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Signal transmission system and method for interactive television service

阅读:588发布:2022-05-01

专利汇可以提供Signal transmission system and method for interactive television service专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE: To improve a system and a method for transmitting a signal related to the interactive television(TV) service.
CONSTITUTION: Various sound/video signal sources for the interactive TV service are connected to a digital network 10. A control processor 100, an application processor 102 and interfaces 112, 114 to distribution equipments such as a cable TV system and a telephone subscriber's loop are connected to the network 10. Each user has converters 130, 150 for receiving a digital, signal from the distribution equipment, for converting the signal so as to observe it by a normal TV receiver and transmitting a control packet to another element. A data cache 104 for storing video and sound data, a broadcast source 108 for receiving a broadcast signal, a source 106 for constructing a multimedia signal from many sources, and a source for allowing a game to flow are included in signal sources.
COPYRIGHT: (C)1995,JPO,下面是Signal transmission system and method for interactive television service专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 対話形テレビサービスにおいて、少なくとも1個の分配システムを介してユ−ザから受信されたディジタルコマンドに応答して、この分配システムを介してこれらのユ−ザにディジタル信号を送達するための、対話形テレビサービス用の信号送達システムであって、 ディジタルネットワークと、 前記ディジタル信号を前記ネットワークから前記分配システムに伝送するための且つ前記ディジタルコマンドを前記分配システムから前記ネットワークに伝送するための少なくとも1個の手段と、 前記ディジタル信号を前記ネットワークに適用するための少なくとも1個の手段と、 前記ユ−ザと対話を行うための且つ前記ネットワークを制御するための且つ前記ネットワークを介して送受信されたディジタル信号によって前記適用手段を制御するための、前記ネットワークに接続された制御手段と、 からなることを特徴とする、対話形テレビサービス用の信号送達システム。
  • 【請求項2】 前記信号送達システムにおいて、 前記ディジタルネットワークがパケットネットワークからなることを特徴とする請求項1の信号送達システム。
  • 【請求項3】 前記信号送達システムにおいて、 前記分配システムが、ケーブルテレビネットワークを介してディジタル信号を伝送するための手段からなる、 ことを特徴とする請求項1の信号送達システム。
  • 【請求項4】 前記信号送達システムにおいて、 前記分配システムが、電話加入者ループを介してディジタル信号を伝送するための手段からなる、 ことを特徴とする請求項1の信号送達システム。
  • 【請求項5】 前記信号送達システムにおいて、 前記適用手段のうちの少なくとも1個の適用手段が、ディジタル形式の音声信号及び/又は映像信号を記憶するためのメモリ手段からなる、 ことを特徴とする請求項1の信号送達システム。
  • 【請求項6】 前記信号送達システムにおいて、 前記記憶手段がランダムアクセスメモリである、 ことを特徴とする請求項5の信号送達システム。
  • 【請求項7】 前記信号送達システムにおいて、 前記ランダムアクセスメモリが、データキャッシュからなり、 前記記憶手段が更に、ディジタル形式の音声信号及び/
    又は映像信号を長期間記憶するための、前記データキャッシュに接続された手段からなる、 ことを特徴とする請求項6の信号送達システム。
  • 【請求項8】 前記信号送達システムにおいて、 前記適用手段のうちの少なくとも1個の適用手段が、前記ネットワークに適用する目的で音声信号及び/又は映像信号を、前記ネットワークから受信された少なくとも1個の別の音声信号及び/又は映像信号から構築するための少なくとも1個の手段からなる、 ことを特徴とする請求項1の信号送達システム。
  • 【請求項9】 前記信号送達システムにおいて、 前記制御手段が更に、前記構築手段のうちの1個の構築手段に対する要求が生じた場合に各前記構築手段を割り当てるための手段からなることを特徴とする請求項8の信号送達システム。
  • 【請求項10】 前記信号送達システムにおいて、 前記適用手段のうちの少なくとも1個の適用手段が、ディジタル形式の放送音声信号及び/又は映像信号のソースからなる、 ことを特徴とする請求項1の信号送達システム。
  • 【請求項11】 前記信号送達システムにおいて、 前記ディジタル形式の音声信号及び/又は映像信号が圧縮され、 前記変換手段が更に、前記音声信号及び/又は映像信号の圧縮を解凍するための手段からなる、 ことを特徴とする請求項1の信号送達システム。
  • 【請求項12】 前記信号送達システムにおいて、 前記制御手段が、前記ディジタルネットワークを経て前記システム内の他の要素に制御信号を送るための、前記ディジタルネットワークに接続された少なくとも1個の処理装置であることを特徴とする請求項1の装置。
  • 【請求項13】 対話形テレビサービスにおいて、少なくとも1個のユ−ザからのコマンドに応答して、少なくとも1個のソースからこのユ−ザにディジタル信号を送達する、対話形テレビサービス用の信号送達方法であって、 前記コマンドを処理手段に伝送するステップと、 前記処理手段において、受信された前記コマンドに基づいて1個以上の制御信号を前記少なくとも1個のソースに伝送するステップと、 前記ソースにおいて、前記制御信号に応答して、前記ディジタル信号を前記ユ−ザに伝送するステップと、 からなることを特徴とする、対話形テレビサービ用の信号送達方法。
  • 【請求項14】 前記方法が更に、 ディジタルパケットの形式で前記コマンド、前記制御信号、及び前記ディジタル信号を伝送するステップからなることを特徴とする請求項13の方法。
  • 【請求項15】 前記方法において、 前記ディジタル信号が、音声信号及び/又は映像信号を表し、 前記方法が更に、 各ユ−ザについて、前記ソースから受信された前記ディジタル信号を音声信号及び/又は映像信号に変換するステップからなる、 ことを特徴とする請求項13の方法。
  • 【請求項16】 前記方法において、 ユ−ザに送達された前記ディジタル信号のうちの少なくとも1個のディジタル信号が、多数の要素ディジタル信号から構成された結合ディジタル信号であり、 前記方法が更に、 前記要素ディジタル信号を前記ソースのうちの多数のソースから結合手段に伝送するステップと、 前記結合手段において、前記結合ディジタル信号を形成するために前記要素ディジタル信号を結合し且つ前記結合ディジタル信号を前記ユ−ザに伝送するステップとからなる、 ことを特徴とする請求項13の方法。
  • 【請求項17】 前記方法において、 前記結合信号がマルチメディア信号であり、前記要素信号がディジタル形式の映像及び/又は音声信号である、 ことを特徴とする請求項16の方法。
  • 【請求項18】 前記方法において、 前記ソースのうちの1個のソースからのディジタル信号が多数のユ−ザに伝送され、 前記方法が更に、 前記与えられたディジタル信号を前記ソースに記憶するステップと、 前記記憶されたディジタル信号を、取り出し且つ前記多数のユ−ザの各々に別個に伝送するステップとからなる、 ことを特徴とする請求項13の方法。
  • 【請求項19】 対話形テレビサービスにおいて、少なくとも1個のユ−ザからのコマンドに応答して、少なくとも1個のソースからこのユ−ザにディジタル信号を送達するための、対話形テレビサービス用の信号送達装置であって、 前記コマンドを処理手段に伝送するための手段と、 前記処理手段において、受信された前記コマンドに基づいて1個以上の制御信号を前記少なくとも1個のソースに伝送するための手段と、 前記ソースにおいて、前記制御信号に応答して、前記ディジタル信号を前記ユ−ザに伝送するための手段と、 からなることを特徴とする、対話形テレビサービス用の信号送達装置。
  • 【請求項20】 前記装置が更に、 ディジタルパケットの形式で前記コマンド、前記制御信号、及び前記ディジタル信号を伝送するための手段からなることを特徴とする請求項19の装置。
  • 【請求項21】 前記装置において、 前記ディジタル信号が、音声信号及び/又は映像信号を表し、 前記装置が更に、 各ユ−ザについて、前記ソースから受信された前記ディジタル信号を音声信号及び/又は映像信号に変換するための装置からなる、 ことを特徴とする請求項19の装置。
  • 【請求項22】 前記装置において、 ユ−ザに送達された前記ディジタル信号のうちの少なくとも1個のディジタル信号が、多数の要素ディジタル信号から構成された結合ディジタル信号であり、 前記装置が更に、 前記結合ディジタル信号を形成するために前記要素ディジタル信号を結合するための且つ前記結合ディジタル信号を前記ユ−ザに伝送するための手段からなることを特徴とする請求項19の装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、対話形テレビシステムに関し、詳しくはケーブルテレビシステム又は電話ネットワークのような分配システムを介して種々の対話形テレビサービスをユ−ザに提供するためのシステムに関する。

    【0002】

    【従来の技術】ケーブル(有線)テレビシステムは、加入者の家庭に対する多数のチャンネルのテレビプログラムの送信を可能にした。 通常のテレビ放送では、或る与えられた地域において送受信が可能なVHF及びUHF
    のチャンネル数に制限があるのに対し、ケーブルシステムにおけるチャンネル数は、ケーブル自体の伝送特性とテレビプログラムに含まれる情報をより狭い帯域幅のチャンネルに圧縮できる能とから制限を受けるだけである。 ケーブルテレビネットワーク用として光ファイバ伝送システムが出現したことで、利用可能なチャンネル数が更に大幅に増加した。

    【0003】このように利用可能なチャンネル数が増加したことから、加入者が情報又は要求(リクエスト)をシステムに返すことのできる対話形テレビシステムが提案されるようになって来た。 加入者からのこのような情報や要求は、次に加入者へのプログラムや情報に反映されることになる。

    【0004】対話形テレビシステムにおいては、ビデオゲーム、ビデオカタログショッピング、教育システム、
    オンデマンド(ユ−ザの呼出に応答して上映される方式)の映画、オーディオプログラムのような、多種広範囲のアプリケーションが存在する。 各アプリケーションは、個々の加入者に合わせての設定が可能である。 例えば、加入者が映画のサウンドトラックの言語を選択できるというような設定である。

    【0005】しかし、このようなシステムは一般に、
    (1)各加入者に送られる特定のプログラム又は情報の制御能力、及び(2)加入者からのメッセ−ジ又は要求の入力の受信能力を必要とする。

    【0006】ヘッドエンド(ケーブルテレビ信号送出端末)から加入者へのチャンネルは、もし圧縮処理が行われる場合、通常のテレビのケーブルチャンネルの全帯域幅を必要としない。 例えば、もしテレビ信号がディジタル化され、MPEG基準に基づいて圧縮された場合、通常の6MHzケーブルチャンネル1本で16本のテレビプログラムのディジタル伝送が可能である。 その他の、
    高忠実度オーディオ、静止ビデオ映像又はテキストのようなプログラム情報も圧縮形式で送ることができる。

    【0007】現在光ファイバ分配システムで利用可能な、工業用テレビ(ITV)用の通常のチャンネルを多数用いて圧縮処理と併用することにより、数百本の仮想チャンネルが利用可能になることが考えられる。

    【0008】圧縮され符号化されたテレビ信号を電話回線で伝送するためのシステムも利用可能になりつつある。 このようなシステムの一例では、1個の圧縮符号化テレビチャンネルに十分な、1.5Mbit/s のデータを電話局から「より線対」ループを介して加入者構内へ伝送することができ、又逆方向に16Kbitのデータを通常の電話サービスと共に電話局へ伝送することも可能である。 このようなループは非同期ディジタル加入者ループとして知られている。

    【0009】ディジタル通信システムが広範囲に設置されるようになるにつれて、データがパケット形式でネットワークを介して伝送される標準ディジタル伝送システムが利用可能になって来ている。 このようなネットワークの1つとして、種々の長さのパケットを伝送できる非同期伝送モード(ATM)ネットワークがある。 このようなパケットネットワークは、ディジタル化したテレビ信号の搬送に用いることができる。

    【0010】個々のユ−ザにその需要に合わせて構成たテレビ信号を送達できるシステムが今や確かに存在し、
    その例としてはケーブルテレビシステム、電話ネットワーク、パケットネットワーク、及び衛星が挙げられる。
    又、プログラム及び対話形テレビアプリケーションを提供できる信号源(ソース)も多数利用可能である。

    【0011】

    【発明が解決しようとする課題】しかし今や、対話形テレビサービスの柔軟且つ効率的な提供に必要な、考え得る全てのソースと送達手段とを相互接続し制御する手法を得ることが課題として登場し、解決が望まれている。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】課題を解決するためにここに開示する手段は、対話形テレビサービスの提供に関連してユ−ザに、ディジタル信号が表すオーディオ(音声)及び/又はビデオ(映像)信号を送達するためのシステムである。 種々の信号ソースが、パケットネットワークのようなディジタルネットワークに接続される。 このネットワークには更に、制御装置と、信号ソースからの信号をネットワークに適用するための手段としてのアプリケーション処理装置と、ケーブルテレビシステム及び電話加入者ループのような分配システムへのインタフェ−スとが接続される。

    【0013】各ユ−ザは、分配システムからのディジタル信号を受信するため且つ通常のテレビ受像機で視聴できるようにこの信号を変換するため且つシステムの他の要素に制御パケットを伝送するための変換装置を有する。

    【0014】信号ソースには記録された映像及び音声のデータを記憶するためのデータキャッシュ、放送信号を受信するための放送ソース、多数のソースからのマルチメディア信号を構築するための装置、及びゲームを流すための装置を含めてもよい。 このシステムを構成する種々の要素は、地理的に異なる設置場所に設置してもよく、又種々の対話形テレビサービスを提供できるように、ソフトウエアの制御下に制御及び/又はアプリケーション処理装置によって動作させるようにしてもよい。

    【0015】

    【実施例】図1は、本発明に基づいて構成された基本的な総合テレビシステムの全体ブロック図である。 本システムの構成要素装置/機器(以下、要素という)は、1
    個以上のパケット交換装置120を有する、ディジタルネットワークとしての、パケットネットワーク10を介して相互に通信する。

    【0016】これらの要素には、ユ−ザと対話する制御手段としての、制御処理装置100、ディジタル信号をディジタルネットワークに適用する手段としての、アプリケーション処理装置102、例えばデータキャッシュ104、マルチメディアフレ−ム106、放送ソース1
    08、及びゲームフレ−ム110のような、信号ソースとしての、アプリケーションソース、並びに1個以上の、分配インタフェ−ス112及び114を含む。 これらの要素は全てリンク140によってパケット交換装置120に接続される。

    【0017】プログラムライブラリ105は、データキャッシュ104用の高性能長期間記憶プログラムデータソースである。 放送ソース108は、テレビ放送、ケーブルシステム、衛星又はその他の手段からのディジタル圧縮プログラムデータを供給する。

    【0018】一実施例においては、パケットネットワーク10は非同期伝送モード(ATM)ネットワーク、リンク140はSONET方式OC−3リンク、そしてパケット交換装置120はATM交換装置(例えばAT&
    T製GCNS−2000ATM交換装置)をそれぞれ用いている。

    【0019】概略的に説明すれば、制御処理装置100
    は、本発明のシステムによって提供される種々の対話形サービスを選択するユ−ザとの対話を行い、アプリケーション処理装置102は、サービス自体の制御を行う。
    制御処理装置100は又、サービスをユ−ザに提供するのに必要なソースの割り当てをおこなう。

    【0020】アプリケーション処理装置102、並びにデータキャッシュ104、マルチメディアフレ−ム10
    6、放送ソース108、及びゲームフレ−ム110のようなアプリケーションソースについては、システムの能力要求を満たすに必要な数を重複設置できるが、制御処理装置100は、複数設置しないことが望ましい。 その理由は、制御処理装置がシステム内の種々のソースについての割当記録を維持する役目を持っており、これらの記録を複数の処理装置に利用可能にすることは、できるがめんどうであるためである。

    【0021】しかし、制御処理装置100及びアプリケーション処理装置102へのこれら作業の割り当ては、
    「冒すべからざる聖域」ではなく、例えば、アプリケーションによっては、両方の処理装置の機能を結合して単一の処理装置としたり、又制御処理装置100をアプリケーション処理に用いたりするのが望ましい場合もある。

    【0022】データキャッシュ104は、音声及び映像データを圧縮しパケット化した形式で記憶するための大容量ランダムアクセスメモリである。 これは、米国特許出願番号07/997,985(1992年12月29
    日出願) に記載のプログラムサーバがその例として挙げられる。 データキャッシュ104は、要求される容量値次第ではパケットネットワーク10と接続するリンク140の数を1個以上の数にすることもあり得る。

    【0023】プログラムライブラリ105は、映画、音楽選曲、映像クリップ、静止映像フレ−ム、及び音声クリップをディジタル圧縮形式で、磁気テープ、又は光ディスク、その他類似のデバイス上に記憶するのに便利な形式の大容量システムである。 プログラムライブラリ1
    05とデータキャッシュ104とを接続するリンク14
    2は又、容量と地理的制約とによっては、SONET方式OC−3ネットワークのような別個のATMパケットネットワーク又はパケットネットワーク10を介して設定される。

    【0024】プログラムライブラリ105は一般に、
    (上記米国特許出願に詳細記載のように)完体の映画のディジタル圧縮映像及び音声信号のような大量のデータを、データキャッシュ104に比較的短時間に伝送するために設置される。

    【0025】図1に示す種々の要素は、地理的に異なる場所に設置することも考えられる。 例えば、パケット交換装置120、制御処理装置100、アプリケーション処理装置102、マルチメディアフレ−ム106、放送ソース108、及びゲームフレ−ム110を第1の場所に設置し、データキャッシュ104を第2の場所に、又プログラムライブラリ105を第3の場所にそれぞれ設置し、他のパケット交換装置120及び符号112及び114のような分配インタフェ−スを更に別の場所に置くというような場合である。

    【0026】これらの離れた各設置場所間の接続は、S
    ONET方式OC−3リンクによって行う。 これらの要素の設置場所の組み合わせについて、本発明の精神及び技術範囲を離脱することなく無数に考え得ることは、当業者に明白である。

    【0027】対話形テレビサービスにおいては、テレビ放送のプログラムが組み込まれるものが多い。 そのため、本発明のシステムにおいて提供されるアプリケーションのうちの1つは、放送ソース108のようなテレビ放送プログラムソースとしてある。 この放送ソース10
    8は、通常の放送、衛星送信、ケーブルテレビシステム、又は他の適切な手段(いずれもアンテナ109で表す)からの1個以上の放送テレビ信号を受信するものである。

    【0028】放送ソース108は、受信されたテレビ信号の各々をディジタル化し圧縮するため且つこれらの信号をパケット形式でパケットネットワーク10を介して送信するための設備を有する。

    【0029】マルチメディアフレ−ム106は、データキャッシュ104、放送ソース108、及び内部テキスト生成装置のようないくつもの異なるソースから圧縮されパケット化されたマルチメディア信号を構築するためのいくつもの構築装置を有する。 これらのソースは各々一般に、ディジタル圧縮形式の信号を出す。

    【0030】多数の映像及び/又は音声ソースから構築されたマルチメディア信号をユ−ザに送ろうとするときは、これらの構築装置のうちの1つが指定されてマルチメディア信号生成を行う。 注記したいのは、マルチメディアフレ−ム106への入力信号及びユ−ザへの出力信号はすべて、パケットネットワーク10を介してパケット形式で送られることである。

    【0031】ゲームフレ−ム110は、対話形テレビサービスの一部として提供されるコンピュータゲームに用いられるもので、圧縮されパケット化された音声信号及び映像信号を生成するためのいくつもの生成装置を有する。 これらの生成装置のうちの1つがコンピュータゲームの各ユ−ザに割り当てられる。

    【0032】アプリケーション処理装置102並びにアプリケーション資源である諸ソース104、106、1
    08、及び110は、種々の仕方で一緒に用いられ、異なる工業テレビ(ITV)サービスを提供する一種のI
    TVアプリケーションサーバを形成する。 例えば、オンデマンド・ビデオ/高機能・対視聴支払(視聴分に対して料金を支払う)サーバは、アプリケーション処理装置102とデータキャッシュ104とから構成される。

    【0033】又、別の例として、マルチメディアITV
    サーバは、アプリケーション処理装置102、データキャッシュ104、マルチメディアフレ−ム106、及び放送ソース108からなる。 他の例の、ゲームサーバは、アプリケーション処理装置102、マルチメディアフレ−ム106、及びゲームフレ−ム110を有する。
    各アプリケーション処理装置102は、装置の容量の限度まで、複数のこれらサーバにいて使用することが可能である。

    【0034】ケーブル分配インタフェ−ス112のようなインタフェ−スは一般に、ケーブルテレビシステムのヘッドエンドに設置され、ケーブルテレビ顧客の構内にある信号変換装置130に分配ケーブル116によって接続される。 これにより、各ケーブルテレビ顧客の信号変換装置130が、同じケーブル分配インタフェ−ス1
    12の動作対象ケーブルテレビ顧客の全てに放送される同じ「下向き流れ」信号全体を受信する。 (プログラム送信側からユ−ザ側へ流れる信号を「下向き流れ」信号、逆向きに流れる信号を「上向き流れ」信号、と称する。)

    【0035】しかし、後に述べるように、信号変換装置130は、分配ケーブル116を介して伝送される制御パケットによって、分配ケーブル116からの或る特定の「仮想」チャンネルだけを受信可能なように制御される。

    【0036】電話分配インタフェ−ス114のようなインタフェ−スは一般に、電話局に設置され、電話加入者の構内にある信号変換装置150に加入者ループ118
    によって接続される。 これにより、各電話加入者が、異なる「下向き流れ」信号を受信する。 後に述べるように、信号変換装置130及び150は、ケーブルテレビ顧客及び電話加入者のそれぞについて構成される。

    【0037】信号変換装置130及び150は、「下向き流れ」信号を、テレビ受像機134に表示できるように通常のテレビ信号に変換する。 ユ−ザは、リモートコントロール装置132のような入力手段から制御処理装置100及びアプリケーション処理装置102に「上向き流れ」信号を送ることができる。 入力手段からは、その場合に応じて信号変換装置130又は150に制御メッセ−ジが送られる。 又、ITVサービス提供の必要によっては、他の処理装置、プリンタ、ビデオカメラ、電話機、及びその他入出力装置が信号変換装置130及び150に接続される。

    【0038】パケットネットワーク10を介して伝送される種々のデータパケット及び制御パケットは各々、ヘッダと本体とからなる。 ヘッダは、そのパケットを送ると考えられる「仮想チャンネル」を定義する。 データパケットにおいては、本体は、ディジタル化され圧縮された音声又は映像信号の一部のようなデータを有する。 制御パケットにおいては、本体は、そのパケットの宛先装置のアドレス及び実行されるべき動作、のような情報を有する。

    【0039】実施例においては、各パケットは、ヘッダとして5バイト、本体として48バイトの長さを有する。 ヘッダには、ポーリングアドレス又は仮想チャンネル見出しを含めることができる。 制御パケットは一般に、1個以上の特に割り当てられたチャンネル、例えばチャンネル「0」に送られる。

    【0040】パケット交換制御装置121は、リンク1
    40を介して到着するパケットをどのような経路を経由させるかについて指定する情報を記憶する。 経路設定は、ヘッダの内容に基づく。 例えば、或る仮想チャンネル及び/又は或るポーリングアドレスは、リンクを介しての伝送として識別される。 そして、どれかリンク14
    0を介してパケット交換装置120に到着するパケットは、そのヘッダの内容に基づき1個以上の他のリンク1
    40へ経路を取るように設定される。

    【0041】パケット交換制御装置121はそれ自体、
    パケットネットワーク10からパケットを受信することが可能で、本発明のシステムにおいては、制御処理装置100が、このような経路情報を含む制御パケットを必要に応じてパケット交換制御装置121に送る。

    【0042】実施例においては、1個のテレビ信号は、
    映像信号1個と音声信号2個(ステレオ音響)からなる3個の異なるデータ信号によって構成される。 各信号は、別個にディジタル化され圧縮されて、個々の仮想チャンネル内のパケットストリームとしてパケットネットワーク120を介して送られる。 すなわち、1個のテレビ信号の伝送に3個の仮想チャンネルが使用される。 しかし、多数の音声チャンネルが一緒に符号化され圧縮されるような実施例も可能である(例えば、ドルビーAC
    −2システム)。

    【0043】図2は、図1のシステムにおけるパケットネットワーク10を通しての、又システムの他の部分における、制御パケット及びデータパケットの全体の流れを示すブロック図である。 ITVサービス提供中、音声及び/又は映像情報を含むデータパケットが、データキャッシュ104、マルチメディアフレ−ム106及びゲームフレ−ム110のようなアプリケーション資源から信号変換装置130及び150に流れる。

    【0044】これらのデータパケットは又、データキャッシュ104からマルチメディアフレ−ム106及びゲームフレ−ム110へ、及び放送ソース108からマルチメディアフレ−ム106へ、のようにアプリケーション資源相互間にも流れる。

    【0045】ユ−ザとの対話中、制御パケットが、信号変換装置130、150と制御処理装置100との間、
    及び/又は信号変換装置130、150とアプリケーション処理装置102との間を流れる。 制御処理装置10
    0は、制御パケットによりアプリケーション処理装置1
    02及びパケット交換制御装置121と対話する。 又、
    アプリケーション処理装置102は、制御パケットによりアプリケーション資源である諸ソース104、10
    5、106、108、及び110と対話する。

    【0046】プログラムライブラリ105からデータキャッシュ104へのデータパケット伝送は、直接のリンク又はパケットネットワークを介して、又もし便利ならばパケットネットワーク10をも介して行われる。 アプリケーション処理装置102とプログラムライブラリ1
    05との間のリンクは、制御パケットだけを通すので、
    リンク140よりも小さい容量でよく、例えば、イーサネット(商品名)の一部分でもよい。 しかし、このリンクは、もし望むなら、パケットネットワーク10内の低帯域幅仮想チャンネルでもよい。

    【0047】パケットネットワーク10には柔軟性があるため、データパケット及び制御パケットは、1対の端末間でも、又1個の端末から複数グループの端末へでも流すことができる。 図示しないが多分制御パケットについて有用と考えられる通信路(パス)は、信号変換装置130、150からマルチメディアフレ−ム106及びゲームフレ−ム110へのパスである。

    【0048】これらのパスは、ユ−ザの動作に対して極めて速い応答が望まれる、マルチメディアフレ−ム10
    6及びゲームフレ−ム110を用いた時間依存対話形アプリケーション用に望ましいパスである。 マルチメディアフレ−ム106及びゲームフレ−ム110は一般に、
    このような制御パケットを生成でき又これに応答できる処理装置を有している。

    【0049】同様に、もし制御処理装置100がアプリケーション処理装置102の機能も行う場合、制御パケットのパスとしては制御処理装置100から種々のソース102、104、105、106、108、及び11
    0へのパスが必要となる。

    【0050】概略的に説明すれば、制御処理装置100
    は、ユ−ザと対話して、要求されたサービスの制御と、
    これらサービスの提供に必要な種々のソース等の資源の割り当てとを行う。 これら資源には、パケットネットワーク10において必要な仮想チャンネル及びシステム内の他の種々のリンクが含まれる。

    【0051】アプリケーション処理装置102の制御下にアプリケーションの資源である諸ソース104、10
    6、及び110によるサービスの送達が行われている間、制御処理装置100は、信号変換装置130、15
    0からの或る制御パケットに応答して監視を維持継続する。 アプリケーション処理装置102は、信号変換装置130、150からの、送達中のITVサービスに特に関連する制御パケットに応答する。 しかし、上記のように、アプリケーション資源は、信号変換装置130、1
    50からの制御パケットに直接応答するように設置してもよい。

    【0052】図3は、本発明に基づきケーブルシステムを介して総合テレビサービスを分配するためにケーブルテレビシステムのヘッドエンドにおいて用いられるケーブル分配インタフェ−ス112のブロック図である。 A
    TMインタフェ−ス310が、リンク140を介してパケットネットワーク10からパケットを受信し、そのうちデータパケットについては「下向き流れ」デマルチプレクサ(DEMUX)(以下単に、デマルチプレクサともいう)312に送り、本体内のアドレスされた制御パケットについては制御装置314に送る。

    【0053】或る形式の制御パケットは、パケットのヘッダ内容に基づいて、ヘッドエンドから始まる種々のケーブルフィーダ(例えば符号350、352)を介してパケットを伝送するようにATMインタフェ−ス310
    をセットアップする。 すなわち、ケーブル分配インタフェ−ス112は、パケット経路選択回送装置又は交換装置として作用する。

    【0054】デマルチプレクサ312は、特定のケーブルフィーダについての全てのデータパケット及び制御パケットを「下向き流れ」高周波(RF)変調装置(図中、ケーブルフィーダ350については符号316、ケーブルフィーダ352については符号318)へ経路選択して送る。 これらの制御パケットは、例えば変換装置アドレスと、この変換装置が受信することになっている音声データ及び映像データを含むパケットを運ぶ仮想チャンネルの情報とを有する。

    【0055】これらの高周波変調装置は、デマルチプレクサ312からのディジタルビットストリームを、ケーブルシステム内の標準分配チャンネル(一般に、6MH
    z幅)のうちの1個以上のチャンネルを介して伝送するために変調信号に変換する。 このような変調は、例えば64QAMのような直振幅変調である。 標準ケーブルプログラムソースからの他のプログラムは、周知のように、別のチャンネルへ変調出力され、増幅装置330によってケーブルシステム内の他の分配チャンネルを介して送られる。

    【0056】ケーブルテレビ顧客の所在場所に設置された信号変換装置からの制御パケットは、符号320及び322のような「上向き流れ」復調装置によって受信される。 これらの信号は一般に、5−30MHz帯域で送られる。

    【0057】「上向き流れ」マルチプレクサ(MUX)
    324は、種々の復調装置からのビットストリームを、
    ATMインタフェ−ス310を介しパケットネットワーク10を通して伝送するために適切な仮想チャンネルへ復調される。 例えば、特定のITVサービスに関する制御パケットは、このサービスに割り当てられた特定の仮想チャンネルに割り当てられ、このサービスについての適切な宛先へ経路選択して送られる。

    【0058】図4は、ITVサービスを受けるケーブルテレビシステムの顧客の構内で使用するための信号変換装置130のブロック図である。 付加的機能を有する同様の変換装置が米国特許出願番号07/965,492
    (1992年10月23日出願)に記載されている。 入力ケーブル402は一般に、ケーブル分配システムに接続された同軸ケーブル又は光ファイバケーブルである。
    入力ケーブル402は、帯域消去フィルタ404とIT
    Vチャンネル受信装置408との入力部に接続され、又アップリンク変調装置410の出力部に接続される。

    【0059】入力ケーブル402は、入力回路(図示しない)の一部を構成し、この入力回路には更に、ケーブルシステムを帯域消去フィルタ404、ITVチャンネル受信装置408、及びアップリンク変調装置410に接続するために必要な光/電気トランスデューサのようなインタフェ−ス装置、並びに増幅及びバッファ回路を含む。 これらのインタフェ−ス装置、並びに増幅及びバッファ回路は、当業者に周知である。

    【0060】ITVチャンネル受信装置408は、対話形テレビプログラムについてのパケット化されたディジタル情報を伝送しているケーブルチャンネルを受信するように、同調が取られる。 この目的に用いられる実際のケーブルチャンネルは、ケーブルシステムの管理者によって割り当てられる。 もしこのようなITVチャンネルが複数用いられる場合、これらチャンネルのうちの1個のチャンネルは通常には、符号130のような信号変換装置を初期化するために用いられるチャンネルである「デフォルト」チャンネルと考えられる。

    【0061】初期化されると、変換装置は制御メッセ−
    ジによって、異なるITVチャンネルに転送が可能である。 ITVチャンネル受信装置408の出力は、パケット化されたディジタル情報からなるディジタルビットストリームであって、制御装置414に送られる。

    【0062】制御装置414は、多くの機能を行うもので、一般にRAM及びROMの両方のメモリを有するマイクロプロセッサである。 制御装置414は、受信することになっているケーブルチャンネルの自体識別子(アイデンティティ)を指定する制御メッセ−ジをITVチャンネル受信装置408に送り、手動の入力装置418
    からの手動入力を受信し、映像パケットを映像復号器4
    15に、又音声パケットを音声復号器416にそれぞれ送り、アップリンク変調装置410を介してケーブルヘッドエンドに情報を送る。

    【0063】用いられる音声符号化基準によっては、音声パケットには複数の音声チャンネルについての情報が含まれる。 入力装置418の例を挙げれば、キーボード、ビデオディスプレイに用いられる手で操作するマウス、及び図1の符号132に示すような、テレビ受像機やレコーダに用いられる赤外線によるリモートコントロール装置である。

    【0064】復号器415及び416も、ディジタル信号処理装置のようなマイクロプロセッサであって、技術的に周知のように、適切な復号化アルゴリズムに基づいて、映像又は音声(どちらになるかは、その場合による)の圧縮情報を復号化するように特にプログラムされる。 又望むならば、プリンタのような、ディジタル情報を受信することのできる他の出力装置420も制御装置414に接続できる。

    【0065】帯域消去フィルタ404は、入力ケーブル402から受信された信号から、ITVチャンネルのうちの少なくとも1個、好ましくはデフォルトチャンネル、を抹消し、残りのチャンネルを出力ケーブル430
    に送る。

    【0066】ITV変調装置422は、映像復号器41
    5及び音声復号器416から受信したテレビ信号を、出力ケーブル430上のブロック化したITVチャンネルのうちの1個へ変調する。 このようにして、信号変換装置130は、このようなITVチャンネル内のケーブルシステムから受信したパケット化されたディジタル信号を、復号器415、416からのテレビ信号に置き換える。

    【0067】それから、このITVチャンネルは、選択された後、出力ケーブル430に接続されたケーブルテレビ受像器で通常の仕方で視聴される。 上記のように、
    このようなITVチャンネルに変調されたテレビ信号は、ITVチャンネルを介して受信されたITVパケットから生成される。

    【0068】音声プログラムがITVチャンネルを介して伝送されるようなアプリケーションについては、符号440に示すような別個の音声出力が与えられ、この出力は高忠実度音響システムのような装置によって利用される。 この音声出力は、望むなら複数のチャンネルにしてもよい。

    【0069】上記のように、ITVチャンネルで受信される各パケットは、仮想チャンネルの識別子を有する。
    プログラム情報は、1個以上の加入者によって受信されるように、仮想チャンネルに「多重配列」(マルチキャスト)される。 同じく上記したように、制御メッセ−ジは、プログラム情報に用いられていない少なくとも1個の仮想チャンネルを介して送られる。 例えば完体の映画ビデオ、静止映像、音声、又はテキストのような、異なる形式のプログラムを各仮想チャンネルで送ることができる。

    【0070】信号変換装置130が仮想チャンネルからプログラムを受信しようとする場合、信号変換装置13
    0に宛てられた制御メッセ−ジによって、接続装置41
    4がこの仮想チャンネルの識別子を記憶させられる。

    【0071】その後、接続装置414は、この仮想チャンネルの一部として識別された各パケットの内容の処理を行う。 更に、接続装置414は、もし望むなら、複数の仮想チャンネルでの情報を処理するようにセットできる。 例えば、映画の音声部分及び映像部分は、異なる仮想チャンネルで同時に送ることができ、異なる言語のサウンドトラックを異なるチャンネルで送ることも可能である。

    【0072】図5は、電話ネットワークを介して総合テレビサービスを分配するための電話分配インタフェ−ス114のブロック図である。 ATMインタフェ−ス51
    0はパケットネットワーク10からパケットを受信して、インタフェ−スが分配を意図したデータパケットを集線装置512に送り、制御パケットを制御装置514
    に送る。

    【0073】集線装置512は、パケットネットワーク10から受信された特定の仮想チャンネルをラインカード516及び電話加入者ループ518を介して各電話加入者に伝送するように、或る制御パケットを用いて制御装置514を介してセットアップされる。 一般に、1個のラインカード516が、対話形テレビサービスが提供される各電話加入者ループ518ごとに用いられ、電話加入者ループ518はこれらのラインカードと、又普通の電話サービス提供用の電話局交換装置520との両方に接続される。

    【0074】集線装置512は、ATMインタフェ−ス510からの「下向き流れ」パケットを多重分離化(デマルチプレクス)して適切なラインカード516に送り、ラインカード516からの「上向き流れ」パケットを多重化してATMインタフェ−ス510を介してパケットネットワーク10上に投入する。

    【0075】各ラインカード516は、集線装置512
    からの「下向き流れ」パケットを電話加入者ループ51
    8に送り、又電話加入者ループ518から「上向き流れ」パケットを取り出す。 この「上向き流れ」パケットは、集線装置512により多重化(マルチプレクス)されてパケットネットワーク10へ投入される。

    【0076】電話加入者ループ518は、普通の電話信号と、上記した「上向き流れ」/「下向き流れ」の制御パケット及びデータパケットの両方の伝送を行うように構成される。 このようなループは、時に非対称ディジタル加入者ループと呼ばれる。 その理由は、加入者に向かう方向でのディジタル帯域幅が加入者加入者らはなれる方向でのディジタル帯域幅よりもはるかに大きいためである。

    【0077】制御パケット及びデータパケットからなるディジタル信号は、音声の上側にデータが位置する形式のモードで伝送される。 このモードにおいては、周波数スペクトルの、周波数の低い側の端部に普通の電話サービス用の音声信号を挿入できるような余地を残すように、ディジタル帯域幅が構成される。 代わりに、音声信号をディジタル化してパケットとして送ることもできる。 これらの技術の例について、ギトリンほか(Gitlin
    et al.) に発行された米国特許第4,924,492号に記載がある。

    【0078】図6は、電話加入者ループを介してITV
    テレビサービスを受信する電話加入者の構内において使用される信号変換装置150のブロック図である。 加入者ループインタフェ−ス652は、電話加入者ループ5
    18に接続され、ラインカード516によって伝送された制御パケット及びデータパケットからなるディジタル信号を取り出す。

    【0079】制御装置656はマイクロプロセッサであって、映像データパケットを映像復号器658に、又音声データパケットを音声復号器660にそれぞれ送る。
    ITVチャンネル変調装置662は、復号器658及び660の出力から通常のテレビ信号を生成して導線66
    0を介してユ−ザのテレビ受像機に送る。 加入者の電話機654も加入者ループインタフェ−ス652に接続される。

    【0080】手動入力用の入力装置670及び出力装置672も、図4においてこれらに該当する要素418及び420について述べたのと同様に、制御装置656に接続される。 入力装置670から入力を受信すると、制御装置656は、加入者ループインタフェ−ス652を介しての電話加入者ループ518への伝送用に、適切な制御パケットを生成する。

    【0081】図7は、本発明のシステムのユ−ザとの対話に用いられるメニュー画面700の例を示す。 このメニューは、ユ−ザのテレビ受像機上でユ−ザがシステムに最初にアクセスする際に表示されるもので、マルチメディアフレ−ム106(図1)において構築されるマルチメディアプログラムの一例である。

    【0082】メニュー画面700は、静止フレ−ムの背景710上に重ね合わせたウインドウに表示される3個の縮尺された完全動作のビデオ映像ウインドウ720、
    730、及び740と、同じく重ねて入れ込まれたメニュー本文750とから構成される。 この画面表示には一般に、ステレオ音響選曲のような適切なバックグラウンド音声が付く。

    【0083】制御処理装置100(図1)が一般に、今ITVサービスを使っていないユ−ザ(非活動ユ−ザ、
    と称する)のために、符号700のようなメニュー画面の、信号変換装置130、150への伝送を制御し、これらの信号制御装置からのアップリンクメッセ−ジをモニタする。

    【0084】メニュー画面は、電話システムにおけるダイヤル音に幾分類似しており、画面の音声部分及び映像部分を、パケットネットワーク10内の専用仮想チャンネルを介して伝送することと、非活動(アイドル状態)
    のケーブルサービスユ−ザ(及び非活動ユ−ザに対する集線装置512)に対する信号変換装置130がこれら専用仮想チャンネルを受信できるようにすることとにより、多数のユ−ザに「同報」として送ることができる。

    【0085】しかし、異なる複数のグループのユ−ザ(例えば異なる対話形サービスパッケージに加入しているユ−ザ)に対して多数のメニュー画面が存在する。

    【0086】メニュー画面を生成するには、アプリケーション処理装置102がマルチメディアフレ−ム106
    内の構築要素を指定し、制御処理装置100が、メニュー画面の構成要素についての適切な音声信号及び映像信号をディジタル化し圧縮した形式でマルチメディアフレ−ム106とこれら構成要素とにおくるためのパケットネットワーク10内の仮想チャンネルを指定する。

    【0087】上記完全動作のビデオ映像のうち、ウインドウ720に表示される「現在の映画の内容抜粋」及びウインドウ740に表示される「ゲーム内容紹介」の映像パケットとバックグラウンド音声用の音声パケットとは、データキャッシュ104に記憶されている。 ビデオ映像ウインドウ730に表示される「ショッピングチャンネル」用の映像信号は、放送ソース108によって供給される。 静止フレ−ムの背景710は、上記指定された構築要素内に記憶され、メニュー本文は同構築要素内で生成される。

    【0088】すなわち、映画抜粋ビデオ、ゲーム紹介ビデオ、及びステレオバックグラウンド音声用に、パケットネットワーク10を介してデータキャッシュ104からマルチメディアフレ−ム106へ4個の仮想チャンネルが、又、ショッピングチャンネルビデオ用には放送ソース108からマルチメディアフレ−ム106へ1個の仮想チャンネルが、それぞれ必要である。

    【0089】更に、メニュー画面自体用のマルチメディア信号(映像用1個及び音声用2個)に、マルチメディアフレ−ム106から分配インタフェ−ス112及び/
    又は114へ3個の仮想チャンネルが必要である。

    【0090】以下、図8の流れ図を参照して、本発明のシステムの動作を更に詳しく説明する。 この流れ図は、
    図1に示すような装置を用いて、ケーブルシステムユ−
    ザがオンデマンド・ビデオサービスの映画をリクエスト(要求)し、その映画が提供される際の対話を表す。 図8のプロセスの各ステップにおいて、(C)は制御処理装置100がそのステップを制御することを、又(A)
    はアプリケーション処理装置102がそのステップを制御することを、それぞれ示す。

    【0091】図8において、制御処理装置100は、メニュー画面700のようなメニュー(主メニュー)が全ての非活動ユ−ザの信号変換装置130、150によって受信されるように制御処理する(ステップ800)。
    ステップ802において、ユ−ザは、特定のITVサービスが提供されるチャンネルをまず選択することによってこの特定のITV機能を要求し、これによってこのユ−ザのテレビ受像機に主メニューが表示される。

    【0092】次に、ステップ804において、リモートコントロール装置132のような入力装置を用いてユ−
    ザが「映画」分類を選択する。 これによって、信号変換装置130が要求されたITVサービスの形式を表示する制御処理装置100宛の制御パケットを伝送する。 そして制御処理装置100が映画伝送用の仮想チャンネルを要求ユ−ザに割り当て、このユ−ザについてアプリケーション処理装置102において映画選択プロセスを開始する。

    【0093】この映画選択プロセスによって、マルチメディアフレ−ム106において形成される映画選択用の1個以上のメニュー画面が要求ユ−ザに伝送される(ステップ806)。 映画選択プロセス中、ユ−ザからの制御パケットがアプリケーション処理装置102に向けて送られる。 ステップ808においてユ−ザが映画を選択すると、ステップ810においてアプリケーション処理装置102が、この映画がデータキャッシュ104中に記憶されているかどうかを判断する。

    【0094】もし記憶されていない場合、ステップ81
    2において、アプリケーション処理装置102が、プログラムライブラリ105からこの映画を高速でデータキャッシュ104にダウンロードさせる。

    【0095】上記説明で述べたように、種々の音声/映像データがデータキャッシュ104のような大容量RA
    Mに圧縮パケット形式で記憶され、与えられたユ−ザに対してこのユ−ザに付随する箇所に取り出される。 ユ−
    ザからのコマンドによってこの箇所を修正することができる。 そひて、ユ−ザは、一時停止(ポーズ)、巻戻し、早送り、等の動作を要求できる。

    【0096】ユ−ザによってリモートコントロール装置132のような入力装置に入力されたこれらのコマンドは、信号変換装置130又は150によってアプリケーション処理装置102へ制御パケットの形式で送られる。 そして、アプリケーション処理装置102が適切な制御パケットをデータキャッシュ104に送って要求された動作を起こさせる。

    【0097】アプリケーション処理装置102が、要求された映画がデータキャッシュ104に記憶されていることを確認すると、アプリケーション処理装置102において表示プロセスが開始され、これによってこの映画がデータキャッシュ104からユ−ザへ映画上映を制御する制御パケットに制御されて送られる(ステップ81
    4)。

    【0098】上映が終了すると、アプリケーション処理装置102の付随プロセスが、終了し、このユ−ザについての制御手順が制御処理装置100に戻り、これによってユ−ザは再び主メニューを表示される(ステップ8
    16)そして制御処理装置100は、映画上映用に割り当てられた仮想チャンネルを別の目的に再割り当てできるようになる。

    【0099】本発明のITVシステムにおいて行われる他の重要な機能として、個々のユ−ザが受ける権利を有するサービスを指定する顧客プロフィル、及び課金を目的とする実際に提供されたサービスの活動記録のような、記録の維持機能がある。 この記録維持機能は、パケットネットワーク10に接続されたアプリケーション処理装置102、制御処理装置100及び/又は別個の課金処理装置(図示しない)によって行われる。

    【0100】一般に、顧客プロフィルは、制御処理装置100に、又活動記録はアプリケーション処理装置10
    2において維持される。 もし顧客勘定用に別個の課金処理装置が用いられる場合、アプリケーション処理装置1
    02は、パケットネットワーク10を介して課金処理装置に勘定データを定期的に送るように構成される。

    【0101】以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。

    【0102】

    【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、対話形テレビサービスの柔軟且つ効率的な提供に必要な、
    各種のデータソースと送達手段とを相互接続し制御する有効なシステム及び方法が得られ、映画、テレビ放送、
    ショッピング、ゲーム、その他のマルチメディアの各種データが利用可能となり、回線についてもケーブルシステム及び一般電話回線等種々の接続が利用でき、サービスが地理的にも制約されなくなる。 したがって、マルチメディアの時代において対話形テレビサービスの機能及びの効率の大幅な向上がはかれる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に基づいて構成された総合テレビシステムの全体ブロック図である。

    【図2】本発明に基づいて構成された総合テレビシステムにおける制御パケット及びデータパケットの全体の流れを示すブロック図である。

    【図3】ケーブルテレビシステムを介して総合テレビサービスを分配するためのインタフェ−スのブロック図である。

    【図4】ケーブルテレビシステムの顧客が使用するための信号変換装置のブロック図である。

    【図5】電話加入者ループを介して総合テレビサービスを分配するためのインタフェ−スのブロック図である。

    【図6】電話加入者が使用するための信号変換装置のブロック図である。

    【図7】本発明のシステムによって表示できるメニュー画面のブロック図である。

    【図8】映画を選択し上映する際の本発明の動作を示す流れ図である。

    【符号の説明】

    10 パケットネットワーク 100 制御処理装置 102 アプリケーション処理装置 104 データキャッシュ 105 プログラムライブラリ 106 マルチメディアフレ−ム 108 放送ソース 109 アンテナ 110 ゲームフレ−ム 112 ケーブル分配インタフェ−ス 114 電話分配インタフェ−ス 116、118 分配ケーブル 120 パケット交換装置 130、150 信号変換装置 132 リモートコントロール装置 134 テレビ受像機 140、142 リンク 310 ATM(非同期伝送モード)インタフェ−ス 312 「下向き流れ」デマルチプレクサ(DEMU
    X) 314 制御装置 316、318 「下向き流れ」高周波(RF)変調装置 320、322 「上向き流れ」高周波(RF)復調装置 324 「上向き流れ」マルチプレクサ(MUX) 330 増幅装置 350、352 ケーブルフィーダ 402 入力ケーブル 404 帯域消去フィルタ 408 ITVチャンネル受信装置 410 アップリンク変調装置 414、656 制御装置 415、658 映像復号器 416、660 音声復号器 418、670 入力装置 420、672 出力装置 422、662 ITVチャンネル用変調装置 430 出力ケーブル 440 音声出力 510 ATMインタフェ−ス 512 集線装置 514 制御装置 516 ラインカード 518 電話加入者ループ 520 電話局交換装置 652 加入者ループインタフェ−ス 700 メニュー画面(主メニュー) 710 背景 720 ビデオ映像ウインドウ(現在の映画の内容抜粋) 730 ビデオ映像ウインドウ(ショッピングチャンネル) 740 ビデオ映像ウインドウ(ゲーム内容紹介) 750 メニュー本文

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 A (72)発明者 エドワード スタンレイ スザーコウスキ ー アメリカ合衆国、07040 ニュージャージ ー、メイプルウッド、コリンウッド ロー ド 9

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