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Metal plate for gasket

阅读:655发布:2020-08-12

专利汇可以提供Metal plate for gasket专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To provide a metal plate for a gasket excellent in workability, sealing property, corrosion resistance and chemical resisting property. CONSTITUTION:A polyethylene resin film reformed by introducing 2wt.%-40wt.% of poly butadien, polyisoprene and ethylene-propylene-diene terpolymer as soft segment is laminated on one or both surfaces of a metal plate through adhesives or heat adhesion to provide a metal plate for a gasket.,下面是Metal plate for gasket专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 2重量パーセント以上で45重量パーセントを越えない量の物質をソフトなセグメントとして導入することにより改質したポリエチレン樹脂フィルムを、金属板の片面あるいは両面に接着剤あるいは熱融着によりラミネートしたガスケット用金属板。
  • 【請求項2】 金属板がめっき鋼板であることを特徴とする請求項1のガスケット用金属板。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、作業性,シール性,耐食性,耐薬品性に優れたガスケット用金属板に関する。

    【0002】

    【従来の技術】金属材料によって、ガスケットを作成する方法は、古くからよく知られており、金,銀,銅,
    鋼,アルミニウム,インジウムなどの金属が使用されてきた。 これらの金属板は現在広く使用されているが、硬度が高いために、十分なシールを得るためには強い巻き締めが必要である。

    【0003】この問題を解決するために、金属板たとえば鋼板上のシールを得たい部分に系あるいは有機系の溶剤によってエマルジョン化したゴムコンパウンドを塗布,乾燥させる方法が考えられた。 これにより、小さな巻き締め力で十分なシールを得ることが可能となったが、塗布したゴムコンパウンドを乾燥させるためには、
    オーブンを用いても数分から数時間の乾燥時間を必要とし、乾燥時の悪臭に加えて、経済性,作業性の面で不利である。 また、同類の提案として、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂,ポリエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂を溶融させ、シール部分にノズルから射出,塗布する方法(特開昭62−152574)がある。 これは、乾燥を必要とせず、経済的であるが、個々に樹脂を塗布する必要があり、作業性が劣る。

    【0004】さらに、ポリプロピレンを予め金属板上にラミネートしたものによりシールを行い容器体を製造する方法(特表昭56−501720)が提案されているが、ポリプロピレンは加工時の衝撃等に弱く、シールを持続できなくなる恐れがある。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点を解消し、すなわち作業性に優れ、シール性,耐食性,耐薬品性に優れたガスケット用金属板を提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】本発明はガスケット用金属板に、シール性,耐食性,耐薬品性を付与する目的で、金属板上に改質したポリエチレン樹脂フィルムをラミネートする。

    【0007】すなわち、2重量パーセント以上で45重量パーセントを越えない量の物質をソフトなセグメントとして導入することによりポリエチレン樹脂フィルムの改質を行い、このフィルムを金属板の片面あるいは両面に接着剤あるいは熱融着によりラミネートしたガスケット用金属板である。

    【0008】以下、本発明を詳細に説明する。

    【0009】本発明において用いられるポリエチレン樹脂とは、汎用の低密度ポリエチレンあるいは中密度ポリエチレンをベースとして、2重量パーセント以上で40
    重量パーセントを越えない量の物質により改質を行ったものである。 ここで物質とは、樹脂中においてソフトなセグメントを構成し得るようなものであり、ポリブタジエン,ポリイソプレン,エチレンプロピレンジエンターポリマー(EPDM)のいずれかあるいは複数を主成分とする化合物が該当する。 これらの物質により改質を行うことによって、いわゆるハードセグメントのみから構成されるホモポリエチレン樹脂の各所にソフトなセグメントが導入されることとなり、シーリングに適した弾性が得られることになる。

    【0010】改質のために加える物質の量は目的とする用途により異なるが、2重量パーセント未満では十分な改質の効果が得られず、一時的なシールは行えるものの長期的にはストレスクラッキングなどの問題を抱えることとなる。 一方、改質物質量の上限はガスケット金属板の使用される雰囲気によって異なる。 特に、ガスケット金属板が有機溶剤雰囲気において適用される場合、20
    重量パーセントをこえては、改質物質の溶剤中への溶出がおこり好ましくない。 有機溶剤雰囲気に適用しない場合、45重量パーセントまでの改質が可能であるが、改質物質が45重量パーセントを越えては効果が飽和し経済的でない。

    【0011】この改質ポリエチレン樹脂はフィルム状にして供される。 ここでフィルムの厚みは得られるガスケット用金属板のシーリング性能を左右する要因となるが、30から200μmの厚みを有するものが好ましい。 30μm未満ではシーリングに対して十分な保証ができないし、200μmを越えては性能的には満足できるものの経済的でない。

    【0012】このフィルムを金属板の片面あるいは両面にラミネートする。 金属板の種類は用途により選択可能であるが、一般には銅板,アルミニウム板,鋼板,ステンレス板が適している。 一方、金属板の板厚は適用する目的に応じて自由に選択することができるが、製造するガスケットが絞りなどの成型を必要とする場合は、金属板の厚みをフィルムよりも厚くすることにより、しわなどの発生を効果的に抑えることができる。

    【0013】また、金属板として鋼板を用いる場合、耐食性の観点からラミネートを施す面には、スズ,亜鉛,
    クロム,ニッケルをはじめとする各種めっきを予め施すことができる。 いわゆるぶりきやティンフリースチール(TFS)を用いてもよい。 例えばぶりきを用いる場合、その製造方法は特に問われるものではないが、電気めっきによる方法は、スズの目付け量の制御が容易であり、平滑なめっきが可能であるなどの利点を有している。 ラミネート面のスズの目付け量は耐食性の因子以外は経済的因子を除いて特に制限されない。 なお、最表層には、ラミネート時のフィルムとの密着性向上の目的で、クロム酸処理等によりクロム水和酸化物を形成させることができる。

    【0014】フィルムは、熱融着による方法あるいは接着剤による方法によってラミネートされる。 例えば、熱融着法より製造する場合、予め加熱した金属板にフィルムをラミネートすれば効率的である。 金属板の温度は、
    ラミネート時に160〜220℃となるように設定することが好ましい。 160℃未満ではフィルムと金属板の間に十分な接合が得られないし、220℃をこえては経済的でなく、加えてスズなどの低融点金属は溶融する。
    一方、接着剤を用いてラミネートを行う場合、ガスケット適用用途に十分な接着強度が得られるならば、特に接着剤は限定されない。

    【0015】なお、ラミネートを施さない面には、ラミネートの前あるいは後に、耐食性向上などの目的で有機あるいは無機の皮膜を被覆することができる。 たとえば、塗料を塗布したり、亜鉛等のめっきを施すことも可能である。

    【0016】

    【実施例】金属板上に改質したポリエチレンをラミネートした。 表1には、試料作成の条件を示し、表2にはその評価結果を示した。 なお、評価は以下の項目について行い、優を「○」,劣を「△」,不適を「×」の3段階で示した。 シール性:巻き締めシールを有する容器を作成し、2気圧のガスを充填経時後の漏洩を測定し、ガスケットとしてのシール性能を評価 耐衝撃性:デュポン衝撃試験(1/2インチφ,500
    g,50cm,)によるガスケット表面の評価 耐食性:平板部,加工部の塩水噴霧試験(JIS Z2
    371)500時間後の腐食状態を評価 耐ストレスクラック性:4T折り曲げ試験片をノニオン系界面活性剤経時浸漬(50℃,200時間)後のストレスクラックの発生状況を評価 耐酸・耐アルカリ性:上記デュポン衝撃試験後サンプルを10%塩酸および10%水酸化ナトリウム浸漬(35
    ℃,30日間)しフィルムの耐酸・耐アルカリ性を評価 耐溶剤性:上記デュポン衝撃試験後サンプルをアセトンに浸漬(35℃,30日間)し、フィルムの状態を評価

    【0017】表2に示すように本発明によるものは、ポリエチレンの改質を行っているため、シール性,耐衝撃性,耐食性,耐ストレスクラック性,耐酸・耐アルカリ性,耐溶剤性の全ての項目において良好な性質を示した。 一方、比較例のように改質を行っていないホモポリエチレンを用いた場合、容易にストレスクラックが発生し、シール性能を阻害した。 またホモポリプロピレンを用いた場合、衝撃によりフィルムが白化、微細なクラックを生じた。 このため耐食性,耐薬品性の面で劣った。

    【0018】

    【発明の効果】本発明のガスケット用金属板は、シール性,耐食性,耐薬品性に優れ、ガスケット用材料として利用できる。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮地 昭夫 山口県下松市幸町775番地の1

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