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磁気スイッチを備える着用可能吸収衛生物

阅读:1045发布:2020-06-28

专利汇可以提供磁気スイッチを備える着用可能吸収衛生物专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且,下面是磁気スイッチを備える着用可能吸収衛生物专利的具体信息内容。

電子ユニットと、 電源と、 前記電子ユニットを前記電力源に動作可能に連結する磁気スイッチであって、前記磁気スイッチがオン状態にあるときに前記電力源が電力を前記電子ユニットに供給するように構成され、かつ、前記磁気スイッチがオフ状態にあるときに前記電力源が電力を前記電子ユニットに供給しないように構成された磁気スイッチと、を備え、 前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチが受ける磁場の変化により前記磁気スイッチが前記オフ状態から前記オン状態へと切り替わるように構成され、 前記磁場の変化は、 着用可能吸収衛生物品が包装に包装されている場合、前記着用可能吸収衛生物品の前記包装からの開梱、 前記着用可能吸収衛生物品の前記着用可能吸収衛生物品の折り畳み構成からの展開、 前記着用可能吸収衛生物品の適用、のいずれかにより引き起こされる着用可能吸収衛生物品。前記磁気スイッチはリードスイッチである請求項1に記載の着用可能吸収衛生物品。前記磁気スイッチは、スイッチング素子の前記磁気スイッチに対する移動により前記磁気スイッチが前記オフ状態から前記オン状態へと切り替わるように構成される請求項1または2に記載の着用可能吸収衛生物品。前記着用可能吸収衛生物品は、前記スイッチング素子をさらに備える請求項3に記載の着用可能吸収衛生物品。前記着用可能吸収衛生物品は、第1の領域と、第2の領域と、を備え、前記磁気スイッチが前記第1の領域に配置され、かつ、前記スイッチング素子が前記第2の領域に配置される、または、前記スイッチング素子が前記第1の領域に配置され、かつ、前記磁気スイッチが前記第2の領域に配置される請求項4に記載の着用可能吸収衛生物品。前記磁気スイッチは、前記着用可能吸収衛生物品の一部分の屈曲、伸長および圧縮のうちの少なくとも1つにより前記磁気スイッチが前記オフ状態から前記オン状態へと切り替わるように構成され、前記一部分は、前記着用可能吸収衛生物品の主要部分である請求項4または5に記載の着用可能吸収衛生物品。前記電子ユニットは、前記着用可能吸収衛生物品に存在する物理的環境を感知するための少なくとも1つのセンサを備え、前記少なくとも1つのセンサは、湿り気センサ、温度センサ、化学センサおよび生物学的センサのうちの少なくとも1つである請求項1〜6のいずれか1項に記載の着用可能吸収衛生物品。前記電子ユニットは送信機と受信機とのいずれか一方または両方を備える請求項1〜7のいずれか1項に記載の着用可能吸収衛生物品。使用中に着用者の方を向くように適合された液体浸透性の表層と、 前記表層と反対側の裏層と、 前記表層と前記裏層との間に位置する吸収性部材と、を備え、 前記電力源、前記磁気スイッチおよび前記電子ユニットの少なくとも一部分のうちの少なくとも1つ、好ましくは全てが前記表層と前記裏層との間に配置される請求項1〜8のいずれか1項に記載の着用可能吸収衛生物品。スイッチング素子は、磁石を備える請求項3〜9のいずれか1項に記載の着用可能吸収衛生物品。スイッチング素子は、強磁性物質、フェリ磁性物質、常磁性物質、反磁性物質または反強磁性物質を備え、 前記磁気スイッチに対して固定された磁石をさらに備える請求項3〜9のいずれか1項に記載の着用可能吸収衛生物品。請求項3〜11のいずれか1項に記載の着用可能吸収衛生物品と、 スイッチング素子と、を備えるシステム。前記スイッチング素子は前記着用可能吸収衛生物品の表面に解放可能に取り付けられ、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチを前記表面から取り外すことにより前記磁気スイッチが前記オフ状態から前記オン状態へと切り替わるように構成される請求項12に記載のシステム。前記スイッチング素子は前記着用可能吸収衛生物品の表面に取り付け可能であり、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチを前記表面に取り付けることにより前記磁気スイッチが前記オフ状態から前記オン状態へと切り替わるように構成される請求項12に記載のシステム。着用可能吸収衛生物品を使用する方法であって、 前記着用可能吸収衛生物品は、電子ユニットと、電力源と、磁気スイッチであって、前記磁気スイッチがオン状態にあるときに前記電力源が電力を前記電子ユニットに供給するように構成され、かつ、前記磁気スイッチがオフ状態にあるときに前記電力源が電力を前記電子ユニットに供給しないように構成された磁気スイッチとを備え、 前記方法は、前記着用可能吸収衛生物品を使用するステップを備え、前記使用するステップは、 前記着用可能吸収衛生物品が包装に包装されている場合、前記着用可能吸収衛生物品を前記包装から開梱するステップ、 前記着用可能吸収衛生物品を前記着用可能吸収衛生物品の折り畳み構成から展開するステップ、および 前記着用可能吸収衛生物品を適用するステップ のうちの少なくとも1つのステップを含み、 前記開梱するステップ、前記展開するステップ、および前記適用するステップの1つにおいて、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチが受ける磁場の変化に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと切り替えられる方法。

说明书全文

本発明は、着用可能吸収衛生物品に関し、詳細には、電子ユニットおよび電源を備える着用可能吸収衛生物品に関する。本発明は、着用可能吸収衛生物品を使用する方法にも関する。

典型的には、着用可能吸収衛生物品の状態を監視するためには、別体の外部の取付可能な記録ユニットが使用され得る。典型的には、着用可能吸収衛生物品は、記録ユニットとは別に販売および包装される。そのため、使用者は、着用可能吸収衛生物品を使用する前に、記録ユニットを着用可能吸収衛生物品に取り付けなければならない。記録ユニットは、典型的には、着用可能吸収衛生物品の外側面に取付可能である。さらに、記録ユニットは、かなりの大きさのものであり得る。

しかしながら、このようなシステムでは、システムの使用は典型的には、従来の着用可能吸収衛生物品を使用するために必要とされるステップに加えて、追加の複雑なステップを含む。

電子ユニットと、セルなどの電力源とは、着用可能吸収衛生物品に含まれ得る。電子ユニットは、湿り気など、着用可能吸収衛生物品の状態を監視し、任意選択的に送信するセンサを含み得る。このような電子ユニットは、湿り気センサ、送信機および受信機のうち少なくとも1つを含み得る。電子ユニットは、電力源によって電力を供給され得る。このような構成であれば、電力源は、着用可能吸収衛生物品の製造/包装後、電子ユニットに電力供給を開始することができる。したがって、電力源は、製造/包装の完了から使用する直前までの期間中、電子ユニットに電力供給することになる。この期間中、着用可能吸収衛生物品および電子ユニットは使用されておらず、そのため、電力源のエネルギーは無駄遣いされている。その後、着用可能吸収衛生物品を使用するとき、電力源の容量の大部分は既に消耗されている。そのため、電子ユニットは、電力源によって電力供給されることができる限られた期間を有し得る。着用可能吸収衛生物品が使用されていない期間は、かなり変化する可能性があり、数か月から数年まで及んでいることがある。この期間中、着用可能吸収衛生物品は、長い期間輸送および保管される。電力源の大きさに依存するが、最終的に着用可能吸収衛生物品を使用するとき、電力源は、電力源に残存するいかなる貯蔵されたエネルギーを有しないことがあり得る。

このような着用可能吸収衛生物品の使用者は、多くの着用可能吸収衛生物品を長い期間にわたって使用せざるを得ないことがある。したがって、着用可能吸収衛生物品の使用は、いかなる複雑なステップを伴わないことが望ましい。

使い捨てセルおよび半導体チップなどの低価格で、環境に優しく、薄型の使い捨て電力源の最近の発展により、着用可能吸収衛生物品には、セルおよび/または着用可能吸収衛生物品の2つの層の間に配置される電子ユニットの少なくとも一部を設けることができる。このような着用可能吸収衛生物品であれば、電力源および/または電力ユニットへのアクセスが制限されるまたは可能でないように、電力源および/または電子ユニットの少なくとも一部を、着用可能吸収衛生物品内に統合することができる。

上記のことに鑑みて、使い勝手(convenient-to-use)が改善された着用可能吸収衛生物品であって、電子ユニットは着用可能吸収衛生物品が使用時にある場合により長い期間電力を供給され得る着用可能吸収衛生物品に対する要求がある。着用可能吸収衛生物品を使用する改善された方法に対する要求もある。

したがって、使い勝手が改善された着用可能吸収衛生物品であって、電子ユニットは着用可能吸収衛生物品が使用時にある場合により長い期間電力を供給され得る着用可能吸収衛生物品を提供することが、本発明の目的である。着用可能吸収衛生物品を使用する改善された方法を提供することも、本発明の目的である。

これらの目的は、請求項1の技術的特徴を伴う物品と、請求項23の技術的特徴を伴うシステムと、請求項26の方法とによって達成される。

好ましい実施形態が従属請求項に列挙される。

第1の態様によれば、着用可能吸収衛生物品が提供される。着用可能吸収衛生物品は、電子ユニットと、電力源と、磁気スイッチと、を備える。前記磁気スイッチは、前記電子ユニットを前記電力源に動作可能に連結する。前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチがオン状態にあるときに前記電力源が電力を前記電子ユニットに供給するように構成され、かつ、前記磁気スイッチがオフ状態にあるときに前記電力源が電力を前記電子ユニットに供給しないように構成される。前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチが受ける磁場の変化により前記磁気スイッチが前記オフ状態から前記オン状態へと切り替わるように構成される。

この開示を通じて、「着用可能吸収衛生物品」という用語は、使用者によって着用され、使用者によって出される特定の物質を吸収できる任意の物品として解釈されるものである。着用可能吸収衛生物品には、パンツ型おむつ、繰り返し留め付け可能なおむつ、再使用可能なおむつ、および他の種類のおむつがある。

例えば、着用可能吸収衛生物品は、液体浸透性の表層であって、使用中に着用者の方を向くように適合され、尿または他の体液などの流体を通過させることが可能なように適合された表層と、液体不浸透性の裏層であって、着用者から離れる方を向くように適合され、流体が通過するのを防止するように適合された裏層と、表層と裏層との間に位置する吸収性部材とを含み得る。

「電子ユニット」という用語は、電子構成部品を含み、その意図される機能を実施するために電力を必要とする任意のユニットのことを言う。

「磁気スイッチ」という用語は、スイッチが受ける磁場に応じて特定の状態になるように構成される任意のスイッチのことを言う。磁気スイッチは、磁気スイッチが受ける磁場が変化するとき、状態同士の間で切り替わることができる。状態同士の間で磁場スイッチを切り替えるために必要とされる磁場の特定の変化は、磁気スイッチの特定の構成に応じてあらかじめ決定され得る。

「電力源」という用語は、ある期間にわたってエネルギーを貯蔵することができる任意の装置のことを言う。電力源は電力を供給することができる。

磁気スイッチがオン状態にあるときに、電子ユニットがその意図される機能を実施できるように電力源は電力を電子ユニットに供給する。磁気スイッチがオフ状態にあるときに、電子ユニットがその意図される機能を実施できないように電力源は電力を電子ユニットに供給しない。磁気スイッチがオフ状態にあるときに、電力源はその貯蔵されたエネルギーをほとんど維持する。

磁気スイッチが受ける磁場の変化により磁気スイッチがオフ状態からオン状態へと切り替わる。磁場スイッチを切り替えるために必要とされる磁場スイッチが受ける磁場の変化は、磁場スイッチが受ける磁場の所定の変化または一組の所定の変化であり得る。任意選択的には、磁場スイッチは磁気スイッチがオン状態からオフ状態へと切り替えられないように永久に切り替わるように構成される。さもなければ、任意選択的には、磁気スイッチが受ける磁場の別の変化により磁気スイッチがオン状態からオフ状態へと切り替わる場合がある。

典型的には、着用可能吸収衛生物品の使用中、物品は使用者によって処理および操作される。このような構成であれば、この操作中、磁気スイッチが受ける磁場の変化が生じることができ、それによって磁気スイッチをオフ状態からオン状態へと切り替えさせる。

よって、このような構成であれば、使い勝手の良い着用可能吸収衛生物品であって、電子ユニットは、着用可能吸収衛生物品が使用時にある場合により長い期間電力を供給され得る着用可能吸収衛生物品を提供することができる。

一実施形態では、前記磁気スイッチはリードスイッチである。

このような構成であれば、磁気スイッチは、磁気スイッチが実質的な不快感を使用者にもたらさないように着用可能吸収衛生物品に埋め込まれることができる。また、このような構成であれば、磁気スイッチは、使用者によって出される任意の物質から封止される。

一実施形態では、前記磁気スイッチは、スイッチング素子の前記磁気スイッチに対する移動により前記磁気スイッチが前記オフ状態から前記オン状態へと切り替わるように構成される。

「スイッチング素子(switching element)」との用語は、磁場を生成/変化させる能力がある任意の装置/材料のことを言う。

スイッチング素子は、磁気スイッチをオフ状態からオン状態へと切り替えるのに適した素子である。

スイッチング素子の移動は、磁気スイッチが受ける磁場の変化をもたらす。

例えば、スイッチング素子はそれ自身の磁場を作り出すことができ、そのため、スイッチング素子の移動は磁気スイッチが受ける磁場の変化をもたらすことができる。

例えば、スイッチング素子は存在する磁場を変化することができ、そのため、スイッチング素子の移動は磁気スイッチが受ける磁場の変化をもたらすことができる。

「スイッチング素子の磁気スイッチに対する移動」との用語は、「スイッチング素子と磁気スイッチとの間の相対移動」のことをいう。

スイッチング素子の磁気スイッチに対する移動により磁気スイッチがオフ状態からオン状態へと切り替わる。磁場スイッチを切り替えるために必要とされるスイッチング素子の磁気スイッチに対する移動は、所定の移動または一組の所定の移動であり得る。任意選択的には、磁場スイッチは磁気スイッチがオン状態からオフ状態へと切り替えられないように永久に切り替わるように構成される。さもなければ、任意選択的には、当該スイッチング素子の磁気スイッチに対する別の移動、または別のスイッチング素子の磁気スイッチに対する移動により磁気スイッチがオン状態からオフ状態へと切り替わることができる。

典型的には、着用可能吸収衛生物品の使用中、物品は使用者によって処理および操作される。このような構成であれば、この操作中、スイッチング素子を磁気スイッチに対して移動させることができ、それによって磁気スイッチをオフ状態からオン状態へと切り替えさせる。

一実施形態では、前記着用可能吸収衛生物品は、前記スイッチング素子をさらに備える。

典型的には、着用可能吸収衛生物品の使用中、物品は包装から開梱され、および/または、折り畳み構成から展開され、および/または、使用者に適用される。前述の構成であれば、開梱する/展開する/適用するステップにおいて、スイッチング素子は磁気スイッチに対して移動させることができ、それによって磁気スイッチをオフ状態からオン状態へと切り替えさせる。

理想的には、電子ユニットを伴う着用可能吸収衛生物品の使用は、典型的な着用可能吸収衛生物品の使用と同じステップを伴うべきである。電子ユニットを伴う着用可能吸収衛生物品を使用する上での何らかの追加的なステップは、製品を使用する利便性を損なう可能性がある。この構成であれば、何らかの追加的なステップを使用者から必要とすることなしに、開梱する/展開する/適用するステップのうちの1つにおいて電子ユニットに自動的に電力供給を開始することができる。

よって、このような構成であれば、使い勝手の良い着用可能吸収衛生物品であって、電子ユニットは、着用可能吸収衛生物品が使用時にある場合により長い期間電力を供給され得る着用可能吸収衛生物品を提供することができる。

一実施形態では、前記着用可能吸収衛生物品は、第1の領域と、第2の領域と、を備える。前記磁気素子が前記第2の領域に配置される、または前記スイッチング素子が前記第1の領域に配置され、かつ、前記磁気スイッチが前記第2の領域に配置される。

第1の領域と第2の領域とのいずれか一方または両方は、着用可能吸収衛生物品のパネル領域であり得る。

この開示を通じて、「パネル領域」という用語は、着用可能吸収衛生物品のパネルの領域を言う。このような「パネル領域」は、着用可能吸収衛生物品の様々な層の対応する領域を含むパネルの全体領域を言う。

このような構成であれば、第1の領域の第2の領域に対する移動は、磁気スイッチをオフ状態からオン状態へと切り換えさせることができる。第1の領域の第2の領域に対する移動は、典型的に着用可能吸収衛生物品の開梱/展開/適用の間に生じる。したがって、このような構成であれば、電子ユニットに電力供給を開始するために余分なステップが必要とされない。よって、このような構成であれば、磁気スイッチは、着用可能吸収衛生物品の開梱/展開/適用の間にオフ状態からオン状態へと自動的に切り替わることになる。

一実施形態では、前記着用可能吸収衛生物品は、主要部分を備える。前記第1の領域は前記主要部分の一領域である。前記第2の領域は前記主要部分の別の領域である。

このような構成であれば、主要部分における一領域の主要部分における別の領域に対する移動は、磁気スイッチをオフ状態からオン状態へと切り換えさせることができる。着用可能吸収衛生物品の開梱/展開/適用の間に、主要部分における一領域の主要部分における別の領域に対する移動は典型的に生じる。したがって、このような構成であれば、電子ユニットに電力供給を開始するために余分なステップが必要とされない。よって、このような構成であれば、磁気スイッチは、着用可能吸収衛生物品の開梱/展開/適用の間にオフ状態からオン状態へと自動的に切り替わることになる。さらに、典型的には、主要部分はパッドが最も多く入れられた領域であり、そのため、このような構成であれば、磁気スイッチおよびスイッチング素子は実質的な不快感を使用者にもたらすことができない。また、電子ユニットは典型的には主要な領域に設けられるので、磁気スイッチおよびスイッチング素子が電子ユニットの比較的近くに配置されて、このような構成は簡素な構成を可能にする。

一実施形態では、前記着用可能吸収衛生物品は、前記第1の領域と前記第2の領域とが少なくとも部分的に重なるように前記着用可能吸収衛生物品が折り畳まれる折り畳み構成にある。好ましくは、主要部分は折り畳まれる。

典型的には、折り畳み構成では、着用可能吸収衛生物品の少なくとも2つの領域は重なることになる。したがって、このような構成であれば、着用可能吸収衛生物品を展開するステップであって、着用可能吸収衛生物品の適用において必須のステップであり得る展開するステップの結果、磁気スイッチはオフ状態からオン状態へと自動的に切り替わることになる。このことは、信頼できる切り替え(switching)を提供する。

一実施形態では、前記着用可能吸収衛生物品は、収縮構成であって、前記第1の領域と前記第2の領域とが前記着用可能吸収衛生物品の拡張構成時と比べて互いにより近接するように前記主要部分が収縮される収縮構成にある。

収縮構成では、主要部分は、主要部分の長さに沿って収縮され得る。収縮した主要部分を拡張することが着用可能吸収衛生物品の適用において必須のステップであり得るため、磁気スイッチはオフ状態からオン状態へと自動的に切り替わることになる。このことは、信頼できる切り替えを提供する。

一実施形態では、前記第1の領域と前記第2の領域とは互いに解放可能に取付可能である。

このような構成であれば、第1の領域を第2の領域に取り付けることで、磁気スイッチをオフ状態からオン状態へと切り替えさせることができる。一領域の別の領域への取り付けは、典型的には、着用可能吸収衛生物品の適用中に生じる。したがって、このような構成であれば、電子ユニットへの電力供給を開始するために余分なステップが必要とされない。よって、このような構成であれば、磁気スイッチは、着用可能吸収衛生物品の適用中に、オフ状態からオン状態へと自動的に切り替わることになる。さらに、第1の領域を第2の領域に取り付けることは着用可能吸収衛生物品の適用において必須のステップであり得るため、磁気スイッチはオフ状態からオン状態へと自動的に切り替わることになる。このことは、信頼できる切り替えを提供する。

一実施形態では、前記磁気スイッチは、前記第1の領域と前記第2の領域とを互いに取り付けることにより前記磁気スイッチが前記オフ状態から前記オン状態へと切り替わるように構成される。

一実施形態では、前記第1の領域および前記第2の領域の少なくとも一方はサイドフラップまたはベルトフラップである。

一実施形態では、前記第1の領域は前記着用可能吸収衛生物品の主要部分であり、前記第2の領域は前記着用可能吸収衛生物品の側方部分である。

典型的には、着用可能吸収衛生物品の開梱/展開/適用の間に、着用可能吸収衛生物品の側方部分および主要部分は最大級の相対移動を受ける。したがって、このような構成であれば、磁気スイッチは磁場の大きな変化を受けることができる。よって、このような構成であれば、より信頼できる切り替えが可能であり得る。

一実施形態では、前記着用可能吸収衛生物品は、前記主要部分と前記側方部分とが少なくとも部分的に重なるように前記着用可能吸収衛生物品が折り畳まれる折り畳み構成にある。

このような構成であれば、着用可能吸収衛生物品を着用者に適用することを可能にするため、展開する間、使用者が着用可能吸収衛生物品の側方部分と着用可能吸収衛生物品の主要部分との間の相対移動をもたらさなければならないことが保証される。したがって、このことは信頼できる切り替えを提供し得る。

一実施形態では、前記磁気スイッチは、前記着用可能吸収衛生物品の一部分の屈曲、伸長および圧縮のうちの少なくとも1つにより前記磁気スイッチが前記オフ状態から前記オン状態へと切り替わるように構成される。前記一部分は、好ましくは前記着用可能吸収衛生物品の主要部分である。

このような構成であれば、前記着用可能吸収衛生物品の一部分の屈曲、伸長および圧縮のうちの少なくとも1つが、典型的に着用可能吸収衛生物品の開梱/展開/適用の間に生じるので、信頼できる切り替えを保証することが可能であり得る。

一実施形態では、前記電子ユニットは、前記着用可能吸収衛生物品に存在する物理的環境を感知するための少なくとも1つのセンサを備える。前記少なくとも1つのセンサは、好ましくは湿り気センサ、温度センサ、化学センサおよび生物学的センサのうちの少なくとも1つである。

湿り気センサは、液体の存在とレベルとのいずれか一方または両方を検出するように構成され得る。温度センサは、存在する温度を検出するように構成され得る。化学センサは、1つまたは複数の化学物質を検出するように構成され得る。生物学的センサは、尿に存在するバクテリアなどの生物学的物質を検出するように構成され得る。

一実施形態では、前記電子ユニットは送信機と受信機とのいずれか一方または両方を備える。

一実施形態では、前記電力源はセルである。前記電力源は、好ましくはペーパーセルである。

このような構成であれば、電力源は、使用者にもたらされる不快感を減らすことができる薄型に形成し得る。

一実施形態では、液体浸透性の表層と、裏層と、吸収性部材と、を備える。前記液体浸透性の表層は、使用中に着用者の方を向くように適合される。前記裏層は、前記表層と反対側である。前記吸収性部材は、前記表層と前記裏層との間に位置する。前記電力源、前記磁気スイッチおよび前記電子ユニットの少なくとも一部分のうちの少なくとも1つ、好ましくは全てが前記表層と前記裏層との間に配置される。

任意のセンサ、そのようなセンサの部品、または、センサを電子ユニットの他の構成部品に接続する構成部品は、表層の着用者の方を向く側、または、裏層の外側の表面など、吸収物品の外側表面に配置され得ることが想定されている。例えば、ガスセンサなどの化学センサは、糞便の排出における事象の表示を提供するために裏層の外側表面に設けられてもよい。生物学的センサ、尿の中のバクテリアの存在を検出するためなどの生物学的センサ、表層の着用者の方を向く側に位置決めされてもよく、このようなセンサを電子ユニットの他の構成部品に接続する導電リード線が表層と裏層との間に配置され得る。また、湿り気センサが表層と裏層との間に配置されてもよく、このようなセンサを電子ユニットの他の構成部品に接続する導電リード線が裏層の外側表面に配置され得る。全部の電子ユニットが表層と裏層との間に配置されることも想定されている。

表層および裏層は、着用可能吸収衛生物品の唯一の層でなくてもよい。むしろ、さらなる層が表層と裏層との間に提供されてもよい。このようなさらなる層は、当業者に知られたものである。

吸収性部材は表層と裏層との間のいずれかの場所に位置し得る。

このような構成であれば、電力源、磁気スイッチ、および/または電子ユニットは実質的な不快感を使用者にもたらさない。さらに、検知能力が着用可能吸収衛生物品にすでに埋め込まれているため、別体の記録ユニットを着用可能吸収衛生物品に取り付けることは必要とされない。

一実施形態では、前記スイッチング素子は、少なくとも前記表層と前記裏層との間に配置される。

このような構成であれば、スイッチング素子を含有する別体の実体物は、磁気スイッチをオフ状態からオン状態へと切り替えることを必要としない。したがって、着用可能吸収衛生物品自体の操作は、磁気スイッチをオフ状態からオン状態へと切り換えさせることができる。

一実施形態では、前記スイッチング素子は、磁石を備える。

「磁石」という用語は、磁場を作り出す任意の装置/材料を言う。

一実施形態では、前記スイッチング素子は、強磁性物質を備える。一実施形態では、前記スイッチング素子は、フェリ磁性物質を備える。一実施形態では、前記スイッチング素子は、常磁性物質を備える。一実施形態では、前記スイッチング素子は、反磁性物質を備える。一実施形態では、前記スイッチング素子は、反強磁性物質を備える。

一実施形態では、前記着用可能吸収衛生物品は、前記磁気スイッチに対して固定された磁石をさらに備える。

第2の態様によれば、第1の態様による着用可能吸収衛生物品と、第1の態様によるスイッチング素子とを備えるシステムが提供される。

一実施形態では、前記スイッチング素子は前記着用可能吸収衛生物品の表面に解放可能に取り付けられる。前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチを前記表面から取り外すことにより前記磁気スイッチが前記オフ状態から前記オン状態へと切り替わるように構成される。

スイッチング素子は着用可能吸収衛生物品が包装されている包装内に設けられることができるので、着用可能吸収衛生物品を開梱することは磁気スイッチの切り替えをもたらすことができる。包装されている着用可能吸収衛生物品を開梱することは着用可能吸収衛生物品を適用するための必須のステップであり得るため、この構成は信頼できる切り替えを提供する。

一実施形態では、スイッチング素子はプルオフタブ(pull-off tab)に設けられている。

このような構成であれば、使い勝手の良いスイッチング機構が提供される。具体的に、使用者は、着用可能吸収衛生物品を使用するときプルオフタブを取り去るだけでよい。

一実施形態では、前記スイッチング素子は前記着用可能吸収衛生物品の表面に取り付け可能である。前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチを前記表面に取り付けることにより前記磁気スイッチが前記オフ状態から前記オン状態へと切り替わるように構成される。

このような構成であれば、スイッチング素子を備える実体物の取り付けは、着用可能吸収衛生物品を適用するための必須のステップであり得る。したがって、このことは信頼できる切り替えを提供し得る。

一実施形態では、スイッチング素子はタブ(tab)に設けられている。

このような構成であれば、使い勝手の良いスイッチング機構が提供される。具体的に、使用者は、着用可能吸収衛生物品を使用するときタブを取り付けるだけでよい。

第3の態様によれば、着用可能吸収衛生物品を使用する方法が提供される。着用可能吸収衛生物品は、電子ユニットと、電力源と、磁気スイッチと、を備える。前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチがオン状態にあるときに前記電力源が電力を前記電子ユニットに供給するように構成され、かつ、前記磁気スイッチがオフ状態にあるときに前記電力源が電力を前記電子ユニットに供給しないように構成される。前記方法は、前記着用可能吸収衛生物品を使用する前記ステップを備える。前記使用するステップにおいて、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチが受ける磁場の変化に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと切り替えられる。

着用可能吸収衛生物品を使用することは、着用可能吸収衛生物品の物理的状態の変化または着用可能吸収衛生物品の周囲の物理的状態の変化を含み得る。

このような方法であれば、着用可能吸収衛生物品を使用する簡便な方法であって、電子ユニットは着用可能吸収衛生物品が使用時にある場合により長い期間電力を供給され得る方法を提供することができる。

ある実施態様では、前記着用可能吸収衛生物品を使用する前記ステップは、前記着用可能吸収衛生物品が包装に包装されている場合、前記着用可能吸収衛生物品を前記包装から開梱するステップ、前記着用可能吸収衛生物品を前記着用可能吸収衛生物品の折り畳み構成から展開するステップ、および前記着用可能吸収衛生物品を適用するステップのうちの少なくとも1つを備える。前記開梱するステップ、前記展開するステップ、および前記適用するステップの1つにおいて、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチが受ける磁場の変化に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと切り替えられる。

開梱するステップ、展開するステップ、および/または適用するステップは、従来の着用可能吸収衛生物品の使用において典型的なステップである。したがって、このような方法であれば、磁気スイッチは、着用可能吸収衛生物品の開梱/展開/適用の間に、オフ状態からオン状態へと自動的に切り替わることになる。そのため、電子ユニットへの電力供給を開始するために追加のステップが使用者によって必要とされないことがある。

ある実施態様では、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチとスイッチング素子との間の相対移動に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと切り替えられる。

ある実施態様では、前記着用可能吸収衛生物品は、使用する前、スイッチング素子を備える包装に包装されている。前記着用可能吸収衛生物品を使用する前記ステップは、前記着用可能吸収衛生物品を開梱するステップを備える。前記開梱するステップにおいて、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチと前記スイッチング素子との間の相対移動に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと切り替えられる。

ある実施態様では、使用する前、前記着用可能吸収衛生物品は、折り畳み構成にある。前記着用可能吸収衛生物品を使用する前記ステップは、前記着用可能吸収衛生物品を展開するステップを備える。前記展開するステップにおいて、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチと前記スイッチング素子との間の相対移動に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと自動的に切り替えられる。

ある実施態様では、前記着用可能吸収衛生物品は、使用する前、包装に包装されている。前記着用可能吸収衛生物品を使用する前記ステップは、前記着用可能吸収衛生物品を開梱するステップを備える。前記開梱するステップにおいて、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチと前記スイッチング素子との間の相対移動に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと自動的に切り替えられる。

ある実施態様では、前記着用可能吸収衛生物品を使用する前記ステップは、前記着用可能吸収衛生物品を適用するステップを備える。前記適用するステップにおいて、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチと前記スイッチング素子との間の相対移動に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと自動的に切り替えられる。

ある実施態様では、前記着用可能吸収衛生物品は、使用する前、折り畳み構成にある。前記着用可能吸収衛生物品は、使用する前、包装に包装されている。前記着用可能吸収衛生物品を使用する前記ステップは、前記着用可能吸収衛生物品を開梱するステップと、前記着用可能吸収衛生物品を展開するステップとを備える。前記開梱するステップおよび前記展開するステップのうちの1つにおいて、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチと前記スイッチング素子との間の相対移動に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと自動的に切り替えられる。

ある実施態様では、使用する前、前記着用可能吸収衛生物品は、折り畳み構成にある。前記着用可能吸収衛生物品を使用する前記ステップは、前記着用可能吸収衛生物品を展開するステップと、前記着用可能吸収衛生物品を適用するステップとを備える。前記展開するステップおよび前記適用するステップのうちの1つにおいて、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチと前記スイッチング素子との間の相対移動に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと自動的に切り替えられる。

ある実施態様では、前記着用可能吸収衛生物品は、使用する前、包装に包装されている。前記着用可能吸収衛生物品を使用する前記ステップは、前記着用可能吸収衛生物品を開梱するステップと、前記着用可能吸収衛生物品を適用するステップとを備える。前記開梱するステップおよび前記適用するステップのうちの1つにおいて、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチと前記スイッチング素子との間の相対移動に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと自動的に切り替えられる。

ある実施態様では、使用する前、前記着用可能吸収衛生物品は、折り畳み構成にある。前記着用可能吸収衛生物品は、使用する前、包装に包装されている。前記着用可能吸収衛生物品を使用する前記ステップは、前記着用可能吸収衛生物品を開梱するステップと、前記着用可能吸収衛生物品を展開するステップと、前記着用可能吸収衛生物品を適用するステップとを備える。開梱するステップ、展開するステップおよび適用するステップのうちの1つにおいて、前記磁気スイッチは、前記磁気スイッチと前記スイッチング素子との間の相対移動に起因して前記オフ状態から前記オン状態へと自動的に切り替えられる。

ある実施態様では、前記スイッチング素子は、前記着用可能吸収衛生物品に解放可能に取付可能である。前記磁気スイッチと前記スイッチング素子との間の前記相対移動は、前記スイッチング素子を前記着用可能吸収衛生物品から取り外すことに起因する。

ある実施態様では、前記スイッチング素子は、前記着用可能吸収衛生物品に取付可能である。前記磁気スイッチと前記スイッチング素子との間の前記相対移動は、前記スイッチング素子を前記着用可能吸収衛生物品に取り付けることに起因する。

ある実施態様では、前記着用可能吸収衛生物品は、第1の態様の着用可能吸収衛生物品である。

ある実施態様では、前記着用可能吸収衛生物品は、第2の態様によるシステムである。前記スイッチング素子は、第2の態様によるシステムである。

ある実施態様では、前記スイッチング素子は、磁石を備える。

ある実施態様では、前記スイッチング素子は、強磁性物質を備える。ある実施態様では、前記スイッチング素子は、フェリ磁性物質を備える。ある実施態様では、前記スイッチング素子は、常磁性物質を備える。ある実施態様では、前記スイッチング素子は、反磁性物質を備える。ある実施態様では、前記スイッチング素子は、反強磁性物質を備える。

ある実施態様では、前記着用可能吸収衛生物品は、前記磁気スイッチに対して固定された磁石をさらに備える。

本発明に係る着用可能吸収衛生物品および着用可能吸収衛生物品を使用する方法のさらなる特徴および効果は、いくつかの実施形態の以下の記載から明らかにされることになる。これらの実施形態の記載において、添付の図面が参照される。

本発明のより良い理解のために、および、本発明がどのように実行に移され得るかを示すために、ここで添付の図面が単なる例として参照されることになる。

本発明の第1の実施形態による着用可能吸収衛生物品の図である。

部分折り畳み構成における第1の実施形態の着用可能吸収衛生物品の図である。

部分展開構成における第1の実施形態の着用可能吸収衛生物品の図である。

収縮構成にある着用可能吸収衛生物品の第2の実施形態の図である。

拡張構成にある第2の実施形態の着用可能吸収衛生物品の図である。

開いた構成における着用可能吸収衛生物品の第3の実施形態の図である。

閉じた構成における第3の実施形態の着用可能吸収衛生物品の図である。

折り畳み構成における着用可能吸収衛生物品の第4の実施形態の図である。

展開構成における第4の実施形態の着用可能吸収衛生物品の図である。

着用可能吸収衛生物品の第5の実施形態の図である。

着用可能吸収衛生物品の第6の実施形態の図である。

着用可能吸収衛生物品の電子ユニット、センサ、電力源、およびスイッチの様々な配列を示す図である。

着用可能吸収衛生物品の電子ユニット、センサ、電力源、およびスイッチの様々な配列を示す図である。

着用可能吸収衛生物品の電子ユニット、センサ、電力源、およびスイッチの様々な配列を示す図である。

着用可能吸収衛生物品10は、主要部分11と、第1の側方部分12と、第2の側方部分13と、取付部材14とを有する。主要部分11は第1の方向に細長い。第1の側方部分12および第2の側方部分13は、第1の方向に対して垂直な第2の方向に沿って、主要部分11から離れる方に延びている。第1の側方部分12および第2の側方部分13は、主要部分11の両側において主要部分11から離れる方に延びている。取付部材14は側方部分12、側方部分13の両方に配置されている。

着用可能吸収衛生物品10は、取付部材14を用いて側方部分12、側方部分13を主要部分11に取り付けることで、使用者の腰の周りに着用されるように構成されている。

着用可能吸収衛生物品10は、液体浸透性の表層であって、使用中に着用者の方を向くように適合され、尿または他の体液などの流体を通過させることが可能なように適合された表層と、液体不浸透性の裏層であって、着用者から離れる方を向くように適合され、流体が通過するのを防止するように適合された裏層と、表層と裏層との間に位置する吸収性部材とを有する(図12〜図14参照)。

図1は、展開構成における着用可能吸収衛生物品10を示している。着用可能吸収衛生物品10のこの構成は、着用可能吸収衛生物品10の着用者への適用の前に典型的である。

着用可能吸収衛生物品10は電子ユニット20を有する。電子ユニット20は、着用可能吸収衛生物品10の主要部分11に配置されている。電子ユニット20は様々なタスクを実施するように構成され得る。例えば、電子ユニット20は、着用可能吸収衛生物品10に存在する物理的環境を感知するためのセンサ21を含み得る。センサは、湿り気センサ、温度センサ、化学センサ、または生物学的センサであり得る。電子ユニット20は、様々な異なるタスクを実施するために、様々な方法で構成され得る。

電子ユニット20は、着用可能吸収衛生物品10に存在する物理的環境に関する情報または他の関連する情報を送信するための送信機をさらに含んでもよい。電子ユニット20は、命令などの情報を受信するための受信機をさらに含んでもよい。

着用可能吸収衛生物品10は電力源30を含む。図1に示した着用可能吸収衛生物品10では、電力源30は、着用可能吸収衛生物品10の主要部分11に設けられている。図示しているように、電力源30は電子ユニット20に配置されている。電力源30は、エネルギーの貯蔵を電気エネルギーおよび/または化学エネルギーの形態で保持し得る。電力源30は、セル、電池、および/またはコンデンサなどの任意の種類の電力源であり得る。例えば、電力源30は、Blue Spark Technologies社 (米国、オハイオ州)、Enfucell Oy社 (フィンランド)、GS Nanotech社 (韓国)、またはCymbet社 (米国、ミネソタ州)によって提供されるものなど、柔軟なペーパーセル/電池であり得る。

着用可能吸収衛生物品10は磁気スイッチ40を有する。図1に示した着用可能吸収衛生物品10では、磁気スイッチ40は、着用可能吸収衛生物品10の主要部分11に設けられている。したがって、主要部分11の移動/操作は、磁気スイッチ40の対応する移動をもたらすことができる。図示しているように、磁気スイッチ40は電子ユニット20に配置されている。

磁気スイッチ40は電子ユニット20を電力源30に動作可能に連結している。磁気スイッチ40はオン状態とオフ状態とを有する。磁気スイッチ40は、磁気スイッチ40がオン状態にあるときに電力源30が電力を電子ユニット20に供給するように構成されている。磁気スイッチ40は、磁気スイッチ40がオフ状態にあるときに電力源30が電力を電子ユニット20に供給しないように構成されている。磁気スイッチ40がオフ状態にあるとき、電力源30と電子ユニット20との間の完結した回路は存在しない。このような状態では、電子ユニット20は電力源30によって電力供給されず、そのため、電力源30はそのエネルギーの貯蔵をほとんど維持する。

着用可能吸収衛生物品10はスイッチング素子(switching element)50を有する。図1に示した着用可能吸収衛生物品10では、スイッチング素子50は、着用可能吸収衛生物品10の第1の側方部分12に配置されている。したがって、第1の側方部分12の移動/操作は、スイッチング素子50の対応する移動をもたらすことができる。

磁気スイッチ40は、スイッチング素子50の磁気スイッチ40に対する移動により磁気スイッチ40がオフ状態からオン状態へと切り替わるように構成されている。スイッチング素子50の磁気スイッチ40に対する移動は、図2および図3に関して詳しく説明されることになる所定の移動である。磁気スイッチ40に対するスイッチング素子50のこの所定の移動は、磁気スイッチ40が受ける磁場の変化を引き起こす。磁気スイッチ40は、磁場のこの特定の変化が磁気スイッチ40をオフ状態からオン状態へと切り替えさせるように構成されている。

残りの図では、簡素にするためにセンサ21および/または電力源30を図示していない場合がある。

図2は、部分折り畳み構成における第1の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を示している。

この構成では、主要部分11は、主要部分11の領域が互いに重なるように折り畳まれている。さらに、第1の側方部分12は、第1の側方部分12の領域が主要部分11の領域と重なるように主要部分11に折り重ねられている。この構成では、第1の側方部分12に配置されたスイッチング素子50は、主要部分11に配置された磁気スイッチ40と近接している。特に、スイッチング素子50は磁気スイッチ40と重なってもよい。よって、この構成では、磁気スイッチ40は第1の磁場を受ける。

図3は、部分展開構成における第1の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を示している。この構成は、使用者が着用可能吸収衛生物品10を図2に示した構成から部分的に展開することから生じ得る。具体的に、図3では、第1の側方部分12は図2に示す構成と比べて主要部分11から離れる方に展開されている。そのようにするとき、スイッチング素子50は磁気スイッチ40から離れる方に移動されている。よって、この構成では、磁気スイッチ40が第2の磁場を受ける。具体的に、図3に示す構成において磁気スイッチ40が受ける磁場は、図2に示す構成において磁気スイッチ40が受ける磁場より小さい場合がある。磁気スイッチ40は、磁気スイッチ40が受ける磁場のこの変化により磁気スイッチ40がオフ状態からオン状態へと切り替わるように構成され得る。したがって、磁気スイッチ40は、使用者が着用可能吸収衛生物品10の第1の側方部分12を図2に示す折り畳み構成から図3に示す展開構成に展開するとき、オフ状態からオン状態へと切り替わるように構成されている。

ここで、第1の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を使用する方法が、図2および図3に関して説明される。着用可能吸収衛生物品10を使用することは、着用可能吸収衛生物品10の物理的状態の変化または着用可能吸収衛生物品10の周囲の物理的状態の変化を概して含み得る。特に、第1の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を使用することは、着用可能吸収衛生物品10を図2に示す折り畳み構成から図3に示す部分展開構成に展開することを含む。この展開するステップの前、磁気スイッチ40はオフ状態にある。展開するステップの間は、磁気スイッチ40は、電子ユニット20が電力源30によって電力供給されるようにオフ状態からオン状態へと切り替えられる。着用可能吸収衛生物品10は図1に示す構成のように完全に展開されると、その後着用者の腰に適用され得る。

図4は、着用可能吸収衛生物品10の第2の実施形態を示している。第2の実施形態の着用可能吸収衛生物品10は、第2の実施形態の着用可能吸収衛生物品10と概して同様である。したがって、第2の実施形態の特定の違いだけが以下に記載される。

図4は、収縮構成にある着用可能吸収衛生物品10を示している。

この収縮構成では、着用可能吸収衛生物品10の主要部分11は、第1の方向に沿って収縮されている。この構成では、磁気スイッチ40およびスイッチング素子50は、互いに近接して配置されている。よって、この構成では、磁気スイッチ40は第1の磁場を受ける。

図5は、拡張構成にある第2の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を示している。この構成は、使用者が主要部分11を図4に示した構成から着用可能吸収衛生物品10の第1の方向に沿って拡張することから生じ得る。そのようにするとき、スイッチング素子50は磁気スイッチ40から離れる方に移動されている。よって、この構成では、磁気スイッチ40が第2の磁場を受ける。具体的に、図5に示す構成において磁気スイッチ40が受ける磁場は、図4に示す構成において磁気スイッチ40が受ける磁場より小さい場合がある。磁気スイッチ40は、磁気スイッチ40が受ける磁場のこの変化により磁気スイッチ40がオフ状態からオン状態へと切り替わるように構成され得る。したがって、磁気スイッチ40は、使用者が着用可能吸収衛生物品10の主要部分11を図4に示す収縮構成から図5に示す拡張構成に拡張するとき、オフ状態からオン状態へと切り替わるように構成されている。

ここで、第2の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を使用する方法が、図4および図5に関して説明される。第2の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を使用することは、着用可能吸収衛生物品10を図4に示す収縮構成から図5に示す拡張構成に拡張することを含む。この拡張するステップの前、磁気スイッチ40はオフ状態にある。拡張するステップの間は、磁気スイッチ40は、電子ユニット20が電力源30によって電力供給されるようにオフ状態からオン状態へと切り替えられる。着用可能吸収衛生物品10は拡張されると、その後着用者の腰に適用され得る。

図6は、着用可能吸収衛生物品10の第3の実施形態を示している。第3の実施形態の着用可能吸収衛生物品10は、先の実施形態の着用可能吸収衛生物品10と概して同様である。したがって、第3の実施形態の特定の違いだけが以下に説明される。

図6は、使用者1の腰に適用される前の開いた構成における着用可能吸収衛生物品を示している。

第1の側方部分12は磁気スイッチ40を有する。第2の側方部分13はスイッチング素子50を有する。第1の側方部分12と第2の側方部分13とは取付部材14を各々有する。図示した開いた構成において、第1の側方部分12と第2の側方部分13とは互いから分離されている。磁気スイッチ40とスイッチング素子50とが互いから相対的に離して配置されるため、この構成では、磁気スイッチ40は第1の磁場を受ける。

図7は、着用可能吸収衛生物品10が使用者1の腰に適用されている閉じた構成における第3の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を示している。この構成は、使用者が第1の側方部分12と第2の側方部分13とを図6に示した構成から互いと接触させる状態にすることから生じ得る。そのようにするとき、使用者は、第1の側方部分12の取付部材14と第2の側方部分13の取付部材14とを互いに取り付け、それによって着用可能吸収衛生物品10を使用者1の腰に固定できる。第1の側方部分12と第2の側方部分13とを一体にすることで、スイッチング素子50は磁気スイッチ40に向けて移動されることになる。図7に示しているように、閉じた構成では、磁気スイッチ40およびスイッチング素子50は互いと重なる。この構成では、磁気スイッチ40は第2の磁場を受ける。具体的には、図7に示した閉じた構成において磁気スイッチ40が受ける磁場は、図6に示した開いた構成において磁気スイッチ40が受ける磁場より大きい場合がある。磁気スイッチ40は、磁気スイッチ40が受ける磁場のこの変化により磁気スイッチ40がオフ状態からオン状態へと切り替わるように構成され得る。したがって、磁気スイッチ40は、使用者が着用可能吸収衛生物品10を図6に示した開いた構成から図7に示した閉じた構成へと適用する場合に第1の側方部分12と第2の側方部分13とを一体にするとき、オフ状態からオン状態へと切り替わるように構成されている。

ここで、第3の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を使用する方法が、図6および図7に関して説明される。第3の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を使用することは、着用可能吸収衛生物品10を使用者1に適用することを含む。着用可能吸収衛生物品10を適用することは、側方部分12、側方部分13の各々における取付部材14が互いに付着するように第1の側方部分12と第2の側方部分13とを互いと接触させる状態にすることを含む。このことは、図6に示した開いた構成から図7に示した閉じた構成をもたらすように行われ得る。この適用するステップの前、磁気スイッチ40はオフ状態にある。適用するステップの間、磁気スイッチ40は、電子ユニット20(図6および図7には示していない)が電力源30(図6および図7には示していない)によって電力供給されるようにオフ状態からオン状態へと切り替えられる。

図8は、着用可能吸収衛生物品10の第4の実施形態を示している。第4の実施形態は、先の実施形態の着用可能吸収衛生物品10と概して同様である。したがって、第4の実施形態の特定の違いだけが以下に記載される。

図8は、折り畳み構成における着用可能吸収衛生物品10を示している。

この折り畳み構成では、着用可能吸収衛生物品10の主要部分11は、折り畳まれている。この構成では、磁気スイッチ40およびスイッチング素子50は、互いに近接して配置されている。よって、この構成では、磁気スイッチ40は第1の磁場を受ける。

図9は、展開構成における第4の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を示している。この構成は、使用者が着用可能吸収衛生物品10の主要部分11を図8に示した構成から展開することから生じ得る。そのようにするとき、スイッチング素子50は磁気スイッチ40から離れる方に移動されている。よって、この構成では、磁気スイッチ40が第2の磁場を受ける。具体的に、図9に示す構成において磁気スイッチ40が受ける磁場は、図8に示す構成において磁気スイッチ40が受ける磁場より小さい場合がある。磁気スイッチ40は、磁気スイッチ40が受ける磁場のこの変化により磁気スイッチ40がオフ状態からオン状態へと切り替わるように構成され得る。したがって、磁気スイッチ40は、使用者が着用可能吸収衛生物品10の主要部分11を図8に示す折り畳み構成から図9に示す展開構成に展開するとき、オフ状態からオン状態へと切り替わるように構成されている。

ここで、第4の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を使用する方法が、図8および図9に関して説明される。第4の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を使用することは、着用可能吸収衛生物品10を図8に示す折り畳み構成から図9に示す展開構成に展開することを含む。この展開するステップの前、磁気スイッチ40はオフ状態にある。展開するステップの間は、磁気スイッチ40は、電子ユニット20(図8には示していない)が電力源30(図8には示していない)によって電力供給されるようにオフ状態からオン状態へと切り替えられる。着用可能吸収衛生物品10は展開されると、その後着用者の腰に適用され得る。

図10は、着用可能吸収衛生物品10の第5の実施形態を示している。第5の実施形態は、先の実施形態の着用可能吸収衛生物品10と概して同様である。したがって、第5の実施形態の特定の違いだけが以下に記載される。

第5の実施形態の着用可能吸収衛生物品10は、スイッチング素子50を有していない。代わりに、磁気スイッチ40は、磁気スイッチ40と包装箱60に設けられたスイッチング素子50との間の相対移動に起因してオフ状態からオン状態へと切り替えられる。

図10は、着用可能吸収衛生物品10が矢印によって示された方向に移動することによって包装箱60から開梱されつつある着用可能吸収衛生物品10を示している。この状態より前、包装箱60内に配置された磁気スイッチ40およびスイッチング素子50は、互いに近接している。よって、この開梱されつつある構成より前の状態では、磁気スイッチ40は第1の磁場を受ける。

着用可能吸収衛生物品10が包装箱60およびスイッチング素子50から離れる方に移動されるため、磁気スイッチ40が受ける磁場は減少し得る。磁気スイッチ40は、磁気スイッチ40が受ける磁場のこの変化により磁気スイッチ40がオフ状態からオン状態へと切り替わるように構成され得る。したがって、磁気スイッチ40は、使用者が着用可能吸収衛生物品10を包装箱60から開梱するとき、オフ状態からオン状態へと切り替わるように構成されている。

ここで、第5の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を使用する方法が、図10に関して説明される。第5の実施形態の着用可能吸収衛生物品10を使用することは、着用可能吸収衛生物品10を包装箱60から開梱することを含む。着用可能吸収衛生物品10を包装箱60から開梱することは、図10の矢印によって示しているように、着用可能吸収衛生物品10を包装箱60から離れる方に移動させることを含む。この開梱するステップの前、磁気スイッチ40はオフ状態にある。開梱するステップの間、スイッチは、電子ユニット20(図10には示していない)が電力源30(図10には示していない)によって電力供給されるようにオフ状態からオン状態へと切り替えられる。着用可能吸収衛生物品は開梱されると、その後着用者の腰に適用され得る。

図11は、着用可能吸収衛生物品10の第6の実施形態を示している。第6の実施形態は、先の実施形態の着用可能吸収衛生物品10と概して同様である。したがって、第6の実施形態の特定の違いだけが以下に記載される。

図11は、展開構成における着用可能吸収衛生物品10を示している。着用可能吸収衛生物品10は磁気スイッチ40に対して固定された磁石80を有する。したがって、磁気スイッチ40と磁石80との間の相対移動は生じないか、磁気スイッチ40と磁石80との間のどんな(小さい)相対移動によっても磁気スイッチ40はオフ状態からオン状態へと切り替わらない。

着用可能吸収衛生物品10はスイッチング素子50を有する。図11に示す着用可能吸収衛生物品10では、スイッチング素子50は着用可能吸収衛生物品10の第1の側方部分12に配置されている。したがって、第1の側方部分12の移動/操作は、スイッチング素子50の対応する移動をもたらすことができる。

この構成では、スイッチング素子50は強磁性物質を備える。

スイッチング素子50の磁気スイッチ40に近づく移動は、磁石80によってもたらされる磁気スイッチ40が受ける磁場を強める。この実施形態では、磁気スイッチ40は、強磁性物質を備えるスイッチング素子50の磁気スイッチ40に対する移動により、磁気スイッチ40がオフ状態からオン状態へと切り替わるように構成されている。スイッチング素子50の磁気スイッチ40に対する移動は図2および図3で説明された移動と同様であり得る所定の移動である。

図12、図13および図14は、着用可能吸収衛生物品10の電子ユニット20、センサ21、電力源30、およびスイッチ40の様々な配列を示している。これらの実施形態の各々では、着用可能吸収衛生物品10は、使用中に着用者の方を向くように適合された表層16と、表層16と反対側の裏層15と、裏層15と表層16との間に位置する吸収性部材17とを有する。図12、図13および図14は、着用可能吸収衛生物品10の一部分の断面を示している。例えば、これらの断面は、着用可能吸収衛生物品10の主要部分11の断面であり得る。

図12は、電力源30と、磁気スイッチ40と、センサ21を備える電子ユニット20の全体とが裏層15と表層16との間に配置されている実施形態を示している。

図13は、電子ユニット20のリード線22が裏層15と表層16との間に配置されていない代替の実施形態を示している。したがって、電子ユニット20の一部分だけが表層16と裏層15との間に配置されている。

図14は、電子ユニット20のセンサ21が裏層15と表層16との間に配置されていない別の実施形態を示している。したがって、電子ユニット20の一部分だけが裏層15と表層16との間に配置されている。

この開示において説明された様々な実施形態、具体的には、図1から図10に関して説明された実施形態では、スイッチング素子50は磁石を備えることができる。

この開示において説明された様々な実施形態、具体的には、図12に関して説明された実施形態では、スイッチング素子50は、強磁性物質、フェリ磁性物質、常磁性物質、反磁性物質または反強磁性物質を備えることができる。

前述の説明は、本発明が当業者によってどのように平易に実行できるかを十分に明確にすると考えられるが、純粋に例示として解釈されるものである。

具体的には、当業者によって理解され得るように、数多くの可能な変形がある。

例えば、磁気スイッチ40が、スイッチング素子50の磁気スイッチ40に対する移動により磁気スイッチ40がオフ状態からオン状態へと切り替わるように構成されている限り、磁気スイッチ40およびスイッチング素子50は、着用可能吸収衛生物品10内の様々な場所に配置され得る。

例えば、磁気スイッチ40をオフ状態からオン状態へと切り替える移動は、着用可能吸収衛生物品10の使用中に生じる任意の移動であり得る。着用可能吸収衛生物品10の使用は、着用可能吸収衛生物品10を包装から開梱すること、着用可能吸収衛生物品10を着用可能吸収衛生物品10の折り畳み構成から展開すること、および着用可能吸収衛生物品10を使用者に適用することを含む。

図4および図5に示す第2の実施形態の代替では、着用可能吸収衛生物品10は着用可能吸収衛生物品10の任意の部分で収縮され得る。例えば、着用可能吸収衛生物品10は第1の側方部分12および/または第2の側方部分13に沿って収縮され得る。このような構成において、磁気スイッチ40およびスイッチング素子50は、これらの収縮部分を拡張することで磁気スイッチ40およびスイッチング素子50が互いから離れる方に移動されることになるようにこれらの収縮部分に沿って配置され得る。

さらに、図6および図7に示す第3の実施形態では、第1の側方部分12および第2の側方部分13は、サイドフラップまたはベルトフラップであり得る。

図10に示す第4の実施形態の代替では、着用可能吸収衛生物品10は初めにスイッチング素子を含む包装袋に包装され得る。使用中に着用可能吸収衛生物品10を開梱するとき、着用可能吸収衛生物品10は磁気スイッチ40およびスイッチング素子50が互いから離れる方に移動されるように包装袋から取り去られる。磁気スイッチ40およびスイッチング素子50のこの移動により、磁気スイッチ40がオフ状態からオン状態へと切り替わることになり得る。

スイッチング素子50は、着用可能吸収衛生物品10の使用中に磁気スイッチ40とスイッチング素子50との間の相対移動があるように任意の外部の実体物に存在し得る。例えば、スイッチング素子50はタブに設けられ得る。このタブは、着用可能吸収衛生物品10を使用するとき、スイッチング素子50が磁気スイッチ40から離れる方に移動されるように使用者はタブを取り去らなければならないように、使用する前に着用可能吸収衛生物品10に固定されている。この移動により、磁気スイッチ40がオフ状態からオン状態へと切り替えられることになり得る。別の実施形態では、スイッチング素子50は、タブに設けられ得る。このタブは、タブの取付によりスイッチング素子50が磁気スイッチ40に接近するよう移動されることになるように、使用中に着用可能吸収衛生物品10に取り付けられる。この移動により、磁気スイッチ40がオフ状態からオン状態へと切り替えられることになり得る。

図12、図13および図14に示す実施形態に対する代替の実施形態では、電力源30は裏層15と表層16との間に配置されてなくてもよく、および/または、磁気スイッチ40は裏層15と表層16との間に配置されてなくてもよい。

上記のすべてが、本発明の範囲内に完全にあり、先に開示した特定の組み合わせに限定されることなく、前述の特徴の1つまたは複数の組み合わせが適用される代替の実施形態のための根拠を形成すると考えられる。

これに鑑みて、本発明の教示を実施する多くの代替があることになる。当業者が、当業者のこの技術における一般的な知識に鑑みて、上記の開示から開示または導出のいずれかがされる上記の開示の一部または全部の技術的効果を保持しつつ、本発明の範囲内で上記の開示の状況および要件に合わせるために上記の開示を変更および適合できることが予想されている。すべてのこのような等価、変形、または適合は、ここで定義および請求されている本発明の範囲内に入る。

1 使用者 10 着用可能吸収衛生物品 11 主要部分 12 第1の側方部分 13 第2の側方部分 14 取付部材 15 裏層 16 表層 17 吸収性部材 20 電子ユニット 21 センサ 22 リード線 30 電力源 40 磁気スイッチ 50 スイッチング素子 60 包装箱 80 磁石

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