植栽方法

阅读:1037发布:2020-06-15

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斜面における植栽方法であって、地面に載置する状態で配置された苗の根を、予め地面に敷設した網状体に保持された袋体によって上から押さえ込むことを特徴とする植栽方法。前記袋体は、網状体に設けられたポケット部に収容されることにより網状体に保持されている請求項1に記載の植栽方法。前記袋体内には、保材としての機能、肥料としての機能、土壌改良材としての機能、植物成長促進剤としての機能のうち、何れか一以上を発揮する材料が収容される請求項1または2に記載の植栽方法。前記袋体内に、埋土種子入り表土を含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の植栽方法。

说明书全文

本発明は、例えば、法面緑化に用いて好適な植栽方法に関する。

従来、法面Nの緑化を目的として、図3に示すように、法面Nに間隔をおいて複数の穴51を掘り、各々の穴51にポット苗や苗木等の苗52を植栽する、という工法が実施されている。しかし、斯かる工法では、複数の穴51を掘る作業に多大な手間と労とを要する。また、苗52の移植先となる土壌のはけが悪ければ移植後の苗52が根腐れする恐れもある。

特開2001−90077号公報

そこで、図4に示すように、植栽用土53を収容した袋体54を法面N上に設置し、この袋体54に苗52を移植することが考えられる(特許文献1参照)。なお、図4に示す袋体54は開閉部55で覆われる植栽用開口56を有し、開閉部55は苗52の植栽作業時にのみ開けられ、平時は閉ざされている。

しかし、図4に示すような袋体54を用いる場合でも、苗52の植栽時に苗52の根を植栽用土53内にある程度深く埋めるための穴掘りが必要であり、この穴掘り作業にやはり手間や労力がかかるという問題がある。

本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、苗の植栽を簡易にかつ低労力で行うことができ、植栽後の苗の根腐れの防止も図れる植栽方法を提供することにある。

上記目的を達成するために、本発明に係る植栽方法は、斜面における植栽方法であって、地面に載置する状態で配置された苗の根を、予め地面に敷設した網状体に保持された袋体によって上から押さえ込む(請求項1)。

上記植栽方法において、前記袋体は、網状体に設けられたポケット部に収容されることにより網状体に保持されていてもよい(請求項2)。また、上記植栽方法において、前記袋体内には、保水材としての機能、肥料としての機能、土壌改良材としての機能、植物成長促進剤としての機能のうち、何れか一以上を発揮する材料が収容されていてもよい(請求項3)。

上記植栽方法において、前記袋体内に、埋土種子入り表土を含んでもよい(請求項4)。

本願発明では、苗の植栽を簡易にかつ低労力で行うことができ、植栽後の苗の根腐れの防止も図れる植栽方法が得られる。

すなわち、本願の各請求項に係る発明の植栽方法では、穴掘り作業を不要とすることができるので、苗の植栽を簡易にかつ低労力で行うことが可能となる。

さらに、本発明の植栽方法では、苗の根を土壌中に埋め込むのではなく土壌表面に載置する状態とするので、たとえ植栽先の土壌が水はけの悪い土質をしていても、根が常に水に浸った状態とはならず、故に苗の根腐れは生じ難い。また、袋体により苗の根の乾燥が防止され、苗の活着が促進される。

請求項3に係る発明の植栽方法では、袋体内から外部に水分や養分等が浸み出すようにすれば、その水分等が植栽後の苗の根に供給されることになるので、苗の良好な生長を期待することができる。

請求項4に係る発明の植栽方法では、施工地周辺から採取した埋土種子入り表土を活用することにより、施工地周辺の植物環境(自然環境)との調和のとれた緑化を図ることができ、請求項4に係る発明の植栽方法では、袋体の設置の簡易化を図ることができる。

本発明の一実施の形態に係る植栽方法の構成を概略的に示す斜視図である。

(A)〜(C)は、前記植栽方法の構成を概略的に示す説明図である。

植栽方法の従来例を概略的に示す説明図である。

植栽方法の他の従来例を概略的に示す説明図である。

本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。

図1、図2(A)〜(C)に示す植栽方法は、法面(地面の一例)N上に敷設される網状体1のポケット部2内に苗木(苗の一例)3及び袋体4を収容し、ポケット部2内で法面Nに接触可能な状態で配置された苗木3の根3aを、同じくポケット部2内に収容された袋体4によって上から押さえ込み、苗木3が流亡等しないようにする、というものである。

ここで、網状体1は、フロントネットとバックネットとを一体化してなる二重構造をしていて、その長手方向に適宜の間隔おきに設けられた筒状のポケット部2を備えている(図1参照)。両ネット(フロントネット及びバックネット)はそれぞれ経糸(縦糸)および緯糸(横糸)を編織してなり、両ネットの一体化は、両ネットを重ね合わせ、この重ね合わせ部位の編み込みまたは融着により行われ、その一部を編み込みおよび融着しないことによりポケット部2が形成されている。そして、各ポケット部2の両端の開口はそのままでもよいが、編み込みまたは融着により閉じてもよい。

また、ポケット部2は、袋体4を収容できる大きさに構成されているとともに、袋体4を収容する際の挿入口となる縦長の(ポケット部2の幅W方向に延びる)開口5がポケット部2に適宜の間隔で形成されている。なお、本例では、一つのポケット部に2〜3の袋体4が収容され、また、各ポケット部2に計五つの縦長の開口5が形成されている。そして、各開口5の長さは、ポケット部2の幅Wの5割以上となっており、これにより、作業空間となる開口5が大きく開くので施工性がよく、より大型の袋体4を開口5からポケット部2内に挿入することも可能となる。

一方、袋体4内には、保水材としての機能、肥料としての機能、土壌改良材としての機能、植物成長促進剤としての機能のうち、何れか一以上を発揮する一種以上の材料(植生基盤材)6が収容される(図2(C)参照)。そのような材料6としてはピートモス、バーク堆肥、パーライト、バーミキュライト、ベントナイト、肥沃土(良質土)などを挙げることができる。また、袋体4内に収容する材料6に植物種子を含めてもよく、例えば袋体4内に、施工地周辺の埋土種子入り表土を含めるようにしてもよい。

そして、本例の植栽方法は、例えば、ポケット部2が法面Nの等高線に沿うように網状体1を法面N上に敷設した後(図2(A)参照)、開口5からポケット部2内に苗木3を収容し(図2(B)参照)、続いて開口5からポケット部2内に袋体4を収容して、袋体4によって苗木3の根3aを上から押さえ込むようにする(図2(C)参照)、といった手順で行うことができる。

ここで、法面N上への網状体1の敷設は、図外のアンカーピン等の適宜の固定具を用いて行うことができる。また、ポケット部2内に収容した袋体4は、例えば、図外のアンカーピン等の適宜の固定具を用いて法面Nに固定してもよいし、図外のフック等の適宜の係止具を用いて網状体1に係止してもよいし、袋体4が網状体1によってしっかりと保持されて殆ど動かない場合にはポケット部2内に収容するのみとしてもよい。

また、ポケット部2内において袋体4によって苗木3の根3aを上から押え込む際、苗木3の枝葉3bは袋体4の下敷きにならないようにするのが苗木3の生長促進等の点で好ましいなお、本例では、図2(C)に示すように、枝葉3bが袋体4の下敷きにならずにその山側に飛び出した状態となるようにする。

以上のようにして行われる本例の植栽方法は、網状体1の敷設後、網状体1のポケット部2内に苗木3と袋体4とを収容し、苗木3の根3aが袋体4の下敷きになるようにするものであり、穴掘り作業を不要とすることができるので、苗の植栽を簡易にかつ低労力で行うことが可能となる。

また、本例の植栽方法が完了した後は、袋体4内の水分や養分等が袋体4の外部に徐々に浸み出すようになっていれば、これらが苗木3の根3aに供給され、苗木3は良好に生長することになる。そこで、袋体4内の水分等が外部に徐々に浸み出すようにするためには、例えば、袋体4を、水分等を浸透、透過させる布(不織布)等の素材によって構成すればよい。また、袋体4が水分等を通さない素材からなる場合は、水分等を通すための貫通孔を袋体4に設けてもよい。

さらに、本例の植栽方法では、苗木3の根3aを土壌中に埋め込むのではなく土壌表面に載置する状態とするので、たとえ植栽先の土壌が水はけの悪い土質をしていても、根3aが常に水に浸った状態とはならず、故に苗木3の根腐れは生じ難い。

なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。

上記のように植栽方法が完了した後は、そのまま飛来種子を待ち受ける待ち受け型の緑化を苗木3の生長による緑化と同時に行ってもよいし、種子や表土等を法面N上に吹き付け、より積極的な緑化を行うようにしてもよい。また、待ち受け型の緑化を行う場合には、網状体1のポケット部2の下側部分など、適宜の部位を密に構成し、飛来種子や法面Nの山側からの流亡種子等を捕捉する効果を高めるようにしてもよい。

網状体1はポケット部2を有していなくてもよい。この場合、網状体1の上側に袋体4を配置してもよいし(この場合、苗木3の根3aは法面Nに接し、かつ袋体4の下敷きとなる状態であれば網状体1の上側にあっても下側にあってもよい)、網状体1に対して予め若しくは法面Nへの敷設後に背割れ部(例えば開口5に相当するスリット)を設け、網状体1を法面Nに敷設した後、背割れ部から苗木3と袋体4とを網状体1の下側に挿入して固定するようにしてもよい。また、この場合、網状体1を金網としたり、網状体1に替えて植生マットを用いたりすることもできる。

図2(B)及び(C)に示す例では、ポケット部2内に先に苗木3を収容しているが、これに限らず、先に袋体4をポケット部2内に収容した状態で固定し、袋体4と法面Nとの間に苗木3の根3aを差し込むようにしてもよい。

また、図2(B)及び(C)に示す例では、苗木3の枝葉3bが袋体4の山側に飛び出すようにしているが、積寒冷地においてこのような植栽を行うと、法面N上の積雪の重みで枝葉3bが谷側に折れ曲がって損傷し枯死する恐れがある。そこで、積雪寒冷地では、苗木3の枝葉3bが袋体4の谷側に飛び出すように配するのが好ましい。

上述のように、本例の植栽方法では、その完了後、袋体4内の水分や養分等が袋体4の外部に徐々に浸み出し、これらが苗木3の根3aに供給されることを狙っている。そこで、この供給がなるべく長期間持続するように、袋体4からの水分等の浸み出しが主に接地面側から行われるようにしてもよい。そのためには、例えば、袋体4において接地部分の水分等の浸透性を非接地部分よりも高めるようにすればよく、具体的には、袋体4に、浸透性の高い素材で構成された部分や貫通孔が密に形成された部分を設け、その部分が下側になるように袋体4を配置すればよい。このように構成すれば、袋体4内の水分や養分が袋体4の下敷きになっている苗木3の根3aに優先的に供給されることになり、袋体4の上面側から蒸散し、苗木3に供給されない水分等の量を減らすことができる。

一つの袋体4で根3aを押さえる対象とする苗木3は、一本でも複数本でもよい。前者の場合には袋体4に収容する材料を必要最低限の量とすることができ、後者の場合には使用する袋体4の数を削減することができる。

通水性があり通根可能な防草シート(図示していない)を、網状体1の地面側に一体的に備えていてもよいし、または別体として敷設してもよい。この場合、苗木3は防草シートを介して法面から水分を供給されるので枯死することはなく、かつ、雑草の抑制効果が得られる。

なお、本明細書で挙げた変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。

1 網状体 2 ポケット部 3 苗木 3a 根 3b 枝葉 4 袋体 5 開口 6 材料 51 穴 52 苗 53 植栽用土 54 袋体 55 開閉部 56 植栽用開口 N 法面 W 幅

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