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Controller and controlling method for printer

阅读:3发布:2021-09-20

专利汇可以提供Controller and controlling method for printer专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent step-out of a carrier motor or occurrence of carrier stall when a carrier is moved from a home position upon occurrence of an error.
SOLUTION: When carrier is at a home position (S1: YES) when a carrier movement command is received from a personal computer, a CPU makes a decision whether the data of moving speed of the carrier included in the received carrier movement command is the maintenance processing speed (10 ips) or not (S2). The CPU controls a carrier motor driver to separate the carrier from the home position (S3) if it is the maintenance processing speed otherwise controls the carrier motor driver to hold the carrier at the home position (S4).
COPYRIGHT: (C)2002,JPO,下面是Controller and controlling method for printer专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 ホストコンピュータからの制御コマンドの入力により、インクヘッドを備えたキャリアを印字用速度で行方向に沿って往復移動すると共に、用紙を前記行方向に直交方向に所定量ずつ送りつつ、データ格納部に蓄積された前記ホストコンピュータからの印字データに基づく印字を行う印字装置の制御装置において、 前記キャリアがホームポジションにある状態で前記ホストコンピュータから前記制御コマンドとしてキャリア移動コマンドを受信したときに、このキャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記印字用速度よりも低速のメンテナンス処理用速度のデータであるかどうか判断する判断部と、 前記判断部により前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータではないと判断されたときに、前記キャリアを前記ホームポジションに保持すべく制御する制御部とを備えていることを特徴とする印字装置の制御装置。
  • 【請求項2】 前記判断部が、前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータではないと判断したときに、前記制御部は、前記ホストコンピュータに対して印字データの送信の停止を要求することを特徴とする請求項1に記載の印字装置の制御装置。
  • 【請求項3】 前記判断部が、前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータではないと判断したときに、前記制御部は、前記データ格納部に蓄積されている印字データを消去することを特徴とする請求項1または2に記載の印字装置の制御装置。
  • 【請求項4】 前記判断部が、前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータではないと判断したときに、前記制御部により制御されてエラー報知する報知部を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の印字装置の制御装置。
  • 【請求項5】 前記判断部が、前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータであると判断したときに、
    前記制御部は、前記ホームポジションから印字開始位置までのメンテナンス領域をその速度で前記キャリアを移動させるべく制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の印字装置の制御装置。
  • 【請求項6】 ホストコンピュータからの制御コマンドの入力により、インクヘッドを備えたキャリアを印字用速度で行方向に沿って往復移動すると共に、用紙を前記行方向に直交方向に所定量ずつ送りつつ、データ格納部に蓄積された前記ホストコンピュータからの印字データに基づく印字を行う印字装置の制御方法において、 前記キャリアがホームポジションにある状態で前記ホストコンピュータから前記制御コマンドとしてキャリア移動コマンドを受信したときに、このキャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記印字用速度よりも低速のメンテナンス処理用速度のデータであるかどうか判断し、 前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータではないと判断したときには、前記キャリアを前記ホームポジションに保持すべく制御し、 前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータであると判断したときには、前記ホームポジションから印字開始位置までのメンテナンス領域をその速度で前記キャリアを移動させるべく制御することを特徴とする印字装置の制御方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】この発明は、ホストコンピュータからの制御コマンドの入により、インクヘッドを備えたキャリアを印字用速度で行方向に沿って往復移動すると共に、用紙を前記行方向に直交方向に所定量ずつ送りつつ、データ格納部に蓄積された印字データに基づく印字を行う印字装置の制御装置及び制御方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】印字装置であるインクジェットプリンタでは、印字待機中におけるインクヘッドの乾燥を防止するために、通常、ホームポジションでキャリアに設けられたインクヘッドの噴射口を閉塞(キャップ/Cap)
    することが行われる。

    【0003】そして、ホストコンピュータであるパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称する)からの制御コマンドに基づいて印字がスタートすると、インクヘッドを備えたキャリアはホームポジションを離れてインクヘッドのメンテナンス処理、つまりワイパによるインク垂れの除去が行われた後、更にキャリアは印字開始位置まで移動され、印字領域においてステッピングモータから成るキャリアモータによりキャリアが往復移動されると共に、ステッピングモータから成るフィードモータにより用紙が所定量ずつ紙送りされ、所定の印字データに基づく文字、図形等が用紙に印字される。

    【0004】ところで、パソコンから送信される制御コマンドには、キャリアの移動を指示するキャリア移動コマンド、キャリアのメンテナンス処理を指示するメンテナンスコマンド等のプリンタの基本動作に関する固定長の基本コマンドと、パソコンとプリンタとの通信に関する可変長の通信コマンドとが少なくとも含まれる。 また、通信コマンドには、印字データを送信するという内容のスワスデータコマンドが含まれる。

    【0005】更に、キャリア移動コマンドにはキャリアの移動速度及びその移動量のデータが含まれるが、キャリアのメンテナンス処理を行うには、キャリアを移動させるキャリアモータに最も負荷がかかり、大きなトルクを必要とする。 そのため、通常、ホームポジションから印字開始位置までのメンテナンス領域をキャリアが低速で移動するように、キャリア移動コマンドには、印字用速度よりも低速のメンテナンス処理用速度のデータが含まれる。

    【0006】一方、印字時には、印字クオリティに応じた印字用速度でキャリア移動させる必要があることから、上記したメンテナンス処理用速度よりも高速の印字用速度のデータもキャリア移動コマンドに含まれ、特に高精細印字の場合には最高速の印字用速度のデータが含まれる。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば静電気試験(ESD)のように、印字中にリセットがかかると、キャリアはホームポジションに戻り、その他にも印字途中に何らかのエラーが発生すると、キャリアはホームポジションに戻る場合がある。 このような場合に、従来、このように印字途中のエラーによってキャリアがホームポジションに戻り、その後エラーが解除されて印字を再開したときに、ホストコンピュータから受信したデータはそのままデータ格納部にされたままで、そのデータ格納部の印字を中断した時点以降のデータに従って印字再開されることになる。

    【0008】その結果、上記した低速のメンテナンス処理用速度でメンテナンス領域を移動する必要があるにもかかわらず、印字中断時点以降のデータによりメンテナンス処理用速度よりも高速の印字用速度でキャリアがメンテナンス領域を移動してしまい、ステッピングモータから成るキャリアモータの脱調が生じたり、キャリアモータのステップ数から求められるキャリアの位置を見失ういわゆるキャリアストールが生じたり、キャリアの暴走を招くという問題があった。

    【0009】ところで、プリンタにおけるキャリアの停止位置からの駆動制御に関する発明として、例えば特開昭59−114085号公報に記載のものがある。 これは、キャリッジを駆動制御系により停止位置から移動させ、印字開始位置を検出して印字を開始するもので、オーバーラン等で正常な停止位置から外れた場合にも対処できるようにしたものであるが、キャリアの移動速度データに着目した制御を行うものではない。

    【0010】また、実公平3−54923号公報には、
    ホームポジション検出時におけるソフトウェアの無駄時間の削減に関する考案が記載されているが、これもキャリアの移動速度データに着目した制御を行うというものではない。

    【0011】そこで、本発明は、エラー時にキャリアをホームポジションから移動させる際に、キャリアモータ脱調やキャリアストールの発生等を未然に防止できるようにすることを目的とする。

    【0012】

    【課題を解決するための手段】上記した目的を達成するために、本発明にかかる印字装置の制御装置は、ホストコンピュータからの制御コマンドの入力により、インクヘッドを備えたキャリアを印字用速度で行方向に沿って往復移動すると共に、用紙を前記行方向に直交方向に所定量ずつ送りつつ、データ格納部に蓄積された前記ホストコンピュータからの印字データに基づく印字を行う印字装置の制御装置において、前記キャリアがホームポジションにある状態で前記ホストコンピュータから前記制御コマンドとしてキャリア移動コマンドを受信したときに、このキャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記印字用速度よりも低速のメンテナンス処理用速度のデータであるかどうか判断する判断部と、前記判断部により前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータではないと判断されたときに、前記キャリアを前記ホームポジションに保持すべく制御する制御部とを備えていることを特徴としている。

    【0013】このような構成によれば、キャリアがホームポジションにある状態でホストコンピュータからキャリア移動コマンドを受信したときに、そのキャリア移動コマンドに含まれるキャリアの移動速度データがメンテナンス処理用速度のデータでなければ、キャリアがホームポジションから移動することはない。

    【0014】そのため、本来、低速のメンテナンス処理用速度で移動すべきメンテナンス領域を、メンテナンス処理用速度よりも高速の印字用速度でキャリアが移動することはなく、従来のようなキャリアモータ脱調やキャリアストール等の発生が未然に防止される。

    【0015】また、本発明にかかる印字装置の制御装置は、前記判断部が、前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータではないと判断したときに、前記制御部は、前記ホストコンピュータに対して印字データの送信の停止を要求することを特徴としている。

    【0016】このような構成によれば、制御部からホストコンピュータに印字データの送信停止が要求されることから、ホストコンピュータにおいて印字装置側の状況が把握され、メンテナンス処理用速度よりも高速でのキャリアの移動が確実に防止される。

    【0017】また、本発明にかかる印字装置の制御装置は、前記判断部が、前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータではないと判断したときに、前記制御部は、前記データ格納部に蓄積されている印字データを消去することを特徴としている。

    【0018】このような構成によれば、何らかのエラー発生により印字途中でキャリアがホームポジションに戻り、印字再開時にはそれまでの印字データが無視されるため、新たに受信する印字データに基づき正常に印字を再開することができる。

    【0019】また、本発明にかかる印字装置の制御装置は、前記判断部が、前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータではないと判断したときに、前記制御部により制御されてエラー報知する報知部を備えていることを特徴としている。

    【0020】このような構成によれば、キャリアがホームポジションから移動しない原因が故障ではなく、そのような制御状態にある旨がユーザに対して報知されるため、ユーザは印字装置の状況を把握することができる。

    【0021】また、本発明にかかる印字装置の制御装置は、前記判断部が、前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータであると判断したときに、前記制御部は、前記ホームポジションから印字開始位置までのメンテナンス領域をその速度で前記キャリアを移動させるべく制御することを特徴としている。

    【0022】このような構成によれば、キャリアがホームポジションにある状態でホストコンピュータからキャリア移動コマンドを受信したときに、そのキャリア移動コマンドに含まれるキャリアの移動速度データがメンテナンス処理用速度のデータではあれば、キャリアは必ずメンテナンス領域を低速のメンテナンス処理用速度で移動するため、従来のようなキャリアモータ脱調やキャリアストール等の発生が未然に防止される。

    【0023】また、本発明にかかる印字装置の制御方法は、前記キャリアがホームポジションにある状態で前記ホストコンピュータから前記制御コマンドとしてキャリア移動コマンドを受信したときに、このキャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記印字用速度よりも低速のメンテナンス処理用速度のデータであるかどうか判断し、前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータではないと判断したときには、
    前記キャリアを前記ホームポジションに保持すべく制御し、前記キャリア移動コマンドに含まれる前記キャリアの移動速度データが前記メンテナンス処理用速度のデータであると判断したときには、前記ホームポジションから印字開始位置までのメンテナンス領域をその速度で前記キャリアを移動させるべく制御することを特徴としている。

    【0024】このような構成によれば、キャリアがホームポジションにある状態でホストコンピュータからキャリア移動コマンドを受信したときに、そのキャリア移動コマンドに含まれるキャリアの移動速度データがメンテナンス処理用速度のデータではなければ、キャリアがホームポジションから移動することはない。

    【0025】一方、受信したキャリア移動コマンドに含まれるキャリアの移動速度データがメンテナンス処理用速度のデータではあれば、キャリアは必ずメンテナンス領域を低速のメンテナンス処理用速度で移動する。

    【0026】そのため、キャリアが、メンテナンス処理用速度よりも高速の印字用速度でメンテナンス領域を移動することはなく、低速のメンテナンス処理用速度で移動することから、従来のようなキャリアモータ脱調やキャリアストール等の発生が未然に防止される。

    【0027】

    【発明の実施の形態】この発明を印字装置であるインクジェットプリンタに適用した場合の一実施形態について図1ないし図3を参照して説明する。

    【0028】本実施形態におけるインクジェットプリンタは、図1に示すように、ホストコンピュータであるパソコン1からのコマンドデータ及び印字データ(スワスデータ)を蓄積するデータ格納部であるレジスタ2を内蔵したASIC3、制御用のCPU4、キャリアモータを駆動するキャリアモータドライバ5、及び図示しないキャリアを移動させるステッピングモータから成るキャリアモータ6を備えて成る。

    【0029】ASIC3により、パソコン1からのデータが受信されると、受信されたコマンドデータや印字データ(スワスデータ)等のすべてのデータが内蔵のレジスタ2に格納され、格納完了後、ASIC3からCPU
    4に対して割込信号が出力されてCPU4に割り込みがかかり、この割込信号がCPU4により受信されると、
    CPU4により、レジスタ2の格納データが読み込まれる。

    【0030】受信されたデータが、キャリア移動コマンドのデータであれば、停止状態にあるキャリアはそのコマンドに従って移動するが、キャリア移動コマンドにはキャリアの移動速度及び移動量のデータが含まれており、これら移動速度及び移動量のデータに従ってキャリアモータ6を駆動すべくCPU4によりキャリアモータドライバ5が制御される。

    【0031】そして、図2に示すように、キャリア10
    はガイド軸11に沿って行方向に往復移動するが、印字開始前はホームポジションにてインクの乾燥防止のためにキャリア10のノズルが閉塞(キャップ)された状態で待機している。 ここで、パソコン1から上記したキャリア移動コマンドを受信すると、キャリア10はホームポジションを離れて印字開始位置までのメンテナンス領域を移動し、このメンテナンス領域においてインク垂れを防止するためにワイピング手段によるワイピングなどのメンテナンス処理が行われる。 この間、キャリアは低速のメンテナンス処理用速度(例えば、10ips)で移動する。

    【0032】更に、キャリア10が印字開始位置まで移動すると、キャリアはメンテナンス処理用速度よりも高速の印字用速度(例えば、通常印字の場合は15ip
    s、高精細印字の場合は25ips)で印字領域を移動し、用紙(図示せず)に文字や図形等が印字される。

    【0033】ところで、印字途中で何らかのエラーが発生すると、CPU4によりキャリアモータドライバ5が制御され、キャリアモータ6がキャリア10をホームポジションに戻すべく駆動されるが、その後、エラーが解除されると共に、パソコン1からキャリア移動コマンドを受信すると、CPU4により、そのキャリア移動コマンドに含まれるキャリア10の移動速度のデータがメンテナンス処理用速度(10ips)であるかどうか判断される。 このCPUによる判断処理が判断部に相当する。

    【0034】そして、メンテナンス処理用速度(10i
    ps)ではないと判断されると、CPU4によりキャリア10をホームポジションから離れずにそこに保持すべくキャリアモータドライバ5が制御されると共に、パソコン1に対して印字データの送信を停止するように要求が発せられ、ASIC3のレジスタ2に格納されている印字データ(スワスデータ)が消去される。

    【0035】一方、CPU4によりメンテナンス処理用速度(10ips)であると判断されたときには、キャリア10がメンテナンス処理用速度(10ips)でメンテナンス領域を移動すべくCPU4によりキャリアモータドライバ5が制御される。 その後、印字領域では、
    CPU4によりキャリア10は印字速度(15ipsまたは25ips)で移動され、印字データに基づく所定の文字、図形等の印字を行う。 このようなCPU4によるキャリア10の移動制御処理が、制御部に相当する。

    【0036】尚、図1には示されていないが、このようにCPU4によりメンテナンス処理用速度速度(10i
    ps)ではないと判断されたときに、CPU4により制御されてキャリア10がホームポジションにとどまっていることをユーザに報知する報知部が設けられている。
    この報知部として、例えばエラーメッセージを表示する液晶ディスプレイのほか、発光ダイオードを用いるのが望ましい。

    【0037】次に、動作について図3のフローチャートを参照して説明する。 いま、図3に示すように、パソコン1からキャリア移動コマンドを受信すると、CPU4
    によりキャリア10がホームポジションにあるか否かの判定がなされ(S1)この判定結果がYESであれば、
    その受信したキャリア移動コマンドに含まれるキャリア10の移動速度のデータがメンテナンス処理用速度(1
    0ips)であるか否かの判定がなされる(S2)。

    【0038】そして、このステップS2の判定結果がY
    ESであれば、上記したステップS1の判定結果がNO
    の場合と共に、ステップS3に移行し、CPU4によりキャリアモータドライバ5が制御されてキャリア10がホームポジションから離れるべく移動開始され(S
    3)、一方ステップS2の判定結果がNOであれば、C
    PU4によりキャリアモータドライバ5が制御されてキャリア10がホームポジションに保持され(S4)、その後ステップS3の処理を経た後と共に動作は終了する。

    【0039】このように、キャリア10がホームポジションにある状態でパソコン1からキャリア移動コマンドを受信したときに、そのキャリア移動コマンドに含まれるキャリアの移動速度データがメンテナンス処理用速度(10ips)のデータでなければ、キャリア10がホームポジションから移動することはない。

    【0040】一方、受信したキャリア移動コマンドに含まれるキャリア10の移動速度データがメンテナンス処理用速度(10ips)のデータであれば、キャリア1
    0は必ずメンテナンス領域を低速のメンテナンス処理用速度で移動する。

    【0041】従って、上記した実施形態によれば、キャリア10が、メンテナンス処理用速度(10ips)よりも高速の印字用速度(15ipsまたは25ips)
    でメンテナンス領域を移動することはなく、低速のメンテナンス処理用速度(10ips)で移動することから、従来のようなキャリアモータ脱調やキャリアストール等の発生を未然に防止することができる。

    【0042】なお、上記した実施形態では、キャリア1
    0がホームポジションにある状態で受信したキャリア移動コマンドに含まれるキャリア10の移動速度データがメンテナンス処理用速度のデータではないと判断したときに、CPU4からパソコン1に対して印字データの送信停止を要求するようにした場合について説明したが、
    このような要求は必ずしも行う必要はない。

    【0043】また、上記した実施形態では、キャリア1
    0がホームポジションにある状態で受信したキャリア移動コマンドに含まれるキャリア10の移動速度データがメンテナンス処理用速度のデータではないと判断したときに、CPU4によりレジスタ2に蓄積されている印字データを消去するようにした場合について説明したが、
    このような消去処理は特に行わなくても構わない。

    【0044】更に、上記した実施形態では、報知部を設けた場合について説明したが、必ずしも報知部を設けなくてもよい。

    【0045】また、上記した実施形態では、印字装置をインクジェットプリンタとした場合について説明したが、印字装置はインクジェットプリンタに限定されるものではなく、要するにキャリアの移動により印字する装置であれば本発明を適用することが可能であり、上記した実施形態と同等の効果を得ることができる。

    【0046】更に、ホストコンピュータも、上記したようなパソコン1に限定されるものではない。

    【0047】また、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。

    【0048】

    【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明によれば、キャリアがホームポジションにある状態でホストコンピュータからキャリア移動コマンドを受信したときに、そのキャリア移動コマンドに含まれるキャリアの移動速度データがメンテナンス処理用速度のデータでなければ、キャリアがホームポジションから移動することはないため、キャリアがメンテナンス処理用速度よりも高速の印字用速度でメンテナンス領域を移動することはなく、従来のようなキャリアモータ脱調やキャリアストール等の発生を未然に防止することが可能になり、信頼性の向上を図ることができる。

    【0049】また、請求項2に記載の発明によれば、制御部からホストコンピュータに印字データの送信停止が要求されることから、ホストコンピュータにおいて印字装置側の状況が把握され、メンテナンス処理用速度よりも高速でのキャリアの移動が確実に防止することが可能になる。

    【0050】また、請求項3に記載の発明によれば、何らかのエラー発生により印字途中でキャリアがホームポジションに戻り、印字再開時にはそれまでの印字データが無視されるため、新たに受信する印字データに基づき正常に印字を再開することが可能になる。

    【0051】また、請求項4に記載の発明によれば、キャリアがホームポジションから移動しない原因が故障ではなく、そのような制御状態にある旨がユーザに対して報知されるため、ユーザは印字装置の状況を把握することが可能になる。

    【0052】また、請求項5に記載の発明によれば、キャリアがホームポジションにある状態でホストコンピュータからキャリア移動コマンドを受信したときに、そのキャリア移動コマンドに含まれるキャリアの移動速度データがメンテナンス処理用速度のデータではあれば、キャリアは必ずメンテナンス領域を低速のメンテナンス処理用速度で移動するため、従来のようなキャリアモータ脱調やキャリアストール等の発生を未然に防止することが可能になる。

    【0053】また、請求項6に記載の発明によれば、キャリアが、メンテナンス処理用速度よりも高速の印字用速度でメンテナンス領域を移動することはなく、低速のメンテナンス処理用速度で移動することから、従来のようなキャリアモータ脱調やキャリアストール等の発生を未然に防止することが可能になる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】この発明の一実施形態のブロック図である。

    【図2】この発明の一実施形態の動作説明図である。

    【図3】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャートである。

    【符号の説明】

    1 パソコン(ホストコンピュータ) 2 レジスタ(データ格納部) 4 CPU(判断部、制御部) 10 キャリア

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