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Agent for renal protection

阅读:4发布:2022-10-23

专利汇可以提供Agent for renal protection专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To obtain the subject agent, containing ecadotril as an active ingredient, having strong renal protecting actions and capable of suppressing the toxicity of an immunosuppressant, etc., after organ transplantation and enabling the long-term use thereof.
CONSTITUTION: This agent for the renal protection contains N-[(S)-α-(mercaptoethyl)hydrocinnamoyl]glycine-benzyl ester acetate (ecadotril) expressed by the formula as an active ingredient. The agent is capable of suppressing the expression of renal toxicity due to an immunosuppressant such as cyclosprin A or tacrolimus, preferably the expression of the renal toxicity due to an aminoglycoside-based antibiotic substance. In the case of oral administration, the daily dose thereof is preferably 10-2000mg/human, preferably 100-1000 mg/human.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO,下面是Agent for renal protection专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 次の式(I)で表される化合物を有効成分とすることを特徴とする腎保護作用剤。 【化1】
  • 【請求項2】 腎保護作用が、免疫抑制剤による腎毒性発現を抑制する作用である請求項1記載の腎保護作用剤。
  • 【請求項3】 免疫抑制剤が、シクロスポリンAである請求項2記載の腎保護作用剤。
  • 【請求項4】 免疫抑制剤が、タクロリムスである請求項2記載の腎保護作用剤。
  • 【請求項5】 腎保護作用が、アミノグリコシド系抗生物質による腎毒性発現を抑制する作用である請求項1記載の腎保護作用剤。
  • 【請求項6】 アミノグリコシド系抗生物質が、アミカシンである請求項5記載の腎保護作用剤。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、次の式(I)

    【0002】

    【化2】

    【0003】で表されるN−〔(S)−α−(メルカプトメチル)ヒドロシンナモイル〕グリシン ベンジルエステルアセテート(一般名:エカドトリル)の新規用途に関する。 本発明に係るエカドトリルは、強い腎保護作用を有し、免疫抑制剤等の毒性を抑制してその長期連用を可能とすることができるので、医薬品として有用である。

    【0004】

    【従来の技術】臓器移植は、機能が低下した臓器を切除して他人の新たな臓器と入れ換え、これにより本来の臓器の機能回復を図る画期的手法として現代医療の場で注目されている。 今日では、骨髄、腎、肝、心臓等の臓器が臓器移植の対象となり、多くの尊い人命が救われている。

    【0005】人体に他人の臓器を移植した場合には、生体免疫系がそのものを異物として認識して攻撃し、炎症、浮腫等が発現するいわゆる拒絶反応を起こす。 この拒絶反応の回避が臓器移植の成否のカギを握っているといっても過言ではない。 そこで、免疫反応そのものを抑制することにより、臓器移植後の生体拒絶反応を防止しようと試みたのが各種の免疫抑制剤であり、例えば、シクロスポリンAやタクロリムス等が既に臨床使用されて、大きな成果を収めている。

    【0006】上記免疫抑制剤は生体の正常反応である免疫反応を抑制するものであるところから、生体内投与により腎臓、肝臓、膵臓等に毒性が生じることがある。 腎毒性は、例えば、クレアチニンクリアランスや血清クレアチニン値により簡便に診断されている。 免疫抑制剤は上記のように極めて有用な医薬品であるが、同時に重篤な副作用も持っている。 臓器移植手術後はこれら免疫抑制剤を長期に連用するが、腎毒性等の副作用発現のため、投薬中止を余儀なくされ、術後の拒絶反応を抑えきれずに患者を死に至らしめることがある。 このように免疫抑制剤の使用に起因する腎障害をいかにして未然に防ぐかが臓器移植手術を成功させる大きな要因であるといっても過言ではない。

    【0007】腎毒性は、上記免疫抑制剤以外でも起こる可能性があり、アミカシンやゲンタマイシン等のアミノグリコシド系抗生物質の使用により発生する。 このような場合においても、発現する毒性から腎を保護する腎保護作用剤が必要となる。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】上記に鑑み、本発明者は、臓器移植の成功に欠くべからざる医薬である免疫抑制剤の長期連用を可能とするために、薬物から腎を保護する化合物を新たに見いだすべく研究を行った。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究の結果、化学構造及び薬理作用が公知の物質である上記エカドトリル(Ecadotril)に、免疫抑制剤やアミノグリコシド系抗生物質に起因する腎障害を軽減する作用のあることを見いだし、本発明に到達したものである。

    【0010】エカドトリルは、血管拡張作用及び利尿作用を有し、降圧剤及び慢性心不全治療剤として有用な物質である(米国特許第5208255号明細書)。 しかしながら、本発明に係る極めて特異的かつ強な腎保護作用については、いずこの文献にも記載されていない。
    特に、免疫抑制剤等の薬物起因性の腎障害に対して、このような効果があるということは公知の文献からは容易に想到することができないものである。 本発明は公知医薬化合物の新規医薬用途に係る発明である。

    【0011】後に詳述するように、エカドトリルは、極めて高い腎保護作用を示す。 また、免疫抑制剤であるシクロスポリンAの腎毒性発現を、極めて強く抑制する。
    エカドトリルは、免疫抑制剤使用時に同時に投与することにより、免疫抑制剤の副作用を効果的に抑制するので、免疫抑制剤の長期連用を可能とするものであり、ひいては臓器移植手術を成功へと導くことができる画期的な医薬品となりうる。 また、エカドトリルは免疫抑制剤等の使用により誘発された腎機能低下を回復させる効果もあるので、腎機能低下に対する予防剤または治療剤として有用な医薬品となりうる。

    【0012】エカドトリルはそのまま又は医薬的に許容される無毒性かつ不活性の担体中に、例えば0.1%〜
    99.5%、好ましくは、0.5%〜90%含有する医薬組成物として、人を含む動物に投与される。

    【0013】担体としては、固形、半固形、又は液状の希釈剤、充填剤、及びその他の処方用の助剤一種以上が用いられる。 腎保護作用剤は、投与単位形態で投与することが望ましい。 本発明腎保護作用剤は、静脈内投与、
    経口投与、組織内投与、経粘膜投与(点鼻、直腸内投与等)又は経皮的に投与することができる。 これらの投与方法に適した剤型で投与されるのはもちろんである。 経口投与が特に好ましい。

    【0014】腎保護作用剤としての用量は、年齢、体重等の患者の状態、投与経路、病気の性質と程度等を考慮した上で設定することが望ましいが、通常は、成人に対して本発明の有効成分量として、1日あたり、経口投与の場合、10〜2000mg/ヒトの範囲、好ましくは100〜1000mg/ヒトの範囲が一般的である。 場合によっては、これ以下で充分であるし、また逆にこれ以上の用量を必要とすることもある。 また1日2〜4回に分割して投与することもできる。 また、投与方法としては、免疫抑制剤やアミノグリコシド系抗生物質のような腎毒性を発現させる恐れのある薬物との同時併用が一般的であるが、当該薬物投与の数週間ないし数日前から予防的に前投与しても良いし、また、腎毒性発現後に投与を開始しても良い。

    【0015】経口投与及び経皮投与は、固形又は液状の用量単位、例えば、末剤、散剤、錠剤、糖衣剤、カプセル剤、顆粒剤、懸濁剤、液剤、シロップ剤、ドロップ剤、舌下錠、坐剤、貼付剤、その他の剤型によって行うことができる。

    【0016】末剤は活性物質を適当な細かさにすることにより製造される。 散剤は活性物質を適当な細かさとし、ついで同様に細かくした医薬用担体、例えば澱粉、
    マンニトールのような可食性炭化物やその他の添加剤と混合することにより製造される。 必要に応じ嬌味剤、
    保存剤、分散剤、着色剤、香料その他のものを混じてもよい。

    【0017】カプセル剤は、まず上述のようにして粉末状となった末剤や散剤又は錠剤を顆粒化したものを、例えばゼラチンカプセルのようなカプセル外皮の中へ充填することにより製造される。 滑沢剤や流動化剤、例えばコロイド状のシリカ、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、固形のポリエチレングリコールのようなものを粉末状態のものに混合し、その後充填操作を行うこともできる。 崩壊剤や可溶化剤、例えばカルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、クロスカルメロースナトリウム、カルボキシスターチナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム等を添加すれば、カプセル剤が摂取されたときの医薬の有効性を改善することができる。

    【0018】また、本品の微粉末を植物油、ポリエチレングリコール、グリセリン、界面活性剤中に懸濁分散し、これをゼラチンシートで包んで軟カプセル剤とすることができる。 錠剤は粉末混合物を作り、顆粒化もしくはスラグ化し、ついで崩壊剤又は滑沢剤を加えたのち打錠することにより製造される。

    【0019】粉末混合物は、適当に粉末化された物質を上述の添加剤等と混合し、必要に応じ結合剤(例えば、
    カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等)、溶解遅延化剤(例えば、パラフィン、ワックス、硬化ヒマシ油等)、再吸収剤(例えば、四級塩等)や吸着剤(例えばベントナイト、カオリン、リン酸ジカルシウム等)を併用してもよい。

    【0020】粉末混合物は、まず結合剤、例えばシロップ、澱粉糊、アラビアゴム、セルロース溶液又は高分子物質溶液で湿らせ、ついで篩を強制通過させて顆粒とすることができる。 このように粉末を顆粒化するかわりに、まず打錠機にかけたのち、得られる不完全な形態のスラグを破砕して顆粒にすることもできる。

    【0021】このようにして作られる顆粒は、滑沢剤としてステアリン酸、ステアリン酸塩、タルク、ミネラルオイルその他を添加することにより、互いに付着することを防ぐことができる。 ついで、このように滑沢化された混合物を打錠する。 こうして製造した素錠にフィルムコーティングや糖衣を施すことができる。

    【0022】また薬物は、上述のように顆粒化やスラグ化の工程を経ることなく、流動性の不活性担体と混合した後直接打錠してもよい。 シェラックの密閉被膜からなる透明又は半透明の保護被覆、糖や高分子材料の被覆、
    及び、ワックスよりなる磨上被覆等も用いることができる。

    【0023】他の経口投与剤型、例えば溶液、シロップ、エリキシル等もまたその一定量が薬物の一定量を含有するように用量単位形態にすることができる。 シロップは、化合物を適当な香味水溶液に溶解して製造され、
    またエリキシルは非毒性のアルコール性担体を用いることにより製造される。 懸濁剤は、化合物を非毒性担体中に分散させることにより処方される。 可溶化剤や乳化剤(例えば、エトキシ化されたイソステアリルアルコール類、ポリオキシエチレンソルビトールエステル類)、保存剤、嬌味剤(例えば、ペパミント油、サッカリン)その他もまた必要に応じ添加することができる。

    【0024】必要に応じて、経口投与のための用量単位処方はマイクロカプセル化してもよい。 この処方はまた被覆をしたり、高分子・ワックス等中に埋めこんだりすることにより作用時間の延長や持続放出をもたらすこともできる。

    【0025】組織内投与は、皮下、筋肉又は静脈内注射用とした液状用量単位形態、例えば溶液や懸濁剤の形態を用いることによって行うことができる。 これらのものは、化合物の一定量を、注射の目的に適合する非毒性の液状担体、例えば水性や油性の媒体に懸濁し又は溶解し、ついで該懸濁液又は溶液を滅菌することにより製造される。 又は、化合物の一定量をバイアルにとり、その後バイアルとその内容物を滅菌し密閉してもよい。

    【0026】投与直前に溶解又は混合するために、粉末又は凍結乾燥した有効成分に添えて、予備的なバイアルや担体を準備してもよい。 注射液を等張にするために非毒性の塩や塩溶液を添加してもよい。 さらに安定剤、保存剤、乳化剤のようなものを併用することもできる。

    【0027】直腸投与は、化合物を低融点の水に可溶又は不溶の固体、例えばポリエチレングリコール、カカオ脂、高級エステル類(例えばパルミチン酸ミリスチルエステル)及びそれらの混合物を混じた坐剤を用いることによって行うことができる。

    【0028】

    【実施例】以下に本発明に係る化合物の試験例及び製剤例を掲げて本発明をさらに詳しく説明する。

    【0029】試験例1 ラットを(A)コントロール群(薬剤無投与群)、
    (B)シクロスポリンAのみを50mg/体重kg/日投与した群、(C)シクロスポリンAを50mg/体重kg/日及びエカドトリルを20mg/体重kg/日(1日2回に分けて)経口投与した群、(D)シクロスポリンAを50mg/体重kg/日及びエカドトリルを50mg/体重kg/日(1日2回に分けて)経口投与した群及び(E)エカドトリルのみを20mg/体重k
    g/日(1日2回に分けて)経口投与した群の5群に分類して14日間観察を行った。 結果を図1〜図3及び表1に示した。

    【0030】図1に、(A)、(B)及び(D)の各群の個体の0日目(実験開始日)及び14日間投与後のクレアチニン・クリアランスの測定結果を示した。 (A)
    群は8匹、(B)群は9匹、(D)群は9匹を対象とした。 エカドトリルを50mg/体重kg/日(1日2回に分けて)経口投与した群((D)群)では、クレアチニン・クリアランスの回復の生じていることが判った。
    20mg/体重kg/日(1日2回に分けて)経口投与した群((C)群)では腎毒性の回復作用は明確には認められなかった。

    【0031】図2に、上記(A)、(B)及び(D)の各群の14日間投与終了後の血漿中のクレアチニン濃度を比べた結果を示した。 (A)群は8匹、(B)群は9
    匹、(D)群は9匹を対象とした。 エカドトリルの経口投与により血漿中のクレアチニンレベルが低下し、腎障害が回復していることが判った。 20mg/体重kg/
    日(1日2回に分けて)経口投与した群((C)群)では腎毒性の回復作用は明確には認められなかった。

    【0032】図3に、上記(A)、(B)及び(D)の各群の実験中のラットの体重変化を示した。 (A)群は8匹、(B)群は10匹、(D)群は9匹を対象とした。 シクロスポリンAのみの投与群((B)群)では、
    体重の減少した個体がみられたが、エカドトリルを併用投与した(D)群では体重の減少した個体はみられなかった。

    【0033】表1に、上記(A)群、(B)群、(C)
    群、(D)群及び(E)群について、14日間の実験終了後に病理組織学的所見を調べた結果を示した。 病理組織学的検査項目の括弧内の数値は、病理解剖に付した個体数を示した。 病理組織学的検査項目中の空胞は腎上皮細胞内に出現する空胞のことであり、正常では皮質の外層の皮膜直下の数層の細胞部位に軽度の空胞を認めることが多い(±)が、腎毒性を示す例では、皮質全層にわたり斑状〜殆ど全域に空胞を認めた(+〜++)。 −
    は、空胞を認めなかったことを表す。 硝子滴は、尿細管上皮細胞内に出現する好酸性、均質、球形の小顆粒である。 正常では全組織切片中ごく少数の(1個の細胞内に1〜数個の硝子滴を持つ)上皮細胞(主として皮質)が認められるのみである(±)が、病的状態(腎毒性、機能の低下、時には亢進)では著しく増加し、時には細胞内に充満することもあった(+〜++)。 −は、硝子滴を認めなかったことを表す。 尿円柱(硝子円柱)は、尿細管内に尿成分の濃縮したものと思われる均一、好酸性の塊(円柱)のことで、正常腎においては極少数認める(±)。 病的な場合(腎症、ネフローゼ等)には尿細管が拡張しその内腔に本円柱が充満していることがある(+〜++)。 −は、尿円柱を認めなかったことを表す。 尿細管は、その拡張の程度を比較したものである。
    正常の腎において、通常皮質部の尿細管が極く少数、軽度に拡張している(+)。 これが病的状態ではかなりの数著しく拡張し、その尿細管上皮細胞も偏平化し、時に尿円柱を入れていることがある(+〜++)。 −は、尿細管拡張を認めなかったことを表す。 好塩基性化は、尿細管上皮細胞が好塩基性(淡青色に染まる)を示す所見であり、上皮細胞の再生像と考えられている。 正常腎でも極く稀に見られる(±)が、この所見を多く認めること(+〜++)は、その腎がかなり再生していることを示すもので、その原因となる壊死がそれ以前に発生した病的状態にあったことを示す。 −は、好塩基性化を認めなかっことを表す。 これらの組織病理学的所見において、(B)群でみられたシクロスポリンAによる病理学的変化は、(D)群にみられるようにエカドトリル50
    mg/体重kg/日投与により++(高度)から+(中等度)へ、+(中等度)から±(軽度)へと改善した。

    【0034】

    【表1】

    【0035】試験例2 ラットを(A)コントロール群(薬剤無投与群)、
    (B)シクロスポリンAのみを50mg/体重kg/日で7日間投与した群、(C)シクロスポリンAのみを5
    0mg/体重kg/日で21日間投与した群、(D)シクロスポリンAのみを50mg/体重kg/日で7日間先行投与した後、同量のシクロスポリンAの投与と20
    mg/体重kg/日(1日2回に分けて)のエカドトリルの経口投与を14日間併用して継続した群、(E)シクロスポリンAのみを50mg/体重kg/日で7日間先行投与した後、同量のシクロスポリンAの投与と50
    mg/体重kg/日(1日2回に分けて)のエカドトリルの経口投与を14日間併用して継続した群に分類して実験を行った。 結果を表2に示した。

    【0036】表2に、上記(A)群、(B)群、(C)
    群、(D)群及び(E)群について、実験終了後に病理組織学的所見を調べた結果をまとめた。 病理組織学的検査項目と各々の評価は、試験例1に記載のものと同様に行った。 判定において、±は、軽度に認められる場合を、+は、中等度に認められる場合を、++は、高度に認められる場合を、−は、認められない場合を、それぞれ表す。 病理組織学的検査項目の括弧内の数値は、病理解剖に付した個体数であり、各検査項目の欄内の数値が相当する評価を受けた個体数を表す。

    【0037】

    【表2】

    【0038】表2の好塩基性化の項目等に見られるように、シクロスポリンAのみの21日間の投与した(C)
    群では、尿細管上皮細胞の再生が多くなるが、シクロスポリンAのみを7日間投与後エカドトリル50mg/体重kg/日の併用投与を14日間継続した(D)群では尿細管上皮細胞の再生は正常に近い状態に戻っていた。

    【0039】製剤例1 エカドトリル 100.0mg 乳糖 55.0mg トウモロコシデンプン 24.0mg HPC−SL 4.0mg CMC−Ca 15.0mgと、 乳糖 38.0mg ミクロクリスタリン セルロース 55.0mg CMC−Ca 5.0mg ステアリン酸マグネシウム 2.0mgとの複合顆粒に、ステアリン酸マグネシウム2.0mg
    を混合し、打錠して、錠剤を得た。

    【0040】製剤例2 エカドトリル 100.0mg 乳糖 41.0mg スターチ1500 75.0mg アエロジル130 2.0mg ステアリン酸マグネシウム 7.0mg計225.0mg 上記配合をカプセルサイズ2号に充填して、カプセル剤を得た。

    【0041】製剤例3 エカドトリル 100.0mg PVP K25 400.0mg シリコンジオキサイド水和物 300.0mg 乳糖 100.0mg コーンスターチ 50.0mg CMC−Ca 50.0mg計1000.0mg エカドトリル4.0gとPVP K25 16.0gを40mlのエタノールで溶解する(エカドトリル溶液)。 別にシリコンジオキサイド水和物(カープレックスCS−5)12.0g、乳糖4.0g、コーンスターチ2.0g、CMC−Ca2.0gをよく混合しておく(賦形剤混合末)。 乳鉢で賦形剤混合末とエカドトリル溶液を練合し、押し出し造粒した。 乾燥後、調粒して顆粒剤を得た。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】試験例1のクレアチニン・クリアランスの結果を示す図である。 縦軸はクレアチニン・クリアランス(ml/分/kg)を表す。 (A)群はコントロール群(薬剤無投与群)、(B)群はシクロスポリンAのみを50mg/体重kg/日投与した群、(D)群はシクロスポリンAを50mg/体重kg/日及びエカドトリルを50mg/体重kg/日(1日2回に分けて)併用投与した群を表す。 白抜き棒は薬剤投与開始前(0日目)、斜線棒は薬剤投与終了後(14日目)を表す。

    【図2】試験例1の血漿中クレアチニン濃度を示す図である。 縦軸はクレアチニン濃度(mg/dl)を表す。
    (A)群、(B)群及び(D)群は、それぞれ図1と同じである。

    【図3】試験例1のラットの体重変化を示す図である。
    縦軸は体重(g)を表す。 (A)群、(B)群及び(D)群は、それぞれ図1と同じである。

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