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Deodorizing film preparation

阅读:355发布:2021-04-14

专利汇可以提供Deodorizing film preparation专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a preparation capable of easily and efficiently preventing hircismus and foot odor with improved sustainability. SOLUTION: The deodorizing film preparation is obtained by solubilizing nitrocellulose with a solubilizing agent comprising 3-methyl butyl acetate (isopentyl acetate), isobutyl acetate, acetone or a mixture thereof followed by adding ethyl alcohol. After applying this preparation onto the skin, the solvent is volatilized to form transparent or translucent film on the skin to seal up affected part(s), thus preventing emitting odor such as hircismus or foot odor. COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT,下面是Deodorizing film preparation专利的具体信息内容。

  • ニトロセルロースを、酢酸3−メチルブチル、又は酢酸イソブチル、又はアセトン、或いはこれらの混合物の溶解剤に溶解し、更に、エチルアルコールを添加して製剤としたものであり、皮膚に塗布した後溶剤が揮散し、透明、或いは半透明のフィルムを皮膚上に形成することにより患部を密封し、腋臭、足等の臭気の発散を防止することを特徴とする防臭フィルム製剤。
  • 前記溶解剤の中に天然油を添加して、製剤の流動性と被膜形成後の膜の強靭性を向上させたことを特徴とする請求項1に記載の防臭フィルム製剤。
  • 前記天然油は、シソオイル、ごま油、えごま油、オリーブ油、馬油、ひまし油、ヒノキオイルから選択されることを特徴とする請求項2に記載の防臭フィルム製剤。
  • 前記製剤の中にサリチル酸、メントール、ハッカ油、シソの実エキス、プロポリス、シナモンエキス、ヒノキチオール、イソプロピルメチルフェノールから選択される抗菌、及び/又は、殺菌作用を有する天然或いは合成物質を添加することを特徴とする請求項1に記載の防臭フィルム製剤。
  • 製剤の中に、イオウ化合物を含有することを特徴とする請求項1の防臭フィルム製剤。
  • 前記イオウ化合物は、メチルスルファニルメタンであることを特徴とする請求項5の防臭フィルム製剤。
  • 製剤の中に局所収斂作用を有する物質を含有することを特徴とする請求項1に記載の防臭フィルム製剤。
  • 前記局所収斂作用を有する物質は、硫酸アルミニウムカリウム、酸化亜鉛、カオリン、植物抽出液であるオトギリソウエキス、セイヨウキズタエキス、マロニエエキス、ブドウ葉エキス、シナノエキス、ハマメリスエキス、ヤグルマギクエキスから選択される物質であることを特徴とする請求項7に記載の防臭フィルム製剤。
  • 说明书全文

    この発明は、身体からの悪臭を防ぐ防臭フィルム製剤に関するものである。

    従来、身体からの悪臭、特に腋臭(腋臭症)と足の臭いに対しては、こまめに入浴したり、シャワーを浴びたりして汗や汚れを取ったり、脇の毛を剃ったりして細菌の繁殖を抑制する日常のスキンケアーに加えて、制汗・デオドラント剤を使うのが一般的である(例えば、特許文献1)。
    しかしながら、その防臭効果は不十分であり、腋臭に関してはアポクリン汗腺の働きを弱める目的で毛穴に針を差し込んで熱を加えることで、アポクリン汗腺の出口を塞ぎ、臭いのもとになる汗が出ないようにする永久脱毛やアポクリン汗腺をはさみで取り除く手術(剪除法)があるが、完璧な方法ではなく、しかも通院に加えて痛みを伴い、肉体的にも金銭的にも負担が大きいのが現状である。
    足の臭いに至っては、特別な治療法は無く、足の小まめな洗浄と靴下を履き替えることに加えて、制汗・デオドラント剤を使用するものの、十分な防臭効果を得られていないのが現状である。
    又、手袋を利用するスポーツ、レジャー(ゴルフ、野球、レーシング、ドライビング等)に至っては、手袋等の布地自体に防臭剤を塗布すことはあるが、身体自体には全く防臭対策さえ取られていないのが現状である。

    特開平4−257514号公報

    ところで、腋臭とは脇の下が臭う状態のことで「腋臭症」というが、臭いの原因は脇の下にかく汗である。 この汗を出す汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の2種類がある。 エクリン汗腺は全身にあり、汗を分泌することで体温を調節する役割を担っており、アポクリン汗腺は脇の下や外陰部、乳暈、臍、肛門周囲等の特定部位のみであり、精神的な緊張が強いときに汗を分泌する。
    アポクリン汗腺は第2次成長の際に発達するために、性ホルモンと深い関係があると考えられていおり、アポクリン汗腺から出る汗には、タンパク質、脂質、糖などが含まれている。 これらの成分の内、特に脂質が皮膚表面の常在菌(住み着いている菌)によって分解され、低級脂肪酸となり独特な臭いの元(腋臭)となる。
    また、足の臭いは、足の裏にあるエクリン線から分泌された汗と皮膚の質層由来のタンパク質が皮膚表面の常在菌によって分解され独特の臭いを発生させる。

    腋臭や足の臭いに対する対策としてこまめに入浴したり、シャワーを浴びたり、腋毛を剃って細菌が繁殖しやすい湿気の高い環境を改善する等の日常のスキンケアーに加えて、制汗・デオドラント剤の使用が一般的であるが、しかしながら、市販の制汗・デオドラント剤は局所の収斂作用により汗の穴を一次的に塞いだり、細菌の増殖を防ぐ抗菌成分が含有されているが、いずれも一時的なものであり、防臭効果も不十分で持続性のないものが殆どであった。
    製剤もクリーム、軟膏等の外用製剤がほとんどであるが、患部への塗布が手間であり、使用後の手洗いが必要であったり、塗布した製剤で衣服やソックスを汚したりする製剤的欠点が多く、更に日々の入浴やシャワーにより洗い流される確率が高く、その都度塗布し直す必要があった。

    本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明者は、皮膚の上に耐性の膜を形成させることによって従来の制汗・デオドラント剤の欠点(塗布する手の汚れ、衣服への製剤の付着による汚れ、塗布回数の多いことによる煩雑性、効果とその持続性等)を飛躍的に改善できるものと考え、本発明の課題は、腋臭及び足の臭いを簡便に防止でき、防臭作用の持続性を向上させ、且つ、防臭を効率的に防ぐことが出来る製剤を提供することにある。

    本発明者は、腋臭及び足の臭いを簡便に、衛生的に且つ持続的に防止するにはどのような製剤にいかなる物質を使用すればよいかという点についていろいろと考察し、実験を重ねた。
    そして、従来のクリーム、軟膏、ジェルといった外用製剤の弱点を考慮した結果、製剤そのものが塗布後に乾燥し、被膜を形成すれば塗布後の製剤による衣服等の汚れや塗布した手の汚れを解消し、患部のODT効果(密封)により薬物の皮膚への浸透性が改善し、薬物の効果と持続性を改善することができた。
    更に患部を被膜で被覆することにより、臭いそのものを閉じ込める効果と空気を遮断することにより細菌の増殖を抑制することに加えて、入浴、シャワーによる患部の洗浄による薬剤の喪失も無く、結果として確実で持続的な防臭効果を期待できることに気がついた。 発明者は、この事実を基にして更に研究を重ねた結果、この発明を完成させることができた。

    すなわち、上記に課題を解決するために、請求項1の発明は、ニトロセルロースを、酢酸3−メチルブチル(酢酸イソペンチル)、又は酢酸イソブチル、又はアセトン、或いはこれらの混合物の溶解剤に溶解し、更に、エチルアルコールを添加して製剤としたものであり、皮膚に塗布した後溶剤が揮散し、透明、或いは、半透明のフィルムを皮膚上に形成することにより患部を密封し、腋臭、足等の臭気の発散を防止することを特徴とする防臭フィルム製剤である。
    請求項2の発明は、前記溶解解剤の中に天然油を添加して、製剤の流動性と被膜形成後の膜の強靭性を向上させることを特徴とする請求項1に記載の防臭フィルム製剤である。
    請求項3の発明は、前記天然油は、シソオイル、ごま油、えごま油、オリーブ油、馬油、ひまし油、ヒノキオイルから選択されることを特徴とする請求項2に記載の防臭フィルム製剤である。
    請求項4の発明は、前記製剤の中にサリチル酸、メントール、ハッカ油、シソの実エキス、プロポリス、シナモンエキス(シンナムアルデヒド)、ヒノキチオール、イソプロピルメチルフェノールから選択される抗菌、及び/又は、殺菌作用を有する天然或いは合成物質を添加することを特徴とする請求項1に記載の防臭フィルム製剤である。
    請求項5の発明は、製剤の中に、イオウ化合物を含有することを特徴とする請求項1の防臭フィルム製剤である。
    請求項6の発明は、前記イオウ化合物は、メチルスルファニルメタン(MSM)であることを特徴とする請求項5の防臭フィルム製剤である。
    請求項7の発明は、製剤の中に局所収斂作用を有する物質を含有することを特徴とする請求項1に記載の防臭フィルム製剤である。
    請求項8の発明は、前記局所収斂作用を有する物質は、硫酸アルミニウムカリウム、酸化亜鉛、カオリン、植物抽出液(オトギリソウエキス、セイヨウキズタエキス、マロニエエキス、ブドウ葉エキス、シナノエキス、ハマメリスエキス、ヤグルマギクエキス等)から選択される物質であることを特徴とする請求項7に記載の防臭フィルム製剤である。

    したがって、この発明に係る防臭フィルム製剤は、被膜形成体であるニトロセルロースを酢酸イソアミル、酢酸イソブチル、アセトン、或いは、これらの混合物で溶解し、更にエチルアルコールを加えて増量し、この溶解液の中に抗菌剤、収斂剤、天然オイル、イオウ化合物を溶解、含有させたものであり、患部に塗布した溶解剤である酢酸イソアミル、酢酸イソブチル、及び、エチルアルコールが体温により数分で揮発したのち、患部の皮膚表面にニトロセルロースの厚さ10μ〜100μ透明被膜を形成し、この形成した透明皮膜で患部の皮膚を被覆するものである。

    また、被膜形成体であるニトロセルロースと溶解剤である酢酸イソアミル、酢酸イソブチル、アセトンとの配合比は3:1〜1:10、好ましくは2:1〜1:5、より好ましくは1:1〜1:3であり、ニトロセルロースが多いと皮膚へ均一に塗布し難く、少ないと、密封状のフィルム形成が困難になるからであり、更に、ニトロセルロース溶解液に対するエチルアルコールの添加量は2:1〜1:10、好ましくは1:1〜1:7、より好ましくは1:2〜1:5であり、これも同様の理由である。 ここでエチルアルコールを用いたのは、エチルアルコール自体に殺菌効果があり、対象部位を殺菌してからニトロセルロースで密封フィルムを形成することになるので、防臭効果は向上する。
    ニトロセルロース溶解液にエチルアルコールを添加して製した基剤に対して、製剤の流動性と被膜形成後の膜の強靭性を向上させるために、シソオイル、ごま油、えごま油、オリーブ油、馬油、ひまし油、ヒノキオイル等の天然オイルを配合してもよく、これら天然油の配合率は0.01%〜20%、好ましくは0.05〜10%、より好ましくは0.1%〜5%が良いが、これも、余り多いと密封状のフィルム形成が困難になるからである。
    また、製剤の密封状のフィルム形成が阻害されない程度に、製剤中に配合される抗菌剤であるサリチル酸、メントール、ハッカ油、シソの実エキス、プロポリス、シナモンエキス(シンナムアルデヒド)、ヒノキチオール、イソプロピルメチルフェノール等を配合してもよく、これも同様の理由で0.01%〜20%、好ましくは0.05〜10%、より好ましくは0.1〜5%の範囲内で自由に配合できる。

    更に、本実施例のフィルム製剤にはイオウ化合物であるメチルスルファニルメタン(MSM)を配合してもよく、これは、MSMが皮膚、鼻粘膜、消化管等の上皮組織を強化し、環境毒素、アレルゲンに対するバリアーを強化する役割を果し、また、コラーゲン合成を促し、健康的な肌を作るのに役立つからである。 その上、本実施例のフィルム製剤におけるMSMは、皮膚上に膜を形成したときに結晶として膜構成し、汗をかくとその汗によって結晶が溶解し、結果として膜に超微細孔を形成して、皮膚の被れを予防する効果を有し、このことが長期間の製剤使用を可能なものとしている。
    このMSMのフィルム製剤に対する配合比は、0.01%〜20%がよく、好ましくは0.05〜10%、より好ましくは0.1〜5%の範囲内で自由に配合であれば、製剤の密封状のフィルム形成が阻害しない。
    同様に、局所収斂作用を有する物質である硫酸アルミニウムカリウム、酸化亜鉛、カオリン、植物抽出エキスは0.01%〜10%、好ましくは0.05%〜5%、より好ましくは0.1〜3%の範囲内で自由に配合できる。

    この発明の防臭フィルム製剤によれば、酢酸メチルブチル(酢酸イソペンチル)、酢酸イソブチルの単体或いは混合物に溶解したニトロセルロースが溶媒であるエチルアルコールとともに体温にて揮散、蒸発したのちに塗布部位の皮膚上に10μ〜100μ被膜を形成し、患部(発汗部)を被覆することによって患部から発せられる臭いを閉じ込め防臭効果を発揮する。
    この患部の密封効果は、空気との直接の接触を避ける為に臭いの発生原因である皮膚常在菌の繁殖を抑制し間接的な防臭効果を発揮する結果となる。 又、エチルアルコール自体に殺菌効果があるために上記と同様に防臭効果につながる。
    この製剤的な特徴に加えて製剤内に抗菌剤を加えて更に殺菌効果を高め、局所収斂剤を添加することによって汗腺からの汗の発生を抑制し、臭いの原料の供給とそれを分解して臭いを発生させる細菌を抑制する総合的な効果で防臭作用を発揮する。
    また、極めて薄い透明フィルムによって患部を被覆するといった製剤的な特徴によって、手を汚したり、衣服やソックスを汚染したり、患部の違和感(ジュクジュク感、皮膚の白濁性)を総て解消することが可能となる。 また、皮膚に密着した無色透明の極めて薄いフィルム層であるので、肌が露出するような部位に使用した場合でも、他人が見ても目立つことがない。 もっとも、半透明でも、肌が透けて見えれば良いく作用・効果は同様である。
    更に、日々の入浴やシャワーにより患部の薬剤が流れ落ちることが無くなるために、確実で且つ持続的な防臭効果がある。

    [実施例]
    本発明の防臭フィルム製剤の好適な実施例を説明するが、先ず、この実施例の配合比は次の[表1]に示すようなものである。

    [表1][組成比]
    ニトロセルロース・・・・・・・・2.0%
    エチルアルコール・・・・・・・55.0%
    酢酸イソブチル・・・・・・・・20.0%
    酢酸3−メチルブチル・・・・・10.0%
    メチルスルファニルメタン・・・・3.0%
    メントール・・・・・・・・・・・2.0%
    シソの実エキス・・・・・・・・・5.0%
    硫酸アルミニウムカリウム・・・・3.0%

    [調整方法]
    上記の組成比になるように、本実施例の防臭フィルム製剤は、次のような手順で調整する。
    先ず、ニトロセルロースを酢酸イソブチルに溶解させたのち、更に酢酸イソペンチルを添加して良く攪拌する。 次に、この溶解液にエチルアルコールを加えて良く攪拌したのち、メチルスルファニルメタン、メントール、シソの実エキス、更に、ミョウバンと順次攪拌下に少量ずつ添加し、24時間室温放置して製造する。

    [防臭試験]
    上記の組成、及び、調整方法で製造した実施例の防臭フィルム製剤の作用・効果を以下の条件で検証した。
    (1)被検体:防臭フィルム製剤 (上記の実施例の製剤:以下「実施例品」という。)
    対照製品:通常市販の防臭クリーム (C社製イソプロピルメチルフェノール配合:以下「比較例品」という。)
    (2)被験者:成人ボランティア5名(男性25歳〜38歳)
    (3)試験方法:投与量・投与方法及び投与期間
    (A)試験初日の入浴後に1回適量を右腋に実施例品を、左腋に比較例品をそれぞれ塗布し、5分後に各々の上から脱脂綿(5cm×5cm、二重)で被覆したのち絆創膏で固定した。 その後24時間ごとに脱脂綿を順次取り替えた。 そして、取り替えた脱脂綿はそれぞれにビニール袋に入れ密封し、官能試験用サンプルとした。 なお、各製剤は原則として初回の塗布1回に限定した。
    (B)試験期間は7日間とし、試験期間中は香水、オーデコロン等の香りのするものは一切用いず、更にニンニク、ニラ等の体臭に影響を与える食品の摂取は控えるように各被験者に指示徹底した。

    (4)観察項目:ビニール袋から被験者の両腋に装着した脱脂綿をそれぞれ取り出し、三名の臭い鑑定人によってその臭いの強度を下記の基準に従って判定した。
    判定は三名の鑑定人の内、中間の判定結果を採用した。
    (5)臭い程度判定基準 3: かなりきつい 2: きつい 1: 僅かに臭う 0: 殆ど臭わない 上記の評価基準したがっての実験結果が、図1の[表2]の「防臭効果試験成績」の数値である。
    (6)臭いの改善判定基準
    [表2]の「防臭効果試験成績」の結果から、臭いの改善度を、原則として下記の基準に従って4段階に区分して判定した。
    著明改善(++): 3→0 2→0
    改善 (+ ) : 3→2 3→1 2→1 1→0
    不変 (±) : 3→3 2→2 1→1
    悪化 (−) : 悪化したもの 上記基準にしたがって、著明改善(++)、改善(+)、不変(±)、悪化(−)で表したのが、図2の[防臭改善度1]の[表3]であり、これを人数として表したのが、図3の[防臭改善度1]の[表4]であり、更に、作用効果の比較を明確にするために、改善割合を%で表したのが、図4の「判定日毎の改善率」の[表5]である。

    (7)使用感 製剤の塗り易さ、塗った後の状態等を総合的に判断し、比較例品に対する本実施例の評価をアンケート形式で取った。
    1:非常によい。 2:良い。 3:変わらない。 4:悪い この結果は、「1:非常によい。」は4人、「2:良い」は1人、「3:変わらない」と「4:悪い」は0人であった。 これをグラフにしたのが、図6の比較例品と比較した本実施例品の「使用感」の円グラフである。

    [試験結果の検証]
    試験結果をから、その効果を検証する。
    図1の[表2]の「防臭効果試験成績」の成績結果を基にして作成した、最終結果の図4[表5]の「判定日毎の改善率」から判ることは、実施例品の防臭フィルム製剤は、塗布後1日目に被験者の80%が「著明改善」を示し、以後3日まで維持し4日目から5日目は60%、その後6日目40%、7日目20%と経時的に徐々に「著明改善」率は低減したが、「改善」以上では試験期間中100%を維持した。
    これに対して比較例の市販クリームは塗布後1日目から「著明改善」は1度だけしか認められず、以後試験終了の7日目まで変化は認められなかった。
    また、ランクを下げ、比較例品は「改善」以上のランクにしても、塗布後1日目から3日目までは100%を維持したが4日目60%、5日目40%と低減し、6日目から試験終了の7日目までは0%であり、全く防臭効は認められなかった。

    以上の結果から、本発明に元づく防臭フィルム製剤の実施例品は、従来の防臭を目的としたクリーム製剤である比較例に比較して遥かに確実でかつ持続性に優れた防臭効果を有する製剤であることが判る。
    更に、図5のグラフからも、使用感のアンケート結果、防臭フィルム製剤の実施例品は従来の防臭クリーム製剤の比較例品に比較して、非常に良いが80%、良いが20%、良い以上で100%であり使用感においても本実施例品が市販の比較例品よりも遥かに使用感に優れた製剤であることが明確になった。

    なお、本発明の特徴を損なうものでなければ、上述した実施例に限定されるものでないことは勿論であり、溶解剤として酢酸3−メチルブチル(酢酸イソペンチル)、又は酢酸イソブチル、アセトンは単独でもよく、或いは、酢酸3−メチルブチル(酢酸イソペンチル)、又は酢酸イソブチル、又はアセトンとを混合してもよく、製剤の流動性と被膜形成後の膜の強靭性を向上させるため、シソオイル、ごま油、えごま油、オリーブ油、馬油、ひまし油、ヒノキオイル等の天然油を添加してもよく、抗菌、及び/又は、殺菌作用を有するサリチル酸、メントール、ハッカ油、シソの実エキス、プロポリス、シナモンエキス(シンナムアルデヒド)、ヒノキチオール、イソプロピルメチルフェノール等の天然或いは合成物質を添加してもよく、メチルスルファニルメタン(MSM)等のイオウ化合物を含有させてもよく、局所収斂作用を有する物質の硫酸アルミニウムカリウム、酸化亜鉛、カオリン、植物抽出液(オトギリソウエキス、セイヨウキズタエキス、マロニエエキス、ブドウ葉エキス、シナノエキス、ハマメリスエキス、ヤグルマギクエキス等)等を含有させても良い。

    実施例品と比較例品との防臭効果試験成績の表2の図である。

    実施例品と比較例品との防臭改善度1の表3の図である。

    実施例品と比較例品との防臭改善度2の表4の図である。

    実施例品と比較例品との判定日毎の改善率の表5の図である。

    比較例品と比較した実施例品「使用感」の円グラフの図である。

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