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Starting method of fuel cell stack structure, and fuel cell stack structure

阅读:1033发布:2020-11-13

专利汇可以提供Starting method of fuel cell stack structure, and fuel cell stack structure专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a fuel cell stack structure and a starting method of the fuel cell stack structure, wherein occurrence of stress concentration can be suppressed by reducing temperature difference between a part in which a thermal capacity is larger and a part in which the thermal capacity is smaller through enhancing a temperature elevation at the part in which the thermal capacity is larger, and wherein reduction of the gas temperature caused by low temperature of a gas flow passage can be prevented.
SOLUTION: In the fuel cell stack structure 1 which is composed by laminating a plurality of solid electrolyte fuel cells 10 housed in a space S surrounded by metal thin plate shaped separators 12, 13, and installed with a solid electrolyte single cell 11, one face of which is exposed outside, and the gas is supplied to each space S of the solid electrolyte fuel cells 10 through the gas flow passage 2 penetrating these solid electrolyte fuel cells 10, at a stage of warming the temperature of a plurality of the solid electrolyte fuel cells 10, a high temperature gas G is preferentially made to flow to the part 10a that has a larger thermal capacity so that heating becomes possible.
COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI,下面是Starting method of fuel cell stack structure, and fuel cell stack structure专利的具体信息内容。

  • 金属薄板状のセパレータで囲まれた空間内に収容されて一方の面を外部に露出させた固体電解質型の単セルを備えた複数の固体電解質型燃料電池を積層して成り、これらの固体電解質型燃料電池を貫通する少なくとも1つのガス流路から固体電解質型燃料電池の各空間にガスを供給する燃料電池スタック構造体を起動するに際して、複数の固体電解質型燃料電池を昇温させる段階で、熱容量の大きい部分を選択的に加熱することを特徴とする燃料電池スタック構造体の起動方法。
  • 熱容量の大きい部分に優先的に高温ガスを流して加熱する請求項1に記載の燃料電池スタック構造体の起動方法。
  • ガス流路から固体電解質型燃料電池の各空間に供給すべき高温ガスを該ガス流路を通して排出することで、固体電解質型燃料電池のガス流路近辺に位置する熱容量の大きい部分のみを加熱する請求項1又は2に記載の燃料電池スタック構造体の起動方法。
  • 排出した高温ガスをガス流路にもどして循環させる請求項3に記載の燃料電池スタック構造体の起動方法。
  • 固体電解質型燃料電池内の少なくとも1箇所の温度に基づいて、ガス流路を通して排出する高温ガスの流量を制御する請求項3又は4に記載の燃料電池スタック構造体の起動方法。
  • ガス流路に流す加熱用の高温ガスとして、燃料ガスを燃焼させて生じた燃焼熱を利用した熱交換により加熱されたガスを用いる請求項2〜5に記載の燃料電池スタック構造体の起動方法。
  • ガス流路に流す加熱用の高温ガスとして、燃料ガスの燃焼により生じた高温の燃焼排ガスを用いる請求項2〜5に記載の燃料電池スタック構造体の起動方法。
  • ガス流路に流す加熱用の高温ガスとして、上記ガス流路に結合するガス配管に設置した電気的加熱機構により加熱されたガスを用いる請求項2〜5に記載の燃料電池スタック構造体の起動方法。
  • 固体電解質型燃料電池のガス流路近辺に位置する熱容量の大きい部分に発熱体を設置して加熱する請求項1に記載の燃料電池スタック構造体の起動方法。
  • 金属薄板状のセパレータで囲まれた空間内に収容されて一方の面を外部に露出させた固体電解質型の単セルを備えた複数の固体電解質型燃料電池を積層して成り、これらの固体電解質型燃料電池を貫通する少なくとも1つのガス流路から固体電解質型燃料電池の各空間にガスを供給する燃料電池スタック構造体において、起動時における複数の固体電解質型燃料電池を昇温させる段階で、熱容量の大きい部分を選択的に加熱可能としたことを特徴とする燃料電池スタック構造体。
  • 熱容量の大きい部分に優先的に高温ガスを流して加熱可能とした請求項10に記載の燃料電池スタック構造体。
  • ガス流路から固体電解質型燃料電池の各空間に供給すべき高温ガスの大半をそのまま排出する短絡流路と、この短絡流路を閉じてガス流路から固体電解質型燃料電池の各空間に高温ガスを供給する状態に戻す流路変更手段を備えている請求項11に記載の燃料電池スタック構造体。
  • 短絡流路から排出した高温ガスをガス流路にもどして循環させる循環流路を備えている請求項12に記載の燃料電池スタック構造体。
  • 固体電解質型燃料電池内の少なくとも1箇所に配置した温度センサと、この温度センサで検知した温度に基づいて流路変更手段を作動させて短絡流路を通して排出する高温ガスの流量を調節する制御部を備えている請求項12又は13に記載の燃料電池スタック構造体。
  • ガス流路と固体電解質型燃料電池の空間とを連通するガス供給口を開閉する開閉手段を備えている請求項11〜14に記載の燃料電池スタック構造体。
  • 燃料ガスを燃焼させる燃焼器と、この燃焼器で生じた燃焼熱でガス流路に流すガスを加熱する熱交換器を備えている請求項11〜15に記載の燃料電池スタック構造体。
  • 燃料ガスを燃焼させて生じた高温の燃焼排ガスをガス流路に流す燃焼器備えている請求項11〜15に記載の燃料電池スタック構造体。
  • ガス流路に結合するガス配管に設置してガス流路に流すガスを加熱する電気的加熱機構を備えている請求項11〜15に記載の燃料電池スタック構造体。
  • ガス流路の路壁面に凹凸が形成してある請求項11〜18に記載の燃料電池スタック構造体。
  • 固体電解質型燃料電池のガス流路近辺に位置する熱容量の大きい部分以外の領域を200μm以下の金属薄板形成することで、固体電解質型燃料電池のガス流路から離れた部分を熱伝導により加熱可能とした請求項10〜19に記載の燃料電池スタック構造体。
  • 固体電解質型燃料電池の近辺に位置する熱容量の大きい部分に発熱体を設けた請求項10に記載の燃料電池スタック構造体。
  • 固体電解質型燃料電池のセパレータ及びこれを貫通するガス流路をNi又はFeを主成分とし且つCrを含有する耐熱合金材料により形成した請求項10〜21に記載の燃料電池スタック構造体。
  • 固体電解質型燃料電池の熱容量の小さい部分を厚さ0.05〜0.5mmの圧延薄板で形成した請求項10〜22に記載の燃料電池スタック構造体。
  • 固体電解質型燃料電池の熱容量の小さい部分に固体酸化物型の単セルを搭載した請求項10〜23に記載の燃料電池スタック構造体。
  • 说明书全文

    本発明は、固体電解質型燃料電池を積層して成る燃料電池スタック構造体の起動方法及び燃料電池スタック構造体に関するものである。

    上記したような燃料電池スタック構造体を自動車に搭載する場合、起動停止が頻繁に繰り返されることから、熱容量が小さいことが望ましいが、ガス流路部分の強度やシール性の確保のために、部分的に熱容量の大きい部分が不可避的に形成される。

    このような熱容量の大きい部分では、起動時において昇温が遅れ、熱容量の小さい部分では急激に加熱される。 その結果、温度差が大きくなって応集中が発生し、固体電解質型燃料電池のセパレータや単セルの破損を引き起こす。

    また、熱容量の大きいガス流路部分の温度が低いため、発電用ガスの温度が低下して出力が低下し、温度の不均一による出力のばらつきが発生する。

    従来において、上記した不具合を解消するために、バーナーで燃料ガスを燃焼させてその高温の燃焼排ガスを燃料極通路に流して加熱し、この際、バーナーで不完全燃焼させることにより燃焼排ガスに還元性を持たせて燃料極の還元性を維持するようにした起動方法や、円筒状のセルの内部の空気流路に触媒燃焼部を設けて、高温のガスを送り込むだけでなく触媒燃焼部の熱を効率よくセルに伝えるようにした発電システムが提案されている。

    特開平11−162492号公報

    特開2004−119298号公報

    ところが、従来において、前者の起動方法では、対象物の熱容量が大きいことから、加熱に時間がかかるうえ、ガス流の上流側に対して下流側で昇温が遅れるため、温度差が発生してしまうという問題があり、後者の発電システムでは、円筒型のセルに限定されるのでセルの製造が難しく、また、スタックの集積度を上げることができないという問題があり、これらの問題を解決することが従来の課題となっていた。

    本発明は、上記した従来の課題に着目してなされたもので、起動時において、熱容量の大きい部分の昇温速度を向上させることで、熱容量の大きい部分と小さい部分との温度差を少なくして応力集中が生じるのを抑制することができ、加えて、ガス流路の温度が低いことによるガス温度の低下を防ぐことが可能である燃料電池スタック構造体の起動方法及び燃料電池スタック構造体を提供することを目的としている。

    そこで、本発明者らは、熱容量の大きいガス流路部分を選択的に加熱し、一方、熱容量の小さい部分は、熱容量の大きい部分からの熱伝導により昇温させるようにしたり、熱容量の大きい部分が昇温した後に小さい部分が昇温するように高温ガスの流れを変更したりすることで、上記目的が達成されることを見出した。

    すなわち、本発明は、金属薄板状のセパレータで囲まれた空間内に収容されて一方の面を外部に露出させた固体電解質型の単セルを備えた複数の固体電解質型燃料電池を積層して成り、これらの固体電解質型燃料電池を貫通する少なくとも1つのガス流路から固体電解質型燃料電池の各空間にガスを供給する燃料電池スタック構造体を起動するに際して、複数の固体電解質型燃料電池を昇温させる段階で、熱容量の大きい部分を選択的に加熱する構成としたことを特徴としており、この燃料電池スタック構造体の起動方法の構成を前述した従来の課題を解決するための手段としている。

    一方、本発明の燃料電池スタック構造体は、金属薄板状のセパレータで囲まれた空間内に収容されて一方の面を外部に露出させた固体電解質型の単セルを備えた複数の固体電解質型燃料電池を積層して成り、これらの固体電解質型燃料電池を貫通する少なくとも1つのガス流路から固体電解質型燃料電池の各空間にガスを供給する燃料電池スタック構造体において、起動時における複数の固体電解質型燃料電池を昇温させる段階で、熱容量の大きい部分を選択的に加熱可能とした構成としたことを特徴としており、この燃料電池スタック構造体の構成を前述した従来の課題を解決するための手段としている。

    本発明において、例えば、中心に金属製のガス流路を形成し、その周囲に単セルを固定した円形の金属薄板状セパレータを配置して成る燃料電池スタック構造体である場合、中心付近の熱容量が大きくなる。

    この際、スタック構造体の外周側からヒーター又は高温ガスで熱を供給すると、熱容量が小さく且つ熱源に近い外周部分が先行して昇温され、熱容量の大きい中心付近は昇温が遅れる。 また、中心から高温ガスを発電時と同様の流路で流したとしても、熱容量の小さい部分が先行して加熱される。

    このスタック構造体の中心のガス流路の寸法は15〜25mmφ、排出流路を含む熱容量の大きい部分の寸法は40〜60mmφ、1つの固体電解質型燃料電池の厚さは1〜5mm程度であり、本発明では、熱容量の大きい40〜60mmφの部分を選択的に加熱する。

    なお、以下においては、燃料ガスを固体電解質型燃料電池の内部空間に流し、空気ガスを固体電解質型燃料電池の外部に流す発電システムであることを前提とした記述とするが、ガスの種類を入れ替えても同様に適用可能である。 また、スタック構造体についても、中心に金属製のガス流路を形成した中心流路型のスタック構造体を前提として記述するが、熱容量の面内分布があるスタック構造体であれば、形状や流路の位置は問わない。

    本発明によれば、上記した構成としているので、起動時において、熱容量の大きい部分の昇温速度を向上させることができ、熱容量の大きい部分と小さい部分との温度差による応力集中の発生を抑えることが可能であり、加えて、ガス流路を流れるガスの温度低下を防ぐことが可能であるという非常に優れた効果がもたらされる。

    本発明において、熱容量の大きい部分を選択的に加熱するためには、熱容量の大きい部分に優先的に高温ガスを流して加熱する構成を採用することができるほか、固体電解質型燃料電池の近辺に位置する熱容量の大きい部分に発熱体を設けて加熱する構成を採用することができ、前者の場合は、ガスとの熱交換により熱容量の大きい部分が加熱されて昇温速度が上がり、結果として、スタック構造体全体の昇温速度が上がることとなる。

    後者の場合は、例えば、固体電解質型燃料電池の中心部分に上下方向の貫通孔を形成して、この貫通孔にヒーター線(抵抗線)を挿入すると、中心部分が加熱されて昇温速度が上がることとなり、ヒーター線には、Ni−Crなどの一般的なヒーター線を利用することが可能である。 この構成とすると、循環流路などを設置する必要がなく、システムの単純化が図られることとなる。 なお、ヒーター線の数が多いほど、また、ヒーターの発熱量が大きいほど中心部分の昇温速度は上がるが、昇温に関わる消費電力が大きくなる。

    ここで、燃料電池スタック構造体において、図15に示すように、高温ガスgaは熱容量の大きい流路部分Aを通過して、積層した固体電解質型燃料電池101に分配される。 そして、図16に示すように、固体電解質型燃料電池101を通過した発電済みガスgbは、熱容量の大きい中心部分に形成された排気流路Bによって固体電解質型燃料電池101の外に排出され、これが発電時の流路である。

    これに対し、高温ガスが固体電解質型燃料電池を通過せずに、熱容量の大きい中心部分のみを通過して外部に排気するような短絡流路を形成すると、中心部分のみを選択して加熱し得るようになる。

    そこで、本発明において、ガス流路から固体電解質型燃料電池の各空間に供給すべき高温ガスの大半をそのまま排出する短絡流路と、この短絡流路を閉じてガス流路から固体電解質型燃料電池の各空間に高温ガスを供給する状態に戻す流路変更手段を備えている構成を採用して、起動時には、固体電解質型燃料電池のガス流路近辺に位置する熱容量の大きい部分のみを加熱することとした。

    この構成を用いると、高温となる部分に複雑な可動部などを設置する必要がなく、ガスの流入部分、すなわち、加熱部分を簡単に変更し得ることとなる。

    この場合、短絡流路から排出した高温ガスをガス流路にもどして循環させる循環流路を設けて、高温ガスを循環できるようにすれば、排ガス量を低減して、効率よく中心部のみを昇温し得ることとなる。

    また、固体電解質型燃料電池と上記短絡流路とに流れる高温ガスの比率は、固体電解質型燃料電池への流路と短絡流路との各抵抗の大きさによって決まる。 固体電解質型燃料電池へのガス供給口は、その開口面積がガス流路に比べて小さいうえ、固体電解質型燃料電池の内部空間にはメッシュ状や発泡体の集電体が挿入されているため、流路抵抗が大きい。 したがって、短絡流路の流路抵抗が固体電解質型燃料電池への流路抵抗より小さくなれば、短絡流路の流れが支配的となり、結果として、中心部分のみが加熱される。

    この短絡流路へ流れるガス流、すなわち、排気側の流路変更手段としてのバルブの開度は、時間又は固体電解質型燃料電池の温度によって切り替えることが望ましく、本発明において、固体電解質型燃料電池内の少なくとも1箇所に配置した温度センサと、この温度センサで検知した温度に基づいて流路変更手段を作動させて短絡流路を通して排出する高温ガスの流量を調節する制御部を備えている構成を採用することができる。

    例えば、温度センサとしての熱電対を熱容量の大きい部分(中心部分)と小さい部分(外周部分)との2箇所に固定し、それぞれの箇所の温度をモニタする。 中心部分の温度が一定温度以上になった段階で排気側のバルブを閉じれば、ガスの行き場がなくなって、固体電解質型燃料電池内へ流入する。 その結果、中心部分の加熱に連続して外周部分の加熱が可能となる、すなわち、全体の急速な加熱が可能となり、また、昇温時の温度分布が均一になる。

    したがって、外周部分の昇温レートは、排気側のバルブの開度により調整が可能ということになる。 中心部分の昇温レートに関しても、中心のガス流路に流れる高温ガスの流速が過剰に速いと、熱交換がされにくくレートが低くなるので、中心部分の加熱の際も、昇温速度の調整のために、排気側のガス流量の調整を必要とする場合がある。

    このとき、固体電解質型燃料電池への流路と短絡流路との各抵抗に差がないと、固体電解質型燃料電池への高温ガスの流入量が多くなり、中心部分を選択的に加熱することが不可能になる。 このようなスタック構造体の場合は、ガス流路と固体電解質型燃料電池の空間とを連通するガス供給口を開閉するシャッターなどの開閉手段を設けることが望ましく、この構成を用いることにより、流路の抵抗差がない場合でも、加熱部分を変更し得ることとなる。

    例えば、中心のガス流路の路壁面に密着する金属製円筒を用意し、この金属製円筒にガス供給口に合わせた位置に孔を設けて、円筒を昇降又は回転させることにより、ガス供給口の開閉を行うことができる。

    また、ガス供給口の近傍又はガス供給口内部に熱膨張係数の異なる材料を積層して成る小片の一端を接合し、中心部分が加熱された段階において、小片の熱膨張差による変形でガス供給口を開放するように成せば、上記と同様のシャッター機能を得ることが可能である。 具体的には、50μm厚程度の耐熱ステンレスにアルミナなどのセラミック材料を10μm程度成膜すると、温度上昇に伴って熱膨張差による熱変形を起こす。 セラミックの成膜には、スパッタ法やCVD法や溶射法AD法を用いることが望ましい。

    なお、ガス流路の路壁面にザグリなどの凹凸を形成して受熱面積を大きくする構成を合わせて採用することができ、この場合には、受熱面積の拡大とともに乱流が発生し易くなり、したがって、高温ガスのガス流路の路壁面での滞留時間が長くなって、熱交換しやすくなる。 特に、スタック構造体の上下に設置されるフランジも熱容量が大きいことから、この近辺のガス流路の路壁面に凹凸を形成することが望ましい。

    また、本発明において、燃料ガスと空気ガスとを燃焼器に入れて燃焼させることにより熱を生じさせ、これを熱媒として熱交換器でガス流路に流すガスを加熱して、スタック構造体昇温用の高温ガスとする構成、すなわち、燃料ガスを燃焼させる燃焼器と、この燃焼器で生じた燃焼熱でガス流路に流すガスを加熱して高温ガスとする熱交換器を備えている構成を採用することができる。

    この構成を採用した場合には、燃料ガス以外のガスや電気を使用せずに高温のガスが得られる。 この際、加熱用のガスは、酸化剤ガス及び燃料ガスのどちらでもよく、固体電解質型燃料電池の内部が燃料極であり、還元性のガスを流入させて昇温したい場合に適当である。

    さらに、本発明において、燃焼器で発生した高温の燃焼排ガスをそのまま加熱用のガスとして使用することができる、すなわち、燃料ガスを燃焼させて生じた高温の燃焼排ガスをガス流路に流す燃焼器を備えている構成とすることができ、電気や燃料ガス以外のガスを使用せずに、高温のガスが得られる。 ただし、固体電解質型燃料電池の内部に酸化ガスが流入することになるので、内部が燃料極の場合は、燃料極や集電体やセパレータ内部のコーティングなどの酸化に注意する必要がある。

    さらにまた、本発明において、ガス流路に結合するガス配管に設置してガス流路に流すガスを加熱する電気的加熱機構を備えている構成とすることができ、具体的には、ガス流路に結合するガス配管の外側に抵抗線又は電気ヒーターを巻くことで高温ガスを得る。 この場合も、加熱用のガスは、酸化剤ガス及び燃料ガスのどちらでもよく、固体電解質型燃料電池の内部が燃料極であり、還元性のガスを流入させて昇温したい場合に適当である。

    さらにまた、本発明の燃料電池スタック構造体において、中心部分を加熱した後、流路の変更により固体電解質型燃料電池を加熱することも可能であるが、固体電解質型燃料電池の熱容量が小さい場合には、中心部分からの熱伝導によって中心部分に追従して昇温させることができる。

    すなわち、固体電解質型燃料電池のガス流路近辺に位置する熱容量の大きい部分以外の領域を200μm以下の金属薄板形成することで、固体電解質型燃料電池のガス流路から離れた部分を熱伝導により加熱可能とした構成を採用することができ、この場合には、シャッターなどの機能部品を必要とせずに、燃料電池スタック構造体の加熱が可能であり、中心部分の温度変化に追従してガス流路の切り替え動作などを必要としないので、高速に昇温させ得ることとなる。

    さらにまた、本発明の燃料電池スタック構造体において、固体電解質型燃料電池のセパレータ及びこれを貫通するガス流路をNi又はFeを主成分とし且つCrを含有する耐熱合金材料により形成した構成とすることができ、この構成を採用すると、固体電解質型燃料電池の長期耐久性を確保し得ることとなる。

    材料としては、動作温度が400℃以上の高い単セルを搭載した固体電解質型燃料電池では、SUS316LやSUS430、ZMG、FeCrWなどのFe−Cr系の合金を用いることがのぞましい。 インコネルなどのNi系合金も利用可能だが、セパレータに固定する単セルの材料との熱膨張係数のミスマッチが少なくなるような材料を選ぶ必要がある。

    さらにまた、本発明の燃料電池スタック構造体において、固体電解質型燃料電池の熱容量の小さい部分での板厚の増加は、重量や熱容量の増加につながるころから、なるべく薄いことが望ましい。 しかし、薄すぎると強度が低下して、セルの保持に支障をきたすことから、固体電解質型燃料電池の熱容量の小さい部分を厚さ0.05〜0.5mmの圧延薄板で形成した構成とすることが望ましい。

    このような構成とすることで、昇温速度を高くすることが可能であり、加熱された中心部分からの熱伝達がよく、中心部分の温度変化に追従した昇温も可能であり、軽量化をも実現可能で車載用に適当である。

    さらにまた、本発明の燃料電池スタック構造体において、固体電解質型燃料電池の熱容量の小さい部分に固体酸化物型の単セルを搭載した構成とすることができ、この場合には、起動及び停止時の熱衝撃に強く、構造耐久性も高いことから、車載にふさわしいものとなる。

    なお、単セルは電極支持型でも電解質支持型でも構わない。 単セルの形状は、セパレータの熱容量の小さい部分に入る寸法であれば不問である。 金属製のセパレータであるため、動作温度は700℃以下が望ましい。

    以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。

    図1〜図5は、本発明の燃料電池スタック構造体の一実施例を示しており、図1に示すように、この燃料電池スタック構造体1は、10枚の固体電解質型燃料電池10を積層して成っている。 重なり合う固体電解質型燃料電池10同士は、アルミナが主成分のセラミック接着剤によって接合してあって、この際、両者間のガスシール及び絶縁性も確保しており、この燃料電池スタック構造体1では、固体電解質型燃料電池10の内部に燃料ガスを導入し、固体電解質型燃料電池10の外部に空気ガスを流すことにより発電するようになっている。

    固体電解質型燃料電池10は、図2に示すように、複数個の単セル11と、円形の金属薄板状を成し且つ中心部分にガス導入孔12a及びガス排出孔12bを有すると共に上記単セル11を取付けた一方のセパレータ12と、この一方のセパレータ12と同じく円形の金属薄板状を成し且つ中心部分にガス導入孔13a及びガス排出孔13bを有する他方のセパレータ13を備えており、両セパレータ12,13は、互いに対向した状態で各々の周縁部同士を接合するようにしてある。

    この場合、両セパレータ12,13の各中央部分には、両セパレータ12,13間に形成される空間S内に対するガス供給及びガス排出を行う中央流路部品14が設けてあり、この中央流路部品14は、一方のセパレータ12のガス排出孔12bと連通するガス排出口15bを有するガス排出部15及び他方のセパレータ13のガス導入孔13aと連通するガス導入口16aを有するガス導入部16同士を接合して成っている。

    この実施例において、円形の金属薄板状を成すセパレータ12,13には、外径120mm、肉厚が0.1mmのSUS430を用い、この圧延板にプレス加工を行ってダイヤフラム状に形成した。 また、中央流路部品14のガス排出部15及びガス導入部16にもSUS430を用い、エッチング又はMIMによりガス排出口15bガス導入口16aを形成した。 これらのガス排出部15及びガス導入部16は、いずれも拡散接合によってセパレータ12,13に接合した。 さらに、単セル11は、一方の電極を外部に露出させた状態で一方のセパレータ12に固定してある。

    この燃料電池スタック構造体1において、図3及び図4に示すように、固体電解質型燃料電池10を積層することで中心に形成されるガス流路2の上端には、フランジ3Uを介して供給側ガス配管4が接続してあり、一方、ガス流路2の下端には、排出ガスの流量を制御する流路変更手段としての排気バルブ21を具備した短絡流路22がフランジ3Lを介して接続してある。

    この短絡流路22は、燃料電池スタック構造体1の起動時において、排気バルブ21を開くことで(図3に示す状態とすることで)ガス流路2から固体電解質型燃料電池10の各空間Sに供給すべき高温ガスGの大半をそのまま排出して、固体電解質型燃料電池10のガス流路2の近辺に位置する熱容量の大きい部分のみを加熱するようにしている。

    そして、燃料電池スタック構造体1では、固体電解質型燃料電池10のガス流路2の近辺に位置する熱容量の大きい部分を昇温させた後、上記排気バルブ21を閉じることで(図4に示す状態とすることで)高温ガスGを固体電解質型燃料電池10の各空間Sに供給するようにしており、これにより、熱容量の小さい部分を昇温させて発電可能な状態にするようにしている。

    また、この燃料電池スタック構造体1は、図5に示すように、燃料ガスを燃焼させる燃焼器23と、この燃焼器23で生じた燃焼熱で供給側ガス配管4を介してガス流路2に流す燃料ガスを加熱して高温ガスとする熱交換器24を備えており、この実施例では、短絡流路22から排出した高温ガスも循環流路25を介して熱交換器24に戻し、再加熱して利用するようにしている。

    さらに、この燃料電池スタック構造体1では、図3の拡大円内に示すように、熱容量が大きいフランジ3L近辺のガス流路2の路壁面2aに鋸刃状の凹凸26を形成することで受熱面積を大きくするようにしている。 つまり、受熱面積の拡大とともに乱流を生じ易くして、高温ガスのガス流路2の路壁面2aでの滞留時間を長くするように成すことにより、熱交換を行い易くしている。

    上記した燃料電池スタック構造体1では、ガス流路2の下端に、排出ガスの流量を制御する流路変更手段としての排気バルブ21を具備した短絡流路22を接続しているので、上記したごとく排気バルブ21を動作させて排気ガスの流量制御行えば、起動時において、選択的に熱容量の大きい部分の昇温速度を向上させることができ、その結果、熱容量の大きい部分と小さい部分との温度差による応力集中の発生を抑えることが可能であり、加えて、ガス流路を流れるガスの温度低下を阻止し得ることとなる。

    また、排気バルブ21の開閉動作で、熱容量の大きい部分の選択的な加熱を行い得るので、したがって、高温となる部分に複雑な可動部などを設置することなく、加熱部分を簡単に変更し得ることとなる。

    さらに、上記した燃料電池スタック構造体1では、短絡流路22から排出した高温ガスを熱交換器24に戻して循環させる循環流路25を設けているので、排ガス量を低減して効率よく中心部分のみを昇温し得ることとなる。

    さらにまた、上記した燃料電池スタック構造体1では、燃料ガスを燃焼させる燃焼器23で生じた燃焼熱でガス流路2に流すガスを加熱して高温ガスとする熱交換器24を備えた構成としているので、燃料ガス以外のガスや電気を使用せずに高温のガスが得られることとなる。 この際、加熱用のガスは、酸化剤ガス及び燃料ガスのどちらでもよく、固体電解質型燃料電池10の内部が燃料極であり、還元性のガスを流入させて昇温したい場合に適当である。

    上記燃料電池スタック構造体1では、燃料ガスを燃焼させる燃焼器23と、この燃焼器23で生じた燃焼熱でガス流路2に流すガスを加熱して高温ガスとする熱交換器24を備えた構成を採用しているが、加熱用ガスの他の生成手段として、図6に示すように、燃料ガスを燃焼させて生じた高温の燃焼排ガスをガス流路2に流す燃焼器23Aを備えた構成や、図7に示すように、ガス流路2に接続するガス配管4の外側に抵抗線や電気ヒーターなどの電気的加熱機構27を設けた構成を適宜採用することができる。

    前者の構成を用いると、燃焼器23Aで発生した高温の燃焼排ガスをそのまま加熱用のガスとして使用することになるので、電気や燃料ガス以外のガスを用いずに高温のガスが得られる。 ただし、固体電解質型燃料電池10の内部に酸化ガスが流入することになるので、内部が燃料極の場合は、燃料極や集電体やセパレータ内部のコーティングなどの酸化に注意する必要がある。

    一方、後者の構成を用いると、加熱用のガスは、酸化剤ガス及び燃料ガスのどちらでもよいこととなり、固体電解質型燃料電池10の内部が燃料極であり、還元性のガスを流入させて昇温したい場合に適当である。

    図8は、本発明の燃料電池スタック構造体の他の実施例を示しており、図8に示すように、この燃料電池スタック構造体31が、先の実施例における燃料電池スタック構造体31と相違するところは、固体電解質型燃料電池10内の熱容量の大きい中心部分10aと小さい外周部分10bとの2箇所に配置した温度センサとしての熱電対32と、この熱電対32と接続したモニタ33と、このモニタ33で表示される熱電対32で検知した温度データに基づいてバルブ21を作動させて短絡流路21を通して排出する高温ガスGの流量を調節するバルブコントローラ(制御部)34を設けた点にあり、他の構成は先の実施例における燃料電池スタック構造体31と同じである。

    この燃料電池スタック構造体31では、モニタ33で表示される中心部分10aの温度が一定温度以上になった段階において、バルブコントローラ34を操作して排気側のバルブ21を閉じれば、高温ガスGの行き場がなくなって、固体電解質型燃料電池10内へ流入する。 その結果、中心部分10aの加熱に連続して外周部分10bの加熱が可能となる、すなわち、全体の急速な加熱が可能となり、また、昇温時の温度分布が均一になる。

    したがって、外周部分10bの昇温レートは、排気側のバルブ21の開度により調整が可能ということになる。 中心部分10aの昇温レートに関しても、中心のガス流路2に流れる高温ガスGの流速が過剰に速いと、熱交換がされにくくレートが低くなるので、中心部分10aの加熱の際にも、昇温速度の調整のために、排気側のガス流量の調整を必要とする場合がある。

    図9及び図10は、本発明の燃料電池スタック構造体のさらに他の実施例を示している。 図9及び図10に示すように、この燃料電池スタック構造体41は、固体電解質型燃料電池10への流路と短絡流路22との各抵抗に差がない場合、言い換えれば、固体電解質型燃料電池10への高温ガスGの流入量が多くなって、中心部分10aを選択的に加熱することが不可能になる場合に用いるのに好適な構成を成している。

    すなわち、この燃料電池スタック構造体41では、中心のガス流路2の路壁面2aに密着する金属製円筒42を設け、この金属製円筒42に複数の固体電解質型燃料電池10の各ガス導入口16aに合わせた位置に孔42aを設けて昇降又は回転させることにより、ガス導入口16aの開閉を行うようにしており、このような構成とすることで、流路の抵抗差がない場合でも、加熱部分を変更し得ることとなる。

    図11は、上記した燃料電池スタック構造体41の変形例を示しており、この実施例では、ガス導入口16aの近傍に熱膨張係数の異なる材料を積層して成る小片43の一端を接合し、中心部分10aが加熱された段階において、小片43の熱膨張差による変形でガス導入口16aを開放するようにしている。 このように成せば、上記した金属製円筒42を備えた燃料電池スタック構造体41と同様のシャッター機能を得ることが可能である。 具体的には、50μm厚程度の耐熱ステンレスにアルミナなどのセラミック材料を10μm程度成膜すると、温度上昇に伴って熱膨張差による熱変形を起こす。 セラミックの成膜には、スパッタ法やCVD法や溶射法AD法を用いることが望ましい。

    図12は、本発明の燃料電池スタック構造体のさらに他の実施例を示している。 図12に示すように、この燃料電池スタック構造体51では、固体電解質型燃料電池10の中心部分10aに上下方向の貫通孔14aを形成して、この貫通孔14aにヒーター線(発熱体)52を挿入するようにしている。

    この燃料電池スタック構造体51では、ヒーター線52に電源を供給すると、中心部分10aが加熱されて昇温速度が上がることとなる。 ヒーター線52には、Ni−Crなどの一般的なヒーター線を利用することが可能である。 この構成とすると、上述した循環流路25などを設置する必要がなく、システムの単純化が図られることとなる。 なお、ヒーター線の数や発熱量は、昇温に関わる消費電力を考慮して決定する。

    そこで、上記した燃料電池スタック構造体1,31,41,51の起動時における中心部分及び外周部分の温度変化と、従来の燃料電池スタック構造体の起動時において外部にヒーターを設置して加熱した際の中心部分及び外周部分の温度変化とを測定したところ、以下の結果を得た。

    図14に示すように、外部にヒーターを置いた場合には、中心部分の熱容量が大きく、また、ヒーターの輻射熱が直接当たりにくいことから、昇温中の中心部分及び外周部分の温度差が大きくなっているのに対して、図13に示すように、上記した燃料電池スタック構造体1,31,41,51の場合は、熱容量が大きい中心部分を優先して加熱するので、中心部分は迅速に昇温し、熱容量が小さい外周部分は熱伝導で中心部分に追従して昇温しており、昇温中の中心部分及び外周部分の温度差が小さくなっている。

    したがって、上記した燃料電池スタック構造体1,31,41,51では、起動時において、選択的に熱容量の大きい部分の昇温速度を向上させることで、熱容量の大きい部分と小さい部分との温度差を小さくすることが実証できた。

    本発明の燃料電池スタック構造体の一実施例を示す全体斜視説明図である。 (実施例1)

    図1の燃料電池スタック構造体を構成する固体電解質型燃料電池の分解斜視説明図である。 (実施例1)

    図1の燃料電池スタック構造体のバルブを開いた状態を示す図1のa−a線位置に基づく断面説明図である。 (実施例1)

    図1の燃料電池スタック構造体のバルブを閉じた状態を示す図1のa−a線位置に基づく断面説明図である。 (実施例1)

    図1の燃料電池スタック構造体に対する加熱ガスの流路を示す配管説明図である。 (実施例1)

    図1の燃料電池スタック構造体に対する加熱ガスの他の流路を示す配管説明図である。

    図1の燃料電池スタック構造体に対する加熱ガスのさらに他の流路を示す配管説明図である。

    本発明の燃料電池スタック構造体の他の実施例を示すバルブを閉じた状態における図1のa−a線相当位置に基づく断面説明図である。 (実施例2)

    本発明の燃料電池スタック構造体のさらに他の実施例を示す金属製円筒でガス導入口を閉じた状態における図1のa−a線相当位置に基づく断面説明図である。 (実施例3)

    図9の燃料電池スタック構造体のガス導入口を開いた状態における図1のa−a線相当位置に基づく断面説明図である。 (実施例3)

    本発明の燃料電池スタック構造体のさらに他の実施例を示す小片でガス導入口を閉じた状態における図1のa−a線相当位置に基づく断面説明図である。 (実施例4)

    本発明の燃料電池スタック構造体のさらに他の実施例を示す図1のc−c線相当位置に基づく断面説明図である。 (実施例5)

    本発明の燃料電池スタック構造体の起動時における中心部分及び外周部分の温度変化を示すグラフである。

    従来の燃料電池スタック構造体の起動時において外部にヒーターを設置して加熱した際の中心部分及び外周部分の温度変化を示すグラフである。

    優先的に加熱を行わない燃料電池スタック構造体の図1のa−a線相当位置に基づく断面説明図である。

    優先的に加熱を行わない燃料電池スタック構造体の図1のb−b線相当位置に基づく断面説明図である。

    符号の説明

    1,31,41,51 燃料電池スタック構造体 2 ガス流路 2a 路壁面 4 ガス配管 10 固体電解質型燃料電池 10a 熱容量の大きい中央部分 11 単セル 12 一方のセパレータ 13 他方のセパレータ 16a ガス導入口(ガス供給口)
    21 排気バルブ(流路変更手段)
    22 短絡流路 23,23A 燃焼器 24 熱交換器 25 循環流路 26 凹凸 27 ヒーター(電気的加熱機構)
    32 熱電対(温度センサ)
    34 バルブコントローラ(制御部)
    42 金属製円筒(開閉手段)
    43 小片(開閉手段)
    52 ヒーター線(発熱体)
    S 空間

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