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Liquid deodorant composition

阅读:795发布:2021-04-14

专利汇可以提供Liquid deodorant composition专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a deodorant excellent in a deodorant effect for a neutral bad smell such as especially a tobacco smell and a cooking smell sticking to a textile product and also excellent in the high deodorant effect and sustainability immediately after use.
SOLUTION: The liquid deodorant for the textile product or the hair contains a component (A) and a component (B). Component (A): a component with a feeling intensity of less than 2 and a vapor pressure of less than 3Pa (20°C). Component (B): more than one kind of perfume selected from vanillin, anisaldehyde, methyl cinnamate, 7-acetyl-1,2,3,4,5,6,7,8-octahydro-1,1,6,7-tetramethyl naphthalene, heliotropin, cis-3-hexenol, hexanol, linalool, salicylic acid cyclohexyl, ethyl-2-t-butylcyclohexyl carbonate, cumarin and γ-undecalactone.
COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT,下面是Liquid deodorant composition专利的具体信息内容。

  • 成分(A)及び成分(B)を含有する、繊維製品用又は毛髪用の液体消臭剤組成物。
    成分(A):感覚強度2以下で、蒸気圧3Pa以下(20℃)の成分。
    成分(B):バニリン、アニスアルデヒド、桂皮酸メチル、7−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチルナフタレン、ヘリオトロピン、シス−3−ヘキセノール、ヘキサノール、リナロール、サリチル酸シクロヘキシル、エチル−2−t−ブチルシクロヘキシルカルボネート、クマリン、及びγ−ウンデカラクトンから選ばれる香料の1種以上。
  • 成分(A)がジプロピレングリコール、クエン酸トリエチル、ミリスチン酸イソプロピル、ジヒドロジャスモン酸メチル、フェノキシエタノール、サリチル酸シス−3−ヘキセニル、サリチル酸ヘキシル、及び安息香酸ベンジルから選ばれる1種以上である請求項1記載の液体消臭剤組成物。
  • 成分(A)/成分(B)(質量比)=1/1〜20/1である、請求項1又は2記載の液体消臭剤組成物。
  • 更に、分子中に少なくとも1つの陽イオン性基と、1つの炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基を有する化合物(成分(C))を含有する、請求項1〜3のいずれかの項記載の液体消臭剤組成物。
  • 成分(C)が、一般式(I)で表される4級アンモニウム塩、及び一般式(II)又は(III)で表されるアミンオキシドから選ばれる1種以上である、請求項4記載の液体消臭剤組成物。
    〔式中、R 1は炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基であり、R 2 、R 3及びR 4はそれぞれ独立に、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、R 5は炭素数1〜5のアルキレン基であり、Yは−CONR 6 −、−NR 6 CO−、−COO−又は−OCO−(ここで、R 6は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示す)であり、X -は陰イオンである。 〕
  • 更に、ツバキ科植物の抽出物を含有する、請求項1〜5のいずれかの項記載の液体消臭剤組成物。
  • ツバキ科植物の抽出物が緑茶抽出物である、請求項6記載の液体消臭剤組成物。
  • 说明书全文

    本発明は、繊維製品用又は毛髪用の消臭に適した消臭剤組成物に関する。

    洗濯習慣の変化により、着用した衣料はその都度洗濯することが一般的になっているが、スーツやセーター等の衣料は一般家庭では洗濯が難しく、洗濯回数も一般の衣料に比べて格段に少ない。 このため、体臭、たばこ臭、焼き肉等の調理臭が付着し、不快感を生じさせる。 また、絨毯や玄関マット等も同様に洗濯することが難しく、部分的な汚れに由来する不快臭の問題がある。
    不快臭の中でも、アンモニアやアミン類のような塩基性悪臭、酢酸やイソ吉草酸のような酸性悪臭に対しては中和消臭で高い消臭効果が得られるが、タバコや調理臭に含まれるアルデヒド類やグアヤコールなどの中性悪臭に対しては効果が不十分であった。

    かかる不快臭の問題を解決するために、特許文献1〜4に香料と植物エキスや活性剤などの消臭基剤を含む液体消臭剤が開示されている。 しかしこれらの方法は、使用当初は消臭効果が得られるが、その効果が持続しないという問題があった。

    さらに、これらの液体消臭剤が系の場合には、不快臭が水に難溶性の物質であると液体消臭剤を噴霧した直後に不快臭の揮発を促進してしまう問題がある。

    特開平7-31669号公報

    特開2000-342669号公報

    特開2001-178806号公報

    特開2002-69840号公報

    本発明の課題は、繊維製品に対して、特にタバコ臭や調理臭などの中性悪臭に対する消臭効果に優れ、且つ使用直後での高い消臭効果および持続性に優れた消臭剤を提供することにある。

    一般的に、スーツやセーター等の衣類や布製のソファーやイスのようなインテリアファブリックなどは、洗濯を頻繁にすることが困難である。 皮脂等の汚れが付着したまま放置しておくと、皮脂の酸化した不快なにおいが発生する。 そのにおいの成分としてノナナールなどのアルデヒド類が挙げられる。 また、たばこ臭や調理をした時に発生するにおいは、スーツやセーター等の衣類やインテリアファブリック、絨毯、マットやカーテンに一旦付着した後、しばらくしても不快なにおいが残留する。 調理臭、特に調理油が酸化した時に発生するアルデヒド類のにおいも不快なにおいの1つである。 また、たばこ臭のにおいを解析した結果、グアヤコールが鍵となる重要なにおい成分であることを解明した。 本発明者らは、塩基性悪臭や酸性悪臭だけでなく、特にたばこや調理した時に発生するアルデヒド類やグアヤコールのような中性の悪臭物質に対する消臭効果を得るべく鋭意検討の結果、優れた消臭効果を示す繊維製品用の液体消臭剤組成物を見出した。 そして、この液体消臭剤組成物は毛髪の消臭にも好適に適用し得ることを見出した。

    即ち、本発明は成分(A)及び成分(B)を含有する、繊維製品用又は毛髪用の液体消臭剤を提供する。
    成分(A):感覚強度2以下で、蒸気圧3Pa以下(20℃)の成分。
    成分(B):バニリン、アニスアルデヒド、桂皮酸メチル、7−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチルナフタレン、ヘリオトロピン、シス−3−ヘキセノール、ヘキサノール、リナロール、サリチル酸シクロヘキシル、エチル−2−t−ブチルシクロヘキシルカルボネート、クマリン、及びγ−ウンデカラクトンから選ばれる香料の1種以上。

    本発明の消臭剤は、衣料等の各種繊維製品、又は毛髪に対して消臭性能を発揮し、特にタバコ臭や調理臭に対して使用直後に高い消臭性能を示し、且つその消臭効果の持続性に優れている。

    本発明の繊維用消臭剤は、成分(A)成分及び成分(B)成分を含有する。
    〔成分(A)〕
    成分(A)は感覚強度2以下で、蒸気圧3Pa以下(20℃)の性質を有する。
    ここで、感覚強度とは、Physical Foundations in Perfumery (American Perfumer and Cosmetics, 1970年12月発行)中、第5章、Absolute Intensity of 0dor, 0lfactory Equilibrium、第43〜47頁に記載の方法により求められる匂いの感覚強度である。

    感覚強度は、Weber-Fechner則に従うので、匂い物質(ここではシトラール)の濃度をCとすると、6段階の尺度、即ち0、1、2、3、4、5の尺度で評価する。

    即ち、まず標準用に感覚強度0、1、2、3、4、5のサンプルを得るため、シトラールを無臭溶剤であるフタル酸ジエチルで希釈して、シトラールの1質量%、2.5質量%、6.3質量%、16質量%、40質量%及び100質量%の各希釈液(以下、シトラール標準希釈液という。)を調製する。

    次に、ある物質の匂い強度が、前記シトラール標準希釈液のどれと感覚的に同じレベルかを見極める。 例えば、物質Aの匂いの強度が前記シトラール1質量%希釈液の匂いの強度と同じであった場合、物質Aの感覚強度は「0」であり、物質Bの匂いの強度が前記シトラール2.5質量%希釈液の匂いの強度と同じであった場合、物質Bの感覚強度は「1」である。

    Physical Foundations in Perfumery (American Perfumer and Cosmetics 1970年12月発行)中、第5章、Absolute intensity of odor, olfactory equilibrium(第43〜47頁)によると、感覚強度1の化合物の例としてRosacetol (Rose crystal)、感覚強度2の化合物の例としてBenzyl acetate, Phenylethyl alcohol等が挙げられている。

    また、蒸気圧は、20℃におけるRIFM(Research Institute for Fragrance Materials Inc.)の蒸気圧のデータを引用する。
    本発明で使用される成分(A)として、ジプロピレングリコール、クエン酸トリエチル、ミリスチン酸イソプロピル、ジヒドロジャスモン酸メチル、フェノキシエタノール、サリチル酸シス−3−ヘキセニル、サリチル酸ヘキシル、及び安息香酸ベンジルから選ばれる1種以上が例示される。 この中でも、ジプロピレングリコール・ジヒドロジャスモン酸メチル、フェノキシエタノール、サリチル酸シス−3−ヘキセニルが好ましい。
    感覚強度が2を超える場合及び/又は蒸気圧が3Paを超える場合には本発明の所望の消臭効果は得られない。

    〔成分(B)〕
    成分(B)はバニリン、アニスアルデヒド、桂皮酸メチル、7−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチルナフタレン(IFF社商品名;イソ・イー・スーパー)、ヘリオトロピン、シス−3−ヘキセノール、ヘキサノール、リナロール、サリチル酸シクロヘキシル、エチル−2−t−ブチルシクロヘキシルカルボネート(花王社商品名;フロラマット)、クマリン、及びγ−ウンデカラクトンから選ばれる1種以上である。 この中でも、バニリン、アニスアルデヒド、シス−3−ヘキセノール、リナロール、エチル−2−t−ブチルシクロヘキシルカルボネート(花王社商品名;フロラマット)が好ましい。 特に、グアヤコールに対する消臭効果が高いバニリン、アニスアルデヒドから選ばれる1種以上とノナナールに対する消臭効果の高いシス−3−ヘキセノール、リナロール、エチル−2−t−ブチルシクロヘキシルカルボネート(花王社商品名;フロラマット)から選ばれる1種以上とを組み合わせると消臭効果がさらに向上する。

    〔成分(C)〕
    本発明で用いる成分(C)は、繊維製品や毛髪に付着した臭気成分の揮発を抑制するように作用するため、処理後の消臭持続性を向上させることができる。
    成分(C)は、分子中に少なくとも1つの陽イオン性基と,1つの炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基を有する化合物であり、1級、2級又は3級アミン、4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤、スルホベタイン、カルボベタイン、アミンオキシド等の両性界面活性剤を挙げることができる。 これらの中でも好ましくは炭素数8〜22、特に炭素数8〜18のアルキル基もしくはアルケニル基を1つ有する4級アンモニウム塩又はアミンオキシド型界面活性剤、より好ましくは下記一般式(I)で表される4級アンモニウム塩及び一般式(II)又は(III)で表されるアミンオキシドであり、最も好ましくは一般式(III)で表されるアミンオキシドである。

    〔式中、R 1は炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基であり、R 2 、R 3及びR 4はそれぞれ独立に、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、R 5は炭素数1〜5のアルキレン基であり、Yは−CONR 6 −、−NR 6 CO−、−COO−又は−OCO−(ここで、R 6は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示す)であり、X -は陰イオンである。 〕
    一般式(I)〜(III)において、R 1としては、炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。 R 2 、R 3及びR 4としては、メチル基又はエチル基が好ましい。 R 5としては、炭素数1〜3のアルキレン基が好ましい。 Yとしては、−CONH−、−COO−が好ましい。 X -としては、ハロゲンイオン、炭素数1〜14の脂肪酸イオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸イオンが好ましい。
    成分(C)は、1種又は2種以上を混合して用いることができる。

    〔成分(D)〕
    本発明の(D)成分は、ツバキ科植物の抽出物であり、消臭効果をさらに向上させる観点より用いられる。 ツバキ科植物としては、例えば茶、山茶花、椿、サカキ、ヒサカキ、モッコク等が挙げられ、これらの生葉、その乾燥物、その加熱処理物等を用いることができる。 これらの中では茶の生葉もしくはその乾燥物、あるいは蒸気若しくは焙煎等により加熱処理されたものが好ましく、特に茶の生葉もしくはその乾燥物が、入手の容易性、安全性等の観点から好ましい。

    ツバキ科植物の抽出に用いる溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、グリセリン等のアルコール系有機溶媒、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系有機溶媒、水およびそれらの混合溶媒等が挙げられ、エタノール、イソプロパノール、あるいはこれらと水との混合溶媒が、有効成分の抽出率が高く、かつその有効成分の消臭効果が強いので好ましい。

    ツバキ科植物を抽出する方法は特に限定されないが、熱抽出が好ましく、有効成分は溶媒中に移行し抽出されるので、原料残渣を濾過あるいは遠心分離して除去することにより、有効成分を含有する抽出液が得られ、このまま使用してもよい。
    この抽出液より溶媒を除去することにより、淡黄色〜濃褐色の、油状物、粉末又は固形物として、ツバキ科植物の抽出物を得ることができ、これを使用することができる。

    ツバキ科植物を抽出する方法は上記に記載の溶剤を用いて抽出する方法以外にも、ツバキ科植物の乾燥した葉を減圧条件下、加熱により気化した成分を乾留物として抽出する方法も好ましい。 乾留物として抽出した成分を用いることで対象物の着色を抑制できる点で有利である。 ツバキ科植物の抽出物としては、上記の方法で得られる乾留により抽出される抽出物が消臭性能の面から最も好ましい。
    ツバキ科植物の抽出物の中でも、消臭効果の観点より、緑茶抽出物が好ましい。 特に、緑茶乾留エキス(例えば、白井松新薬社商品名、フレッシュシライマツ)が、消臭性能に優れ、更に白物衣料に噴霧しても黄変せず好ましい。

    〔その他成分〕
    さらに上記以外の成分として、アルカリ緩衝作用を持つ成分を配合することもできる。 例えば、乳酸、グルコン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、リンゴ酸、酒石酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、クエン酸、フタル酸、酢酸、安息香酸、サリチル酸、ジエチルバルビツル酸等のカルボン酸、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、セリン、グルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ酸、リン酸、ホウ酸等の無機酸、あるいはこれら酸のアルカリ金属塩、アミン塩等が挙げられる。 アルカリ金属塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等、アミン塩としては、トリエタノールアミン塩等が挙げられる。

    これらの中では、リン酸、クエン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸又はこれらのアルカリ金属塩が好ましく、リン酸2水素ナトリウム、リン酸2水素カリウム、リン酸水素2ナトリウム、リン酸水素2カリウム、クエン酸が更に好ましい。

    〔液体消臭剤組成物〕
    成分(A)と成分(B)は、成分(A)/成分(B)(質量比)=1/1〜20/1で液体消臭剤組成物中に含有されることが消臭効果の即効性と持続性の観点より好ましい。 更に好ましくは、この質量比は1/1〜10/1である。
    成分(A)及び成分(B)の合計の含有量は、本発明の液体消臭剤組成物中、0.001〜0.3質量%である。 消臭性能と使用感の観点から、好ましくは0.005〜0.1質量%、更に好ましくは0.01〜0.05質量%である。

    成分(C)の含有量は、消臭持続性と繊維の風合い付与の観点から、液体消臭剤組成物中、0.1〜2質量%が好ましく、0.2〜1.5質量%が更に好ましい。 この場合において、成分(C)以外の界面活性剤を使用することができるが、成分(C)以外の界面活性剤は、成分(C)の臭気成分への作用を阻害しないようにするため、含有量は2質量%以下が好ましく、1質量%以下が更に好ましい。

    本発明の液体消臭剤組成物中の成分(D)の含有量は、消臭性能の観点から、0.01〜2質量%が好ましく、0.05〜1質量%が更に好ましい。

    本発明の液体消臭剤組成物は、十分な消臭効果と繊維製品に対する風合いを損なわないため、水分量が80〜99質量%、更に90〜96質量%であることが好ましい。 また、本発明の液体消臭剤の25℃でのpHは、十分な消臭効果を得るために好ましくは6〜9、より好ましくは6.5〜8.5である。

    本発明では、処理後の繊維製品からの液体消臭剤組成物の揮発を容易にして乾燥させやすくするため、エタノールを1〜10質量%含有することが好ましく、2〜8質量%含有することが更に好ましい。 なお、エタノールは変性エタノールを使用することができる。

    本発明の液体消臭剤組成物には、さらに可溶化剤として、イソプロパノール等の低級(炭素数3〜4)アルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール類(炭素数2〜12)、p−トルエンスルホン酸塩、m−キシレンスルホン酸塩等の芳香族スルホン酸塩類を配合することができる。 その他、色素、増粘剤等を所望により配合してもよく、エタノールを配合しないか又は配合量が少なく抗菌性が懸念される場合は、防腐・防黴剤、殺菌剤等を配合することが好ましい。 また本来の効果を損なわない限り、その他の香料を使用することも出来る。

    実施例1〜4、比較例1〜3
    成分(A)〜成分(D)、及びその他の成分を用い、表1に示す組成の液体消臭剤組成物を調製した。 なお、液体消臭剤は6N−HClでpH6.5に調整した。
    得られた液体消臭剤組成物について、繊維製品に付着した、たばこ臭と皮脂臭の成分であるノナナールの臭いに対して、下記方法で消臭性能を評価した。 結果を表1に示す。

    <たばこ臭繊維製品の調製>
    1m×1m×2mのステンレス製チャンバー内に10×10cmの試験布(綿100%)を天井から吊るし、チャンバー内を密閉した状態で床面中央でマイルドセブン1本を燃焼させた。 10分後に試験片を取りだし、実験に供した。

    <ノナナール臭が付着した繊維製品の調製>
    10×10cmの試験布(綿100%)にノナナールを0.01質量%含有するエタノール溶液を2g滴下し、エタノールを揮発させた後(20分後)試験片を実験に供した。

    <消臭性能の評価法>
    上記方法で消臭対象物を調製し、市販の手動式スプレー容器(花王社製アイロン用スムーザー400mLの中身を抜いた手動式スプレー容器を匂いが無くなるまで洗浄し、自然乾燥させたもの)に、液体消臭剤組成物を400mL充填し、消臭対象物の全体が一通り均一に湿るように1回噴霧を行った。 その後、噴霧直後と3時間経過後に下記方法で消臭性能を評価した。

    (消臭性能の評価)
    30歳代の男性及び女性10人(各5人ずつ)に消臭対象物の臭いを嗅いでもらい、下記の六段階臭気強度表示法で評価し、平均点を求めた。 平均点0以上1未満を◎、平均点1以上2未満を○、2以上3未満を△、3以上5以下を×とした。
    0:無臭 1:何の臭いか分からないが、ややかすかに何かを感じる強さ(検知閾値のレベル)
    2:何の臭いか分かる、容易に感じる弱い臭い(認知閾値のレベル)
    3:明らかに感じる臭い 4:強い臭い 5:耐えられないほど強い臭い

    表1から明らかなように、本発明品は直後の消臭性能及び消臭性能の持続性に優れ、特に比較品に比べて、たばこ臭やノナナールの臭いに対する消臭性能が優れている。

    実施例5<毛髪用消臭剤の処方例>
    アミドプロピルアミンオキシド(注1) 0.2質量%
    フレッシュシライマツFS-500M(注2) 0.1質量%
    エタノール 9.0質量%
    塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(注3) 0.5質量%
    リンゴ酸(50質量%) 0.05質量%
    クエン酸(90質量%) 0.05質量%
    実施例1〜4の香料組成物 0.01質量%
    水 残部(注1)ラウリン酸とジメチルアミノプロピルアミンオキシドとのアミド化物を過酸化水素により反応させて得たもの(注2)緑茶乾留エキス(白井松新薬社商品名)
    (注3)コータミン86W(花王社商品名)

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