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眼屈折測定装置

阅读:2发布:2021-12-06

专利汇可以提供眼屈折測定装置专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且,下面是眼屈折測定装置专利的具体信息内容。

被検者が覗くための検査窓と、 前記検査窓を介して被検眼の眼屈折を他覚的に測定する測定光学系と、 前記検査窓を介して被検眼に対して固視標を呈示する固視標呈示光学系と、 被検眼に対して呈示する固視標の呈示位置を光軸方向に変更する呈示位置変更手段と、 被検眼に対する前記測定光学系の相対位置を検出する相対位置検出手段と、相対位置検出手段からの検出結果に基づいて前記測定光学系を被検眼に対して移動させることによって自動アライメントを作動させる駆動制御手段と、 を備え、被検眼の眼屈折力を測定する眼屈折力測定装置であって、 被検眼からの反射を検出する眼検出手段と、 前記眼検出手段からの検出信号をトリガとして前記駆動制御手段による自動アライメントの作動を開始する制御手段と、 を備えることを特徴とする眼屈折力測定装置。前記制御手段は、さらに、前記眼検出手段からの検出信号をトリガとして、前記自動アライメント手段によるアライメントが完了される前に前記測定光学系によって被検眼の眼屈折力を自動的に測定し、前記測定結果に対応する位置に前記固視標を移動させることを特徴とする請求項1の眼屈折力測定装置。前記検査窓とは異なる位置に配置され、前記測定光学系による測定眼とは異なる他眼を撮像する撮像手段と、 前記測定光学の位置を検出する位置検出手段と、 前記撮像手段からの撮像結果と、前記位置検出手段からの検出結果と、に基づいて被検眼の瞳孔間距離を測定する瞳孔間距離測定手段と、 を備えることを特徴とする請求項1〜2のいずれかの眼屈折力測定装置。前記検査窓は、装置筐体に対して固定された位置に設けられており、 前記測定光学系を備える測定部は、前記装置筐体の内部に設けられており、前記検査窓に対して移動可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの眼屈折力測定装置。

说明书全文

本開示は、被検眼の眼屈折を他覚的に測定する眼屈折力測定装置に関する。

被検眼の眼屈折力を他覚的に測定する眼屈折力測定装置において、検者の手間を軽減する試みとして、例えば、特許文献1が知られている。特許文献1は、顎受けに設けられたタッチセンサからの検知信号をトリガとして、被検眼に対するアライメントの動作を開始する。また、特許文献1では、被検眼の瞳孔間距離の測定に際し、両眼撮影可能なカメラを用いている。

特開2006−280612

しかしながら、特許文献1の構成の場合、必ず、タッチセンサを設ける必要がある。また、瞳孔間距離の測定において、必ず、両眼撮影可能なカメラが必要となる。

本発明は、従来技術の少なくとも一つの問題点を解決することを技術課題とする眼屈折力測定装置を提供することを技術課題とする。

上記課題を解決するために、本開示は、以下のような構成を備えることを特徴とする。

(1) 被検者が覗くための検査窓と、前記検査窓を介して被検眼の眼屈折力を他覚的に測定する測定光学系と、前記検査窓を介して被検眼に対して固視標を呈示する固視標呈示光学系と、被検眼に対して呈示する固視標の呈示位置を光軸方向に変更する呈示位置変更手段と、被検眼に対する前記測定光学系の相対位置を検出する相対位置検出手段と、相対位置検出手段からの検出結果に基づいて前記測定光学系を被検眼に対して移動させることによって自動アライメントを作動させる駆動制御手段と、を備え、被検眼の眼屈折力を測定する眼屈折力測定装置であって、被検眼からの反射を検出する眼検出手段と、前記眼検出手段からの検出信号をトリガとして前記駆動制御手段による自動アライメントの作動を開始する制御手段と、を備えることを特徴とする眼屈折力測定装置

本開示によれば、従来技術の少なくとも一つの問題点を解決できる。

本実施形態に係る装置の外観の一例を示す図である。

本実施形態に係る光学系及び制御系の一例を示す図である。

本実施形態に係る装置の動作の一例を示すフローチャートである。

本実施形態に係る装置にて瞳孔間距離を測定する際の一例を示す説明図であ る。

本開示の実施形態の一例について図面に基づいて説明する。

図1は、本実施形態に係る装置の外観の一例を示す図である。眼屈折力測定装置(以下、装置)1は、検査窓2と、測定部3と、を少なくとも備える。検査窓2は、被検者の測定眼が覗くための窓であり、例えば、装置1の筐体に対して固定された位置(例えば、被検者側筐体)にて設けられる。

測定部3は、装置1の内部に設けられ、測定光学系10を内蔵する。駆動部6は、測定部3を被検眼に対して移動するために設けられる。駆動部6は、測定部3を移動させるために、アクチュエータ(例えば、モータ)を備える。駆動部6は、例えば、測定部3を被検眼に対して3次元的に移動させてもよい。この場合、駆動部6は、左右方向(X方向)、前後方向(Z方向)、上下方向(Y方向)に関して、測定部3を移動させる。また、検査窓2が装置筐体に固定された場合、駆動部6は、検査窓2に対して測定部3を移動させる。

装置1の被検者側筐体面には、検査窓2に加え、他眼撮像光学系200が設けられてもよい。他眼撮像光学系200は、測定光学系10によって測定される測定眼とは異なる他眼を撮像するために設けられる。他眼撮像光学系200は、検査窓2とは異なる位置に配置される。他眼撮像光学系200は、撮像素子202を備えてもよい。

装置1の被検者側筐体面には、額当4が設けられてもよい。額当4は、例えば、被検者の顔を安定させるために設けられる。なお、本実施形態では、被検者が検査窓2を覗きやすくするために顎受を備えていないが、もちろん顎受が設定されてもよい。

装置1の被検者側筐体面には、表示部70が設けられてもよい。表示部70には、例えば、測定光学系10による測定結果が表示される。この場合、表示部(表示画面)70は、測定部3と同じ高さに配置されてもよい。これにより、被検者は、測定光学系10による測定位置に対して、顔の高さを移動させることなく、表示部70の表示画面を見ることができる。なお、表示部70は、タッチパネルであってもよく、被検者からの操作を受け付ける操作受付部として用いられてもよい。

また、装置1の被検者側筐体面には、操作部300が設けられてもよい。操作部300は、例えば、測定結果が良好か否かを確認するために用いられてもよいし、測定における各種設定を行うために用いられてもよい。

図2は、本実施形態に係る光学系及び制御系の一例を示す図である。測定部3には、測定光学系10、固視標呈示光学系30と、が少なくとも設けられる。さらに、測定部3には、被検眼に対するアライメント検出を行うための構成として、リング指標投影光学系45と、作動距離指標投影光学系46と、観察光学系(撮像光学系)50と、が設けられている。

測定光学系10は、例えば、検査窓を介して被検眼の眼屈折力を他覚的に測定するために設けられる。測定光学系10は、投影光学系(投光光学系)10aと、受光光学系10bと、を有している。投影光学系10aは、例えば、被検眼(測定眼)Eの瞳孔を介して被検眼Eの眼底Efに測定指標を投光するために設けられる。受光光学系10bは、例えば、投影光学系10aによって投影された測定指標による眼底反射光を受光するために設けられる。なお、測定光学系10の光学配置としては、オートレフラクトメータに用いられる周知の光学系を用いることができる。以下にその一例を示す。

より詳細には、投影光学系10aは、測定光学系10の光軸L1上に配置された、測定光源11と、リレーレンズ12と、ホールミラー13と、対物レンズ14と、を含む。

光源11は、被検眼Eの瞳孔中心部を介して眼底Efにスポット状の測定視標を投影するための光源である。光源11は、正視眼の眼底Efと光学的に共役な位置関係となっている。

ホールミラー13は、リレーレンズ12を介した光源11からの光束を通過させる開口が設けられている。ホールミラー13は、眼Eの瞳孔と光学的に共役な位置関係となっている。

受光光学系10bは、投影光学系10aのホールミラー13と、対物レンズ14と、が投影光学系10aと共用されている。また、受光光学系10bは、ホールミラー13の反射方向の光軸L2上に配置された、リレーレンズ16と、全反射ミラー17と、全反射ミラー17の反射方向の光軸L2上に配置された受光絞り18と、コリメータレンズ19と、リングレンズ20と、エリアCCD等からなる二次元撮像素子22(以下、「撮像素子22」と称す)と、を含む。

受光絞り18及び撮像素子22は、眼底Efと光学的に共役な位置関係となっている。リングレンズ20は、眼底反射光をリング状に形成するための光学素子である。リングレンズ20は、リング状に形成されたレンズ部と、レンズ部以外の領域に遮光用のコーティングを施した遮光部と、を有している。また、リングレンズ20は、被検眼Eの瞳孔と光学的に共役な位置関係となっている。リングレンズ20を介したリング状の眼底反射光(即ち、二次元パターン像)は、撮像素子22で受光される。撮像素子22は、受光した二次元パターン像の画像情報を、演算制御部100(以下、制御部100と称す)に出力する。これによって、二次元パターン像を表示部70に表示させたり、二次元パターン像に基づいて被検眼Eの屈折力を算出することが可能となる。

なお、測定光学系10は上記のものに限らず、被検眼眼底Efに向けて測定光を投光する投光光学系と、測定光の眼底Efでの反射によって取得される反射光を受光素子によって受光する受光光学系と、を有する測定光学系であればよい。例えば、眼屈折力測定光学系は、シャックハルトマンセンサーを備えた構成であってもよい。もちろん、他の測定方式の装置が利用されてもよい(例えば、スリットを投影する位相差方式の装置)。

対物レンズ14とホールミラー13との間には、ビームスプリッタ29が配置されている。ビームスプリッタ29は、後述の固視標呈示光学系30からの光束を被検眼Eに導き、被検眼Eの前眼部Ecからの反射光を観察光学系50に導く。また、ビームスプリッタ29は、光源11から出射され、眼底Efで反射された眼底反射光を透過し、受光光学系10bへと導く。

固視標呈示光学系30は、検査窓2を介して被検眼に対して固視標を呈示するために設けられる。固視標呈示光学系30は、例えば、可視光源31と、固視標を持つ固視標板32と、投光レンズ33と、ビームスプリッタ29と、対物レンズ14と、を含む。可視光源31が点灯されることで、固視標板32が有する固視標が、被検眼Eに呈示される。可視光源31及び固視標板32は、図示しないスライド機構によって、光軸L3方向に移動可能に構成されている。可視光源31及び固視標板32が光軸L3方向に移動されることによって、被検眼Eの雲霧が行われる。なお、固視標の呈示位置を光軸方向に移動させる場合、レンズ系を移動させるようにしてもよい。

被検眼Eの前眼部の前方には、リング指標投影光学系45と、作動距離指標投影光学系46とが配置されている。リング指標投影光学系45は、被検眼Eの膜Ecに対してリング指標を投影するための近赤外光を発する光学系である。なお、角膜Ecに投影するリング指標は、角膜形状測定用の指標としても利用できる。また、リング投影光学系45は、被検眼Eの前眼部を照明する前眼部照明としても用いることもできる。一方、作動距離指標投影光学系46は、被検眼Eの角膜Ecに無限遠指標を投影するための近赤外光を発する光学系である。角膜Ecに対する無限遠指標の位置に基づいて、被検眼Eに対する検眼装置1の位置をアライメントすることができる。

観察光学系(撮像光学系)50は、対物レンズ14と、ビームスプリッタ29と、が固視標呈示光学系30と共用され、ハーフミラー35と、撮像レンズ51と、二次元撮像素子(以下、撮像素子)52と、を含む。二次元撮像素子52は、被検眼Eの前眼部と略共役な位置に配置された撮像面を持つ。この二次元撮像素子52によって、被検眼Eの前眼部画像が撮像される。二次元撮像素子52からの出力は、制御部100に入力され、その結果、二次元撮像素子52によって撮像される被検眼Eの前眼部像が、モニタ70上に表示される。なお、本実施形態では、観察光学系50が、作動距離指標投影光学系46によって被検眼Eの角膜に形成されるアライメント指標像を検出する光学系を兼ねている。二次元撮像素子52によるアライメント指標像の撮像結果に基づいてアライメント指標像の位置が検出される。

次に、装置1の制御系について説明する。装置1は、主な制御系として、制御部100を有している。制御部100は、装置1の各部の制御処理と、測定結果の演算処理とを行う電子回路を有する処理装置である。制御部100は、光源11,31、撮像素子22、撮像素子52、撮像素子202と、駆動部6、表示部70、操作部300、メモリ105、位置検出センサ400のそれぞれに電気的に接続されている。

制御部100は、CPU101と、ROM102と、RAM103とを備えている。CPU101は、装置1に関する各種の処理を実行するための処理装置である。ROM102は、CPU101が眼科装置1の各種制御を行うための制御プログラムおよび固定データが格納された、不揮発性の記憶装置である。

RAM103は、書き換え可能な揮発性の記憶装置である。RAM103には、例えば、眼科装置1による被検眼Eの測定に用いる一時データが格納される。

メモリ105は、例えば、書き換え可能な不揮発性の記憶装置である。メモリ105には、本装置を動作させるためのプログラムが少なくとも格納されている。

位置検出センサ400は、測定部3の位置を検出するためのセンサである。位置検出センサ400は、被検者の瞳孔間距離を測定する際の、左右方向に関する測定眼の位置を検出するために用いられる。位置検出センサ400としては、例えば、測定部3が所定位置にあるか否かを検出する原点センサを駆動部6付近に設け、駆動部6の左右方向に関するアクチュエータとして、回転数の検出が可能なモータを用いることが考えられる。また、これに限定されず、位置検出センサ400としては、ポテンショメータ又はロータリーエンコーダを用いて測定部3の位置を検出するセンサであってもよい。 <動作> 上記構成を備える装置において、その動作について説明する。図3は、本実施形態に係る装置の動作の一例を示すフローチャートである。

検者は、測定の前準備として、操作部を操作して、各種設定を行う。例えば、被検者を識別するための識別情報を設定する。この場合、制御部100は、報知部を制御し、操作説明を行うようにしてもよい。報知部としては、例えば、表示部400が考えられる。この場合、表示部400の代わりとして、音声発生部を設け、音声による説明を行うようにしてもよい。

各種設定が完了されると、制御部100は、検査窓を覗くように、被検者を誘導する(例えば、検査窓を覗いてもらう旨のメッセージを報知する)。被検者が検査窓を覗くことによって、前眼部照明による被検眼からの反射光が、撮像素子52によって検出された状態となる。

<被検眼からの反射光の検出> 制御部100は、撮像素子52からの撮像信号に基づいて、被検眼からの反射光の検出処理を実行する。被検眼からの反射光としては、例えば、被検眼に投光されたアライメント指標による反射光(例えば、リング指標R)であってもよいし、前眼部照明によって前眼部像を形成する前眼部反射光(前眼部像Ea)であってもよい。

より詳細には、制御部100は、被検眼に投光されたアライメント指標による反射光(例えば、角膜反射輝点)を検出する処理を実行し、反射光の検出の有無を判定するようにしてもよい。また、制御部100は、前眼部照明によって照明された被検眼の特徴部分(例えば、瞳孔、虹彩等)を画像処理によって抽出する処理を実行し、特徴部分の検出の有無を判定するようにしてもよい。なお、制御部100は、被検眼からの反射光の検出処理に際して、被検眼の位置検出を開始するようにしてもよい(詳しくは、後述する)。

上記検出処理において、制御部100は、被検眼からの反射光が検出されたと判定されると、これをトリガとして、被検眼に対する自動アライメントを作動させると共に、測定光学系による眼屈折力の仮測定及び固視位置制御を開始する。この場合、自動アライメント及び仮測定は、同時に開始されてもよいし、どちらかが最初に開始されてもよい。

<自動アライメント作動> 自動アライメントを作動させる場合、制御部100は、所定のアライメント検出手法によって、撮像素子52からの撮像信号に基づいて被検眼に対する測定部3のアライメント状態を検出する。これによって、被検眼に対する測定光学系10の相対位置が検出される。

より詳細には、制御部100は、例えば、リング指標Rの中心座標に基づいて被検眼に対する上下左右方向のアライメント状態を求めてもよい。また、制御部100は、測定部3が作動距離方向にずれた場合に、前述の無限遠指標Mの間隔がほとんど変化しないのに対して、リング指標Rの所定経線方向の像間隔が変化するという特性を利用して、被検眼に対する作動距離方向のアライメント状態を求めてもよい(例えば、特開平6−46999号参照)。なお、アライメント検出手法は、上記手法に限定されず、被検眼に対するアライメント状態を検出できる手法であればよい。例えば、被検眼の特徴部分の位置を画像処理によって検出するようにしてもよい。また、観察光学系50とは異なる受光素子を設け、受光素子からの受光信号に基づいてアライメント状態を検出してもよい(例えば、被検眼に対して斜め方向からアライメント光を照射し、アライメント光による反射光を斜め反対方向から検出してもよい)。

制御部100は、アライメント状態の検出結果に基づいて駆動部6を制御し、測定部3を被検眼に向けて移動させる。より詳細には、制御部100は、撮像素子52からの撮像信号に基づいて被検眼に対する位置ずれ量を検出し、検出される位置ずれ量が許容範囲を満たすように、駆動部6を制御する。この場合、制御部100は、必ずしも位置ずれ量を検出する必要はなく、アライメントずれの方向を検出し、アライメントずれが補正される方向に測定部3を移動させてもよい。

<仮測定及び固視位置制御> 仮測定において、制御部100は、反射光検出のトリガ信号に基づき測定光学系を制御し、被検眼の眼屈折力を測定する。より詳細には、制御部100は、反射光検出のトリガ信号に基づき光源11を点灯させてもよい。光源11から出射された測定光は、リレーレンズ12〜対物レンズ14を介して、ダイクロイックミラー15を透過したのち、被検眼の瞳孔を介して、被検眼Eの眼底に投影される。そして、眼底からの反射光は、被検眼の瞳孔、ダイクロイックミラー15を介して、対物レンズ14によって集光され、ホールミラー13から全反射ミラー17までを介して受光絞り18の開口上で再び集光され、コリメータレンズ19にて略平行光束(正視眼の場合)とされ、リングレンズ20によってリング状光束として取り出され、リング像として撮像素子22に受光される。そして、制御部70は、撮像素子22によって撮像されたリング像の像位置に基づいて被検眼の眼屈折値を演算する。

次に、制御部100は、固視標が被検眼の眼底と共役な位置にくるように、前述のようにして得られた被検眼の眼屈折値に応じて固視標の呈示位置を移動させる。これにより、強度の近視眼や遠視眼の被検者であっても、固視状態を安定させることができる。例えば、自動アライメント完了までの時間を短縮させることができ、眼屈折力の本測定をスムーズに行うことができる。

<眼屈折力の本測定開始> ここで、制御部100は、XYZ方向のアライメント状態がそれぞれ所定の許容範囲に入っているか否かによって、被検眼に対する測定部3のアライメント状態が適正であるか否かを判定し、適正であれば、自動的にトリガ信号(測定開始信号)を発して眼屈折力測定の本測定を行い、本測定の測定結果を表示部に出力する。この場合、制御部は、得られた測定結果を、外部の装置(例えば、自覚用検眼器)に出力するようにしてもよい。なお、自覚用検眼器としては、自覚式レフラクター等がありうる。また、本実施形態の測定光学系に自覚測定機能を設け、自覚測定を行う際の初期値として、得られた測定結果が用いられてもよい。

なお、アライメント状態が許容範囲を満たした後、本測定を行う前段階において、制御部100は、眼屈折力の予備測定を再度行ってもよい。この場合、制御部100は、その結果に基づいて固視標が被検眼の眼底と共役な位置にくるように固視標の呈示位置を移動させたのち、さらに、適用なディオプター分だけ、雲霧がかかるように移動させる。制御部は、被検眼に雲霧がかかった状態で、眼屈折力を測定し、その測定結果を表示部に出力する。

以上のようにして片眼の測定が完了されると、制御部100は、反対の眼にて検査窓2を覗く旨のメッセージを報知する。その後、片眼と同様に、制御部100は、他方の眼の眼屈折力を測定するための制御を実行する。

その後、両眼での眼屈折力の測定結果が得られると、制御部100は、両眼での測定結果を表示部70に表示するようにしてもよい。また、制御部100は、得られた両眼での測定結果を、外部の装置(例えば、自覚用検眼器)に出力するようにしてもよい。なお、自覚用検眼器としては、自覚式レフラクター等がありうる。また、本実施形態の測定光学系に自覚測定機能を設け、自覚測定を行う際の初期値として、得られた測定結果が用いられてもよい。

上記説明において、被検眼からの反射が検出される前段階において、被検眼に対して固視標が予め呈示されていることが好ましい。これによれば、例えば、検査窓を覗いた際の被検者の固視方向が誘導されるので、測定光学系の移動可能範囲内への誘導がスムーズに行われる。なお、固視標が呈示されるトリガとしては、例えば、上記設定作業の開始又は完了等が考えられる。

<瞳孔間距離の測定> 以下に、追加的動作として、被検者の瞳孔間距離を測定する場合について説明する。図4は、本実施形態に係る装置にて瞳孔間距離を測定する際の一例を示す説明図である。本実施形態では、一方の眼の眼屈折力を測定する際に瞳孔間距離を測定できる構成となっている。

制御部100は、位置検出センサ400からの検出結果と撮像素子202からの撮像結果とに基づいて、被検眼の瞳孔間距離を測定してもよい。なお、得られた測定結果は、眼屈折力の測定結果と同様、表示部70、あるいは外部の装置に出力されてもよい。

より詳細には、制御部は、位置検出センサ400からの検出結果に基づいて測定眼の位置を検出する一方、撮像素子202からの撮像結果に基づいて他眼の位置を検出する。測定眼の位置を検出する場合、例えば、制御部は、上記自動アライメント制御にて被検眼に対するアライメントが完了された状態での測定部3の位置を取得する。他眼の位置を検出する場合、例えば、制御部100は、上記自動アライメント制御にて被検眼に対するアライメントが完了された状態にて他眼を撮像する。制御部100は、撮像された画像に基づいて他眼の位置を検出する。他眼の位置を検出する手法としては、測定眼に対する測定光学系の相対位置を検出する手法と同様の手法を用いることができる。

瞳孔間距離を求める場合、例えば、測定部3の位置と、撮像光学系200の光軸に対する測定部3の距離との対応関係が予め求められ、メモリ105に予め記憶される。これによって、制御部100は、測定部3の位置を取得することによって撮像光学系200の光軸L200に対する測定眼の距離Aを求めることができる。さらに、制御部100は、撮像光学系200の光軸に対する他眼の距離Bを求めることができる。制御部100は、距離Aと距離Bに基づいて瞳孔間距離PDを求めることができる。なお、他眼の距離Bについて、撮像光学系200の光軸よりも測定眼に近い位置に他眼が検出された場合、距離Aに対して距離Bが差し引かれる。一方、撮像光学系200の光軸よりも測定眼に遠い位置に他眼が検出された場合、距離Aに対して距離Bが加算される。

以上示したように、位置検出センサからの検出結果と、他眼を撮像する撮像素子からの撮像結果を用いることによって、両眼カメラを必ずしも設けなくとも、瞳孔間距離を測定できる。

また、本実施形態においては、検査窓を覗きこむことによって被検眼に対するラフなアライメントが行われる構成であるので、左右眼の位置が装置に対して変動しやすい。そこで、位置検出センサからの検出結果と撮像素子からの撮像結果を用いることによって、上記状況であっても、両眼の位置が適正に検出され、瞳孔間距離を適正に測定できる。

撮像素子52と撮像素子202を用いて左右眼の判別するようにしてもよい(これらの位置関係は既知)。また、撮像素子52からの撮像信号に基づいて測定眼の位置を検出し、撮像素子202との撮像信号に基づいて他眼の位置を検出し、これらの検出結果に基づいて瞳孔間距離を測定するようにしてもよい。

なお、上記説明においては、撮像光学系200の光軸の位置を基準としたが、これに限定されず、例えば、被検者の左右方向に関して、何らかの基準位置が設定されればよい。つまり、測定部3と撮像光学系200との相対的な位置関係が予め求めていれば、双方の検出結果を関連付け、瞳孔間距離を測定できる。

例えば、測定部3の初期位置を基準としてもよい。この場合、制御部100は、測定部3の位置を取得することによって初期位置に対する測定眼の距離Cを求めることができる。さらに、制御部100は、撮像光軸L200に対する他眼の距離Dを求めることができる。ここで、測定部3の初期位置と撮像光学系200の光軸との距離Eは、予め求められ、メモリ105に予め記憶される。そこで、制御部は、距離C、距離D、距離Eに基づいて瞳孔間距離を求めることができる。

なお、位置検出センサからの検出結果と撮像素子からの撮像結果を得る場合、アライメント完了をトリガとして、位置検出センサからの検出結果を得ると同時に、他眼を撮像するようにしてもよい。被検者が動くことによる測定結果のずれを防止できる。

なお、上記説明においては、検査窓を覗く被検眼の前眼部からの反射光を用いて、被検眼からの反射光を検出したが、これに限定されない。例えば、検査窓を覗く被検眼の眼底からの反射光を用いて、被検眼からの反射光を検出してもよい。例えば、制御部は、測定光学系からの測定光束を予め投光し、眼底からの測定光束が撮像素子22に受光されたことをトリガとして、被検眼に対する自動アライメントを作動させると共に、測定光学系による眼屈折力の仮測定及び固視位置制御を開始してもよい。

なお、固視標呈示光学系30は、固視光束の光束径が互いに異なる複数の固視標を備えるようにしてもよい。固視標呈示光学系30、例えば、測定光学系10の光軸方向から限定された光束径によって形成される第1の固視標を被検眼に投影する第1投影光学系と、第1投影光学系よりも大きい光束径によって形成される第2の固視標を被検眼に投影する第2投影光学系と、を備えてもよい。第1の固視標を形成するために構成としては、例えば、固視光束を制限するための絞りが光路中に配置される。また、レーザ光源が用いられてもよい。また、第2の固視標としては、所定の絵柄(図形、文字、マークであってもおい)を形成するための構成(例えば、視標板、ディスプレイ等)が用いられる。さらに、制御部100は、固視標呈示光学系30を制御し、第1の固視標から第2の固視標に切り換えるようにしてもよい。例えば、制御部100は、眼の反射が検出されたこと、或いはアライメント完了信号をトリガとして、固視標を切り換える。これによって、被検眼の固視動作をスムーズに行うができる。

なお、上記構成においては、測定光学系10として、被検眼の眼屈折力を他覚的に測定するための光学系を用いたが、これに限定されず、被検眼を検眼するための光学系であれば、本実施形態の適用は可能である。

2 検査窓 3 測定部 10 測定光学系 30 固視標呈示光学系 50 観察光学系 100 制御部 200 他眼撮像光学系 400 位置検出センサ

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