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Fertile seed soil containing fungus and forestation of tree

阅读:351发布:2020-11-18

专利汇可以提供Fertile seed soil containing fungus and forestation of tree专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a fertile seed soil containing a fungus, capable of stimulating the germination and growth of seedlings, enhancing resistance to soil pathogenlc fungi and suitable for the forestation of pine trees in sandy beaches and for the greening of devastated lands by adding ectotrophlc mycorrhizae to a fertile seed soil and subsequently molding the mixture into masses.
SOLUTION: A fertile seed soil comprising the seeds of a tree such as an ectotrophic mycorrhiza tree exhibiting a symbiotic relation with one or more kinds of ectotrophic mycorrhizae selected from Pisolithus tinctorius, Rhizopogen rubescens, Rhizopogen nigrescens and Suillus granulatus, fertilizers, a soil such as black soil or red clay, and preferably further a soil conditioner such as powdered coal, vermiculite or peat moss is mixed with the ectotrophic mycorrhizae and subsequently molded into masses. The fertile seed soil containing the fungi is directly sowed in a field used for the forestation of trees. The germination and growth of the seedlings and the healthy growth of the trees are subsequently stimulated to forest the trees.
COPYRIGHT: (C)1997,JPO,下面是Fertile seed soil containing fungus and forestation of tree专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 樹木の種子、肥料および土壌からなる種肥土中に外生菌根菌を含有させて構成し、かつ塊状に成形してなることを特徴とする菌入り種肥土。
  • 【請求項2】 樹木の種子、肥料、土壌および土壌改良材からなる種肥土中に外生菌根菌を含有させて構成し、
    かつ塊状に成形してなることを特徴とする菌入り種肥土。
  • 【請求項3】 前記外生菌根菌は、コツブダケ、ショウロ、ホンショウロおよびチチアワタケのうちから選ばれるいずれか1種以上である請求項1または2に記載の菌入り種肥土。
  • 【請求項4】 前記樹木は、外生菌根菌と共生関係を示す外生菌根性樹木である請求項1または2に記載の菌入り種肥土。
  • 【請求項5】 前記土壌改良材は、粉炭、バーミキュライト、ピートモス、パーライトおよびゼオライトのなかから選ばれるいずれか1種以上である請求項2に記載の菌入り種肥土。
  • 【請求項6】 前記土壌は、黒土または赤土である請求項1または2に記載の菌入り種肥土。
  • 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1に記載の菌入り種肥土を、樹木の造林地点に直接播種し、幼苗の発芽,育苗を促すと同時に健全に成育させることを特徴とする樹木の造林方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、菌入り種肥土および樹木の造林方法に関し、特に、砂浜でのマツ林の造林作業や荒廃地での緑化作業を簡便化するのに用いて効果的な菌入り種肥土とこの菌入り種肥土を用いる樹木の造林方法について提案する。 なお、本願では、種子と肥料と土壌の混合物、あるいは種子と肥料と土壌と土壌改良材の混合物を単に「種肥土」と定義する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、砂浜でのマツ林の造林作業は、種子から発芽した苗を2年間床替え育苗し、この苗を砂浜に移植する方法によって行われている。 ところが、このような樹木の造林作業は、育苗や移植等に多くの人手がかかり非効率的である。

    【0003】一方、荒廃地での緑化作業は、種肥土を荒廃地に直播きする簡便な方法によって行われている。 ところが、荒廃地の栄養状況は貧弱であるため、種子から発芽した苗は、幼苗期に必要な養分の吸収が困難となる。 そのうえ幼苗は、フザリウムやリゾクトニア等の病害菌による影響を受けやすい。 つまり、種肥土の直播き方法は、上述した床替え移植の作業に比べてより簡便な作業ではあるが、幼苗の健全な生育が難しいという問題があった。

    【0004】これに対し、健全な苗の成育を目的として、菌根菌を苗木に感染させ、その苗木を造林地点に植栽する方法がある。 この方法によれば、確かに移植後の苗の生育が、従来のものより良好である。 しかしながら、育苗や移植等において人手がかかるのは上記の従来法と何らかわりがない。

    【0005】今後、高齢化社会へと移り変わっていく日本では、林業就業者の高齢化が進み人手不足が予想される。 そのため、上記の従来法に替わる、より簡便かつ省的な造林方法の開発が求められているのが実情である。 また、全国的にマツの枯損が進んでおり、沿岸地域では、防災の点からもマツ林を造成する必要性が高まっている。

    【0006】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その主たる目的は、砂浜や荒廃地のように栄養状況が貧弱な土地でも、苗木の植栽ほど手間がかからずに幼苗の健全な成育を実現できる樹木の造林方法を提案することにある。 本発明の他の目的は、上記造林方法に用いて効果的な菌入り種肥土を提供することにある。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】発明者らは、より簡便かつ省力的な方法である種肥土の直播方法に着目し、上記目的実現に向け鋭意研究を行った。 その結果、発明者らは、種肥土中に予め外生菌根菌を含有させ、かつ塊状に成形して菌入り種肥土とすることで、発芽した幼苗の健全な成育が図れることを見出し、本発明を完成するに至った。

    【0008】すなわち、本発明は、樹木の種子、肥料および土壌からなる種肥土中に外生菌根菌を含有させて構成し、かつ塊状に成形してなることを特徴とする菌入り種肥土である。 より望ましい構成は、樹木の種子、肥料、土壌および土壌改良材からなる種肥土中に外生菌根菌を含有させて構成し、かつ塊状に成形してなることを特徴とする菌入り種肥土である。

    【0009】そして、上述した本発明にかかる菌入り種肥土を用いた樹木の造林方法として、本発明は、樹木の造林地点に直接播種し、幼苗の発芽,育苗を促すと同時に健全に成育させることを特徴とする方法を提案する。

    【0010】

    【発明の実施の形態】本発明の菌入り種肥土は、種肥土中に予め外生菌根菌を含有させて構成し、かつ塊状に成形して菌入り種肥土とした点に特徴がある。 これにより、種肥土中の外生菌根菌は、樹木の種子発芽と同時にその幼苗の根に感染し、幼苗期の養分吸収力の向上、フザリウム、リゾトクニア等の土壌病害菌に対する抵抗力の向上に寄与する。 その結果、菌入り種肥土を造成地点に直播きするという簡便な方法によって、幼苗の発芽,
    育苗を促すと同時に健全な成育を図ることができる。

    【0011】本発明の菌入り種肥土において、外生菌根菌は、樹木の根に感染し(外生菌根)、土壌中に数ミクロンの菌糸を広範囲に広げ、樹木に養分(リン,窒素,
    カリウムなど)と水分を供給する一方で、菌自体は樹木の合成した炭水化物などを得るという共生関係を示す。
    しかも、菌糸により菌鞘を形成した樹木の根は、土壌病害菌の侵入に対する抵抗力も高くなる。 このような外生菌根菌としては、上記の効果が顕著である,コツブダケ、ショウロ、ホンショウロおよびチチアワタケのうちから選ばれるいずれか1種以上の外生菌根菌を用いることが望ましい。

    【0012】本発明において、対象となる樹木種は、上記外性菌根菌と共生関係の認められる外性菌根性樹木が挙げられ、例えば、カラマツ、アカマツ、クロマツ、ツガ、コメツガ等が例示できる。

    【0013】本発明の菌入り種肥土において、土壌改良材としては、アルカリ性で多孔質の粉炭、保水効果のあるバーミキュライト、ピートモス、パーライトおよびゼオライトから選ばれるいずれか1種以上を用いることが望ましい。 粉炭(木酢によるpH調整を行っていないもの)を用いる理由は、アルカリ性を好む外生菌根菌、例えば、コツブタケ、ショウロ、ホンショウロなどの住処として好適だからである。 バーミキュライト、パーライトおよびゼオライトを用いる理由は、菌入り種肥土の吸水性向上、保水性向上、固結防止、塩基置換容量の増加のために好適だからである。 ピートモスを用いる理由は、菌入り種肥土の吸水性向上、保水性向上、固結防止、外生菌根菌の支持体として好適だからである。 つまり、ピートモスの添加は、外生菌根菌の支持体としてだけでなく、種肥土の固結防止、その吸水性、保水性の高さから夏期、冬期の乾燥状況での保水効果を期待したものである。 なお、このピートモスは、有機物分解性の土壌病害菌(例えば、フザリウム、リゾトクニアなど)の繁殖を予防するために、腐植化の進んだものを用いることが望ましい。

    【0014】本発明の菌入り種肥土において、土壌としては、有機物含量の少ない黒土または赤土を用いることが望ましい。 この理由は、有機物分解性の土壌病害菌の増殖を抑制し、樹木の幼苗が立ち枯れ病を引き起こすのを防止するためである。

    【0015】本発明の菌入り種肥土において、肥料としては、上記の基本土壌と同一理由から、有機物系のものは使用せず、窒素含量の少ないリン主体の化成肥料を用いることが望ましい。

    【0016】以上説明したような本発明にかかる菌入り種肥土は、例えば、以下の方法に従って、菌根菌資材を種肥土と混合し、塊状に成形することによって得られる。 即ち、子実体と水を体積比1:1で配合したのちミキサーにて粉砕混合し、さらに水で2〜3倍に希釈し、
    胞子液とする。 次に、外生菌根菌の支持体として、有機物分解性の土壌病害菌が繁殖しないように腐植化の進んだピートモスを用い、このピートモスに炭(ピートモスの2〜3%)と前記胞子液を混ぜることにより、菌根菌資材を調製する。 そして、この菌根菌資材を、10〜95 v
    ol%の土壌と5〜90 vol%の土壌改良材からなる基本土壌に対して外枠量で5〜20 vol%の割合で混合し、同時に前記基本土壌1lに対して1〜10gの肥料と複数個の種子を混合し、その後、塊状に成形することによって本発明の菌入り種肥土を得る。 ここに、菌根菌資材の含有量を基本土壌に対して5〜20 vol%とすることが望ましい理由は、基本土壌に対して5 vol%未満では外生菌根菌が発芽と同時に幼苗の根に感染しにくく、一方、20 v
    ol%を超えると菌入り種肥土の成形が困難となるからである。

    【0017】このように、種肥土中に予め外生菌根菌を含有させて構成した本発明の菌入り種肥土は、塊状に成形してなる。 この理由は、砂浜や荒廃地において、種肥土中の種子を外界の環境から遮断するためである。 ここに、塊状の形態は、特に限定されず、菌入り種肥土を直播きする造林地点に応じて適宜選択することができ、例えば、球状、板状、俵状、瓦状などがある。 特に、球状に成形する場合は、この大きさを半径約 1.5〜2.0 cmとすることが望ましい。 この範囲内にあれば、幼苗が発芽,育苗し、かつ幼苗の健全な育成が容易だからである。

    【0018】次に、本発明にかかる上記菌入り種肥土を用いた樹木の造林方法は、菌入り種肥土を、樹木の造林地点に直接播種し、幼苗の発芽,育苗を促すと同時に健全に成育させることに特徴がある。 このような本発明の樹木の造林方法によれば、早い時期から、幼苗の根に外生菌根菌がスムーズに感染し、幼苗への養水分の安定供給が行われるので、土壌伝染性の病原菌に対する耐久性の向上を図ることができる。 その結果、種肥土の直播き方法による樹木の造林が可能となる。

    【0019】ここで、菌入り種肥土の播種時期としては、10月〜4月の時期が望ましい。 この理由は、5月以降の播種では、長期的な乾燥が考えられる7月下旬〜8
    月上旬までに、根が吸水可能な位置まで成長できないからであり、8月以降では、冬までに発芽し、寒さのために越冬できずに枯れることが予想される等の理由があるからである。

    【0020】

    【実施例】

    (実施例1)黒土(造成地客土用10mmアンダー)1l 、
    クロマツの種子350 粒、土壌改良材として、木酢による
    pH調整をしていない粉炭(3mmアンダー)50mlとバーミキュライト50ml、肥料分として、硫酸アンモニウム1g
    と熔性りん肥3g、菌根菌資材として、コツブタケの胞子液をピートモス+炭(ピートモスの2〜3%)に保持させたものを50ml、これらの全部を少量の水と混合し、
    半径約1.5cmの大きさの菌入り球状種肥土(試験区)に成形した。 比較材として、菌根菌資材を加えないこと以外は上記試験区と同様にした球状種肥土(菌根菌資材無添加区)と、菌根菌資材と土壌改良材を加えないこと以外は上記試験区と同様にした球状種肥土(無添加区)を作製した。 これらの球状種肥土を、砂を詰めた1/5000
    aワグネルポットに埋め、発芽状況と生育状況について観察を行った。 その結果、発芽率について表1に示す。

    【0021】

    【表1】

    【0022】この表1に示す結果から明らかなように、
    土壌改良材が存在しないと、発芽率が著しく減少することがわかった。 また、発芽した幼苗の生育状況は、発芽後約1ヵ月までは、いずれの処理区とも良好な生育が認められた。 しかしながら、発芽後2ヵ月経った頃から、
    無添加区と菌根菌資材無添加区の幼苗が養分欠乏と思われる黄緑色を呈することを確認した。 即ち、種肥土への菌根菌資材の添加は、幼苗期の養分吸収力の向上に大きく寄与することが確認できた。

    【0023】(実施例2)黒土(造成地客土用10mmアンダー)1l 、クロマツの種子350 粒、土壌改良材として、木酢によるpH調整をしていない粉炭(3mmアンダー)50mlとバーミキュライト50ml、肥料分として、硫酸アンモニウム1g と熔性りん肥3g 、菌根菌資材として、コツブタケの胞子液をピートモス+炭(ピートモスの2〜3%)に保持させたものを50ml、これらの全部を少量の水と共に混合し、半径約1.5cm の大きさの菌入り球状種肥土(試験区)に成形した。 比較材として、菌根菌資材を加えないこと以外は上記試験区と同様にした球状種肥土(菌根菌資材無添加区)と、菌根菌資材と土壌改良材を加えないこと以外は上記試験区と同様にした球状種肥土(無添加区)を作製した。 これらの球状種肥土を、1995年3月に、試験地に形成した深さ3cmの溝に一列に並べ、その後、砂で種肥土表面が隠れるくらいまで覆い、発芽状況と生育状況について観察を行った。 その結果、発芽率について表2に示す。

    【0024】

    【表2】

    *1;カッコ内の数字は、枯死した幼苗の本数を示す。

    【0025】この表2に示す結果から明らかなように、
    土壌改良材が存在しないと、発芽率が著しく減少することがわかった。 また、発芽した幼苗の生育状況は、5月までは、いずれの処理区とも良好な生育が認められた。
    しかしながら、無添加区と菌根菌資材無添加区における幼苗は、7月から、立ち枯れ病や夏の異常気象等の理由による枯死が多数観察された。 この点、試験区における幼苗は、他の処理区と比べ枯死数は著しく少なかった。
    9月の時点で菌根菌資材無添加区と試験区の幼苗を掘り起こしてみたところ、試験区の幼苗には外生菌根菌の感染が認められた。 即ち、菌根菌資材を添加した種肥土によれば、発芽と同時に幼苗の根に外生菌根菌が感染し、
    土壌病害菌に対する抵抗力が向上することが確認できた。

    【0026】(実施例3)黒土(造成地客土用10mmアンダー)1l 、クロマツの種子350 粒、土壌改良材として、木酢によるpH調整をしていない粉炭(3mmアンダー)50mlとバーミキュライト50ml、肥料分として、硫酸アンモニウム1g と熔性りん肥3g 、菌根菌資材として、コツブタケの胞子液をピートモス+炭(ピートモスの2〜3%)に保持させたものを50ml、これらの全部を少量の水と共に混合し、半径約1.5cmの大きさの菌入り球状種肥土(試験区)に成形した。 比較材として、菌根菌資材を加えないこと以外は上記試験区と同様にした球状種肥土(菌根菌資材無添加区)を作製した。 これらの球状種肥土を、フザリウムによる立ち枯れ病が見受けられる八王子市内の試験圃場の土壌を詰めた1/5000aワグネルポットに埋め、発芽状況と生育状況について観察を行った。 その結果を表3に示す。

    【0027】

    【表3】

    *1;カッコ内の数字は、枯死した幼苗の本数を示す。

    【0028】この表3に示す結果から明らかなように、
    両処理区ともに、実験開始から40日目でフザリウムの影響と思われる、立ち枯れ病が発生した。 さらに、実験開始から60日目の時点では、菌根菌資材無添加区における幼苗は大部分が枯れてしまったものの、試験区における幼苗は約57%が生存していた。 つまり、菌根菌資材を添加含有した種肥土によれば、土壌病害菌に侵された荒廃地においても、土壌病害菌に対する抵抗力に優れることが確認できた。

    【0029】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明の菌入り種肥土によれば、幼苗の発芽と同時に幼苗の根に外生菌根菌が感染するので、幼苗期の養分吸収力の向上、フザリウム、リゾトクニア等の土壌病害菌に対する抵抗力の向上を図ることができる。 その結果、本発明の菌入り種肥土を用いた樹木の造林方法によれば、簡便かつ省力的な直播方法によっても、幼苗の発芽,育苗を促すと同時に健全な成育を図ることが可能になる。

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