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Method of removing organic matter in removed submarine sludge containing organotin compound

阅读:294发布:2020-07-20

专利汇可以提供Method of removing organic matter in removed submarine sludge containing organotin compound专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a method of removing organic matter in a removed submarine sludge containing an organotin compound, which is carried out at the same time when the high-water-content dredged soil containing the organotin compound is separated into surplus water and earth and sand and the organotin compound is removed from each of the separated surplus water and the separated earth and sand. SOLUTION: This method includes a step to convey the high-water-content dredged soil containing the organotin compound to a flocculating/settling basin 5, a step to add a flocculant to the basin 5, agitate the dredged soil with the added flocculant and separate the dredged soil into earth and sand, flock-settled sediments and seawater, a filtration step to supply the separated seawater and floating flocks to a sand filtration tank and an activated carbon adsorption tank 9 and remove the suspended matter and the organotin compound contained in the separated seawater, a step to withdraw the earth and sand and the flock-settled sediments from the basin 5 and dry them, and further, a step to stick the organotin compound in the floating flocks of a fixed amount of the organotin compound contained in the dredged soil to a polyethylene sheet 7, which is carried out before the filtration step. COPYRIGHT: (C)2004,JPO,下面是Method of removing organic matter in removed submarine sludge containing organotin compound专利的具体信息内容。

  • 有機スズ化合物を含む高含水比の浚渫土砂を凝集沈澱地に搬送し、凝集剤を添加・撹拌させて沈澱濾過池での土砂・フロック沈降堆積物・海水の分離堆積を図り、更に分離された海水および浮遊フロックを砂濾過槽および活性炭吸着槽を経て懸濁物質および海水に含まれる有機スズ化合物の除去処理をすると共に、前記沈澱濾過池内での土砂およびフロック沈降堆積物を取り出し、乾燥処理する有害物除去処理方法にあって、
    前記海水および浮遊フロックの砂濾過槽および活性炭吸着槽による濾過処理の前段階に、ポリエチレンシートにより浮遊フロックから有機スズ化合物の原土含有総量の一定率を該ポリエチレンシートに付着させる工程を備える有機スズ化合物を含む除去海底汚泥の有害物除去処理方法。
  • 前記沈澱濾過池内より取り出された土砂およびフロック沈降堆積物を紫外線によって有機スズ化合物を分解し減量化する工程を備える請求項1記載の有機スズ化合物を含む除去海底汚泥の有害物除去処理方法。
  • 前記凝集剤としてフロック沈降堆積物の物理的強度増強を考慮した無機質凝集沈澱材を用いる請求項1又は2記載の有機スズ化合物を含む除去海底汚泥の有害物除去処理方法。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は有機スズ化合物を含む除去海底汚泥の有害物除去処理方法に関する。 詳しくは漁港、海面養殖場などの海底の土砂と混在する生物に極めて有害な有機スズ化合物の除去処理方法に係るものである。
    【0002】
    【従来の技術】
    有機スズ化合物のトリブチルスズ(TBT)は船底塗料や魚網への付着生物の防汚塗料として使用されてきたが、このことは裏を返せば強い殺生物剤であるということで、水生生物への影響が大きいことを意味するものである。
    【0003】
    この有機スズ化合物のトリブチルスズ(TBT)が漁港、漁場区域や港湾区域での海底に海底汚泥として蓄積され、これらの海域で魚類を含む種々の海産物から高濃度のトリブチルスズ(TBT)が検出されており、これによる魚類に与える内分泌撹乱作用による繁殖阻害やimposex(雌に雄性生殖器官が発達し遂には不妊にいたる現象)により貝類の生産量の激減など水生生物への悪影響は多大なものがある事実が証明されている。
    【0004】
    このことから環境ホルモン作用が疑われる有機スズ化合物のトルブチルスズ(TBT)の船舶や魚網への使用を禁止する環境が整ってきている。
    【0005】
    しかし船舶や魚網への使用を禁止しても沈降することによる海底汚泥として長期に渡って蓄積される有機スズ化合物のトルブチルスズ(TBT)を除去しないかぎり水生生物への悪影響は解消しないことから海底汚泥の回収およびその処理の必要性が求められているのが現状である。
    【0006】
    ところでこの種の処理方法として水に含まれるダイオキシン類や環境ホルモンの除去に関する発明として図4に示すように、処理すべき水を、調整槽101に導入して原水供給ポンプ102によって触媒酸化塔103に送られる。 そしてこの触媒酸化塔103において酸化触媒の存在下においてオゾン発生器104からのオゾンの注入散気によって酸化処理し、次いで促進酸化塔105において更に紫外線ランプ106およびオゾンによる酸化処理を行う構成とするものである(例えば、特許文献1参照)。
    【0007】
    また、同様に難分解性有機物含有水の処理装置に関する発明として図5に示すように、処理すべき水は、第一混和槽107に導入され、凝集剤と混合されて凝集処理が行われる。 更に第一混和槽107で得られた凝集処理水は第一沈殿槽108に導入されて固液分離され、その上澄水は生物処理槽109に導入される。
    【0008】
    そして生物処理槽109からの生物処理水は、膜ろ過装置110に導入されて固液分離され、その上澄水が膜ろ過水として促進酸化処理槽111に導入され、オゾンと紫外線とによって促進酸化処理を行う構成とするものである(例えば、特許文献2参照)。
    【0009】
    【特許文献1】
    特開2001−205277号公報(第1図)
    【0010】
    【特許文献2】
    特開2001−47091号公報(第1図)
    【0011】
    【発明が解決しようとする課題】
    しかしながらこれらの処理水は、高含水比の浚渫土砂の埋立地内投入における余水の処理のみに特定されており、有機スズ化合物含有の泥水状の土砂・懸濁物質の一連処理、特に土砂分の同時処理などはその範疇に入っていない。
    【0012】
    また、海底、湖底などからの高含水比の浚渫土砂の殆どが密閉された埋立地内へ投入され、上澄水の処理のみが行われ、土砂間隙水の処理が行われないために、埋立量の増大化、および圧密対策として埋立地土中間隙水の排出などの問題がある。
    【0013】
    更に土砂間隙水の処理が行われないために、埋立完了後において長期にわたり地中に有害物質が残存することとなり、雨水の地下浸透などによる有害物質の埋立地外への流出などの問題がある。
    【0014】
    本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、有機スズ化合物含有の高含水比の浚渫土砂を余水と土砂とに分離してそれぞれの有機スズ化合物の除去処理を同時に行う有機スズ化合物を含む除去海底汚泥の有害物除去処理方法を提供することを目的とするものである。
    【0015】
    【課題を解決するための手段】
    上記の目的を達成するために、本発明に係る有機スズ化合物を含む除去海底汚泥の有害物除去処理方法は、有機スズ化合物を含む高含水比の浚渫土砂を凝集沈澱地に搬送し、凝集剤を添加・撹拌させて沈澱濾過池での土砂・フロック沈降堆積物・海水の一層の分離堆積を図り、更に分離された海水および懸濁物質を砂濾過槽および活性炭吸着槽を経て浮遊フロックおよび海水に含まれる有機スズ化合物の除去処理をすると共に、前記沈澱濾過池内での土砂およびフロック沈降堆積物を取り出し、乾燥処理する有害物除去処理方法にあって、前記海水および浮遊フロックの砂濾過槽および活性炭吸着槽による濾過処理の前段階に、ポリエチレンシートにより浮遊フロックから有機スズ化合物の原土含有総量の一定率を該ポリエチレンシートに付着させる工程を備える。
    【0016】
    ここで、浚渫土砂運搬船により海水と泥分とが混在した有機スズ化合物を含む高含水比の浚渫土砂を凝集沈澱池に搬送して凝集剤を添加・撹拌することによりフロックを形成させて土砂・フロック沈降堆積物・海水の一層の分離堆積化を図ることが可能となる。
    【0017】
    更に海水および浮遊フロックは、同フロックがポリエチレンに付着し易い性質を利用し、凝集沈澱池内に工夫を施したポリエチレンシートを展張及び積層することにより有機スズ化合物の原土含有総量の一定率をその含有フロックからポリエチレンシートに付着させる。
    【0018】
    そして前記凝集沈澱池からの濾過水は、砂濾過槽を経て有機スズ化合物の溶存で2ng/L以下まで、濾過水中に含有される有機スズ化合物を除去するために通過速度、通過距離および流量を考慮した活性炭を用いての除去が可能となる。
    【0019】
    一方、海水濾過後の凝集沈澱池に残留した土砂・フロック沈降堆積物は、数日の自然乾燥後、天日乾燥場にて展開・散布されることで自然排水・天日乾燥によって脱水し、更に紫外線によって有機スズ化合物が分解され、土砂・フロック沈降堆積物に付着する有機スズ化合物の減量を可能とする。
    【0020】
    【発明の実施の形態】
    以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
    【0021】
    図1に、本発明を適用した有機スズ化合物を含む除去海底汚泥の有害物除去処理方法の一例を示すための概要説明図を示す。
    【0022】
    ここで、作業船1に設けられる浚渫装置2によって汚染海域である海底の表層部分(約10cm厚さ)を、海水と共に浚渫された高含水の浚渫海底土砂は浚渫土砂運搬船3に排送される。
    【0023】
    そして浚渫土砂運搬船3は接岸された後に、浚渫海底土砂は排送管4を通じて複数の濾過槽が設置された凝集沈澱濾過池5に配送する。 この浚渫土砂運搬船3から配送される土砂・海水は混合され高濃度の泥水となり、凝集沈澱濾過池5に注入されることとなる。
    【0024】
    更にその過程において管注入装置6で注入された凝集沈澱促進剤によって、凝集沈澱濾過池5内で土砂、凝集増大フロックおよび上澄み水となって分離沈降堆積及び移動を行う。 その過程において凝集沈澱濾過池5内に展張および被覆したポリエチレンより成る付着シート7および濾過シート8によって有機スズ化合物の相当量を包含するフロックの捕獲を行う。
    【0025】
    また、凝集沈澱濾過池5内で濾過された海水は、浚渫海底土砂含有有機スズ総量の99.99%以下の有機スズ分が分離含有されている。 この海水含有有機スズは、濾過速度、濾過距離、濾過材の効果期限などを考慮・設計された活性炭濾過装置9を通すことによって、放流可能な基準値とされる2ng/L以下に除去され、放流される。
    【0026】
    一方、海水濾過後、凝集沈澱濾過池5内に沈降・堆積した浚渫土砂は数日間の放置・乾燥後、活性炭濾過による余水濾過装置の設置された天日乾燥場10に搬出され、所定の日照時間による天日乾燥によって、更に相当量の有機スズ化合物の減量化が可能となる。
    【0027】
    そして天日乾燥場10で乾燥された土砂は、未だ有機スズ化合物を含有するが、予め仕切り堤・止水矢板・排水で水位低下・地下水の挙動を制御・区分され、自然水の非流入対策の施された埋め立て処分地11に搬入埋め立てられる。
    【0028】
    この埋め立て処分地11内に埋め立てられる有機スズ化合物の減量された土砂は、埋め立て処分地11内で覆土された後も通気・電極挿入などの微生物の移植・増加によっての微生物分解が促進され、有機スズ化合物は更に減量化される。 又容量を残しながら機能低下した使用済みの活性炭・濾過砂は残土砂と共に埋め立て処分地11内に密封され有害分は減量化される。
    【0029】
    なお、空の状態となった使用後の付着シートおよび濾過シート、更には同付着シートおよび濾過シートに付着した有機スズ化合物は乾燥後回収され、高温焼却あるいは無酸素熱処理によって消滅させる。
    【0030】
    そこで本発明の凝集沈澱濾過池における高含水の浚渫海底土砂からの有機スズ化合物の各除去過程での実験結果を以下に示す。
    【0031】
    比較試験例1
    有機スズ化合物含有2500ng/wet−gの漁港底質を採取し、凝集材無添加及び高分子有機凝集材2mg/Lを添加の2種の試料を用意した。
    【0032】
    この2種の試料に海水を1:4(実際の浚渫泥水と同様)の割合で加え、これを2時間振とうし、3時間放置後上澄み液を採取し凝集沈澱処理用試料水として調製した。
    【0033】
    この凝集沈澱処理用試料水の上澄み液500mlに、凝集沈降材としてポリ塩化アルミニウム、塩化第二鉄及び無機凝集沈澱処理材を一定濃度ずつ添加し、180rpmで急速撹拌し、引き続き30分間緩速撹拌し、1時間静置後の上澄み液の濁度低下率とpH値を測定した結果を下記表1に示す。
    【0034】
    【表1】

    【0035】


    また、前記凝集材無添加の上澄み液、凝集沈降材としてポリ塩化アルミニウムを添加した場合の上澄み液、高分子有機凝集材2mg/Lを添加した凝集沈澱処理用試料水にポリ塩化アルミニウムを添加した場合の上澄み液および凝集沈降材として無機凝集沈澱処理材を添加した場合の上澄み液に含有する有機スズ化合物の濃度測定結果を下記表2に示す。


    【0036】


    【表2】


    【0037】


    前記表1より静置3時間で濁度0.5にするためには、ポリ塩化アルミニウム10mg/L、塩化第二鉄40mg/Lおよび無機凝集沈澱処理材40mg/Lの注入率が必要となる。


    また、フロック強度では無機凝集沈澱処理材が強固であり、pH値の変化も無かった。


    【0038】


    前記表2より無機凝集沈澱処理材の固液分離率が0.0034と最も小さく、かつ有機スズ化合物の濃度が86ng/Lと最も低い結果となった。 これにより凝集沈澱処理材として無機凝集沈澱処理材が最も好ましいことが判明した。


    なお無機凝集沈澱処理材としてはゼオライトなどの多孔質物質が好ましい。


    【0039】


    次に図2に示すのは有機ズズ除去実験概念図であり、21は500l容量の原水タンク、22は撹拌装置、23は装置外枠、24は水位測定用としての金尺、25は整流板、26はポリエチレン吸着シート、27はポリエチレンろ過シート、28は砂フィルター、29は活性炭フィルター、30は採水管、31はマノメーター、32はバルブおよび33はポンプを示す。


    【0040】


    即ち、前記原水タンク21内にて無機凝集沈澱処理材が添加され、撹拌装置22によって撹拌されて固液分離された上澄み液はポンプ33によって押す装置外枠3とポリエチレンろ過シート27間に送水される。


    【0041】


    そして、この装置外枠3とポリエチレンろ過シート27間にポリエチレン吸着シート26を配して、このポリエチレン吸着シート26に有機スズ化合物を吸着させようとするものである。


    【0042】


    そこで特別な材質・形状のポリエチレンシートが効率良く有機スズ化合物を付着させるかを実験すべく下記表3に示す形状に相違のある5種のシートを選定し実験に使用した。


    【0043】


    【表3】


    【0044】


    前記表3で示す高強ポリエチレン繊維不織布の最厚さと同程度の厚さとなるように他に種類のシートを折り重ね境界の金具を貼付し、試験用泥水のそれぞれの水位差に差異が生じ始めるまで通水し、その後にシートの入口側と出口側を採水し、有機スズ化合物濃度を測定した結果を下記表4に示す。


    【0045】


    【表4】


    【0046】


    表4によりシート番号▲2▼の2列配置では、シート番号▲1▼の1列配置と同程度の比率で吸着することが判明した。 また、シート番号▲3▼および▲5▼は実験終了後のシートに黄土色着色があり、折り重ねのフロック捕獲効果と予想される。


    【0047】


    前記表4の結果よりポリエチレンを材料とするシートを泥水通過による吸着・捕獲率は25%程度期待できる。 従って凝集沈降の進んだ有機スズ化合物含有水では、3列配置での60%弱の濃度低下は確実であり、ろ過を経て最終活性炭処理に有効に働く。 また、実際の施工では覆数列・複数千鳥列配置での工夫が可能である。


    【0048】


    このようにしてポリエチレンシート、ろ過シートおよび砂フィルターを通して約60%の有機スズ化合物が除去された有機スズ化合物含有水は、活性炭フィルターを通すことによって最終目標値まで有機スズ化合物を除去して放流されることとなる。


    【0049】


    そこで活性炭による有機スズ化合物の阻止率(活性炭吸着)は、活性炭を通過する流速によって決定される。 例えば図3のグラフ図で示すように、膜厚50cmの活性炭フィルターに対して通過前の有機スズ化合物含有濃度が約86ng/Lの場合において、流速が0.195cm/secのときには破線で示すように通過後の有機スズ化合物含有濃度が約20ng/Lとなる。


    【0050】


    ここで、最終目標値である有機スズ化合物含有濃度が2ng/Lを満たすためには、理論式で計算した流速を7.75×10

    −3 cm/secとすることによって実線で示すように、通過後の有機スズ化合物含有濃度が約2ng/Lとなる。


    【0051】


    また、流速を落とすには砂フィルターを通過した有機スズ化合物含有水を、活性炭フィルターに入れる際に、その活性炭フィルターの断面積を30倍以上に拡大すれば、その比率に応じて流速が低下することとなる。


    【0052】


    一方、海水濾過後、凝集沈澱濾過池内に沈降・堆積した有機スズ化合物を含むフロック・土砂が同時に、その含水比低下後天日乾燥場に搬出され、同天日乾燥での紫外線による有害分減量化および太陽熱による含水比の更なる低下後に最終処分される。


    【0053】


    この有機スズ化合物を含むフロック・土砂が、その有害物質の20%以上の減量化での最終処分となり、更に土砂の脱水によって最終処分場造成地の土質力学的安定が向上する。


    【0054】


    そこで漁港などの海底に堆積する有機スズ化合物の含有深さはせいぜい10cmほどであり、この有機スズ化合物、有機浮泥等の有害な表層部分のみを海水と共に浚渫し、凝集沈澱濾過池における処理後の沈降した土砂およびフロック沈降堆積物を脱水処理することにより、既存のように埋立処分を主目的とする浚渫(浚渫深さ50cm以上)に比べて大幅な減容化が可能となる。


    【0055】


    ここで、搬出された有機スズ化合物を含むフロック・土砂は必ずしも天日乾燥によって有害分の減量化および脱水を行う必要性は無く、例えば屋内において人為的な紫外線照射や熱源による乾燥を行うことも考えられるものであるが、僻地における環境やコストの面から天日による乾燥が最も好ましいものである。


    【0056】


    また、埋立処分地は、何らかの手段で地下水位を低下させ、その区域に天日乾燥により脱水された土砂の最終埋立処分を行う。


    【0057】


    この場合には埋立区域は他区域との地下水の流入・流出が無いような措置を行う。 覆土は最終埋立土砂と地上との隔離が確実な厚さとし、降雨の地下浸透がないようにする。 更に埋立区域への降雨排水は周辺の排水路を設けるとともに、埋立地の蒲鉾型埋立とし、土砂の流出での窪地ができないように管理する。 また次項に関連し、地中への通気孔及び電極孔・装置を設置することもある。


    【0058】


    【発明の効果】


    以上述べて来た如く本発明によれば、高含水の浚渫土砂の余水・土砂間隙水の無害化処理、有機スズ化合物含有懸濁物資の相当割合のシート等による吸着消滅を行うと共に、沈降・堆積した埋立処分予定土砂の脱水・有機スズ化合物減量化のプロセスを経ての埋立処分となることから処分土砂量の減容化が可能となる。


    【0059】


    更に土砂間隙水が少ないことから圧密沈下も少なく、埋立完了後の用地利用を容易にする効果を奏するものである。


    【図面の簡単な説明】


    【図1】本発明を適用した有機スズ化合物を含む除去海底汚泥の有害物除去処理方法の一例を示すための概要説明図を示す。


    【図2】本発明を適用した有機スズ化合物を含む除去海底汚泥の有害物除去処理方法の一例を示すための有機スズ除去実験概念図を示す。


    【図3】本発明を適用した有機スズ化合物を含む除去海底汚泥の有害物除去処理方法による活性炭による有機スズ化合物の阻止率を示すグラフ説明図である。


    【図4】特許文献1における説明図を示す。


    【図5】特許文献2における説明図を示す。


    【符号の説明】


    1 作業船2 浚渫装置3 浚渫土砂運搬船4 排送管5 凝集沈澱濾過池6 管注入装置7 付着シート8 濾過シート9 活性炭濾過装置10 天日乾燥場11 処分地

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