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Cash processor

阅读:171发布:2023-01-26

专利汇可以提供Cash processor专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a means preventing erroneous input of a person in charge in money reception/payment of cash by a slip using a cash processor, and improving operating efficiency of the cash processor. SOLUTION: A window terminal 1 has: a money reception port 11 of a bill reception/payment part 9; a reject port 15; an identification part 13 having an identification means of denomination or the like, and a distinction means distinguishing between a bill and the slip; and a recognition part 14 having a character recognition means reading a character recorded in the slip and recognizing it as character data. The slip put in the money reception port 11 is distinguished as the slip by the distinction means of the identification part 13, the character of the distinguished slip is recognized as the character data by the character recognition means and thereafter is discharged to the reject port 15, and a transaction is performed on the basis of the recognized character data. COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT,下面是Cash processor专利的具体信息内容。

  • 現金の投入口と、
    現金の排出口と、
    紙幣と伝票とを判別する判別手段と、
    伝票に記載された文字を読取って文字データとして認識する文字認識手段とを備え、
    前記投入口に投入された伝票を、前記判別手段で伝票と判別し、該判別された伝票の文字を前記文字認識手段で文字データとして認識した後に、前記排出口へ排出すると共に、前記認識した文字データを基に取引を行うことを特徴とする現金処理装置。
  • 請求項1において、
    紙幣に対する各種の識別を行う識別手段および前記判別手段を有する識別部と、
    前記文字認識手段を有する認識部とを設けたことを特徴とする現金処理装置。
  • 請求項1において、
    紙幣に対する各種の識別を行う識別手段を有する識別部と、
    前記判別手段および前記文字認識手段を有する認識部とを設け、
    前記識別部の識別手段で識別不能と識別された伝票を、前記認識部の判別手段で伝票と判別することを特徴とする現金処理装置。
  • 請求項1において、
    紙幣に対する各種の識別を行う識別手段および前記判別手段および前記文字認識手段を有する識別部を設けたことを特徴とする現金処理装置。
  • 請求項1ないし請求項4のいずれか一項において、
    前記投入口が、紙幣の入金口であることを特徴とする現金処理装置。
  • 請求項1ないし請求項5のいずれか一項において、
    前記排出口が、現金のリジェクト口であることを特徴とする現金処理装置。
  • 請求項1ないし請求項6のいずれか一項において、
    前記取引が入金取引の場合に、前記排出口を現金の出金口としたことを特徴とする現金処理装置。
  • 請求項1ないし請求項7のいずれか一項において、
    前記取引が入金取引の場合に、前記投入口に、現金と伝票とを同時に投入することを特徴とする現金処理装置。
  • 請求項1ないし請求項8のいずれか一項において、
    届出印の印影画像を認識する印影認識手段を設け、
    前記取引が出金取引の場合に、前記印影認識手段により伝票の印影画像を取得することを特徴とする現金処理装置。
  • 請求項1ないし請求項9のいずれか一項において、
    前記伝票が、紙幣と同等の形状を有することを特徴とする現金処理装置。
  • 说明书全文

    本発明は、金融機関等に設置され、伝票による現金の取引に用いられる窓口端末等の現金処理装置に関する。

    従来の窓口端末においては、伝票による入金取引を行う場合に、顧客が入金金額等を記入した伝票に現金を添えて窓口の担当者に提出すると、担当者は顧客から受取った伝票の記載事項を確認しながらキーボードを用いて入金金額等を入し、これを受付けた窓口端末は、入力された入金金額等をホストコンピュータに送信して取引許可を受信し、その旨を表示部に表示すると、担当者が顧客から預かった現金を投入口に投入して入金処理を行っている(例えば、特許文献1参照。)。

    特開2000−113073号公報(主に第3頁段落0015−0021、第1図)

    しかしながら、上述した従来の技術においては、担当者は顧客から受取った伝票の記載事項を確認しながらキーボードを用いて入金金額等を入力しているため、読取りの誤りや入力の誤りによる誤入力が生ずると、入金金額等の入力操作を再度行う必要があり、担当者の負担が増大するという問題がある。
    また、正常に入力操作が行われたとしても、入力操作が完了するまでの間は、窓口端末による処理動作を開始することができず、窓口端末の稼動効率が低下するという問題がある。

    本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、現金処理装置を用いた伝票による現金の入出金における担当者の誤入力を防止すると共に、現金処理装置の稼動効率を向上させる手段を提供することを目的とする。

    本発明は、上記課題を解決するために、現金処理装置が、現金の投入口と、現金の排出口と、紙幣と伝票とを判別する判別手段と、伝票に記載された文字を読取って文字データとして認識する文字認識手段とを備え、前記投入口に投入された伝票を、前記判別手段で伝票と判別し、該判別された伝票の文字を前記文字認識手段で文字データとして認識した後に、前記排出口へ排出すると共に、前記認識した文字データを基に取引を行うことを特徴とする。

    このように、本発明は、現金処理装置の担当者は伝票の読取りおよび入金金額や出金金額等の入力操作を行う必要がなくなり、担当者の誤入力を防止することができると共に、入金金額や出金金額等の入力操作を待たずに現金処理装置による処理動作を開始することができ、現金処理装置の稼動効率を向上させることができるという効果が得られる。

    以下に、図面を参照して本発明による現金処理装置の実施例について説明する。

    図1は実施例1の窓口端末を示すブロック図、図2は実施例1の紙幣入出金部を示すブロック図である。
    図1において、1は現金処理装置としての窓口端末であり、銀行等の金融機関や郵政公社等(金融機関等という。)の営業店や郵便局等の店舗の応対窓口に設置され、応対窓口の担当者が操作して伝票による現金(紙幣および硬貨をいう。)の取引を行うために用いられる。

    2は金融機関等のセンタに設置された上位装置としてのホストコンピュータであり、店舗に設置されている窓口端末1と専用回線や電話回線等の通信回線3を介して接続しており、顧客の口座の店番号や口座番号等の口座情報や口座残高、届出印の印影等の顧客情報を保有して顧客の口座を管理する。
    4は窓口端末1の主制御部であり、通信回線3を介してホストコンピュータ2と接続しており、窓口端末1内の各部を制御して取引処理等を実行すると共にデータ通信等も制御する。

    5は記憶部であり、主制御部4が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび主制御部4による処理結果等が格納される。
    6は表示部であり、CRTやLCD等の表示画面を備えており、担当者が行う各種の取引業務の業務選択画面等を表示する機能を有している。
    7は入力部であり、キーボードやマウス等を備えており、担当者が取引業務の選択入力や各種の指示入力等を行うために使用する。

    8は通帳・伝票プリンタであり、挿入された顧客の通帳に取引内容等を印刷する機能を有すると共に、伝票に取引結果の認証印字を行う機能等を有している。
    9は紙幣入出金部であり、後述する投入口としての入金口11によって顧客が投入した紙幣を受入れ、これを識別および計数して収納し、顧客に支払う紙幣を計数して出金口12から排出して担当者に引渡す機能等を有している。

    10は硬貨入出金部であり、顧客が投入した硬貨を受入れ、これを識別および計数して収納し、顧客に支払う硬貨を計数して担当者に引渡す機能等を有している。
    本実施例の紙幣入出金部9は、図2に示すように、投入された紙幣および伝票である媒体を1枚毎に分離して繰出す図示しない分離機構を有する入金口11、担当者に引渡す出金紙幣を集積する出金口12、紙幣に対する各種の識別を行う識別手段、および紙幣と伝票とを判別する判別手段を備えた識別部13、イメージスキャナ等の画像読取機を有し、伝票に記載された文字の文字データを認識する文字認識手段、および伝票に捺印された印影画像を認識する印影認識手段を備えた認識部14、識別部13の識別手段で偽券や外国紙幣等により識別不能と識別された入金時のリジェクト紙幣や認識部14で読取済みの伝票を集積する排出口としてのリジェクト口15、出金処理のときに識別部13により重送等の搬送異常と識別された出金時のリジェクト紙幣を収納するリジェクト収納部16、入金処理において入金口11に投入された紙幣で、識別部13により真券の正券と識別されリサイクル可能と識別された紙幣を金種別に集積して一時保留する保留部17aを備え、紙幣を1枚毎に分離して繰出すと共に搬送された紙幣を集積する図示しない分離集積機構を有する金種別収納部17、入金処理において入金口11に投入された紙幣で、識別部13により真券の損券と識別されリサイクル不能と識別された紙幣を金種に関わらず集積して一時保留する保留部18aおよび図示しない分離集積機構を備え、窓口端末1へ着脱可能に装着されたカセット18、並びに前記の各部の間を接続して紙幣を搬送する搬送路19等により構成されている。

    本実施例の搬送路19は、ベルト対もしくはローラ対またはベルトとローラの組合せで紙幣の表裏両面を挟持して搬送する搬送路であり、各部を接続するために複数(本実施例では、搬送路19a〜19g)設けられている。
    また、搬送路19の各分岐部には、図示しない切替ブレード等により紙幣の搬送方向を切替える切替機構が設けられている。

    搬送路19aは、入金口11と識別部13とを接続するように設けられている。
    搬送路19bは、識別部13内を通過して識別部13と各金種別収納部17およびカセット18とを接続するように設けられている。
    搬送路19cは、搬送路19bの識別部13と金種別収納部17との間に設けられた一の分岐部から分岐して出金口12に接続するように設けられている。

    搬送路19dは、搬送路19bの識別部13と金種別収納部17との間に設けられた他の分岐部から分岐し、認識部14を通過して搬送路19cの途中に設けられた一の分岐部に接続するように設けられている。
    搬送路19eは、搬送路19cの一の分岐部と出金口12との間に設けられた他の分岐部から分岐してリジェクト収納部16に接続するように設けられている。

    搬送路19fは、搬送路19bの金種別収納部17とカセット18との間に設けられた一の分岐部と、搬送路19aの途中に設けられた分岐部とを接続するように設けられている。
    搬送路19gは、搬送路19bの金種別収納部17とカセット18との間の一の分岐部とカセット18との間に設けられた他の分岐部から分岐してリジェクト口15に接続するように設けられている。

    本実施例の硬貨入出金部10は、図示は省略するが、紙幣入出金部9の認識部14以外の部位が同様に設けられており、硬貨の入金口、出金口、識別部、リジェクト口、リジェクト収納部、および保留部を備えた金種別収納部やカセットを硬貨を搬送する搬送路で接続して構成されており、通常の場合と同様の構成である。
    上記の窓口端末1の記憶部5には、担当者との間で入金処理や出金処理等の各種の取引処理を実行するための通常の取引処理プログラムに、伝票による入金取引や出金取引のときに判別手段により伝票を判別し、文字認識手段により伝票に記載された文字を文字データとして認識し、認識した文字データの入金金額や出金金額を基に入金処理や出金処理を実行する機能を有するアプリケーションプログラム、出金取引のときに印影認識手段により伝票の印影の印影画像を取得し、これを基に出金取引許可を取得する機能を有するアプリケーションプログラム等が追加された業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部4が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の窓口端末1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。

    また、記憶部5には、伝票の伝票コードの座標位置や印刷色、および必要な記載事項を記入する項目欄の座標位置、つまり判別手段や文字認識手段が認識する伝票コードや金額記入欄、口座情報記入欄等の項目別の座標位置や、印影認識手段が取得する出金伝票における捺印欄の座標位置を記した伝票別項目表が格納されている。
    本実施例の入金取引や出金取引においては、紙幣と同等の形状の伝票、つまり短手方向の幅および厚さが紙幣と同等で、長手方向の長さが特定の紙幣、例えば千円紙幣と同等である用紙に、伝票コードや取引に必要な記載項目の記入欄や届出印の捺印欄等がそれぞれの印刷色で印刷された入金伝票や出金伝票等の伝票が用いられる。

    本実施例の識別手段は、搬送された紙幣や伝票である媒体の画像を取得してその大きさや模様および特定の部位に印刷された磁気情報により紙幣の真偽や正損、金種等を識別すると共に、透過光により重送や斜行等の搬送状態を識別し、その識別結果を主制御部4へ送出する機能を有している。
    また、判別手段は搬送された紙幣や伝票である媒体の媒体画像を取得し、記憶部5の伝票別項目表を参照してその媒体画像の印刷色や特定の部位に印刷された伝票コードにより紙幣と伝票とを判別し、その判別結果を主制御部4へ送出する機能を有している。

    更に、文字認識手段は、搬送された伝票の伝票画像を取得し、記憶部5の伝票別項目表を参照してその伝票に記載された項目別の文字の文字画像を読取り、読取った文字画像をOCR(Optical Character Recognition)処理等により文字データとして認識し、その認識結果を主制御部4へ送出する機能を有している。
    更に、印影認識手段は、搬送された伝票の伝票画像を取得し、記憶部5の伝票別項目表を参照し伝票画像の捺印欄に捺印された印影画像を認識し、その印影画像を主制御部4へ送出する機能を有している。

    以下に、Sで示すステップに従って本実施例の入金取引処理について説明する。
    金融機関等の店舗の係員が、始業時等に窓口端末1へ電源を投入すると、窓口端末1の記憶部5に格納されている業務処理実行プログラムが自動的に起動される。
    ステップS1、業務処理実行プログラムが起動すると、窓口端末1の主制御部4は、表示部6の画面に担当者が行う入金取引、出金取引等の各種の取引業務の業務種別等を表示した業務選択画面を表示して待機する。

    一方、顧客は入金取引を行うために、顧客の口座の店番、口座番号等の口座情報や入金金額等を記載した入金伝票、入金する現金および通帳を応対窓口の担当者に提出する。
    以下の説明においては、担当者が現金として紙幣のみを預かった場合を例に説明する。
    なお、硬貨を含む現金を預かった場合の硬貨入出金部10における作動は、通常の場合と同様である。

    ステップS2、入金伝票、入金する紙幣をおよび通帳を預かった担当者は、預かった通帳を通帳・伝票プリンタ8に挿入すると共に、預かった紙幣に入金伝票を重ねて、紙幣入出金部9の入金口11に投入し、入力部7により業務選択画面の業務種別から「入金取引」の選択操作を行う。
    この場合に、入金伝票は預かった紙幣の最上位に重ねるようにしてもよく、最下位に、またはこれらの中間部に重ねるようにしてもよい。

    ステップS3、担当者の選択した業務種別を入金取引と認識した主制御部4は、入金口11に投入された伝票および紙幣である媒体を1枚毎に繰出し、搬送路19aにより識別部13へ搬送する。
    ステップS4、媒体を識別部13へ搬送した主制御部4は、識別部13の識別手段により媒体を識別すると共に判別手段により媒体の種別を判別し、その媒体が、紙幣の真券かつ正券の場合は、図3に一点差線で示す搬送経路、つまり搬送路19bにより識別した金種に該当する金種別収納部17の保留部17aに搬送して集積する。

    識別および判別された媒体が、紙幣の真券かつ損券の場合は、搬送路19bにより識別した金種に関われずカセット18の保留部18aに搬送して集積する。
    識別手段で識別不能と識別され、判別手段で伝票以外の媒体と判別された媒体、つまり通常の入金時のリジェクト紙幣は、搬送路19bおよびそこから分岐した搬送路19gによりリジェクト口15に搬送して集積する。

    識別手段で識別不能と識別され、判別手段で伝票と判別された媒体、つまり伝票は、搬送路19bおよびそこから分岐した搬送路19dにより認識部14に搬送され、文字認識手段で文字データを認識した後に、搬送路19d、19c、19b、19g、つまり図3に破線で示す搬送経路により、リジェクト口15に搬送して集積する。
    このとき、識別部13の識別手段、判別手段、および認識部14の文字認識手段からは、それぞれの識別結果、判別結果、認識結果が主制御部4へ送出され、主制御部4はこれらの結果を基に搬送経路や集積場所を決定する。

    ステップS5、入金口11に投入された全ての紙幣や伝票の金種別収納部17の保留部17a等への集積を終えた主制御部4は、認識部14の文字認識手段から受取った認識結果に含まれる伝票から読取った口座情報を記憶部5に保存すると共に、識別手段から受取った識別結果を基に、保留部17a、18aに集積した紙幣の金種毎の枚数と合計金額を算出し、この金種毎の枚数および合計金額と認識結果に含まれる伝票から読取った入金金額とを表示部6の画面に表示する。

    ステップS6、担当者は表示部6の画面に表示された内容を確認し、算出された合計金額と伝票から読取った入金金額とが一致しているときは、入力部7により入金金額の確定操作を行う。
    これを認識した主制御部4は、各保留部17a、18aに一時保留した紙幣をそれぞれの金種別収納部17やカセット18に収納すると共に、記憶部5に保存した口座情報を読出し、これに確定された入金金額を添付した入金取引の取引電文を作成し、通信回線3を介してホストコンピュータ2へ送信する。

    取引電文を受信したホストコンピュータ2は、取引電文に含まれる口座情報を基に顧客情報を検索して該当する顧客情報を特定し、特定した顧客情報の口座残高に確定された入金金額を加えて口座残高を更新すると共に、口座の更新が終了した旨を電文にして取引終了電文を作成し、これを送信元の窓口端末1へ通信回線3を介して送信する。
    取引終了電文を受信した窓口端末1の主制御部4は、取引内容等を基に印刷データを生成し、これを通帳・伝票プリンタ8へ送って通帳に記帳して排出し、担当者が通帳を受取ったことを確認して入金取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って業務選択画面を表示して待機する。

    また、担当者は、記帳済みの通帳を顧客に手渡して応対窓口における入金取引を終了する。
    ステップS7、一方、担当者は、算出された合計金額と伝票から読取った入金金額とが不一致のときは、顧客にその旨を問い合わせ、顧客が算出された合計金額を承認したときは、入力部7により入金金額の確定操作を行い、主制御部4はステップS6と同様の作動を行う。 この場合に入金時のリジェクト紙幣がある場合には、担当者はその入金時のリジェクト紙幣を顧客に返却する。

    また、顧客が算出された合計金額を承認しなかったときは、担当者は入力部7により投入された紙幣の返却操作を行う。
    これを認識した主制御部4は、各保留部17a、18aに一時保留されている紙幣をそれぞれの保留部17a、18aから搬送路19bへ繰出し、搬送路19b、19cにより出金口12へ搬送して集積すると共に、通帳・伝票プリンタ8から通帳を排出し、担当者が通帳や返却紙幣、入金時のリジェクト紙幣を受取ったことを確認して入金取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って業務選択画面を表示して待機する。

    また、担当者は、通帳および返却紙幣等を顧客に手渡して応対窓口における入金取引を終了する。
    このようにして本実施例の入金取引処理が行われる。
    なお、上記ステップS4において、伝票は、識別部13を経由して図3に破線で示す搬送経路によりリジェクト口15に搬送するとして説明したが、識別部13で文字データを認識した後に、搬送路19d、19cにより排出口としての出金口12に搬送して集積するようにしてもよい。

    このようにすれば、出金口12に伝票のみを集積することができ、入金時のリジェクト紙幣との混在を回避して担当者の負担を軽減することができると共に、搬送路19cと搬送路19bとの分岐部から搬送路19bに合流する伝票と、搬送路19bにより搬送される紙幣との搬送タイミングを調整することなく円滑に伝票の搬送を行うことができる。
    以下に、SAで示すステップに従って本実施例の出金取引処理について説明する。

    ステップSA1、業務処理実行プログラムが起動すると、窓口端末1の主制御部4は、上記ステップS1と同様にして、表示部6の画面に業務選択画面を表示して待機する。
    一方、顧客は出金取引を行うために、顧客の口座情報や出金金額等を記載し、届出印の捺印欄に捺印した出金伝票、および通帳を応対窓口の担当者に提出する。
    以下の説明においては、現金として紙幣のみを出金する場合を例に説明する。

    なお、硬貨を含む現金を出金する場合の硬貨入出金部10における作動は、通常の場合と同様である。
    ステップSA2、出金伝票および通帳を預かった担当者は、預かった通帳を通帳・伝票プリンタ8に挿入すると共に、預かった出金伝票を、紙幣入出金部9の入金口11に投入し、入力部7により業務選択画面の業務種別から「出金取引」の選択操作を行う。

    ステップSA3、担当者の選択した業務種別を出金取引と認識した主制御部4は、入金口11に投入された伝票を繰出し、搬送路19aにより識別部13へ搬送する。
    ステップSA4、伝票を識別部13へ搬送した主制御部4は、識別部13の識別手段により伝票を識別不能と識別すると共に判別手段により伝票であることを判別し、その伝票を搬送路19bおよびそこから分岐した搬送路19dにより認識部14に搬送し、その伝票から文字認識手段で文字データを認識し、印影認識手段で届出印の捺印欄の印影画像を認識した後に、搬送路19d、19c、19b、19g、つまり図4に破線で示す搬送経路によりリジェクト口15に搬送して集積する。

    このとき、認識部13の文字認識手段からは文字データの認識結果が、印影認識手段からは認識した印影画像が、主制御部4へ送出され、主制御部4はこの認識結果に含まれる伝票から読取った口座情報および出金金額、並びに受取った印影画像を記憶部5に保存すると共に、認識した出金金額を表示部6の画面に表示する。
    ステップSA5、担当者は表示部6の画面に表示された出金金額を、出金伝票に記載された出金金額により確認し、これらが一致しているときは入力部7により出金金額の確定操作を行う。

    表示された出金金額と出金伝票に記載された出金金額とが不一致のときは、入力部7により出金伝票に記載された出金金額を入力し、出金金額の確定操作を行う。
    出金金額が入力されたことにより伝票から読取った出金金額が不一致であったことを認識した主制御部4は、記憶部5に保存されている出金金額を入力された出金金額に書替えてステップSA6へ移行する。

    ステップSA6、出金金額が確定されたことを認識した主制御部4は、記憶部5に保存した口座情報および印影画像を読出し、これに確定された出金金額を添付した出金取引の取引電文を作成し、通信回線3を介してホストコンピュータ2へ送信する。
    取引電文を受信したホストコンピュータ2は、取引電文に含まれる口座情報を基に顧客情報を検索して該当する顧客情報を特定し、特定した顧客情報の届出印の印影と取引電文の印影画像との一致を確認して顧客を認証し、特定した口座情報の口座残高から確定された出金金額を減じて口座残高を更新すると共に、出金取引許可の旨を電文にして取引許可電文を作成し、これを送信元の窓口端末1へ通信回線3を介して送信する。

    ステップSA7、取引許可電文を受信した主制御部4は、出金が許可されたことを認識し、確定された出金金額に相当する紙幣を各金種別収納部17から搬送路19bへ繰出し、搬送路19b、19fにより識別部13へ搬送してその金種や搬送状態を識別し、搬送異常と識別された出金時のリジェクト紙幣は、搬送路19b、19c、19eによりリジェクト収納部16へ搬送して集積する。

    正常搬送と識別された紙幣は、搬送路19b、19c、つまり図4に一点差線で示す搬送経路により出金口12へ搬送して集積する。
    この場合にリジェクト紙幣が存在することにより出金紙幣が不足する場合は、その不足分の紙幣を該当する金種別収納部17から繰出し、前記と同様にして出金口12へ搬送して集積する。

    ステップSA8、確定された出金金額に相当する紙幣を出金口12に集積した主制御部4は、識別手段から送出された金種等の識別結果を基に、出金口12に集積した紙幣の金種毎の枚数と合計金額を算出し、この金種毎の枚数および合計金額と確定された出金金額とを表示部6の画面に表示すると共に、取引内容等を基に印刷データを生成し、これを通帳・伝票プリンタ8へ送って通帳に記帳して排出し、担当者が出金紙幣および通帳を受取ったことを確認して出金取引処理を終了させ、ステップSA1へ戻って業務選択画面を表示して待機する。

    また、担当者は、記帳済みの通帳および出金紙幣を顧客に手渡して応対窓口における出金取引を終了する。
    このようにして本実施例の出金取引処理が行われる。
    以上説明したように、本実施例では、紙幣入出金部の入金口に投入された伝票を、判別手段で伝票と判別し、この判別された伝票の文字を文字認識手段で読取ってリジェクト口へ排出すると共に、認識した文字データの入金金額や出金金額を基に伝票による入金取引や出金取引を行うようにしたことによって、窓口端末の担当者は伝票の読取りおよび入金金額や出金金額等の入力操作を行う必要がなくなり、担当者の誤入力を防止することができ、担当者の負担を軽減することができると共に、入金金額や出金金額等の入力操作を待たずに窓口端末による処理動作を開始することができ、窓口端末の稼動効率を向上させることができる。

    また、入金取引の場合に、文字データ等を認識した伝票を、紙幣の出金口へ排出するようにしたことによって、出金口には伝票のみを集積することができ、入金時のリジェクト紙幣との混在を回避して担当者の負担を軽減することができる。
    更に、入金取引の場合に、紙幣の入金口に、紙幣と伝票とを同時に投入するようにしたことによって、入金取引における窓口端末による処理動作を即座に開始することができ、窓口端末の稼動効率を更に向上させることができる。

    図5は実施例2の紙幣入出金部を示す説明図である。
    なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
    本実施例の識別部23は、上記実施例1と同様の識別手段を備えている。
    また、認識部24は、上記実施例1と同様の文字認識手段および印影認識手段に加えて、実施例1において識別部13が備えていたのと同様の判別手段を備えており、搬送路19bの金種別収納部17とカセット18との間の他の分岐部と、リジェクト口15とを接続する搬送路19gの途中に設けられている。

    本実施例の窓口端末1の記憶部5には、上記実施例1と同様の業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部4が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の窓口端末1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
    また、記憶部5には、上記実施例1と同様の伝票別項目表が格納されている。
    以下に、SCで示すステップに従って本実施例の入金取引処理について説明する。

    本実施例の入金取引処理におけるステップSC1〜SC3の作動は、上記実施例1のステップS1〜S3の作動と同様であるので、その説明を省略する。
    ステップSC4、媒体を識別部23へ搬送した主制御部4は、識別部23の識別手段により媒体を識別し、その媒体が、紙幣の真券かつ正券の場合または真券かつ損券の場合は、上記実施例1のステップS4と同様にして、金種別収納部17の保留部17aまたはカセット18の保留部18aに搬送して集積する。

    識別手段で識別不能と識別され媒体、つまり通常の入金時のリジェクト紙幣および伝票は、搬送路19bおよびそこから分岐した搬送路19gにより認識部24へ搬送する。
    このとき、識別部23の識別手段からは、その識別結果が主制御部4へ送出され、主制御部4はこれらの結果を基に搬送経路や集積場所を決定する。
    ステップSC5、媒体を認識部24へ搬送した主制御部4は、認識部24の判別手段により媒体の種別を判別し、伝票以外の媒体と判別された媒体、つまり通常の入金時のリジェクト紙幣は、搬送路19gによりリジェクト口15に搬送して集積する。

    判別手段で伝票と判別された媒体、つまり伝票は、文字認識手段で文字データを認識した後に、搬送路19gによりリジェクト口15に搬送して集積する。
    このとき、認識部24の判別手段、文字認識手段からは、それぞれ判別結果、認識結果が、主制御部4へ送出され、主制御部4はこれらの結果を基に搬送経路や集積場所を決定する。

    ステップSC6、入金口11に投入された全ての紙幣や伝票の金種別収納部17の保留部17a等への集積を終えた主制御部4は、上記実施例1のステップS5と同様にして、認識部24の文字認識手段から受取った伝票の口座情報を記憶部5に保存すると共に、識別部23の識別手段から受取った識別結果を基に集積した紙幣の金種毎の枚数および合計金額と伝票から読取った入金金額とを表示部6の画面に表示する。

    その後のステップSC7、SC8の作動は、上記実施例1のステップS6、S7の作動と同様であるので、その説明を省略する。
    このようにして本実施例の入金取引処理が行われる。
    以下に、SDで示すステップに従って本実施例の出金取引処理について説明する。
    本実施例の出金取引処理におけるステップSD1〜SD3の作動は、上記実施例1のステップSA1〜SA3の作動と同様であるので、その説明を省略する。

    ステップSD4、伝票を識別部23へ搬送した主制御部4は、識別部23の識別手段により伝票を識別不能と識別し、その伝票を搬送路19bおよびそこから分岐した搬送路19dにより認識部24に搬送し、その判別手段により伝票であることを判別し、その伝票から文字認識手段で文字データを認識し、印影認識手段で届出印の捺印欄の印影画像を認識した後に、搬送路19gによりリジェクト口15に搬送して集積する。

    このとき、認識部24の文字認識手段からは文字データの認識結果が、印影認識手段からは認識した印影画像が、主制御部4へ送出され、主制御部4はこの認識結果に含まれる伝票から読取った口座情報および出金金額、並びに受取った印影画像を記憶部5に保存すると共に、認識した出金金額を表示部6の画面に表示する。
    その後のステップSD5〜SD8の作動は、上記実施例1のステップSA5〜SA8の作動と同様であるので、その説明を省略する。

    このようにして本実施例の出金取引処理が行われる。
    以上説明したように、本実施例では、認識部に判別手段を設けたことによって、上記実施例1と同様の効果に加えて、識別部を通常の紙幣入出金部の識別部とすることができ、本実施例を実施するための紙幣入出金部への移行を早期に実現することができる。

    図6は実施例3の紙幣入出金部を示す説明図である。
    なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
    本実施例の識別部33は、上記実施例1と同様の識別手段および判別手段に加えて、実施例1において認識部14が備えて文字認識手段および印影認識手段を備えており、上記実施例1と同様に搬送路19bの搬送路19a側の端部に設けられている。

    本実施例の窓口端末1の記憶部5には、上記実施例1と同様の業務処理実行プログラムが予め格納されており、主制御部4が実行する業務処理実行プログラムのステップにより本実施例の窓口端末1のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
    また、記憶部5には、上記実施例1と同様の伝票別項目表が格納されている。
    以下に、SEで示すステップに従って本実施例の入金取引処理について説明する。

    本実施例の入金取引処理におけるステップSE1〜SE3の作動は、上記実施例1のステップS1〜S3の作動と同様であるので、その説明を省略する。
    ステップSE4、媒体を識別部33へ搬送した主制御部4は、識別部33の識別手段により媒体を識別すると共に判別手段により媒体の種別を判別し、その媒体が、紙幣の真券かつ正券の場合または真券かつ損券の場合は、上記実施例1のステップS4と同様にして、金種別収納部17の保留部17aまたはカセット18の保留部18aに搬送して集積する。

    識別手段で識別不能と識別され、判別手段で伝票以外の媒体と判別された媒体、つまり通常の入金時のリジェクト紙幣は、上記実施例1のステップS4と同様にして、リジェクト口15に搬送して集積する。
    識別手段で識別不能と識別され、判別手段で伝票と判別された媒体、つまり伝票は、識別部33の文字認識手段で文字データを認識した後に、搬送路19bおよびそこから分岐した搬送路19gによりリジェクト口15に搬送して集積する。

    このとき、識別部33の識別手段、判別手段、文字認識手段からは、それぞれ識別結果、判別結果、認識結果が、主制御部4へ送出され、主制御部4はこれらの結果を基に搬送経路や集積場所を決定する。
    ステップSE5、入金口11に投入された全ての紙幣や伝票の金種別収納部17の保留部17a等への集積を終えた主制御部4は、上記実施例1のステップS5と同様にして、識別部33の文字認識手段から受取った伝票の口座情報を記憶部5に保存すると共に、識別手段から受取った識別結果を基に集積した紙幣の金種毎の枚数および合計金額と伝票から読取った入金金額とを表示部6の画面に表示する。

    その後のステップSE6、SE7の作動は、上記実施例1のステップS6、S7の作動と同様であるので、その説明を省略する。
    このようにして本実施例の入金取引処理が行われる。
    なお、上記ステップSE4において、伝票は識別部33からリジェクト口15に搬送するとして説明したが、識別部33で文字データを認識した後に、搬送路19d、19cにより排出口としての出金口12に搬送して集積するようにしてもよい。 このようにすれば出金口12に伝票のみを集積することができ、入金時のリジェクト紙幣との混在を回避して担当者の負担を軽減することができる。

    以下に、SFで示すステップに従って本実施例の出金取引処理について説明する。
    本実施例の出金取引処理におけるステップSF1〜SF3の作動は、上記実施例1のステップSA1〜SA3の作動と同様であるので、その説明を省略する。
    ステップSA4、伝票を識別部33へ搬送した主制御部4は、識別部33の識別手段により伝票を識別不能と識別し、判別手段により伝票であることを判別し、その伝票から文字認識手段で文字データを認識し、印影認識手段で届出印の捺印欄の印影画像を認識した後に、搬送路19bおよびそこから分岐した搬送路19gにより、リジェクト口15に搬送して集積する。

    このとき、識別部33の文字認識手段からは文字データの認識結果が、印影認識手段からは認識した印影画像が、主制御部4へ送出され、主制御部4はこの認識結果に含まれる伝票から読取った口座情報および出金金額、並びに受取った印影画像を記憶部5に保存すると共に、認識した出金金額を表示部6の画面に表示する。
    その後のステップSF5〜SF8の作動は、上記実施例1のステップSA5〜SA8の作動と同様であるので、その説明を省略する。

    このようにして本実施例の出金取引処理が行われる。
    以上説明したように、本実施例では、識別部に文字認識手段と画像認識手段とを設けたことによって、上記実施例1と同様の効果に加えて、認識部を別に設ける必要がなくなり、現金処理装置の小型化を図ることができる。
    上記各実施例においては、伝票は、紙幣と同等の形状を有するとして説明したが、紙幣の搬送路による搬送が可能であれば、異なった形状であってもよい。

    また、上記各実施例においては、伝票の投入口は紙幣入出金部の入金口であるとして説明したが、硬貨入出金部の硬貨の入金口を投入口として用いるようにしてもよい。 この場合に、硬貨の投入口には伝票の繰出機構を設け、紙幣入出金部の識別部に接続する伝票の搬送路を設けるとよい。
    更に、上記各実施例においては、現金処理装置は窓口端末であるとして説明したが、現金処理装置は前記に限らず、現金処理装置を金融機関等の店舗に設けた店舗内の現金を一括して管理する現金処理機とし、そこに文字認識手段を設けて本発明を適用すれば、上記と同様の効果を得ることができる。

    実施例1の窓口端末を示すブロック図

    実施例1の紙幣入出金部を示す説明図

    実施例1の紙幣入出金部の入金取引処理の動作を示す説明図

    実施例1の紙幣入出金部の出金取引処理の動作を示す説明図

    実施例2の紙幣入出金部を示す説明図

    実施例3の紙幣入出金部を示す説明図

    符号の説明

    1 窓口端末 2 ホストコンピュータ 4 主制御部 5 記憶部 6 表示部 7 入力部 8 通帳・伝票プリンタ 9 紙幣入出金部 10 硬貨入出金部 11 入金口 12 出金口 13、23、33 識別部 14、24 認識部 15 リジェクト口 16 リジェクト収納部 17 金種別収納部 17a、18a 保留部 18 カセット 19、19a〜19g 搬送路

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