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Cash processing apparatus

阅读:259发布:2023-01-26

专利汇可以提供Cash processing apparatus专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To determine easily whether or not immediate check is needed when abnormality occurs, and to check it only in an emergency. SOLUTION: A main control unit 8 confirms whether it is required to check the actual cash to be decided by counting the quantity of banknotes in each of storages 14, 24 in operation and collecting storages 15, 25 based on a security state in each of the storages 14, 24 and the collecting storages 15, 25, a communication state within a device under money depositing and dispensing operation, and a process condition of the banknote being dispensed. When it is required to check the actual cash, determination is made whether or not emergent check of the actual cash is needed, then information about necessity of emergency based on its determination result and notification about necessity of the check of the actual cash is displayed on a display unit 3 while notification is made by an alarm. COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT,下面是Cash processing apparatus专利的具体信息内容。

  • 釣銭用硬貨収納庫及び硬貨回収庫を有する硬貨処理機と、釣銭用硬貨収納庫及び紙幣回収庫を有する紙幣処理機とを備え、
    レジスタで釣銭として使用する硬貨及び紙幣を前記釣銭用硬貨収納庫及び釣銭用紙幣収納庫から繰出して出金し、レジスタから回収して入金した硬貨及び紙幣を前記釣銭用硬貨収納庫及び釣銭用紙幣硬貨収納庫と硬貨回収庫及び紙幣回収庫に振り分けて収納する現金処理装置において、
    運用中の前記各収納庫及び回収庫の保全状況、入金及び出金処理中の装置内の通信状況、出金処理中に紙幣の処理状況から前記各収納庫及び回収庫内の紙幣の枚数を計数により確定する有高の精査が必要な状況が発生したかどうかを確認し、
    有高の精査が必要な状況が発生した場合は、有高の精査が緊急性を要するか否かを判断して、その判断結果に基づく緊急性の要否の情報と有高の精査が必要な旨の通知を表示及び警報により知らせることを特徴とする現金処理装置。
  • 請求項1に記載の現金処理装置において、
    入出金処理毎に増減する前記各収納庫及び回収庫内の硬貨及び紙幣の金種毎の枚数を記憶する記憶部を備え、
    有高の精査の要否は金種毎に確認し、
    有高の精査を行う場合、前記記憶部に記憶されている前記各収納庫及び回収庫内の硬貨及び紙幣の金種毎の枚数と、不確定な金種を示す情報を伝票に記録して出力することを特徴とする現金処理装置。
  • 請求項1または請求項2に記載の現金処理装置において、
    緊急性を要する有高の精査は、権限を持たない人員により前記各収納庫及び回収庫の装置からの抜取りが検知された場合、及び入出金処理の途中で主制御部と硬貨処理機もしくは紙幣処理機との間で回線障害が発生した場合とし、
    緊急性を要さない有高の精査は、出金処理時にリジェクトが発生して、紙幣がリジェクト庫に収納された場合とすることを特徴とする現金処理装置。
  • 说明书全文

    本発明は、小売店等の店舗のレジスタに補充される釣銭用の現金の出金処理や、レジスタから回収した現金の入金処理等を行う現金処理装置に関するものである。

    従来のこの種の現金処理装置として、小売店の店舗に設置されたレジスタに収納するための釣銭用の硬貨及び紙幣を紙幣処理機及び硬貨処理機の釣銭用硬貨収納庫及び釣銭用硬貨収納庫から出金する出金機能、レジスタから回収した売上金等の硬貨及び紙幣を入金し、釣銭分の硬貨及び紙幣は釣銭用硬貨収納庫及び釣銭用硬貨収納庫に収納すると共に、売上分の硬貨及び紙幣は硬貨回収庫及び紙幣回収庫に収納する入金機能、入金及び出金の金額や金種毎の入出金枚数等を記憶部に記憶させて管理し、これらの金額や枚数を集計して、その集計結果を表示部に表示すると共に、伝票に記録して放出する締上げ処理機能を有する装置が提案されており、この装置においては出金や入金の際にその操作を行うレジ担当者等に予め与えられているIDカード(レジカード)の情報を読取って正当性を確認し、また装置からの硬貨や紙幣の回収等のために、硬貨処理機の硬貨回収庫や紙幣処理機の紙幣回収庫等を着脱する際等には、その権限を持つ責任者(例えば店長)のIDカードから情報を読取って正当性を確認するようにしている(例えば、特許文献1参照)。

    特開2005−038062号公報(段落「0027」〜段落「0053」、段落「0075」〜段落「0077」、図1、図4、図5)

    しかしながら、上述した従来の技術においては、以下の問題がある。
    すなわち、この種の現金処理装置では、装置の記憶部に記憶して管理している現金情報と、硬貨処理機の釣銭用硬貨収納庫及び硬貨回収庫や、紙幣処理機の釣銭用紙幣収納庫及び紙幣回収庫の実際の現金保有量とが一致しない状況が発生することがある。
    例えば、硬貨回収庫や紙幣回収庫等が権限のない者により引抜かれた場合や、入金処理時や出金処理時に主制御部と硬貨入金機あるいは紙幣処理機との間に回線障害が発生したとき、あるいは出金処理時に紙幣収納庫から繰出した紙幣が重送等によりリジェクトと鑑別された場合がそれに該当する。

    このような状況が発生した場合、装置に異常が発生したものとして責任者等に通知し、これにより責任者等は各金庫つまり釣銭用硬貨収納庫や硬貨回収庫および釣銭用紙幣収納庫、紙幣回収庫内の現金の精査を行い、これらの金庫内の有高を確定させるようにしているが、有高の精査に緊急性を要さない紙幣リジェクトの発生時の場合も、一律に精査を行っているため、精査の間、責任者等は装置から離れられず、業務に支障をきたすという問題がある。

    本発明は、このような問題を解決することを課題とする。

    そのため本発明は、釣銭用硬貨収納庫及び硬貨回収庫を有する硬貨処理機と、釣銭用硬貨収納庫及び紙幣回収庫を有する紙幣処理機とを備え、レジスタで釣銭として使用する硬貨及び紙幣を前記釣銭用硬貨収納庫及び釣銭用紙幣収納庫から繰出して出金し、レジスタから回収して入金した硬貨及び紙幣を前記釣銭用硬貨収納庫及び釣銭用紙幣硬貨収納庫と硬貨回収庫及び紙幣回収庫に振り分けて収納する現金処理装置において、運用中の前記各収納庫及び回収庫の保全状況、入金及び出金処理中の装置内の通信状況、出金処理中に紙幣の処理状況から前記各収納庫及び回収庫内の紙幣の枚数を計数により確定する有高の精査が必要な状況が発生したかどうかを確認し、有高の精査が必要な状況が発生した場合は、有高の精査が緊急性を要するか否かを判断して、その判断結果に基づく緊急性の要否の情報と有高の精査が必要な旨の通知を表示及び警報により知らせることを特徴とする。

    このようにした本発明は、有高の精査が必要な状況が発生した場合は、有高の精査が緊急性を要するか否かを判断して、その判断結果に基づく緊急性の要否の情報と有高の精査が必要な旨の通知を表示および警報により知らせるため、知らせを受けた責任者等は精査を直ちに行う必要があるかどうかを容易に判断することができ、緊急を要する場合のみ精査を行うことができ、責任者の業務への支障が生じる事態を軽減できるという効果が得られる。

    以下、図面を参照して本発明による現金処理装置の実施例を説明する。

    図1は実施例の構成を示すブロック図である。
    図において1は硬貨の入出金処理を行う硬貨処理機、2は紙幣の入出金処理を行う紙幣処理機であり、この両処理機については後で詳しく説明する。
    3はLCD等による表示部で、各種の処理操作の案内、現金処理のための入画面や入力された情報、及び金種別の入出金金額や入出金の合計金額等を表示する。

    4はレジスタの現金を入出金するレジ担当者や売上の締めを行う店長及び管理者等が操作するキーボードあるいは表示部3上に配置されたタッチパネル等の操作部で、入金処理や出金処理、締上げ処理、回収処理等を行うことを指示(入力)するためのキーや金額等を入力するためのテンキー等を備えている。
    5はカードリーダ(カード読取部)で、当該現金処理装置の利用者であるレジ担当者や店長等が使用するIDカードの情報を読取る機能を有している。

    6は伝票記録部(プリンタ)で、硬貨処理機1や紙幣処理機2で行われた入金処理や出金処理の金額、金種別枚数等を伝票に記録(印字)して出力するものである。
    7は記憶部で、この記憶部7には後述する主制御部が実行する制御プログラムが格納されている他、有高カウンタが設けられていて、この有高カウンタに釣銭用硬貨収納庫、硬貨回収庫、釣銭用紙幣収納庫、及び紙幣回収庫内に収納されている金種毎の硬貨及び紙幣の枚数が各収納庫別及び各回収庫別に記憶されている。

    8は記憶部7に格納された制御プログラムに基づいて現金処理装置全体の制御を行う主制御部で、硬貨処理機1及び紙幣処理機2で入出金処理が行われる毎にこの主制御部8により記憶部7の有高カウンタの枚数が更新されるものとなっている。
    また、この主制御部8は、特に本実施例では、カードリーダ5が管理カード、店舗カード、レジカードから読取る利用者区分情報に基づいて取扱い可能な処理を特定し、それに基づいて処理の制御等を行うと共に、店舗毎及びレジスタ毎に設定された出金・両替の設定区分情報に基づいて出金の制限や両替の制限を行うものとなっている。

    次に硬貨処理機1及び紙幣処理機2について説明する。
    硬貨処理機1は、レジスタから回収した硬貨を一括して受け入れる硬貨入金口11と、この硬貨入金口11に受け入れた硬貨を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、硬貨の金種等を鑑別すると共に鑑別した硬貨を金種毎に計数する硬貨鑑別部12と、この硬貨鑑別部12で鑑別計数された硬貨を一時保留する硬貨一時保留部13と、レジスタ用の釣銭準備金として使用する硬貨を金種別に収納する複数の釣銭用硬貨収納庫14、入金硬貨を金種別に収納する硬貨回収庫15と、釣銭用の硬貨を出金するための硬貨出金庫16と、硬貨リジェクト口17と、硬貨処理機1からの釣銭用硬貨収納庫及び14硬貨回収庫15の着脱を個別に確認するためのセンサと、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて硬貨処理機1全体の動作制御を行う制御部18を有している。

    ここで硬貨一時保留部13、釣銭用硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、及び硬貨出金庫16は金種毎に分けて硬貨を集積、収納できるように内部が区切られている。
    また、硬貨入金口11と硬貨鑑別部12との間には分離部により分離された硬貨を搬送する搬送ベルト等による搬送路が設けられ、釣銭用硬貨収納庫14と硬貨回収庫15及び硬貨出金庫16との間には、釣銭用硬貨収納庫14から排出される硬貨を硬貨回収庫15と硬貨出金庫16のいずれかに導く振分け手段と、通過する硬貨を金種毎に計数する計数手段が設けられている。

    また、前記各釣銭用硬貨収納庫14に対しては、収納する硬貨の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された硬貨を収納するようになっている。
    この釣銭用硬貨収納庫14にも硬貨を搬送路に繰出す繰出し手段が設けられている。
    硬貨回収庫15は必要に応じて交換されるものであるが、本実施例の硬貨回収庫15には記憶部(識別情報保有部)15aが設けられていて、この記憶部15aには硬貨回収庫15を識別するためのID番号等の固有の識別情報が記憶され、制御部18または主制御部8がこの識別情報を認識して硬貨回収庫15を特定するものとなっている。

    一方、紙幣処理機2は、入金処理時にレジスタから回収した紙幣を一括して受け入れると共に出金処理時に釣銭としての紙幣を排出する紙幣入出金口21と、この紙幣入出金口21に受け入れた紙幣を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、紙幣の金種等を鑑別すると共に鑑別した紙幣を金種毎に計数する紙幣鑑別部22と、この紙幣鑑別部22で鑑別計数された紙幣を集積して一時保留する紙幣一時保留部23と、レジスタ用の釣銭準備金として使用する特定金種(例えば、五千円、千円)の紙幣を金種別に収納する釣銭用紙幣収納庫24と、入金紙幣を金種別に収納する紙幣回収庫25と、紙幣リジェクト庫26と、これらの間で紙幣を搬送ベルト等で挟持して搬送する搬送路と、紙幣処理機2からの釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25の着脱を個別に確認するためのセンサと、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて紙幣処理機2全体の動作制御を行う制御部27を備えている。

    尚、紙幣一時保留部23には紙幣を繰出す繰出し手段が設けられている。
    前記各釣銭用紙幣収納庫24に対しては、収納する紙幣の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された紙幣を収納するようになっている。
    この釣銭用紙幣収納庫24にも紙幣の集積手段が紙幣を搬送路に繰出す繰出し手段と共に設けられている。

    また、紙幣回収庫25は必要に応じて交換されるものであるが、各紙幣回収庫25には、ニアフルやフルを検知するセンサが設けられており、これらのセンサにより紙幣の有無や、満杯状態を確認できるようになっている。
    更に、紙幣回収庫25には、硬貨回収庫15と同様に記憶部(識別情報保有部)25aが設けられていて、この記憶部25aに紙幣回収庫25を識別するためのID番号等の固有の識別情報が記憶され、制御部18または後述する主制御部がこの識別情報を認識して紙幣回収庫25を特定するものとなっている。

    尚、硬貨処理機1の制御部18及び紙幣処理機2の制御部28は主制御部8の指示により硬貨処理機1及び紙幣処理機2を動作させるものとなっている。
    上述した構成の作用について説明する。
    尚、以下に説明する各部の動作は、前記のように記憶部7等に格納された制御プログラムに基づいて主制御部8や制御部18、27により制御されるものとする。

    まず、レジ担当者がレジスタに釣銭を補充する現金を出金させる場合の出金処理について説明する。
    図2はその出金処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
    レジ担当者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、レジNo. を読取る(S1)。

    また、レジ担当者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S2)。
    主制御部8はレジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S3)、レジ担当者に選択させる。

    ここでレジ担当者が操作部4を操作して「出金」を選択すると、主制御部8は「出金」の選択を受付け(S4)、表示部3に出金金額入力画面を表示する。
    この画面を見てレジ担当者が操作部4を操作して、出金金額(硬貨及び紙幣の金種毎の枚数)を入力すると、主制御部8はその入力金額を受付けて(S5)、その出金金額と記憶部7の有高カウンタに記憶されている硬貨処理機1の釣銭用硬貨収納庫14及び紙幣処理機2の釣銭用紙幣収納24内の現金(金種別の枚数)を比較し、出金の可否を判断する(S6)。

    釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納24内の現金の不足により出金不可と判断した場合、その旨のメッセージ画面を表示部3に表示して終了する。
    出金可能な場合は、硬貨処理機1の釣銭用硬貨収納庫14及び紙幣処理機2の釣銭用紙幣収納24から該当金種の硬貨及び紙幣が繰出され、硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22で鑑別、計数され、硬貨出金庫16や紙幣入出金口21に出金される(S7)。

    出金が終了すると主制御部8は今回出金した金種毎の硬貨及び紙幣の枚数を記憶部7の有高カウンタに記憶された金種別の硬貨及び紙幣の枚数から減算して更新し(S8)、更に伝票記録部6で処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行する(S9)。
    尚、有高カウンタの更新は伝票発行後に行うようにしてもよい。
    次に、レジ担当者がレジスタから回収した現金を入金させる場合の入金処理について説明する。

    図3はその入金処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
    レジ担当者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、レジNo. を読取る(S11)。

    また、レジ担当者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S12)。
    主制御部8はレジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S13)、レジ担当者に選択させる。

    ここでレジ担当者が操作部4を操作して「入金」を選択すると、主制御部8は「入金」の選択を受付ける(S14)。
    そして、硬貨処理機1及び紙幣処理機2は主制御部8の指示により硬貨入金口11及び紙幣入出金口21に設けられているシャッタをそれぞれ開放して、レジ担当者がレジスタから回収してきた現金である硬貨及び紙幣を受入れ、硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22で鑑別、計数して硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留する(S15)。

    受入れたすべての硬貨及び紙幣を計数して一時保留すると、主制御部8は金種毎の枚数及び金額、全金種の合計額を計数結果として表示部3に表示し、レジ担当者に金額を確認させて収納の可否(OK/NG)を入力させる(S16)。
    NGの場合、一時保留した硬貨は硬貨リジェクト口17から、紙幣は紙幣入出金口21からレジ担当者に返却する(S17)。

    OKの場合、一時保留した硬貨及び紙幣の内、売上金の分を硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25に収納し、釣銭の分は釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に収納する。
    硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25への収納が終了すると、主制御部8は今回の処理結果として今回入金した金種毎の硬貨及び紙幣の枚数を記憶部7の有高カウンタに記憶された金種別の硬貨及び紙幣の枚数に加算して更新し(S18)、更に伝票記録部6で処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行する(S19)。

    尚、有高カウンタの更新は伝票発行後に行うようにしてもよい。
    その後、主制御部8は硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25がフル(満杯)か否かを確認し(S20)、満杯の場合はその旨を表示部に表示したり、警報ランプを点灯して報知する(S21)。
    尚、硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25が満杯か否かの確認は、メニュー画面表示の際や、入金選択の受付時等に行ってもよい。

    ところで上述した出金処理時や入金処理時において、硬貨処理機1で搬送中の硬貨にジャムが生じた場合や、紙幣処理機2で搬送中の紙幣にジャムが生じた場合、そのジャム硬貨やジャム紙幣を除去することが必要となる。
    このジャム硬貨やジャム紙幣の除去に当たっては、レジ担当者や保守員等が金処理装置の前扉を鍵で開き、所定のユニットを引き出して搬送路等を開放するが、前扉を鍵で開くことで硬貨処理機1の釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、紙幣処理機2の各釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25を引抜くことが可能となる。

    そのため、ジャム紙幣の除去を行ったレジ担当者や保守員等の作業者が釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25を引抜いた場合、その内部の硬貨や、紙幣が抜取られることもあり得るので、これら釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25内の紙幣の有高は保障できなくなる。

    この場合、釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25が引抜かれたことが、図示しないセンサにより個別に検知され、制御部27からその旨の情報が主制御部8に通知されるが、このとき主制御部8は責任者のIDカードから情報を読取って正当性を確認していない場合、つまり責任者のIDカードが挿入されていないは、権限のない人員が釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25を引抜いたものと認識し、精査を必要とする状況が発生したものと判断する。

    また、出金処理時や入金処理時において、主制御部8と硬貨処理機1の制御部18あるいは紙幣処理機2の制御部27との間で回線障害が発生した場合、主制御部8は硬貨処理機1や紙幣処理機2で処理が正常に行われたかどうかが判断できないため、この場合も釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25内の紙幣の有高は保障できなくなり、そのため、主制御部8は精査を必要とする状況が発生したものと判断する。

    更に、紙幣の出金処理時に紙幣鑑別22等で重走等が検知され、リジェクトと判断された場合、その紙幣は紙幣リジェクト庫17に搬送されて収納されるが、この場合リジェクト紙幣は何枚重なっているかが判らないため、つまり釣銭用紙幣収納庫24から何枚繰出されたかが判らないため、釣銭用紙幣収納庫24内の収納紙幣の収納枚数は正確には把握できなくなり、そのため主制御部8はこの場合も精査を必要とする状況が発生したものと判断する。

    このように本実施例では、運用中の釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25の保全状況、入金及び出金処理中の装置内の通信状況、出金処理中に紙幣の処理状況から釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25内の紙幣の枚数を計数により確定する有高の精査が必要か必要な状況が発生したかどうかを確認する。

    つまり、権限のない人員が釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25を引抜いた場合、入出金処理時に制御部8と硬貨処理機1の制御部18あるいは紙幣処理機2の制御部27との間で回線障害が発生した場合、及び出金処理時にリジェクト紙幣が紙幣リジェクト庫17に搬送されて収納された場合、主制御部8は精査を必要とする状況が発生したものと判断するが、これに加えて主制御部8は精査が緊急性を要する否かを判断する。

    この場合、精査が緊急性を要すると判断するのは、権限のない人員が釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25を引抜いた場合と、制御部8と硬貨処理機1の制御部18あるいは紙幣処理機2の制御部27との間で回線障害が発生した場合とし、出金処理時にリジェクト紙幣が紙幣リジェクト庫17に搬送されて収納された場合は、精査に緊急性を要さないものとする。

    これは、権限のない人員が釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25を引抜かれた場合、前記のように内部の硬貨や、紙幣が抜取られることもあり得ることから、引き続いて装置を運用するには釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25内の硬貨および紙幣の有り高を確定する必要があるからである。

    また、入出金処理時に制御部8と硬貨処理機1の制御部18あるいは紙幣処理機2の制御部27との間で回線障害が発生した場合は、釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25にどの金種が硬貨や紙幣が何枚収納されたか、釣銭用硬貨収納庫14や釣銭用紙幣収納庫24からどの金種が硬貨や紙幣が何枚繰出されたかが判らず、そのため、その後行われる出金処理や締上げ処理に支障を生じるからである。

    これに対して、出金処理時にリジェクト紙幣が紙幣リジェクト庫17に搬送されて収納された場合、その枚数が少ないこと、及びリジェクト紙幣は紙幣処理機2内に留まっていること、その後引き続いて装置を運用する上で支障を生じないことにより、緊急に精査する必要はないものとする。
    主制御部8は、精査を必要とする状況が発生し、その精査が緊急性を要すると判断した場合、表示部3に精査が必要である旨のメッセージと、緊急性を要することを示す情報、及び発生日時を表示し、図示しないブザーや音声により異常事態の発生を責任者に通知する。

    また、精査を必要とする状況が発生したが、その精査は緊急性を要さないと判断した場合、表示部3に精査が必要である旨のメッセージと、緊急性を要さないことを示す情報、及び発生日時を表示し、図示しないブザーや音声により異常事態の発生を責任者に通知する。
    この場合の精査の緊急性を要する情報としては、例えば記号のアスタリスク「*」を表示し、緊急性を要さない情報としては、例えばリジェクトであることを示す「R」を表示する。

    通知を受けた責任者は、表示部3に表示された精査が必要である旨のメッセージと、緊急性の要・不要を示す情報を見て精査を行うかどうかを判断し、精査を行う場合、自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入する。
    これによりカードリーダ5がIDカードから利用者の区分を読取り、そして責任者がカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力すると、主制御部8はレジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードを照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、責任者が操作可能な「締上げ」、「精査」、「有高照会」を選択するメニュー画面を表示部3に表示して選択させる。

    ここで責任者が「精査」を選択すると、主制御部8はその選択を受付け、現在の有高として記憶部7に記憶されている釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25の硬貨及び紙幣の金種毎の枚数と、その枚数が不確定であることを示す情報を伝票記録部6に送信して伝票に記録させ、精査前伝票として責任者に発行する。

    図4はこの時の精査前伝票の例を示す図で、処理日時、責任者のID番号、釣銭用硬貨収納庫14と釣銭用紙幣収納庫24内の金種別枚数、及び硬貨回収庫15と紙幣回収庫25内の金種別枚数が記録され、そして枚数が不確定な金種に対してアスタリスク「*」が付けられる。
    ここで、釣銭用硬貨収納庫14と釣銭用紙幣収納庫24内の金種別枚数は出金可能な釣銭準備金として示され、硬貨回収庫15と紙幣回収庫25内の金種別枚数は売上として示されている。

    アスタリスクが付けられた金種は精査が必要な金種であり、例えば主制御部8と硬貨処理機1の制御部18あるいは紙幣処理機2の制御部27との間で回線障害が発生した場合、全金種が精査の対象となるが、釣銭用硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、各釣銭用紙幣収納庫24、紙幣回収庫25が引抜かれた場合は、その引抜かれた収納庫や回収庫に収納された金種のみが精査の対照となる。

    責任者はこの精査前伝票の内容を確認することで精査が必要な収納庫や回収庫あるいは金種を判断することができるので、それに基づいて精査を行う。
    この場合、精査対象が釣銭用紙幣収納庫24内の金種であれば、この釣銭用紙幣収納庫24から紙幣を繰出して紙幣鑑別部22で鑑別、計数を行って紙幣一時貯留部13に一時保留し、同様の手順ですべての紙幣の金種及び枚数を確定した後、紙幣を紙幣一時貯留部13から釣銭用紙幣収納庫24に戻すようにする。

    また、精査対象が釣銭硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、及び紙幣回収庫25内の金種であれば、これらの収納庫や回収庫を装置から取外して、内部の硬貨や紙幣を取出し、取出した硬貨や紙幣を硬貨入金口11や紙幣入出金口21に投入して、硬貨鑑別部12や紙幣鑑別部22で鑑別、計数を行った後、釣銭硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、及び紙幣回収庫25内に硬貨や紙幣を戻すことで金種及び枚数を確定する。

    一方、異常発生の通知を受けた責任者が、表示部3に表示された内容から精査の緊急性のないという理由で、精査を行わなかった場合は、後で責任者による「有高照会」や、レジ担当者による硬貨及び紙幣の「補充」を行う場合、これら「有高照会」、「補充」が選択されたとき、主制御部8は前記と同様に記憶部7に記憶されている釣銭用硬貨収納庫14及び硬貨回収庫15や、釣銭用紙幣収納庫24及び紙幣回収庫25杯の硬貨及び紙幣の金種毎の枚数と、その枚数が不確定であることを示す情報を伝票記録部6に送信して伝票に記録させ、精査前伝票として責任者に発行する。

    図5はこのときの伝票例を示す図で、有高照会の場合を示している。
    この伝票には処理日時、責任者のID番号、及び釣銭用硬貨収納庫14と釣銭用紙幣収納庫24内の金種別枚数、金種別のリジェクト回数が記録され、そして枚数が不確定な金種に対してリジェクトを示す「R」が付けられる。
    ここでも、釣銭用硬貨収納庫14と釣銭用紙幣収納庫24内の金種別枚数は出金可能な釣銭準備金として示される。

    責任者等はこの精査前伝票の内容を確認することで精査が必要な収納庫や回収庫あるいは金種を判断することができるので、それに基づいて精査を行う。
    以上説明した実施例によれば、運用中の各収納庫14、24及び回収庫15、25の保全状況、入金及び出金処理中の装置内の通信状況、出金処理中の紙幣の処理状況から前記各収納庫14、24及び回収庫15、25内の紙幣の枚数を計数により確定する有高の精査が必要な状況が発生したかどうかを確認し、有高の精査が必要な状況が発生した場合は、有高の精査が緊急性を要するか否かを判断して、その判断結果に基づく緊急性の要否の情報と有高の精査が必要な旨の通知を表示部3に表示すると共に警報により知らせるため、知らせを受けた責任者等は表示部3に表示内容を見て精査を直ちに行う必要があるかどうかを容易に判断することができ、緊急を要する場合のみ精査を行うことができ、責任者の業務への支障が生じる事態を軽減できるという効果が得られる。

    実施例を示す現金処理装置のブロック図

    出金処理の手順を示すフローチャート

    入金処理の手順を示すフローチャート

    精査前伝票の例を示す図

    有高照会時の伝票の例を示す図

    符号の説明

    1 硬貨処理機 2 紙幣処理機 3 表示部 4 操作部 5 カードリーダ 6 伝票記録部 7 記憶部 8 主制御部 11 硬貨入金口 12 硬貨鑑別部 13 硬貨一時保留部 14 釣銭用硬貨収納庫 15 硬貨回収庫 15a 記憶部 16 硬貨出金庫 17 硬貨リジェクト口 18 制御部 21 紙幣入出金口 22 紙幣鑑別部 23 紙幣一時保留部 24 釣銭用紙幣収納庫 25 紙幣回収庫 25a 記憶部 26 紙幣リジェクト庫 27 制御部

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