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Currency converting device

阅读:406发布:2023-01-26

专利汇可以提供Currency converting device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a currency converting device capable of optionally changing the numerical value of the amount of money obtained as a currency conversion result.
SOLUTION: A control part computes the amount in the currency unit of a second country based on a currency conversion rate and the amount in the currency unit of a first country input through a key input part, and then carries out processing for substituting a specific numerical value for a specific digit of the amount in the currency unit of the second country.
COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT,下面是Currency converting device专利的具体信息内容。

  • 第1国の通貨の単位及び第2国の通貨の単位を入力する通貨単位入力手段と、
    この通貨単位入力手段の入力に対応した通貨換算レートを入力する通貨換算レート入力手段と、
    前記第1国の通貨単位の金額を入力する金額入力手段と、
    前記第2国の通貨単位の金額を前記第1国の通貨単位の金額及び前記通貨換算レートに基づいて演算により求める演算手段と、
    前記演算手段により求められた前記第2国の通貨単位の金額の数値を四捨五入処理する処理対象桁と、その四捨五入処理した数値を変更処理することによって置き換えられる変更数値を入力設定する入力設定手段と、
    前記演算手段により求められた前記第2国の通貨単位の金額の数値を前記入力設定された処理対象桁で四捨五入処理し、その四捨五入処理した数値における前記入力設定された変更数値の最上桁と同じ桁の数値が所定数値以上であれば、前記四捨五入処理した数値における前記入力設定された変更数値に対応する桁をその変更数値に置き換え、前記四捨五入処理した数値における前記入力設定された変更数値の最上桁と同じ桁の数値が所定数値より小さければ、前記四捨五入処理した数値における前記入力設定された変更数値の最上桁から1桁上位の桁に対応する桁の数値を1だけ減算するとともに、前記四捨五入処理した数値における前記入力設定された変更数値に対応する桁をその変更数値に置き換える変更処理を行なう処理手段と を備えたことを特徴とする印刷機能を備えた通貨換算装置。
  • 前記処理手段が処理対象とする前記第2国の通貨単位の金額の特定の桁は上位の桁であることを特徴とする請求項1に記載の通貨換算装置。
  • 说明书全文

    本発明は、特定の処理を加えて通貨の換算を行う通貨換算装置に関する。

    従来、特許文献1に記載される通貨換算装置がある。 この通貨換算装置は、自国通貨建てと外国通貨建てとを選択的に指定して、指定に対応した通貨レートを入する。 そして、第1国の通貨単位で金額を入力した後、換算指示すると、自国通貨建てが選択指定されている場合は、入力金額に通貨レートを掛けて第2国の通貨単位の金額に変換し、一方、外国通貨建てが選択指定されている場合には、入力金額を通貨レートで割って第2国の通貨単位の金額に変換するものである。

    特開平8−147245号公報

    上記特許文献1に示す通貨換算装置では、通常、通貨レートは小数点以下2桁で表現されるため、その通貨レートに従って計算すると、非常に細かい数値が換算結果として算出される。 この算出された金額は、その時点での通貨レートに照らせば正確ではあるものの、その細かな金額の数値を商品の価格として値札などに表記するとなると、消費者の購入意欲をそそるような値付けをできない場合が多い。 一般に、商品に値付けする場合に、例えば「980」、「1980」、「29800」等、特定の数値が消費者に割安感を与えるものとして好まれて使用され、そのような、消費者が買い求めやすい金額を値札に記入することが望まれる。

    しかしながら、従来、換算結果として得られた金額の値を任意に変更するような機能はなかったため、ユーザ自身がその都度数値を変更しなければならず、非常に不具合である等の問題があった。

    本発明は前記のような課題に鑑みなされたもので、通貨換算結果として得られた金額の数値を任意に変更することのできる通貨換算装置を提供することを目的とする。

    請求項1の発明は、第1国の通貨の単位及び第2国の通貨の単位を入力する通貨単位入力手段と、この通貨単位入力手段の入力に対応した通貨換算レートを入力する通貨換算レート入力手段と、前記第1国の通貨単位の金額を入力する金額入力手段と、前記第2国の通貨単位の金額を前記第1国の通貨単位の金額及び前記通貨換算レートに基づいて演算により求める演算手段と、前記演算手段により求められた前記第2国の通貨単位の金額の数値を四捨五入処理する処理対象桁と、その四捨五入処理した数値を変更処理することによって置き換えられる変更数値を入力設定する入力設定手段と、前記演算手段により求められた前記第2国の通貨単位の金額の数値を前記入力設定された処理対象桁で四捨五入処理し、その四捨五入処理した数値における前記入力設定された変更数値の最上桁と同じ桁の数値が所定数値以上であれば、前記四捨五入処理した数値における前記入力設定された変更数値に対応する桁をその変更数値に置き換え、前記四捨五入処理した数値における前記入力設定された変更数値の最上桁と同じ桁の数値が所定数値より小さければ、前記四捨五入処理した数値における前記入力設定された変更数値の最上桁から1桁上位の桁に対応する桁の数値を1だけ減算するとともに、前記四捨五入処理した数値における前記入力設定された変更数値に対応する桁をその変更数値に置き換える変更処理を行なう処理手段と を備えたことを特徴とする。

    請求項2の発明は、前記処理手段が処理対象とする前記第2国の通貨単位の金額の特定の桁は上位の桁であることを特徴とする。

    本発明によれば、通貨換算結果として得られた金額の任意の桁を任意の数値に置き換えて処理することができ、例えば、通貨換算結果として細かい数値が算出されても、それを正確な数値に近似した、値札表示の金額として好ましい金額数値に変えることができる。

    以下図面により本発明の実施の形態について説明する。 図1は本発明の一実施形態に係る通貨換算装置の外観構成を示す斜視図である。 なお、ここではテーププリンタを本装置に適用した場合の例を示す。

    図1に示すように、装置本体11の上面には、キー入力部12、液晶表示部13が設けられ、開閉自在の蓋14でカバーされたカセット収容部15が設けられる。

    キー入力部12は、装置電源のON/OFFを切り替える電源キー、文字や記号のデータを入力するための文字/記号入力キー等、入力された文字列を印刷する際に操作される印刷キー等の他、ここでは通貨換算・印刷用のファンクションキーとして、値札キー12a、換算キー12b及び設定印刷キー12cを備える。 値札キー12aは、通貨換算並びに値札の印刷に必要なデータを設定する際に操作される。 換算キー12bは、前記値札キー12aの操作により設定されたデータに従った通貨換算・印刷処理を実行する際に操作される。 設定印刷キー12cは、前記設定データの印刷を指示する際に操作される。

    16は印刷されたテープTが装置本体11の外部に排出されるテープ排出口、16aは該テープ排出口16から排出されたテープTの先頭の印刷済部分をカッタ33で切断分離してラベルを作成するためのカッタ操作レバーである。

    図2は同実施形態における通貨換算装置の回路構成を示すブロック図である。 図2に示すように、本装置は、制御部21、ROM22、RAM23、表示用キャラクタジェネレータ24a、印字用キャラクタジェネレータ24b、キー入力部12、液晶表示部13及びプリンタ部25から構成されている。

    制御部21は、CPU(中央処理装置)によって構成される。 この制御部21には、キー入力部12、ROM22、RAM23、表示用キャラクタジェネレータ24a、印字用キャラクタジェネレータ24b、液晶表示部13、サーマルヘッド26を駆動するヘッド駆動回路28、プラテンローラ30、テープ供給軸32、インクリボン巻取軸31の駆動用ステップモータ27を駆動するモータ駆動回路29、カセット41(図1参照)に収納されたテープTの種類(幅)に応じて異なる形状の該カセット41に設けられた識別部41aを検出するカセットセンサ34が接続されている。

    制御部21は、キー入力部12から入力された制御信号に応答して、ROM22に記憶されているプログラムを実行する。 ROM22は、制御部21が実行する通貨換算・印刷処理を含む種々の処理プログラムを予め記憶し、また入力設定処理時の表示画面データや値札の印刷フォーマットデータ等を含む必要なデータを予め記憶している。

    RAM23は、制御部21が実行する処理プログラムのワークエリアとして使用される。 更に詳しくは図3に示される。 図3はRAM23のデータ構成を示す図である。

    RAM23には、各種のデータの記憶領域が確保されている。 図中の23a〜23kは図7に示す設定画面で設定されたデータの記憶領域として用いられるものである。 このうち、記憶領域23aには図7(a)の画面で設定される通貨単位(1)データ、記憶領域23bには図7(b)の画面で設定される通貨単位(2)データがそれぞれ格納される。 通貨単位(1)データ、通貨単位(2)データは、例えば「¥」、「$」などの通貨単位を示す記号のキャラクタコードからなる。

    記憶領域23cには、図7(c)の画面で設定される通貨レートデータRが格納される。 この通貨レートデータRは、通貨レートを示す数値データである。 記憶領域23dには、図7(d)の画面で設定される計算モードフラグFが格納される。 この計算モードフラグFは、通貨換算を行なうための計算式として、式(1)に示すような乗算式、あるいは、式(2)に示すような除算式を用いることを示すものである。

    B=A×R・・・(1)
    B=A÷R・・・(2)
    但し、Aは通貨単位(1)の金額データ、Bは通貨単位(2)の金額データである。 また、Rは通貨単位(1)と通貨単位(2)との間の通貨レートデータである。

    例えば、「円」から「ドル」への換算を行なう場合には、通貨単位(1)を「円」、通貨単位(2)を「ドル」とし、前記式(2)によって、通貨単位(2)の金額データBが求められる。 また、「ドル」から「円」への換算を行なう場合には、通貨単位(1)を「ドル」、通貨単位(2)を「円」とし、前記式(1)によって、通貨単位(2)の金額データBが求められる。

    前記計算モードフラグFは、「0」のとき「×」、つまり、乗算式である式(1)を用いる計算モードを示す。 また、「1」のとき「÷」、つまり、除算式である式(2)を用いる計算モードを示す。

    記憶領域23eには、図7(e)の画面で設定される通貨単位(1)の金額データA(換算元の金額データ)が格納される。 記憶領域23fには、図7(h)の画面で設定される丸め桁数フラグKが格納される。 丸め桁数フラグKが「0」のとき「小数点以下3桁」、「1」のとき「小数点以下1桁」がそれぞれ丸め対象桁であることを示す。

    記憶領域23gには、前記式(1)または式(2)によって通貨換算結果として得られる通貨単位(2)の金額データB、さらにそれを丸め処理または変更処理した金額データCが格納される。

    記憶領域23hには、図7(f)の画面で設定される商品名データが格納される。 この商品名データは、例えば「CDラジカセ」とか「MDプレーヤー」といった文字列データからなる。

    記憶領域23iには、図7(g)の画面で設定される丸め・変更処理フラグMが格納される。 この場合、丸め・変更処理には「四捨五入」、「切下げ」、「切上げ」そして「変更」の4種類がある。 丸め・変更処理フラグMが「0」のとき「四捨五入」、「1」のとき「切下げ」、「2」のとき「切上げ」、「3」のとき「変更」を示す。

    なお、「四捨五入」とは、通貨換算結果として得られた金額の特定の桁を四捨五入することである。 「切下げ」とは、通貨換算結果として得られた金額データの特定の桁を切り下げることである。 「切上げ」とは、通貨換算結果として得られた金額データの特定の桁を切り上げることである。 また、「変更」とは、通貨換算結果として得られた金額データの特定の桁を特定の数値に変更することである。

    記憶領域23jには、図7(i)の画面で設定される変更値データNが格納される。 この変更値データNは、例えば「0.99」といったような任意の数値データであり、変更処理で用いられる。

    記憶領域23kには、図7(j)の画面で設定される印刷フォーマットデータPが格納される。 ここでは、印刷フォーマットとして3種類用意されており、その中で選択された種類に従った印刷フォーマットデータPが格納される。

    また、このRAM23には、液晶表示部13に表示すべき文字列に対応するビットマップデータを記憶する表示バッファ23l、プリンタ部25で印刷すべき文字列データに対応するビットマップデータ(印刷データ)を記憶する印刷バッファ23mなども設けられている。

    次に、図2に戻って、表示用キャラクタジェネレータ24aは、キー入力される文字,数字或いは記号のコードに対応する表示用のビットマップパターンを予め記憶している。 印字用キャラクタジェネレータ24bは、キー入力される文字,数字或いは記号のコードに対応する印字用のビットマップパターンを予め記憶している。

    また、表示部13は、液晶表示装置によって構成され、キー入力部12から入力した文字や印刷される文字列の画像等を表示する。 プリンタ部25は、熱転写方式によって文字や記号、あるいは画像等をテープT上に印刷する。

    このプリンタ部25は、サーマルヘッド26、ステップモータ27、ヘッド駆動回路28、モータ駆動回路29、プラテンローラ30、インクリボン巻取軸31、カセットセンサ34等から構成されている。

    プリンタ部25には、図1の斜視図に示すように、それぞれリールに巻かれた帯状のテープTとインクリボンRとを収納したカセット41が着脱可能に装着される。

    テープTは、印刷面を有するテープ材の裏面に貼着剤が塗布され、そこに剥離紙が被着されている。 また、テープTは、該テープTが収納されるカセット41によって、異なる材質,特性のものが複数種類用意されており、夫々のカセット41には、その内部に収納するテープTの種類を識別するための識別部41aがカセットケースのコーナーの突出した部分に設けられている。 この識別部41aは、テープTの種類に応じて異なる形状に形成されるものであり、テープTの種類に応じて穴や切欠の位置を変えることにより、カセットセンサ34の複数のマイクロスイッチの異なる組合せで選択的にオン・オフ操作するものである。

    カセットセンサ34は、カセット収納部15のコーナーに設けられるカセット41の受け部に設けられ、3本の立設されたマイクロスイッチで構成される。 このカセットセンサ34は、カセット41の識別部41aの形状に応じて各マイクロスイッチがON/OFFされることで、“000”〜“111”まで8通りの識別情報(信号)Sを検出して出力する。

    また、サーマルヘッド26は、テープTの幅方向に1列に配列された複数個の発熱体を有する。 印刷データに従ってヘッド駆動回路28がサーマルヘッド26を駆動することによって発熱体が発熱し、インクリボンRに配置されたインクがテープTに熱転写される。

    サーマルヘッド26は、カセット収容部15の蓋14が閉じられると、図示せぬヘッド移動機構によって軸26bを中心に回転移動して発熱体がインクリボンR及びテープTを介してプラテンローラ30に押圧される。 また、カセット41の交換等で蓋14が開けられると、サーマルヘッド26はプラテンローラ30から開離する方向に移動する。

    ステップモータ27は、モータ駆動回路29によって駆動され、図示せぬ駆動機構を介してプラテンローラ30、インクリボン巻取軸31を駆動する。 プラテンローラ30は、印刷時にサーマルヘッド26の発熱駆動に対応してステップモータ27によって回転駆動され、テープT及びインクリボンRを共にテープ排出口16の方向に向けて搬送する。

    インクリボン巻取軸31は、印刷時にステップモータ27によってプラテンローラ30と共に駆動されて、使用済のインクリボンを巻き取る。 カッタ33は、テープTへの印字が終了後に、カッタ操作レバー16aの操作に応じ手動で動作させられ、印刷データが印刷されたテープTを適切な位置で切断しラベルとして生成するものである。

    図3において、32aはカセット41に収納されるテープTを巻回するリールの中心が挿入される固定軸であり、また、32bはカセット41に設けられる図示せぬ位置合わせ穴に挿入してカセット41の位置決めを行なう位置決めピンである。

    次に、同実施形態の動作を説明する。 図4は同実施形態における入力設定処理の動作を示すフローチャートである。 商品の値札に、例えば「円」と「ドル」など、通貨単位の異なる金額データを印刷する場合において、まず、通貨換算とその印刷に必要なデータを設定する必要がある。 この設定は、キー入力部12に設けられた値札キー12aを操作することにより行う。

    すなわち、値札キー12aを押下すると、まず、図7(a)に示すような画面が液晶表示部13に表示される。 この画面にて、ユーザは通貨単位(1)の入力設定を行なう(ステップA1)。 今、「円」から「ドル」への換算を行なうものとすると、通貨単位(1)として記号の「¥」をキー入力部12の操作により入力することになる。 ここで入力されたデータは、通貨単位(1)データとしてRAM23の記憶領域23aに格納される。

    次に、図7(b)に示すような画面が液晶表示部13に表示される。 この画面にて、ユーザは通貨単位(2)の入力設定を行なう(ステップA2)。 今、「円」から「ドル」への換算を行なうものとすると、通貨単位(2)として記号の「$」をキー入力部12の操作により入力することになる。 ここで入力されたデータは、通貨単位(2)データとしてRAM23の記憶領域23bに格納される。

    なお、「¥」や「$」などの通貨単位を示す記号は、予めキー入力部12に設けられた単位キーの押下により入力することができるものとする。 次に、図7(c)に示すような画面が液晶表示部13に表示される。 この画面にて、ユーザは通貨レートの入力設定を行なう(ステップA3)。 例えば、1ドルが135.45円であれば、ドルを基準にして、「135.45」といったような通貨レートデータをキー入力する。 ここで入力されたデータは、通貨レートデータRとしてRAM23の記憶領域23cに格納される。

    次に、図7(d)に示すような画面が液晶表示部13に表示される。 この画面にて、ユーザは計算モードの入力設定を行なう(ステップA4)。 この場合、例えば「円」から「ドル」への換算には、前記式(2)に示すような除算式が用いられ、「ドル」から「円」への換算には、前記式(1)に示すような乗算式が用いられる。 当該画面では、この2つの計算式のどちらかを例えばカーソル等で選択する構成になっており、ここで選択された計算式に従って、「0」または「1」にセットされる計算モードフラグFがRAM23の記憶領域23dに格納される。

    次に、図7(e)に示すような画面が液晶表示部13に表示される。 この画面にて、ユーザは通貨単位(1)の金額の入力設定を行なう(ステップA5)。 例えば「円」から「ドル」への換算を行なう場合には、円を換算元とした金額をキー入力する。 図8(a)の例では、「12,000」を入力することになる。 また、「ドル」から「円」への換算を行なう場合には、ドルを換算元とした金額をキー入力する。 図8(b)の例では、「228.88」を入力することになる。 ここで入力されたデータは、通貨単位(1)の金額データAとしてRAM23の記憶領域23eに格納される。

    次に、図7(f)に示すような画面が液晶表示部13に表示される。 この画面にて、ユーザは値札に付ける商品名の入力設定を行なう(ステップA6)。 これは、図8(a)に示すように「CDラジカセ」とか、図8(b)に示すように「MDプレーヤー」といった商品の文字列データをキー入力することである。 ここで入力されたデータは、商品名データとしてRAM23の記憶領域23hに格納される。

    次に、図7(g)に示すような画面が液晶表示部13に表示される。 この画面にて、ユーザは丸め・変更処理の指定を行なう(ステップA7)。 この場合、丸め処理として「四捨五入」、「切下げ」、「切上げ」の3種類があり、それに加えて、変更処理の「変更」がある。 当該画面では、これらのうちの1つを例えばカーソル等で選択する構成になっており、ここで選択された処理の種類に従って、「0」〜「3」のいずれかにセットされる丸め・変更処理フラグMがRAM23の記憶領域23dに格納される。

    次に、図7(h)に示すような画面が液晶表示部13に表示される。 この画面にて、ユーザは丸め桁数の入力設定を行なう(ステップA8)。 ここでは、丸め桁数として、「小数点以下3桁」と「小数点以下1桁」の2つがある。 「小数点以下3桁」とは、小数点以下3桁を処理対象桁として丸め処理または変更処理し、最終的に小数点以下2桁の換算値を求めることである。 「小数点以下1桁」とは、小数点以下1桁を処理対象として換算値を丸め処理または変更処理し、最終的に整数の換算値を求めることである。 当該画面では、この2種類のうちの1つを例えばカーソル等で選択する構成になっており、ここでの選択された種類に従って、「0」または「1」にセットされる丸め桁数フラグKがRAM23の記憶領域23fに格納される。

    次に、図7(i)に示すような画面が液晶表示部13に表示される。 この画面にて、ユーザは変更値の入力設定を行なう(ステップA9)。 この変更値は、丸め桁数として指定された桁の置換えデータであり、例えば「0.99」といったような任意の数値データである。 ここで入力されたデータは、変更値データNとしてRAM23の記憶領域23jに格納される。

    次に、図7(j)に示すような画面が液晶表示部13に表示される。 この画面にて、ユーザは印刷フォーマットの指定を行なう(ステップA10)。 ここでは、フレーム、デザイン、文字サイズ等が異なる3種類の印刷フォーマットが用意されており、そのいずれかを例えばカーソル等で選択する構成になっている。 ここで選択された種類に対応する印刷フォーマットデータPがRAM23の記憶領域23kに格納される。

    以上が入力設定処理の流れであるが、各データを設定する手順については前記図4の手順に限定されるものではなく、例えば商品名や印刷フォーマットを先に設定するなど、種々変更可能である。

    このようにして、通貨換算とその印刷に必要なデータの設定を終了した後、キー入力部12に設けられた換算キー12bを押下すると、図5に示すような通貨換算・印刷処理が実行される。

    図5は同実施形態における通貨換算・印刷処理を示すフローチャートである。 キー入力部12に設けられた換算キー12bの押下によって通貨換算・印刷処理が指示されると、制御部21は、まず、RAM23の記憶領域23dをアクセスし、そこに格納された計算モードフラグFの値をチェックする(ステップB1)。

    その結果、計算モードフラグFが「0」であれば、制御部21はRAM23の記憶領域23cに格納された通貨レートデータRと、記憶領域23eに格納された通貨単位(2)の金額データAを読み出し、前記式(1)を用いて、通貨単位(2)の金額データBを算出する(ステップB1→B2)。 なお、前記式(1)は、例えば「ドル」から「円」への換算に用いられる計算式であり、予めROM22内にプログラムとして記述されている。

    一方、計算モードフラグFが「1」であれば、制御部21はRAM23の記憶領域23cに格納された通貨レートデータRと、記憶領域23eに格納された通貨単位(1)の金額データAを読み出し、前記式(2)を用いて、通貨単位(2)の金額データBを算出する(ステップB1→B3)。 前記式(2)は、例えば「円」から「ドル」への換算に用いられる計算式であり、予めROM22内にプログラムとして記述されている。

    このようにして、式(1)または式(2)により、通貨単位(2)の金額データBが算出されると、制御部21はその金額データBを換算値としてRAM23の記憶領域23gに一時格納する(ステップB4)。

    次に、制御部21はRAM23の記憶領域23iをアクセスし、そこに格納された丸め・変更処理フラグMの値をチェックし(ステップB5)、その値に応じた丸め処理または変更処理を実行する(ステップB6〜B9)。

    すなわち、丸め・変更処理フラグMが「0」であれば、制御部21は前記計算により得られた通貨単位(2)の金額データBを四捨五入することにより、金額データBに近似した金額データCを処理後の換算値として生成する(ステップB5→B6)。

    この場合、どの桁を対象として四捨五入するかは、RAM23の記憶領域23fに格納された丸め桁数フラグKの値によって決まる。 丸め桁数フラグKが「0」であれば、金額データBの小数点以下3桁が処理対象桁となり、四捨五入により、小数点以下2桁からなる処理値が得られることになる。 また、丸め桁数フラグKが「1」であれば、金額データBの小数点以下1桁が対象桁となり、四捨五入により、整数値からなる処理値が得られることになる。

    同様に、丸め・変更処理フラグMが「1」であれば、制御部21は通貨単位(2)の金額データBの処理対象桁を切り上げることで、金額データBに近似した金額データCを処理後の換算値として生成し(ステップB5→B7)、丸め・変更処理フラグMが「2」であれば、通貨単位(2)の金額データBの処理対象桁を切り下げることで、金額データBに近似した金額データCを処理後の換算値として生成する(ステップB5→B6)。

    また、丸め・変更処理フラグMが「3」であれば、制御部21は通貨単位(2)の金額データBの処理対象桁の数値を変更処理することにより、金額データBに近似した金額データCを処理後の換算値として生成する(ステップB5→B9)。 この変更処理については、後に図6を参照して詳しく説明する。

    このようにして、丸め・変更処理フラグMの値に応じて、通貨単位(2)の金額データBの処理対象桁が丸め処理または変更処理されると、その処理後の換算値に基づいて、RAM23の記憶領域23g内の金額データBが金額データCに書き換えられる(ステップB10)。

    金額データC(処理後の換算値)が得られると、制御部21はプリンタ部25を駆動制御し、前記金額データCとRAM23の記憶領域23eに格納された通貨単位(1)の金額データA(換算元の金額)、記憶領域23hに格納された商品名を、記憶領域23kに格納された印刷フォーマットデータPに従って値札に印刷する(ステップB11)。

    具体的には、金額データC、金額データA、使用品名の各文字データに対応する印刷データを印字用キャラクタジェネレータ24bから生成し、これを印刷フォーマットデータPに従って印刷バッファ23mに展開する。 この印刷バッファ23mに展開された印刷データは1ライン単位で順次ヘッド駆動回路28を介してサーマルヘッド26の発熱体に出力される。 このとき、モータ駆動回路29を通じてステップモータ27が駆動される。 これにより、プラテンローラ30及びインクリボン巻取軸31が回転駆動され、カセット41に収納されているテープT及びインクリボンRが1ドットラインの幅ずつ順次搬送されることで、値札の印刷が行なわれる。 その結果、図8(a)または(b)に示すような印刷結果を得ることができる。

    また、この値札印刷の後、制御部21は図示せぬ設定データ印刷要不要選択画面を液晶表示部13に表示して、ユーザに設定データの印刷を促す(ステップB13)。 設定データの印刷を必要とする場合には、キー入力部12に設けられた設定印刷キー12cを押下する。

    設定印刷キー12cの押下により、設定データの印刷が指示されると、制御部21はRAM23の記憶領域23a〜23kにそれぞれ設定されたデータを読み出し、これらに対応する印刷データを印刷バッファ23mに展開することにより、プリンタ部25を通じて設定データの印刷を実行する(ステップB13→B14)。

    図9に設定データの印刷結果を示す。 図9の例は、図8(a)に対応するものである。 すなわち、「通貨単位(1):円、通貨単位(2):$、通貨レート:135.45、計算モード:÷、丸め処理:変更、丸め桁数:小数点3桁、印刷フォーマット:2、商品名:CDラジカセ、変換する値:12,000、変更値:0.99」といった設定データが所定の書式で印刷されている。

    このように、設定データの印刷を行なうことにより、値札印刷を行った際に、どのようなデータを設定したのかを確認することができ、例えば修正した部分のみデータを変更したり、また、以後、同じような値札を作成、印刷する場合に参考データとして利用することができる。

    次に、前記図5のステップB9で実行される変更処理について説明する。 図6は同実施形態における変更処理の動作を示すフローチャートである。 丸め・変更処理フラグMが「3」である場合に、制御部21は以下のような手順で変更処理を実行する。

    すなわち、制御部21は、まず、RAM23の記憶領域23gから通貨単位(2)の金額データBを読み出し、その金額データBの丸め桁(処理対象桁)を四捨五入した金額データEを求める(ステップC1)。

    次に、制御部21は、前記金額データEにおける変更値データNの最上桁と同じ桁の数値が5以上であるか否かを調べる(ステップC2)。 その結果、該当する桁の数値が5以上であれば、制御部21はその桁の数値をNに置き換えることで、金額データCを求める(ステップC2→C3)。

    一方、前記金額データEにおける変更値データNの最上桁と同じ桁の数値が5より少ない場合には、制御部21はその桁の1桁上の桁の数から1を減算した金額データDを求める(ステップC2→C4)。 そして、この金額データDにおける変更値データNの同じ桁の数値をNに置き換えることで、金額データCを求める(ステップC5)。

    このようにして、金額データCが求められると、制御部21は通貨単位(2)の金額データBをその金額データCに書き換える(ステップC6)。 ここで、具体例を挙げて説明する。

    今、図8(a)に示すように、商品名「CDラジカセ」における通貨単位(1)の金額データAが「¥12,000」であり、通貨レートデータRが「$1=¥135.45」であるとして、「円」から「ドル」への換算を行なう場合を想定して説明する。

    まず、前記式(2)に従って、通貨単位(2)の金額データBが求められる。
    B=A÷R
    =12,000÷135.45
    =88.593577 [ドル]
    小数点以下3桁を処理対象桁とした場合、「四捨五入」では「88.59」、「切り上げ」では「88.60」、「切り下げ」では「88.59」が金額データCとして求められる。

    しかして、「変更」では、まず、前記ステップC2にて、金額データBの小数点以下3桁を四捨五入した「88.59」が金額データEとして求められる。 ここで、変更値データNとして「0.99」を指定したとすると、その最上桁(この場合、Nの整数部分が0であるため、少数点部分での最上桁)は小数点第1位であり、金額データEの「88.59」におけるNの最上桁と同じ桁の値は「5」である。

    したがって、前記ステップC2にて、5以上であると判定される。 これにより、前記ステップC3にて、金額データEの「88.59」におけるNと同じ桁の数値がNに置換され、最終的に「88.99」といった金額データCが求められる。

    この金額データCが金額データBを変更処理した後の換算値として値札印刷の際に用いられる。 図8(a)の例は、このときの値札の印刷結果を示している。 なお、この値札の印刷フォーマットは図7(j)の種類「2」に対応するものである。

    次に、図8(b)に示すように、商品名「MDプレーヤー」における通貨単位(1)の金額データAが「$228.88」であり、通貨レートデータRが「$1=¥135.45」であるとして、「ドル」から「円」への換算を行なう場合を想定して説明する。

    まず、前記式(1)に従って、通貨単位(2)の金額データBが求められる。
    B=A×R
    =228.88×135.45
    =31001.796 [円]
    小数点以下1桁を処理対象桁とした場合、「四捨五入」では「31002」、「切り上げ」では「31002」、「切り下げ」では「31001」が金額データCとして求められる。

    しかして、「変更」では、まず、前記ステップC2にて、金額データBの小数点以下1桁を四捨五入した「31002」が金額データEとして求められる。 ここで、変更値データNとして「980」を指定したとすると、その最上桁は3桁目(百の位)であり、金額データEの「31002」におけるNの最上桁と同じ桁の値は「0」である。

    したがって、前記ステップC2にて、5より少ないと判定される。 これにより、前記ステップC4にて、金額データEの「31002」のNの最上位桁の1桁上の桁の数値から1を減算した「30002」が金額データDとして求められる。 続いて、前記ステップC5にて、この金額データDの「30002」におけるNと同じ桁の数値がNに置換され、最終的に「30980」といった金額データCが求められる。

    この金額データCが金額データBを変更処理した後の換算値として値札印刷の際に用いられる。 図8(b)の例は、このときの値札の印刷結果を示している。 なお、この値札の印刷フォーマットは図7(j)の種類「1」に対応するものである。

    このように、通貨換算結果として得られた金額の特定の桁を特定の数値に置き換えて値札に印刷することができる。 この場合、正確な換算値をそのまま値札に印刷すると、細かい数値があって、非常に分かりづらいものとなってしまうが、正確な換算値に近い数値で置き換えて印刷することで、分かりやすい値札とすることができる。

    また、処理対象とする桁とその置き換え数値を任意に指定することができるため、例えば日本の金額では、¥1,980としたり、海外の金額では、$1999.99とするなど、消費者に安価と思わせるような価格設定を簡単に行なうことができる。

    なお、前記実施形態では、金額の下位の桁を処理対象とした場合について説明したが、金額が大きい場合、つまり、上位の桁数が多い場合には、下位の桁を処理しても意味がないため、上位桁を処理する方が好ましい。

    すなわち、例えば図10に示すように、金額が$15699である「CAR」の場合には、その金額を円に換算すると、15699×135.45=2126429.55となる。 このような場合に、例えば換算後の金額の5桁目と4桁目を変更桁として「99」に置き換え、3桁目を丸め桁として四捨五入などして丸め処理することにより、図示のように「209900」といった金額を得ることができる。

    このように、通貨換算結果として得られる金額が大きい場合(上位の桁数が多い場合)には、その金額の上位桁を処理対象とすることで、消費者に提示しやすい金額を得ることができ、それを換算元の金額と商品名と共に値札に印刷することができる。

    なお、上述の実施形態では、換算元の第1国の通貨単位の金額及び換算先の第2国の通貨単位の金額を共に印刷したが、第1国の通貨単位の金額を除いて、通貨換算されあるいは更に所定の数値変更処理された第2国の通貨単位の金額のみ、あるいはその金額と商品名だけを値札として印刷してもよい。

    本発明の一実施形態に係る通貨換算装置の外観構成を示す斜視図。

    同実施形態における通貨換算装置の回路構成を示すブロック図。

    同実施形態における通貨換算装置のRAMのデータ構成を示す図。

    同実施形態における入力設定処理の動作を示すフローチャート。 。

    同実施形態における通貨換算・印刷処理の動作を示すフローチャート。

    同実施形態における変更処理の動作を示すフローチャート。

    同実施形態における入力設定処理時に表示される画面を示す図。

    同実施形態における値札の印刷結果を示す図。

    同実施形態における設定データの印刷結果を示す図。

    同実施形態における上位桁を対象として変更処理した場合の値札の印刷結果を示す図。

    符号の説明

    11 …装置本体 12 …キーボード 12a…値札キー 12b…換算キー12c…設定印刷キー 13 …液晶表示部 15 …カセット収容部 21 …制御部22 …ROM 23 …RAM 25 …プリンタ部 26 …サーマルヘッド27 …ステップモータ 28 …ヘッド駆動回路 29 …モータ駆動回路30 …プラテンローラ 31 …インクリボン巻取軸 33 …カッタ34 …カセットセンサ 41 …カセット T …テープ R …インクリボン

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