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Fund management method and system

阅读:728发布:2020-06-21

专利汇可以提供Fund management method and system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To perform fund management most suitably by utilizing a zero balance service of two or more banks to perform pooling, zero balance and netting for the whole group companies. SOLUTION: Netting processing is performed on a group account to pooling account information and group account information transmitted to a manager corporation finance division device 200 from each of bank zero balance service devices 220, according to the in-group inter-corporation credit debt cancel information; and whereas, remittance instruction based on automatically created inter-bank remittance money information is given to each bank to thereby change the pooling account remainder in each bank. COPYRIGHT: (C)2003,JPO,下面是Fund management method and system专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 グループ内企業各々が1以上の銀行口座を複数の銀行に分散所有し、且つ該銀行各々には、グループ内企業各々の銀行口座残高を常にゼロにしてグループ内企業各々と幹事企業との間の貸借残高を示すグループ口座に変更するとともに、幹事企業のプーリング口座に資金を集中させる銀行システムとしての銀行ゼロバランスサービス装置が採用されているといった条件下に、
    上記銀行ゼロバランスサービス装置各々からインターネットを介し幹事企業財務部装置に送信されるプーリング口座情報およびグループ口座情報は共通画面上に銀行別に表示されつつ、別途得られているグループ内企業間債権債務相殺情報に基づいて、グループ内企業各々が指定するグループ口座上でネッティング処理が行われた上、
    該ネッティング処理の結果は、インターネットにより上記銀行ゼロバランスサービス装置各々を介しグループ内企業各々に配信される一方、別途得られている指示に従って、プーリング口座各々における残高を変更するための、最小送金回数となる銀行間送金金額情報が自動的に作成された上、該銀行間送金金額情報に基づく送金指示が銀行各々に対し行われることによって、銀行各々におけるプーリング口座残高が変更されるようにした資金管理方法。 【請求項2】 上記ネッティング処理はグループ内企業間で取引された債権債務を資金の移動を伴うことなく決済するためのものとされ、幹事企業が管理している別システムでグループ内企業間債権債務相殺情報が生成された上、上記幹事企業財務部装置に送信されることによって、ネッティング処理が行われるようにした請求項1記載の資金管理方法。 【請求項3】 上記銀行間送金金額情報は、銀行各々の金利を含む条件によって決定される、幹事企業財務部からのデータ指定、配分比率、または指定金額に基づき、
    作成されるようにした請求項1、または2に記載の資金管理方法。 【請求項4】 それぞれが1以上の銀行口座を複数の銀行に分散所有するグループ内企業と、該グループ内企業各々の銀行口座残高を常にゼロにしてグループ内企業各々と幹事企業との間の貸借残高を示すグループ口座に変更するとともに、幹事企業のプーリング口座に資金を集中させる銀行システムとしての銀行ゼロバランスサービス装置が採用されている銀行各々と、上記銀行ゼロバランスサービス装置各々からインターネットを介し送信されるプーリング口座情報およびグループ口座情報を共通画面上に銀行別に表示しつつ、別途得られているグループ内企業間債権債務相殺情報に基づいて、グループ内企業各々が指定するグループ口座上でネッティング処理を行った上、該ネッティング処理の結果を、インターネットにより上記銀行ゼロバランスサービス装置各々を介しグループ内企業各々に配信する一方、別途得られている指示に従って、プーリング口座各々における残高を変更するための、最小送金回数となる銀行間送金金額情報を自動的に作成した上、該銀行間送金金額情報に基づく送金指示を銀行各々に対し行う幹事企業財務部装置とからなる資金管理システム。 【請求項5】 上記ネッティング処理はグループ内企業間で取引された債権債務を資金の移動を伴うことなく決済するためのものとされ、幹事企業が管理している別システムでグループ内企業間債権債務相殺情報が生成された上、上記幹事企業財務部装置に送信されることによって、ネッティング処理が行われる一方、上記銀行間送金金額情報は、銀行各々の金利を含む条件によって決定される、幹事企業財務部からのデータ指定、配分比率、または指定金額に基づき、作成されるようにした請求項4
    記載の資金管理システム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、1以上の銀行口座を複数の銀行に分散所有するグループ内企業間において、幹事企業への資金集中(プーリング・ゼロバランス)と、グループ内企業間取引決済(ネッティング)
    と、銀行各々における幹事企業のプーリング口座残高変更とが行われることによって、グループ内企業の資金が効率的、且つ有利に一括管理されるようにした資金管理方法とそのシステムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】これまでに、グループ内業間の資金効率を改善させることを目的とするものとしては、特開20
    00−29970号公報(従来例1)に開示されたものが知られている。 これに開示されたシステムによる場合、グループ内企業それぞれが銀行借入、または預金をせず、グループ内企業全体で資金を集中させ、相互に資金の貸し借りが行われるものとなっている。 【0003】一方、特開平11−154194号公報(従来例2)に開示されたシステムによる場合には、グループに属する複数企業の資金財務情報を統合管理(支払代行、グループ内企業間決済、余資ないし不足資金自動運用額予測、グループ内売掛金自動決済)し、第3者売掛金消し込み制度の向上が実現されるようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来例1、2の何れでも、グループ内での資金効率を改善させることを目的として、グループ内企業全体で資金を集中させ、相互に資金の貸し借りが行われるものとなっている。 例えば従来例1では、幹事企業(複数あるグループ内企業のうち、何れか1つの特定グループ内企業)の口座にそれ以外のグループ内企業の口座残高を振り替え、もしも、幹事企業の口座が赤残となる場合には、金融機関から融資を受けるようになっている。 【0005】一方、従来例2では、グループ内企業の入出金処理を行う集中預金口座と、各企業の資金財務情報を管理するデータベースファイル中の仮想預金口座とがあり、グループ内企業の支払代行、グループ内企業間決済、グループ内売掛金自動決済等が行われるものとなっている。 【0006】しかしながら、これら従来例1,2による場合、システムを提供する1つの銀行のプーリング口座に資金を集中させることが必要であり、複数の銀行各々から提供されているシステム、即ち、複数のシステムを採用することは不可となっているのが実情である。 【0007】ところで、日本の企業一般においては、企業各々は複数の銀行に銀行口座を分散所有しているのが普通とされ、もしも、特定の1つの銀行にシステムと銀行口座が限定されるとすれば、企業にとって銀行間での条件比較が不可とされ、これがために、有利な銀行を積極的に選択するといった意識が生まれず、特定の銀行に囲い込まれてしまう虞があったものである。 【0008】本発明の目的は、グループ内企業各々が1
    以上の銀行口座を複数の銀行に分散所有し、且つそれら銀行各々には銀行ゼロバランスサービス装置が採用されているといった条件下に、グループ内企業全体でのプーリング、ゼロバランス、ネッティングを複数銀行のゼロバランスサービスを活用して行うことで、最適に資金管理を行い得る資金管理方法とそのシステムを提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的は、グループ内企業各々が1以上の銀行口座を複数の銀行に分散所有し、且つ該銀行各々には、グループ内企業各々の銀行口座残高を常にゼロにしてグループ内企業各々と幹事企業との間の貸借残高を示すグループ口座に変更するとともに、幹事企業のプーリング口座に資金を集中させる銀行システムとしての銀行ゼロバランスサービス装置が採用されているといった条件下に、上記銀行ゼロバランスサービス装置各々からインターネットを介し幹事企業財務部装置に送信されるプーリング口座情報およびグループ口座情報は共通画面上に銀行別に表示されつつ、別途得られているグループ内企業間債権債務相殺情報に基づいて、グループ内企業各々が指定するグループ口座上でネッティング処理が行われた上、該ネッティング処理の結果は、インターネットにより上記銀行ゼロバランスサービス装置各々を介しグループ内企業各々に配信される一方、別途得られている指示に従って、プーリング口座各々における残高を変更するための、最小送金回数となる銀行間送金金額情報が自動的に作成された上、該銀行間送金金額情報に基づく送金指示が銀行各々に対し行われることによって、銀行各々におけるプーリング口座残高が変更されることで達成される。 【0010】また、システムとしては、それぞれが1以上の銀行口座を複数の銀行に分散所有するグループ内企業と、該グループ内企業各々の銀行口座残高を常にゼロにしてグループ内企業各々と幹事企業との間の貸借残高を示すグループ口座に変更するとともに、幹事企業のプーリング口座に資金を集中させる銀行システムとしての銀行ゼロバランスサービス装置が採用されている銀行各々と、上記銀行ゼロバランスサービス装置各々からインターネットを介し送信されるプーリング口座情報およびグループ口座情報を共通画面上に銀行別に表示しつつ、
    別途得られているグループ内企業間債権債務相殺情報に基づいて、グループ内企業各々が指定するグループ口座上でネッティング処理を行った上、該ネッティング処理の結果を、インターネットにより上記銀行ゼロバランスサービス装置各々を介しグループ内企業各々に配信する一方、別途得られている指示に従って、プーリング口座各々における残高を変更するための、最小送金回数となる銀行間送金金額情報を自動的に作成した上、該銀行間送金金額情報に基づく送金指示を銀行各々に対し行う幹事企業財務部装置とから構成することで達成される。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
    図5により説明するが、それに先立って、本発明の概要を簡単ながら説明すれば、以下のようである。 【0012】即ち、グループ内企業各々は従来通り、1
    以上の銀行口座を複数の銀行に分散所有したまま、それら銀行口座は銀行各々で銀行ゼロバランスサービス装置により所定にサービス処理されるものとなっている。 銀行ゼロバランスサービス(従来からのCMS( C ash M an
    agement S ervice)に相当)装置各々では、グループ内企業各々の銀行口座残高をゼロにし、それに代わって、
    幹事企業とグループ内企業各々との間の貸借残高を示すグループ口座に変更して、幹事企業のプーリング口座(集中口座)に資金を集中させるものとなっている。 【0013】したがって、銀行ゼロバランスサービス装置が採用されている銀行各々には、幹事企業のプーリング口座が1つのみ形成されるものである。 また、それら銀行各々には、その銀行に銀行口座を所有しているグループ内企業の数に応じたグループ口座が形成されているものである。 銀行ゼロバランスサービス装置各々からはプーリング口座残高、グループ口座残高それぞれを示すプーリング口座情報、グループ口座情報がインターネットを介し幹事企業財務部装置に送信された上、一括管理されるが、その際、情報形式が統一されるべく、データコンバータ(データ変換装置)を介し送信されるものとなっている。 データコンバージョン(データ変換)は銀行ゼロバランスサービス装置側か、幹事企業財務部装置側のシステムで行われればよいものである。 【0014】その幹事企業財務部装置では、グループ口座に対してネッティング処理を行い、また、プーリング口座に対しては、最終残高を指示して資金移動モデルを生成の上、資金移動が実施されるものとなっている。 このようにして、幹事企業財務部はゼロバランス、ネッティング、プーリングを複数の銀行の口座上で実現しているものである。 【0015】さて、本発明を具体的に説明すれば、図1
    は本発明の実施形態での概念を示したものである。 本発明による資金管理システムは、図1に示すように、複数の銀行ゼロバランスサービス120を利用したもので、
    これに幹事企業財務部100が連携の上、幹事企業財務部100では、グループ口座のネッティング決済処理1
    50が行われている他、幹事企業財務部100からの銀行別プーリング残高配分指示160に基づき、幹事企業のプーリング口座残高資金移動最適モデル170からは、最小送金回数となる銀行間送金金額情報が自動的に作成されるが、この情報に基づき、銀行各々でのプーリング口座残高変更が行われるものとなっている。 【0016】より具体的に、先ず本発明により実現されるビジネススキームについて概説すれば、以下のようである。 【0017】即ち、図1において、グループ内企業(a1
    〜a10)110各々は1以上の銀行口座を複数の銀行(A銀行〜D銀行)に分散所有しているが、それら銀行(A銀行〜D銀行)各々における銀行ゼロバランスサービス120によって、対象グループ内企業各々の銀行口座から資金を幹事企業のプーリング口座に集中させ、グループ内企業の銀行残高は常にゼロとされているものである。 これによる幹事企業とグループ内企業各々との間の新たな貸借関係は、幹事企業とグループ内企業各々との間の貸借残高を示すグループ口座にて示されるものである。 【0018】銀行ゼロバランスサービス120各々で生成される情報は、幹事企業のプーリング口座情報とグループ内企業のグループ口座情報の2種類である。 プーリング口座は銀行ゼロバランスサービス120の数(本例では、その数として4を想定)と同じ数だけ存在し、また、ある銀行ゼロバランスサービス120でのグループ口座はそこでゼロバランスされるグループ内企業の銀行口座数分だけ存在するものとなっている。 グループ口座の数について、例えばA銀行に例を採れば、図1からして、A銀行でのグループ内企業の銀行口座数は6とされていることから、A銀行ゼロバランスサービスでのグループ口座数は6とされているものである。 【0019】幹事企業財務部100では、幹事企業の別システムからのグループ内企業間債権債務相殺情報(ネッティング情報)140で示されるネット決済金額を使って、グループ口座各々にネット決済金額加減算してネッティング決済処理150が行われ、ネッティングはグループ内企業各々が指定するグループ口座に引き当てるが、資金移動は伴わないものとなっている。 その際、グループ口座に対する金利計算は幹事企業財務部100で行っても、また、銀行のサービスを使ってもよいものである。 【0020】幹事企業財務部100ではまた、幹事企業財務部100からの銀行別プーリング残高配分指示(指定残高、比率、または金額)160に従って、幹事企業の銀行別プーリング口座残高再調整が行われるものとなっている。 幹事企業財務部100からの指定残高と幹事企業の銀行別プーリング口座残高との差額により、最適な送金モデルが計算されることで、最小送金回数となる銀行間送金金額情報が自動的に作成されているものである。 幹事企業財務部100からは、その銀行間送金金額情報に基づき、銀行各々に対する送金指示が行われることによって、銀行別プーリング口座残高の調整が行われているものである。 プーリング口座残高に対する金利計算は各銀行で行えばよいものである。 【0021】幹事企業のプーリング口座残高に適用された銀行金利とグループ内企業に適用されるグループ金利との差が幹事企業財務部100の収入であり、銀行ゼロバランスサービス装置のコストを負担する上での原資とされる。 【0022】図2は、本発明による資金管理システムの一例での全体システム構成を示したものである。 図示のように、グループ(内)企業装置210各々と銀行ゼロバランスサービス装置(CMS)220各々とはインターネットにより任意の組合せを以って通信可とされた上、銀行ゼロバランスサービス装置220各々では、グループ内企業各々の銀行口座残高を幹事企業のプーリング口座に集中させる処理が行われるものとなっている。
    その処理結果としてのプーリング口座情報、グループ口座情報はインターネットを介し幹事企業財務部装置20
    0内の送受信部201に送信されるが、その際、銀行別に情報形式が異なっている場合は、例えば予め銀行ゼロバランスサービス装置220各々に共通情報形式に変換するためのプログラムをデータ変換手段として組込んでおき、データ変換後に送受信部201に送信されるようにすればよいものである。 【0023】以上のようにして、送受信部201を介しプーリング口座情報、グループ口座情報は幹事企業財務部装置200内に取り込まれるが、その後は、実行制御部による全体制御下に、共通画面生成・表示部202にてそれら口座情報は共通画面上に銀行別に表示されているものである。 【0024】ここで、幹事企業財務部装置200内での他の構成要素について簡単ながら説明すれば、グループ口座ネッティング処理部203では、グループ(内)企業間取引ネッティング情報(既述のグループ内企業間債権債務相殺情報140に相当)240が別システムから受信された上、グループ口座残高に加減算されることで、ネッティング処理が行われるものとなっている。 【0025】また、グループ金利入部204には、幹事企業財務部が定めたグループ金利率が入力された上、
    グループ口座グループ金利計算部205にて金利計算が行われるものとなっている。 その計算結果はグループ口座情報としてグループ口座管理部206に送信されるとともに、記憶部209に格納され、更には、送受信部2
    01、銀行ゼロバランスサービス装置220を介しグループ企業装置210にインターネットで送信されるようになっている。 【0026】更に、プーリング口座残高再配分計算部2
    07には、幹事企業財務部の指定するプーリング口座残高が入力された上、これに基づいて資金移動最適モデルが生成されるものとなっている。 生成結果はプーリング口座情報とともに記憶部209に格納されるとともに、
    送受信部201を介し銀行ゼロバランスサービス装置2
    20にインターネットで送信されるようになっている。
    銀行ゼロバランスサービス装置220では、受信されたプーリング口座残高に対して銀行金利計算が行なわれ、
    その計算結果は送受信部201を介しプーリング口座管理部208にインターネットで送信されるものとなっている。 【0027】図3は、本発明に係る処理の一連のフローを示したものである。 これによる場合、銀行ゼロバランスサービス装置320各々では、それぞれ独自の方法でグループ内企業各々の銀行口座をゼロバランスさせ、幹事企業のプーリング口座残高として集中処理を行う(処理321)。 このプーリング口座残高に対しては、銀行の別システムからの設定金利323に基づき、第1次金利計算(最終口座残高は後に調整されるので、ここでは仮の金利計算が行われ、情報の提供のみが行われる)が行われる(処理322)。 次に、共通形式(様式)に変換されたグループ口座情報とプーリング口座情報は、第1次銀行金利情報とともに幹事企業財務部装置300に送信されるものとなっている(処理324)。 ここにいうグループ口座情報とは、あくまでも管理上の口座であって、その口座残高は幹事企業とグループ内企業各々との間の貸借残高を表しているのに対し、プーリング口座は銀行との取引関係を表す実口座とされる。 【0028】幹事企業財務部装置300では、銀行ゼロバランスサービス装置320各々からのグループ口座情報とプーリング口座情報・第1次銀行金利情報が受信されるが(処理331,332)、このうち、グループ口座情報に対してはグループ企業ネッティング情報341
    が加減算されることで、グループ口座残高表が作成される(処理350)。 このネッティング処理後のグループ口座情報の貸借関係は幹事企業財務部との関係であり、
    このため、実際に送金は行われない。 従って、グループ口座金利率は、幹事企業財務部からグループ内設定金利342として指定される。 【0029】ところで、グループ口座に対する金利計算は、幹事企業財務部装置300で行われる場合と、銀行ゼロバランスサービス装置390に委託される場合とがあり、前者の場合は、以下のようである。 【0030】即ち、幹事企業財務部装置300でグループ口座金利情報が計算により生成された上、グループ口座情報・金利計算情報が幹事企業財務部装置300に格納されるが、これら情報はまた、銀行ゼロバランスサービス装置390に格納され、更には、グループ企業装置310に配信されるものとなっている(処理380,3
    81,382,393,396,311)。 【0031】一方、後者の場合には、幹事企業財務部が指定したグループ内設定金利342とグループ口座情報が幹事企業財務部装置300に格納された上、銀行ゼロバランスサービス装置390に送信される(処理38
    0,383)。 その銀行ゼロバランスサービス装置39
    0では、幹事企業財務部装置300からのグループ内設定金利とグループ口座情報を受信の上、グループ口座残高の金利計算が行われ、グループ口座情報・金利情報の格納後、グループ企業装置310に配信されるものとなっている(処理394,395,396,311)。 【0032】さて、銀行ゼロバランスサービス装置32
    0からのプーリング口座情報、第1次銀行金利計算情報が幹事企業財務部装置300で受信された場合(処理3
    31)、幹事企業財務部で指定した金額、または比率(銀行口座配分情)にて、プーリング口座配分最適モデルが生成された上、この配分最適モデルに従って送金手続きが銀行に依頼される(処理360,370)。 送金処理後のプーリング口座情報は、銀行ゼロバランスサービス装置390で格納されており、これを基に銀行で第2次金利計算が行われた上、プーリング口座残高と第2
    次銀行金利計算結果が幹事企業財務部装置300に送信される(処理391,392)。 幹事企業財務部装置3
    00では、プーリング口座残高と第2次銀行金利計算結果が受信・格納されているものである(処理301)。
    第2次銀行金利計算結果がプーリング口座の最終金利なわけである。 【0033】図4(A)〜(E)は、本発明に係る各種共通画面の表示例を示したものである。 先ず図4(A)
    としての共通画面事例430は、銀行ゼロバランスサービス装置220(図2を参照のこと)各々から幹事企業財務部装置200(図2を参照のこと)に送信された、
    グループ口座情報およびプーリング口座情報の共通画面例を示したものである。 図中、410はグループ内企業
    a1〜a10を、420は銀行名A〜D BANKをそれぞれ示す。 また、画面数値はグループ内貸借を示すグループ口座残高であり、(-)は借入金である。 431は合計欄P
    ooling Balanceとされ、これが幹事企業の銀行別プーリング口座残高を示す。 【0034】また、図4(B)としてのネッティング情報画面440は、幹事企業の別システムから受信の上、
    画面表示されたネッティング決済情報例を示したものである。 本例では、例えばグループ内企業a1はネッティング決済をA BANKのグループ口座上で行い、また、グループ内企業a2はそれをC BANKのグループ口座上で行っていることが判る。 合計欄Total(441)は幹事企業の銀行別プーリング口座を示しており、銀行毎に残高が異なるので、送金による調整が必要であるが、プーリング口座残高の再配分で調整を纏めて行うので、ここで資金移動は行われない。 【0035】図4(C)としてのグループ口座残高と金利画面450は、ネッティング処理後のグループ口座残高と社内金利計算結果を示した画面事例である。 金利は図4(E)に示すグループ金利率(社内金利)441を使用し、銀行金利率423よりも有利なレートに設定している。 合計欄Total(N)451は幹事企業の銀行別プーリング口座残高を示しているが、金利情報はグループ企業の金利合計額を表示している。 プーリング口座の銀行金利情報は、次の幹事企業画面470で纏めて表示されている。 【0036】図4(D)としての幹事企業画面470
    は、幹事企業のプーリング口座残高の再配分と銀行金利計算を示した画面事例である。 Final Balance(A)欄471は、幹事企業が指定した銀行別プーリング口座残高である。 Transfer472は、ネッティング前の幹事企業の銀行別プーリング口座残高431とFinal Balance
    (A)471の差額であって、銀行間で資金移動を行う金額である。 Final Balance(A)471は、配分比率473で指定されてもよい。 Final Balance(A)47
    1には、銀行金利423が適用され、金利計算結果を銀行別に金利interest391として表示する。 HQ Profit
    (A)-(N)は、Final Balance interest391からTotal
    (N)451interestを引いた金額で、幹事会社の利益を表している。 【0037】図5は、幹事企業のプーリング口座の再配分最適計算モデル事例570を示したものである。 Bala
    nce531で各銀行ゼロバランスサービス(CMS)
    装置220(図2を参照のこと)からプーリング口座(集中口座)残高が表示される。 Final Balance、またはBalance Ratio571で幹事企業財務部装置20
    0(図2を参照のこと)が指定する最終プーリング口座残高を確定する。 Transfer572は、−で計算され、送金額が大きい(数値の小さい)順にソーティングする。 (A)from10(丸数字表示)は、A銀行の送金額をB、C、D銀行に配分する(5721)。 B銀行はTransfer1
    0(丸数字表示)がマイナスで送金だから配分ゼロで、C
    へ8、Dへ9を送金する(5721)。 次に、(B)from13
    (丸数字表示)は、B銀行の送金額41をC、D銀行に配分する(5722)。 C銀行は5721の処理で充足されているので、配分ゼロ、D銀行へ41を配分する(5722)。 次に、
    (C)from16(丸数字表示)では、各銀行とも指定残高を満たしているので配分せず、一連の処理が完了する(5723)。 【0038】因みに、以上の説明では、インターネットによりデータが送受信されているが、これに限定されることなく、専用線等によりデータ送受信を行うことも可となっている。 しかしながら、専用線による場合には、
    システム構成に変更に容易に対処し得なく、現状では、
    インターネットによるのが望ましいものとなっている。 【0039】 【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜3による場合は、グループ内企業各々が1以上の銀行口座を複数の銀行に分散所有し、且つそれら銀行各々には銀行ゼロバランスサービス装置が採用されているといった条件下に、グループ内企業全体でのプーリング、ゼロバランス、ネッティングを複数銀行のゼロバランスサービスを活用して行うことで、最適に資金管理を行い得る資金管理方法が得られ、また、請求項4,5による場合は、
    そのような方法が実施され得る資金管理システムが得られるものとなっている。

    【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態での概念を示す図である。 【図2】本発明による資金管理システムの一例での全体システム構成を示す図である。 【図3】本発明に係る処理の一連のフローを示す図である。 【図4】(A)〜(E)は、それぞれ本発明に係る各種共通画面の表示例を示す図である。 【図5】本発明に係る幹事企業のプーリング口座の再配分最適計算モデル事例を示す図である。 【符号の説明】 200…幹事企業財務部装置、220…銀行ゼロバランスサービス装置(CMS)、210…グループ(内)企業装置。

    フロントページの続き (72)発明者 池田 ちはる 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所ビジネスソリューション事 業部内

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