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Antibacterial/deodorizing sanitary product

阅读:606发布:2021-09-16

专利汇可以提供Antibacterial/deodorizing sanitary product专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To improve safety, antibacterial effect and the sustainability of deodorizing effect by applying a coating of zinc oxide fine particles on the surface of a base body of a sanitary product with a specified average size without using a bonding material. SOLUTION: A coating of zinc oxide fine particles with an average size of below 0.1μm is applied on the surface of a base body for a sanitary product without using a bonding material to form an antibacterial and deodorizing sanitary product. In other words. preferably, a solution containing zinc ions is brought into contact with an alkali solution with the presence of the base body for the sanitary product so that zinc oxide is precipitated and applied on the surface of the base body for the sanitary product. In this case, the base body for the sanitary product may be brought into contact with the alkali aqueous solution under temperature conditions of above about 50 deg.C to react. The base body for the sanitary product herein usable is fiber products made of synthetic fibers or natural fibers, paper products or any other material. The material is used in any form and can be selected according to the purposes. But woven, unwoven cloths and the like are preferable.,下面是Antibacterial/deodorizing sanitary product专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】平均粒径0.1μm以下の酸化亜鉛微粒子が結合材なしで衛生用品基体表面に被着していることを特徴とする抗菌・脱臭性衛生用品。
  • 【請求項2】衛生用品基体の存在下で亜鉛イオン含有溶液とアルカリ水溶液とを接触させて該衛生用品基体の表面に酸化亜鉛を析出、被着させることによって得られる請求項1記載の抗菌・脱臭性衛生用品。
  • 【請求項3】衛生用品基体の表面上に亜鉛イオン含有溶液が付着している該衛生用品基体を50℃以上の温度条件下でアルカリ水溶液と接触、反応させて該衛生用品基体の表面に酸化亜鉛を析出、被着させることによって得られる請求項1記載の抗菌・脱臭性衛生用品。
  • 【請求項4】衛生用品基体が織布又は不織布である請求項1、2又は3記載の抗菌・脱臭性衛生用品。
  • 【請求項5】抗菌・脱臭性衛生用品が紙おむつ又はライナーである請求項1、2、3又は4記載の抗菌・脱臭性衛生用品。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は抗菌・脱臭性衛生用品に関し、より詳しくは酸化亜鉛微粒子が結合材なしで衛生用品基体表面に被着している、抗菌・脱臭性衛生用品に関する。

    【0002】

    【従来の技術】衛生用品基体に抗菌成分、脱臭成分を担持(練り込み、含浸、付着、置換)させた衛生用品、あるいは抗菌成分、脱臭成分を担持した素材を衛生用品基体に織り込んだ衛生用品は公知である。 例えば銅細線を織り込んだおむつ(特開昭53−67294号公報)や抗菌性イオンで置換されたカチオン交換繊維からなる衛生用品(特開平5−212094号公報)などが報告されている。

    【0003】衛生用品基体の表面に有機系抗菌成分、脱臭成分を担持させる場合には、有機系抗菌成分、脱臭成分を衛生用品基体の表面に長期間にわたって担持させておくこと(即ち、抗菌効果、脱臭効果を長期間持続させること)が困難であり、有機系抗菌成分、脱臭成分の溶解や飛散により安全性の問題が生じる傾向がある。 また、銀ゼオライトなどの無機系抗菌成分、脱臭成分もあるが、これを衛生用品基体に固定するためには結合剤を用いる方法や衛生用品原料樹脂に練り込む方法等の採用が必要であり、この場合には抗菌成分、脱臭成分が樹脂中に埋もれてしまうため有効には作用しない。 また、抗菌成分、脱臭成分を添加した衛生用品ではアレルギー反応でかぶれを生じる場合がある。

    【0004】酸化亜鉛は抗菌作用、脱臭作用を有し、また湿気を吸収することが知られており、また亜鉛華(シッカロール)と称しておむつかぶれ防止に赤ちゃんの臀部に用いられているように人体に対して極めて安全であり、アレルギー反応が少ないことが知られている。 このように有効で安全な酸化亜鉛を利用するために酸化亜鉛を基体に固定して利用することがしばしば行われている。 酸化亜鉛を基体に固定する方法として、従来は、酸化亜鉛を成形材料の樹脂中に練り込んで繊維等の成形品中に含ませるか、酸化亜鉛を塗料中に分散させて得た酸化亜鉛分散塗料を塗布するか、又は酸化亜鉛微粒子及び結合剤を含有する分散液を塗布し、熱処理して被着させるかしていた。 このように樹脂に練り込んだり、塗料中に分散させたりする場合には、ほとんどの酸化亜鉛が樹脂や塗料中に閉じ込められたままで、表面に現れにくく、それで酸化亜鉛の添加効果が少なく、また、塗料を繊維製品に塗布した場合には塗りムラができたりするという欠点がある。

    【0005】分散液を塗布する場合には、分散媒の蒸発、結合剤による被着を達成するために熱処理を必要とし、更に酸化亜鉛微粒子の表面にも結合剤が付着して酸化亜鉛の添加効果を低下させるという欠点がある。 また、基体に酸化亜鉛を被覆した後、加熱分解して酸化亜鉛を被覆する方法も知られているが、その場合には1
    50℃以上に加熱しなければならず、基体の材質によっては変形、変質又は溶融することがある。 更に、加熱の際に皮膜が剥離し易く、強固な酸化亜鉛被着体は得られにくい。

    【0006】基体表面に酸化亜鉛を被着させる方法としては、溶射方法も考えられるが、この場合には酸化亜鉛の粒径が数μm以上になり、また酸化亜鉛同士が融着しているため例えば繊維製品に被着させた場合には基体の柔軟性、触感が失われ、実用的でなくなる。 また、スパッタ法や蒸着法で酸化亜鉛を被着させることも可能であるが、この場合には基体最外面にしか被着できないので、繊維製品などの場合には内部の繊維表面まで均一に酸化亜鉛を被着させることはできない。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、抗菌成分、脱臭成分として酸化亜鉛微粒子を用いており、酸化亜鉛微粒子が上記のような欠点が生じることなしで衛生用品基体表面に結合材なしで強固に被着しており、人体に対して安全であり且つ抗菌効果、脱臭効果が持続する抗菌・脱臭性衛生用品を提供することにある。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目的を達成するために種々研究を重ねた結果、抗菌作用、
    脱臭作用を有し、湿気を吸収することができ、また亜鉛華(シッカロール)と称しておむつかぶれ防止に赤ちゃんの臀部に用いられているように人体に対して極めて安全であり、アレルギー反応が少ないことが知られている酸化亜鉛微粒子を結合材なしで衛生用品基体表面に強固に被着させ得ることを見いだして本発明を完成した。 即ち、本発明の抗菌・脱臭性衛生用品は、平均粒径0.1
    μm以下の酸化亜鉛微粒子が結合材なしで衛生用品基体表面に被着していることを特徴とする。

    【0009】本発明の抗菌・脱臭性衛生用品は、好ましくは、衛生用品基体の存在下で亜鉛イオン含有溶液とアルカリ水溶液とを接触させて該衛生用品基体の表面に酸化亜鉛を析出、被着させることによって得られる抗菌・
    脱臭性衛生用品である。 本発明の抗菌・脱臭性衛生用品は、より好ましくは、衛生用品基体の表面上に亜鉛イオン含有溶液が付着している該衛生用品基体を50℃以上の温度条件下でアルカリ水溶液と接触、反応させて該衛生用品基体の表面に酸化亜鉛を析出、被着させることによって得られる抗菌・脱臭性衛生用品である。

    【0010】本発明において、酸化亜鉛微粒子の被着される衛生用品基体は、合成繊維、天然繊維の繊維製品(織布、不織布等)、紙製品等のいかなる素材、いかなる形状でもよく、衛生用品の用途に応じて適宜選択される。 衛生用品基体は、好ましくは、織布、不織布等の繊維製品、紙製品である。 特に素材を不織布にして酸化亜鉛を不織布表面に析出させる場合には素材への酸化亜鉛の吸収量を少なくして抗菌、脱臭効果を増大させることができる。

    【0011】本発明の抗菌・脱臭性衛生用品として、おむつ、ライナー、ナプキン、布巾、手拭き、おしぼり、
    濡れティッシュなどが挙げられる。 本発明の抗菌・脱臭性衛生用品においては、衛生用品基体の表面上への酸化亜鉛微粒子の被着は、衛生用品基体形状に加工する前の織布又は不織布に実施しても、或いは衛生用品基体形状に加工した後に実施してもよい。 本発明で用いる亜鉛イオン含有溶液は、例えば硫酸亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛等を水に溶解させたものであり、またアルカリ水溶液は、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等を水に溶解させたものである。

    【0012】衛生用品基体表面上に亜鉛イオン含有溶液が付着している該衛生用品基体をアルカリ水溶液と接触、反応させて本発明の抗菌・脱臭性衛生用品を得る際には、亜鉛イオンが衛生用品基体表面に接触している状態でアルカリ水溶液と接触、反応させことが好ましい。
    また、亜鉛イオン含有溶液をアルカリ水溶液と接触、反応させる際には、50℃以上の温度条件下で実施することが好ましい。 50℃未満の場合には不純物の少ない酸化亜鉛が得られにくくなる傾向があり、また反応速度が遅く、平均粒径0.1μm以下の酸化亜鉛微粒子を衛生用品基体表面上に十分に析出、被着させることが困難となる傾向がある。

    【0013】なお、本発明で用いる衛生用品基体表面が疎水性である場合には、衛生用品基体表面を例えば界面活性剤で処理して親水性にした後、酸化亜鉛微粒子を衛生用品基体表面上に析出、被着させることにより、酸化亜鉛微粒子を衛生用品基体表面により強固に被着させることができる。

    【0014】本発明においては、上記のように衛生用品基体表面上に亜鉛イオン含有溶液が付着している該衛生用品基体を50℃以上の温度条件下でアルカリ水溶液と接触、反応させた後直ちに、酸化亜鉛難溶解性溶液中に入れ、50℃以上の温度条件下で5分以上熟成することが好ましい。 この酸化亜鉛難溶解性溶液のpH値が9以上である場合には、不純物の極めて少ない酸化亜鉛が被着されるのでpH値が9以上であることが好ましい。 熟成の際の温度及び時間は平均粒径0.1μm以下の酸化亜鉛微粒子を衛生用品基体表面上に十分に析出、被着させることができる温度及び時間であり、50℃未満の温度条件下では不純物の少ない酸化亜鉛が得にくくなる傾向があり、また、所要時間が長くなりすぎ、また、5分未満では平均粒径0.1μm以下の酸化亜鉛微粒子を衛生用品基体表面上に十分に析出、被着させることが困難となる傾向がある。

    【0015】上記した条件下で製造することにより、平均粒径0.1μm以下の酸化亜鉛微粒子が衛生用品基体表面上に結合剤なしで被着している抗菌・脱臭性衛生用品が得られる。 なお、本発明において、「抗菌」とは、
    大腸菌などの菌類やかびを死滅させることを意味し、
    「脱臭」とは、悪臭を放つ気体を減少させることを意味し、分解、吸着あるいは化学反応のいずれによるものであるかは問わない。

    【0016】

    【実施例】

    実施例1 ポリプロピレン繊維からなる不織布を界面活性剤で処理してその表面を親水性にした。 この処理済不織布を60
    ℃の硫酸亜鉛水溶液(2N)に浸漬し、取り出した直後にこの不織布を60℃の水酸化ナトリウム水溶液(2
    N)に浸漬して20分間60℃で煮沸し、その後不織布を水洗し、乾燥した。

    【0017】このように処理して得た不織布についてX
    線回折を行った結果、酸化亜鉛の回折ピークが確認された。 また、電子顕微鏡にて不織布表面を観察した結果、
    100nm以下の酸化亜鉛微粒子がほぼ均一に不織布表面に被着していた。 この酸化亜鉛被着不織布の手による触感は処理前の不織布とほとんどかわらず、また手で不織布同士を擦り合わせても酸化亜鉛の脱落、飛散は認められなかった。

    【0018】このようにして得た酸化亜鉛被着不織布(10cm×10cm)を密閉ガラス容器(容積9.2
    リットル)に入れ、メチルメルカプタンを40ppmの濃度となるように注入して密閉した。 20分後にはメチルメルカプタン濃度が1ppm以下になっていた。 このように、酸化亜鉛被着不織布は脱臭能を有していることが確認された。 この酸化亜鉛被着不織布を紙おむつ、
    ライナーとして用いたところ、実用として十分な脱臭効果が認められた。

    【0019】実施例2 実施例1で調製した酸化亜鉛被着不織布に大腸菌を含む菌液150μl(大腸菌を約2万個含有)を滴下した。
    滴下直後及び1、2、3時間後に酸化亜鉛被着不織布表面の菌液を回収し、標準寒天で24時間培養した。 また、比較として酸化亜鉛被着のない不織布についても同様の試験を実施した。 それらの試験結果は表1に示す通りであった。 表1中のデータは換算値である。

    【0020】

    【0021】また、この酸化亜鉛被着不織布を日本工業規格L0217(1995). 103号に基づく洗濯方法に従って洗濯(40℃)を行った。 洗濯後の布を電子顕微鏡で観察したところ、洗濯後でも酸化亜鉛が被着していることが確認された。 この酸化亜鉛被着不織布を用いて紙おむつ、おしぼり、布巾などの衛生用品に用いたところ、十分な抗菌性を示し、使用後の衛生用品の細菌の繁殖を抑制できた。

    【0022】

    【発明の効果】本発明の抗菌・脱臭性衛生用品においては平均粒径0.1μm以下の酸化亜鉛微粒子が結合材なしで衛生用品基体表面に強固に被着しており、人体に対して安全であり、アレルギー反応が少なく且つ抗菌効果、脱臭効果が持続する抗菌・脱臭性衛生用品を提供することができる。

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