは、部屋532からは離れて配置されているコンピュータにより入力される。 従って、例えば、もし患者がユニット538及びブランケット536の暖房及び冷却機能の調節及び停止を要求するようなナースコールをした場合、コールに答えた看護師は患者に対する寒暖の度合いを、ブランケット536を介して調節することができる。 ここで、図18〜図20を参照すると、移動カート560は多少長方形の直立ペデスタル562、ペデスタル562の下に結合している四つの水平に延在する脚564(support legs)、及び対応する脚564の遠位端に結合されているホイール及びキャスター566のセットを含む。 ペデスタル562は、図18に最適に示すような前面568と図19及び図20に示す裏面570との間にごく小さい厚み寸法を有する。 各脚564はペデスタル562に対して回転可能であり、図18に示すようなペデスタル562の下から外に延長する第一位置と、図18〜図20に示すようなペデスタル562の下に押し込まれた第二位置との間で回転する。 脚564が第二位置にあるときには、脚564及びキャスター566は、ペデスタル562の底面積の完全に下及び底面積内に配置される。 更に、脚564が第二位置にあるときには、脚564はペデスタル562の前面及び裏面568、570に対して概して平行に延長する。 脚564が第一位置にあるときには、脚564の大部分はペデスタル562の底面積外に配置されて、脚564はペデスタル562の前面及び裏面568、570に対して概して垂直に延長する。 脚564或いはペデスタル562のいずれかに適当なロッキング機構及び保持機構が設けられ、脚564を第一及び第二位置のそれぞれに固定及び維持する。 床でのカート560の安定性は、脚564が第一位置にあるときのほうが、脚564が第二位置にあるときより大きい。 移動カート560は、図19に示すように、手術室574のホイール付き病院用ベッド或いはストレッチャ574に結合可能で搬送可能であり、そこから集中治療ユニット室(図示しない)へと、図20に示すように普通の病室578へと搬送される。 勿論、部屋574、578は単に病室の例として示されており、従ってカート560はストレッチャ572と共に、ストレッチャ572が搬送されることがあるあらゆる病院内の場所に搬送することができる。 カート560は、キャスター566が病院の床を滑るように脚564が第一位置にあるときには、カート単独でも病院中を搬送することができる。 病院にある資産追跡システム(図示しない)は、病院内に配置してある複数の送信機、受信機及び/又は送信機/受信機ユニット576(総称として「送信機/受信機ユニット576」と呼ばれる)を含む。 図36にはその様な一つの送信機/受信機ユニット576が示される。 送信機/受信機ユニット576は、資産追跡システムに含まれるコンピュータなどの遠隔装置と協力して病院内にある移動カート560の所在を追跡する。 従って、追跡される各カート560は送信機/受信機ユニット576(図示しない)を含み、送信機/受信機ユニット576が促す信号により、その付近にある一つ以上の送信機/受信機ユニット576に検出される信号を発信する。 カート560は前述のとおり病院用ベッド572に結合可能である。 カート560は、例えば、手術室574及び集中治療室(図示しない)にあるアームアッセンブリ598にも結合可能である。 アームアッセンブリ598は、図19に示すように部屋574など、各々の部屋の天井から延長する。 カート560がアームアッセンブリ578に結合されると、カート560は各部屋の天井から垂れ下がり、カート560のキャスター566が各部屋の床から離れている。 カート560がベッド572に結合しているとき、キャスター566も各部屋の床から離れている。 本明細書の開示の範囲内では、カート560が、あらゆる建築システム30、230、330の柱40、42、及び図1〜図16を参照して説明されるこれらの代替物に結合するか組み込まれる。 カート560は、ベッド572に含まれる結合器(図示しない)と、アームアッセンブリ578に含まれる結合器(図示しない)と、柱40、42に含まれる結合器(図示しない)と、接続する適切な結合器(図示しない)とを含む。 適切な結合器は、例えば、フック、クリップ、ポスト、ラッチ、ソケット、レール、チャネル、溝穴、バンド、ストラップ、フィンガ、フランジ、出張り、支持足、ワイヤ、磁石、板など、或いはこれらの組合せを含む。 カート560は図18及び図19に示すようにペデスタル562の上部に追加されるハンドル580を含む。 介護者はハンドル580を掴み、病院の床上でカート560を操作して、カート560をベッド572、アームアッセンブリ578、或いは柱40、42に取り付ける間及び取り外す間などに運ぶ。 部屋578のヘッドウォール582は、図20に示すようにカート560を収容するように構成されている空所584を含むように形成されている。 更に、カート560が柱40、42に結合している或いは含まれるとき、及び柱40、42が収納位置へ移動されるときに、カート560は空所34、36(或いは空所23、236)に収容される。 カート560が空所584に配置されるときに、脚564は第二位置に配置されて、キャスター566は空所584の下にある突起面586に置かれる。 カート560のペデスタル562は図18〜図20に示すように一つ以上のIVポール588を保持するように構成されている。 図20に示すように、空所584はカート560及びそれに結合されているあらゆるIVポール588を収容するする十分な高さを有している。 フック587は点滴バッグ68を取り付けるためにIVポール588の上部に設けられる。 図18に最適に示されるように、ペデスタル562は、様々な患者監視及び患者治療モジュール或いは装置590を保持するのに適応している凹部及びコンパートメント589を含む。 この様な患者看護装置は、例えば、注入ポンプ、換気制御ユニット、ガス制御ユニット、バイタルサインモニターなどを含む。 いくつかのモジュール590は、センサラインを介して患者に結合されて、患者の様々な生理学的状態及びバイタルサインを監視する。 いくつかの実施例では、カート560は、モジュール590及びカート560にある受信機/送信機ユニットと接続する車載コンピュータシステムを含む。 この様な実施例では、モジュール590からの患者データは、受信機/送信機ユニットを介して病院ネットワークに送信されるか、或いはネットワークと有線或いは光学接続ができるまで患者データはコンピュータシステムに記憶される。 コンピュータシステムがネットワークに通信可能に結合されると、病院内でカート560から離れた位置に突き止められた介護者は、遠隔コンピュータ端末でネットワークにアクセスすることができて、例えば、カート560が保持するモジュール590に監視されている患者の状態を得る。 カート560は、カート560が保持するモジュール590及びコンピュータシステムなどのあらゆる電気部品に電力を供給する電池(図示しない)を含む。 ペデスタル562はサービスデリバリーポート592を含むように形成される。 酸素及び他の種類の医療ガスを含むタンク(図示しない)は、ペデスタル562の内側部分に配置される。 いくつかの実施例では、そのようなタンクはカート560が保持する換気システムに含まれる。 このような実施例では、図20に一つ示してあるホース594は各ポート592に結合されて、ポート592から患者或いは関連する医療装置のどちらかへと延長する。 カート560は、患者に集中治療を提供するために関連している、薬品注入装置を含む他の種類の医療装置を保持するように構成されている。 そのような装置は、時には、LSTAT(Life support for Trauma and Transport)(外傷及び搬送用生命維持)装置と呼ばれる。 カート560は患者に集中治療を提供するのに必要な殆どの或いは全ての医療装置を保持しているために、またカート560は患者と共に病院内で搬送されるために、点滴ライン、換気ホース、センサラインなどを患者から取り外したり取り付けたりすることを患者の搬送前後に行う必要が回避され、また患者を病院内で搬送するときに多数のホイール付きスタンド或いはカートを管理する必要も回避される。 図21〜図23を参照すると、天井に取り付けられたオーバーベッドテーブルアッセンブリ656は、病室の天井46に結合している天井ユニット或いはハブユニット658と、ハブユニット658に結合しているアームアッセンブリ660と、アームアッセンブリ660に結合しているオーバーベッドテーブル662と、テーブル662の裏面に結合されて下方に延長する患者治療ハウジング664とを含む。 代替の実施例では、ハウジング664はアームアッセンブリ660に結合して、少なくとも部分的にはテーブル662の下に配置される。 図40に示すように、ハブユニット658は円錐台形の環状上部分666と、円盤のような形の環状下部分668と、部分666、668の間に画定される環状溝穴670とを含む。 ハブユニット658は下部分668に結合されてそこから光を直接下方に照射するように配置された、複数の検査用及び読書灯672を更に含む。 代替の実施例では、ハブ568は環状の形以外の、楕円形、多角形(例えば、四角、長方形、三角形など)などの形を有している。 図21に示すように、アームアッセンブリ660は溝穴670から水平に延長する第一アーム674と、第一アーム674の遠位端678から垂直に下方に延長する第二アーム676とを含む。 ハブユニット658は、ハブユニット658の部分666、668を相互に接続する軸アッセンブリ(図示しない)を含む。 第一アーム674の近位端(図示しない)は垂直軸680の周りで回転動作をするために軸アッセンブリに結合している。 図21及び図22に示すように、垂直軸682の周りで回転動作をするために、テーブル662及びハウジング664はアーム676の下端に結合している。 或いは、テーブル662及びハウジング664はアーム676に対して固定されて、アーム676は軸682の周りで回転するようにアーム674に結合している。 第二アーム676、テーブル662、及びハウジング664は、図23に示すように、病院用ベッド684の第一側面に位置づけられる第一位置と、病院用ベッド684の第二側面に位置づけられる第二位置との間で移動可能である。 第一位置と第二位置との間で動くときに、アーム676、テーブル662、及びハウジング664は、図23に示すような曲がったダブルヘッド矢印688が示す弓形の経路に沿って、ベッド684のフットエンド686を取り囲んで移動する。 第一アーム674は、第一と第二位置との間で移動するときに、ハウジング664がベッド684のフットエンドに接触しないように、十分な長さを有する。 アッセンブリ656は、アームアッセンブリ660及びテーブル662を第一及び第二位置に固定する適切なロッキング機構を含む。 テーブル662は、第一及び第二位置にあるときには、アーム676から水平に片持ちばりのように延長して、ベッド684に支持されている患者の膝の上に一部配置される。 いくつかの実施例では、アッセンブリ656は、テーブル662及びハウジング664の垂直位置をアーム676に対して調節するように作動する駆動機構を含む。 アッセンブリ656はテーブル662の上面に形成される凹部にある受話器を有する電話690を含む。 アッセンブリ656は娯楽及び制御パネル692も含み、図40及び図41に示すように娯楽及び制御パネル692はテーブル662の上でアーム676から水平に延長するポスト694を通じてアームアッセンブリ660のアーム676に結合している。 例示するパネル692は、患者が、例えば、部屋の電気、部屋の温度、テレビ機能、ナースコール機能などを制御することが可能なタッチスクリーンである。 パネル692は、例えば、テレビ画像、インターネット画像、教育情報、患者のスケジュール、患者の請求書情報、ビデオ会議画像など、様々な画像を表示するようにも作動可能である。 上述の制御機能及び娯楽機能のあらゆる組合せを有する制御パネルは本明細書の開示の範囲内である。 電話690は電話をするために従来の方法で使用される。 図22に示すように、複数の医療サービスアウトレット696及び複数の患者監視モジュール698がハウジング664の端面700に結合している。 モジュール698は並列状態で端面700の上部分に沿って配置されて、医療サービスアウトレット696は並列状態でモジュール698の下に配置される。 各モジュール698は、モジュール698及び患者に結合している患者データライン(図示しない)を介して患者データ信号を受信して、患者の様々な生理学的な状態を監視する。 監視される患者の条件は、体温、心拍数、血液の酸素投与、呼吸、脳活動度などを含んでも良い。 アウトレット696が提供するサービスは、例えば、医療ガス、真空及び電力を含むことが可能である。 アウトレット696は関連するサービスをアウトレット696に通されるライン(図示しない)を通じて受ける。 ラインは、病室の天井から、ハブユニット658を通り、アーム674、676の内側部分を通り、テーブル662の開口を通り、ハウジング664の内側部分へ通される。 アウトレット696及びモジュール698は、アッセンブリ656が第一位置及び第二位置のいずれかにあるときに、概してベッド684に横たわる患者の手が届かないようにハウジング664に配置されている。 本明細書の開示では、テーブル662及び/又はハウジング664、及びハウジング664と関連するアウトレット696及びモジュール698が、他の種類のアームアッセンブリ或いは柱により病室の天井からつり下げても良いと考えられる。 本明細書の開示の範囲内では、例えば、テーブル662及び/又はハウジング664が、前述のいずれかの建築システム30、230、330の柱40、42に結合するか含まれる。 このような実施例では、テーブル662或いはその一部は、水平軸の周りで回転することなどで上に跳ね上がり、その結果テーブル662が、関連のヘッドウォールユニット32、232の関連の空所34、36、234、236内に収納するために、概して垂直の配向に配置される。 テーブル662と関連する柱40、42が関連する空所34、36、234、236から外へ移動されると、テーブル662は使用時のときのように概して水平の向きに下げられる。 特定の実施例を参照して様々な装置及びシステムを詳細に説明したが、添付の請求の範囲に記載され画定される本発明の範囲及び精神の内に、それぞれの装置及びシステムの多数の変更例及び変形例が存在する。 |